JPH0579942B2 - - Google Patents

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JPH0579942B2
JPH0579942B2 JP58199698A JP19969883A JPH0579942B2 JP H0579942 B2 JPH0579942 B2 JP H0579942B2 JP 58199698 A JP58199698 A JP 58199698A JP 19969883 A JP19969883 A JP 19969883A JP H0579942 B2 JPH0579942 B2 JP H0579942B2
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JP
Japan
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container
sheet
urine test
urine
opened
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Koji Kuroda
Koichi Omoto
Takeshi Myazaki
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication of JPH0579942B2 publication Critical patent/JPH0579942B2/ja
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    • G01—MEASURING; TESTING
    • G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers

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  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、使用の都度、容器を準備する必要が
なく、尿検査用試薬の使用可能期間が長く、しか
も保管中の容積が小さいとともに、自立性であつ
て取扱いが容易な改良された尿検査用容器に関す
るものである。 〔従来の技術〕 従来、尿中の糖分、蛋白質、PH、潜血等を検出
する目的のため、尿検査用試薬を濾紙に含浸させ
た尿検査紙やプラスチツク棒に適用した尿検査用
ステイツクを使用することが行なわれていた。 〔発明が解決しようとする課題〕 しかし、上記の方式では採尿用容器と尿検査紙
等を別々に用意しなければならない不便さがある
上、尿検査紙等は通常、数十本が一括して密封し
てあるので、一旦開封すると空気中の水分や炭酸
ガスの作用で検査機能が低下する不都合がある。 このような、容器と検査紙等を別々に用意する
不便さは、紙コツプ等の内面に検査紙を貼り付け
た尿検査用紙コツプにより一応解消する。しか
し、検査紙が露出しているため使用可能期間が短
かくなり、紙コツプの開口部を蓋で密封すると積
み重ねが効かなくなる欠点も生じ、紙コツプを幾
つか積み重ねて密封したとしても依然として嵩張
る欠点がある。しかも、紙コツプ等の内面に検査
紙を貼り付けた尿検査用紙コツプにおいては、検
査紙が採尿容器の内面に張り付けられているとと
もに、容器が不透明であるので、検査紙の呈色状
態を容器の側方から確認することが不可能であ
り、不便であるという欠点もある。 〔課題を解決するための手段〕 本発明は上記した従来技術の欠点を解消するこ
とを目的としてなされたものであり、かかる課題
を解決するための本発明の構成は、ガスバリアー
性シートと紙との複合シートを用いて構成され、
胴部と該胴部の一方の開口部に設けられた底部と
を備え、前記底部を前記胴部内に折り込むように
して前記胴部をつぶした状態で前記胴部のもう一
方の開口部が密封され、開封により前記胴部が拡
張され前記底部が前記胴部内から押し出されて自
立可能となる容器と、前記容器の内面に形成され
た尿検査用試薬区域とを具備するとともに、前記
容器の一部に開封により切り欠きを形成する切り
欠き線が設けられていることを特徴とす尿検査用
容器であり、 アルミニウムシートとプラスチツクフイルムと
