JPH0579700A - 電気温水器の沸き上げ制御装置 - Google Patents
電気温水器の沸き上げ制御装置Info
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- JPH0579700A JPH0579700A JP24334491A JP24334491A JPH0579700A JP H0579700 A JPH0579700 A JP H0579700A JP 24334491 A JP24334491 A JP 24334491A JP 24334491 A JP24334491 A JP 24334491A JP H0579700 A JPH0579700 A JP H0579700A
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- temperature
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- Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 使用湯量の変化に応じて沸き上げ温度の変化
をきめ細かく制御できると共に、節電ができる電気温水
器の沸き上げ制御装置を得ることを目的としている。 【構成】 ファジー制御手段59が残湯量換算手段4に
よる過去一定期間の残湯量から各種条件に対し、きめ細
かな経験的なファジールールに従って当日の沸き上げに
必要な通電時間の変動分を推論し、演算手段60が過去
一定期間の最大通電時間とファジー推論手段59による
通電時間の変動分から、沸き上げに必要な通電時間,沸
き上げ温度,通電開始時間を演算し、発熱体制御手段1
1が通電手段による発熱体2への通電量を制御し、貯湯
タンク1内の湯の沸き上げを自動的に制御する。 【効果】 使用湯量の変化に応じたきめ細かな沸き上げ
ができ、最適な湯量を確保できる。
をきめ細かく制御できると共に、節電ができる電気温水
器の沸き上げ制御装置を得ることを目的としている。 【構成】 ファジー制御手段59が残湯量換算手段4に
よる過去一定期間の残湯量から各種条件に対し、きめ細
かな経験的なファジールールに従って当日の沸き上げに
必要な通電時間の変動分を推論し、演算手段60が過去
一定期間の最大通電時間とファジー推論手段59による
通電時間の変動分から、沸き上げに必要な通電時間,沸
き上げ温度,通電開始時間を演算し、発熱体制御手段1
1が通電手段による発熱体2への通電量を制御し、貯湯
タンク1内の湯の沸き上げを自動的に制御する。 【効果】 使用湯量の変化に応じたきめ細かな沸き上げ
ができ、最適な湯量を確保できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、湯の沸き上げ温度を自
動的に制御する電気温水器の沸き上げ制御装置に関する
ものである。
動的に制御する電気温水器の沸き上げ制御装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図13は、従来の電気温水器の沸き上げ
制御装置の構成図である。図において、1は貯湯タンク
で、この貯湯タンク1の下部には発熱体2が装着されて
いる。3は貯湯タンク1内の残湯量を検出する複数個の
残湯量検出センサー、4は残湯量検出センサー3からの
出力信号を残湯量に換算する残湯量換算手段、5は貯湯
タンク1内に給水される水温とその水の沸き上げ温度を
検出する温度検出センサー、6は温度検出センサー5か
らの出力信号を温度に換算する温度換算手段、7は深夜
電力電源、9は深夜電力の有無を検出する電源信号検出
手段、10は電源信号検出手段9と温度換算手段6と残
湯量換算手段4からの出力信号に基づいて発熱体2への
通電時間と貯湯タンク1内の水の沸き上げ温度と通電開
始時間を演算する演算手段、11は演算手段10の結果
に基づいて発熱体2への通電を制御する発熱体制御手段
である。
制御装置の構成図である。図において、1は貯湯タンク
で、この貯湯タンク1の下部には発熱体2が装着されて
いる。3は貯湯タンク1内の残湯量を検出する複数個の
残湯量検出センサー、4は残湯量検出センサー3からの
出力信号を残湯量に換算する残湯量換算手段、5は貯湯
タンク1内に給水される水温とその水の沸き上げ温度を
検出する温度検出センサー、6は温度検出センサー5か
らの出力信号を温度に換算する温度換算手段、7は深夜
電力電源、9は深夜電力の有無を検出する電源信号検出
手段、10は電源信号検出手段9と温度換算手段6と残
湯量換算手段4からの出力信号に基づいて発熱体2への
通電時間と貯湯タンク1内の水の沸き上げ温度と通電開
始時間を演算する演算手段、11は演算手段10の結果
に基づいて発熱体2への通電を制御する発熱体制御手段
である。
【0003】図14は沸き上げ制御装置の主要部の回路
図である。図において、図13と同一符号は同一または
相当部分を示し説明を省略する。12は制御回路内のマ
イクロコンピュータであり、CPU13、メモリ14、
タイマー手段15、入力回路16、出力回路17、A/
D変換器18、およびアナログマルチプレクサ19から
構成されている。
図である。図において、図13と同一符号は同一または
相当部分を示し説明を省略する。12は制御回路内のマ
イクロコンピュータであり、CPU13、メモリ14、
タイマー手段15、入力回路16、出力回路17、A/
D変換器18、およびアナログマルチプレクサ19から
構成されている。
【0004】20は制御回路内で発熱体制御手段11に
相当する発熱体制御回路で、抵抗21,22、トランジ
スタ23、リレー24,25およびダイオード26,2
7から構成されている。リレー24の砺磁コイルは、一
端が正極端子+Vと接続され、他端がトランジスタ23
を介してGNDと接続され、トランジスタ23のベース
は抵抗21を介してマイクロコンピュータ12内の出力
回路17と接続されており、抵抗22はトランジスタ2
3のベースとエミッタ間に接続されている。
相当する発熱体制御回路で、抵抗21,22、トランジ
スタ23、リレー24,25およびダイオード26,2
7から構成されている。リレー24の砺磁コイルは、一
