JPH0579949A - Absシミユレーシヨン装置 - Google Patents

Absシミユレーシヨン装置

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JPH0579949A
JPH0579949A JP2406933A JP40693390A JPH0579949A JP H0579949 A JPH0579949 A JP H0579949A JP 2406933 A JP2406933 A JP 2406933A JP 40693390 A JP40693390 A JP 40693390A JP H0579949 A JPH0579949 A JP H0579949A
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JP
Japan
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vehicle
data
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processing unit
sampling data
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JP2406933A
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English (en)
Inventor
Mitsunori Suyama
光典 陶山
Toichi Natori
統一 名取
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Honda Motor Co Ltd
NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
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Honda Motor Co Ltd
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 複数の車両を同一条件で同時にかつ自動的
に、しかも実際の走行なしに試験し、耐久試験に要する
時間を短縮する。 〔構成〕 実走車Aからサンプリングデータを取込むサ
ンプリングデータ取込み部1と、取込んだデータを編集
して各種の走行条件に応じたデータを作成すると共に、
車両側ABSシステムの各種情報を収集する情報処理部
2と、この処理部2で処理したデータを耐久試験車両に
送信し車両を走行させずに車両走行状態を再現すると共
にABS制御動作時の各種の情報を取込み、情報処理部
2に送るABS制御部3と、耐久試験車両B、Cに装着
されたブレーキアクチュエータを制御して運転者による
ブレーキ作動を再現するブレーキコントローラ4とから
構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両に装着されたAB
S装置の耐久性能等の試験を行なうABSシミュレーシ
ョン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両用ABS装置の耐久性能、
異常発生時の解析等の試験は、車両に各種の測定機器を
搭載し、ドライバによって車両を実際に走行させて行な
っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、耐久試験等
を行なう場合、以下のような問題点がある。
【0004】(1) 一人のドライバが一つの車両に乗っ
て行なわなければならないため一人で同時に2台以上の
車両を試験することはできず、時間がかかり、測定効率
が悪い。
【0005】(2) ドライバが実際に試験用車両に乗込
むため、危険を伴うような走行モードは実施が極めて困
難である。
【0006】(3) 試験結果は車両搭載機器から取り出
し、別途解析しなければならない。
【0007】本発明は、前記問題点に鑑みてなされたも
ので、容易に、かつ効率的に耐久試験、解析を行なうこ
とができるABSシミュレーション装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
めに本発明は、実走車からサンプリングデータを取込む
サンプリングデータ取込み部と、このサンプリングデー
タ取込み部で取込んだデータを編集して各種の走行条件
に応じたデータを作成すると共に、車両側ABSシステ
ムの各種情報を収集する情報処理部と、この情報処理部
で処理したデータを耐久試験車両のABSシステムに送
信し、車両を走行させずに車両走行状態を再現すると共
にABS制御動作時の各種の情報を取込み、情報処理部
に送るABS制御部と、耐久試験車両に装着されたブレ
ーキアクチュエータを制御して運転者によるブレーキ作
動を再現するブレーキコントローラとから構成されたこ
とを特徴とする。
【0009】また、前記サンプリングデータ取込み部及
びブレーキコントローラの一方または両方を別体として
構成してもよい。
【0010】
【作用】前記構成により、サンプリングデータ取込み部
で実際に走行させる実走車から基本となるサンプリング
データを収集し、情報処理部でサンプリングデータを編
集、加工し、各種の走行条件に応じたデータ、即ち、走
行データを作成する。ABS制御部で走行データを耐久
試験車両に送信し、車両を走行させず、車輪も回転させ
ずに車両走行状態を再現する。そして、情報処理部の制
御により、ABS制御部及びブレーキコントローラを介
してブレーキアクチュエータを操作し、ブレーキを作動
させて車両のABS装置を機能させる。そして、ABS
制御動作時の各種の情報をABS制御部を介して情報処
理部に収集し、耐久試験、異常発生時の解析等を行な
う。
【0011】また、サンプリングデータ取込み部を別体
とすることで、このサンプリングデータ取込み部をサン
プリングデータの収集を行なう実走車試験場に、他の部
材を耐久試験を行なう場所にそれぞれ配置し、離れた場
所でサンプリングデータ収集及び耐久試験を並行して進
行させることができる。
【0012】ブレーキコントローラを別体とすること
で、情報処理と耐久試験を離れた場所で並行して進行さ
せることができる。
【0013】さらに、サンプリングデータ取込み部とブ
レーキコントローラを共に別体とすると、サンプリング
データの収集、情報処理及び耐久試験を離れた場所で並
行して行なうことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の好適一実施例を図1ないし図
7に基づいて説明する。図1はABSシミュレーション
装置を示すブロック図、図2は実際に走行させる実走車
の走行データをサンプリングデータとして収集するサン
プリングデータ取込み部及び情報処理部を示す構成図、
図3は情報処理部、ABS制御部、ブレーキコントロー
ラ及び耐久試験車両を示す構成図である。
【0015】本実施例のABSシミュレーション装置
は、主に、実際に車両Aを走行させて収集するサンプリ
ングデータを取込むサンプリングデータ取込み部1と、
このサンプリングデータ取込み部1で取込んだサンプリ
ングデータを編集し、またはこの編集に加えてキーボー
ド入力により擬似的にデータを作成する情報処理部2
と、この情報処理部2で処理した各種の走行データを車
両のABSシステムのコントロールユニット(図示せ
ず)に送信し、車両を走行させずに走行状態を再現する
と共にABSシステムの作動時(ABS制御動作時)の
各種の情報を取込み、情報処理部2に送るABS制御部
3と、複数の耐久試験車両B,C(本実施例においては
2台)にそれぞれ装着されたブレーキアクチュエータ
(図示せず)を制御して運転者によるブレーキ作動を再
現するブレーキコントローラ4とから構成されている。
【0016】サンプリングデータ取込み部1は変換器1
2とデータレコーダ15とから構成されている。変換器
12は、実走車両Aの各車輪に設けられた4つの車輪速
センサ11(図2参照)とABSコントロールユニット
(図示せず)等を介して接続され、各車輪速センサ11
からの車輪速信号の周波数に対応したディジタル信号に
変換する。データレコーダ15は、変換器12からのデ
ィジタル信号を記録すると共に、パーキングブレーキス
イッチ13及び通常のブレーキに設けられたブレーキス
イッチ14等に接続され、これらのデータ(走行デー
タ)を記録する。なお、変換器12は、各種のデータを
入力するために、ディジタル信号をアナログ信号に変換
するD/A変換器としての機能も有している。パーキン
グブレーキスイッチ13は、走行中にパーキングブレー
キを作動させた場合等に対応するために設けられてい
る。データレコーダ15は実走車両Aのサンプリングデ
ータを記録し、情報処理部2に伝送できればよいため、
バッファ等のメモリを備えて構成し、有線、無線でデー
タ送信をするようにしてもよい。また、フロッピーディ
スクドライブを備えて構成し、フロッピーディスを介し
てデータのやり取りをするようにしてもよい。ここで、
走行データとは、各車輪速データ11から入力する車輪
の回転数の変化や車両のブレーキペダルのON、OFF
及び踏力の変化等である。
【0017】情報処理部2は、パーソナルコンピュータ
等からなる情報処理部本体17と、この情報処理部本体
17での情報処理内容を表示する表示部18と、情報処
理部本体17での情報処理内容をプリントアウトするプ
リンタ19と、情報処理部本体17内においてサンプリ
ングデータ取込み部1で取込んだサンプリングデータを
編集して各種の走行データを作成するためのキーボード
20とから構成されている。そして、この情報処理部2
は、サンプリングデータを編集、加工して走行データを
作成し、さらに、キーボード入力により擬似的に走行デ
ータを作成して各種の走行条件を再現する。この走行デ
ータは、舗装路面、雪道、アイスバーン等での走行、ブ
レーキの使用頻度が高い曲りくねった道での走行、咄嗟
の場合の急ブレーキ等の各種の走行条件に応じたもので
ある。さらに、情報処理部2は車両Aに設けられたAB
Sシステムのソレノイドバルブの応答信号、油圧モニタ
信号、ウォーニング信号、ブレーキのストローク信号等
の各種情報を収集して解析等を行なうようになってい
る。ここで、キーボード入力により作成するデータとし
ては、実際に走行して収集するには危険過ぎるような走
行条件のデータ等、各種のものが考えられる。また、耐
久試験車両は1台でも3台以上でもよく、情報処理部2
には、複数台の車両にそれぞれ適切に情報を振分けられ
るように、試験を行なう車両の台数に応じて異なるプロ
グラムが設けられている。さらに、情報処理部2には、
後述するNGフラグを検知した場合、自動的にシミュレ
ーション装置を停止させ、異常発生部分の実験データを
そのまま記憶しておく機能を有している(図5参照)。
【0018】ABS制御部3は、情報処理部2から各耐
久試験車両B,Cのそれぞれ4つの車輪速センサ11の
信号として送出される信号をディジタル信号から正弦波
信号に変換する4つのオシレータ25と、この各オシレ
ータ25からの信号を各耐久試験車両B,CのABSコ
ントロールユニットに振分け、情報処理部本体17から
の制御信号(stop信号)をブレーキコントローラ4
に送出させ、さらに、耐久試験車両B,Cからの各デー
タ信号を情報処理部本体17に出力させるインターフェ
ース27とから構成されている。
【0019】ブレーキコントローラ4は、エアコンプレ
ッサ、駆動源としてのモータ及びモータ制御部等を有し
て構成され、ABS制御部3を介して情報処理部2から
のstop信号によって制御されるようになっている。
このブレーキコントローラ4は、直接には耐久試験車両
B,Cのブレーキペダルの部分に装着されたブレーキア
クチュエータとしてのエアシリンダ(図示せず)に接続
され、このエアシリンダへ供給される空気圧を制御する
ことにより、エアシリンダがブレーキペダルをドライバ
による場合と同様に押圧し、ドライバによるブレーキ動
作を再現する。
【0020】そして、サンプリングデータ取込み部1と
ブレーキコントローラ4は、他の部分、即ち、情報処理
部2及びABS制御部3に対して一体でも別体でもよ
い。さらに、インターフェース27及びブレーキコント
ローラ4と各耐久試験車両B,Cとをハーネスで接続す
る際のインターフェース27及びブレーキコントローラ
4のコネクタは通常のものを使用し、特定の車種に限定
されず、種々の車両を容易に試験できるように汎用性を
持たせる。
【0021】なお、図7はNGフラグ検出回路で、ソレ
ノイドバルブの応答信号、油圧モニタ信号、ウォーニン
グ信号、ブレーキのストローク信号(ブレーキペダルの
踏込み深さ、踏み抜け等の信号)を入力するOR回路3
1と、フリップフロップ回路32とから構成されてい
る。
【0022】本発明のABSシミュレーション装置は以
上のように構成されるが、次に図4〜図6に基づいて動
作を説明する。なお、ここでは、サンプリングデータ取
込み部1とブレーキコントローラ4を、情報処理部2及
びABS制御部3に対して別体とした場合を例に説明す
る。
【0023】まず、図4のように、処理内容に応じて各
モードを判断する。
【0024】まず、実車データを収集する場合は、サン
プリングデータ取込みモードを選択し、サンプリングデ
ータ取込み部1を実車走行試験場に持込み、実際に車両
Aを走行させてサンプリングデータを収集し、記憶部に
記憶させる(S1)。そして、記憶したデータを通信手
段によって情報処理部2に送信し、情報処理部2の記憶
部に記憶させる(S2)。ここで、通信手段としては、
サンプリングデータ取込み部1を情報処理部2の配置場
所まで移動させ、接続配線を用いてデータを送信させた
り、実車走行試験場と耐久試験場とで無線、電話回線等
を使用し、パソコン通信等によってデータを送信する。
また、サンプリングデータ取込み部1の記憶部としてフ
ロッピーディスクドライブ装置を用いる場合、フロッピ
ーディスクによってデータのやり取りを行なう。
【0025】走行データ作成モードを選択したときは、
情報処理部2に記録されたサンプリングデータを読出し
(S3)、このデータを基に、作業者がキーボード20
からの入力で各種の走行条件に応じた走行データを作成
する(S4)。この走行データとしては、実際にドライ
バが車両を走行させて試験するには危険過ぎるものも容
易に作成することができる。これ以外にも、各種の走行
条件におうじたデータを作成する。また、サンプリング
データに基づいて編集、加工してもよい。また、サンプ
リングデータに基づかないで、独自に擬似的に走行デー
タを作成することもできる。
【0026】走行データの編集モードを選択したとき
は、走行データ作成モードで作成した走行データを各種
の走行条件に応じて合成、削除等を行ない、耐久試験用
の走行データを編集する(S6)。
【0027】耐久試験モードを選択したときには、車輪
速信号及びstop信号の出力回数としての耐久回数
と、耐久試験を行なう車両の台数と、各車両のABSシ
ステムの違い(制御チャネルの違い等)等の構成の違い
に応じたシステムと、編集モードで編集した耐久試験用
