JPH057921U - モノリス型触媒コンバ−タ - Google Patents
モノリス型触媒コンバ−タInfo
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- JPH057921U JPH057921U JP5380691U JP5380691U JPH057921U JP H057921 U JPH057921 U JP H057921U JP 5380691 U JP5380691 U JP 5380691U JP 5380691 U JP5380691 U JP 5380691U JP H057921 U JPH057921 U JP H057921U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 モノリス型触媒コンバ−タのハニカムの熱劣
化を解消する。 【構成】 本考案に係るモノリス型触媒コンバ−タは、
セル表面に触媒を担持させたハニカム1のその入口6か
ら出口7までの長さを、ハニカム1の出口温度をハニカ
ム1の熱劣化許容限界温度となる寸法に設定したもので
ある。
化を解消する。 【構成】 本考案に係るモノリス型触媒コンバ−タは、
セル表面に触媒を担持させたハニカム1のその入口6か
ら出口7までの長さを、ハニカム1の出口温度をハニカ
ム1の熱劣化許容限界温度となる寸法に設定したもので
ある。
Description
【0001】
本考案はモノリス型触媒コンバ−タに関し特にハニカムに改良を施したモノリ ス型触媒コンバ−タに関する。
【0002】
触媒コンバ−タは、大別して2〜4mm程度の球状あるいは円柱状のハニカム に触媒成分を担持させたペレット型と、セラミックや薄い耐熱金属板で多数のガ ス流通口(セル)を有して触媒担持用のハニカムを成形し、そのハニカムの表面 に触媒を担持させた後にこれを触媒収容用の容器内に収容したモノリス型に分類 されている。モノリス型はウォ−ムアップ性、耐摩耗性、背圧、搭載性、軽量等 の点でペレット型と比較すると格段に優れているため、最近では触媒コンバ−タ としてモノリス型が主流を占めている。
【0003】
触媒コンバ−タの取付け位置によって排気ガスシステムを分類すると、エンジ ンの排気マニホ−ルドの直ぐ後ろに触媒コンバータを取付けるようにしたMCタ イプ(マニホ−ルドコンバ−タ)、車両の床下に触媒コンバータを取付けるよう にしたUFCタイプ(アンダ−フロアコンバ−タ)、排気マニホ−ルドの直ぐ後 ろ及び車両の床下にそれぞれ触媒コンバータを取付けるようにしたMC−UFC タイプに区別できるが、各タイプにはそれぞれ次のような欠点があり、現行排気 法規制を上回るアメリカの93年以降のHC規制をクリアする上で大きな障害と なっている。
【0004】 (A) MCタイプではエンジンに近いために触媒コンバ−タが排気熱によってエ ンジン始動後早期に活性温度に達し、排気ガスの浄化に非常に有効になるという 反面、入口排気ガスの温度が高温のため、熱による浄化性能の劣化が大きく、性 能を長期間維持できない。
【0005】 (B) UFCタイプでは、エンジンから遠いため熱による性能劣化は少ないが、 エンジン始動時、触媒コンバ−タが活性温度に達するのにかなり時間がかかり、 その間、排気は全く浄化されていないので、排気ガスの浄化の点でかなり不利と なる。
【0006】 (C) MCタイプとUFCタイプを組合わせたMC−UFCタイプはコストが高 く、基本的にMCタイプのもつ熱による浄化性能の劣化は解決されていない。
【0007】 なお関連技術には、モノリス型の触媒コンバ−タにおける排気ガスの分散性を 改善するために、ハニカムを排気ガス流れ方向において適当に複数分割し、各ハ ニカム間に適当な間隔をあけるようにした「モノリス触媒コンバ−タ」(実開昭 58-180318号)がある。
【0008】 本考案の目的は、モノリス型触媒コンバ−タのハニカムの熱劣化を解消するこ とにある。
【0009】
上記目的を達成するために本考案に係るモノリス型触媒コンバ−タは、セル表 面に触媒を担持させたハニカムのその入口から出口までの長さをハニカムの出口 温度をその熱劣化許容限界温度とする寸法に設定したものである。
【0010】
ハニカムの入口から出口までの長さを、ハニカム出口温度がハニカムの熱劣化 許容限界温度となる寸法に定めるとハニカムの熱劣化は起こらない。
【0011】 つまり本考案は従来例(実開昭 58-180318号)のように、ハニカムに対する排 気の分散性を改善してハニカムの特定部(中心部)での溶損の確率を下げるよう にしたものとは異なり、ハニカムの長さに起因した、すなわち触媒反応熱の影響 に起因した熱劣化は防止される。
【0012】