端が正極端子+Vと接続され、他端がトランジスタ23
を介してGNDと接続され、トランジスタ23のベース
は抵抗21を介してマイクロコンピュータ12内の出力
回路17と接続されており、抵抗22はトランジスタ2
3のベースとエミッタ間に接続されている。
【0005】リレー24の接点は、一端が正極端子+V
と接続され、他端がリレー25の砺磁コイルを介してG
NDと接続されており、リレー24およびリレー25の
各砺磁コイルの両端にはダイオード26,27が接続さ
れている。リレー25の接点は、発熱体2と深夜電力電
源7と直列に閉ループで接続されている。
と接続され、他端がリレー25の砺磁コイルを介してG
NDと接続されており、リレー24およびリレー25の
各砺磁コイルの両端にはダイオード26,27が接続さ
れている。リレー25の接点は、発熱体2と深夜電力電
源7と直列に閉ループで接続されている。
【0006】28は抵抗で、複数個の残湯量検出センサ
ー3に体し、それぞれ直列に接続され、その接続部はマ
イクロコンピュータ12内のアナログマルチプレクサ1
9と接続されている。抵抗28の他端は正極端子+Vと
接続され、残湯量検出センサー3の他端はGND端子と
接続されている。31は抵抗で、温度検出センサー5と
直列に接続され、その接続部はマイクロコンピュータ1
2内のアナログマルチプレクサ19と接続されている。
抵抗31の他端は正極端子+Vに接続され、温度検出セ
ンサー5の他端はGND端子に接続されている。
ー3に体し、それぞれ直列に接続され、その接続部はマ
イクロコンピュータ12内のアナログマルチプレクサ1
9と接続されている。抵抗28の他端は正極端子+Vと
接続され、残湯量検出センサー3の他端はGND端子と
接続されている。31は抵抗で、温度検出センサー5と
直列に接続され、その接続部はマイクロコンピュータ1
2内のアナログマルチプレクサ19と接続されている。
抵抗31の他端は正極端子+Vに接続され、温度検出セ
ンサー5の他端はGND端子に接続されている。
【0007】32は電源信号検出手段9に相当する深夜
電力検出回路であり、抵抗33,34、ダイオード3
5、フォトカプラ36から形成されており、抵抗33は
深夜電源7とフォトカプラ36の発光側と閉ループで接
続されている。フォトカプラ36の発光側の両端にはダ
イオード35が接続され、フォトカプラ36の受光側は
抵抗34と直列に接続され、その接続部はマイクロコン
ピュータ12内の入力回路16に接続されている。抵抗
34の他端は正極端子+Vに接続され、フォトカプラ3
6の他端はGND端子に接続されている。
電力検出回路であり、抵抗33,34、ダイオード3
5、フォトカプラ36から形成されており、抵抗33は
深夜電源7とフォトカプラ36の発光側と閉ループで接
続されている。フォトカプラ36の発光側の両端にはダ
イオード35が接続され、フォトカプラ36の受光側は
抵抗34と直列に接続され、その接続部はマイクロコン
ピュータ12内の入力回路16に接続されている。抵抗
34の他端は正極端子+Vに接続され、フォトカプラ3
6の他端はGND端子に接続されている。
【0008】次に動作について説明する。図15は動作
を示すフローチャートである。スイッチ(図示せず)が
入れられることにより制御回路が動作し、ステップ37
で電源信号検出手段9により深夜電力の有無が検出さ
れ、深夜電力が検出されている場合には、タイマー手段
15内のタイムスイッチがオンする。そして、ステップ
38でタイマーをスタートし、ステツプ39温度検出セ
ンサー5によりで給水水温(Tw)を検出する。次にス
テップ40で残湯量検出センサー3により当日の残湯量
を測定し、ステップ41で残湯量をメモリー14に記憶
する。
を示すフローチャートである。スイッチ(図示せず)が
入れられることにより制御回路が動作し、ステップ37
で電源信号検出手段9により深夜電力の有無が検出さ
れ、深夜電力が検出されている場合には、タイマー手段
15内のタイムスイッチがオンする。そして、ステップ
38でタイマーをスタートし、ステツプ39温度検出セ
ンサー5によりで給水水温(Tw)を検出する。次にス
テップ40で残湯量検出センサー3により当日の残湯量
を測定し、ステップ41で残湯量をメモリー14に記憶
する。
【0009】残湯量の記憶データは過去一定期間(例え
ば8日間)分を保有し、一定期間を過ぎると一番古いデ
ータを廃却し、最新のデータを記憶するようになってい
る。ステップ42ではメモリー14より過去一定期間分
の残湯量を読み取る。また、ステップ43で記憶されて
いる過去の通電時間のデータをメモリー14より読み取
る。
ば8日間)分を保有し、一定期間を過ぎると一番古いデ
ータを廃却し、最新のデータを記憶するようになってい
る。ステップ42ではメモリー14より過去一定期間分
の残湯量を読み取る。また、ステップ43で記憶されて
いる過去の通電時間のデータをメモリー14より読み取
る。
【0010】ステップ44では、当日の残湯量が一定の
残湯量(例えば50リットル)未満かどうかを判定し、
一定量未満ならステツプ45を実行し、一定量以上なら
ステップ46へ進む。ステップ46では、過去の残湯量
が連続5日間一定量(例えば100リットル)以上かど
うかを判定する。一定量以上ならばステップ47を実行
し、それ以外ならばステップ48を実行する。
残湯量(例えば50リットル)未満かどうかを判定し、
一定量未満ならステツプ45を実行し、一定量以上なら
ステップ46へ進む。ステップ46では、過去の残湯量
が連続5日間一定量(例えば100リットル)以上かど
うかを判定する。一定量以上ならばステップ47を実行
し、それ以外ならばステップ48を実行する。
【0011】ステップ48,47,45は当日の沸き上
げに必要な通電時間を算出するステップで、ステップ4
8では過去一定期間(例えば8日間)のうち最大通電時
間を当日の沸き上げ時間とする。ステップ47では過去
一定期間(例えば8日間)のうち最大通電時間の(1ー
Δα1 )の割合を当日の沸き上げ時間とする。例えば、
Δα1 が0.05ならば最大通電時間の95%の通電時
間となる。
げに必要な通電時間を算出するステップで、ステップ4
8では過去一定期間(例えば8日間)のうち最大通電時
間を当日の沸き上げ時間とする。ステップ47では過去
