JPH057981A - 中空製品用の鋳型の造型法 - Google Patents
中空製品用の鋳型の造型法Info
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- JPH057981A JPH057981A JP3192480A JP19248091A JPH057981A JP H057981 A JPH057981 A JP H057981A JP 3192480 A JP3192480 A JP 3192480A JP 19248091 A JP19248091 A JP 19248091A JP H057981 A JPH057981 A JP H057981A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 中空部を有する製品の鋳造において、消失模
型利用の鋳型を用いることができるようにする。 【構成】 製品の中空部を通り上記製品を横切る仮想面
を設定し、この仮想面の一側方の製品の形状に対応する
第1消失模型10と、同上仮想面の他側方の同上製品の
形状に対応する第2消失模型11とを形成する第1工程
と;上記両消失模型10,11のうち上記中空部に対応
する凹部19を有する消失模型を、その凹部19の開口
20が下方に向うようこの消失模型を金枠18内に設置
し、同上金枠18内に第1鋳物砂21を充填してこの第
1鋳物砂21で上記消失模型の外面側を覆う第2工程
と;上記消失模型における凹部19の開口20が上方に
向うようにし、この開口20を通して凹部19内に第2
鋳物砂24を充填する第3工程と;上記仮想面に対応す
る両消失模型10,11の各面を互いに接合させる第4
工程とにより構成してある。
型利用の鋳型を用いることができるようにする。 【構成】 製品の中空部を通り上記製品を横切る仮想面
を設定し、この仮想面の一側方の製品の形状に対応する
第1消失模型10と、同上仮想面の他側方の同上製品の
形状に対応する第2消失模型11とを形成する第1工程
と;上記両消失模型10,11のうち上記中空部に対応
する凹部19を有する消失模型を、その凹部19の開口
20が下方に向うようこの消失模型を金枠18内に設置
し、同上金枠18内に第1鋳物砂21を充填してこの第
1鋳物砂21で上記消失模型の外面側を覆う第2工程
と;上記消失模型における凹部19の開口20が上方に
向うようにし、この開口20を通して凹部19内に第2
鋳物砂24を充填する第3工程と;上記仮想面に対応す
る両消失模型10,11の各面を互いに接合させる第4
工程とにより構成してある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、中空製品用の鋳型の
造型法に関し、より詳しくは消失模型を用いた造型法に
関する。
造型法に関し、より詳しくは消失模型を用いた造型法に
関する。
【0002】
【従来の技術】発泡プラスチック製の消失模型を使用し
た鋳造方法、所謂フルモールド法は、鋳造が容易化され
るなどの理由で、従来より広く使用されている。この鋳
造方法によれば、消失模型を例えば発泡ポリスチロール
で成形し、これを鋳物砂の中に埋め込んで鋳型を成形す
る。次に、この埋め込んだ消失模型に対して溶湯を鋳込
む。すると、上記溶湯に接した消失模型は、鋳物砂の砂
粒子間に存在する空気中の酸素により直ちに燃焼してガ
ス化し、もしくは熱分解によりガス化し、これと入れか
わりに溶湯が鋳型内に充満し、これによって鋳造がなさ
れる。
た鋳造方法、所謂フルモールド法は、鋳造が容易化され
るなどの理由で、従来より広く使用されている。この鋳
造方法によれば、消失模型を例えば発泡ポリスチロール
で成形し、これを鋳物砂の中に埋め込んで鋳型を成形す
る。次に、この埋め込んだ消失模型に対して溶湯を鋳込
む。すると、上記溶湯に接した消失模型は、鋳物砂の砂
粒子間に存在する空気中の酸素により直ちに燃焼してガ
ス化し、もしくは熱分解によりガス化し、これと入れか
わりに溶湯が鋳型内に充満し、これによって鋳造がなさ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、鋳造製品が
中空部を有する場合には、上記消失模型の内部にも上記
中空部に対応する形状の鋳物砂(中子)を埋め込んでお
くことが要求される。しかし、このような消失模型と鋳
物砂の組み合わせによる鋳型の造型は困難であることか
