JPH0579363B2 - - Google Patents
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- JPH0579363B2 JPH0579363B2 JP60100979A JP10097985A JPH0579363B2 JP H0579363 B2 JPH0579363 B2 JP H0579363B2 JP 60100979 A JP60100979 A JP 60100979A JP 10097985 A JP10097985 A JP 10097985A JP H0579363 B2 JPH0579363 B2 JP H0579363B2
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Landscapes
- Treating Waste Gases (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は処理ガス中の亜硫酸ガスSO2を除去す
る脱硫プラントに関し、特に循環液のPHを制御す
る吸収塔PH制御装置の改良に係る。
る脱硫プラントに関し、特に循環液のPHを制御す
る吸収塔PH制御装置の改良に係る。
脱硫プラント例えば炭酸ガスを吸収剤とする湿
式石灰石こう法廃煙脱硫プラントの概略構成を第
5図に示す系統図を参照して説明する。
式石灰石こう法廃煙脱硫プラントの概略構成を第
5図に示す系統図を参照して説明する。
第5図において、吸収塔1には処理ガス導入ダ
クト2を介して亜硫酸ガスを含有する処理ガス3
が上方から導入される。この吸収塔1下方に設け
られたタンク4内には循環液5が収容され、この
循環液5は循環ポンプ6及び循環配管7により吸
収塔1内を循環されている。前記処理ガス3は循
環塔1内で循環液5と接触し、処理ガス3中に含
まれる亜硫酸ガスが除去される。すなわち、処理
ガス3中のSO2は次式()で示す反応により
H2SO3を生成して流下する。このH2SO3の一部
は処理ガス3中の酸素O2により酸化され、次式
()で示すようにH2SO4となる。また、残りの
H2SO3はタンク4内で空気配管8から噴き込ま
れる空気中の酸素により酸化されてH2SO4とな
る。
クト2を介して亜硫酸ガスを含有する処理ガス3
が上方から導入される。この吸収塔1下方に設け
られたタンク4内には循環液5が収容され、この
循環液5は循環ポンプ6及び循環配管7により吸
収塔1内を循環されている。前記処理ガス3は循
環塔1内で循環液5と接触し、処理ガス3中に含
まれる亜硫酸ガスが除去される。すなわち、処理
ガス3中のSO2は次式()で示す反応により
H2SO3を生成して流下する。このH2SO3の一部
は処理ガス3中の酸素O2により酸化され、次式
()で示すようにH2SO4となる。また、残りの
H2SO3はタンク4内で空気配管8から噴き込ま
れる空気中の酸素により酸化されてH2SO4とな
る。
SO2+H2O→H2SO3 ……()
H2SO3+1/2O2→H2SO4 ……()
そして、吸収塔を通過し、亜硫酸ガスが除去
された処理ガスは排気ダクト9を介して処理済ガ
スとして大気中に放出される。
された処理ガスは排気ダクト9を介して処理済ガ
スとして大気中に放出される。
以上のように吸収塔1内で処理ガス3との接触
をつづけると、前記循環液5中には上記()及
び()で示した吸収反応及び酸化反応により生
成したH2SO4が多量に含まれるため、何らかの
措置をとらなければSO2を吸収することが困難と
なる。そこで、タンク4内の循環液5に流量検出
器10及び流量調節弁11を介装した吸収剤供給
配管12を介して吸収剤、例えば炭酸カルシウム
CaCO3を供給し、次式()に示すように循環
液5を中和して亜硫酸ガスを容易に吸収し得るよ
うに再生している。
をつづけると、前記循環液5中には上記()及
び()で示した吸収反応及び酸化反応により生
成したH2SO4が多量に含まれるため、何らかの
措置をとらなければSO2を吸収することが困難と
なる。そこで、タンク4内の循環液5に流量検出
器10及び流量調節弁11を介装した吸収剤供給
配管12を介して吸収剤、例えば炭酸カルシウム