一定期間(例えば8日間)のうち最大通電時間の(1ー
Δα1 )の割合を当日の沸き上げ時間とする。例えば、
Δα1 が0.05ならば最大通電時間の95%の通電時
間となる。
【0012】ステップ45では過去一定期間(例えば8
日間)のうち最大通電時間の(1+Δα2 )の割合を当
日の沸き上げ時間とする。例えば、Δα2 が0.1なら
ば、最大通電時間の110%の通電時間となる。従っ
て、深夜電力供給時間の通電時間はステップ47では過
去一定期間の最大通電時間よりも短時間(Δα1 ×10
0%相当分)になり、ステツプ45では長時間(Δα2
×100%相当分)となる。
日間)のうち最大通電時間の(1+Δα2 )の割合を当
日の沸き上げ時間とする。例えば、Δα2 が0.1なら
ば、最大通電時間の110%の通電時間となる。従っ
て、深夜電力供給時間の通電時間はステップ47では過
去一定期間の最大通電時間よりも短時間(Δα1 ×10
0%相当分)になり、ステツプ45では長時間(Δα2
×100%相当分)となる。
【0013】ステップ49では、ステツプ48,47,
45で決定した通電時間から沸き上げ温度Tmを演算す
る。ステツプ48,47,45で決定した通電時間をH
iとすると沸き上げ温度Tmは、
45で決定した通電時間から沸き上げ温度Tmを演算す
る。ステツプ48,47,45で決定した通電時間をH
iとすると沸き上げ温度Tmは、
【0014】
【数1】
【0015】となる。但し、860は1KW当りの発熱
量、P(KW)は発熱体2の発熱容量、V(リットル)
は貯湯タンクの容量、Tw(℃)は給水水温である。こ
の沸き上げ温度の値は一定範囲以内(例えば55℃〜9
0℃)になるように決められている。したがって、毎日
の沸き上げ温度を変化させ、残湯量の多い場合は沸き上
げ温度を下げるようにし、節電するようになっている。
量、P(KW)は発熱体2の発熱容量、V(リットル)
は貯湯タンクの容量、Tw(℃)は給水水温である。こ
の沸き上げ温度の値は一定範囲以内(例えば55℃〜9
0℃)になるように決められている。したがって、毎日
の沸き上げ温度を変化させ、残湯量の多い場合は沸き上
げ温度を下げるようにし、節電するようになっている。
【0016】ステップ50では、通電開始時間Hpを演
算する。深夜電力供給時間は8時間であり、通電開始時
間Hpは、
算する。深夜電力供給時間は8時間であり、通電開始時
間Hpは、
【0017】
【数2】
【0018】で演算される。ステップ51では、ステッ
プ38でスタートしたタイマーの時間がステップ50で
演算した通電開始時間Hp経過したかどうかを判定す
る。そして、タイマーが通電開始時刻になっていればス
テップ52で発熱体2をONする。次に、ステップ53
で温度検出センサー5により貯湯タンク1内の湯温Tを
測定し、この湯温がステップ49で演算した沸き上げ温
度Tmに到達したかどうかを判定する。湯温がTmに到
達していればステップ55で発熱体2への通電を停止す
る。
プ38でスタートしたタイマーの時間がステップ50で
演算した通電開始時間Hp経過したかどうかを判定す
る。そして、タイマーが通電開始時刻になっていればス
テップ52で発熱体2をONする。次に、ステップ53
で温度検出センサー5により貯湯タンク1内の湯温Tを
測定し、この湯温がステップ49で演算した沸き上げ温
度Tmに到達したかどうかを判定する。湯温がTmに到
達していればステップ55で発熱体2への通電を停止す
る。
【0019】次に、ステップ56で発熱体2への通電に
要した時間をメモリー14に記憶する。記憶データは一
定期間(例えば8日間)とし、一番古いデータを捨て、
新しいデータを記憶するものである。このステップ56
の実行で当日の沸き上げ制御は終了し、次の沸き上げ制
御は翌日の深夜電力供給開始後、ステップ37から再度
実行される。
要した時間をメモリー14に記憶する。記憶データは一
定期間(例えば8日間)とし、一番古いデータを捨て、
新しいデータを記憶するものである。このステップ56
の実行で当日の沸き上げ制御は終了し、次の沸き上げ制
御は翌日の深夜電力供給開始後、ステップ37から再度
実行される。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】従来の電気温水器の沸
き上げ制御装置は以上のように構成されているので、翌
日の通電時間の予測を過去一定期間(例えば8日間)の
残湯量に基づき予め設定されたアルゴリズムにより一義
的に決めており、沸き上げ湯温の変化は図15のステッ
プ44,46の残湯量の2つの条件に基づいてのみ行わ
れるため毎日の使用湯量の変動に追従できず、使用状況
に合った最適な沸き上げ温度の制御ができないという問
題点があった。
き上げ制御装置は以上のように構成されているので、翌
日の通電時間の予測を過去一定期間(例えば8日間)の
残湯量に基づき予め設定されたアルゴリズムにより一義
的に決めており、沸き上げ湯温の変化は図15のステッ
プ44,46の残湯量の2つの条件に基づいてのみ行わ
れるため毎日の使用湯量の変動に追従できず、使用状況
に合った最適な沸き上げ温度の制御ができないという問
題点があった。
【0021】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、使用湯量の変化に対応して沸き
上げ温度をきめ細かく変化させ、制御できるとともに、
節電を行える電気温水器の沸き上げ制御装置を得ること
を目的としている。
ためになされたもので、使用湯量の変化に対応して沸き
上げ温度をきめ細かく変化させ、制御できるとともに、
節電を行える電気温水器の沸き上げ制御装置を得ること
を目的としている。
【0022】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電気温水
器の沸き上げ制御装置は、水を貯える貯湯タンクと、こ
の貯湯タンク内に設けられる発熱体と、この発熱体へ通
電される深夜電力電源の有無を検出する電源信号検出手
段と、この電源信号検出手段により深夜電力電源が有の
時に前記発熱体へ通電し、前記貯湯タンク内の水を加熱
する通電手段と、前記貯湯タンク内に設けられた給水水
温と沸き上げ温度を検出する温度検出センサーと、この
