JPH0579097U - 伝動帯のテンション調整装置 - Google Patents
伝動帯のテンション調整装置Info
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- JPH0579097U JPH0579097U JP2585192U JP2585192U JPH0579097U JP H0579097 U JPH0579097 U JP H0579097U JP 2585192 U JP2585192 U JP 2585192U JP 2585192 U JP2585192 U JP 2585192U JP H0579097 U JPH0579097 U JP H0579097U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 駆動車と従動車の同期の一致と充分なテンシ
ョン調整範囲とを確保するとともに、駆動車と従動車の
軸間距離を変化させることなく伝動帯の交換を可能にす
る。 【構成】 支持体8は往路側ベルト部5と復路側ベルト
部6間の中央に回動中心Pを有し、この回動中心Pから
共に等しい距離となる位置に各々一対の外側アイドラ1
0,10と内側アイドラ11,11とが回転自在に軸支
されている。支持体8は付勢装置14により回動付勢さ
れ、これにより一対の外側アイドラ10,10は往路側
ベルト部5と復路側ベルト部6の外側面に各々圧接さ
れ、一対の内側アイドラ11,11は往路側ベルト部5
と復路側ベルト部6の内側面に圧接されている。
ョン調整範囲とを確保するとともに、駆動車と従動車の
軸間距離を変化させることなく伝動帯の交換を可能にす
る。 【構成】 支持体8は往路側ベルト部5と復路側ベルト
部6間の中央に回動中心Pを有し、この回動中心Pから
共に等しい距離となる位置に各々一対の外側アイドラ1
0,10と内側アイドラ11,11とが回転自在に軸支
されている。支持体8は付勢装置14により回動付勢さ
れ、これにより一対の外側アイドラ10,10は往路側
ベルト部5と復路側ベルト部6の外側面に各々圧接さ
れ、一対の内側アイドラ11,11は往路側ベルト部5
と復路側ベルト部6の内側面に圧接されている。
Description
【0001】
本考案は、駆動車と従動車とに架け渡された伝動帯のテンションを調整するた めに用いられる伝動帯のテンション調整装置に関する。
【0002】
従来のテンション調整装置としては、図4に示した構造と図5に示した構造と が知られている。すなわち、図4に示した第1の従来構造にあっては、駆動車5 0と従動車51には伝動帯としての無端ベルト52が架け渡されており、これに より駆動車50と従動車51間には、往路側ベルト部53と復路側べルト部54 とが形成されている。また、駆動車50と従動車51間には1個のアイドラ55 が配置されており、該アイドラ55はスプリング等の付勢部材56により付勢さ れて、復路側ベルト部54の内側面に圧接している。
【0003】 一方、図5に示した第2の従来構造にあっては往路側ベルト部53と復路側ベ ルト部54の各々外側面に当接する2個のアイドラ55,55が設けられており 、両アイドラ55,55は付勢部材56により相近接する方向に付勢されて、前 記外側面に圧接している。
【0004】
しかしながら、第1の従来構造にあっては、復路側ベルト部54の内側面にア イドラ55を圧接させて、復路側ベルト部54のみを引張するように構成されて いる。このため、付勢部材56により引張されているアイドラ55の位置が変化 すると、復路側ベルト部54の経路長のみが変化することから、両ベルト部53 ,54の経路長の変化に誤差が生じ、これにより駆動車50と従動車51との同 期がずれてしまう。
【0005】 他方、第2の従来構造にあっては、2個のアイドラ55,55により両ベルト 部53,54を相近接する方向に押圧することから、テンションの調整範囲は両 ベルト部53,54が接触しない範囲においてのみ可能であって、テンションの 調整範囲が小さい。
【0006】 また、この小さい調整範囲内でテンション調整を可能にする為には、遊び代の 少ない無端ベルト52を用いる必要があることから、ベルト交換に際して無端ベ ルト52を駆動車50と従動車51とに架け渡す作業が困難となる。よって、ベ ルト交換時の架け渡し作業を容易に行う為には、駆動車50と従動車51のいず れか一方を移動可能にして、両者の軸間距離を小さくできる構造としなければな ない。さらには、双方のアイドラ55,55が必ずしも同じ移動量をもって移動 するとは限らず、瞬間的には一方のアイドラ55のみが移動することもあり得る ことから、この場合には第1の従来構造と同様に駆動車50と従動車51の同期 がずれてしまい、よって同期の一致性に関しても補償されるものではなかった。
