JPH0579547A - ロツクアツプクラツチ付き流体伝動装置 - Google Patents
ロツクアツプクラツチ付き流体伝動装置Info
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- JPH0579547A JPH0579547A JP27009091A JP27009091A JPH0579547A JP H0579547 A JPH0579547 A JP H0579547A JP 27009091 A JP27009091 A JP 27009091A JP 27009091 A JP27009091 A JP 27009091A JP H0579547 A JPH0579547 A JP H0579547A
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H45/00—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches
- F16H45/02—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
- F16H2045/0221—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type with damping means
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H2045/0252—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type with damping means having a damper arranged on input side of the lock-up clutch
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
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- F16H45/02—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
- F16H2045/0273—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch
- F16H2045/0278—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch comprising only two co-acting friction surfaces
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- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 大型化せずに伝達トルク容量を増大させる。
【構成】 軸線方向に移動するディスク部材27の表裏
両面に摩擦材28,29を貼り付け、固定ブロックであ
る第2のマス12側の摩擦材28に内外周端に至る凹溝
30を形成し、この摩擦材28が第2のマス12に密着
しても他方の摩擦材29と第3のマス13との間を凹溝
30によって低圧部分に連通させて、第3のマス13が
ディスク部材27に確実に係合するよう構成した。
両面に摩擦材28,29を貼り付け、固定ブロックであ
る第2のマス12側の摩擦材28に内外周端に至る凹溝
30を形成し、この摩擦材28が第2のマス12に密着
しても他方の摩擦材29と第3のマス13との間を凹溝
30によって低圧部分に連通させて、第3のマス13が
ディスク部材27に確実に係合するよう構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車両用自動変速機にお
けるトルクコンバータなどのロックアップクラッチ付き
の流体伝動装置に関するものである。
けるトルクコンバータなどのロックアップクラッチ付き
の流体伝動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トルクコンバータなどの流体伝動装置で
は、駆動側の部材であるポンプインペラと従動側の部材
であるタービンランナとの回転数差を避けることができ
ないから、動力の伝達効率が、摩擦板を使用したクラッ
チ手段より劣ることになる。このような欠点を解消する
ため、従来、ポンプインペラと一体の部材とタービンラ
ンナと一体の部材とを直接連結するロックアップクラッ
チをトルクコンバータに内蔵するようになってきてい
る。
は、駆動側の部材であるポンプインペラと従動側の部材
であるタービンランナとの回転数差を避けることができ
ないから、動力の伝達効率が、摩擦板を使用したクラッ
チ手段より劣ることになる。このような欠点を解消する
ため、従来、ポンプインペラと一体の部材とタービンラ
ンナと一体の部材とを直接連結するロックアップクラッ
チをトルクコンバータに内蔵するようになってきてい
る。
【0003】ロックアップクラッチをトルクコンバータ
ハウジング内に配置する場合、スペース上の制約がある
から、ロックアップクラッチの伝達トルク容量を増大さ
せることが困難であるが、例えば実開昭62−1142
6号公報に記載された考案では、油圧によって動作する
ピストンを設けるとともにそのピストンの先端面に多数
の凹溝を設け、ピストンによってクラッチ板を押圧する
ことによりその係合力を高くし、かつその係合力の増大
を前記凹溝によって緩和するようにしている。
ハウジング内に配置する場合、スペース上の制約がある
から、ロックアップクラッチの伝達トルク容量を増大さ
せることが困難であるが、例えば実開昭62−1142
6号公報に記載された考案では、油圧によって動作する
ピストンを設けるとともにそのピストンの先端面に多数
