JPH0579040B2 - - Google Patents

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JPH0579040B2
JPH0579040B2 JP61020252A JP2025286A JPH0579040B2 JP H0579040 B2 JPH0579040 B2 JP H0579040B2 JP 61020252 A JP61020252 A JP 61020252A JP 2025286 A JP2025286 A JP 2025286A JP H0579040 B2 JPH0579040 B2 JP H0579040B2
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Keisaburo Yamaguchi
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Makoto Asano
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/124Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein using pressure to make a masked colour visible, e.g. to make a coloured support visible, to create an opaque or transparent pattern, or to form colour by uniting colour-forming components
    • B41M5/132Chemical colour-forming components; Additives or binders therefor
    • B41M5/155Colour-developing components, e.g. acidic compounds; Additives or binders therefor; Layers containing such colour-developing components, additives or binders
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G61/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbon-to-carbon link in the main chain of the macromolecule
    • C08G61/02Macromolecular compounds containing only carbon atoms in the main chain of the macromolecule, e.g. polyxylylenes
    • C08G61/10Macromolecular compounds containing only carbon atoms in the main chain of the macromolecule, e.g. polyxylylenes only aromatic carbon atoms, e.g. polyphenylenes

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Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、感圧複写紙用の顕色シートに関する
ものであり、さらに詳しくは、新規なサリチル酸
共縮合樹脂の金属化物を顕色剤として使用する感
圧複写紙用の顕色シートに関する。 (従来の技術) 感圧複写紙はノーカーボン紙とも称せられ、筆
記、タイプライター等、機械的または衝撃的圧力
によつて発色し、同時に複数枚の複写を取ること
のできる複写紙であつて、転移タイプと称するも
の、あるいは単体発色紙と称されるもの等がある
が、その発色機構は電子供与性の無色色素と電子
受容性の顕色剤とによる発色反応に基くものであ
る。転移タイプの感圧複写紙を例にとりこれを図
1に示して説明すればつぎのとおりである。 上葉紙1および中葉紙2の裏面には無色の発色
性感圧色素を不揮発性オイルに溶解し、それをゼ
ラチン等の高分子皮膜で包んだ直径数ミクロン乃
至十数ミクロンのマイクロカプセル4が塗布され
ている。中葉紙2および下葉紙3の表面には上記