【0007】 本考案は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、駆動車と従動 車の同期の一致と充分なテンション調整範囲とを確保するとともに、駆動車と従 動車の軸間距離を変化させることなく伝動帯の交換が可能な伝動帯のテンション 調整装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
前記課題を解決するために本考案にあっては、駆動車と従動車とに伝動帯を架 け渡し、該伝動帯を介して駆動車の駆動力を従動車に伝達する伝動機構において 、前記駆動車と従動車間に延在する伝動帯の往路側部と復路側部間の中央を回動 中心とする回動自在な支持体が設けられ、該支持体には、前記回動中心から各々 等しい距離に軸支された、前記往路側部及び復路側部の外側面に当接する一対の 外側アイドラと、前記往路部及び復路側部の内側面に当接する一対の内側アイド ラとが設けられる一方、前記支持体を回動付勢して前記各アイドラを前記内側面 と外側面とに圧接させる付勢手段が設けられている。
【0009】
前記構成において、付勢手段からの付勢力を受けて支持体が回動すると、一対 の外側アイドラは支持体とともに移動し各々伝動帯の復路側部と往路側部の外側 面に圧接する。また、一対の内側アイドラも同様に支持体とともに移動し各々復 路側部と往路側部の内側面に圧接する。このとき、一対の外側アイドラと内側ア イドラとは、各々支持体の回動中心から等しい距離に軸支されていることから、 支持体の回動により、一対の内側アイドラと外側アイドラとが前記距離を半径と する円周上にて同一距離をもって移動する。したがって、前記往路側部と復路側 部とは、常に同一の変位量をもって変位し、その結果両往路側部と復路側部の経 路長は常に同一となる。
【0010】 また、往路側部と復路側部の内側面と外側面とが各々外側アイドラと内側アイ ドラとにより押圧されてテンションの調整がなされることから、充分なテンショ ン調整範囲が確保され、また、充分なテンション調整範囲が確保される結果、遊 び代の大きい伝動帯を用いても、必要なテンション調整が可能となる。
【0011】
以下、本考案の一実施例について図にしたがって説明する。すなわち、図2, 3に示した実施例は本考案をロケータに適用したものであって、ロケータ本体1 には、間隔をおいて駆動車2と従動車3とが回転自在に軸支されており、駆動車 2の中心軸はモータ12の回転軸に結合されている。駆動車2と従動車3には伝 動帯としての無端ベルト4が架け渡されており、これにより駆動車2と従動車3 間には、無端ベルト4の往路側部である往路側ベルト部5と、復路側部である復 路側べルト部6とが延在している。
【0012】 駆動車2と従動車3間には、支持体8が配設されており、該支持体8は往路側 ベルト部5と復路側ベルト部6間の中央、換言すれば図2に示した駆動車2と従 動車3の軸中心を結ぶ直線L上に回動中心Pを有し、この回動中心Pを軸心とす る軸7により回動自在に軸支されている。また、この支持体8には直交する方向 に4本のアーム9が設けられており、該アーム9の先端部には前記回動中心Pか ら共に等しい距離となる位置に各々一対の外側アイドラ10,10と内側アイド ラ11,11とが回転自在に軸支されている。
【0013】 各一対の外側アイドラ10,10と内側アイドラ11,11とは、共に同一直 線上に設けられたアーム9の端部に配置されている。そして、一対の外側アイド ラ10,10のうちその一方は、往路側ベルト部5外側面に当接するように該往 路側ベルト部5の外側に配置され、他方は復路側ベルト部6の外側面に当接する ように該復路側ベルト部6外側に配置されている。同様に、一対の内側アイドラ 11,11のうちその一方は、往路側ベルト部5内側面に当接するように該往路 側ベルト部5の内側に配置され、他方は復路側ベルト部6の内側面に当接するよ うに該復路側ベルト部6内側に配置されている。
【0014】 また、隣合う所定のアーム9,9にはその先端部に延設部13が一体的に成形 されており、該延設部13の先端には付勢手段である付勢装置14の一端部が枢 支されている。該付勢装置14は、前記延設部13と略直交する方向に延在し、 他端はロケータ本体1に固定されたブラケット15の先端部に枢支されている。
【0015】 また、付勢装置14は収縮する方向に付勢力を有している。したがって、前記 支持体8は回動付勢され、これにより図1に模式的に示したように一対の外側ア イドラ10,10は往路側ベルト部5と復路側ベルト部6の外側面に各々圧接さ れ、一対の内側アイドラ11,11は往路側ベルト部5と復路側ベルト部6の内 側面に圧接されている。
【0016】 以上の構成かかる本実施例において、付勢装置14から付勢力を受けて支持体 8が回動すると、該支持体8の回動とともに各アイドラ10,10,11,11 が移動して、外側アイドラ10,10にあっては各ベルト部5,6の外側面に各 々圧接する一方、内側アイドラ11,11にあっては各ベルト部5,6の内側面 に圧接し、無端ベルト4のテンションが調整される。
【0017】 このとき、一対の外側アイドラ10,10と内側アイドラ11,11とは、支 持体8の回動中心Pから等しい距離に軸支されていることから、支持体8が回動 すると全てのアイドラ10,10,11,11が回転中心Pまでの距離を半径と する同一円周上にて同一距離をもって移動する。したがって、無端ベルト4は、 往路側ベルト部5と復路側ベルト部6とにおいて、常に同一の変位量をもって変 位する。その結果、両ベルト部4,5の経路長も常に同一の変化量をもって変化 し、これによりテンションが変化しても駆動車2と従動車3との同期が完全に一 致する。
【0018】 また、往路側ベルト部5と復路側ベルト部6の各々において、外側アイドラ1 0による外側からの押圧と内側アイドラ11による内側からの押圧により2部位 にて変位することから、無端ベルト4全体としては4部位において変位し、これ により充分なテンション調整範囲を確保することが可能となる。
【0019】 さらに、このように充分なテンション調整範囲が確保されれば、前述した第2 の従来技術のように遊び代の少ない無端ベルトを用いる必要はなく、遊び代が大 きい無端ベルト4を用いても支障なくテンション調整が可能となる。よって、遊 び代の大きい無端ベルト4を用いることにより、駆動車2と従動車3の軸間距離 を変化させ得る構造を設ずとも、ベルト交換に際して無端ベルト4を駆動車2と 従動車3とに架け渡す作業は容易となる。よって、駆動車2と従動車3の軸間距 離を変化させ得る構造を設けずに、これによって構造の簡略化を図りつつ、前述 した正確な同期の確保と、充分なテンション調製範囲の確保とが可能となる。
【0020】 なお、この実施例においては、外側アイドラ10,10と内側アイドラ11, 11とを、支持体8の回動中心Pから全て等しい距離となる位置に軸支するよう にした。しかし、前記回動中心P各外側アイドラ10,10同士の軸支位置まで の距離が等しく、かつ、各内側アイドラ11,11同士の軸支位置までの距離が 等しければ、回動中心Pから外側アイドラ10までの距離と、内側アイドラ11 までの距離とが等しくなくとも、前記実施例と同様の作用効果を奏することが可 能である。また、この実施例においては伝動帯として無端ベルト4を用いたもの を示したが、これに限ることなく無端チェーン等の他の伝動帯に適用することも 可能である。
【0021】
以上説明したように本考案は、駆動車と従動車の間に延在する伝動帯の往路側 部と復路側部とを、その間の中央を回動中心として回動するアイドラにより、内 側と外側とからに押圧するようにした。よって、伝動帯の往路側部と復路側部と で、常に同一の変位量をもって変位させつつテンション調整を行うことができ、 その結果両ベルト部の経路長を常に同一の変化量をもって変化させて、駆動車と 従動車の同期を完全一致させることが可能となる。
【0022】 また、往路側部と復路側部とにおいて、外側からの押圧と内側からの押圧によ り伝動帯を変位させ得ることから、伝動帯が4部位において変位し、これにより 充分なテンション調整範囲を確保することが可能となる。
【0023】 また、このように充分なテンション調整範囲が確保されれば、遊び代の少ない 伝動帯を用いる必要はなく、遊び代が大きい伝動帯を用いても支障なくテンショ ン調整が可能となる。よって、遊び代の大きい伝動帯を用いることにより、駆動 車と従動車間の軸間距離を変化可能な構造とせずとも、伝動帯の交換作業は容易 となる。これにより、構造の簡略化を図りつつ、正確な同期の確保と、充分なテ ンション調製範囲の確保とが可能となる。
【図1】本考案の一実施例を示す概念図である。
【図2】同実施例の正面図である。