の凹溝を設け、ピストンによってクラッチ板を押圧する
ことによりその係合力を高くし、かつその係合力の増大
を前記凹溝によって緩和するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでクラッチの伝
達トルク容量は、摩擦面の面積、摩擦面の接触圧力、摩
擦係数、摩擦面の回転中心からの半径等によって決ま
り、上記従来のトルクコンバータでは、これらのパラメ
ータのうち摩擦面の接触圧力を高くすることにより伝達
トルク容量の増大を図っている。
達トルク容量は、摩擦面の面積、摩擦面の接触圧力、摩
擦係数、摩擦面の回転中心からの半径等によって決ま
り、上記従来のトルクコンバータでは、これらのパラメ
ータのうち摩擦面の接触圧力を高くすることにより伝達
トルク容量の増大を図っている。
【0005】しかしながらトルクコンバータの内部には
スペース上の余裕が殆んどないから、上述したピストン
やそのための油路を敢て設けるとすれば、トルクコンバ
ータを大型化せざるを得なくなる。また上記従来のトル
クコンバータにおけるピストン先端面の凹溝は、ロック
アップクラッチの係合特性を変化させるように作用して
も、増大させるように作用することはない。このように
従来では、装置を大型化することなくロックアップクラ
ッチの伝達トルク容量を増大させることは困難であっ
た。
スペース上の余裕が殆んどないから、上述したピストン
やそのための油路を敢て設けるとすれば、トルクコンバ
ータを大型化せざるを得なくなる。また上記従来のトル
クコンバータにおけるピストン先端面の凹溝は、ロック
アップクラッチの係合特性を変化させるように作用して
も、増大させるように作用することはない。このように
従来では、装置を大型化することなくロックアップクラ
ッチの伝達トルク容量を増大させることは困難であっ
た。
【0006】この発明は上記の事情に鑑み、ロックアッ
プクラッチにおける摩擦接触面積を増大させることによ
り、大型化することなくロックアップクラッチの伝達ト
ルク容量を増大させることのできる流体伝動装置を提供
することを目的とするものである。
プクラッチにおける摩擦接触面積を増大させることによ
り、大型化することなくロックアップクラッチの伝達ト
ルク容量を増大させることのできる流体伝動装置を提供
することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、ポンプインペラで発生させた流体流
をタービンランナに送ってタービンランナを回転させ、
かつタービンランナと一体となって回転する環状のディ
スク部材が軸線方向に移動自在に設けられるとともにそ
のディスク部材の外周部の表裏両面にクラッチ用摩擦面
が設けられ、さらにそのクラッチ用摩擦面のうちの一方
の摩擦面と対向する固定摩擦面を有しかつ前記ポンプイ
ンペラと一体回転する第1ブロック部材と前記ディスク
部材の外周部を挟んで前記固定摩擦面と対向する可動摩
擦面を有しかつ固定摩擦面に対して接近・離隔する第2
ブロック部材とが設けられ、ディスク部材を挟んだ固定
摩擦面側と可動摩擦面側との圧力差でディスク部材およ
び第2ブロック部材を軸線方向に移動させて前記各摩擦
面を接触・離隔させるロックアップクラッチ付き流体伝
動装置において、前記ディスク部材における表裏両面の
クラッチ用摩擦面のうち一方のクラッチ用摩擦面より内
周側の部分と他方のクラッチ用摩擦面とを連通させる連
通部を有していることを特徴とするものである。
を達成するために、ポンプインペラで発生させた流体流
をタービンランナに送ってタービンランナを回転させ、
かつタービンランナと一体となって回転する環状のディ
スク部材が軸線方向に移動自在に設けられるとともにそ
のディスク部材の外周部の表裏両面にクラッチ用摩擦面
が設けられ、さらにそのクラッチ用摩擦面のうちの一方
の摩擦面と対向する固定摩擦面を有しかつ前記ポンプイ
ンペラと一体回転する第1ブロック部材と前記ディスク
部材の外周部を挟んで前記固定摩擦面と対向する可動摩
擦面を有しかつ固定摩擦面に対して接近・離隔する第2
ブロック部材とが設けられ、ディスク部材を挟んだ固定
摩擦面側と可動摩擦面側との圧力差でディスク部材およ
び第2ブロック部材を軸線方向に移動させて前記各摩擦
面を接触・離隔させるロックアップクラッチ付き流体伝
動装置において、前記ディスク部材における表裏両面の
クラッチ用摩擦面のうち一方のクラッチ用摩擦面より内
周側の部分と他方のクラッチ用摩擦面とを連通させる連
通部を有していることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】この発明の流体伝動装置においても、ポンプイ
ンペラで発生させた流体流によってタービンランナを回
転させることによりトルクが伝達される。これに対して
ディスク部材におけるクラッチ用摩擦面が、第1ブロッ
ク部材および第2ブロック部材の各摩擦面に接触するこ
とにより、流体を介さずにトルクが伝達される。
ンペラで発生させた流体流によってタービンランナを回
転させることによりトルクが伝達される。これに対して
ディスク部材におけるクラッチ用摩擦面が、第1ブロッ
ク部材および第2ブロック部材の各摩擦面に接触するこ
とにより、流体を介さずにトルクが伝達される。
【0009】これらの摩擦面はディスク部材を挟んだ固
定摩擦面側の圧力と可動摩擦面側の圧力との差によっ
て、ディスク部材および第2ブロック部材が第1ブロッ
ク部材側に移動することによって係合する。その場合、
固定摩擦面にディスク部材のクラッチ用摩擦面が最初に
接触しても、このクラッチ用摩擦面とこれとは反対側の
クラッチ用摩擦面とを連通させる連通部によって、該反
対側のクラッチ用摩擦面と可動摩擦面との間の圧力が低
くなるので、第2ブロック部材がディスク部材に向けて
移動して可動摩擦面がクラッチ用摩擦面に接触し、ここ
でもトルクを伝達する。したがってディスク部材の表裏