温度検出センサーからの出力信号を温度値に換算する温
度換算手段と、前記貯湯タンク内の残湯量を検出する残
湯量検出センサーと、この残湯量検出センサーからの出
力信号を残湯量の値に換算する残湯量換算手段と、この
残湯量換算手段による過去の一定期間の残湯量からメン
バーシップ関数を用いたファジー推論により当日の通電
時間の変動分を決定するファジー推論手段と、このファ
ジー推論手段,前記温度換算手段および電源信号検出手
段からの各種データを用いて当日の通電時間,沸き上げ
温度および通電開始時間を演算する演算手段と、この演
算手段による各演算結果に基づき前記通電手段による前
記発熱体への通電量を制御する発熱体制御手段とを備え
たものである。
器の沸き上げ制御装置は、水を貯える貯湯タンクと、こ
の貯湯タンク内に設けられる発熱体と、この発熱体へ通
電される深夜電力電源の有無を検出する電源信号検出手
段と、この電源信号検出手段により深夜電力電源が有の
時に前記発熱体へ通電し、前記貯湯タンク内の水を加熱
する通電手段と、前記貯湯タンク内に設けられた給水水
温と沸き上げ温度を検出する温度検出センサーと、この
温度検出センサーからの出力信号を温度値に換算する温
度換算手段と、前記貯湯タンク内の残湯量を検出する残
湯量検出センサーと、この残湯量検出センサーからの出
力信号を残湯量の値に換算する残湯量換算手段と、この
残湯量換算手段による過去の一定期間の残湯量からメン
バーシップ関数を用いたファジー推論により当日の通電
時間の変動分を決定するファジー推論手段と、このファ
ジー推論手段,前記温度換算手段および電源信号検出手
段からの各種データを用いて当日の通電時間,沸き上げ
温度および通電開始時間を演算する演算手段と、この演
算手段による各演算結果に基づき前記通電手段による前
記発熱体への通電量を制御する発熱体制御手段とを備え
たものである。
【0023】また、前記ファジー推論手段において前記
残湯量換算手段による過去の一定期間の残湯量と前記温
度換算手段による季節に応じて異なる水温からメンバー
シップ関数を用いたファジー推論により季節に応じた当
日の通電時間の変動分を決定する。
残湯量換算手段による過去の一定期間の残湯量と前記温
度換算手段による季節に応じて異なる水温からメンバー
シップ関数を用いたファジー推論により季節に応じた当
日の通電時間の変動分を決定する。
【0024】さらに、前記ファジー推論手段において、
前記残湯量換算手段による過去の一定期間の残湯量,前
記温度換算手段による季節に応じて異なる水温および最
低沸き上げ温度からメンバーシップ関数を用いたファジ
ー推論により季節に対応し、かつ、最低沸き上げ温度を
保証した当日の通電時間の変動分を決定する。
前記残湯量換算手段による過去の一定期間の残湯量,前
記温度換算手段による季節に応じて異なる水温および最
低沸き上げ温度からメンバーシップ関数を用いたファジ
ー推論により季節に対応し、かつ、最低沸き上げ温度を
保証した当日の通電時間の変動分を決定する。
【0025】また、前記ファジー推論手段,前記温度換
算手段,前記残湯量換算手段と前記演算手段をワンチッ
プマイクロコンピューターで構成する。
算手段,前記残湯量換算手段と前記演算手段をワンチッ
プマイクロコンピューターで構成する。
【0026】
【作用】この発明における電気温水器の沸き上げ制御装
置は、ファジー推論手段が残湯量換算手段による過去一
定期間の残湯量から各種条件に対し、きめ細かな経験的
なファジールールに従って当日の沸き上げに必要な通電
時間の変動分を推論し、演算手段が過去一定期間の最大
通電時間とファジー推論手段による通電時間の変動分か
ら沸き上げに必要な通電時間,沸き上げ温度,通電開始
時間を演算し、発熱対制御手段が通電手段による発熱体
への通電量を制御し、貯湯タンク内の湯の沸き上げを自
動的に制御することによって、毎日の残湯量に対応して
経験的できめ細かな湯の沸き上げを行う。
置は、ファジー推論手段が残湯量換算手段による過去一
定期間の残湯量から各種条件に対し、きめ細かな経験的
なファジールールに従って当日の沸き上げに必要な通電
時間の変動分を推論し、演算手段が過去一定期間の最大
通電時間とファジー推論手段による通電時間の変動分か
ら沸き上げに必要な通電時間,沸き上げ温度,通電開始
時間を演算し、発熱対制御手段が通電手段による発熱体
への通電量を制御し、貯湯タンク内の湯の沸き上げを自
動的に制御することによって、毎日の残湯量に対応して
経験的できめ細かな湯の沸き上げを行う。
【0027】また、ファジー推論手段が残湯量換算手段
による過去一定期間の残湯量,温度換算手段による季節
に応じて異なる水温に基づいてファジールールに従って
当日の通電時間の変動分を推論することによって、季節
性を含んだきめ細かな湯の沸き上げを行う。
による過去一定期間の残湯量,温度換算手段による季節
に応じて異なる水温に基づいてファジールールに従って
当日の通電時間の変動分を推論することによって、季節
性を含んだきめ細かな湯の沸き上げを行う。
【0028】さらに、ファジー推論手段が残湯量換算手
段による過去一定期間の残湯量,温度換算手段による季
節に応じて異なる水温および最低沸き上げ温度に基づい
てファジールールに従って当日の通電時間の変動分を推
論することによって、残湯量および季節による水温の違
いに対応し、かつ、沸き上げ温度の最低値を保証したき
め細かな湯の沸き上げを行う。また、ファジー推論手
段,温度換算手段,残湯量換算手段,演算手段を湾チッ
プマイクロコンピュータで構成することによって装置の
簡素化を行う。
段による過去一定期間の残湯量,温度換算手段による季
節に応じて異なる水温および最低沸き上げ温度に基づい
てファジールールに従って当日の通電時間の変動分を推
論することによって、残湯量および季節による水温の違
いに対応し、かつ、沸き上げ温度の最低値を保証したき
め細かな湯の沸き上げを行う。また、ファジー推論手
段,温度換算手段,残湯量換算手段,演算手段を湾チッ
プマイクロコンピュータで構成することによって装置の
簡素化を行う。
【0029】
実施例1.以下、本発明の一実施例を説明する。図1は
本発明の一実施例を示す電気温水器の沸き上げ制御装置
の構成図で、図において、従来例と同一符号は同一また