ら、従来では、中空部を有する製品を鋳造する場合に
は、上記のような消失模型利用の鋳型は用いずに、鋳物
砂のみによる造型を行っているのが実情である。
中空部を有する場合には、上記消失模型の内部にも上記
中空部に対応する形状の鋳物砂(中子)を埋め込んでお
くことが要求される。しかし、このような消失模型と鋳
物砂の組み合わせによる鋳型の造型は困難であることか
ら、従来では、中空部を有する製品を鋳造する場合に
は、上記のような消失模型利用の鋳型は用いずに、鋳物
砂のみによる造型を行っているのが実情である。
【0004】
【発明の目的】この発明は、上記のような事情に注目し
てなされたもので、中空部を有する製品の鋳造におい
て、消失模型利用の鋳型を用いることが容易にできるよ
うにすることを目的とする。
てなされたもので、中空部を有する製品の鋳造におい
て、消失模型利用の鋳型を用いることが容易にできるよ
うにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明の特徴とするところは、中空部を有する製品
用の鋳型の造型法であって、上記中空部を通って上記製
品を横切る仮想面を設定し、この仮想面の一側方の製品
の形状に対応する第1消失模型と、同上仮想面の他側方
の同上製品の形状に対応する第2消失模型とを形成する
第1工程と;上記両消失模型のうち上記中空部に対応す
る凹部を有する消失模型を、その凹部の開口が下方に向
うようこの消失模型を金枠内に設置すると共に、同上金
枠内に第1鋳物砂を充填してこの第1鋳物砂で上記消失
模型の外面側を覆う第2工程と;上記消失模型における
上記凹部の開口が上方に向うようこの消失模型と上記金
枠の姿勢を一体的に定め、次に、上記開口を通して上記
凹部内に第2鋳物砂を充填する第3工程と;上記仮想面
に対応する両消失模型の各面を互いに接合させる第4工
程とにより構成した点にある。
のこの発明の特徴とするところは、中空部を有する製品
用の鋳型の造型法であって、上記中空部を通って上記製
品を横切る仮想面を設定し、この仮想面の一側方の製品
の形状に対応する第1消失模型と、同上仮想面の他側方
の同上製品の形状に対応する第2消失模型とを形成する
第1工程と;上記両消失模型のうち上記中空部に対応す
る凹部を有する消失模型を、その凹部の開口が下方に向
うようこの消失模型を金枠内に設置すると共に、同上金
枠内に第1鋳物砂を充填してこの第1鋳物砂で上記消失
模型の外面側を覆う第2工程と;上記消失模型における
上記凹部の開口が上方に向うようこの消失模型と上記金
枠の姿勢を一体的に定め、次に、上記開口を通して上記
凹部内に第2鋳物砂を充填する第3工程と;上記仮想面
に対応する両消失模型の各面を互いに接合させる第4工
程とにより構成した点にある。
【0006】
【作 用】上記構成による作用は次の如くである。中空
部6を有する製品1の鋳型8を造型する場合には、ま
ず、上記中空部6を通って上記製品1を横切る仮想面9
を設定する。そして、この仮想面9の一側方の製品1の
形状に対応する第1消失模型10と、同上仮想面9の他
側方の製品1の形状に対応する第2消失模型11とを形
成する。次に、第1金枠(金枠)18や第2金枠25内
で第1消失模型10と第2消失模型11の外面側を第1
鋳物砂21や第3鋳物砂26で埋め込む。
部6を有する製品1の鋳型8を造型する場合には、ま
ず、上記中空部6を通って上記製品1を横切る仮想面9
を設定する。そして、この仮想面9の一側方の製品1の
形状に対応する第1消失模型10と、同上仮想面9の他
側方の製品1の形状に対応する第2消失模型11とを形
成する。次に、第1金枠(金枠)18や第2金枠25内
で第1消失模型10と第2消失模型11の外面側を第1
鋳物砂21や第3鋳物砂26で埋め込む。
【0007】次に、上記第1消失模型10と第2消失模
型11とにおいて、上記中空部6に対応する凹部19に
第2鋳物砂24を充填する。そして、上記仮想面9に対
応する第1消失模型10と第2消失模型11の各面を互
いに接合させる。すると、これら第1消失模型10と第
2消失模型11との間に上記第2鋳物砂24が埋め込ま
れた状態となって、前記鋳型8が得られることとなる。
型11とにおいて、上記中空部6に対応する凹部19に
第2鋳物砂24を充填する。そして、上記仮想面9に対
応する第1消失模型10と第2消失模型11の各面を互