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0013】 図7は、従来のモノリス型触媒コンバ−タをMCタイプに設置した場合のハニ カムの温度分布を示している。低回転・軽負荷ではハニカムの最高温度も低く触 媒反応に対して何等問題は生じないが、高回転・高負荷時のハニカムの温度は、 その入口A点から排気ガス下流側のC点までの間においてどんどん上昇し、入口 からある距離離れたC点で熱劣化許容限界温度に達し、C点以降D点まではその 温度は熱劣化許容限界温度をさらに越えて上昇し、E点で再度熱劣化許容限界温 度を下回るようになる。つまり、C点の温度は、C点前の触媒反応温度の影響を 強く受けて上昇し、D点の温度はC点までの触媒反応温度の影響を強く受けて上 昇していることがわかる。これは高回転・高負荷の場合に限らず低回転・軽負荷 の場合も顕著であり(試験結果はハニカムの入口から1〜1.5インチ(約4c m)の範囲内にC点が分布すると報告されている)、本出願人等は、これらの結 果から、熱による浄化性能の劣化が大きく性能を長期間維持できないというモノ リス型触媒コンバ−タの欠点を解消するためには、ハニカムの入口から出口まで の長さを、ハニカムの出口温度がハニカムの熱劣化許容限界温度となるように短 くし(上記試験結果に対応するとハニカムの入口から出口までの長さは1〜1. 5インチ(約4cm)未満となる)、熱劣化許容限界温度以上となってしまう部 分を切り離す方法が有効であることを見い出した。
【0014】 図1乃至図3は、ハニカム1の熱劣化許容限界温度に基づきハニカム1を短く した本考案の基本的例を示すものである。
【0015】 すなわち図1には入口6から出口7までの長さをハニカムの熱劣化許容限界温 度に対応させて短くしたハニカム1をコンバ−タ容器2の中央に設けたモノリス 型の触媒コンバ−タ3が、図2には、コンバ−タ容器2の出入口側に上記ハニカ ム1…をそれぞれ設けた触媒コンバ−タ4が、そして図3には、出入口側の他に その中間にハニカム1…を設けた触媒コンバ−タ5が示されている。いずれの例 にあってもハニカム1の長さはその入口6から出口7までの長さLをハニカム1 の出口温度がその熱劣化許容限界温度となるような寸法としている。また図2, 図3のように同一のコンバ−タ容器2に複数のハニカム1…を設け、排気の浄化 率を上げる場合は、互いに隣接しているハニカム1,1間に適宜な間隔をあけ、 ハニカム1に対する排気ガスの分散性はもとより、上流側のハニカム1の触媒反 応熱の影響がそのまま次のハニカム1に及ぼされることのないようにしている。 つまり、図8に示すように、一つのコンバ−タ容器2に複数個のハニカム1a… を設ける場合は、上流側のハニカム1aの出口7を出た排気ガスが次のハニカム 1bの入口6に入るまに排気ガスの温度がコンバ−タ容器2の入口温度まで低下 しているようハニカム間の間隔を適宜設定し、下流側のハニカム1b…の異常な 温度上昇を防止する。
【0016】 次に排気マニホ−ルドや排気管に関連させて説明する。
【0017】 MC−UFCタイプの場合は、基本的にはアイドリングを含めた軽負荷、低回 転域をMCタイプで賄い、中・高負荷,中・高回転の両域をUFCタイプで賄う 。このため、図4に示す如く、エンジン直後の排気マニホ−ルド8に図1乃至図 3の触媒コンバ−タ3,4,5のいずれかを取付け、車両の床下に別のモノリス 型の触媒コンバ−タ9を取り付ける。排気マニホ−ルド8に取付けた触媒コンバ −タ3は、スタ−タコンバ−タとして機能する。この触媒コンバ−タ3のハニカ ム1は、中・高負荷,中・高回転域では排気ガスの流速の増加に伴って触媒反応 が生じないため、排気抵抗がかなり小さい。したがってこの例ではアイドリング 時を含む軽負荷・低回転では排気マニホ−ルド6ごとに排気浄化を行い、それ以 外の負荷ではUFCタイプとして設けられた別のモノリス型の触媒コンバ−タ9 で排気浄化を行う。つまり、従来のMCの浄化率(新品時)を100%とした場 合、スタ−タコンバ−タ1個の浄化率を30%位の能力をもつようにすれば、現 存のMCと同等な浄化率とすることが可能である。なおUFCタイプとしては従 来のモノリス型触媒コンバ−タが使用できることは勿論であるが万が一のハニカ ム1の熱劣化を回避するために、軽負荷・低回転域用のハニカム1を取り除いた 構造の触媒コンバ−タ5を使用することも可能である。
【0018】 図5および図6は、スタ−タコンバ−タとしての触媒コンバ−タ4又は触媒コ ンバータ5を排気マニホ−ルド8の集合部10、その集合部10の直ぐ後の排気 管11に取付けるようにしたものである。この場合触媒コンバ−タ4を集合部1 0の下流に取り付けることは、排気マニホ−ルド8ごとに取付けるのとは排気浄 化能力の点で相違したものとなるため、適正な浄化率を得るためには触媒コンバ −タ4を複数段に設けるか、又はハニカムを適正に増設して排気浄化能力を適正 なものとして排気浄化能力を全体として調節する。
【0019】 このようにスタ−タコンバ−タとしての触媒コンバ−タ4は、エンジンを冷 間から始動した場合、後方の触媒コンバ−タ9が活性温度に上昇するまでの間、 その間を補い、触媒コンバ−タ4により排気ガス温度を上げることができるの で燃費のためにアイドルの点火タイミングを最良に設定してエンジン回転を低下 させても触媒コンバ−タ4による排気ガス温度の昇温機能により触媒コンバ−タ 9を早期に活性化温度として浄化率を安定させるという機能を発揮する。
【0020】 なお本考案に係る触媒コンバ−タをMCタイプとする場合は、図3の触媒コン バータ5を使用する。この場合、アイドリングを含めた軽負荷から高負荷域及び 低回転から高回転域の全運転域を1つの触媒コンバ−タ5でカバ−するために、 アイドリングを含めた軽負荷、低回転域においてその出口温度が第1ハニカム1 aの熱劣化許容限界温度となるように形成された第1ハニカムの下流に、かつそ の第1ハニカム1aを出た排気ガスの温度が中負荷・中回転域における触媒の下 限の活性温度となる位置にその入口を位置させて第2ハニカム1bを設け、その 第2ハニカム1bの下流にかつ、その第2ハニカム1aを出た排気ガスの温度が 高負荷・高回転域における触媒の下限の活性温度となる位置に、その入口を位置 させて第3ハニカム1cを設ける。第2ハニカム1b,第3ハニカム1cの長さ L2 ,L3 も、ハニカムの出口温度が各負荷・回転において熱劣化許容限界温度 となるように長さが設定される。このように第1ハニカム1a〜第3ハニカム1 cの長さ,及びハニカム間の相互間隔を設定すると、第1ハニカム1a〜第3ハ ニカム1cは、各負荷・回転において熱劣化なくセルに反応生成物が付着するよ うなこともない。このため排気ガスの浄化は長期に亘って良好に継続され、その 信頼性、耐久性は飛躍的に向上する。また負荷・回転の増加による流速の増加に よって上流側のハニカムは触媒反応が起きなくなるため、触媒浄化システム全体 としての排気抵抗は大巾に減少する(例えば高負荷・高回転では、排気流速が高 まり、その流速によって第1ハニカム1a,第2ハニカム1bでは触媒反応がお きず、排気ガスは第1ハニカム1a,第2ハニカム1bを抵抗なく通過する)。 なお各負荷・回転域を担当するハニカム1a〜1cが、触媒反応による熱劣化 許容限界温度の制限を受け、その排気浄化能力が各負荷・回転域において不十分 となるような場合は、それら第1〜第3ハニカム1a〜1cの前後に上記間隔を あけて新たに第1ハニカム1a,第2ハニカム1b、第3ハニカム1cを設置す るようにしても構わない。
【0021】
以上説明したことから明らかなように本考案によれば次の如き優れた効果を発 揮する。
【0022】 (1) セル表面に触媒を担持させたハニカムのその入口から出口までの長さを、ハ ニカムの出口温度をハニカムの熱劣化許容限界温度とする寸法としたので、ハニ カムの熱劣化を完全になくすことができる。
【図1】本考案に係るモノリス型触媒コンバ−タを示す
断面図である。
断面図である。
【図2】同じくモノリス型触媒コンバ−タを示す断面図
である。
である。
【図3】同じくモノリス型触媒コンバ−タを示す断面図
である。
である。
【図4】本考案に係るモノリス型触媒コンバ−タの取付
け状態を示す図である(MC−UFCタイプ)。
け状態を示す図である(MC−UFCタイプ)。
【図5】本考案に係るモノリス型触媒コンバ−タの取付
け状態を示す図である(MC−UFCタイプ)。
け状態を示す図である(MC−UFCタイプ)。
【図6】本考案に係るモノリス型触媒コンバ−タの取付
け状態を示す図である(MC−UFCタイプ)。
け状態を示す図である(MC−UFCタイプ)。
【図7】従来のモノリス型触媒コンバ−タのハニカムの
温度分布を示す図である。
温度分布を示す図である。
【図8】ハニカムの温度分布−ハニカムの長さ−ハニカ
ム間の間隔との関係を示す図である。
ム間の間隔との関係を示す図である。
1,1a,1b,1c ハニカム 6 ハニカムの入口 7 ハニカムの出口
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 セル表面に触媒を担持させたハニカムの
その入口から出口までの長さがハニカムの出口温度をそ
の熱劣化許容限界温度となる寸法に設定したことを特徴
とするモノリス型触媒コンバ−タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5380691U JPH057921U (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | モノリス型触媒コンバ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5380691U JPH057921U (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | モノリス型触媒コンバ−タ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH057921U true JPH057921U (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=12953047
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5380691U Pending JPH057921U (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | モノリス型触媒コンバ−タ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH057921U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5073022A (ja) * | 1973-11-02 | 1975-06-17 |
-
1991
- 1991-07-11 JP JP5380691U patent/JPH057921U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5073022A (ja) * | 1973-11-02 | 1975-06-17 |
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