の感圧色素と接触すると反応をおこして発色させ
る性質を有する顕色剤5を含んだ塗料が塗布され
ている。複写をとるためには上−(中)−(中)−下
の順に重ねて(色素含有塗布面と顕色剤含有塗布
面とを対向させる)、筆圧6やタイプ打圧などの
局部的圧力を加えるとその部分のカプセル4が破
れて感圧色素溶液が顕色剤5に転移して複写記録
が得られるものである。 電子受容性顕色剤として、(1)USP2712507にに
開示されている酸性白土、アタパルガイド等の無
機固体酸類、(2)特公昭40−9309に開示されている
置換フエノールおよびジフエノール類、(3)特公昭
42−20144に開示されているp−置換フエノール
−ホルムアルデヒド重合体、(4)特公昭49−10856
および特公昭52−1327等に開示されている芳香族
カルボン酸金属塩等が提案され、一部実用化され
ている。 顕色シートが備えるべき性能条件として、シー
ト製造直後および長期保存後にも変わらない優れ
た発色性は勿論保存時および日光等の輻射線暴露
時に黄変が少ないことおよび発色画像が堅牢で輻
射線、水または可塑剤により容易に消失または退
色しないこと等が挙げられる。 従来提案されている顕色剤およびそれを塗工し
たシートは性能的に一長一短がある。例えば、無
機固体酸類は安価であるが、保存時に空気中のガ
ス、水分を吸着して紙面の黄変や発色性能の低下
を生じ、置換フエノール類は発色性が不十分で発
色画像の濃度が低い。p−置換フエノールホルム
アルデヒド重合体としてもつぱら用いられている
p−フエニルフエノール−ノボラツク樹脂は発色
性は優れているが、塗工紙が日光照射または保存
中(殊に、空気中の窒素酸化物)に黄変し、発色
画像は著しく退色する。又、芳香族カルボン酸金
属塩は、発色性、黄変性、光による退色性は良好
であるが、水または可塑剤に対する耐性は未だ十
分とは云い難い。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は上記の欠点を改良した新規な顕
色剤を用いた感圧複写紙用顕色シートを提供する
ことにある。 (問題点を解決するための手段) 本発明者らは前記目的を達成するために鋭意検
討した結果、本発明を完成するに至つたものであ
る。 即ち、本発明はサリチル酸、メシチレン、p−
置換フエノールおよびα,α′−ジアルコキシ−p
−キシレンからなる共縮合樹脂の金属化物を顕色
剤として含有することを特徴とする感圧複写紙用
顕色シートである。 本発明の新規な顕色剤を用いた顕色シートは無
機固体酸またはp−フエニルフエノールノボラツ
ク樹脂を用いた顕色シートに比較して、同等また
はそれ以上の発色性を有し、かつ発色画像は水、
可塑剤、光線により容易に退色しない耐性を有す
るものである。 さらに日光照射による黄変も改良され、特に空
気中の窒素酸化物による耐黄変性は大巾に向上
し、取扱いおよび保存に極めて有利な顕色シート
を安価に提供できる利点を有している。 本発明において用いられるサリチル酸共縮合樹
脂は、従来製造されたことのない新規な樹脂であ
る。 本発明で顕色剤として用いる共縮合樹脂の必須
成分となるα,α′−ジアルコキシ−p−キシレン
は、フエノール化合物との反応により対応するフ
エノール樹脂を与え、この樹脂はヘキサメチレン
テトラミンの様な塩基性化合物と共に更に反応さ
せて硬化させる、いわゆる熱硬化型の重合組成物
として用いられている(特公昭47−15111)。 しかしながら、これらの熱硬化型の重合組成物
では、フエノール化合物としては石炭酸、アルキ
ルフエノール類、フエニルフエノール類、パラア
ミノフエノール、ピロガロール、フロログリシノ
ールを使用するものであり、サリチル酸と反応さ
せたものについては、全く知られていない。この
ことはフエノール化合物とα,α′−ジアルコキシ
−p−キシレンを酸性触媒下に反応させる際、脱
アルコール反応によりアルコールが生成するが、
有機カルボン酸を有するフエノール化合物、即ち
本発明の一成分であるサリチル酸では、酸性触媒
下に生成するアルコールとの反応によりサリチル
酸エステル類およびそれら樹脂の混合物を与えて
しまい意図する目的物を得ることが困難であるこ
とが容易に予想されるため、未だ検討されていな
かつたものと考えられる。 しかしながら、驚くべきことに本発明者らはサ
リチル酸、メシチレン、p−置換フエノールおよ
びα,α′−ジアルコキシ−p−キシレンとを酸触
媒の存在下に、110℃以上の反応温度で反応させ
ると対応するエステル化反応等の副反応は殆ど生