両面のクラッチ用摩擦面がトルクの伝達面となり、しか
も各摩擦面が確実に接触するので、これらの摩擦面にお
ける伝達トルク容量すなわちロックアップクラッチの伝
達トルク容量が大きくなる。
定摩擦面側の圧力と可動摩擦面側の圧力との差によっ
て、ディスク部材および第2ブロック部材が第1ブロッ
ク部材側に移動することによって係合する。その場合、
固定摩擦面にディスク部材のクラッチ用摩擦面が最初に
接触しても、このクラッチ用摩擦面とこれとは反対側の
クラッチ用摩擦面とを連通させる連通部によって、該反
対側のクラッチ用摩擦面と可動摩擦面との間の圧力が低
くなるので、第2ブロック部材がディスク部材に向けて
移動して可動摩擦面がクラッチ用摩擦面に接触し、ここ
でもトルクを伝達する。したがってディスク部材の表裏
両面のクラッチ用摩擦面がトルクの伝達面となり、しか
も各摩擦面が確実に接触するので、これらの摩擦面にお
ける伝達トルク容量すなわちロックアップクラッチの伝
達トルク容量が大きくなる。
【0010】
【実施例】つぎにこの発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1はこの発明の一実施例を示す断面図であっ
て、ポンプインペラ1のシェル2はフロントカバー3に
溶接して一体化され、これらシェル2とフロントカバー
3とでトルクコンバータハウジング4が形成されてい
る。ポンプインペラ1に対向してタービンランナ5が配
置されており、このタービンランナ5はハブ6に取付け
られている。さらにこれらポンプインペラ1とタービン
ランナ5との内周側の部分には、一方向クラッチ7のア
ウターレースに一体化したステータ8が配置されてい
る。そしてフロントカバー3の内面とタービンランナ5
との間にロックアップクラッチ9とダンパー機構10と
が設けられている。
明する。図1はこの発明の一実施例を示す断面図であっ
て、ポンプインペラ1のシェル2はフロントカバー3に
溶接して一体化され、これらシェル2とフロントカバー
3とでトルクコンバータハウジング4が形成されてい
る。ポンプインペラ1に対向してタービンランナ5が配
置されており、このタービンランナ5はハブ6に取付け
られている。さらにこれらポンプインペラ1とタービン
ランナ5との内周側の部分には、一方向クラッチ7のア
ウターレースに一体化したステータ8が配置されてい
る。そしてフロントカバー3の内面とタービンランナ5
との間にロックアップクラッチ9とダンパー機構10と
が設けられている。
【0011】これらのロックアップクラッチ9とダンパ
ー機構10とは、エンジン(図示せず)での爆発による
1次振動を低減するために、三つのマス(質量体)1
1,12,13を備えている。第1のマス11はフロン
トカバー3の内面に沿って配置されるとともに、その外
周部にはタービンランナ5側に突出した円筒部14が形
成されている。これに対しフロントカバー3の内面に
は、外周部と中心部とに環状の突起15,16が形成さ
れ、かつこれらの中間部に突出長さが長くかつ円周方向
には連続していない二列の突起17,18が形成されて
おり、第1のマス11は、中心側の環状突起16の外周
にニードルベアリング19を介して嵌合し、ここで回転
自在に支持されている。また第1のマス11は外周側の
環状突起15にも嵌合しており、この環状突起15に対
してシールリング20によってシールされている。さら
に第1のマス11の環状突起15より外周側の部分とフ
ロントカバー3との間にはニードルベアリング21が介
装され、これにより第1のマス11の軸線方向の位置が
決められ、かつ第1のマス11が回転自在に支持されて
いる。
ー機構10とは、エンジン(図示せず)での爆発による
1次振動を低減するために、三つのマス(質量体)1
1,12,13を備えている。第1のマス11はフロン
トカバー3の内面に沿って配置されるとともに、その外
周部にはタービンランナ5側に突出した円筒部14が形
成されている。これに対しフロントカバー3の内面に
は、外周部と中心部とに環状の突起15,16が形成さ
れ、かつこれらの中間部に突出長さが長くかつ円周方向
には連続していない二列の突起17,18が形成されて
おり、第1のマス11は、中心側の環状突起16の外周
にニードルベアリング19を介して嵌合し、ここで回転
自在に支持されている。また第1のマス11は外周側の
環状突起15にも嵌合しており、この環状突起15に対
してシールリング20によってシールされている。さら
に第1のマス11の環状突起15より外周側の部分とフ
ロントカバー3との間にはニードルベアリング21が介
装され、これにより第1のマス11の軸線方向の位置が
決められ、かつ第1のマス11が回転自在に支持されて
いる。
【0012】半径位置の異なる二箇所に配列された前記
突起17,18はダンパスプリングのためのストッパと
なるものであって、各列の突起17,18同士の間には
コイルスプリング22,23が配置されている。なお、
第1のマス11にはこれらのコイルスプリング22,2
3を嵌め込むための開口部が設けられており、したがっ
てフロントカバー3と第1のマス11とが相対回転した
場合には、コイルスプリング22,23の一方の端部を
突起17,18が押圧するとともに、他方の端部を第1
のマス11における開口部の一端部で押圧し、コイルス
プリング22,23を圧縮するようになっている。
突起17,18はダンパスプリングのためのストッパと
なるものであって、各列の突起17,18同士の間には
コイルスプリング22,23が配置されている。なお、
第1のマス11にはこれらのコイルスプリング22,2
3を嵌め込むための開口部が設けられており、したがっ
てフロントカバー3と第1のマス11とが相対回転した
場合には、コイルスプリング22,23の一方の端部を
突起17,18が押圧するとともに、他方の端部を第1
のマス11における開口部の一端部で押圧し、コイルス
プリング22,23を圧縮するようになっている。