CaCO3を供給し、次式()に示すように循環
液5を中和して亜硫酸ガスを容易に吸収し得るよ
うに再生している。
H2SO4+CaCO3→CaSO4+H2O+CO2↑
……() 上記()式により生成したCaSO4を含む循環
液5の一部は移送配管13を介して図示しない別
の工程へ移送される。
……() 上記()式により生成したCaSO4を含む循環
液5の一部は移送配管13を介して図示しない別
の工程へ移送される。
以上の説明から示唆されるように、循環液5の
SO2吸収能力が脱硫プラントの性能に多大な影響
を及ぼす。この循環液5のSO2吸収能力の指標と
なるのは、循環液5のPHである。すなわち、循環
液5中のCaCO3濃度が高く、PHが高いほどSO2吸
収反応が促進される。
SO2吸収能力が脱硫プラントの性能に多大な影響
を及ぼす。この循環液5のSO2吸収能力の指標と
なるのは、循環液5のPHである。すなわち、循環
液5中のCaCO3濃度が高く、PHが高いほどSO2吸
収反応が促進される。
単純には循環液のPHを高く維持するために多量
の吸収剤を供給することが考えられるが、これは
コストの面から好ましいことではない。
の吸収剤を供給することが考えられるが、これは
コストの面から好ましいことではない。
こうしたことから、所望の性能を維持できる程
度のPHで脱硫プラントの運転を行なうことが要望
されている。これは、吸収塔1内での脱硫率、ひ
いては大気中に放出する処理済ガス中の亜硫酸ガ
ス濃度を所定値に安定に維持し、かついかなる負
荷(吸収塔入口のSO2量)の変化にも応答性よく
追従し得ることにつながる。
度のPHで脱硫プラントの運転を行なうことが要望
されている。これは、吸収塔1内での脱硫率、ひ
いては大気中に放出する処理済ガス中の亜硫酸ガ
ス濃度を所定値に安定に維持し、かついかなる負
荷(吸収塔入口のSO2量)の変化にも応答性よく
追従し得ることにつながる。
ところで、上述したように循環液のPHを低下さ
せるのは循環液中のH2SO4濃度の増大であり、
一方循環液のPHを上昇させるのは循環液中の
CaCO3濃度である。したがつて、循環液のPHは
吸収したSO2量とCaCO3濃度とのバランスにより
決定される。
せるのは循環液中のH2SO4濃度の増大であり、
一方循環液のPHを上昇させるのは循環液中の
CaCO3濃度である。したがつて、循環液のPHは
吸収したSO2量とCaCO3濃度とのバランスにより
決定される。
第5図図示の従来の脱硫プラントにおいては、
循環液5のPH制御装置は以下のようなものであ
る。
循環液5のPH制御装置は以下のようなものであ
る。
すなわち、前記循環配管7にはPH検出器14が
取付けられており、このPH検出器14からの出力
信号S14はPH調節器15に入力される。このPH調
節器15では、予め設定されたPH設定値とPH検出
器14からの出力信号とを比較し、PI又はPID
(P:比例、I:積分、D:微分)のフイードバ
ツク制御を行なう。一方、処理ガス導入ダクト2
の途中に設けられた処理ガス流量検出器16から
の出力信号とSO2濃度検出器17からの出力信号
とを乗算した乗算器18の出力信号S18もPH調節
器15に入力される。PH調節器15では、乗算器
18の出力信号S18によりP又はPDのフイードフ
オワード制御を行なう。PH調節器15はこれらフ
イードバツク制御とフイードフオワード制御との
出力信号和である吸収剤流量補正信号S15を出力
する。この信号は流量検出器10の出力信号とと
もに吸収剤流量調節器19に入力され、流量調節
弁11の開度を調整する。このようにして、循環
液5のPHが所定値となるように制御している。
取付けられており、このPH検出器14からの出力
信号S14はPH調節器15に入力される。このPH調
節器15では、予め設定されたPH設定値とPH検出
器14からの出力信号とを比較し、PI又はPID
(P:比例、I:積分、D:微分)のフイードバ
ツク制御を行なう。一方、処理ガス導入ダクト2
の途中に設けられた処理ガス流量検出器16から
の出力信号とSO2濃度検出器17からの出力信号
とを乗算した乗算器18の出力信号S18もPH調節
器15に入力される。PH調節器15では、乗算器
18の出力信号S18によりP又はPDのフイードフ