起せず、本発明のサリチル酸フエノール共縮合樹
脂が得られることを見出した。 本発明において110℃以上の温度で反応させた
際、各種のα,α′−ジアルコキシ−p−キシレン
においてアルキル基の炭素原子数が5以下である
と反応が早く、かつ、エステル化反応も起こら
ず、良好な樹脂が得られ易い。また、炭素原子数
が4、即ちブチル基において、tert−ブチル基が
反応が遅い傾向にある。 したがつて、本発明で用いる共縮合樹脂を与え
るα,α′−ジアルコキシ−p−キシレンとして
は、好ましくは、α,α′−ジメトキシ−p−キシ
レン、α,α′−ジエトキシ−p−キシレン、α,
α′−ジ−n−プロポキシ−p−キシレン、α,
α′−イソプロポキシ−p−キシレン、α,α′−ジ
−n−ブトキシ−p−キシレン、α,α′−ジ−
sec−ブトキシ−p−キシレン、α,α′−ジイソ
ブチル−p−キシレン等が挙げられるが、これら
に限定されるものではない。 本発明で用いる共縮合樹脂を与えるp−置換フ
エノールとしては、1〜12個の炭素原子を有する
パラ−アルキルフエノール類、パラ−シクロアル
キルフエノール類、パラ−アラルキルフエノール
類およびパラ−フエニルフエノールである。パラ
−アルキルフエノールとしては、パラ−クレゾー
ル、パラ−エチルフエノール、パラ−イソプロピ
ルフエノール、パラ−sec−ブチルフエノール、
パラ−tert−ブチルフエノール、パラ−tert−オ
クチルフエノール、パラ−ノニルフエノール等が
挙げられる。パラ−シクロアルキルフエノールと
しては、パラ−シクロペンチルフエノール、パラ
−シクロヘキシルフエノールが挙げられる。パラ
−アラルキルフエノールとしては、パラ−ベンジ
ルフエノール、パラ−α−メチルベンジルフエノ
ール、パラ−α,α−ジメチルベンジルフエノー
ル等が挙げられる。 これらのフエノール類は単独で使用しても、2
種以上を併用してもよい。 本発明で使用する顕色剤を製造するのに用いる
メシチレンの使用量は、サリチル酸1モルに対し
て0.1〜15モル比、好ましくは0.5〜10モル比であ
り、p−置換フエノールの使用量は、サリチル酸
1モルに対して0.1〜15モル比、好ましくは0.5〜
10モル比である。また、α,α′−ジアルコキシ−
p−キシレンの使用量は、サリチル酸、メシチレ
ンおよびp−置換フエノール3成分の組み合わせ
による1モルに対して0.1〜1.0モル比、好ましく
は0.3〜0.8モル比である。 また、反応温度は110℃以上の温度であること
が必要であり、110℃より低いと反応は極端に遅
くなり、かつエステル化反応等の副反応の生成が
大きくなる。また反応時間を出来るだけ短縮する
ためには約130〜240℃の温度範囲が望ましい。反
応時間は1〜20時間である。酸触媒としては無機
または有機の酸、殊に鉱酸、例えば塩酸、リン
酸、硫酸またはギ酸を、あるいは塩化亜鉛、塩化
第二錫、塩化第二鉄の様なフリーデルクラフツ形
触媒を、メタンスルホン酸またはp−トルエンス
ルホン酸などの有機スルホン酸を単独で使用する
かまたは併用してもよい。触媒の使用量は、サリ
チル酸、メシチレン、p−置換フエノール、α,
α′−ジアルコキシ−p−キシレンの全重量の約
0.01〜5重量%である。 本発明で用いる樹脂を製造する一般的な方法と
しては、所定量のサリチル酸、メシチレン、p−
置換フエノール、α,α′−ジアルコキシ−p−キ
シレンおよび触媒を同時に加え、そのまま昇温し
て所定の温度で反応させる。反応が進行するにつ
れて生成するアルコールを系外にトラツプする。
必要によつては系内に残存する微量のアルコール
を窒素により系外に除去する。 反応終了後、内容物を排出して冷却後粉砕等に
より目的物を得る。また樹脂中に未反応のサリチ
ル酸が残存する場合は、これを除去する方法とし
て、樹脂の湯洗またはベンゼン、トルエン、キシ
レン、モノクロルベンゼン、メチルイソブチルケ
トン、シクロヘキサノン等の有機溶剤に溶解させ
て湯洗する方法等がとられる。 かくして製造されたサリチル酸共縮合樹脂より
該金属化物を製造するにはいくつかの公知の方法
を適用出来る。例えば、本樹脂のアルカリ金属塩
と水溶性多価金属塩とを水または双方可溶な溶媒
中で反応させて製造できる。 すなわち、樹脂に対してアルカリ金属の水酸化
物、炭酸塩またはアルコキシド等を反応させて、
樹脂のアルカリ金属塩またはそれらの水溶液、ア
ルコール溶液、あるいは水−アルコール混合溶液
を得たのち、水溶性多価金属塩を反応せしめて生
成する方法である。樹脂中のサリチル酸1モルに
