JPH0579792U - ハードディスク装置における可撓性プリント回路 - Google Patents

ハードディスク装置における可撓性プリント回路

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JPH0579792U
JPH0579792U JP1975692U JP1975692U JPH0579792U JP H0579792 U JPH0579792 U JP H0579792U JP 1975692 U JP1975692 U JP 1975692U JP 1975692 U JP1975692 U JP 1975692U JP H0579792 U JPH0579792 U JP H0579792U
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敬夫 谷嶋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハードディスク装置の被制御部と回路基板と
を接続するための可撓性プリント回路の構造に関し、可
撓性プリント回路の引き出し部を損なうことなく、ま
た、他の部品点数および組立工数を増加させることな
く、ハードディスク装置全体の規定外形寸法の枠外への
装置側面に位置する部分の突出を抑止できる可撓性プリ
ント回路を提供することを目的とする。 【構成】 ハードディスク装置と回路基板とを接続する
可撓性プリント回路10において、所定部分13の剛性を所
定の屈曲部(,)の剛性より大きくする。すると、
所定部分13は所定の屈曲部(,)より曲がりにくく
なり、ハードディスク装置と回路基板とを接続したとき
に平坦な状態でエンクロージャの縁部に添設する。した
がって、可撓性プリント回路10が湾曲してハードディス
ク装置全体の規定外形寸法の枠外に突出することを防止
できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はハードディスク装置における可撓性プリント回路に係り、特にハード ディスク装置の被制御部と回路基板とを接続するための可撓性プリント回路に関 する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、固定磁気ディスク装置(ハードディスクドライブ)においては、装置 機構部は防塵対策のために密閉されたエンクロージャ内に封入されている。そし て、その接続リード線はエンクロージャのカバー部からガスケットを介して可撓 性プリント回路(以下、FPCと略記する)により外部に引き出されて、エンク ロージャ外に併設された回路基板上の基板コネクタに接続されている。
【0003】 図4は、ハードディスク装置における従来のFPC20の構造の一例を示す。同 図中、21はFPC20の接続リード部を、22はFPC20本体と同材質の補強フィル ムによって補強された部分を、23はハードディスク装置80と回路基板90を接続し たときに湾曲する部分を、24はリード引き出し部を、それぞれ示す。また、破線 およびは、ハードディスク装置のエンクロージャ内の被制御部とエンクロー ジャ外の回路基板とを接続する際に屈曲する部分である。
【0004】 図5は、従来のFPC20によってハードディスク装置80と回路基板90を接続し た様子を示す。同図中、(A)乃至(D)はそれぞれ、ハードディスク装置80お よび回路基板90の正面図、平面図、左側面図、底面図を示す。同図中、図4と同 一構成部分については同一符号を付し、その説明を省略する。
【0005】 図5において、FPC20は、ハードディスク装置80のエンクロージャの左側面 に引き出され、破線の部分で曲げられて装置側面を経て、再び破線の部分で 曲げられた後、装置下面に併設された回路基板90上の基板コネクタ91に差し込ま れる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
一般にハードディスク装置80は、ホスト機器に内蔵させて提供するか単体で提 供するかを問わず、その占有容積が特に厳密に定められている。ところが、前述 のようにエンクロージャから引き出されたFPC20を回路基板90上の基板コネク タ91に差し込むと、ハードディスク装置80側面に位置する湾曲部分23が緩やかな 曲線を描き(図5(A))、この湾曲部がハードディスク装置80全体の規定外形 寸法の枠外に突出してしまう(図5(A)の(i))。
【0007】 従来はこの問題を解決するために、例えば図6に示すようにエンクロージャの カバーの端81を曲げてFPC20の湾曲部23をおさえることによってその突出を規 制していた。しかしながらこの方法では、FPC20の引き出し部(図4における 破線の部分)の曲率が小さくなってガスケットのシール効果が低下して防塵効 果が弱まる、カバー端の曲部81の存在によってカバー部品単体の保管や扱いが難 しくなる、といった新たな問題が発生した。
