JPH0579162U - ワイヤハーネス取り付けクリップ - Google Patents

ワイヤハーネス取り付けクリップ

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JPH0579162U
JPH0579162U JP2814992U JP2814992U JPH0579162U JP H0579162 U JPH0579162 U JP H0579162U JP 2814992 U JP2814992 U JP 2814992U JP 2814992 U JP2814992 U JP 2814992U JP H0579162 U JPH0579162 U JP H0579162U
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holding plate
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワイヤハーネス12の外周に取り付けて、係
止頭3を車体13の係止孔14に嵌着し、ワイヤハーネ
ス12の配設姿勢を保持するワイヤハーネス取り付けク
リップにおける、係止孔14に対する係止頭3の位置ず
れ調整性能の向上を図る。 【構成】 ワイヤハーネス12の外周に取り付けるクリ
ップベース2と、基板部5に係止頭3を立設したクリッ
プ本体1との組み合せからなり、クリップベース2は、
基板部5をスライド自在にのせる保持板部7と、保持板
部7上の基板部5の上面を抑える可撓性の抜け止め用抑
え舌片9を有し、その保持板部7上の基板部5が、抑え
舌片9に抜け止めされながら、直径D3の許容スライド
面上を二軸方向にスライド自在になした構造が特徴であ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車、または、複写機・パーソナルコンピューター等のオフィス オートメーション機器等に配設するワイヤハーネスの配設姿勢を保持する為に、 ワイヤハーネスに設けるワイヤハーネス取り付けクリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ワイヤハーネス取り付けクリップは、車体等に穿設した係止孔に逆止状に嵌着 する係止頭を有するクリップ本体を、クリップベースに立設した形状を有し、そ のクリップベースをワイヤハーネスの外周に取り付け固定し、突出した係止頭を 車体等の係止孔に嵌着してワイヤハーネスの配設姿勢を整えて保持する構造にな っている。
【0003】 しかし、予めワイヤハーネスに取り付けるワイヤハーネス取り付けクリップの 係止頭と、車体側・機器側の係止孔の位置を、正確に整合させてワンタッチ的に 「パチン」と嵌合させることは実質的に困難なため、ワイヤハーネスの外周に固 定したクリップベースに対してクリップ本体を若干のストロークでスライド自在 になし、クリップ本体側の係止頭を車体等の係止孔に対して位置合せできる構造 のものが、実開平1ー116522号公報・実公平2ー10747号公報等に示 されて公知である。
【0004】 「考案が解決しようとする課題」 しかし、係止頭の位置合せ可能になした前記公知例のうち、前者の実開平1ー 116522号公報のものは、ワイヤハーネスの外周に巻き付けるバンド部の一 部をクリップベースになし、そのクリップベースに対してクリップ本体をスライ ド自在になしたもので、クリップ本体がワイヤハーネスの外周に沿った円周上を 線移動するに過ぎないものであり、後者の実公平2ー10747号公報のものは 、ワイヤハーネスの外周に、ワイヤハーネスの長手方向に平行させて固着するク リップベースに対してクリップ本体を直線移動するに過ぎないものである。
【0005】 即ち、これ等の公知例のものは、車体等の係止孔にワイヤハーネス側のクリッ プの係止頭を位置合せする為に許容される調整運動が、単一線上の移動運動に拘 束されるので、ワイヤハーネスの配設に際して現に存在する係止孔と係止頭の位 置ずれが、吸収できないケースがあり、このような場合には、クリップベース自 体の取り付け位置変更を要するので、ワイヤハーネスの配設保持作業上の難点が ある。本考案は、以上の従来技術が有する難点を解消するワイヤハーネス取り付 けクリップを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以上の技術課題を解決する本考案のワイヤハーネス取り付けクリップは「ワイ ヤハーネス外周に取り付けるクリップベースと、相手側の係止孔への係止頭を立 設して該クリップベースに組み合せるクリップ本体からなり、前記クリップ本体 は、基板部に柱状胴部を立設し、前記クリップベースは、該基板部を許容スライ ド面上に二軸方向にスライド自在に載せる保持板部と、該保持板部上の該基板部 の上面を抑える可撓性の抜け止め用抑え舌片を有し、該抑え舌片は、対向する先 端部間に、前記基板部の前記保持板部上への受け入れを許容し、かつ、前記柱状 胴部の胴径より所要倍数大となる空間部を有する構造」が特徴である。
