JPH0579095U - 遊星歯車機構 - Google Patents
遊星歯車機構Info
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- JPH0579095U JPH0579095U JP1877492U JP1877492U JPH0579095U JP H0579095 U JPH0579095 U JP H0579095U JP 1877492 U JP1877492 U JP 1877492U JP 1877492 U JP1877492 U JP 1877492U JP H0579095 U JPH0579095 U JP H0579095U
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- thrust washer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ピニオンギアのスラストワッシャーの回転止
めを行う爪部分を、このスラストワッシャーと同一平面
方向に形成してピニオンキャリアに係止することによ
り、遊星歯車機構の自動組付けを可能にする。 【構成】 ロングピニオンギア14のスラストワッシャ
ー36cの外周の対向部分から、このスラストワッシャ
ー36cと同一平面方向に一体に一対の係止爪38,3
8を突設する。係止爪38,38を柱部20およびボス
部22の外側に、ピニオンキャリア16の外径方向から
当接させる。
めを行う爪部分を、このスラストワッシャーと同一平面
方向に形成してピニオンキャリアに係止することによ
り、遊星歯車機構の自動組付けを可能にする。 【構成】 ロングピニオンギア14のスラストワッシャ
ー36cの外周の対向部分から、このスラストワッシャ
ー36cと同一平面方向に一体に一対の係止爪38,3
8を突設する。係止爪38,38を柱部20およびボス
部22の外側に、ピニオンキャリア16の外径方向から
当接させる。
Description
【0001】
本考案は、ピニオンギアとピニオンキャリアとの間に介在されるスラストワッ シャーを回転規制するようにした遊星歯車機構に関する。
【0002】
一般に、車両に搭載される自動変速機は、変速歯車として遊星歯車機構を用い 、この遊星歯車機構を構成するサンギア,ピニオンギアおよびインターナルギア の噛合関係を変化させることにより、複数の変速段が得られるようになっている 。
【0003】 ところで、前記遊星歯車機構としてはラビニョウ型のものが知られている。こ のラビニョウ型遊星歯車は図4に概略的に示すように、軸方向に並設されるスモ ールサンギア1,ラージサンギア2と、スモールサンギア1に噛合されるショー トピニオンギア3と、このショートピニオンギア3に噛合されると共にラージサ ンギア2に噛合されるロングピニオンギア4と、このロングピニオンギア4に噛 合されるインターナルギア5とを備えている。
【0004】 前記ショートピニオンギア3および前記ロングピニオンギア4は、図5に示す ように一対のピニオンキャリア6,6a間に、ピニオンシャフト7,7aを介し て回転自在に支持されるようになっている。
【0005】 ところで、前記ショートピニオンギア3および前記ロングピニオンギア4と、 前記ピニオンキャリア6,6aとの間にはスラストワッシャーが介在され、この スラストワッシャーにより前記各ピニオンギア3,4に作用する軸力が受け止め られる。
【0006】 前記スラストワッシャーは回転止めされて、ピニオンギア3,4に連れ回りさ れるのが防止されるが、ショートピニオンギア3とロングピニオンギア4とが噛 合される側(図5中左側)のスラストワッシャーは、それぞれがメガネ状に連結 されることにより回転規制されるが、ロングピニオンギア4の反対側に設けられ るスラストワッシャーは単独で回転規制される。
【0007】 このため、図6に示すように前記単独で配置されるスラストワッシャー8は、 従来、外周部分から直角方向に折曲される係止爪8aを形成し、この係止爪8a をピニオンキャリア6に形成した係止穴9に係合して回転止めが行われるように なっている。
【0008】
しかしながら、かかる従来の遊星歯車機構にあっては、前記遊星歯車機構を自 動組付けしようとした場合に、ショートピニオンギア3およびロングピニオンギ ア4と、これらピニオンギア3,4のスラストワッシャーとをサブアッシイした 状態で、一対のピニオンキャリア6,6a間にこのサブアッシイ部分が半径方向 に挿入されるようになっている。
【0009】 ところが、上述したようにロングピニオンギア3の一方のスラストワッシャー 8は、このスラストワッシャー8の外周部分から係止爪8aが直角方向に折曲さ れているため、この係止爪8aがロングピニオンギア4の中心軸方向外方に突出 されることになる。このため、遊星歯車機構を自動組付けする際に前記係止爪8 aが障害となって、自動組付けができなくなってしまうという課題があった。
【0010】 そこで、本考案はかかる従来の課題に鑑みて、ピニオンギアのスラストワッシ ャーの回転止めを行う爪部分を、このスラストワッシャーと同一平面方向に形成 してピニオンキャリアに係止することにより、自動組付けを可能とする遊星歯車 機構を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】 かかる目的を達成するために本考案は、互いに噛合されるサンギア,ピニオン ギアおよびインターナルギアを備え、ピニオンギアが軸方向両側に配置される一 対のピニオンキャリア間にピニオンシャフトを介して回転自在に支持されると共 に、ピニオンギアとピニオンキャリアとの間にスラストワッシャーが介在される 遊星歯車機構において、前記スラストワッシャーの外周から、このスラストワッ シャーと同一平面方向に一体に係止爪を突設し、この係止爪をピニオンキャリア の内側から突設される突起部に、ピニオンキャリアの外径方向から当接すること により構成する。
