JPH0578563B2 - - Google Patents

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JPH0578563B2
JPH0578563B2 JP59163936A JP16393684A JPH0578563B2 JP H0578563 B2 JPH0578563 B2 JP H0578563B2 JP 59163936 A JP59163936 A JP 59163936A JP 16393684 A JP16393684 A JP 16393684A JP H0578563 B2 JPH0578563 B2 JP H0578563B2
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JP
Japan
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reaction
polyisoprene
hydrogenation
epoxidation
catalyst
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JP59163936A
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JPS6142504A (ja
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Hideo Takamatsu
Hiroshi Harima
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Kuraray Co Ltd
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Kuraray Co Ltd
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、エポキシ化重合体の製造方法に関す
る。さらに詳しくはポリイソプレンの水素添加物
にエポキシ化剤を反応させてエポキシ化重合体を
製造する方法に関する。
従来の技術 従来より、エポキシ化剤を用いてポリイソプレ
ン中の炭素−炭素二重結合の一部をエポキシ基に
変換し、得られたエポキシ化重合体をラネーニツ
ケル、カーボン担持白金触媒等の不均一系触媒、
またはチーグラー触媒等の均一触媒を用いて水素
添加することは、例えば特開昭56−127641号公報
で知られている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のようにエポキシ化後に水
素添加反応を行なう場合、水素添加反応における
触媒として不均一触媒を用いたときには、エポキ
シ化重合体が触媒表面に吸着され、水素添加の反
応速度が著しく遅く、また反応液から触媒を除去
するのが極めて困難である。また、均一系触媒を
用いたときには、エポキシ化重合体中のエポキシ
基同志が水素添加反応中に反応し、反応系の粘度
が著しく増大するか、ひどい場合にはゲル化して
しまい、水素添加反応は進行しない。
本発明の目的は、ゲル化等の副反応を伴なうこ
となく、ポリイソプレンから高収率でエポキシ化
重合体を製造する方法を提供することにある。
また他の目的は、エポキシ化重合体固有の性質
をそこなうことなく、しかも耐候性および耐熱性
にすぐれたエポキシ化重合体を製造する方法を提
供することにある。
問題点を解決するための手段 本発明によれば、上記目的は、ポリイソプレン
にエポキシ化剤を反応させてエポキシ化重合体を
製造するにあたり、前記ポリイソプレンとして水
素添加率30〜95%のポリイソプレン水素添加物を
用いることによつて達成される。
本発明の製造方法において使用されるポリイソ
プレンの水素添加物は、ポリイソプレンを常法に
より水素添加することによつて得られる。
上記の水素添加する前のポリイソプレン(以
下、未変性ポリイソプレンと記すこともある)
は、5000〜150000の範囲内の分子量を有するのが