【0007】
【作用】
以上の構成の本考案のワイヤハーネス取り付けクリップは、柱状胴部を立設し たクリップ本体の基板部が、クリップベースの保持板部の許容スライド面上に二 軸スライド自在に組み合せられ、その組み合せ姿勢における基板部の抜け止め用 抑え舌片と、前記の許容スライド面を確保するための該抑え舌片の先端部間の空 間部(柱状胴部の胴径より所要倍数大の空間部)が存在するので、保持板部上の クリップ本体の基板部は、少くとも柱状胴部が抑え舌片に接触するまでの平面が 許容スライド面となって二軸スライドできると共に、そのスライド許容範囲内の どの位置においても、抑え舌片によってクリップベースからの抜けが防止され、 クリップ機能が確保される。そして、その柱状胴部のスライド移動に係止頭が連 動するので、相手側係止孔と係止頭との位置合せが二次元調整にレベルアップす る。
【0008】
【実施例】
以下、実施例に基づいて詳しく説明する。自動車用ワイヤハーネスに応用した 本考案の一実施例を示す図1を参照して、本考案のワイヤハーネス取り付けクリ ップは、円板形の基板部5の中央に立設した円柱状の柱状胴部6の上端に、係止 頭3を有するクリップ本体1と、そのクリップ本体1の基板部5を載せて、許容 されるスライド面上を二軸方向にスライド自在になす保持板部7を有し、かつ、 その保持板部7上の基板部5を抑えて抜け止めする可撓性の抜け止め用抑え舌片 9を設けたクリップベース2との組み合せからなっている。そして、このクリッ プベース2にクリップ本体1を組み合せ、別体の巻着バンド8によってクリップ ベース2を、ワイヤハーネス12の外周に取り付け固定し、クリップ本体1の係 止頭3を車体13の係止孔14に逆止状に嵌着して、ワイヤハーネス12の配設 姿勢を整えて保持する構造になっている。
【0009】 詳しくは、クリップベース2は、円板形の保持板部7の外縁から基部10Aが 立ち上って保持板部7と平行して中心方向に伸びる枠部10を有し、この枠部1 0の先端の円形窓17に、半径方向の四個のスリット18によって分割されて対 向二対となる可撓性の抑え舌片9が周設されている。そして、この抑え舌片9を 有する枠部10と保持板部7との間隙に、クリップ本体1の基板部5を入れて載 せ、基板部5は後述する許容スライド面上を二軸方向にスライドできる。
【0010】 即ち、抑え舌片9は、図1(B)参照、弾性撓して基板部5の保持板部7上へ の挿入を許容すると共に、前記の許容スライド面上のどの位置に基板部5が存在 しても、その基板部5の上面を抑えて、基板部5の抜けを防止し、かつ、先端部 間に所要径D1の空間部を有する形状と必要な弾性を有している。そして、この 抑え舌片9の先端部間の空間直径D1は、クリップ本体1の柱状胴部6の胴部直 径D2より所要倍数大きく形成されており(この実施例ではD1=2.2D2)、 D1径の空間部にD2径の柱状胴部6を遊嵌するようになっている。
【0011】 そして、前記の許容スライド面を確保するために、枠部10の基部10Aの対 向間隔は、充分に確保され、前記の許容スライド面の極限に基板部5が達しても 基板部5と基部10Aが干渉しないようになっており、保持板部7上のクリップ 本体1の基板部5は、少くとも、柱状胴部6が抑え舌片9に接触するまでの許容 スライド面上を、自由にスライドできる。そして、本実施例の円形窓17の直径 は、基板部5の直径と概ね等しいか、若干大きくなっており、ワイヤハーネスの 担持外力を受けるクリップ本体1が、前記許容スライド面のどの位置でも、クリ ップベース2から外れないようになっている。
【0012】 なお、巻着バンド8はクリップベース2の裏面に設けたバンド挿着部11に通 してワイヤハーネス12に巻き付けセットされる。また、係止頭3は係止孔14 に逆止状に嵌着係止すると共に、その嵌着姿勢の「がたつき」防止の圧接片4を 有する従来物と同様の構造である。
【0013】 つぎに、図2を参照して本考案の他の実施例を説明する。この図2のものは、 図1実施例と同一のクリップ本体1とクリップベース2からなるワイヤハーネス 取り付けクリップにおいて、ベースクリップ2は、帯状の取着部材15に取り付 けられ、この取着部材15をテープ巻き16によってワイヤハーネスの外周に取 り付ける構造になっている。
【0014】 以上の各実施例のワイヤハーネス取り付けクリップは、前記の作用がある。即 ち、図1(C)(D)参照、クリップ本体1の係止頭3の中心3Aが「抑え舌片 9の先端部間の空間部直径D1−柱状胴部6の胴部直径D2=図1(D)の許容ス ライド円直径D3」の面上を二軸方向にスライド自在となり、このスライド可能 範囲のどの位置にでも係止頭3を調整セットすることができる。なお、抑え舌片 9の先端は若干の弾性を有するので、柱状胴部6が抑え舌片9と接触すると、そ の接触力によって抑え舌片9が若干弾性変形するので柱状胴部5の実質的許容ス ライド範囲は、前記D3直径より若干増加する。