いに接合させる。すると、これら第1消失模型10と第
2消失模型11との間に上記第2鋳物砂24が埋め込ま
れた状態となって、前記鋳型8が得られることとなる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面により説明す
る。図2において、符号1は鋳造製品であり、これは例
えば、エンジンのシリンダヘッドである。この製品1は
上板2、下板3、側壁4、および突起5により一体成形
されており、その内部には冷却水通路となる中空部6が
形成されている。図1において、8は鋳型であり、この
鋳型8は上記製品1の鋳造に用いられるものである。
る。図2において、符号1は鋳造製品であり、これは例
えば、エンジンのシリンダヘッドである。この製品1は
上板2、下板3、側壁4、および突起5により一体成形
されており、その内部には冷却水通路となる中空部6が
形成されている。図1において、8は鋳型であり、この
鋳型8は上記製品1の鋳造に用いられるものである。
【0009】以下、上記鋳型8の造型法について説明す
る。第1工程として、まず、図2で示すように上記中空
部6を通って上記製品1をほぼ水平に横切る仮想面9を
設定する。この仮想面9は上記上板2の下面にほぼ沿っ
て延びている。
る。第1工程として、まず、図2で示すように上記中空
部6を通って上記製品1をほぼ水平に横切る仮想面9を
設定する。この仮想面9は上記上板2の下面にほぼ沿っ
て延びている。
【0010】次に、図3で示すように、上記仮想面9の
一側方たるこれより上方の製品1の形状に対応する第1
消失模型10と、同上仮想面9の他側方たるこれより下
方の同上製品1の形状に対応する第2消失模型11とを
形成する。この場合、上記第1消失模型10の平面視に
おける外縁部下面には突条体12が形成されており、一
方、第2消失模型11の平面視における外縁部上面には
凹溝13が形成されている。そして、上記突条体12と
凹溝13とを嵌合させて第1消失模型10と第2消失模
型11とを接合させれば、これら第1消失模型10と第
2消失模型11とが互いに正確に位置決めされるように
なっている。
一側方たるこれより上方の製品1の形状に対応する第1
消失模型10と、同上仮想面9の他側方たるこれより下
方の同上製品1の形状に対応する第2消失模型11とを
形成する。この場合、上記第1消失模型10の平面視に
おける外縁部下面には突条体12が形成されており、一
方、第2消失模型11の平面視における外縁部上面には
凹溝13が形成されている。そして、上記突条体12と
凹溝13とを嵌合させて第1消失模型10と第2消失模
型11とを接合させれば、これら第1消失模型10と第
2消失模型11とが互いに正確に位置決めされるように
なっている。
【0011】上記各消失模型10,11は、N2 ガスを
封入してある予備発泡(50倍前後)ビーズを金型内で
発泡させて成形し、もしくは、同上ビーズにより成形し
たブロックを切り出して加工することにより成形したも
のである。また、この各消失模型10,11に対しては
ドブ漬け法かぶっかけ法により塗型材を塗布する。
封入してある予備発泡(50倍前後)ビーズを金型内で
発泡させて成形し、もしくは、同上ビーズにより成形し
たブロックを切り出して加工することにより成形したも
のである。また、この各消失模型10,11に対しては
ドブ漬け法かぶっかけ法により塗型材を塗布する。
【0012】第2工程として、図4で示すように、第1
定盤17上に第1金枠18を設置する。そして、上記第
1消失模型10と第2消失模型11のうち上記中空部6
に対応する凹部19を有するもの、即ち、第2消失模型
11を、その凹部19の開口20が下方に向うようこの
第2消失模型11を上記第1金枠18内で第1定盤17
上に設置する。そして、上記第1金枠18内に第1鋳物
砂21を充填し、この第1鋳物砂21で上記第2消失模
型11の外面側を覆う。上記第1鋳物砂21には、予め
粘結材である水ガラス(JIS1号、比重1.35に調整し
たもの)4〜5重量%が加えられていて十分に混練され
ている。
定盤17上に第1金枠18を設置する。そして、上記第
1消失模型10と第2消失模型11のうち上記中空部6
に対応する凹部19を有するもの、即ち、第2消失模型
11を、その凹部19の開口20が下方に向うようこの
第2消失模型11を上記第1金枠18内で第1定盤17
上に設置する。そして、上記第1金枠18内に第1鋳物