【0012】
以上の構成により本考案の遊星歯車機構にあっては、スラストワッシャーと同 一平面方向に突設した係止爪を、ピニオンキャリアの突起部に当接させることに より、このスラストワッシャーの回転止めが行われる。このとき、前記係止爪は スラストワッシャーと同一平面方向に形成されていることと、この係止爪が前記 突起部にピニオンキャリアの外径方向から当接されることにより、ピニオンギア にスラストワッシャーをサブアッシイした状態で、一対のピニオンキャリア間の 半径方向に自動組付けが可能となる。
【0013】
以下、本考案の実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。図1から図3は 本考案の一実施例を示す遊星歯車機構10で、図1はピニオンギアとピニオンキ ャリアとの組付け状態を示す断面図、図2は図1中A−A線からの要部拡大断面 図、図3は図1に示した組付体の斜視図である。
【0014】 即ち、本実施例の遊星歯車機構10は従来に示したものと同様にラビニョウ型 のもので、ショートピニオンギア12およびロングピニオンギア14を備え、こ れら各ピニオンギア12,14は互いに噛合されるもの同志を1組として、3組 のピニオンギア12,14が一対のピニオンキャリア16,18間に、周方向に 等間隔をもって組付けられるようになっている。
【0015】 前記一対のピニオンキャリア16,18間には、これら両ピニオンキャリア1 6,18を互いに連結する突起部としての3本の柱部20が、周方向に等間隔を もって形成される。また、図1中左側の一方のピニオンキャリア16からは、シ ョートピニオンギア12の取付位置に対応して突起部としての3本のボス部22 が突設される。そして、ショートピニオンギア12は前記ボス部22と他方のピ ニオンキャリア18との間に配置され、このボス部22を貫通する取付穴24と ピニオンキャリア18に形成された取付穴26との間に挿通されるショートピニ オンシャフト28を介して、前記ショートピニオンギア12は回転自在に支持さ れる。一方、前記ロングピニオンギア14は、一対のピニオンキャリア16,1 8に形成された取付穴30,32に挿通されるロングピニオンシャフト34を介 して回転自在に支持される。
【0016】 前記ショートピニオンギア12および前記ロングピニオンギア14の軸方向両 端には、それぞれスラストワッシャー36a,36b,36c,36dが配置さ れる。スラストワッシャー36aは、突出されたボス部22の先端部に一部を折 り曲げて係止することにより回転止めが行われる一方、スラストワッシャー36 bおよび36dは互いに噛合されるショートピニオンギア12とロングピニオン ギア14とに対応するもの同志が互いに連結されて回転止めが行われる。
【0017】 ここで、本実施例では前記ロングピニオンギア14の図1中左側に配置される スラストワッシャー36cに、図2に示したようにこのスラストワッシャー36 cの外周の対向部分から、このスラストワッシャー36cと同一平面方向に一体 に一対の係止爪38,38を突設し、この係止爪38,38を前記柱部20およ び前記ボス部22の外側に、ピニオンキャリア16の外径方向から当接させるこ とにより回転止めを行うようになっている。尚、前記係止爪38,38の各先端 部は、ピニオンキャリア16の内径方向が幅狭となるようにそれぞれ傾斜されて いる。
【0018】 以上の構成により本実施例の遊星歯車機構10にあっては、ショートピニオン ギア12およびロングピニオンギア14と共に、スラストワッシャー36a,3 6b,36c,36dをサブアッシイした状態で、このサブアッシイ部分を一対 のピニオンキャリア16,18間に組付ける場合、スラストワッシャー36cは 、同一平面方向に突設した係止爪38,38を、柱部20およびボス部22にピ ニオンキャリア16の外径方向から当接させて回転止めが行われるため、前記サ ブアッシイ部分をピニオンキャリア16,18の半径方向に組付けることが可能 となる。尚、その他のスラストワッシャー36a,36b,36dにあっては、 スラストワッシャー36aはボス部22の先端部に係止されることから、このス ラストワッシャー36aの一部を折曲した場合にも前記サブアッシイ部分の半径 方向の組付けが可能となる。また、前記スラストワッシャー36b,36dは互 いに連結されて回転止めが行われるため、それぞれを同一平面方向に形成するこ とができ、この場合にも前記サブアッシイ部分の半径方向の組付けが可能となる 。
【0019】 ところで、前記サブアッシイ部分を一対のピニオンキャリア16,18間に組 付けた後、ショートピニオンシャフト28およびロングピニオンシャフト34を それぞれの取付穴24,26間および取付穴30,32間に跨がって挿通して、 これらピニオンシャフト28,34の両端部をかしめることにより一体化が行わ れる。
【0020】 尚、本実施例では前記スラストワッシャー36cの係止爪38,38を柱部2 0およびボス部22に係止させることにより、既存の突起部を利用することがで きるため構成を簡単化することができるが、これに限ること無く新たに突起部を 形成して前記係止爪38,38を係止させてもよい。