は相当部分であり、説明を省略する。59は過去の一定
期間(例えば8日間)分の残湯量に基づきあいまい集合
で表現されるあいまいルールを用いて経験的に通電時間
の変動分をファジー推論するファジー制御手段である。
本発明の一実施例を示す電気温水器の沸き上げ制御装置
の構成図で、図において、従来例と同一符号は同一また
は相当部分であり、説明を省略する。59は過去の一定
期間(例えば8日間)分の残湯量に基づきあいまい集合
で表現されるあいまいルールを用いて経験的に通電時間
の変動分をファジー推論するファジー制御手段である。
【0030】60はファジー制御手段59によりファジ
ー推論された通電時間の変動分と過去一定期間(例えば
8日間)の最大通電時間を用いて当日の通電時間を演算
し、次に、この通電時間と給水水温から沸き上げ温度を
演算し、深夜電力供給時間の終了に合わせて通電時間が
終了するように通電開始時間を演算する演算手段であ
る。なお、ファジー制御手段59はファジー推論手段を
示し、発熱対制御手段11は通電手段をも含んでいる。
ー推論された通電時間の変動分と過去一定期間(例えば
8日間)の最大通電時間を用いて当日の通電時間を演算
し、次に、この通電時間と給水水温から沸き上げ温度を
演算し、深夜電力供給時間の終了に合わせて通電時間が
終了するように通電開始時間を演算する演算手段であ
る。なお、ファジー制御手段59はファジー推論手段を
示し、発熱対制御手段11は通電手段をも含んでいる。
【0031】図2は、ファジー制御手段59の構成図で
あり、図において、71は残湯量を入力する入力装置、
61は入力値の記憶部、62は通電時間の変動分をファ
ジー推論する演算部、63はファジールールを記憶する
ルールファイル、64はメンバーシップ関数を記憶する
メンバーシップ関数ファイル、65は演算部62による
通電時間の変動分である出力値を記憶する出力値記憶部
である。66はファジー推論による通電時間の変動分を
出力する出力装置である。
あり、図において、71は残湯量を入力する入力装置、
61は入力値の記憶部、62は通電時間の変動分をファ
ジー推論する演算部、63はファジールールを記憶する
ルールファイル、64はメンバーシップ関数を記憶する
メンバーシップ関数ファイル、65は演算部62による
通電時間の変動分である出力値を記憶する出力値記憶部
である。66はファジー推論による通電時間の変動分を
出力する出力装置である。
【0032】図3は、ファジー制御手段59のファジー
推論を説明するためのブロック図であり、67は通電時
間を推論するためのメンバーシップ関数群であり、当日
の残湯量のメンバーシップ関数と過去一定期間の残湯量
の変動のメンバーシップ関数から構成されている。68
は通電時間の変動を決定するための通電時間変動決定ル
ール、69はファジー制御手段59に入力された残湯量
とメンバーシップ関数67と通電時間変動決定ルール6
8からファジー推論し、通電時間の変動分を推定する通
電時間変動推定部である。
推論を説明するためのブロック図であり、67は通電時
間を推論するためのメンバーシップ関数群であり、当日
の残湯量のメンバーシップ関数と過去一定期間の残湯量
の変動のメンバーシップ関数から構成されている。68
は通電時間の変動を決定するための通電時間変動決定ル
ール、69はファジー制御手段59に入力された残湯量
とメンバーシップ関数67と通電時間変動決定ルール6
8からファジー推論し、通電時間の変動分を推定する通
電時間変動推定部である。
【0033】70はファジー推論された通電時間の変動
分と過去一定期間の通電時間の最大値から沸き上げに必
要な通電時間を演算する通電時間決定手段である。そこ
で、過去一定期間の最大通電時間をHm、ファジー推論
された通電時間の変動分をΔHmとすれば、通電時間H
iは、
分と過去一定期間の通電時間の最大値から沸き上げに必
要な通電時間を演算する通電時間決定手段である。そこ
で、過去一定期間の最大通電時間をHm、ファジー推論
された通電時間の変動分をΔHmとすれば、通電時間H
iは、
【0034】
【数3】
【0035】で計算される。74は通電時間から沸き上
げ温度を決定する沸き上げ温度演算手段である。即ち、
通電時間決定手段70で決定した通電時間をHiとする
と沸き上げ温度Tmは、
げ温度を決定する沸き上げ温度演算手段である。即ち、
通電時間決定手段70で決定した通電時間をHiとする
と沸き上げ温度Tmは、
【0036】
【数4】
【0037】となる。但し、860は1KW当りの発熱
量、P(KW)は発熱体の発熱容量、V(リットル)は
貯湯タンクの容量、Tw(℃)は給水水温である。75
は通電時間決定手段70で決定した通電時間Hiから通
電開始時間を演算する通電開始時間演算部で、深夜電力
通電時間が8時間であるため通電開始時間Hpは、
量、P(KW)は発熱体の発熱容量、V(リットル)は
貯湯タンクの容量、Tw(℃)は給水水温である。75
は通電時間決定手段70で決定した通電時間Hiから通
電開始時間を演算する通電開始時間演算部で、深夜電力
通電時間が8時間であるため通電開始時間Hpは、
【0038】
【数5】
【0039】で計算される。
【0040】図4はメンバーシップ関数群67内の当日
の残湯量のメンバーシップ関数を示す一例である。図5
は過去一定期間(例えば、8日間)内の残湯量の変動
(=最大残湯量−最少残湯量)のメンバーシップ関数の
一例を示す図である。図6はif−then形のファジ
ールールテーブルの一例を示す図であり、横方向が当日
の残湯量rに対応する前件部変数、縦方向が過去一定期
間の残湯量の変動分Δrに対応する前件部変数であり、
両者r,Δrの交点位置がファジー推論の結果、出力す
べき過去一定期間の最大通電時間に対する通電時間の変
動分Δtに対応する後件部変数であり、NB〜PBはそ
れぞれ前件部変数r,Δrおよび後件部変数Δtが属す
るファジー集合のファジーラベル名である。
の残湯量のメンバーシップ関数を示す一例である。図5
は過去一定期間(例えば、8日間)内の残湯量の変動
(=最大残湯量−最少残湯量)のメンバーシップ関数の
一例を示す図である。図6はif−then形のファジ
ールールテーブルの一例を示す図であり、横方向が当日