【0013】第2のマス12は第1のマス11のうちフ
ロントカバー3側の面とは反対側の面に密着して配置さ
れ、かつリベット24によって一体化するよう連結され
ている。なお、この第2のマス12にも前記コイルスプ
リング22,23を収容するための開口部が形成されて
いる。
ロントカバー3側の面とは反対側の面に密着して配置さ
れ、かつリベット24によって一体化するよう連結され
ている。なお、この第2のマス12にも前記コイルスプ
リング22,23を収容するための開口部が形成されて
いる。
【0014】さらに第3のマス13は、第2のマス12
が軸線方向に対して固定されてブロック部材であるのに
対して、軸線方向に移動するブロック部材であって、こ
の第3のマス13は、図に示すように台形断面もしくは
三角形断面の環状部材として構成されている。また第3
のマス13は、第1のマス11における円筒部14の先
端内周部にスプライン嵌合するとともにスナップリング
25によって抜け止めされ、さらにシールリング26に
よってシールされている。
が軸線方向に対して固定されてブロック部材であるのに
対して、軸線方向に移動するブロック部材であって、こ
の第3のマス13は、図に示すように台形断面もしくは
三角形断面の環状部材として構成されている。また第3
のマス13は、第1のマス11における円筒部14の先
端内周部にスプライン嵌合するとともにスナップリング
25によって抜け止めされ、さらにシールリング26に
よってシールされている。
【0015】前記第2のマス12と第3のマス13との
間には、ロックアップクラッチ用のディスク部材27の
外周部分が挿入されている。このディスク部材27は、
前記ハブ6の外周部に軸線方向へ移動し得るようスプラ
イン嵌合するとともにシールリング6aでシールされた
環状の板状部材であって、その外周部の表裏両面(第2
のマス12および第3のマス13に対向する各面)には
摩擦材28,29が貼り付けられている。図2はその部
分を拡大して示す断面図である。したがって第2のマス
12のディスク部材27を向く面が固定摩擦面、摩擦材
28,29の表面がクラッチ用摩擦面、第3のマス13
のディスク部材27を向く面が可動摩擦面となってい
る。
間には、ロックアップクラッチ用のディスク部材27の
外周部分が挿入されている。このディスク部材27は、
前記ハブ6の外周部に軸線方向へ移動し得るようスプラ
イン嵌合するとともにシールリング6aでシールされた
環状の板状部材であって、その外周部の表裏両面(第2
のマス12および第3のマス13に対向する各面)には
摩擦材28,29が貼り付けられている。図2はその部
分を拡大して示す断面図である。したがって第2のマス
12のディスク部材27を向く面が固定摩擦面、摩擦材
28,29の表面がクラッチ用摩擦面、第3のマス13
のディスク部材27を向く面が可動摩擦面となってい
る。
【0016】前記ディスク部材27の外周端は、第1の
マス11における円筒部14の内周面から離れており、
また前記摩擦材28,29のうち係合時に低圧側となる
第2のマス12側の摩擦材28には、図3に一部を示す
ように、内周端から外周端に至る放射状の多数の凹溝3
0が形成されている。したがって摩擦材28が第2のマ
ス12に密着した状態であっても、凹溝30によって、
他方の摩擦材29と第3のマス13との間の隙間をディ
スク部材27と第2のマス12との間の隙間部分に連通
させるようになっている。
マス11における円筒部14の内周面から離れており、
また前記摩擦材28,29のうち係合時に低圧側となる
第2のマス12側の摩擦材28には、図3に一部を示す
ように、内周端から外周端に至る放射状の多数の凹溝3
0が形成されている。したがって摩擦材28が第2のマ
ス12に密着した状態であっても、凹溝30によって、
他方の摩擦材29と第3のマス13との間の隙間をディ
スク部材27と第2のマス12との間の隙間部分に連通
させるようになっている。
【0017】そして図1のトルクコンバータでは、図1
に矢印で示す方向あるいは矢印とは反対方向にオイルを
供給する油路(図示せず)が形成されている。
に矢印で示す方向あるいは矢印とは反対方向にオイルを
供給する油路(図示せず)が形成されている。
【0018】つぎに上述したトルクコンバータの作用に
ついて説明する。図1はロックアップ・オフの状態を示
しており、図1の矢印とは反対方向にオイルが供給され
ることにより、ディスク部材27を挟んでフロント側
(図1で左側)の圧力Pbがリヤ側(図1で右側)の圧
力Paより高くなっており、したがってディスク部材2
7および第3のマス13が図1の右方向に移動して第2
のマス12、ディスク部材27、第3のマス13の三者
は相互に離隔している。この状態でエンジンからトルク
が入力されると、フロントカバー3と共にポンプインペ
ラ1が回転して螺旋流となって流れるオイルがタービン
ラナン5の外周部に送り込まれ、その結果、タービンラ
ンナ5が回転し、トルクが伝達される。またタービンラ
ンナ5を通過したオイルは、コンバータレンジではステ
ータ8によって流れの向きが変えられ、またカップリン
グレンジではそのまま、ポンプインペラ1に流入する。
ついて説明する。図1はロックアップ・オフの状態を示
しており、図1の矢印とは反対方向にオイルが供給され
ることにより、ディスク部材27を挟んでフロント側
(図1で左側)の圧力Pbがリヤ側(図1で右側)の圧
力Paより高くなっており、したがってディスク部材2
7および第3のマス13が図1の右方向に移動して第2
のマス12、ディスク部材27、第3のマス13の三者
は相互に離隔している。この状態でエンジンからトルク
が入力されると、フロントカバー3と共にポンプインペ
ラ1が回転して螺旋流となって流れるオイルがタービン
ラナン5の外周部に送り込まれ、その結果、タービンラ
ンナ5が回転し、トルクが伝達される。またタービンラ