対して約0.5〜1グラム当量の水溶性多価金属塩
を反応させることが望ましい。 また、樹脂をギ酸、酢酸、プロピオン酸、吉草
酸、カプロン酸、ステアリン酸または安息香酸等
の有機カルボン酸の多価金属塩と混合し、加熱溶
融することにより製造できる。場合によつては、
更に塩基性物質、例えば炭酸アンモニウム、重炭
酸アンモニウム、酢酸アンモニウム、安息香酸ア
ンモニウムを添加して、加熱溶融してもよい。 さらに、樹脂と多価金属の炭酸塩、酸化物、水
酸化物を使用し、ギ酸アンモニウム、酢酸アンモ
ニウム、カプロン酸アンモニウム、ステアリン酸
アンモニウム、安息香酸アンモニウム等の有機カ
ルボン酸アンモニウム等の塩基性物質と加熱溶融
して製造できる。 加熱溶融して樹脂の金属化物を製造する場合、
溶融温度は通常100〜180℃の温度で行い、反応時
間は樹脂組成、溶融温度、多価金属塩の種類、使
用量によるが、1〜数時間程度である。また多価
金属塩の使用量については、樹脂全重量に対して
金属が1重量%〜約20重量%存在するように多価
金属の有機カルボン酸塩、炭酸塩、酸化物、水酸
化物を使用することが望ましい。 塩基性物質の使用量については特に制限はない
が、通常樹脂全重量に対して1〜15重量%使用す
る。塩基性物質を使用する際は、あらかじめ多価
金属塩と混合して使用するのが更に好ましい。 本発明で用いるサリチル酸共縮合樹脂の金属化
物の金属としては、リチウム、ナトリウム、カリ
ウム等のアルカリ金属類を除く金属を包含する
が、好ましい多価金属としては、マグネシウム、
アルミニウム、カルシウム、銅、亜鉛、スズ、バ
リウム、コバルトおよびニツケル等が挙げられ
る。これらの中、亜鉛が特に有効である。 本発明で用いる顕色剤は、既知の顕色剤、すな
わち活性白土等の無機固体酸、フエノール−ホル
ムアルデヒド樹脂等の有機重合体または芳香族カ
ルボン酸金属塩等と併用することは何ら差支えな
い。 本発明で用いる顕色剤は更に亜鉛、マグネシウ
ム、アルミニウム、鉛、チタン、カルシウム、コ
バルト、ニツケル、マンガンおよびバリウムから
成る群から選ばれた多価金属の酸化物、水酸化物
または炭酸塩の少なくとも1種以上とを併用して
もよい。 本発明の感圧複写紙用顕色シートを調製する方
法としては、(1)顕色剤の水性懸濁液を用いた水性
塗料を紙等の支持体に塗布する方法、(2)抄紙時に
顕色剤を漉き込む方法、(3)顕色剤を有機溶剤に溶
解または懸濁したものを支持体に塗布する方法等
の方法がいずれも使用できる。 塗料を作成する際しては、カオリン粘土類、炭
酸カルシウム、でん粉、合成および天然ラテツク
ス等を配分して適当な粘土、塗工適性を有する塗
料とする。塗料において顕色剤成分が占める割合
は全固型分中の10〜70%が望ましく、顕色剤の成
分の割合が10%以下では十分な発色性を発揮しえ
ず、また70%以上では顕色シートの紙面特性が低
下する。塗料の塗布量は乾燥重量で0.5g/m2
上、好ましくは1〜10g/m2である。 本発明の感圧複写紙用顕色シートにおいては、
顕色剤成分および塗料の塗布量が少なくてすみ、
また塗料の濃度、粘度等を比較的広範囲に変えら
れることから、オンマシン塗工、オフマシン塗工
いずれも可能となり、性能上のみならず感圧紙製
造工程上からも大きなメリツトが生ずる。 (作用と効果) 本発明はサリチル酸、メシチレン、p−置換フ
エノールおよびα,α′−ジアルコキシ−p−キシ
レンからなる新規な共縮合樹脂の金属化物を顕色
剤として含有させた感圧紙用顕色シートを提供す
る。 本発明の顕色シートは光および空気中の窒素酸
化物等のガスによる黄変性もなく、又、光および
可塑剤等に対して発色像が安定で、発色濃度の低
下を起こさず、耐水性も良好であるため、長期保
存安定性を必要とされるが故に従来品では不適で
あつた用途への利用拡大が可能となり、その実用
上の意義は極めて大きいものである。 (実施例) 以下、本発明の方法を実施例により詳細に説明
する。 感圧複写紙顕色シートの性能測定方法は以下の
方法によつた。 1 発色速度および濃度(20℃、65%RHの恒温
恒湿室内で実施) (1) クリスタルバイオレツトラクトン(CVL)
を主たる感圧色素とする市販の青発色用上紙
(十條製紙製NW−40T) (2) 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−フ
エニルアミノ−フルオラン(ODB)を主感
圧色素とする市販の黒発色用用紙(十條製紙
製KW−40T) を用い、水性塗料を塗布した顕色シート(下用