の複合シートを用いて構成され、胴部と該胴部の
一方の開口部に設けられた底部とを備え、前記底
部を前記胴部内に折り込むようにして前記胴部を
つぶした状態で前記胴部のもう一方の開口部が密
封され、開封により前記胴部が拡張され前記底部
が前記胴部内から押し出されて自立可能となる容
器と、前記容器の内面に形成された尿検査用試薬
区域とを具備するとともに、前記容器の一部に開
封により切り欠きを形成する切り欠き線が設けら
れていることを特徴とする尿検査用容器である。 〔実施例〕 以下、図面を用いながら本発明を詳細に説明す
る。 第1図は本発明の尿検査用容器の実施例の1つ
を示し、その内部を示すために表側の一部を切り
欠いた平面図としてある。第1図中容器6は自立
性包装袋を表わし、内側がガスバリアー性シート
であり外側が紙の複合シートからなる表面側シー
ト7、裏面側シート8及び両シートの間に折り込
まれるように挿入されていて折り線が破線で示さ
れる底部シート9の各シートから構成されてい
る。そして、斜線で示す周囲が四方シールされて
密封されており、裏面側シート8の内部の上方に
尿検査用試薬区域4が形成されている。 このように本発明の実施態様の1においては、
ガスバリアー性を有し不透明な複合シートを用い
て構成された密封包装袋の内面に尿検査用試薬区
域4が形成されている。そして、この尿検査用試
薬区域4は、密封包装袋の対向する部分が開封に
より切り欠き線41に沿つて切り欠かれたときに
露出し、これにより尿検査用試薬区域4は外部か
ら容易に目視観察可能となる。 具体的には、たとえば表面側シート7に切り欠
き線41に沿つたミシン目を形成したり、切り欠
き線41の両側を強化しておく等すれば、開封の
際に表面側シート7の切り欠き線41で囲まれた
部分を切り取ることにより切り欠きが形成され
る。 包装袋6は、そのA−A線矢視断面図を第2図
に示すように、側部のシール部分のうち底部シー
ト9のない大部分では表面側シート7と裏面側シ
ート8の両シートが直接シールされ、底部シート
9のある部分では表面側シート7と底部シート9
の間、底部シート9の折られた内側どうし、及び
底部シート9と裏面側シート8の間の各箇所がシ
ールされている。また、包装袋6はそのB−B線
矢視断面図を第3図に示すように、側部シール以
外の部分では上縁部10において表面側シート7
と裏面側シート8が直接シールされ、下縁部11
において表面側シート7と対向する底部シート9
との間、及び裏面側シート8と対向する底部シー
ト9との間の両箇所がシールされている。そし
て、底部シート9の折られた内側どうしや、底部
シート9の上部12の大部分とその部分と対向す
る表裏両シートとの間はシールされていない。こ
のような構造を持つ包装袋6は内部に液体を注入
したり、或いは息を吹き込んだり、または手で拡
げることにより底部シート9が包装袋6か押し出
され、かつ下端13が円形に近い形状の糸底状と
なつて自立することができるので(第4図)、水
平な場所に立てて置くのに適している。 このような実施態様においては、第1図中、5
で示すように引き裂きによつて開封しやすくする
ためV字状等の切り目5を入れておくか、シート
の厚みの半分程度切り込んだ切り目をミシン目状
に入れておくと、道具を用いずに開封することが
できる。いずれの方法にせよ、開封した検査対象
である尿を採取し、尿検査試薬区域4に尿を接触
させて呈色させ、予め準備した標準色と比較し判
定を行なう。 このように本発明の第1の実施態様においては
バリアー性を有する複合シートを用いて構成され
た密封包装袋の内面に尿検査用試薬区域が形成さ
れており、かつ、包装袋が開封して底部を拡げる
ことにより補助手段なしに自身で起立する。即ち
自立性のものである。 第5図は本発明の尿検査用容器の第2の例を示
し、容器14の内部に尿検査用試薬区域4が形成
されているものである。 容器14は上述の複合シートを用いて形成され
ており、容器の外側が剛性の比較的大きい板紙で
構成され、容器内面がガスバリアー性シートから
なつている。そして、容器外側面に位置する板紙
から内部には達しないミシン目状の切り込み1
5,16,17,及び18が設けられており、上
部を開封した後に表面側材19を図面手前方向
に、また、裏面側材20を図面奥の方向に引つ張
るか、好ましくは左右の側縁21,22を容器中