の残湯量rに対応する前件部変数、縦方向が過去一定期
間の残湯量の変動分Δrに対応する前件部変数であり、
両者r,Δrの交点位置がファジー推論の結果、出力す
べき過去一定期間の最大通電時間に対する通電時間の変
動分Δtに対応する後件部変数であり、NB〜PBはそ
れぞれ前件部変数r,Δrおよび後件部変数Δtが属す
るファジー集合のファジーラベル名である。
【0041】制御ルールは例えば、if(もし)rが非
常に少なく、Δrが非常に大きいthen(ならば)Δ
tはかなり多くする(r=NB,Δr=PB,Δt=P
B)となる。当日の残湯量が少なく、過去一定期間の残
湯量の変動が大きければ、通電時間の変動を多くするよ
うに推論される。 図6のファジールールテーブルでル
ールを細かくすればするほど実際の変動する使用湯量の
変化に追従できる方式となっている。
常に少なく、Δrが非常に大きいthen(ならば)Δ
tはかなり多くする(r=NB,Δr=PB,Δt=P
B)となる。当日の残湯量が少なく、過去一定期間の残
湯量の変動が大きければ、通電時間の変動を多くするよ
うに推論される。 図6のファジールールテーブルでル
ールを細かくすればするほど実際の変動する使用湯量の
変化に追従できる方式となっている。
【0042】また、沸き上げ制御装置の主要部の回路構
成は従来例と同一であるが、本実施例では、マイクロコ
ンピュータ12内のCPU13は演算部62も兼ねるも
のであり、メモリ14はルールファイル63とメンバー
シップ関数64も記憶されているものである。
成は従来例と同一であるが、本実施例では、マイクロコ
ンピュータ12内のCPU13は演算部62も兼ねるも
のであり、メモリ14はルールファイル63とメンバー
シップ関数64も記憶されているものである。
【0043】次に、動作について説明する。図7は、マ
イクロコンピュータ12内のメモリ14に記憶された、
ファジー推論と種々の演算と発熱体2の制御プログラム
を示すフローチャートで、図に示す番号はそれぞれ各ス
テップを示し、従来例と同一番号は同一または相当ステ
ップであり、説明を省略する。スイッチ(図示せず)が
入れられることにより制御回路が動作し、ステップ37
が開始され、ステップ38〜ステップ43が行われる。
そして、ステップ76では、ファジー推論により通電時
間の変動分を推定し、ステップ77では過去一定期間の
最大通電時間とステップ76で推論した通電時間の変動
分から当日の通電時間を演算するステップである。その
後のステップ49〜ステップ56は従来例と同一であ
る。
イクロコンピュータ12内のメモリ14に記憶された、
ファジー推論と種々の演算と発熱体2の制御プログラム
を示すフローチャートで、図に示す番号はそれぞれ各ス
テップを示し、従来例と同一番号は同一または相当ステ
ップであり、説明を省略する。スイッチ(図示せず)が
入れられることにより制御回路が動作し、ステップ37
が開始され、ステップ38〜ステップ43が行われる。
そして、ステップ76では、ファジー推論により通電時
間の変動分を推定し、ステップ77では過去一定期間の
最大通電時間とステップ76で推論した通電時間の変動
分から当日の通電時間を演算するステップである。その
後のステップ49〜ステップ56は従来例と同一であ
る。
【0044】図8は、同一給湯負荷に対する従来例と本
実施例のシミュレーションによる沸き上げ温度の比較を
示したものであり、横軸は日数縦軸は沸き上げ湯温を示
し、図中の実線は本発明を実施した場合であり、点線は
従来例である。本実施例では、最適湯温にするため沸き
上げ温度の変化が毎日のように行われていることがわか
る。
実施例のシミュレーションによる沸き上げ温度の比較を
示したものであり、横軸は日数縦軸は沸き上げ湯温を示
し、図中の実線は本発明を実施した場合であり、点線は
従来例である。本実施例では、最適湯温にするため沸き
上げ温度の変化が毎日のように行われていることがわか
る。
【0045】本実施例における温水器の沸き上げ制御装
置は以上のように構成され、沸き上げ時間の変動分の推
論にあいまい集合で表現されるあいまいルールを用いて
制御するファジー制御方式を採用し、使用勝手による残
湯量の状況から沸き上げ温度の変化をきめ細かくでき、
経験的な適温の沸き上げが行える。
置は以上のように構成され、沸き上げ時間の変動分の推
論にあいまい集合で表現されるあいまいルールを用いて
制御するファジー制御方式を採用し、使用勝手による残
湯量の状況から沸き上げ温度の変化をきめ細かくでき、
経験的な適温の沸き上げが行える。
【0046】実施例2.図9は残湯量検出センサーによ
る過去一定期間の残湯量,温度検出センサーによる季節
に応じて異なる水温に基づくファジー推論を説明する図
であり、メンバーシップ関数群67の季節のメンバーシ
ップ関数により貯湯タンク1内へ給水される水温から季
節を推定し、季節に応じた通電時間変動決定ルールを採
用している。即ち図6に示されたファジールールが季節
に応じて変化するようにしているため、季節に応じたき
め細かい沸き上げ温度の変化が実現でき、使用勝手に応
じた最適な湯温の沸き上げが行える。
る過去一定期間の残湯量,温度検出センサーによる季節
に応じて異なる水温に基づくファジー推論を説明する図
であり、メンバーシップ関数群67の季節のメンバーシ
ップ関数により貯湯タンク1内へ給水される水温から季
節を推定し、季節に応じた通電時間変動決定ルールを採
用している。即ち図6に示されたファジールールが季節
に応じて変化するようにしているため、季節に応じたき
め細かい沸き上げ温度の変化が実現でき、使用勝手に応
じた最適な湯温の沸き上げが行える。
【0047】実施例3.図10は残湯量検出センサーに
よる過去一定期間の残湯量,温度検出センサーによる季
節に応じて異なる水温および最低沸き上げ温度に基づく
ファジー推論を説明する図、図11は給水水温と沸き上
げ湯温の範囲との関係を示す図であり、上記実施例2に
対し季節のメンバーシップ関数71と最低温度決定ルー
ル72と最低保証温度の推定部73を追加し、季節に応
じて沸き上げ温度の最低保証温度を変化させ、沸き上げ
温度の範囲を例えば、図11のようにする。湯量をあま
り必要としない夏期(給水水温が高い)は最低沸き上げ