【0008】 上記の他にも、専用の保持具にてFPC20が突出しないように保持する、 FPC20の引き出し部の全長を突出部が規定寸法内になるように一杯に設計する 、などの方法が採用されてきたが、は専用の保持具の構成部品点数やその組立 工数の増大によって生産コストが増大し、はFPC20の無理な屈曲によって信 頼性が低下するなどの問題点があった。
【0009】 本考案は、上述の点に鑑みてなされたものであり、FPC20の引き出し部を損 なうことなく、また、他の部品点数および組立工数を増加させることなく、ハー ドディスク装置80全体の規定外形寸法の枠外への装置側面に位置する部分の突出 を抑止できる可撓性プリント回路を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】 上記の問題点を解決するために請求項1の考案では、エンクロージャ内に封入 されたハードディスク装置の被制御部と前記ハードディスク装置の制御信号を生 成する制御回路が搭載された前記エンクロージャ外の回路基板とを相互に接続し 、前記制御信号を前記被制御部へ中継するハードディスク装置における可撓性プ リント回路において、 前記エンクロージャのガスケットから外部に引き出された本体における所定の 屈曲部以外の部分の剛性を前記所定の屈曲部の剛性より大きくして前記エンクロ ージャの縁部に添設した。
【0011】 また、請求項2の考案では、予め前記所定の屈曲部以外の部分に本体と同材質 の構成部材を貼着または接着することによって前記所定の屈曲部以外の部分の屈 曲に対する剛性を前記所定の屈曲部の剛性よりも大とした。
【0012】 また、請求項3の考案では、予め前記所定の屈曲部以外の部分における構成部 材の厚さを前記所定の屈曲部よりも厚く加工することによって前記所定の屈曲部 以外の部分の屈曲に対する剛性を前記所定の屈曲部の剛性よりも大とした。
【0013】
【作用】
上記請求項1の構成によれば、可撓性プリント回路本体における所定の屈曲部 の剛性より大きい剛性を有する所定の屈曲部以外の部分がエンクロージャの縁部 に添設されるため、ハードディスク装置80全体の規定外形寸法の枠外に可撓性プ リント回路本体が突出することが未然に防止できる。したがって、可撓性プリン ト回路本体の引き出し部を損なったり、他の部品点数および組立工数を増加させ る必然性はない。
【0014】 また、上記請求項2乃至3の構成によれば、可撓性プリント回路本体における 所定の屈曲部以外の部分の屈曲に対する剛性が予め前記所定の屈曲部の剛性より も大となっている。したがって、所定の屈曲部以外の部分は所定の屈曲部よりも 予め曲がりにくくできている。
【0015】
【実施例】
図1は、本考案になる可撓性プリント回路(以下、FPC10と略記する)の構 造の一実施例を示す。同図中、図4と同一構成部分については同一符号を付し、 その説明を省略する。また、11はFPC10の回路基板接続部を、12はFPC10と 同材質の補強フィルムによって補強された部分を、13はFPC10と同材質の補強 フィルムが貼着または接着された所定部分を、14はリード引き出し部を、それぞ れ示す。
【0016】 図2は、ハードディスク装置の四面図を示す。同図中、(A)乃至(D)はそ れぞれ、ハードディスク装置80および回路基板90の正面図、平面図、左側面図、 底面図を示し、(B)の平面図のみエンクロージャにて密封前の状態を表してい る。
【0017】 同図中、10は本考案になる可撓性プリント回路を、80はハードディスク装置の 全体を、82はディスクを、83はベースを、84はアームを、85は軸を、86はヘッド を、87はアクチュエータを、90は回路基板を、91は基板コネクタを、92はインタ フェースコネクタを、それぞれ示す。また、同図中において、破線で囲まれた部 分1は本考案の対象となる可撓性プリント回路に関連する部分である。
【0018】 図3は、本考案になるFPC10によってハードディスク装置80と回路基板90と を接続した様子を示す。同図中、(A)乃至(D)はそれぞれ、ハードディスク 装置80および回路基板90の正面図、平面図、左側面図、底面図を示し、図2にお いて破線で囲まれた部分1を拡大したものである。同図中、図1,図2,図4お よび図5と同一構成部分については同一符号を付し、その説明を省略する。
【0019】 図3において、FPC10はエンクロージャから引き出され、破線の部分でほ ぼ直角に折り曲げられて装置側面に添うように装置下面に達し、再び破線の部 分でほぼ直角に折り曲げられた後、装置下面に併設された回路基板90上の基板コ ネクタ91に差し込まれる。したがって、FPC10のハードディスク装置80の側面 に位置する所定部分13は平坦なままとなる。
