JPH0579968B2 - - Google Patents
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- JPH0579968B2 JPH0579968B2 JP8327787A JP8327787A JPH0579968B2 JP H0579968 B2 JPH0579968 B2 JP H0579968B2 JP 8327787 A JP8327787 A JP 8327787A JP 8327787 A JP8327787 A JP 8327787A JP H0579968 B2 JPH0579968 B2 JP H0579968B2
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- Liquid Crystal (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の分野〕
本発明は、強誘電性液晶を用いた表示パネルや
シヤツタ・アレイ・プリンターなどの液晶装置に
関する。
シヤツタ・アレイ・プリンターなどの液晶装置に
関する。
従来より、走査電極群と信号電極群をマトリク
ス状に構成し、その電極間に液晶化合物を充填し
多数の画素を形成して、画像或いは情報の表示を
行う液晶表示素子はよく知られている。この表示
素子の駆動法としては、走査電極群に順次周期的
にアドレス信号を選択印加し、信号電極群には所
定の情報信号をアドレス信号と同期させて並列的
に選択印加する時分割駆動が採用されている。
ス状に構成し、その電極間に液晶化合物を充填し
多数の画素を形成して、画像或いは情報の表示を
行う液晶表示素子はよく知られている。この表示
素子の駆動法としては、走査電極群に順次周期的
にアドレス信号を選択印加し、信号電極群には所
定の情報信号をアドレス信号と同期させて並列的
に選択印加する時分割駆動が採用されている。
これらの実用に供されたのは、殆どが、例え
ば、“アプライド・フイジスク・レターズ”
(“Applied Physics Letters”)1971年,18(4)
号127頁〜128頁に掲載のM.シヤツト(M.
Schadt)及びW.ヘルフリヒ(W.Helfrich)共著
に“ボルテージ・デイペンダント・オプテイカ
ル・アクテイビテイー・オブ・ア・ツイステツ
ド・ネマチツク・リキツド・クリスタル”
(“Voltage Dependent Optical Activity of a
Twisted Nematic Liquid Crystal”)に示さ
れたTN(Twisted Nematic)型液晶であつた。
ば、“アプライド・フイジスク・レターズ”
(“Applied Physics Letters”)1971年,18(4)
号127頁〜128頁に掲載のM.シヤツト(M.
Schadt)及びW.ヘルフリヒ(W.Helfrich)共著
に“ボルテージ・デイペンダント・オプテイカ
ル・アクテイビテイー・オブ・ア・ツイステツ
ド・ネマチツク・リキツド・クリスタル”
(“Voltage Dependent Optical Activity of a
Twisted Nematic Liquid Crystal”)に示さ
れたTN(Twisted Nematic)型液晶であつた。
近年は、在来の液晶素子の改善型として、双安
定性を有する液晶素子の使用がクラーク
(Clark)およびラガーウオール(Lagerwall)の
両者により特開昭56−107216号公報、米国特許第
4367924号明細書等で提案されている。双安定性
液晶としては、一般に、カイラルスメクテイツク
C相(SmC*)を有する強誘電性液晶が用いら
れ、これらの状態において、印加された電界に応
答して第1の光学的安定状態と第2の光学的安定
状態とのいずれかをとり、かつ電界が印加されな
いときはその状態を印字する性質、即ち、双安定
性を有し、また電界の変化に対する応答がすみや
かで、高速かつ記憶型の表示装置等の分野におけ
る広い利用が期待されている。
定性を有する液晶素子の使用がクラーク
(Clark)およびラガーウオール(Lagerwall)の
両者により特開昭56−107216号公報、米国特許第
4367924号明細書等で提案されている。双安定性
液晶としては、一般に、カイラルスメクテイツク
C相(SmC*)を有する強誘電性液晶が用いら
れ、これらの状態において、印加された電界に応
答して第1の光学的安定状態と第2の光学的安定
状態とのいずれかをとり、かつ電界が印加されな
いときはその状態を印字する性質、即ち、双安定
性を有し、また電界の変化に対する応答がすみや
かで、高速かつ記憶型の表示装置等の分野におけ