温度を下げ、必要以上の高温に沸き上げないため、放熱
によるロスを少なくし節電ができるととると共に、冬期
(給水水温が低い)は最低沸き上げ温度を上げ、高温と
することにより多量の湯が使用でき、さらに浴槽への足
し湯にも便利となる。
よる過去一定期間の残湯量,温度検出センサーによる季
節に応じて異なる水温および最低沸き上げ温度に基づく
ファジー推論を説明する図、図11は給水水温と沸き上
げ湯温の範囲との関係を示す図であり、上記実施例2に
対し季節のメンバーシップ関数71と最低温度決定ルー
ル72と最低保証温度の推定部73を追加し、季節に応
じて沸き上げ温度の最低保証温度を変化させ、沸き上げ
温度の範囲を例えば、図11のようにする。湯量をあま
り必要としない夏期(給水水温が高い)は最低沸き上げ
温度を下げ、必要以上の高温に沸き上げないため、放熱
によるロスを少なくし節電ができるととると共に、冬期
(給水水温が低い)は最低沸き上げ温度を上げ、高温と
することにより多量の湯が使用でき、さらに浴槽への足
し湯にも便利となる。
【0048】実施例4.また、上記実施例1〜3では、
貯湯タンク1内の残湯量の検出に残湯量検出センサー3
と残湯量換算手段4を用いたものを説明したが、給水量
センサーを用いて残湯量を検出してもよく上記実施例と
同様の効果を奏する。図12は給水量センサーを有する
電気温水器の沸き上げ制御装置の構成図である。図にお
いて、57は貯湯タンク1内への給水量を測定する給水
量センサーであり、残湯量換算手段58は給水量センサ
ー57の出力信号に基づいて貯湯タンク1内の残湯量に
換算する。即ち、貯湯タンク1の容量をV(リットル)
とし給水量をv(リットル)とすると、残湯量Vz(リ
ットル)はVz=V−vで求めることができる。
貯湯タンク1内の残湯量の検出に残湯量検出センサー3
と残湯量換算手段4を用いたものを説明したが、給水量
センサーを用いて残湯量を検出してもよく上記実施例と
同様の効果を奏する。図12は給水量センサーを有する
電気温水器の沸き上げ制御装置の構成図である。図にお
いて、57は貯湯タンク1内への給水量を測定する給水
量センサーであり、残湯量換算手段58は給水量センサ
ー57の出力信号に基づいて貯湯タンク1内の残湯量に
換算する。即ち、貯湯タンク1の容量をV(リットル)
とし給水量をv(リットル)とすると、残湯量Vz(リ
ットル)はVz=V−vで求めることができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電気温水器
の沸き上げ制御装置は、ファジー推論手段により過去一
定期間の残湯量からファジー推論を行い、当日の通電時
間の変動分を決定し、演算手段および発熱対制御手段に
より貯湯タンク内の湯の沸き上げを自動的に制御するこ
とによって、毎日の使用勝手による残湯量の変化状況か
ら沸き上げ温度をきめ細かく設定でき、急激に変化する
使用湯量に対して適切な沸き上げが行えるという効果が
ある。
の沸き上げ制御装置は、ファジー推論手段により過去一
定期間の残湯量からファジー推論を行い、当日の通電時
間の変動分を決定し、演算手段および発熱対制御手段に
より貯湯タンク内の湯の沸き上げを自動的に制御するこ
とによって、毎日の使用勝手による残湯量の変化状況か
ら沸き上げ温度をきめ細かく設定でき、急激に変化する
使用湯量に対して適切な沸き上げが行えるという効果が
ある。
【0050】また、ファジー推論手段により季節に応じ
て異なる水温をも含めてファジー推論を行い、当日の通
電時間の変動分を決定することによって、季節の水温の
違いに応じたきめ細かい沸き上げ温度を設定でき、夏期
等の水温の高いときには発熱体への通電を少なくでき、
余分な電力を使用することなく、最適な沸き上げが行え
るという効果がある。
て異なる水温をも含めてファジー推論を行い、当日の通
電時間の変動分を決定することによって、季節の水温の
違いに応じたきめ細かい沸き上げ温度を設定でき、夏期
等の水温の高いときには発熱体への通電を少なくでき、
余分な電力を使用することなく、最適な沸き上げが行え
るという効果がある。
【0051】さらに、ファジー推論により季節に応じて
異なる最低沸き上げ温度を含めてファジー推論を行い、
当日の通電時間の変動分を決定することによって、冬期
等の湯の需要量が多い時期には最低沸き上げ温度を高温
とし、多量の湯を使用でき、さらに浴槽への足し湯にも
便利となり、また、夏期等の湯の需要量が少ない時期に
は、最低沸き上げ温度を下げ、必要以上の温度に沸き上
げないため、節電を行うことができ、使い勝手が非常に
向上するという効果がある。
異なる最低沸き上げ温度を含めてファジー推論を行い、
当日の通電時間の変動分を決定することによって、冬期
等の湯の需要量が多い時期には最低沸き上げ温度を高温
とし、多量の湯を使用でき、さらに浴槽への足し湯にも
便利となり、また、夏期等の湯の需要量が少ない時期に
は、最低沸き上げ温度を下げ、必要以上の温度に沸き上
げないため、節電を行うことができ、使い勝手が非常に
向上するという効果がある。
【0052】また、ファジー推論手段,温度換算手段,
残湯量換算手段,演算手段をワンチップマイクロコンピ
ュータで構成することにより構造が簡単となり、装置の
小型化・簡素化を図ることができるという効果がある。
残湯量換算手段,演算手段をワンチップマイクロコンピ
ュータで構成することにより構造が簡単となり、装置の
小型化・簡素化を図ることができるという効果がある。
【図1】本発明の実施例1を示す電気温水器の沸き上げ
制御装置の構成図である。
制御装置の構成図である。
【図2】本発明の実施例1のファジー制御手段の構成図
である。
である。
【図3】本発明の実施例1のファジー推論説明用のブロ
ック図である。
ック図である。
【図4】本発明の実施例1の当日の残湯量のメンバーシ
ップ関数を示す図である。
ップ関数を示す図である。
【図5】本発明の実施例1の残湯量変動のメンバーシッ
プ関数を示す図である。
プ関数を示す図である。
【図6】本発明の実施例1のファジールールテーブルを
示す図である。
示す図である。
【図7】本発明の実施例1の動作を示すフローチャート
である。
である。
【図8】本発明の実施例1の沸き上げ温度の変化図であ
る。
る。