望ましい。分子量が小さ過ぎる場合、最終的に得
られるエポキシ化重合体を接着剤、コーテイング
材として使用するとその強度が不充分となる。一
方、分子量ぎ大き過ぎる場合、水素添加反応およ
びエポキシ化反応の際の反応系の粘度が大きくな
り過ぎ、反応が進行しにくくなるし、最終的に得
られるエポキシ化重合体の粘度が高くなり過ぎて
その取り扱いまたはその使用の際に不都合とな
る。なお、ここでいう分子量は粘度平均分子量
(v)を意味し、トルエン溶液での30℃におけ
る極限粘度(〔η〕)を測定し、式〔η〕=1.21×
10-4v0.77によつて算出される(特開昭53−
102938号公報参照)。
また、上記未変性ポリイソプレンは、ビニル結
合量が50%以下であるのが望ましい。ビニル結合
量が50%を超えると最終的に得られるエポキシ化
重合体を用いて柔軟な成形物を製造することがで
きなくなり好ましくない。
このような未変性ポリイソプレンは、イソプレ
ン単量体を重合するか、高分子量のポリイソプレ
ンを分解することによつて得られる。なかでも分
子量の調節が容易であることから、アニオン系重
合開始剤によるアニオン重合、とりわけリチウム
系重合開始剤によるリビング重合による方法が得
られるポリイソプレンのビニル結合量が上記の望
ましい範囲になるので最も好ましく採用される。
本発明の要点は、上記ポリイソプレンをその二
重結合を水素添加した後にエポキシ化反応するこ
とにある。
ポリイソプレンの水素添加は、ニツケル、白
金、パラジウム等の金属からなる不均一系触媒ま
たはチーグラー系均一触媒を用い分子状水素を不
溶性溶剤の存在下に、ポリイソプレンに接触させ
る方法が挙げられる。その際の反応温度は0〜
300℃、水素の圧力は1〜500気圧であり、このよ
うな条件での水素添加反応における反応時間は
0.1〜10時間である。反応の際に用いられる溶媒
としては、ヘキサン、ヘプタン、トルエン、キシ
レン等が例示できる。ポリイソプレンの濃度は30
重量%まで高くすることができるが、通常5〜20
重量%が好ましい。
本発明においてポリイソプレンの水素添加物に
おける水素添加率、すなわち、未変性ポリイソプ
レン中の炭素−炭素不飽和二重結合に対する水素
添加された二重結合の割合は50〜95%の範囲にあ
る。水素添加率が小さ過ぎる場合には残存する二
重結合の割合が多くなり過ぎ、エポキシ化重合体
にしたとき耐候性、耐熱性の改良が不充分となり
好ましくない。一方、水素添加率が大き過ぎる場
合、エポキシ化反応の際の反応速度が極めて遅く
なり、分子中に導入されるエポキシ基の量が少な
くなり過ぎる。また得られるエポキシ化重合体の
エポキシ基にもとづく物性改良効果が不充分とな
る。
エポキシ化反応は、ポリイソプレンにエポキシ
化剤を加え加熱することによつて、または反応系
でエポキシ化剤となりうる化合物を組合せ用い、
加熱することによつて行なわれる。代表的なエポ
キシ化剤としては過酢酸、過プロピオン酸、過安
息香酸等の有機過酸類、t−ブチルハイドロパー
オキシド、クメンハイドロパーオキシド、ジ−イ
ソプロペニルベンゼンパーオキシド等の有機ハイ
ドロパーオキシド類等が挙げられる。エポキシ化
剤となりうる2つの化合物としてはギ酸、酢酸、
プロピオン酸等のカルボン酸と過酸化水素との組
合せがある。この反応は溶媒の不存在下にも行な
うことができるが、エポキシ化剤等に不活性な溶
媒の存在下に行なうのが好ましい。前記溶媒とし
てはヘキサン、ヘプタン等の脂肪族炭化水素、ベ
ンゼン、キシレン等の芳香族炭化水素、クロロホ
ルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素が好ま
しい。
上記反応に用いるエポキシ化剤の使用量は、エ
ポキシ化の度合、反応条件により異なるが、通
常、ポリイソプレンの水素添加物中の二重結合に
対し0.1〜10当量の範囲内であるのが好ましい。
反応温度は0〜20℃の範囲内にあるのが好ましい
が、エポキシ化剤として有機パーオキシド類を用
いる場合には、高目の温度が必要であり、50〜
180℃の範囲内で、また他のエポキシ化剤を用い
る場合には20〜120℃の範囲内が好ましい。
反応時間は、エポキシ化剤の使用量、反応温度
等によつて異なつてくるが、通常0.5〜10時間の
範囲内にある。
本発明のエポキシ化重合体における炭素−炭素
不飽和二重結合から変換したエポキシ基の割合
は、未変性ポリイソプレン中の炭素−炭素不飽和
二重結合に対するモル割合(以下、エポキシ化率
と記す)で0.2〜70%の範囲内にある。エポキシ
化率が小さ過ぎる場合、エポキシ化重合体を架橋
剤により架橋したとき、充分な架橋が形成され
ず、シーリング材、コーテイング材等として使用
できなくなる。一方、エポキシ化率は水素添加率
との関係より70%以上とならない。この観点より
エポキシ化率としては5〜50%でが好ましい。
作 用 本発明において、ポリイソプレンの水素添加物
およびエポキシ化剤が反応系においてどのように
作用するのか、その作用機構自体は明らかでな
い。しかしながら、前述した特開昭56−127641号
公報に示されている如く、エポキシ化反応を行な
つた後に水素添加反応をする場合には水素添加に
用いられる触媒とエポキシ化重合体中のエポキシ
基とが複雑に反応し、エポキシ化重合体中で分子
内または分子間架橋が形成されるが、本発明の場
合には、まず炭素−炭素不飽和二重結合以外に活
性な基が存在しない状態で水素添加反応が行なわ
れ、エポキシ化反応の際に炭素−炭素不飽和二重
結合が少ないうえに、それ以外にエポキシ化剤と
容易に反応しうる基が存在しないため、エポキシ
化反応が容易に進行するものと予想される。
発明の効果 本発明の製造方法においては、ゲル化等の副反
応を伴なうことなく水素添加反応およびエポキシ
化反応が進行する。そのため、高い反応率とあい
まつて高収率で容易にエポキシ化重合体が得られ
る。
また、得られるエポキシ化重合体はゲルや不純
物を含まず、また残存二重結合もすくないので、
耐候性、耐熱性にすぐれ、しかも、導入されたエ
ポキシ基により高い反応性を示す。そのため、低
分子量、低エポキシ価の多価エポキシ化合物と同
様ジエチレントリアミン、メタフエニレンジアミ
ン、トリス(ジメチルアミノメチル)フエノール
等のアミン類、フタル酸、コハク酸、それらの無
水物等のカルボン酸またはその無水物、ポリアミ
ド樹脂、三フツ化ホウ素錯体等で架橋する。これ
らの特徴を生かし、接着剤、シーリング材、コー
テイング材、塗料等の用途に好適に使用される。
実施例 以下、実施例によつて本発明を具体的に説明す
るが、本発明はそれらによつて何ら限定されるも
のでない。
実施例 1 n−ブチルリチウムを触媒とする溶液重合によ
つて得られた、分子量19000、ビニル結合量21%
の低分子量ポリイソプレン100gおよびシクロヘ
キサン400gをオートクレーブに仕込み溶解した
後、カーボン担持パラジウム触媒(パラジウム:
5重量%)を2g加え、分散させ、水素により35
Kg/cm2まで加圧した。次いで撹拌下、50℃で水素
添加反応を行なつた。反応1時間後、室温まで冷
却し、残存水素を放出し、反応を停止した。反応
混合物から触媒を過により取り除き、真空乾燥
し、ポリイソプレンの水素添加物を得た。赤外分
光分析法により求めた水素添加率は59%であつ
た。該水素添加物60gをトルエン100gに溶解し、
ギ酸10gを加え、50℃まで昇温し、この温度に保
ちながら30重量%の過酸化水水素水100gを約1
時にわたつて滴下し、エポキシ化反応を行なつ
た。滴下終了後さらに1時間50℃に保つた後、水
層を分離し、有機層を水洗し、真空乾燥により生
成物を取り出した。該生成物は赤外分光分析法で
調べたところ、エポキシ化率32モル%、水素添加
率59%の変性ポリイソプレンであつた。
上記変性ポリイソプレン100重量部にトリス
(ジメチルアミノメチル)フエノール5重量部を
添加し、次いでその混合物をガラス板に乾燥硬化
後の厚さが1mmとなるよう塗り付け、120℃で2
時間加熱することにより硬化膜を作成した。該硬
化膜をキセノンウエザーメータにより耐候性を調
べたが、前記硬化膜は500時間照射後も変化が全
くみられなかつた。
また、上記変性ポリイソプレン100重量部に無
