JPH0579819U - 避雷碍子の蓋体取付構造 - Google Patents
避雷碍子の蓋体取付構造Info
- Publication number
- JPH0579819U JPH0579819U JP1600292U JP1600292U JPH0579819U JP H0579819 U JPH0579819 U JP H0579819U JP 1600292 U JP1600292 U JP 1600292U JP 1600292 U JP1600292 U JP 1600292U JP H0579819 U JPH0579819 U JP H0579819U
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- lid
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁器蓋の接合において、蓋の破壊が発生しな
い避雷碍子の蓋体取付構造を提供することにある。 【構成】 この避雷碍子は磁器製笠部6に収容筒部8が
形成され、その収容筒部8内に電圧−電流特性が非直線
性の限流素子10が収容されている。その収容筒部8の
両端開口に無機接着剤11、13を介して磁器蓋12、
14が取り付けられている。前記磁器蓋12、14の接
着剤領域と磁器蓋12、14の端面とがほぼ合致されて
いる。又、収容筒部8の両端の少なくとも内面が真円に
形成され接着領域と磁器蓋12、14との端面を同心円
状においてほぼ対応している。
い避雷碍子の蓋体取付構造を提供することにある。 【構成】 この避雷碍子は磁器製笠部6に収容筒部8が
形成され、その収容筒部8内に電圧−電流特性が非直線
性の限流素子10が収容されている。その収容筒部8の
両端開口に無機接着剤11、13を介して磁器蓋12、
14が取り付けられている。前記磁器蓋12、14の接
着剤領域と磁器蓋12、14の端面とがほぼ合致されて
いる。又、収容筒部8の両端の少なくとも内面が真円に
形成され接着領域と磁器蓋12、14との端面を同心円
状においてほぼ対応している。
Description
【0001】
本考案は、雷サージ電流を大地に放電して、送電線の雷サージ電位上昇を抑制 し、地絡事故による停電を防止するようにした避雷碍子の蓋体取付構造に関する ものである。
【0002】
一般に、この種の避雷碍子においては、磁器製の笠部に収容筒部が一体形成さ れ、その内部に電圧−電流特性が非直線性を有する例えば酸化亜鉛を主材とする 限流素子が収容され、その収容筒部の上下両端開口面には低融点ガラスを介して 磁器製の蓋が接合固定されている。
【0003】 前記収容筒部と磁器蓋との加熱接合に際しては、低融点ガラスを溶融するため 高周波誘導加熱装置が使用される。この接合方法においては、磁器蓋の裏面に低 融点ガラスを円形リング状に仮焼付けし、その低融点ガラスが収容筒部の端面と 一致するように、磁器蓋を前記収容筒部の端面に当てて、前記高調波誘導加熱装 置により加熱して低融点ガラスを溶融させ、そのガラスの冷却固化により磁器蓋 を収容筒部に固定させるようにしている。
【0004】
ところが、碍子の焼成に際して前記収容筒部が真円形状から楕円形状に歪み変 形することが多く、収容筒部が楕円形状をしていると、低融点ガラスの冷却過程 でガラスに微小クラックが発生し、そのクラックが磁器蓋に伝わって磁器蓋が破 壊するという問題があった。
【0005】 すなわち、収容筒部が楕円形状をなしていると、真円リング状をなしている低 融点ガラスの領域と収容筒部の端面とが一致しなくなる。このため、収容筒部の 端面と低融点ガラスとの接着領域は、場所によって蓋の径方向の寸法が異なる。 従って、低融点ガラスの冷却にともなう収縮量が場所によって異なり、前述した クラックが発生する。
【0006】 本考案は上記従来技術に存在する問題点に着目してなされたもので、その目的 とするところは、磁器蓋の接合において、蓋の破壊が発生しない避雷碍子の蓋体 取付構造を提供することにある。
【0007】
上記目的を達成するために、第1の考案では、磁器製笠部に収容筒部を形成し 、その収容筒部内に電圧−電流特性が非直線性の限流素子を収容し、その筒部の 両端開口に無機接着剤を介して磁器蓋を取り付けてなる避雷碍子において、 前記磁器蓋の接着剤領域と磁器蓋の端面とをほぼ合致させたことをその要旨と している。
【0008】 第2の考案では、収容筒部の両端の少なくとも内面を真円に形成して接着領域 と磁器蓋との端面を同心円状においてほぼ対応させたことをその要旨としている 。
【0009】
上記構成により、収容筒部と磁器蓋の接着領域とはほぼ合致する。このため、 冷却過程における接着領域の各部の収縮が均一であり、クラックの発生をおさえ ることができる。
【0010】
以下に本考案を懸垂型避雷碍子に具体化した一実施例について図1及び図2に 従って説明する。
【0011】 図2に示すように、碍子本体1の中央上部には有蓋円筒状の頭部2が一体に形 成され、その頭部2の外周部にはセメント3を介してキャップ金具4が嵌合固定 されている。又、前記頭部2に内部にはピン金具5が嵌入され、セメント3によ り接着固定されている。前記碍子本体1の笠部6の下面にはひだ部7が形成され ている。そして、前記ピン金具5の端部を他の避雷碍子のキャップ金具4に係合 することによって、複数の避雷碍子を縦方向に直列に連結することができる。笠 部6の一箇所又は複数カ所には上下を貫通するように収容筒部8が一体に形成さ れている。
【0012】 収容筒部8の上端面には無機接着剤としての低融点ガラス11を介して上部磁 器蓋12が加熱接合固定されている。又、取付筒部8の下端面にも低融点ガラス 13を介して下部磁器蓋14が加熱接合固定されている。収容筒部8の両端部内 面は焼結後真円に切削研磨され、その両端部内面には段差部9が形成されている 。前記収容筒部8の内部には複数の限流素子10が保護管28とともに収容配置 され、その限流素子10は電圧−電流が非直線性の酸化亜鉛を主材とする抵抗体 で形成されている。保護管28は無機繊維、アルミナ等の無機材料からなる筒状 体で、限流素子10と収容筒部8の間にセットされている。そして限流素子10 に大電流が流れた時に、その防爆を保護するという目的を有している。一対の中 間電極15、16は限流素子10の中間部に配設され、この中間電極15、16 間には限流素子10を上下両端側に向かって付勢するためのバネ17が介装され ている。限流素子10の上下端には電極板18、19が介在されている。