紙)との両塗布面を対向させて重ね合わせ、電子
タイプライターだ打圧発色させる。 打刻後1分30秒後、および24時間後の2点につ
いて測色しY値で表示する。 2 発色像の耐光堅牢度 1の方法で発色させた顕色シートをカーボンア
ークフエードメーター(スガ試験機製)に、2時
間(および4時間)暴露し照射後の濃度をΣ−80
色差計を用いY値で表示した。 Y値が低く、かつ試験前値との差が小さいほど
光による褪色が少なく好ましい。 3 耐可塑剤性 ジオクチルフタレート(DOP)を芯物質とす
る平均粒子径5.0μのメラミン・ホルムアルデヒド
樹脂膜マイクロカプセルを調整し、少量の澱粉系
バインダーを加えた塗液をエアナイフコーターで
上質紙上に乾燥塗布量が5g/m2となるよう塗布
乾燥しDOPマイクロカプセル塗布紙を用意する。
該DOPマイクロカプセル塗布紙と1で発色させ
た顕色シートの発色面を対向させたのち100Kg/
cmの線圧を有するスーパーカレンダーロールを通
過させ、発色面にDOPを均一に浸透させる。 試験後1時間後の濃度をΣ−80色差計を用いY
値で表示する。Y値が低くかつ試験前値との差が
小さいほど発色像の可塑剤耐性が良好であること
を意味する。 4 発色像の耐水性 1の方法で発色させた顕色シートを水中に2時
間浸漬し、発色像の濃度変化を肉眼で観察した。 5 顕色シートの黄変性 (5−1) NOxによる黄変 JIS L−1055〔染色物および染料の酸化窒素ガ
ス堅牢度試験方法に基づき、顕色シートを
NaNO2(亜硝酸ナトリウム)とH3PO4(リン酸)
との反応により発生するNOxガス雰囲気の密閉
容器中に1時間保存して、黄変の程度を調べる。 試験終了後、1時間目にΣ−80色差計を用い
WB値で表示する。WB値が大きく、かつ未試験
シートのWB値との差が小さいほどNOx雰囲気
下での黄変性が少ないことを意味する。 (5−2) 光のよる黄変 顕色シートをカーボンアークフエードメーター
(スガ試験機製)に4時間照射して、試験後Σ−
80色差計を用いWB値で表示する。WB値が大き
く、かつ未試験シートのWB値との差が小さいほ
ど光照射による黄変性が小さいことを意味する。 本発明におけるサリチル酸,メシチレン、p−
置換フエノール、α,α′−ジアルコキシ−p−キ
シレンからなる共縮合樹脂およびそれらの金属化
物は合成例1〜15により製造した。 合成例 1 反応器にサリチル酸13.8g(0.1モル)、メシチレ
ン24g(0.2モル)、p−tert−オクチルフエノール
20.6g(0.1モル)、α,α′−ジメトキシ−p−キシ
レン33.2g(0.2モル)を装入し、触媒にp−トル
エンスルホン酸0.3gを加えた。ついで、攪拌しな
がら加熱し、温度150〜160℃で4時間反応を行つ
たところ11.2gのメタノールが留出した。反応終
了後、トルエン200mlを加えて反応組成物を溶解
させた。これに温水400mlを加え、還流下で30分
間攪拌後、下層である水層を分液除去した。この
温水400mlによる未反応モノマーの抽出分液操作
を更に2回繰り返したのち、溶剤のトルエンを減
圧下で留去させた。ついで溶融樹脂を排出し、淡
褐色透明な樹脂を得た。この樹脂の軟化点をJIS
−K−2548による環球法軟化点測定装置で測定し
たところ72℃であつた。 合成例 2〜7 サリチル酸に対し、メシチレンの量、p−置換
フエノールの種類と量、α,α′−ジアルコキシ−
p−キシレンの種類と量、触媒の種類、量および
反応条件を表1のようにした以外は合成例1と同
様に行つて表1に示す各種のサリチル酸−メシチ
レン−p−置換フエノール共縮合樹脂を得た。
【表】 合成例 8 合成例1で得られたサリチル酸−、メシチレン
−p−tert−オクチルフエノール共縮合樹脂10g
をフラスコに装入し、加熱して150〜160℃の温度
で溶融させた。ついで、あらかじめ安息香酸亜鉛
1.4gと重炭酸アンモニウム0.85gを混合させたも
のを攪拌下に、溶融樹脂へ30分間にわたつて徐々
に添加した。この後、155〜165℃の温度で1時間
攪拌し反応を終了した。反応終了後、溶融樹脂を
排出して冷却後、粉砕を行つて、亜鉛化物の粉末
10.5gを得た。この亜鉛化物の軟化点は94℃であ
つた。 合成例 9〜14 合成例2〜7で得られたサリチル酸−メシチレ
ン−p−置換フエノールの共縮合樹脂に対して金
属化剤および助剤の種類を変えた以外は合成例8
と同様に行つて表2に示す各種の金属化物を製造
した。
【表】 合成例 15 合成例5で得られたサリチル酸−メシチレン−