砂21を充填し、この第1鋳物砂21で上記第2消失模
型11の外面側を覆う。上記第1鋳物砂21には、予め
粘結材である水ガラス(JIS1号、比重1.35に調整し
たもの)4〜5重量%が加えられていて十分に混練され
ている。
【0013】そして、上記第1金枠18を第1定盤17
と共に密閉室に入れて、これを急速に約150トールに
まで減圧させる。この後、上記密閉室に硬化ガスである
CO 2 ガスを導入する。すると、このガスに上記水ガラ
スが反応して第1鋳物砂21が硬化し、この第1鋳物砂
21に所望の強度が確保される。そして、上記CO2 ガ
スの導入により、上記密閉室内を大気圧に戻し、第1金
枠18を第1定盤17と共に上記密閉室から取り出す。
この場合、第1鋳物砂21内にはCO2 ガスが充満して
大気圧となっているため、これを密閉室から取り出して
も、この内部へ大気中の空気が侵入することはない。
と共に密閉室に入れて、これを急速に約150トールに
まで減圧させる。この後、上記密閉室に硬化ガスである
CO 2 ガスを導入する。すると、このガスに上記水ガラ
スが反応して第1鋳物砂21が硬化し、この第1鋳物砂
21に所望の強度が確保される。そして、上記CO2 ガ
スの導入により、上記密閉室内を大気圧に戻し、第1金
枠18を第1定盤17と共に上記密閉室から取り出す。
この場合、第1鋳物砂21内にはCO2 ガスが充満して
大気圧となっているため、これを密閉室から取り出して
も、この内部へ大気中の空気が侵入することはない。
【0014】第3工程として、図5で示すように、第2
消失模型11における凹部19の開口20が上方に向う
ようこの第2消失模型11と上記第1金枠18の姿勢を
一体的に定める。より具体的には、図4で示す第1金枠
18上に、図5で示す第2定盤23を置いて、これら第
2消失模型11、第1定盤17、および第2定盤23を
一体的に上下反転させる。そして、上記反転で、第1金
枠18上に位置することになった第1定盤17を同上第
1金枠18上から引き離す。これにより、上方に向って
開くことになった開口20を通し、凹部19内に第2鋳
物砂24を充填する。この第2鋳物砂24は鋳型8の中
子に相当するものである。この場合、第2鋳物砂24に
は、鋳物砂の崩壊性がよい有機粘結剤であって、CO2
ガスにより硬化するエコロテック2000(フォセコ・
ジャパン・リミテッドの商標)が採用されている。
消失模型11における凹部19の開口20が上方に向う
ようこの第2消失模型11と上記第1金枠18の姿勢を
一体的に定める。より具体的には、図4で示す第1金枠
18上に、図5で示す第2定盤23を置いて、これら第
2消失模型11、第1定盤17、および第2定盤23を
一体的に上下反転させる。そして、上記反転で、第1金
枠18上に位置することになった第1定盤17を同上第
1金枠18上から引き離す。これにより、上方に向って
開くことになった開口20を通し、凹部19内に第2鋳
物砂24を充填する。この第2鋳物砂24は鋳型8の中
子に相当するものである。この場合、第2鋳物砂24に
は、鋳物砂の崩壊性がよい有機粘結剤であって、CO2
ガスにより硬化するエコロテック2000(フォセコ・
ジャパン・リミテッドの商標)が採用されている。
【0015】第4工程として、図6で示すように上記第
2消失模型11上に第1消失模型10を載せ、前記仮想
面9に対応する第1消失模型10と第2消失模型11の
各面を、前記突条体12と凹溝13を互いに嵌合させな
がら、互いに接合させる。また、上記第1金枠18上に
第2金枠25を設置し、この第2金枠25内に第3鋳物
砂26を充填する。この場合、上記第1消失模型10に
は予め複数の貫通孔27が形成されており、この貫通孔
27には予め第2鋳物砂24が充填されている。更に、
上記第3鋳物砂26内に耐熱性陶管である湯口29を設
置する。
2消失模型11上に第1消失模型10を載せ、前記仮想
面9に対応する第1消失模型10と第2消失模型11の
各面を、前記突条体12と凹溝13を互いに嵌合させな
がら、互いに接合させる。また、上記第1金枠18上に
第2金枠25を設置し、この第2金枠25内に第3鋳物
砂26を充填する。この場合、上記第1消失模型10に
は予め複数の貫通孔27が形成されており、この貫通孔
27には予め第2鋳物砂24が充填されている。更に、
上記第3鋳物砂26内に耐熱性陶管である湯口29を設
置する。