【0013】 前記電極板18、19には銅あるいはコバール等の金属材料よりなる上下一対 の電極20、21が固定されている。この両電極20、21前記磁器蓋12、1 4を貫通して外方へ突出している。
【0014】 従って、限流素子10は電極板18、19と電気的に接続され電極20、21 と導通している。上部リード線22は上部電極20とキャップ金具4との間に取 り付けられ、この上部リード線22及び上部電極20を介して、限流素子10と キャップ金具4とが電気的に接続されている。下部リード線23は下部電極21 とピン金具5との間に取り付けられ、この下部リード線23及び下部電極21を 介して、限流素子10とピン金具5とが電気的に接続されている。
【0015】 以上のような構成において前記磁器蓋12、14の取付方法は、以下に示す通 りである。まず、磁器蓋12、14の裏面外周部に真円リング状をなすように仮 焼付けする。次に、図1に示すように、電極20を備えた電極板18を上部磁器 蓋12に支持するとともに、磁器蓋12の低融点ガラス11の部分を収容筒部8 の端面上に支持する。この状態では、収容筒部8の内面が真円状に切削されてい るので、すくなくともその内面と、低融点ガラス11の領域とは同心円上におい て合致する。なお、図示はしないが、磁器蓋12、14と電極板18、19又は 電極20、21との間には電極板18、19を磁器蓋12、14に支持するため の手段が設けられている。次に、磁器蓋12の上面に黒鉛サセプター24と、そ の外周に巻装した誘導コイル25とからなる局部加熱装置26を金属板27を介 して載せ加熱する。
【0016】 前記加熱装置26を作動させて、黒鉛サセプター24に発生する熱を金属板2 7に伝達すると、磁器蓋12が加熱され、低融点ガラス11がその熱により溶融 され、収容筒部8と磁器蓋12が気密的に接合される。このようにして、一方の 磁器蓋12又は14が収容筒部8の一方の端部に接合固定される。他方の磁器蓋 14又は12も同様にして収容筒部8の他方の端部に接合固定される。
【0017】 そして、この接合固定に際しては、低融点ガラス11の領域と収容筒部8の内 周縁とが同心円上において対応しているため、それらの間の径方向の距離は同一 である。
【0018】 以上のように碍子焼結後、収容筒部8の両端部の内面が真円状に切削形成され ているため、ストレスが均一であり、低融点ガラスの冷却過程でのガラス収縮に ともなうクラックが発生することはなく、磁器蓋12の破壊は発生しない。
【0019】 なお、本考案は前記実施例の構成に限定されるものではなく、考案の趣旨を逸 脱しない範囲で例えば以下のように構成することもできる。 (1)前記実施例では収容筒部8内面を真円に切削形成したが、磁器蓋12、 14を楕円に形成して収容筒部8に合わせるようにしても同様な効果が得られる 。
【0020】 (2)また前記実施例では収容筒部8の内面だけを真円に切削形成したが、そ れに加えて、外周面も真円に形成することもできる。
【0021】
本考案によれば、低融点ガラスのクラックを防止し磁器蓋の破壊を減少させる ことができ、歩留りを向上できるという効果を奏する。
【図1】本考案を具体化した懸垂型避雷碍子の一実施例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図2】同じく懸垂型避雷碍子の半縦断面図である。
6 笠部、8 収容筒部、10 限流素子、11、13
無機接着剤としての低融点ガラス、12、14 磁器
蓋。
無機接着剤としての低融点ガラス、12、14 磁器
蓋。
Claims (2)
- 【請求項1】 磁器製笠部に収容筒部を形成し、その収
容筒部内に電圧−電流特性が非直線性の限流素子を収容
し、その筒部の両端開口に無機接着剤を介して磁器蓋を
取り付けてなる避雷碍子において、 前記磁器蓋の接着剤領域と磁器蓋の端面とをほぼ合致さ
せたことを特徴とする避雷碍子の蓋体取付構造。 - 【請求項2】 収容筒部の両端の少なくとも内面を真円
に形成して接着領域と磁器蓋との端面を同心円状におい
てほぼ対応させたことを特徴とする請求項1に記載の避
雷碍子の蓋体取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1600292U JPH0579819U (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 避雷碍子の蓋体取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1600292U JPH0579819U (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 避雷碍子の蓋体取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0579819U true JPH0579819U (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=11904418
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1600292U Pending JPH0579819U (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 避雷碍子の蓋体取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0579819U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01313815A (ja) * | 1988-06-14 | 1989-12-19 | Ngk Insulators Ltd | 避雷碍子の製造方法 |
-
1992
- 1992-03-26 JP JP1600292U patent/JPH0579819U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01313815A (ja) * | 1988-06-14 | 1989-12-19 | Ngk Insulators Ltd | 避雷碍子の製造方法 |
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