オワード制御を行なう。PH調節器15はこれらフ
イードバツク制御とフイードフオワード制御との
出力信号和である吸収剤流量補正信号S15を出力
する。この信号は流量検出器10の出力信号とと
もに吸収剤流量調節器19に入力され、流量調節
弁11の開度を調整する。このようにして、循環
液5のPHが所定値となるように制御している。
脱硫プラントではボイラの高速負荷変化に応答
性よく追従することが要求されている。しかし、
従来のPH制御装置では高速負荷上昇時に循環液5
のPHがPH設定値に追従できずに低下し、その結果
処理済ガス中のSO2濃度(出口SO2濃度)が規制
値を逸脱してしまうおそれがあつた。
性よく追従することが要求されている。しかし、
従来のPH制御装置では高速負荷上昇時に循環液5
のPHがPH設定値に追従できずに低下し、その結果
処理済ガス中のSO2濃度(出口SO2濃度)が規制
値を逸脱してしまうおそれがあつた。
また、このように処理済ガスのSO2濃度が規制
値を逸脱するのを防止するためには、循環液5の
PH値を予め必要以上に高くするという操作がとら
れるため、ランニングコストを上昇させてしまう
という不具合があつた。
値を逸脱するのを防止するためには、循環液5の
PH値を予め必要以上に高くするという操作がとら
れるため、ランニングコストを上昇させてしまう
という不具合があつた。
本発明者らは、以上のような現象に対する原因
を究明した結果、以下の事実を見出した。すなわ
ち、系内における残留CaCO3量は処理SO2総量
(処理ガス流量×処理ガス中のSO2濃度)にほぼ
比例する。その関係の一例を第6図に示す。第6
図は横軸を処理SO2総量、縦軸を系内の残留
CaCO3として両者の関係を示したものである。
第6図から、負荷上昇を考えた場合、増加する脱
硫SO2当量分だけでなく、循環液中の残留CaCO3
量を増加させるために吸収剤を余分に供給する必
要があることがわかる。したがつて、もし負荷上
昇に対応して残留CaCO3が増加しない場合には
中和反応が抑制されてPHが低下し、ひいては出口
SO2濃度が規制値を逸脱してしまう。
を究明した結果、以下の事実を見出した。すなわ
ち、系内における残留CaCO3量は処理SO2総量
(処理ガス流量×処理ガス中のSO2濃度)にほぼ
比例する。その関係の一例を第6図に示す。第6
図は横軸を処理SO2総量、縦軸を系内の残留
CaCO3として両者の関係を示したものである。
第6図から、負荷上昇を考えた場合、増加する脱
硫SO2当量分だけでなく、循環液中の残留CaCO3
量を増加させるために吸収剤を余分に供給する必
要があることがわかる。したがつて、もし負荷上
昇に対応して残留CaCO3が増加しない場合には
中和反応が抑制されてPHが低下し、ひいては出口
SO2濃度が規制値を逸脱してしまう。
いま、負荷上昇率が小さい(1〜2%/分)場
合には、残留CaCO3量の変化率が小さいため、
従来のPH制御装置での循環液のPHとPH設定値との
偏差が大きくなる以前に追従することができる。
しかし、負荷上昇率が大きい(3〜5%/分)場
合には、残留CaCO3量の変化率が大きいため、
従来のPH制御装置では追従しきれない。このた
め、従来のPH制御装置では高速負荷変化時の即応
性が鈍い。
合には、残留CaCO3量の変化率が小さいため、
従来のPH制御装置での循環液のPHとPH設定値との
偏差が大きくなる以前に追従することができる。
しかし、負荷上昇率が大きい(3〜5%/分)場
合には、残留CaCO3量の変化率が大きいため、
従来のPH制御装置では追従しきれない。このた
め、従来のPH制御装置では高速負荷変化時の即応
性が鈍い。
また第7図に処理SO2総量と単位処理SO2総量
(10Kgmol/H)当りの残留CaCO3量との関係を
示す。第7図から、処理SO2総量が増加するにつ
れて残留CaCO3量を増加させなければならない
ことがわかる。
(10Kgmol/H)当りの残留CaCO3量との関係を
示す。第7図から、処理SO2総量が増加するにつ
れて残留CaCO3量を増加させなければならない
ことがわかる。
本発明は上記問題点を解消するためになされた
ものであり、高速負荷変化に対しても速やかに循