の走行データ等をそれぞれ指定し(S7)、後述する耐
久試験に移る。
【0028】耐久試験はABSシミュレーション装置が
自動的に行なうもので、図5に示すように、情報処理部
2で作成または編集した走行データのうち、車輪速信号
を各オシレータ25に送信し、この各オシレータ25で
ディジタル信号を周波数変換し、インターフェース27
を介して耐久試験車両B,Cの各ABS装置のコントロ
ールユニットに出力すると共に、stop信号をインタ
ーフェース27を介してブレーキコントローラ4に出力
する(S10)。これにより、コントロールユニットで
は、車両が実際に走行しなくても実際の走行状態と同様
の車輪速信号が入力し、ABS装置が機能する。これと
同時にstop信号により、ブレーキコントローラ4が
作動して、各耐久試験車両B,Cのブレーキペダルに装
着されたエアピストンへ供給される作動エア圧が調整さ
れ、ドライバのブレーキ動作と同様に踏力でブレーキペ
ダルが踏まれ、ブレーキング動作が行なわせる。そし
て、ブレーキ配管系では油圧が変化し、各ソレノイドバ
ルブが開閉動作を繰り返す。
【0029】この際に、NGフラグ検出回路(図7)で
各信号を監視し、情報処理部2に入力してこれをモニタ
する(S11)。そして、NGフラグが立っているか否
かを判断し(S12)、NGフラグが立っていなけれ
ば、指定耐久回数を終了したか否かを判断し(S1
3)、終了していなければ車輪速信号及びstop信号
をクリアし(S14)、(S10)に戻って耐久試験を
繰り返す。指定耐久回数を終了していれば、ABSシミ
ュレーション装置の作動を停止させて耐久試験を終了さ
せる(S15)。
【0030】(S12)に戻って、NGフラグが立って
いるときは、そのNGが発生した回数(発生した時点)
で耐久試験を終了させる(S16)。
【0031】そして、この耐久試験中においては、情報
処理部2から出力される車輪速信号及びstop信号等
と、情報処理部2に入力する耐久試験車両側からの信号
が情報処理部2に全て記録されており、この実験データ
を試験中または試験終了後に解析する。
【0032】この解析は、図6に示すようにして行なわ
れる。まず、入力した実験データをグラフ化して表示部
18に表示させ(S20)、グラフ化した実験経過の特
定時間(場所)を指定する(S21)。そして、その指
定した部分の画面拡大指示があるか否かを判断し(S2
2)、拡大指示があれば、特定の部分、特にNGが発生
した部分が表示部18に拡大表示され(S23)、検査
者が画面を見ながら解析を行なう。また、(S22)に
おいて拡大指示がなければそのまま表示する。
【0033】次いで解析を行なう検査者がプリントアウ
トを指示しているか否かを判断し(S24)、プリント
アウトを指示していればプリントアウトし(S25)、
再検討、文書記録等に用いられる。(S24)でプリン
トアウトを指示していなければ、プリントアウトされる
ことはなく、データ保存の指示があるか否かを判断する
(S26)。そして、保存指示があれば、情報処理部2
の記憶部にデータを保存し(S27)、保存指示がなけ
れば、保存されることなく終了指示があるか否かを判断
する(S28)。終了指示がなければ、再び(S20)
から(S27)までの処理を繰り返し、終了指示があれ
ばデータ解析を終了させる(S29)。
【0034】以上のように、ABSシミュレーション装
置によって複数の車両を同時に、かつ自動的に試験する
ことができ、さらに実験データを即座に表示して解析す
ることができるため、耐久試験、解析に要す時間を大幅
に短縮することができる。
【0035】また、解析前後のデータをともに記録して
いるので、同一条件で定量的に解析することができる。
【0036】また、異常発生部分のデータを確実に記録
し、表示部18に容易に読み出せるので、より正確に解
析することができる。
【0037】また、サンプリングデータ取込み部1及び
ブレーキコントローラ4を、通信手段によって情報処理
部2及びABS制御部3と接続したので、遠隔地で収集
した実走車両による走行データを情報処理部2で処理
し、さらに1または複数の遠隔地で耐久試験を行なうこ
とができる。即ち、実走車両によるデータ収集地と1ま
たは複数の耐久試験地とで同時並行的に作業を進めるこ
とができる。
【0038】実車走行では危険過ぎる走行条件(正面衝
突直前の状況等)を情報処理部2で容易に作成し、耐久
試験において再現することができるので、危険を伴うこ
とがなくなり、車両の損失も防ぐことができる。さら
に、耐久試験はABSシミュレーション装置が自動的に
行ない、作業者による操作をほとんど必要としないの
で、車両の損失防止と相俟って必要経費が減少して試験
コストの低減を図ることができる。
【0039】また、同一の走行データを各耐久試験車両
に振分け、さらに各車両によって制御方式の異なるAB
Sシステムに応じて出力するようにしたので、ドライバ
が実際に車両を走行させる場合には絶対に不可能である
走行状態、即ち、複数の車両に同一の走行モードを出力
し、複数の車両にまったく同じ走行状態を再現させるこ
とができる。