【図9】本発明の実施例2を示すファジー推論説明用の
ブロック図である。
ブロック図である。
【図10】本発明の実施例3を示すファジー推論説明用
のブロック図である。
のブロック図である。
【図11】本発明の実施例3の沸き上げ温度の範囲を示
す図である。
す図である。
【図12】本発明の実施例4を示す電気温水器の沸き上
げ制御装置の構成図である。
げ制御装置の構成図である。
【図13】従来の電気温水器の沸き上げ制御装置の構成
図である。
図である。
【図14】従来の電気温水器の沸き上げ制御装置の主要
部の回路図である。
部の回路図である。
【図15】従来の電気温水器の沸き上げ制御装置の動作
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
1 貯湯タンク 2 発熱体 3 残湯量検出センサー 4 残湯量換算手段 5 温度検出センサー 6 温度換算手段 7 深夜電力電源 9 電源信号検出手段 11 発熱体制御手段 59 ファジー制御手段 60 演算手段
Claims (4)
- 【請求項1】 水を貯える貯湯タンクと、この貯湯タン
ク内に設けられる発熱体と、この発熱体へ通電される深
夜電力電源の有無を検出する電源信号検出手段と、この
電源信号検出手段により深夜電力電源が有の時に前記発
熱体へ通電し、前記貯湯タンク内の水を加熱する通電手
段と、前記貯湯タンク内に設けられた給水水温と沸き上
げ温度を検出する温度検出センサーと、この温度検出セ
ンサーからの出力信号を温度値に換算する温度換算手段
と、前記貯湯タンク内の残湯量を検出する残湯量検出セ
ンサーと、この残湯量検出センサーからの出力信号を残
湯量の値に換算する残湯量換算手段と、この残湯量換算
手段による過去の一定期間の残湯量からメンバーシップ
関数を用いたファジー推論により当日の通電時間の変動
分を決定するファジー推論手段と、このファジー推論手
段,前記温度換算手段および電源信号検出手段からの各
種データを用いて当日の通電時間,沸き上げ温度および
通電開始時間を演算する演算手段と、この演算手段によ
る各演算結果に基づき前記通電手段による前記発熱体へ
の通電量を制御する発熱体制御手段とを備えた電気温水
器の沸き上げ制御装置。 - 【請求項2】 前記ファジー推論手段において前記残湯
量換算手段による過去の一定期間の残湯量と前記温度換
算手段による季節に応じて異なる水温からメンバーシッ
プ関数を用いたファジー推論により季節に応じた当日の
通電時間の変動分を決定することを特徴とする請求項1
の電気温水器の沸き上げ制御装置。 - 【請求項3】 前記ファジー推論手段において、前記残
湯量換算手段による過去の一定期間の残湯量,前記温度
換算手段による季節に応じて異なる水温および最低沸き
上げ温度からメンバーシップ関数を用いたファジー推論
により季節に対応し、かつ、最低沸き上げ温度を保証し
た当日の通電時間の変動分を決定することを特徴とする
請求項1記載の電気温水器の沸き上げ制御装置。 - 【請求項4】 前記ファジー推論手段,前記温度換算手
段,前記残湯量換算手段と前記演算手段をワンチップマ
イクロコンピュータで構成することを特徴とする請求項
1,請求項2,請求項3記載の電気温水器の沸き上げ制
御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24334491A JPH0579700A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 電気温水器の沸き上げ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24334491A JPH0579700A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 電気温水器の沸き上げ制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0579700A true JPH0579700A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=17102434
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24334491A Pending JPH0579700A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 電気温水器の沸き上げ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0579700A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5712333A (en) * | 1995-04-07 | 1998-01-27 | The Dow Chemical Company | Blends of polycarbonate and linear ethylene polymers |
| JP2009281619A (ja) * | 2008-05-20 | 2009-12-03 | Central Res Inst Of Electric Power Ind | 最適制御装置、最適制御支援装置および最適制御方法 |
-
1991
- 1991-09-24 JP JP24334491A patent/JPH0579700A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5712333A (en) * | 1995-04-07 | 1998-01-27 | The Dow Chemical Company | Blends of polycarbonate and linear ethylene polymers |
| JP2009281619A (ja) * | 2008-05-20 | 2009-12-03 | Central Res Inst Of Electric Power Ind | 最適制御装置、最適制御支援装置および最適制御方法 |
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