環液のPHを設定値に追従させることができ、ラン
ニングコストを低減し得る吸収塔PH制御装置を提
供することを目的とするものである。
ものであり、高速負荷変化に対しても速やかに循
環液のPHを設定値に追従させることができ、ラン
ニングコストを低減し得る吸収塔PH制御装置を提
供することを目的とするものである。
以上の説明から、循環液のPHをPH設定値に応答
性よく追従させるためには、高速負荷変化による
処理SO2総量の増加に合わせて、吸収剤供給量の
積分量である残留CaCO3量を第6図に示すよう
に増加させればよいことがわかる。本発明者ら
は、負荷上昇時に従来のPH制御装置だけではPH偏
差が大きくなりすぎる場合にのみ処理SO2総量に
比例した量だけ吸収剤流量を増加させることを考
え、本発明をなすに至つた。
性よく追従させるためには、高速負荷変化による
処理SO2総量の増加に合わせて、吸収剤供給量の
積分量である残留CaCO3量を第6図に示すよう
に増加させればよいことがわかる。本発明者ら
は、負荷上昇時に従来のPH制御装置だけではPH偏
差が大きくなりすぎる場合にのみ処理SO2総量に
比例した量だけ吸収剤流量を増加させることを考
え、本発明をなすに至つた。
すなわち、本発明の吸収塔PH制御装置は、吸収
塔に導入される処理ガスの流量を検出する処理ガ
ス流量検出器と、処理ガス中のSO2濃度を検出す
るSO2濃度検出器と、前記処理ガス流量検出器の
出力信号とSO2濃度検出器の出力信号とを入力
し、乗算する第1の乗算器と、前記循環液のPHを
検出するPH検出器と、前記第1の乗算器の出力信
号と前記PH検出器の出力信号とを入力し、吸収剤
流量補正信号を出力するPH調節器と、前記PH検出
器の出力信号に応じて2値信号を出力する関数演
算器と、前記第1の乗算器の出力信号と前記関数
演算器の出力信号とを乗算する第2の乗算器と、
前記PH調節器の出力信号と前記第2の乗算器の出
力信号とを入力し、加算出力する加算器と、前記
吸収塔に供給する吸収剤流量を検出する吸収剤流
量検出器と、前記加算器の出力信号と前記吸収剤
流量検出器の出力信号とを入力して吸収剤調節弁
の開度を調節する吸収剤流量調節器とを具備した
ことを特徴とするものである。
塔に導入される処理ガスの流量を検出する処理ガ
ス流量検出器と、処理ガス中のSO2濃度を検出す
るSO2濃度検出器と、前記処理ガス流量検出器の
出力信号とSO2濃度検出器の出力信号とを入力
し、乗算する第1の乗算器と、前記循環液のPHを
検出するPH検出器と、前記第1の乗算器の出力信
号と前記PH検出器の出力信号とを入力し、吸収剤
流量補正信号を出力するPH調節器と、前記PH検出
器の出力信号に応じて2値信号を出力する関数演
算器と、前記第1の乗算器の出力信号と前記関数
演算器の出力信号とを乗算する第2の乗算器と、
前記PH調節器の出力信号と前記第2の乗算器の出
力信号とを入力し、加算出力する加算器と、前記
吸収塔に供給する吸収剤流量を検出する吸収剤流
量検出器と、前記加算器の出力信号と前記吸収剤
流量検出器の出力信号とを入力して吸収剤調節弁
の開度を調節する吸収剤流量調節器とを具備した
ことを特徴とするものである。
このような吸収塔PH制御装置によれば、PH偏差
に対応する関数演算器の出力信号及び処理SO2総
量に応じて吸収剤の流量を変化させることができ
る。このため、PH偏差が小さいときには穏やかな
制御ができるとともに、高速負荷変化に対しても
PH偏差がある程度大きくなる以前に従来の装置に
よる補正よりも大きな補正を行なうので速やかに
循環液のPHを設定値に追従させることができる。
この結果、吸収剤の供給量を必要以上に増加させ
なくてもよいので、ランニングコストを低減する
ことができる。
に対応する関数演算器の出力信号及び処理SO2総
量に応じて吸収剤の流量を変化させることができ
る。このため、PH偏差が小さいときには穏やかな
制御ができるとともに、高速負荷変化に対しても
PH偏差がある程度大きくなる以前に従来の装置に
よる補正よりも大きな補正を行なうので速やかに
循環液のPHを設定値に追従させることができる。
この結果、吸収剤の供給量を必要以上に増加させ
なくてもよいので、ランニングコストを低減する
ことができる。