【0040】また、インターフェース27及びブレーキ
コントローラ4のコネクタとして通常のものを使用して
各種のハーネスに接続できるように汎用性を持たせたの
で、耐久試験を行なう車両が特定の車種に限定されず、
各種の車両を試験することができる。
【0041】また、本実施例では、耐久試験車両を2台
設けたが、この試験車両の台数は1台でも、3台以上で
もよいことはいうまでもない。
【0042】さらに、本実施例ではサンプリングデータ
取込み部1及びブレーキコントローラ4をともに別体と
した場合を例に説明したが、サンプリングデータ取込み
部1のみを別体としてもよい。これにより、サンプリン
グデータ取込み部をサンプリングデータの収集を行なう
実走車試験場に、他の部材を耐久試験を行なう場所にそ
れぞれ配置し、離れた場所でサンプリングデータ収集及
び耐久試験を並行して進行させることができる。
【0043】ブレーキコントローラ4のみを別体として
もよい。これにより、情報処理と耐久試験を離れた場所
で並行して進行させることができる。
【0044】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明によれば、
次のような効果を奏する。
【0045】(1)複数の車両を同時に、かつ自動的に試
験することができ、さらに実験データを即座に表示して
解析することができるため、耐久試験、解析に要す時間
を大幅に短縮することができる。
【0046】(2)解析前後のデータをともに記録してい
るので、同一条件で定量的に解析することができる。
【0047】(3)異常発生部分のデータを確実に記録
し、容易に読み出せるので、より正確に解析することが
できる。
【0048】(4)サンプリングデータ取込み部またはブ
レーキコントローラのいずれか一方若しくは両方を情報
処理部及びABS制御部に対して別体として接続するこ
とで、実走車両によるデータ収集地と1または複数の耐
久試験地とで同時並行的に作業を進めることができる。
【0049】(5)実車走行では危険過ぎる走行条件(正
面衝突直前の状況等)を情報処理部で容易に作成し、耐
久試験において再現することができるので、危険を伴う
ことがなくなり、車両の損失も防ぐことができる。さら
に、耐久試験はABSシミュレーション装置が自動的に
行ない、作業者による操作をほとんど必要としないの
で、車両の損失防止と相俟って必要経費が減少して試験
コストの低減を図ることができる。
【0050】(6)同一の走行データを各耐久試験車両に
振分け、さらに各車両によって制御方式の異なるABS
システムに応じて出力するようにしたので、ドライバが
実際に車両を走行させる場合には絶対に不可能である走
行状態、即ち、複数の車両に同一の走行モードを出力
し、複数の車両にまったく同じ走行状態を再現させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のABSシミュレーション装置を示すブ
ロック図。
【図2】実走車の走行データをサンプリングデータとし
て収集するサンプリングデータ取込み部及び情報処理部
を示す構成図。
【図3】情報処理部、ABS制御部、ブレーキコントロ
ーラ及び耐久試験車両の接続状態を示す概略構成図。
【図4】各モードでの処理を示すフローチャート。
【図5】耐久試験処理を示すフローチャート。
【図6】解析モードでの処理を示すフローチャート。
【図7】NGフラグ検出回路
【符号の説明】
1 サンプリングデータ取込み部 2 情報処理部 3 ABS制御部 4 ブレーキコントローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】実走車からサンプリングデータを取込むサ
    ンプリングデータ取込み部と、 このサンプリングデータ取込み部で取込んだデータを編
    集して各種の走行条件に応じたデータを作成すると共
    に、車両側ABSシステムの各種情報を収集する情報処
    理部と、 この情報処理部で処理したデータを耐久試験車両のAB
    Sシステムに送信し、車両を走行させずに車両走行状態
    を再現すると共にABS制御動作時の各種の情報を取込
    み、情報処理部に送るABS制御部と、 耐久試験車両に装着されたブレーキアクチュエータを制
    御して運転者によるブレーキ作動を再現するブレーキコ
    ントローラとから構成されたことを特徴とするABSシ
    ミュレーション装置。
  2. 【請求項2】前記サンプリングデータ取込み部またはブ
    レーキコントローラのいずれか一方若しくは両方が別体
    として構成されたことを特徴とする請求項1記載のAB
    Sシミュレーション装置。
JP2406933A 1990-12-26 1990-12-26 Absシミユレーシヨン装置 Pending JPH0579949A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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