央方向に押すことによつて容器全体を拡げること
ができ、第6図に示すような形状となつて自立す
ることができる。第7図は第6図に示した形状の
ものをひつくり返した状態を示す。 第8図は第5図〜第7図で示した容器14を作
成するための複合シートの展開図を示しており、
この複合シートの外側が板紙23のような剛性が
高い材料であり、内側はガスバリアー性シート2
4からなつている。板紙23及びシート24とは
全面で互いに熱融着、ドライラミネーシヨン等に
より積層されている。ここでシート24の大きさ
は板紙23と同じてよく、シート24の形状を示
すために便宜上大きめに描いてある。また、4つ
の折り片25〜28の先端29と30及び31と
32が接していて差支えないが、形状及びシート
24の折り線35を明示するために、やはり便宜
上間隔を空けて描いてある。また、第8図に示す
材料では、板紙23の表面から板紙23の厚みの
大部分、好ましくは板紙の全厚みに到達するミシ
ン目状の切り込み15,15′,16,16′,1
7,17′,18,18′,33,33′,34が
設けられている。第8図の展開図の材料をミシン
目34及び折り線35に沿つて内側に折り曲げ、
更にミシン目33,33′に沿つて外側に折り曲
げ、左右の両側部及び上部の三方をシールするこ
とにより内部が密封され第5図の形状とすること
ができる。また、第5図〜第8図に示した容器1
4は上部をはさみなどで開封してもよいが、開封
用の切り目線36を設けておくなどした方が開封
のための道具が不要になつてよい。そして、これ
らの容器においても、容器14の上部に、開封に
より切り欠きを形成する切り欠き線41が設けら
れている。この切り欠きにより尿検査用試薬区域
4が容器内部から露出することになるので、尿検
査用試薬区域4の呈色状態を容器14の側方から
容易に確認することができるようになる。 第5図〜第8図に実施例を示した本発明の第2
の実施態様では、複合シートを構成する紙として
硬い板紙等の剛性のある材料を用いているので、
開封して一旦拡げておくと少々の外力では元に戻
つて倒れることがなく、手で持つたときに形状を
維持しやすい。この実施態様では第5図〜第8図
の実施例の他、第8図中25,26,27,28
で示す折り片や37で示す底部の位置の板紙のい
ずれか、もしくは両方を省くことも可能である。
また、ミシン目17,17′,18,18′は開口
に達するように形成して開口部の縁まで曲げるよ
うにすると、より形状を維持しやすく、25〜2
8の折り片や底部37を省いたときには特に有効
である。或いはミシン目15,15′,16,1
6′を折り罫としたり、ミシン目17,17′,1
8,18′を省略することもでき、このようにす
ると容器の形状を簡素化できる。 第1図〜第9図の各図においては、更に容器の
外から見えるように製造者名、用途、製造日、有
効期限、使用法、注意事項などを印刷してあつて
もよい。 上記において複合シートを構成するガスバリア
ー性シートとしては、ガスバリアー性がありフレ
キシブルなものを使用することができる。具体的
な材料としてはプラスチツクシートのうちガスバ
リアー性の高い、例えばプレーンセロフアン
(PT)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、
ナイロン(Ny)、ポリプロピレン(PP)、ポリエ
チレン(PE)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)な
どのフイルムやこれらの、あるいは他のフイルム
との複合フイルムである。複合フイルムの例とし
ては、上記の( )内の記号を用いると、PT/
PE、PVDCコート/PT/PE、PET/PE、ポリ
カーボネート/PE、PP(延伸)/PE/PT/PE、
PVDC/PET/PE、PVC(無可塑)/PE、PP
(延伸)/PVA/PE、PP/PE/PVDC、Ny/
PEなどである。以上のプラスチツクフイルム及
び複合フイルムは透明、不透明いずれでもよい。 或いは上述のようなプラスチツクフイルムどう
しの複合フイルムにかえてプラスチツクフイルム
とアルミニウム箔(Al)の複合体とすれば更に
ガスバリアー性が向上する。この例としては
PT/PE/Al/PE、Ny/PE/Al/PEなどがあ
り、以上の各フイルム及び複合フイルムは用途に
合わせて必要なガスバリアー性を有するものを適
宜選択して用いる。 また、複合シートに用いる紙は、容器に要求さ
れる剛性等に応じて適宜決定することができる。 尿検査用試薬区域4は尿中の病理学的成分、例
えば、糖、蛋白質、潜血、ケトン体(アセト酢酸
もしくはアセトン)、ウロビリノーゲン、ビリル
ビン等あるいは、尿のPH等により色調の変化を起
こす区域である。色調の変化は、上記病理学的成
分と試薬との反応により試薬中に含まれる色素あ
るいは色素前駆体が変色あるいは発色することに
より生じる。具体的な各病理学的成分とそれに用
いる試薬を例示すると次の表のようである。
【表】
【表】 例えば上記の表において、糖を検出する場合、
尿中のグルコースをグルコースオシダーゼで酸化
し、この時に生じた過酸化水素がペルオキシダー
ゼの存在下でO−トリジンを酸化発色させ、ベー
ジユ色から青紫色に変色させる。 蛋白質の場合は、アルブミンとテトラブロモフ
エノールブルーとの結合によりテトラブロモフエ
ノールブルーが黄色から青色になる。 PHについては周知のように、酸・塩基指示薬を
用いている。 潜血はヘモグロビンのもつ偽ペルオキシダーゼ
活性を利用し、過酸化物とO−トリジンの存在下
でO−トリジンが酸化発色する。色調は糖と同様
である。ケトンは、尿中のアセト酢酸もしくはア
セトンとニトロプルシツドナトリウムとが反応し
無色から紫色となる。 ウロビリノーゲンについては尿中のウロビリノ
ーゲンとp−ジメチルアミノベンズアルデヒドと
の反応で赤色化が生じ、またビリルヒンについて
はジクロルベンゼンジアゾニウム塩とのカツプリ
ング反応により色素を生成し赤色となる。 指示薬や酵素を用いて尿検査用試薬区域を形成
するには、これらを濾紙などの含浸性のよい素材
に含浸させた市販の尿検査用テープ、もしくは棒
状の基体に塗布した尿検査用ステイツクを、接着
剤や粘着テープを用いるか、直接熱融着させる等
の適宜な手段により容器の内面に付設するのが一
つの方法である。付設する位置としては、容器の
底部あるいは内壁面等いずれの位置でもよい。他
の方法としては、指示薬や酵素を含む組成物を作
成し、その組成物を容器の内面の所定箇所に塗布
する方法である。或いは直接に容器の内面に塗布
せず別の基体上に一旦塗布してから、上記のテー
プやステイツクと同様にして容器の内面に付設す
る方法でもよい。塗布方法としては、印刷、コー
テイング等いずれの方法であつてもよい。なお容
器の内面に尿検査用試薬区域を形成するタイミン
グは容器の組み立て前でも組み立て後でもよい。 印刷法により尿検査用試薬区域を形成するのに
用いる尿検査用試薬は、いずれも非水溶媒を用い
て構成されるのが製造効率上望ましく、このうち
特にグルコースオキシダーゼ、ペルオキシダーゼ
という酵素を用いた非水溶媒系の糖検出用試薬
は、酵素の安定性、製造効率、印刷物の糖度、信
頼性の点で水系溶媒を用いた組成物(特願昭57−
90664号)よりも優れており、本発明でも利用す
ると一層良い。 非水溶媒による組成物の成分は前記した酵素
と、指示薬、結合剤及び添加剤であり、このうち
糖以外の検出を行なうときは酵素は不要である。 組成物中の結合剤としては、尿や尿中の目的と
する成分並びに上記した酵素及び指示薬に影響を
及ぼさず、また、試験を妨げないものであること
が必要であり、その都度適宜な試験法によりチエ
ツクして使用することが望ましいが、本発明者等
の実験によれば以下の各高分子化合物は使用可能
である; 合成高分子として、ポリアクリル酸エステル、
ポリフエニルアセタール、ポリメタクリレート、
ポリアクリルアミド、ポリウレタン、ポリ塩化ビ
ニル、ポリスチレン、マレイン酸と他の成分との
ポリマー類、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコ
ール、ポリビニルピロリドン等、 半合成高分子として、メチルセルロース、エチ
ルセルロース、プロピルセルロース等のセルロー
ス誘導体、澱粉エーテル等、 天然高分子として、澱粉、カゼイン、多糖類
等。 上記の高分子化合物のうち、イソブチレン−無
水マレイン酸コポリマー、スチレン−マレイン酸
コポリマー等のマレイン酸を成分として含むマレ
イン酸系共重合物を用いるとなお良い。 更に上記した酵素、指示薬及び結合剤に加え
て、添加物として検査区域の吸水性及び保水性を
向上させ、酵素及び指示薬と尿中の病理学的成分
との反応を円滑に進めるために、吸水性の担持体
として、シリカ系クレー、炭酸カルシウム、ケイ
酸アルミニウム、ガラス、セルロース等の微粒子
を適宜に添加する。 上記各成分を用いて非水溶媒系の組成物を作成
する方法について述べると、まず凍結乾燥品の酵
素、指示薬及び必要に応じて緩衝剤等を粉砕し、
および25μm以下の粒子とする。次に酵素、指示
薬、緩衝剤の粒子を、予め結合剤を非水溶媒に溶
解した結合剤溶液中に、吸水性の担持体である前
記した微粒子と共に分散、混練する。分散、混練
には高速攪拌機、サンドミル、ボールミル、ホモ
ゲナイザー、3本ロール、超音波分散機等が用い
られる。 また、非水溶媒としてアルコール類、ケトン
類、芳香族類、各種エステル類、炭化水素類等の
有機溶剤のうちから、結合剤の溶解性を考慮し、
任意に選択して使用しうるが、有機溶剤はあらか
じめ脱水して用いることが好ましい。なお、糖を
検出する目的で組成物を作成する場合、溶剤とし
てメタノールを用いると酵素の活性が水を用いる
とき以上に急激に失われるので好ましくない。更
に、必要により組成物中には水ぬれ性、発色の均
一性を向上させるために界面活性剤等を添加する
こともできる。界面活性剤としては、アニオン
系、カチオン系、非イオン系のものが、いずれも
使用できる。 このような組成物を容器の内面もしくは容器内
面に後に付設する別の基体に塗布する目的では、
公知の印刷法がいずれも利用しうるが、本発明に
おいては比較的塗布量が多く、かつ、塗布量が一
定な方式が好ましく、その意味でシルクスクリー
ン印刷、凹版印刷、グラビア印刷等が好ましい。
塗布量として一概には言えないが、通常2g/m2
〜30g/m2(乾燥時)である。別の基体としては
試薬と反応しないもの、また、試薬の発色過程の
反応を阻害しないものであればいかなるものでも
よい。例えば紙、合成紙、各種プラスチツクおよ
びフイルム、紙とプラスチツクをラミネートした
もの等が使用できる。 本発明は基本的には以上のような構成からなる
が、更に次のような改変を行なつてもよい。 例えば尿検査用試薬区域4を検査目的物質を変
えた数個の区域としてもよいし、また、濃度の判
定の出来る尿検査用試薬区域としてもよく、更
に、これらの区域を発色させると文字や記号、特
に判定記号が顕出するようにしてもよい。 尿検査用試薬区域は第1図〜第9図の例では開
口部に開封により形成される切り欠きから見て呈
色状態を判定するようになつているが、いずれの
例でも透明部材からなる観察用の窓部を容器の上
方に設けておいてこの窓部から呈色状態を観察す
るようにしてもよい。 第9図は開封により容器38の表側39により
切り欠き41′を形成した後の形状の一例を示す
ものである。この形状のものはこのままで使用し
てもよいが、一旦、採尿して尿検査用試薬区域4
を呈色させ、内容物を捨てた後、再び折りたた
み、予め必要に応じ設けておいた標準色40と比
較すると、呈色した区域4と標準色40が並ぶの
で比べやすい。標準色40は検査目的物質および
その濃度に応じて適宜に必要個数設けることもで
きる。 なお、以上の説明では標準色を容器の表面に予
め設けることにつき言及したが、標準色は容器と
は別の基材に設けておくこともよいし、或いは容
器内面に尿検査用試薬区域4と並べて形成してあ
つてもよい。容器内面に並べて形成するときは採
尿により変色することがないような組成物で形成
したり、或いは形成後、保護層を設けてもよい
し、複合シートのガスバリアー性フイルムと紙と
の間に設ける等工夫してもよい。 次に、より具体的な実施例を示して本発明を更
に詳細に説明する。 実施例 1 坪量200g/m2の板紙を用い、紙/PE(厚み30μ
m)/PET(厚み12μm/Al(厚み9μm)/PE(厚
み20μm)の複合シートに、下記組成の組成物を
用いて一辺が6mmの4角形のパターンを設けた。 ブドウ糖用組成物 グルコースオキシターゼ …0.5g (東洋紡製、Grade ) ペルオキシダーザ …0.15g (東洋紡製、Grade ) O−トリジン …0.9g ステアリン酸モノグリセライド …1.0g (花王石鹸製、アトムルT−95) イソブチレン/無水マレイン酸共重合体 (クラレイソプチレンケミカル製、イソバン#
60) …3.0g n−ブタノール …60g 微結晶セルロース …35g (旭化成製、アビセルSF) なお、上記のブドウ糖用の組成物には、更に黄
色若しくは赤色の着色剤(染料若しくは顔料)を
加えてもよい。 以上の組成物はホモミキサーで微細分散させた
後、スクリーン印刷法により印刷した。用いたス
クリーン版は100mesh、レジスト及びスクリーン
紗の厚みの合計は100μmであつた。印刷後、80
℃の温度で1時間乾燥した。 このように印刷が行われた複合シートを用いて
第5図で示した容器を作成した。 得られた容器は上部をミシン目の位置で開封
し、拡げることにより第6図に示すような形状と
なり、手で持つても形状が維持された。また、こ
の容器内に採尿し、印刷部に接触させたところ印
刷部が呈色した。この呈色状態は開封により切り
欠きを形成することによつて容器の横方向から行
なつた。 なお、これとは別に同様の印刷を日色のポリス
チレンフイルム上に行なつておき、既知のグルコ
ース濃度の尿中に手早く浸漬し、30秒後に色調を
測定した結果を次表に示す。次表における色調の
表示はJIS Z 8721に定める標準色標によるもの
である。 次表からは0.05%のグルコース濃度が測定しう
ることがわかる。
〔発明の効果〕
本発明の尿検査用容器は、ガスバリアー性を有
する複合シートで構成され、尿検査用試薬区域が
容器内に密封されているので、尿検査用の検査紙
と容器を別々に準備する煩雑さがなく、尿検査用
試薬区域における試薬の使用可能期間が長く、し
かも容積が小さいので保存中に場所をとらない利
点があるとともに、容器を開封して底部を拡げる
ことにより自立性の容器となるので、取扱が極め
て容易であり、しかも開封により形成される切り
欠きを有するので、尿検査試薬の呈色状態を容器
の横方向から容易に行なうことができるという効
果が奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図および第5図はいずれも本発明の実施例
を示す一部を切り欠いた状態を示す平面図、第2
図は第1図の容器のA−A線矢視断面図、第3図
は第1図の容器のB−B線矢視断面図、第4図は
第1図の容器の開封し起立させた状態を示す斜視
図、第6図及び第7図はいずれも第5図の容器を
開封し拡げた状態を示す斜視図、第8図は第5図
の容器の展開した状態を示す説明図、第9図は本
発明の容器の他の実施例を部分的に描いた斜視図
である。 1,6,14,38,42,45……容器、7
……表面側シート、8……裏面側シート、9……
底部シート、15,16,17,18……ミシン
目、40……標準色、41……切り欠き線、4
1′……切り欠き。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ガスバリアー性シートと紙との複合シートを
    用いて構成され、胴部と該胴部の一方の開口部に
    設けられた底部とを備え、前記底部を前記胴部内
    に折り込むようにして前記胴部をつぶした状態で
    前記胴部のもう一方の開口部が密封され、開封に
    より前記胴部が拡張され前記底部が前記胴部内か
    ら押し出されて自立可能となる容器と、前記容器
    の内面に形成された尿検査用試薬区域とを具備す
    るとともに、前記容器の一部に開封により切り欠
    きを形成する切り欠き線が設けられていることを
    特徴とす尿検査用容器。 2 アルミニウムシートとプラスチツクフイルム
    との複合シートを用いて構成され、胴部と該胴部
    の一方の開口部に設けられた底部とを備え、前記
    底部を前記胴部内に折り込むようにして前記胴部
    をつぶした状態で前記胴部のもう一方の開口部が
    密封され、開封により前記胴部が拡張され前記底
    部が前記胴部内から押し出されて自立可能となる
    容器と、前記容器の内面に形成された尿検査用試
    薬区域とを具備するとともに、前記容器の一部に
    開封により切り欠きを形成する切り欠き線が設け
    られていることを特徴とする尿検査用容器。 3 前記容器の一部に標準色が設けられているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2
    項記載の尿検査用容器。
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