ンナ5を通過したオイルは、コンバータレンジではステ
ータ8によって流れの向きが変えられ、またカップリン
グレンジではそのまま、ポンプインペラ1に流入する。
【0019】ロックアップ・オンとするには、図1の矢
印で示す方向にオイルを供給する。その結果、ディスク
部材27を挟んでリヤ側の圧力Paがフロント側の圧力
Pbより高くなるため、前述した各摩擦面の間では図4
の(A)に矢印で示すようにオイルが流れる。この場合
のディスク部材27に作用する油圧の圧力バランスは図
5に示すようになり、また各摩擦面間の三点A,B,C
での圧力は図4の(B)に実線で示すようになる。な
お、図5には各部の寸法関係も併せて示す。すなわちデ
ィスク部材27を図1および図5において右側から押す
力Faは、
印で示す方向にオイルを供給する。その結果、ディスク
部材27を挟んでリヤ側の圧力Paがフロント側の圧力
Pbより高くなるため、前述した各摩擦面の間では図4
の(A)に矢印で示すようにオイルが流れる。この場合
のディスク部材27に作用する油圧の圧力バランスは図
5に示すようになり、また各摩擦面間の三点A,B,C
での圧力は図4の(B)に実線で示すようになる。な
お、図5には各部の寸法関係も併せて示す。すなわちデ
ィスク部材27を図1および図5において右側から押す
力Faは、
【0020】
【数1】 となり、また左側から押す力Fbは、
【0021】
【数2】 となる。したがってこれらの圧力差すなわちディスク部
材27をフロント側(図1の左方向)に移動させるよう
に働く力Fc0は、
材27をフロント側(図1の左方向)に移動させるよう
に働く力Fc0は、
【0022】
【数3】 となり、この値は正の値であるから、ディスク部材27
はフロント側に移動する。
はフロント側に移動する。
【0023】また第3のマス13について述べると、第
3のマス13には図の右側からPaの圧力が作用し、左
側からPa(r) の圧力が作用しているから、第3のマス
13を移動させる力FB0は、
3のマス13には図の右側からPaの圧力が作用し、左
側からPa(r) の圧力が作用しているから、第3のマス
13を移動させる力FB0は、
【0024】
【数4】 となり、Pa>Pa(r) であるから、FB0>0となる。
したがって第3のマス13もフロント側(図で左側)に
移動する。
したがって第3のマス13もフロント側(図で左側)に
移動する。
【0025】図6はディスク部材27における一方の摩
擦材28が第2のマス12に接触した状態を示してい
る。この摩擦材28を貼り付けてある面には、摩擦材2
8の内周端から外周端に至る凹溝30が形成されている
から、摩擦材28が第2のマス12に接触してもオイル
はこの凹溝30を通って内周側に流れる。したがってこ
の場合、A点ないしC点での圧力分布は図6の(B)に
実線で示すようになり、ディスク部材27を移動させる
ように働く力Fc1は、
擦材28が第2のマス12に接触した状態を示してい
る。この摩擦材28を貼り付けてある面には、摩擦材2
8の内周端から外周端に至る凹溝30が形成されている
から、摩擦材28が第2のマス12に接触してもオイル
はこの凹溝30を通って内周側に流れる。したがってこ
の場合、A点ないしC点での圧力分布は図6の(B)に
実線で示すようになり、ディスク部材27を移動させる
ように働く力Fc1は、
【0026】
【数5】 となり、また第3のマス13を移動させるよう働く力は
FB1は、
FB1は、
【0027】
【数6】 となる。なおここでPa,Pbについてダッシュを付し
てあるのは、ディスク部材27と第3のマス13とが前
述したように移動して各摩擦面の間の隙間が狭くなって
いることに基づいて変化した後の圧力であることを示し
ており、Paについては上昇し、Pbについて低下して
いる。
てあるのは、ディスク部材27と第3のマス13とが前
述したように移動して各摩擦面の間の隙間が狭くなって
いることに基づいて変化した後の圧力であることを示し
ており、Paについては上昇し、Pbについて低下して
いる。
【0028】上述したように凹溝30を形成したことに
よって第3のマス13はディスク部材27が第2のマス
12に密着した後でも移動しつづけ、最終的には、第3
のマス13はディスク部材27の外周部を第2のマス1
2との間に挟み込む。図7の(A)はその状態を示して
おり、またA点ないしC点での圧力分布は図7の(B)
に実線で示すとおりである。そしてディスク部材27を
図の左方向に押圧する力Fc2は、
よって第3のマス13はディスク部材27が第2のマス
12に密着した後でも移動しつづけ、最終的には、第3
のマス13はディスク部材27の外周部を第2のマス1
2との間に挟み込む。図7の(A)はその状態を示して
おり、またA点ないしC点での圧力分布は図7の(B)
に実線で示すとおりである。そしてディスク部材27を
図の左方向に押圧する力Fc2は、
【0029】
【数7】 となり、また第3のマス13を図の左方向に押圧する力
FB2は、
FB2は、
【0030】
【数8】 となる。なお、PaおよびPbについてツーダッシュを
付してあるのは、第2のマス12に摩擦材28が更に強
く押し付けられて凹溝30が狭くなり、かつ他方の摩擦
材29が第3のマス13に密着したことに基づいて変化
した後の圧力であることを示しており、Paについては
更に高圧となり、Pbについては更に低圧となってい
る。
付してあるのは、第2のマス12に摩擦材28が更に強
く押し付けられて凹溝30が狭くなり、かつ他方の摩擦
材29が第3のマス13に密着したことに基づいて変化
した後の圧力であることを示しており、Paについては
更に高圧となり、Pbについては更に低圧となってい
る。
【0031】すなわち上記のロックアップクラッチで
は、第2のマス12と摩擦材28とがFc2の係合圧で係
合し、第3のマス13と摩擦材29とがFB2の係合圧で
係合し、これら両方の箇所でトルクを伝達する。したが