【0016】上記第3鋳物砂26には前記第1鋳物砂2
1と同じように水ガラスが加えられている。そして、上
記第1金枠18と第2金枠25とを第2定盤23と共に
一体的に前記密閉室に入れて、これを前記したと同じよ
うに減圧させ、CO2 ガスを導入して第2鋳物砂24と
第3鋳物砂26を硬化させる。そして、前記したと同じ
ように大気に戻した後、これら第1金枠18と第2金枠
25とを第2定盤23と共に密閉室から取り出す。以上
により、前記鋳型8が造型される。
1と同じように水ガラスが加えられている。そして、上
記第1金枠18と第2金枠25とを第2定盤23と共に
一体的に前記密閉室に入れて、これを前記したと同じよ
うに減圧させ、CO2 ガスを導入して第2鋳物砂24と
第3鋳物砂26を硬化させる。そして、前記したと同じ
ように大気に戻した後、これら第1金枠18と第2金枠
25とを第2定盤23と共に密閉室から取り出す。以上
により、前記鋳型8が造型される。
【0017】上記鋳型8による鋳造は次のように行なわ
れる。図1において、まず、上記鋳型8において、第1
金枠18と第2金枠25とを分解除去する。この場合、
第1鋳物砂21や第3鋳物砂26は十分に硬化されてい
て、その形状に保持される。一方、第3金枠33内の底
部に砂34を充填し、この砂34上に上記した第1鋳物
砂21と第3鋳物砂26とを設置する。次に、同上第3
金枠33内の空間に対して更に砂34を充填する。この
際、前記湯口29上に、これと同質の他の湯口35を設
置し、かつ、この他の湯口35上で砂34の上面上に堰
鉢36を置く。
れる。図1において、まず、上記鋳型8において、第1
金枠18と第2金枠25とを分解除去する。この場合、
第1鋳物砂21や第3鋳物砂26は十分に硬化されてい
て、その形状に保持される。一方、第3金枠33内の底
部に砂34を充填し、この砂34上に上記した第1鋳物
砂21と第3鋳物砂26とを設置する。次に、同上第3
金枠33内の空間に対して更に砂34を充填する。この
際、前記湯口29上に、これと同質の他の湯口35を設
置し、かつ、この他の湯口35上で砂34の上面上に堰
鉢36を置く。
【0018】鋳込みに際しては、吸引ポンプ37を作動
させて、第3金枠33内を負圧とし、上記吸引ポンプ3
7の作動を続行する。この場合、前記第1金枠18と第
2金枠25とは既に除去してあるため、上記第1鋳物砂
21と第3鋳物砂26内は容易に減圧される。そして、
この状態で、上記堰鉢36、他の湯口35、および湯口
29を通し、第1消失模型10や第2消失模型11に対
し溶湯38を鋳込む。この際、第1消失模型10や第2
消失模型11、およびその周辺の第1鋳物砂21、第2
鋳物砂24、第3鋳物砂26、および砂34には空気は
殆ど存在しないため、鋳込みに際して上記第1消失模型
10や第2消失模型11は燃焼することなく、モノマー
へ熱分解(ガス化)し、これと入れ代わりに溶湯38が
鋳型8内に充満する。この後、溶湯38を冷却して固化
させ、貫通孔27を通して第2鋳物砂24を排出させれ
ば、製品1が得られることとなる。この場合、第2鋳物
砂24は前記した材質であるため、砂落しが容易であ
り、よって、この第2鋳物砂24の上記排出が容易にで
きる。
させて、第3金枠33内を負圧とし、上記吸引ポンプ3
7の作動を続行する。この場合、前記第1金枠18と第
2金枠25とは既に除去してあるため、上記第1鋳物砂
21と第3鋳物砂26内は容易に減圧される。そして、
この状態で、上記堰鉢36、他の湯口35、および湯口
29を通し、第1消失模型10や第2消失模型11に対
し溶湯38を鋳込む。この際、第1消失模型10や第2
消失模型11、およびその周辺の第1鋳物砂21、第2
鋳物砂24、第3鋳物砂26、および砂34には空気は
殆ど存在しないため、鋳込みに際して上記第1消失模型
10や第2消失模型11は燃焼することなく、モノマー
へ熱分解(ガス化)し、これと入れ代わりに溶湯38が
鋳型8内に充満する。この後、溶湯38を冷却して固化
させ、貫通孔27を通して第2鋳物砂24を排出させれ
ば、製品1が得られることとなる。この場合、第2鋳物
砂24は前記した材質であるため、砂落しが容易であ
り、よって、この第2鋳物砂24の上記排出が容易にで
きる。
【0019】一方、上記熱分解により生じるガス34は
上記吸引ポンプ37によって直ちに第3金枠33の外部
に排出される。従って、上記溶湯38を鋳込んだとき、