【0021】
以上説明したように、本考案に係る遊星歯車機構にあっては、スラストワッシ ャーと同一平面方向に突設した係止爪を、ピニオンキャリアの突起部に当接させ てスラストワッシャーの回転止めを行うため、ピニオンギアにスラストワッシャ ーをサブアッシイした状態で、このサブアッシイ部分を一対のピニオンキャリア 間の半径方向に組付けることが可能となり、延いては、ピニオンギアとピニオン キャリアとの自動組付けが可能になり、組付け作業性の著しい能率化を図って生 産性の向上を達成できるという優れた効果を奏する。
【図1】本考案の一実施例のピニオンギアとピニオンキ
ャリア部分を取り出して示す遊星歯車機構の断面図であ
る。
ャリア部分を取り出して示す遊星歯車機構の断面図であ
る。
【図2】本考案の一実施例を示す図1中A−A線からの
要部拡大断面図である。
要部拡大断面図である。
【図3】本考案の一実施例を示す図1に示した組付体の
斜視図である。
斜視図である。
【図4】ラビニョウ型の遊星歯車機構を概略的に示した
斜視図である。
斜視図である。
【図5】ピニオンギアとピニオンキャリアとの関係を示
す分解斜視図である。
す分解斜視図である。
【図6】従来の遊星歯車機構のスラストワッシャー部分
を示す要部拡大断面図である。
を示す要部拡大断面図である。
10 遊星歯車機構 14 ロングピニ
オンギア 16,18 ピニオンキャリア 20 柱部(突起
部) 22 ボス部(突起部) 34 ピニオンシ
ャフト 36c スラストワッシャー 38 係止爪
オンギア 16,18 ピニオンキャリア 20 柱部(突起
部) 22 ボス部(突起部) 34 ピニオンシ
ャフト 36c スラストワッシャー 38 係止爪
Claims (1)
- 【請求項1】 互いに噛合されるサンギア,ピニオンギ
アおよびインターナルギアを備え、ピニオンギアが軸方
向両側に配置される一対のピニオンキャリア間にピニオ
ンシャフトを介して回転自在に支持されると共に、ピニ
オンギアとピニオンキャリアとの間にスラストワッシャ
ーが介在される遊星歯車機構において、 前記スラスト
ワッシャーの外周から、このスラストワッシャーと同一
平面方向に一体に係止爪を突設し、この係止爪をピニオ
ンキャリアの内側から突設される突起部に、ピニオンキ
ャリアの外径方向から当接したことを特徴とする遊星歯
車機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1877492U JPH0579095U (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 遊星歯車機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1877492U JPH0579095U (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 遊星歯車機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0579095U true JPH0579095U (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=11980986
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1877492U Pending JPH0579095U (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 遊星歯車機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0579095U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20250264157A1 (en) * | 2022-04-27 | 2025-08-21 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Planetary gearbox having a rotationally fixed thrust washer of the planet bearing |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP1877492U patent/JPH0579095U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20250264157A1 (en) * | 2022-04-27 | 2025-08-21 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Planetary gearbox having a rotationally fixed thrust washer of the planet bearing |
| US12429132B2 (en) * | 2022-04-27 | 2025-09-30 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Planetary gearbox having a rotationally fixed thrust washer of the planet bearing |
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