って伝達トルク容量が大きくなり、また滑りが生じにく
いので、摩耗を防止して耐久性を向上させることができ
る。
は、第2のマス12と摩擦材28とがFc2の係合圧で係
合し、第3のマス13と摩擦材29とがFB2の係合圧で
係合し、これら両方の箇所でトルクを伝達する。したが
って伝達トルク容量が大きくなり、また滑りが生じにく
いので、摩耗を防止して耐久性を向上させることができ
る。
【0032】ここで前記凹溝30を形成していない場合
を比較のために説明すると、第2のマス12に摩擦材2
8が先に密着してしまうと、ディスク部材27を挟んだ
リヤ側からフロント側へのオイルの流れが阻害される。
その結果、他方の摩擦材29と第3のマス13との間で
の圧力は、ディスク部材27のリヤ側に供給される油圧
とほぼ等しくなる。これは図6の(B)および図7の
(B)に鎖線で表わされる。したがって第3のマス13
にはこれをフロント側すなわちディスク部材27側に移
動させる力が働かなくなり、第3のマス13とディスク
部材27、すなわち可動摩擦面とクラッチ用摩擦面とは
係合せず、それだけトルク伝達面が少なくなるから、ロ
ックアップクラッチとしての伝達トルク容量が小さくな
る。なお本発明者の試算によれば、図1に示す構成にお
いて凹溝30を設ける場合と設けない場合とでは、伝達
トルク容量に1.4倍程度の差が生じることが明らかと
なった。
を比較のために説明すると、第2のマス12に摩擦材2
8が先に密着してしまうと、ディスク部材27を挟んだ
リヤ側からフロント側へのオイルの流れが阻害される。
その結果、他方の摩擦材29と第3のマス13との間で
の圧力は、ディスク部材27のリヤ側に供給される油圧
とほぼ等しくなる。これは図6の(B)および図7の
(B)に鎖線で表わされる。したがって第3のマス13
にはこれをフロント側すなわちディスク部材27側に移
動させる力が働かなくなり、第3のマス13とディスク
部材27、すなわち可動摩擦面とクラッチ用摩擦面とは
係合せず、それだけトルク伝達面が少なくなるから、ロ
ックアップクラッチとしての伝達トルク容量が小さくな
る。なお本発明者の試算によれば、図1に示す構成にお
いて凹溝30を設ける場合と設けない場合とでは、伝達
トルク容量に1.4倍程度の差が生じることが明らかと
なった。
【0033】なお、上述した実施例では、凹溝30をデ
ィスク部材27の半径方向に向けて放射状に形成した
が、この凹溝30の向きは任意に決めることでき、例え
ば図8に示すように半径方向に対して所定角度傾斜した
状態に形成してもよい。
ィスク部材27の半径方向に向けて放射状に形成した
が、この凹溝30の向きは任意に決めることでき、例え
ば図8に示すように半径方向に対して所定角度傾斜した
状態に形成してもよい。
【0034】またディスク部材27に貼り付けた摩擦材
28,29のうち、係合時に高圧側となる摩擦材29、
換言すれば解放時に低圧側となる摩擦材29に図9もし
くは図10に示す凹溝31を形成してもよい。すなわち
この凹溝31は、摩擦材29の外周端を一端部とし、こ
こから内周端に至らない範囲に半径方向に沿って放射状
に形成し、またこれらを必要に応じて円弧溝で連通させ
たものである。
28,29のうち、係合時に高圧側となる摩擦材29、
換言すれば解放時に低圧側となる摩擦材29に図9もし
くは図10に示す凹溝31を形成してもよい。すなわち
この凹溝31は、摩擦材29の外周端を一端部とし、こ
こから内周端に至らない範囲に半径方向に沿って放射状
に形成し、またこれらを必要に応じて円弧溝で連通させ
たものである。
【0035】このような凹溝31を形成してあれば、ロ
ックアップ・オフ時にこの凹溝31を通って第3のマス
13と摩擦材29との間にオイルが速やかに供給される
ので、第3のマス13の解放初期の受圧面積が広くな
り、その結果、第3のマス13が迅速にリヤ側(図の右
側)に移動し、ロックアップクラッチの所謂切れが良好
になる。
ックアップ・オフ時にこの凹溝31を通って第3のマス
13と摩擦材29との間にオイルが速やかに供給される
ので、第3のマス13の解放初期の受圧面積が広くな
り、その結果、第3のマス13が迅速にリヤ側(図の右
側)に移動し、ロックアップクラッチの所謂切れが良好
になる。
【0036】この発明の更に他の実施例を説明すると、
図11および図12に示す実施例は、ロックアップクラ
ッチの係合面積を更に増大させたものである。すなわち
第1のマス11における円筒部14の内周面のうち第2
のマス12と第3のマス13との間に環状プレート32
がスプライン嵌合している。またディスク部材27は環
状プレート32の内径より小径のボス部33を有し、そ
のボス部33の外周部に、第2のマス12と環状プレー
ト32との間に挿入した環状ディスク34がスプライン
嵌合している。この環状デイスク34の表裏両面に摩擦
材35,36がそれぞれ貼り付けられており、これらの
摩擦材35,36には図3に示す凹溝30と同様な溝3
7,38が内周端から外周端に亘って形成されている。
図11および図12に示す実施例は、ロックアップクラ
ッチの係合面積を更に増大させたものである。すなわち
第1のマス11における円筒部14の内周面のうち第2
のマス12と第3のマス13との間に環状プレート32
がスプライン嵌合している。またディスク部材27は環
状プレート32の内径より小径のボス部33を有し、そ
のボス部33の外周部に、第2のマス12と環状プレー
ト32との間に挿入した環状ディスク34がスプライン
嵌合している。この環状デイスク34の表裏両面に摩擦
材35,36がそれぞれ貼り付けられており、これらの
摩擦材35,36には図3に示す凹溝30と同様な溝3
7,38が内周端から外周端に亘って形成されている。
【0037】したがって図11および図12に示す構成
であっても、ロックアップ時に最も低圧側の第2のマス
12と環状ディスク34のフロント側の摩擦材35とが