未燃物質の発生が防止されると共に、ガス39が円滑に
排出されることから、上記鋳型8によれば、美麗な肌の
製品1が得られることとなる。また、前記仮想面9は中
空部6の上下中途部を通り製品1を横切るものであって
もよい。この場合には、第1消失模型10も、中空部6
に対応する凹部を有することになるため、この第1消失
模型10についても、上記第2消失模型11の第2、第
3工程と同じように処理すればよい。また、突条体12
や凹溝13を設けないで、仮想面9を平坦にしてもよ
い。
上記吸引ポンプ37によって直ちに第3金枠33の外部
に排出される。従って、上記溶湯38を鋳込んだとき、
未燃物質の発生が防止されると共に、ガス39が円滑に
排出されることから、上記鋳型8によれば、美麗な肌の
製品1が得られることとなる。また、前記仮想面9は中
空部6の上下中途部を通り製品1を横切るものであって
もよい。この場合には、第1消失模型10も、中空部6
に対応する凹部を有することになるため、この第1消失
模型10についても、上記第2消失模型11の第2、第
3工程と同じように処理すればよい。また、突条体12
や凹溝13を設けないで、仮想面9を平坦にしてもよ
い。
【0020】
【発明の効果】この発明によれば、中空部を有する製品
用の鋳型の造型法であって、上記中空部を通って上記製
品を横切る仮想面を設定し、この仮想面の一側方の製品
の形状に対応する第1消失模型と、同上仮想面の他側方
の同上製品の形状に対応する第2消失模型とを形成する
第1工程と;上記両消失模型のうち上記中空部に対応す
る凹部を有する消失模型を、その凹部の開口が下方に向
うようこの消失模型を金枠内に設置すると共に、同上金
枠内に第1鋳物砂を充填してこの第1鋳物砂で上記消失
模型の外面側を覆う第2工程と;上記消失模型における
上記凹部の開口が上方に向うようこの消失模型と上記金
枠の姿勢を一体的に定め、次に、上記開口を通して上記
凹部内に第2鋳物砂を充填する第3工程と;上記仮想面
に対応する両消失模型の各面を互いに接合させる第4工
程とにより構成したため、要するに、中空部を通って製
品を横切る仮想面を設定して、この仮想面の一側方の製
品の形状に対応する第1消失模型と、同上仮想面の他側
方の製品の形状に対応する第2消失模型とを形成し、こ
れら第1消失模型と第2消失模型とにおいて、上記中空
部に対応する凹部に鋳物砂を充填することにより、中空
部を有する製品用としての鋳型が成形できることとな
る。このように、この造型には複雑な特殊作業が不要で
あることから、上記製品の鋳造において、消失模型利用
の鋳型を用いることが容易にできることとなる。
用の鋳型の造型法であって、上記中空部を通って上記製
品を横切る仮想面を設定し、この仮想面の一側方の製品
の形状に対応する第1消失模型と、同上仮想面の他側方
の同上製品の形状に対応する第2消失模型とを形成する
第1工程と;上記両消失模型のうち上記中空部に対応す
る凹部を有する消失模型を、その凹部の開口が下方に向
うようこの消失模型を金枠内に設置すると共に、同上金
枠内に第1鋳物砂を充填してこの第1鋳物砂で上記消失
模型の外面側を覆う第2工程と;上記消失模型における
上記凹部の開口が上方に向うようこの消失模型と上記金
枠の姿勢を一体的に定め、次に、上記開口を通して上記
凹部内に第2鋳物砂を充填する第3工程と;上記仮想面
に対応する両消失模型の各面を互いに接合させる第4工
程とにより構成したため、要するに、中空部を通って製
品を横切る仮想面を設定して、この仮想面の一側方の製
品の形状に対応する第1消失模型と、同上仮想面の他側
方の製品の形状に対応する第2消失模型とを形成し、こ
れら第1消失模型と第2消失模型とにおいて、上記中空
部に対応する凹部に鋳物砂を充填することにより、中空
部を有する製品用としての鋳型が成形できることとな
る。このように、この造型には複雑な特殊作業が不要で
あることから、上記製品の鋳造において、消失模型利用
の鋳型を用いることが容易にできることとなる。
【図1】鋳込時の側面断面図である。
【図2】第1工程を示す製品の側面断面図である。
【図3】第1工程を示す第1消失模型と第2消失模型の
側面断面図である。
側面断面図である。
【図4】第2工程を示す側面断面図である。
【図5】第3工程を示す側面断面図である。
【図6】第4工程を示す側面断面図である。
