JPH0578700U - 展開型太陽電池パドルのラッチアップ機構 - Google Patents

展開型太陽電池パドルのラッチアップ機構

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JPH0578700U
JPH0578700U JP1976292U JP1976292U JPH0578700U JP H0578700 U JPH0578700 U JP H0578700U JP 1976292 U JP1976292 U JP 1976292U JP 1976292 U JP1976292 U JP 1976292U JP H0578700 U JPH0578700 U JP H0578700U
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JP
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hinge
fitting
clevis
incorporated
latch
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JP1976292U
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Inventor
康 森
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パネル展開後確実にラッチ状態を維持し、か
つ、高剛性を有するラッチアップ機構を得る。 【構成】 第1のヒンジクレビス金具3に固定されたヒ
ンジピン5及びブラケット11、ヒンジピン5に固定さ
れたプーリ9、第2のヒンジクレビス金具4に回転自在
に組み込まれたローラー4、プーリ9を介してブラケッ
ト11とローラー4に組み込まれたコプリング12、展
開後状態でかん合するために設けられた、前記第1のヒ
ンジクレビス金具に具備されたウェッジ13、前記第2
のヒンジクレビス金具に具備されたテーパーホール1
4。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば人工衛星に搭載され、かつ、その表面に太陽電池が貼られ た複数枚のパネルで構成される展開型太陽電池パドルにおいて、パネル展開後に 複数枚のパネルを同一平面状に保持する機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のラッチアップ機構としては、図6、図7に示すものがあった。 図において、12はその表面に太陽電池セル(図示せず)が貼られたパネル、3 は前記パネル1のコーナー部に取り付けられたヒンジクレビス金具、4は前記パ ネル2のコーナー部に取り付けられたヒンジクレビス金具、5は前記クレビス金 具3と一体であるヒンジピン、6は前記クレビス金具4と一体となったベアリン グ、7は前記クレビス金具3に取り付けられたラッチ用爪、8は前記クレビス金 具4に一端を固定され、前記ラッチ用爪7がはまり込む孔を持つ板ばねであって 、前記ヒンジピン5とベアリング6の回転自在な連結により上記パネル12を使 用前に折り畳んだ状態とし、使用時には展開した状態にするようになっている。
【0003】 つぎに従来の機構の動作について説明する。図6に示すように太陽電池パドル の展開運動が進行し、ヒンジで結合された隣接するパネル12が面一状態に近く なると、ヒンジの一方のクレビス金具4に取り付けられたラッチ用板バネ8は、 他方のクレビス金具3側のラッチ用爪7に接触し、次第にたわみながらせり上が る。パネル12が面一になり、両クレビス金具3、4が当接したとき、ラッチ用 板ばね8にあけられた孔の先端がラッチ用爪7の先端に達し、ラッチ用爪7が板 ばね8の孔にはまり込む。この場合、孔の先端が接触する爪の面は板ばね8と直 角方向より幾分角度を浅くしてあるので板ばね8は爪7の途中で止まる(図7) 。この状態となった後は、パネルが逆方向に動こうとしても、板ばね8の弾性た わみによる押し付け力及び爪7と板ばね8の間の摩擦力により板ばね8は爪7に 押し付けられラッチアップする。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のラッチアップ機構は以上のように構成されているので、 ラッチ用板ばね8は自身のたわみによる力及び爪7との摩擦力によりラッチ用爪 7に押し付けられるが、板ばねの孔が接触するラッチ用爪7の面は板ばね8と直 角ではなく、それより角度を浅くしてあるためパネル1、2に作用する逆回転力 が大きいと、爪7から板ばね8を外す向きに力が発生し、これが上記のたわみに よる力と摩擦力に打ち勝って板ばね8が爪7から脱落することがあった。また、 ラッチした状態では板ばね8がたわんだ状態にあるので、ヒンジ部の剛性は板ば ね8の曲げ剛性に支配され、高剛性を得ようとすれば板ばね8の厚さを極端に厚 くする必要があるが、そのようにすれば板ばね8がラッチ用爪7をせり上がると きの摩擦力が大きくなり、パネル1、パネル2の展開を妨げることがあるので高 剛性化が困難であるなどの課題があった。
【0005】 この考案は、かかる課題を解決するためになされたもので、パネル展開後確実 にラッチ状態を維持し、かつ、高剛性を有するラッチアップ機構を得ることを目 的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案に係るラッチアップ機構は、第1のヒンジクレビス金具に固定され組 み込まれたヒンジピンと第2のヒンジクレビス金具とは回転自在及び1方向に並 進可能に組み込まれたヒンジピンに回転力を発生させるように組み込まれたコプ リングをを具備し、パネル展開後状態で前記第1のヒンジクレビス金具のウェッ ジと第2のヒンジクレビス金具のテーパーホールがかん合するようにかん合溝を 具備したものである。
【0007】
【作用】
この考案においては、第2のヒンジクレビス金具に回転自在及び1方向に並進 可能に組み込まれた第1ヒンジクレビス金具に固定され組み込まれたヒンジピン に回転力を与えるようにプーリを介してコプリングを組み込むことによりパネル の展開力を発生させるとともに、展開動作が進行して展開角度が90度以上進ん だ時点で、展開力を与えていたコプリングの力が第1ヒンジクレビス金具のブラ ケットを介して、第1のパネルを第2のパネルの側に引き込む動作を行い、展開 完了時に第1ヒンジクレビス金具に具備されたウェッジと第2ヒンジクレビス金 具に具備されたテーパーホールがかん合し、確実にパネル展開後のラッチアップ が可能となる。