以下、本発明の実施例を第1図を参照して説明
する。なお、第5図に示す従来の装置と同一の機
器等には同一の番号を付して説明を省略する。本
発明に係る吸収塔PH制御装置において新たに設け
られた機器は、関数演算器21、第2の乗算器2
2及び加算器23である。
する。なお、第5図に示す従来の装置と同一の機
器等には同一の番号を付して説明を省略する。本
発明に係る吸収塔PH制御装置において新たに設け
られた機器は、関数演算器21、第2の乗算器2
2及び加算器23である。
第1図において、関数演算器21はPH検出器1
4の出力信号を入力し、PH偏差、すなわち予め設
定されたPH設定値と循環液5のPHとの差を演算
し、そのPH偏差に応じて2値信号を出力するもの
である。この関係の一例を第2図に示す。すなわ
ち、循環液5のPHがPH設定値に対して低下し、予
め設定されたしきい値(第2図ではβ)より大き
くなると、出力信号が0.0から1.0に変化し、PH偏
差が0.0になるまで保持する。
4の出力信号を入力し、PH偏差、すなわち予め設
定されたPH設定値と循環液5のPHとの差を演算
し、そのPH偏差に応じて2値信号を出力するもの
である。この関係の一例を第2図に示す。すなわ
ち、循環液5のPHがPH設定値に対して低下し、予
め設定されたしきい値(第2図ではβ)より大き
くなると、出力信号が0.0から1.0に変化し、PH偏
差が0.0になるまで保持する。
いま、負荷上昇の場合について説明する。負荷
上昇に伴い、吸収塔1内での脱硫量が増加し、脱
硫量が循環液5中の残留CaCO3により中和し得
る量を上まわると、循環液5のPHが低下する。PH
調節器15はPH偏差の応じて吸収剤流量補正信号
S15を増大させ、循環液5のPHを補正しようとす
る。負荷上昇率及び負荷変化幅が比較的小さい場
合には、PH偏差が小さいうちにPH調節器15だけ
で循環液5のPHが補正され、処理済ガス中のSO2
濃度が規制値を逸脱することはない。一方、負荷
上昇率及び負荷変化幅が大きい場合には、PH調節
器15による吸収剤流量補正だけでは中和に必要
な残留CaCO3量が負荷上昇に追いつかず、PH偏
差が大きくなる。そして、PH偏差が関数演算器2
1におけるしきい値βを超えた時点からPH偏差が
0になるまで関数演算器21の出力は1.0となり、
第2の乗算器22に入力される。
上昇に伴い、吸収塔1内での脱硫量が増加し、脱
硫量が循環液5中の残留CaCO3により中和し得
る量を上まわると、循環液5のPHが低下する。PH
調節器15はPH偏差の応じて吸収剤流量補正信号
S15を増大させ、循環液5のPHを補正しようとす
る。負荷上昇率及び負荷変化幅が比較的小さい場
合には、PH偏差が小さいうちにPH調節器15だけ
で循環液5のPHが補正され、処理済ガス中のSO2
濃度が規制値を逸脱することはない。一方、負荷
上昇率及び負荷変化幅が大きい場合には、PH調節
器15による吸収剤流量補正だけでは中和に必要
な残留CaCO3量が負荷上昇に追いつかず、PH偏
差が大きくなる。そして、PH偏差が関数演算器2
1におけるしきい値βを超えた時点からPH偏差が
0になるまで関数演算器21の出力は1.0となり、
第2の乗算器22に入力される。
第2の乗算器22では乗算器(第1の乗算器)
18の出力信号に比例した出力信号S22が出力さ
れ、加算器23に入力される。加算器23ではPH
調節器15による吸収剤流量補正信号S15に第2
の乗算器22の出力信号S22が加算され、吸収剤
流量調節器19の設定値信号として出力される。
18の出力信号に比例した出力信号S22が出力さ
れ、加算器23に入力される。加算器23ではPH
調節器15による吸収剤流量補正信号S15に第2
の乗算器22の出力信号S22が加算され、吸収剤
流量調節器19の設定値信号として出力される。
このような吸収塔PH制御装置によれば、処理済
ガス中のSO2濃度を規制値から逸脱させるほどPH
偏差が大きくなる前に、既設のPH調節器15とは
別にオン−オフ制御によりそのときの処理SO2総
量に比例した量だけ吸収剤が供給されるため、PH
偏差を小さく抑えることができる。この結果、処
理済ガス中のSO2を規制値以下に維持することが
でき、高速負荷変化に対しても応答性よく追従す