【図3】同実施例の平面図である。
【図4】第1の従来構造を示す概念図である。
【図5】第2の従来構造を示す概念図である。
2 駆動車 3 従動車 4 無端ベルト(伝動帯) 5 往路側ベルト部(往路側部) 6 復路側ベルト部(復路側部) 7 軸 8 支持体 10 外側アイドラ 11 内側アイドラ 14 付勢装置(付勢手段) P 回動中心
Claims (1)
- 【請求項1】 駆動車と従動車とに伝動帯を架け渡し、
該伝動帯を介して駆動車の駆動力を従動車に伝達する伝
動機構において、前記駆動車と従動車間に延在する伝動
帯の往路側部と復路側部間の中央を回動中心とする回動
自在な支持体が設けられ、該支持体には、前記回動中心
から各々等しい距離に軸支された、前記往路側部及び復
路側部の外側面に当接する一対の外側アイドラと、前記
往路部及び復路側部の内側面に当接する一対の内側アイ
ドラとが設けられる一方、前記支持体を回動付勢して前
記各アイドラを前記内側面と外側面とに圧接させる付勢
手段が設けられたことを特徴とする伝動帯のテンション
調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992025851U JP2584365Y2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 伝動帯のテンション調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992025851U JP2584365Y2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 伝動帯のテンション調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0579097U true JPH0579097U (ja) | 1993-10-26 |
| JP2584365Y2 JP2584365Y2 (ja) | 1998-10-30 |
Family
ID=12177343
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992025851U Expired - Lifetime JP2584365Y2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 伝動帯のテンション調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2584365Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101427451B1 (ko) * | 2011-07-13 | 2014-08-11 | 주식회사 만도 | 전동식 동력 보조 조향장치의 벨트 장력 조절기 및 이를 구비한 전동식 동력 보조 조향장치 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007153549A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-06-21 | Noritsu Koki Co Ltd | 画像形成装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS504183U (ja) * | 1973-05-15 | 1975-01-17 |
-
1992
- 1992-03-27 JP JP1992025851U patent/JP2584365Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS504183U (ja) * | 1973-05-15 | 1975-01-17 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101427451B1 (ko) * | 2011-07-13 | 2014-08-11 | 주식회사 만도 | 전동식 동력 보조 조향장치의 벨트 장력 조절기 및 이를 구비한 전동식 동력 보조 조향장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2584365Y2 (ja) | 1998-10-30 |
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