最初に係合しても、第3のマス13とディスク部材27
との間の隙間の部分は、各凹溝33,38,37を介し
てディスク部材27よりフロント側の部分に連通するの
で、第3のマス12にはこれをフロント側(図の左側)
に移動させる力が働き、第3のマス13が環状ディスク
34および環状プレート32ならびにディスク部材27
を、第2のマス12との間に確実に挟み込み、各摩擦面
が充分大きい係合力で係合する。
であっても、ロックアップ時に最も低圧側の第2のマス
12と環状ディスク34のフロント側の摩擦材35とが
最初に係合しても、第3のマス13とディスク部材27
との間の隙間の部分は、各凹溝33,38,37を介し
てディスク部材27よりフロント側の部分に連通するの
で、第3のマス12にはこれをフロント側(図の左側)
に移動させる力が働き、第3のマス13が環状ディスク
34および環状プレート32ならびにディスク部材27
を、第2のマス12との間に確実に挟み込み、各摩擦面
が充分大きい係合力で係合する。
【0038】なお、上述した各実施例では連通部である
凹溝30,37,38をディスク部材27や環状ディス
ク34に形成したが、この発明では、連通部を各マス1
2,13の表面や環状プレート32に形成してもよく、
また連通部は凹溝に限られず、ディスク部材27を貫通
して形成した孔であってもよい。
凹溝30,37,38をディスク部材27や環状ディス
ク34に形成したが、この発明では、連通部を各マス1
2,13の表面や環状プレート32に形成してもよく、
また連通部は凹溝に限られず、ディスク部材27を貫通
して形成した孔であってもよい。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなようにこの発明
の流体伝動装置では、トルクを伝達する複数の摩擦面が
軸線方向に互いに平行に配列され、かつそれらの一端側
での圧力と他端側での圧力との差によって可動ブロック
を移動させて各摩擦面を係合させるロックアップクラッ
チにおいて、表裏両面を摩擦面としたディスク部材のう
ち係合時に高圧側となる面をこれとは反対側の低圧部分
に連通させる連通部を設けたから、係合時に各摩擦面同
士の間の隙間の部分を低圧にすることができ、したがっ
て複数の摩擦面を挟んだ両側での圧力差によって係合さ
せるロックアップクラッチでありながら、各摩擦面を確
実かつ充分高い係合力で係合させることができ、その結
果、伝達トルク容量を大きくし、またスリップを防止し
て耐久性を向上させることができる。
の流体伝動装置では、トルクを伝達する複数の摩擦面が
軸線方向に互いに平行に配列され、かつそれらの一端側
での圧力と他端側での圧力との差によって可動ブロック
を移動させて各摩擦面を係合させるロックアップクラッ
チにおいて、表裏両面を摩擦面としたディスク部材のう
ち係合時に高圧側となる面をこれとは反対側の低圧部分
に連通させる連通部を設けたから、係合時に各摩擦面同
士の間の隙間の部分を低圧にすることができ、したがっ
て複数の摩擦面を挟んだ両側での圧力差によって係合さ
せるロックアップクラッチでありながら、各摩擦面を確
実かつ充分高い係合力で係合させることができ、その結
果、伝達トルク容量を大きくし、またスリップを防止し
て耐久性を向上させることができる。
【図1】この発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】トルクを伝達する摩擦面の部分の拡大断面図で
ある。
ある。
【図3】ディスク部材におけるフロント側の摩擦材の部
分正面図である。
分正面図である。
【図4】ロックアップクラッチの係合開始時の状態を示
す部分断面図および圧力分布図である。
す部分断面図および圧力分布図である。
【図5】ディスク部材に作用する圧力分布および寸法関
係を示す説明図である。
係を示す説明図である。
【図6】ロックアップ・オンの過程を示す部分断面図お
よび圧力分布図である。
よび圧力分布図である。
【図7】ロックアップ完了時の状態を示す部分断面図お
よび圧力分布図である。
よび圧力分布図である。
【図8】ディスク部材のフロント側の摩擦材に形成する
凹溝の他の例を示す部分正面図である。
凹溝の他の例を示す部分正面図である。
【図9】ディスク部材のリヤ側の摩擦材における凹溝の
一例を示す部分正面図である。
一例を示す部分正面図である。
【図10】ディスク部材のリヤ側の摩擦材における凹溝
の他の例を示す部分正面図である。
の他の例を示す部分正面図である。
【図11】この発明の他の実施例を示す断面図である。
【図12】そのトルクを伝達する摩擦面の部分の拡大断
面図である。
面図である。
1 ホンプインペラ 3 フロントカバー 5 タービンランナ 6 ハブ 9 ロックアップクラッチ 12 第2のマス 13 第3のマス 27 ディスク部材 28 摩擦材 29 摩擦材 30 凹溝 32 環状プレート 34 環状ディスク 35 摩擦材 36 摩擦材 37 溝 38 溝
Claims (1)
- 【請求項1】 ポンプインペラで発生させた流体流をタ
ービンランナに送ってタービンランナを回転させ、かつ
タービンランナと一体となって回転する環状のディスク
部材が軸線方向に移動自在に設けられるとともにそのデ
ィスク部材の外周部の表裏両面にクラッチ用摩擦面が設
けられ、さらにそのクラッチ用摩擦面のうちの一方の摩
擦面と対向する固定摩擦面を有しかつ前記ポンプインペ
ラと一体回転する第1ブロック部材と前記ディスク部材
の外周部を挟んで前記固定摩擦面と対向する可動摩擦面
を有しかつ固定摩擦面に対して接近・離隔する第2ブロ
ック部材とが設けられ、ディスク部材を挟んだ固定摩擦
面側と可動摩擦面側との圧力差でディスク部材および第
2ブロック部材を軸線方向に移動させて前記各摩擦面を
接触・離隔させるロックアップクラッチ付き流体伝動装
置において、 前記ディスク部材における表裏両面のクラッチ用摩擦面
のうち一方のクラッチ用摩擦面より内周側の部分と他方