ることができる。したがつて、吸収剤の供給量を
必要以上に増加させなくてもよく、ランニングコ
ストを低減することができる。
ガス中のSO2濃度を規制値から逸脱させるほどPH
偏差が大きくなる前に、既設のPH調節器15とは
別にオン−オフ制御によりそのときの処理SO2総
量に比例した量だけ吸収剤が供給されるため、PH
偏差を小さく抑えることができる。この結果、処
理済ガス中のSO2を規制値以下に維持することが
でき、高速負荷変化に対しても応答性よく追従す
ることができる。したがつて、吸収剤の供給量を
必要以上に増加させなくてもよく、ランニングコ
ストを低減することができる。
実際に従来のPH制御装置及び上記実施例のPH制
御装置により処理ガスの脱硫を行なつた結果をそ
れぞれ第3図及び第4図に示す。なお、おずれの
場合も負荷変化率は5%/分とした。
御装置により処理ガスの脱硫を行なつた結果をそ
れぞれ第3図及び第4図に示す。なお、おずれの
場合も負荷変化率は5%/分とした。
第3図に示す従来の装置の場合には、高速負荷
上昇時にPH偏差が一時的に大きくなり、その結果
吸収塔出口の処理済ガス中のSO2濃度も一時的に
大きくなつている。これに対して第4図に示す上
記実施例の装置の場合には、高速負荷上昇時でも
PH偏差が小さく抑えられ、その結果処理済ガス中
のSO2濃度も規制値を超えないように維持できる
ことがわかる。また、負荷上昇時の吸収剤供給量
の補正が従来のPH調節器のみによる場合よりも大
きいので、PH調節時間が短く、応答性が良好であ
ることがわかる。また、負荷減少時には、残留
CaCO3量が必要量より多く、循環液5のPHがPH
設定値よりも高く維持されるため、従来のPH制御
装置と同様のPH制御が行なわれる。
上昇時にPH偏差が一時的に大きくなり、その結果
吸収塔出口の処理済ガス中のSO2濃度も一時的に
大きくなつている。これに対して第4図に示す上
記実施例の装置の場合には、高速負荷上昇時でも
PH偏差が小さく抑えられ、その結果処理済ガス中
のSO2濃度も規制値を超えないように維持できる
ことがわかる。また、負荷上昇時の吸収剤供給量
の補正が従来のPH調節器のみによる場合よりも大
きいので、PH調節時間が短く、応答性が良好であ
ることがわかる。また、負荷減少時には、残留
CaCO3量が必要量より多く、循環液5のPHがPH
設定値よりも高く維持されるため、従来のPH制御
装置と同様のPH制御が行なわれる。
以上詳述した如く本発明によれば、高速負荷変
化に対しても速やかに循環液のPHを設定値に追従
させることができ、必要以上の吸収剤を用いなく
てもすみ、ランニングコストを低減し得る吸収塔
PH制御装置を提供できるものである。
化に対しても速やかに循環液のPHを設定値に追従
させることができ、必要以上の吸収剤を用いなく
てもすみ、ランニングコストを低減し得る吸収塔
PH制御装置を提供できるものである。
第1図は本発明の実施例における吸収塔PH制御
装置の系統図、第2図は本発明の実施例における
吸収塔PH制御装置の関数演算器の出力特性図、第
3図は従来のPH制御装置を用いた場合の高速負荷
上昇時の循環液PH及び出口SO2濃度の変化を示す
特性図、第4図は本発明の実施例におけるPH制御
装置を用いた場合の高速負荷上昇時の循環液PH及
び出口SO2濃度の変化を示す特性図、第5図は従
来の吸収塔PH制御装置の系統図、第6図は処理
SO2総量と循環液中の残留CaCO3量との関係を示
す特性図、第7図は処理SO2総量と処理SO2総量
10〔Kgmol/H〕当りの残留CaCO3量との関係を
示す特性図である。 1……吸収塔、2……処理ガス導入ダクト、3
……処理ガス、4……タンク、5……循環液、6
……循環ポンプ、7……循環配管、8……空気配
管、9……排気ダクト、10……流量検出器、1
1……流量調整弁、12……吸収剤供給配管、1
3……移送配管、14……PH検出器、15……PH
調節器、16……処理ガス流量検出器、17……
SO2濃度検出器、18……乗算器(第1の乗算
器)、19……吸収剤流量調節器、21……関数
演算器、22……第2の乗算器、23……加算
器。
装置の系統図、第2図は本発明の実施例における