【0008】
【実施例】
実施例1. 以下、この考案の一実施例を図について説明する。図1〜図5において、1〜 5は従来機構に対応する構成要素である。3は第1のヒンジクレビス金具、4は 第2のヒンジクレビス金具、5は第1のヒンジクレビス金具3に固定され第2の ヒンジクレビス金具に回転自在及び1方向並進可能に支持されたヒンジピン、9 はヒンジピン5に固定されたプーリー、10は第2のヒンジクレビス金具4にロ ーラーピン15によって回転自在に組み込まれたローラー、11は第1のヒンジ クレビス金具3に固定され組み込まれたブラケット、12はローラー10に巻か れプーリ9を介してブラケット11に端部を固定され展開力を発生するコプリン グ、13は第1のヒンジクレビス金具3に先端のテーパーの位置を調整可能なよ うに組み込まれたウェッジ、14は第2のヒンジクレビス金具4に組み込まれた テーパーホールである。
【0009】 上記のように構成されたラッチアップ機構においては、衛星打上時に図1に示 すように、複数枚のパネル1、2は収納状態にあり、前記第1のヒンジクレビス 金具3に前記第2のヒンジクレビス金具4が、上下両側から挟み込むように接す る状態となっている。この状態においては、前記コプリング12は伸ばされ、第 1のヒンジクレビス金具3に組み込まれたヒンジピン5には、コプリング12の 収縮しようとする力がプーリー9を介して伝わることにより,展開トルクとヒン ジピン5を第2のヒンジクレビス金具4へ押し付けるような並進力が働いている 。衛星打ち上げ時の振動環境等を考慮して、第1のヒンジクレビス金具3と第2 のヒンジクレビス金具4が上下両側から挟み込むように拘束されているため、前 述の展開力も拘束されている。 次に動作について説明する。軌道上において、複数枚のパネル1、2が展開し、 展開途中の状態では、図2に示すように前記コプリング12の展開力により、前 記ローラー10が図中矢印(ア)の方向に回転し、パネル1、パネル2を展開す る。また、図2に示す展開角90度までは展開力がプーリ9を介して伝えられて いるため、ヒンジピン5は第2のヒンジクレビス金具4に押し付けられているた め並進方向には拘束されている。前記複数枚のパネル1、2の展開が進行して、 面一状態に近くなると、図3、4に示すように前記プーリ9を介して伝えられて いた力のうち並進方向の力が拘束を解かれ第1のヒンジクレビス金具3及び第2 のヒンジクレビス金具4が相互に近ずく方向へと動くことが可能となり、第1の ヒンジクレビス金具3に具備されたウェッジ13と第2のヒンジクレビス金具4 に具備されたテーパーホール14がかん合してラッチアップが可能となる。 図5のラッチアップが実施された状態では、前記複数枚のパネル1、2に展開と 逆方向の回転力が作用しても、ラッチアップした前記ウェッジ13とテーパーホ ール14が外れることは無い。ラッチアップ後の剛性に関しては、前記第1ヒン ジクレビス金具3と前記第2ヒンジクレビス金具4と前記ウェッジ13とテーパ ーホール14により構成される構造の剛性に依存するため、各部材の肉厚を厚く することで高剛性化が容易に可能となっている。
【0010】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、第1のヒンジクレビス金具に固定されたヒ ンジピンに組み込まれたプーリと第2のヒンジクレビス金具に回転自在に組み込 まれたローラーの間にコプリングを組み込むことにより、パネルの展開力を与え るとともにパネル展開後の状態で第1のヒンジクレビス金具に設けられたウェッ ジと第2のヒンジクレビス金具に設けられたテーパーホールをかん合させること により、容易にはラッチアップ状態が解除されない信頼性の高いラッチアップ機 構を得ると共に、高剛性を有するラッチアップ機構を得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例1を示す太陽電池パドル収納
状態の正面図である。
【図2】この考案の実施例1を示す太陽電池パドル展開
中の正面図である。
【図3】この考案の実施例1を示す太陽電池パドル展開
中の正面図である。
【図4】この考案の実施例1を示すラッチアップ直前状
態の正面図である。
【図5】この考案の実施例1を示すラッチアップ終了状
態の正面図である。
【図6】従来のラッチアップ機構を示すラッチアップ直
前状態の断面図である。
【図7】従来のラッチアップ機構を示すラッチアップ終
了状態の断面図である。
【符号の説明】
1 パネル 2 パネル 3 ヒンジクレビス金具 4 ヒンジクレビス金具 5 ヒンジピン 6 ベアリング 7 ラッチ用爪 8 板ばね 9 プーリ 10 ローラー 11 ブラケット 12 コプリング 13 ウェッジ 14 テーパーホール 15 ローラーピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に太陽電池セルが貼られた複数枚の
    パネルを使用時に展開してその状態を維持する展開型太
    陽電池パドルにおいて、前記複数のパネル間を連結する
    第1のヒンジクレビス金具、第2のヒンジクレビス金
    具、前記第1のヒンジクレビス金具に固定され前記第2
    のヒンジクレビス金具とは回転自在及び1方向に並進可
    能に組み込まれたヒンジピン、前記ヒンジピンに固定さ
    れ組み込まれたプーリ、前記第2のヒンジクレビス金具
    に固定されて組み込まれたローラーピン、前記ローラー
    ピンに回転自在に組み込まれたローラー、第1のヒンジ
    クレビス金具に固定され組み込まれたブラケット、前記
    ヒンジピンに固定され組み込まれたプーリに接して前記
    ローラーとブラケットに固定され組み込まれた回転力を
    発生させるように組み込まれたコプリング、パネル展開
    時にかん合して展開動作を完了するように組み込まれた
    ウェッジとテーパーホールを具備したことを特徴とする
    展開型太陽電池パドルのラッチアップ機構。
JP1976292U 1992-04-02 1992-04-02 展開型太陽電池パドルのラッチアップ機構 Pending JPH0578700U (ja)

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