1 製品 6 中空部 8 鋳型 9 仮想面 10 第1消失模型 11 第2消失模型 12 突条体 13 凹溝 18 第1金枠(金枠) 19 凹部 20 開口 21 第1鋳物砂 24 第2鋳物砂 25 第2金枠 26 第3鋳物砂
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 中空部を有する製品用の鋳型の造型法で
あって、 上記中空部を通って上記製品を横切る仮想面を設定し、
この仮想面の一側方の製品の形状に対応する第1消失模
型と、同上仮想面の他側方の同上製品の形状に対応する
第2消失模型とを形成する第1工程と; 上記両消失模型のうち上記中空部に対応する凹部を有す
る消失模型を、その凹部の開口が下方に向うようこの消
失模型を金枠内に設置すると共に、同上金枠内に第1鋳
物砂を充填してこの第1鋳物砂で上記消失模型の外面側
を覆う第2工程と; 上記消失模型における上記凹部の開口が上方に向うよう
この消失模型と上記金枠の姿勢を一体的に定め、次に、
上記開口を通して上記凹部内に第2鋳物砂を充填する第
3工程と; 上記仮想面に対応する両消失模型の各面を互いに接合さ
せる第4工程とにより構成した中空製品用の鋳型の造型
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3192480A JP2548641B2 (ja) | 1991-07-06 | 1991-07-06 | 中空製品用の鋳型の造型法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3192480A JP2548641B2 (ja) | 1991-07-06 | 1991-07-06 | 中空製品用の鋳型の造型法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH057981A true JPH057981A (ja) | 1993-01-19 |
| JP2548641B2 JP2548641B2 (ja) | 1996-10-30 |
Family
ID=16291997
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3192480A Expired - Lifetime JP2548641B2 (ja) | 1991-07-06 | 1991-07-06 | 中空製品用の鋳型の造型法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2548641B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107096886A (zh) * | 2017-03-27 | 2017-08-29 | 六安市龙兴汽车零部件有限公司 | 一种变速器壳体消失模黑区工艺方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS517620B2 (ja) * | 1972-09-11 | 1976-03-09 | ||
| JPS5523710B2 (ja) * | 1976-12-18 | 1980-06-24 |
-
1991
- 1991-07-06 JP JP3192480A patent/JP2548641B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS517620B2 (ja) * | 1972-09-11 | 1976-03-09 | ||
| JPS5523710B2 (ja) * | 1976-12-18 | 1980-06-24 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107096886A (zh) * | 2017-03-27 | 2017-08-29 | 六安市龙兴汽车零部件有限公司 | 一种变速器壳体消失模黑区工艺方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2548641B2 (ja) | 1996-10-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19950822 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960514 |