吸収塔PH制御装置の関数演算器の出力特性図、第
3図は従来のPH制御装置を用いた場合の高速負荷
上昇時の循環液PH及び出口SO2濃度の変化を示す
特性図、第4図は本発明の実施例におけるPH制御
装置を用いた場合の高速負荷上昇時の循環液PH及
び出口SO2濃度の変化を示す特性図、第5図は従
来の吸収塔PH制御装置の系統図、第6図は処理
SO2総量と循環液中の残留CaCO3量との関係を示
す特性図、第7図は処理SO2総量と処理SO2総量
10〔Kgmol/H〕当りの残留CaCO3量との関係を
示す特性図である。 1……吸収塔、2……処理ガス導入ダクト、3
……処理ガス、4……タンク、5……循環液、6
……循環ポンプ、7……循環配管、8……空気配
管、9……排気ダクト、10……流量検出器、1
1……流量調整弁、12……吸収剤供給配管、1
3……移送配管、14……PH検出器、15……PH
調節器、16……処理ガス流量検出器、17……
SO2濃度検出器、18……乗算器(第1の乗算
器)、19……吸収剤流量調節器、21……関数
演算器、22……第2の乗算器、23……加算
器。
Claims (1)
- 1 亜硫酸ガスを含有する処理ガスを吸収塔内に
導入し、吸収剤を含有し、吸収塔内を循環する循
環液と接触させて脱硫する脱硫プラントにおい
て、吸収塔に導入される処理ガスの流量を検出す
る処理ガス流量検出器と、処理ガス中のSO2濃度
を検出するSO2濃度検出器と、前記処理ガス流量
検出器の出力信号とSO2濃度検出器の出力信号と
を入力し、乗算する第1の乗算器と、前記循環液
のPHを検出するPH検出器と、前記第1の乗算器の
出力信号と前記PH検出器の出力信号とを入力し、
吸収剤流量補正信号を出力するPH調節器と、前記
PH検出器の出力信号に応じて2値信号を出力する
関数演算器と、前記第1の乗算器の出力信号と前
記関数演算器の出力信号とを乗算する第2の乗算
器と、前記PH調節器の出力信号と前記第2の乗算
器の出力信号とを入力し、加算出力する加算器
と、前記吸収塔に供給する吸収剤流量を検出する
吸収剤流量検出器と、前記加算器の出力信号と前
記吸収剤流量検出器の出力信号とを入力して吸収
剤調節弁の開度を調節する吸収剤流量調節器とを
具備したことを特徴とする吸収塔PH制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60100979A JPS61259732A (ja) | 1985-05-13 | 1985-05-13 | 吸収塔pH制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60100979A JPS61259732A (ja) | 1985-05-13 | 1985-05-13 | 吸収塔pH制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61259732A JPS61259732A (ja) | 1986-11-18 |
| JPH0579363B2 true JPH0579363B2 (ja) | 1993-11-02 |
Family
ID=14288460
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60100979A Granted JPS61259732A (ja) | 1985-05-13 | 1985-05-13 | 吸収塔pH制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61259732A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63160927U (ja) * | 1987-04-10 | 1988-10-20 |
-
1985
- 1985-05-13 JP JP60100979A patent/JPS61259732A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61259732A (ja) | 1986-11-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |