JPH057940U - 非常用オイル供給装置 - Google Patents
非常用オイル供給装置Info
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- JPH057940U JPH057940U JP5507791U JP5507791U JPH057940U JP H057940 U JPH057940 U JP H057940U JP 5507791 U JP5507791 U JP 5507791U JP 5507791 U JP5507791 U JP 5507791U JP H057940 U JPH057940 U JP H057940U
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- JP
- Japan
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- oil passage
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な機構にて軸受に非常用のオイルを供給
する。 【構成】 ガスタービン等の回転機械の軸受21の上部
に、所定量の潤滑油Aを貯留すると共にこれを適宜滴下
させるための油路23を有したオイルタンク22を設け
る。その油路23に、バイメタル製の開閉弁24を設け
て、メインの潤滑系が故障して軸受21が昇温した場合
に、油路23を開放させる。
する。 【構成】 ガスタービン等の回転機械の軸受21の上部
に、所定量の潤滑油Aを貯留すると共にこれを適宜滴下
させるための油路23を有したオイルタンク22を設け
る。その油路23に、バイメタル製の開閉弁24を設け
て、メインの潤滑系が故障して軸受21が昇温した場合
に、油路23を開放させる。
Description
【0001】
本考案は、回転機械の軸受に非常用のオイルを供給するための装置に関するも のである。
【0002】
ガスタービンやジェットエンジン(ガスタービンエンジン)等の回転機械の軸 受には、高速・高温下で使用される軸受(主軸受)を潤滑させるためのオイル供 給機構が備えられている。
【0003】 図2に示すように、例えば航空機用のジェットエンジンのオイル供給機構は、 オイルタンク1からの潤滑油を送油ポンプ2にて各軸受3,4,5,6に供給す ると共に、その排油は集められて排油ポンプ7にて油冷却器8を経由させてオイ ルタンク1に戻し、潤滑油を循環使用するようになっている。各軸受3…6は、 ファン9、コンプレッサ10、タービン11などに適宜対応して回転軸12とケ ーシング13との間に配置されており、潤滑油は送油ポンプ2に接続された油ホ ース14の先端に設けられたノズル15によって、これら軸受3…6に吹き付け られるようになっている。また潤滑油の一部は、補機駆動用の歯車箱(図示せず )にも供給される。
【0004】
ところで、上記オイル供給機構の送油ポンプ2が故障したり油ホース14が破 損するなどした時は、軸受3…6が焼き付いて回転軸12が回転不能となり、エ ンジンが停止される状態となって、重大な事故につながってしまう。
【0005】 その対策として従来は、メインの送油ポンプ2とは別個に非常用のポンプを備 えるようにしたり、或いはコンプレッサを利用して非常用オイルを圧送するよう にした提案も為されているが、それを機能させるためのモニター機構や複雑な構 造が必要になるという問題があった。
【0006】 そこで本考案は、上記事情に鑑み、簡単な機構にて軸受に非常用のオイルを供 給できる非常用オイル供給装置を提供すべく創案されたものである。
【0007】
本考案は、ガスタービン等の回転機械の軸受の上部に、所定量の潤滑油を貯留 すると共にこれを適宜滴下させるための油路を有したオイルタンクを設け、油路 に、軸受が所定の温度にまで昇温したときにのみ開放させる開閉弁を設けたもの である。
【0008】
上記構成によって、メインの送油ポンプが故障するなどして軸受へのオイル供 給が停止され、軸受が昇温すると、開閉弁がオイルタンクの油路を開放し、その 潤滑油を軸受に供給させることで、重大な事故となるのを防止する。
【0009】
以下、本考案の実施例を添付図面に従って説明する。
【0010】 図1は、本考案に係わる非常用オイル供給装置の一実施例を示したものである 。
【0011】 この装置は、航空機用ジェットエンジンの軸受21の上部に、所定量の潤滑油 Aを貯留するオイルタンク22が設けられ、これに形成された油路23に、軸受 21が所定の温度にまで昇温したときに作動する開閉弁24が設けられて構成さ れている。
【0012】 軸受21は、ボール25とこれを保持する内輪26及び外輪27とで成り、内 輪26が回転側たる回転軸28に、外輪27が固定側となる支持部29にそれぞ れ取り付けられている。そしてオイルタンク22は、支持部29と一体的に断面 矩形状に成形され、軸受21の径方向外方に位置されている。そして油路23は 、オイルタンク22の下側壁30に、貯留した潤滑油Aを適宜滴下させるべく形 成され、上側壁31にはブリーザーとなる空気孔32が穿たれている。
【0013】 開閉弁24は、所定温度で湾曲変形するバイメタルで成り、一端が下側壁30 の内面に固定されていると共に、他端がフリーの状態にされて油路23を覆うこ とができるように伸びている。すなわち、通常時にあっては直線状になって油路 23を塞ぐと共に、軸受21が過度に昇温すると、その熱により上方に(タンク 内方に)湾曲することで、油路23を開放するようになっている。
【0014】 また回転軸28の外周端には、油路23から滴下された潤滑油Aを軸受21へ と導くためのオイル受け33が形成されていると共に、内輪26には回転軸28 外周端を伝ってきたオイルAをボール25へと導入するためのオリフィス34が 形成されている。
【0015】 次に本実施例の作用を説明する。
【0016】 通常のエンジン運転時にあっては、回転軸28の軸受21は、メインのオイル 供給機構により潤滑油が吹き付けられて潤滑される。このとき開閉弁24は、オ イルタンク22の油路23を塞いだ状態となっている。
【0017】 そして送油ポンプが故障したときなど、潤滑不能となった時には、軸受21の 温度は急激に上昇する。この熱は、オイルタンク22の下側壁30を経由して開 閉弁24に伝達し、開閉弁24は上方に湾曲して油路23を開放させて、オイル タンク22内の潤滑油Aを少量ずつ滴下させる。滴下した潤滑油Aは、オイル受 け33及びオリフィス34を経由してボール25に供給される。
【0018】 このように、軸受21の上部に油路23を有したオイルタンク22を設け、油 路23に軸受21が加熱されたときに開放させるバイメタル製の開閉弁24を設 けたので、メインオイルフローがストップした際に、軸受21が完全に焼き付く 前に、オイル供給を行うことができ、ジェットエンジンの安全性を高めることが できる。そして本考案は、オイルタンク22を軸受近傍に設置するだけの極めて 簡単な構成であり、従来のモニター機構や複雑な構造が不要になる。
【0019】 なお本考案においては、オイルタンク22の容量には限りがあり、循環して使 用するわけではないので、オイル供給が長時間継続できるわけではない。しかし ながら、例えば航空機が、飛行中に潤滑系に故障が生じたときは、緊急着陸する までの数分間、回転軸が回転不能となるのを免れることができればよく、本考案 はこのような場合に、確実に必要量のオイル供給を行うことができるものである 。
【0020】 また本実施例では開閉弁24をバイメタルで成形するものとしてが、これに限 らず例えば所定の温度で変形する形状記憶合金にて適宜成形しても構わない。
【0021】
以上要するに本考案によれば、次のような優れた効果を発揮する。
【0022】 回転機械の軸受の上部に潤滑油を適宜滴下させるための油路を有したオイルタ ンクを設け、軸受が所定の温度にまで昇温したときにのみ開放させる開閉弁を設 けたので、極めて簡単な構成にて、軸受に対して非常用のオイル供給を行うこと ができる。
【図1】本考案に係わる非常用オイル供給装置の一実施
例を示した側断面図である。
例を示した側断面図である。
【図2】従来の技術を説明するためのジェットエンジン
の潤滑系を示した構成図である。
の潤滑系を示した構成図である。
21 軸受 22 オイルタンク 23 油路 24 開閉弁 A 潤滑油
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 松本 健司 東京都千代田区大手町二丁目2番1号 石 川島播磨重工業株式会社本社内
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ガスタービン等の回転機械の軸受の上部
に、所定量の潤滑油を貯留すると共にこれを適宜滴下さ
せるための油路を有したオイルタンクを設け、上記油路
に、上記軸受が所定の温度にまで昇温したときにのみ開
放させる開閉弁を設けたことを特徴とする非常用オイル
供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5507791U JPH057940U (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | 非常用オイル供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5507791U JPH057940U (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | 非常用オイル供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH057940U true JPH057940U (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=12988645
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5507791U Pending JPH057940U (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | 非常用オイル供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH057940U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005220900A (ja) * | 2004-02-03 | 2005-08-18 | General Electric Co <Ge> | 「戻り」型オイル供給・排出システム |
-
1991
- 1991-07-16 JP JP5507791U patent/JPH057940U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005220900A (ja) * | 2004-02-03 | 2005-08-18 | General Electric Co <Ge> | 「戻り」型オイル供給・排出システム |
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