【0015】 従って、この許容スライド範囲を適量に採択しておくと、係止頭3の二軸方向 の移動調整によって、ワイヤハーネスの配索において、現に存在するクリップ側 の係止頭3と車体・機器側の係止孔14の位置ずれは、ワンタッチ的に調整可能 になり、その位置ずれ存在によるワイヤハーネス12の配設トラブルが解消され る。
【0016】 なお、本考案のワイヤハーネス取り付けクリップは、前記実施例に限定されず 、下記例示の変化がある。即ち、クリップ本体1の基板部5は方形・楕円形でも 良く、抑え舌片9を設ける枠部10は柱体枠でも良い。また、抑え舌片9の基部 となる枠部10の窓部は、円形以外の形状になすことがあり、さらに、抑え舌片 9は、前記のスリット18が存在しない独立形舌片になしたり、対向一対のみの 配列になすことがあり、要は、弾性撓して基板部5を保持板部7上に受け入れ、 かつ、前記許容スライド面上のどの位置のクリップ本体1がワイヤハーネスの担 持外力を受けても、クリップベース2からの抜けを防止する形状と適度の剛性弾 性を有するものであれば良い。そして、クリップ本体1の頭部形状は前記実施例 以外のものも使用される。
【0017】
【考案の効果】
以上の説明のとおり、本考案のワイヤハーネス取り付けクリップは、相手側係 止孔へのクリップ側の係止頭の位置整合調整性能が、従来物より格段に向上して 、その係止頭と係止孔の位置ずれによるトラブルを解消し、ワイヤハーネスの配 設作業性と配設作業能率を向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案一実施例のワイヤハーネス取り付けクリ
ップを示し、(A)はその構成部材の斜視図、(B)
(C)(D)はその組み合せ手順と使用状態を示す正面
【図2】本考案の他の実施例のワイヤハーネス取り付け
クリップの使用状態を示す正面図
【符号の説明】
1 クリップ本体 2 クリップベース 3 係止頭 4 圧接片 5 基板部 6 柱状胴部 7 保持板部 8 巻着バンド 9 抑え舌片 10 枠部 11 バンド挿着部 12 ワイヤハーネス 13 車体 14 係止孔 15 取着部材 16 テープ巻き 17 円形窓 18 スリット D1 抑え舌片の先端の空間部直径 D2 柱状胴部の胴部直径 D3 許容スライド円直径
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 7/00 H 7819−4E

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤハーネス外周に取り付けるクリッ
    プベースと、相手側の係止孔への係止頭を立設して該ク
    リップベースに組み合せるクリップ本体からなり、前記
    クリップ本体は、基板部に柱状胴部を立設し、前記クリ
    ップベースは、該基板部を許容スライド面上に二軸方向
    にスライド自在に載せる保持板部と、該保持板部上の該
    基板部の上面を抑える可撓性の抜け止め用抑え舌片を有
    し、該抑え舌片は、対向する先端部間に、前記基板部の
    前記保持板部上への受け入れを許容し、かつ、前記柱状
    胴部の胴径より所要倍数大となる空間部を有する構造を
    特徴とするワイヤハーネス取り付けクリップ。
  2. 【請求項2】 円形の基板部の中心に、円柱状の柱状胴
    部を立設したクリップ本体と、保持板部上の枠部の円形
    窓に、スリットによって半径方向に分割され、かつ、先
    端部間に円形の空間部を有する抜け止め用抑え舌片を設
    けたクリップベース、からなる請求項1のワイヤハーネ
    ス取り付けクリップ。
  3. 【請求項3】 枠部の円形窓の直径と基板部の直径を、
    概ね等しくした請求項2のワイヤハーネス取り付けクリ
    ップ。
JP2814992U 1992-04-01 1992-04-01 ワイヤハーネス取り付けクリップ Expired - Lifetime JP2558378Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020150675A (ja) * 2019-03-13 2020-09-17 大和化成工業株式会社 配策材の結束構造及び係合部材
JP2022012103A (ja) * 2020-07-01 2022-01-17 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネス用プロテクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020150675A (ja) * 2019-03-13 2020-09-17 大和化成工業株式会社 配策材の結束構造及び係合部材
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