【0020】 これは、図3(C)に示すように前記所定部分13が補強フィルムによって厚さ 約 300μmに加工されているため、補強されていない厚さ約80μmの所定の屈曲 部に比較して曲がりにくくできているためである。
【0021】 上記の例においては、所定部分13に補強フィルムを貼着または接着することに よってハードディスク装置80全体の規定外形寸法の枠外への突出を抑止したが、 FPC10のモールディング成形時に前記所定部分13のポリイミド材が所定の屈曲 部の厚さよりも厚くなるように成形加工することによっても、同様の効果を得る ことができる。
【0022】
【考案の効果】
上述の如く請求項1になる考案によれば、可撓性プリント回路本体の引き出し 部を損なったり、他の部品点数および組立工数を増加させる必然性はないため、 簡単かつ経済的にハードディスク装置全体の規定外形寸法の枠外への可撓性プリ ント回路本体の突出を抑止できるという特長がある。
【0023】 また、請求項2乃至3になる考案によれば、可撓性プリント回路本体における 所定部分は所定の屈曲部よりも予め曲がりにくくできているため、ハードディス ク装置および回路基板への可撓性プリント回路本体の装着加工時に装置全体の規 定外形寸法の枠外への本体の突出について考慮する必要が全くないという特長が ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案になる可撓性プリント回路の構造の一実
施例を示す図である。
【図2】ハードディスク装置の四面図である。
【図3】本考案になる可撓性プリント回路による接続の
様子を示す図である。
【図4】従来の可撓性プリント回路の構造の一例を示す
図である。
【図5】従来の可撓性プリント回路による接続の様子を
示す図である。
【図6】エンクロージャカバーの屈曲による従来の可撓
性プリント回路の突出抑止の例を示す図である。
【符号の説明】
10 本考案になる可撓性プリント回路 11 回路基板接続部 12 回路基板接続部を補強する補強フィルム 13 屈曲に対する強度を補強する加工を行った所定
部分 , 所定の屈曲部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H01R 9/07 Z 6901−5E

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンクロージャ内に封入されたハードデ
    ィスク装置の被制御部と前記ハードディスク装置の制御
    信号を生成する制御回路が搭載された前記エンクロージ
    ャ外の回路基板とを相互に接続し、前記制御信号を前記
    被制御部へ中継するハードディスク装置における可撓性
    プリント回路において、 前記エンクロージャのガスケットから外部に引き出され
    た本体における所定の屈曲部以外の部分の剛性を前記所
    定の屈曲部の剛性より大きくして前記エンクロージャの
    縁部に添設したハードディスク装置における可撓性プリ
    ント回路。
  2. 【請求項2】 予め前記所定の屈曲部以外の部分に本体
    と同材質の構成部材を貼着または接着することによって
    前記所定の屈曲部以外の部分の屈曲に対する剛性を前記
    所定の屈曲部の剛性よりも大とした請求項1記載のハー
    ドディスク装置における可撓性プリント回路。
  3. 【請求項3】 予め前記所定の屈曲部以外の部分におけ
    る構成部材の厚さを前記所定の屈曲部よりも厚く加工す
    ることによって前記所定の屈曲部以外の部分の屈曲に対
    する剛性を前記所定の屈曲部の剛性よりも大とした請求
    項1記載のハードディスク装置における可撓性プリント
    回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000243077A (ja) * 1999-02-22 2000-09-08 Berg Technol Inc 可撓回路およびガス密チャンバを有する組立体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60187254A (ja) * 1984-03-02 1985-09-24 Inoue Japax Res Inc リニアモ−タ
JPH03207076A (ja) * 1989-11-06 1991-09-10 Prairietek Corp 情報保存装置

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