水メチルナジツク酸30重量部およびトリス(ジメ
チルアミノメチル)フエノール1重量部を混合
し、テフロンコートした金枠に流し込み150℃で
30分間加熱し、硬化成形物をつくつた。該成形物
を180℃のギヤーオーブン中で1時間加熱したが、
上記成形物の表面状態および形状には変化が全く
みられなかつた。
比較例 1 実施例1のエポキシ化反応において、ポリイソ
プレン水素添加物の代りに実施例1で用いた水素
添加前の未変性ポリイソプレンを用いること以外
は実施例1と同様にして、エポキシ化率36モル%
のエポキシ化ポリイソプレンを得た。この反応を
2度繰り返し、エポキシ化ポリイソプレン約325
gを得た。
実施例1の水素添加反応において、水素添加し
ていない未変性ポリイソプレンの代りに上記エポ
キシ化ポリイソプレンを用いること、および反応
時間を2時間にする以外は実施例1と同様に水素
添加反応を行なつたが、水素の吸収が極めて遅
く、反応開始してから1時間で系の水素圧低下が
止つた。反応開始してから2時間後に反応を停止
し、反応混合物から触媒を別しようとしたが、
反応混合液は粘稠であつて過が極めて困難であ
つた。かろうじて得られた反応生成物を調べたと
ころ、二重結合の残存率45%、水素添加率19%、
エポキシ化率36モル%の変性ポリイソプレンであ
つた。
上記変性ポリイソプレンを実施例1と同様にし
て硬化膜および硬化成形物をつくり、各々キセノ
ンウエザメーターで耐候性、180℃のギヤーオー
ブンで耐熱性を調べたところ、300時間照射後に
硬化膜の表面から薄い硬化膜が分離し、500時間
照射後にはその表面にひび割れが生じた。また、
硬化成形物は加熱30分後に表面にベタツキがみら
れ、1時間の加熱では表面が流失した。
実施例 2 分子量52000、ビニル結合量16%のポリイソプ
レン100gをヘキサンに溶解し、オートクレーブ
に仕込んだ後、ナフテン酸コバルトとトリエチル
アルミニウムを1:5のモル比で混合して調製し
た水素添加触媒のヘキサン溶液をコバルトがポリ
イソプレン中のイソプレン単量体単位100に対し
0.1モルとなるように添加し、水素により10Kg/
cm2に加圧し、50℃で水素添加反応を行なつた。反
応終了後、得られた生成物を赤外分光分析法によ
り調べたところ、水素添加率72%のポリイソプレ
ン水素添加物が得られていることが判つた。
上記水素添加物60gをトルエン100gに溶解し、
ギ酸10gを加え、50℃に昇温し、この温度に保ち
ながら30重量%の過酸化水素水100gを約1時間
にわたつて滴下し、エポキシ化反応を行なつた。
滴下終了後さらに1時間50℃に保つた後、水層を
分離し、有機層を水洗し、真空乾燥により生成物
を取り出した。該生成物を赤外分光分析法により
調べたところ、水素添加率72%、エポキシ化率21
%の変性ポリイソプレンが得られていることが判
つた。
上記変性ポリイソプレンに関して耐候性を実施
例1の方法と同様にして調べたところ、キセノン
ウエザーメーターにより500時間照射後も状態の
変化は全く認められなかつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポリイソプレンにエポキシ化剤を反応させて
    エポキシ化重合体を製造するにあたり、前記ポリ
    イソプレンとして水素添加率30〜95%のポリイソ
    プレン水素添加物を用いることを特徴とするエポ
    キシ化重合体の製造方法。 2 水素添加する前のポリイソプレンの分子量
    が、5000〜150000である特許請求の範囲第1項記
    載の製造方法。
JP16393684A 1984-08-03 1984-08-03 エポキシ化重合体の製造方法 Granted JPS6142504A (ja)

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JPS6142504A JPS6142504A (ja) 1986-03-01
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