p−α,α′−ジメチルベンジルフエノール共縮合
樹脂10gを粉砕し、0.4%苛性ソーダー水溶液100g
に分散させた。この分散液を攪拌させながら温度
70℃に加熱したところ溶解した。ついで、この溶
液の温度を30〜35℃に保ちながら攪拌下に、あら
かじめ無水塩化亜鉛0.8gを水30mlに溶解させた溶
液を30分間で滴下した。白色の沈澱が析出し、同
温度で2時間攪拌を続けた後、濾過し、水洗、乾
燥したところ白色の粉末10.4gを得た。これはメ
シチレン−p−α,α−ジメチルベンジルフエノ
ール共縮合樹脂の亜鉛塩であり、亜鉛含有量は
2.98%であつた。 実施例 1〜8 合成例8〜15で得たサリチル酸−メシチレン−
p−置換フエノール共縮合樹脂の金属化物を顕色
剤として用い、下記組成にてサンドグラインデイ
ングミルで分散させて懸濁液を作成した。 顕色剤 6重量部 10%ポリビニルアルコール水溶液(クラレ
#117) 3重量部 水 22.5重量部 次に、該懸濁液を用いて下記組成の塗料を調製
した。 懸濁液 10重量部 軽質炭酸カルシウム 10重量部 澱 粉 0.8重量部 合成ゴムラテツクス 0.8重量部 水 32.5重量部 これらの塗料を上質紙に乾燥時塗布量が5.0〜
5.5g/m2となるように塗布乾燥し、顕色シートを
得た。 実施例 9〜10 合成例8および合成例15で得られた顕色剤の懸
濁液を用い、下記組成の塗料を調製した。 懸濁液 10重量部 酸化亜鉛 2重量部 炭酸カルシウム 8重量部 澱 粉 0.8重量部 合成ゴムラテツクス 0.8重量部 水 32.5重量部 これらの塗料を上質紙に乾燥時塗布量が5.0〜
5.5g/m2となるように塗布乾燥し、顕色シートを
得た。 比較例 1 p−フエニルフエノール170g、80%パラホル
ムアルデヒド22.5g、p−トルエンスルホン酸
2.0gおよびベンゼン200gをガラス製反応器に装入
し、攪拌させながら加熱して反応による生成水を
ベンゼンとの共沸で系外に留去させながら70〜80
℃で2時間反応させる。反応後10%水酸化ナトリ
ウム水溶液320gを加え、水蒸気蒸留によりベン
ゼンを留去した。次に冷却して希硫酸を滴下し析
出したp−フエニルフエノールホルムアルデヒド
重合体を濾取、水洗、乾燥して白色粉末176gを
得た。このp−フエニルフエノールホルムアルデ
ヒド重合体を用いて実施例と同様に顕色シートを
得た。 実施例1〜10および比較例1で得た顕色シート
の性能評価結果を表3に示す。
【表】 【図面の簡単な説明】
図1は感圧複写紙の構造を示す図である。図1
において、各符号はつぎの通りである。 1……上用紙、2……中用紙、3……下用紙、
4……マイクロカプセル、5……顕色剤、6……
筆圧。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 サリチル酸、メシチレン、p−置換フエノー
    ルおよびα,α′−ジアルコキシ−p−キシレンか
    らなる共縮合樹脂の金属化物を含有することを特
    徴とする感圧複写紙用顕色シート。
JP61020252A 1986-01-17 1986-02-03 感圧複写紙用顕色シ−ト Granted JPS62178388A (ja)

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EP87100116A EP0233450B1 (en) 1986-01-17 1987-01-08 Linear salicylic acid copolymers and their metal salts, production process thereof, color-developing agents comprising metal-resins of the copolymers, and color-developing sheets employing the agents
DE8787100116T DE3777209D1 (de) 1986-01-17 1987-01-08 Lineare salicylsauerkopolymere und ihre metallsalze, verfahren zu ihrer herstellung, farbentwickler, die diese metallkopolymere enthalten und farbentwicklerblatt.
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