のクラッチ用摩擦面とを連通させる連通部を有している
ことを特徴とするロックアップクラッチ付き流体伝動装
置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3270090A JP2836319B2 (ja) | 1991-09-22 | 1991-09-22 | ロックアップクラッチ付き流体伝動装置 |
| DE69215623T DE69215623T2 (de) | 1991-09-20 | 1992-09-15 | Hydraulische Drehmoment-Übertragungseinheit mit Überbrückungskupplung |
| EP92308367A EP0533426B1 (en) | 1991-09-20 | 1992-09-15 | Fluid coupling power transmission with lockup clutch |
| US07/945,947 US5348127A (en) | 1991-09-20 | 1992-09-17 | Fluid coupling power transmission with lockup clutch |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3270090A JP2836319B2 (ja) | 1991-09-22 | 1991-09-22 | ロックアップクラッチ付き流体伝動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0579547A true JPH0579547A (ja) | 1993-03-30 |
| JP2836319B2 JP2836319B2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=17481392
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3270090A Expired - Fee Related JP2836319B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-22 | ロックアップクラッチ付き流体伝動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2836319B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5388678A (en) * | 1992-07-03 | 1995-02-14 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fluid coupling power transmission with lockup clutch |
| JPH07180768A (ja) * | 1993-12-24 | 1995-07-18 | Nsk Warner Kk | ロックアップ機構付きトルクコンバータ |
| JP2007510874A (ja) * | 2003-11-14 | 2007-04-26 | フォイト・ターボ・ゲーエムベーハー・ウント・コンパニー・カーゲー | 始動ユニット |
| JP2010019350A (ja) * | 2008-07-10 | 2010-01-28 | Toyota Motor Corp | 流体伝達装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002147566A (ja) | 2000-11-13 | 2002-05-22 | Fuji Heavy Ind Ltd | トルクコンバータ付き動力伝達装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5637451B2 (ja) | 2011-03-11 | 2014-12-10 | 独立行政法人国立高等専門学校機構 | クリップ接続用端子台 |
-
1991
- 1991-09-22 JP JP3270090A patent/JP2836319B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5388678A (en) * | 1992-07-03 | 1995-02-14 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fluid coupling power transmission with lockup clutch |
| JPH07180768A (ja) * | 1993-12-24 | 1995-07-18 | Nsk Warner Kk | ロックアップ機構付きトルクコンバータ |
| JP2007510874A (ja) * | 2003-11-14 | 2007-04-26 | フォイト・ターボ・ゲーエムベーハー・ウント・コンパニー・カーゲー | 始動ユニット |
| JP4792398B2 (ja) * | 2003-11-14 | 2011-10-12 | フォイト・ターボ・ゲーエムベーハー・ウント・コンパニー・カーゲー | 始動ユニット |
| JP2010019350A (ja) * | 2008-07-10 | 2010-01-28 | Toyota Motor Corp | 流体伝達装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2836319B2 (ja) | 1998-12-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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