る広い利用が期待されている。
前述した強誘電性液晶素子は、その閾値特性が
温度に大きく依存するため、かかる素子のマルチ
プレクシング駆動時には、例えばヨーロツパ公開
149899号公報に開示されている様に、低温時の駆
動電圧より高温時の駆動電圧を小さい電圧に設定
するか、又は低温時の駆動周波数より高温時の駆
動周波数高周波とする(高フレーム周波数とす
る)ことが提案されている。
温度に大きく依存するため、かかる素子のマルチ
プレクシング駆動時には、例えばヨーロツパ公開
149899号公報に開示されている様に、低温時の駆
動電圧より高温時の駆動電圧を小さい電圧に設定
するか、又は低温時の駆動周波数より高温時の駆
動周波数高周波とする(高フレーム周波数とす
る)ことが提案されている。
しかしながら、温度変化に応じて駆動電圧を可
変する温度補償法では、低温側で非常に大きな駆
動電圧を必要とし、駆動回路のコストが高くなる
問題点があつた。又、温度変化に応じて駆動周波
数を可変する温度補償法では、低温側でフレーム
周波数が小さくなるため、書込み速度が遅くなる
上、ちらつきが目立つ様になる問題点があつた。
変する温度補償法では、低温側で非常に大きな駆
動電圧を必要とし、駆動回路のコストが高くなる
問題点があつた。又、温度変化に応じて駆動周波
数を可変する温度補償法では、低温側でフレーム
周波数が小さくなるため、書込み速度が遅くなる
上、ちらつきが目立つ様になる問題点があつた。
本発明の目的は、前述の問題点を解消した液晶
装置を提供することにある。特に、本発明の目的
は、フレーム周波数または駆動電圧の可変量を大
きくすることなし、動作温度範囲全域に亘つた温
度補償を可能にした液晶装置を提供することにな
る。
装置を提供することにある。特に、本発明の目的
は、フレーム周波数または駆動電圧の可変量を大
きくすることなし、動作温度範囲全域に亘つた温
度補償を可能にした液晶装置を提供することにな
る。
すなわち、本発明は、走査電極、信号電極及び
該走査電極と信号電極との間に配置した強誘電性
液晶を有する液晶素子、前記走査電極に走査選択
信号及び走査非選択信号を印加する手段、前記信
号電極に、走査選択信号印加期間内において、前
記走査非選択信号の電圧を基準にして、一方及び
他方極性を持つ電圧波形と該一方極性側の第1の
直流成分とを有する第1の情報信号と、該電圧波
形に対して逆位相の電圧波形と前記第1の直流成
分と同一の直流成分である第2の直流成分とを有
する第2の情報信号とを情報に応じて選択的に印
加する手段、並びに前記第1及び第2の直流成分
を温度変化に応じて可変する手段を有する液晶装
置に特徴がある。
該走査電極と信号電極との間に配置した強誘電性
液晶を有する液晶素子、前記走査電極に走査選択
信号及び走査非選択信号を印加する手段、前記信
号電極に、走査選択信号印加期間内において、前
記走査非選択信号の電圧を基準にして、一方及び
他方極性を持つ電圧波形と該一方極性側の第1の
直流成分とを有する第1の情報信号と、該電圧波
形に対して逆位相の電圧波形と前記第1の直流成
分と同一の直流成分である第2の直流成分とを有
する第2の情報信号とを情報に応じて選択的に印
加する手段、並びに前記第1及び第2の直流成分
を温度変化に応じて可変する手段を有する液晶装
置に特徴がある。
以下、本発明を図面に従つて説明する。
第10図は強誘電性液晶を封入したセルのマト
リクス電極を示す模式図である。
リクス電極を示す模式図である。
第10図で示すセル構造体10は、ガラス板か
らなる一対の基板1aと1bがスペーサ4で所定
の間隔に保持され、この一対の基板をシーリング
するために周囲を接着剤6で接着したセル構造を
有しており、基板1aの上には複数の透明電極2
aからなる電極群(例えばマトリクス電極構造の
うちの走査電圧印加用電極群)が帯状パターンで
形成され、基板1bの上には前述の透明電極2a
と交差させた複数の透明電極2bからなる電極群
(例えば、マトリクス電極構造のうちの情報電圧
印加用電極群)が形成されている。透明電極を設
けた基板上にはSiO2の無機絶縁膜及びポリビニ
ルアルコール(PVA)の有機配向膜が形成され、
その表面にはラビング処理が施されている。ま
た、使用した液晶は以下に示すような相系列をも
つエステル系混合液晶であつて、スメクチツク相
を有するものである。
らなる一対の基板1aと1bがスペーサ4で所定
の間隔に保持され、この一対の基板をシーリング
するために周囲を接着剤6で接着したセル構造を
有しており、基板1aの上には複数の透明電極2
aからなる電極群(例えばマトリクス電極構造の
うちの走査電圧印加用電極群)が帯状パターンで
形成され、基板1bの上には前述の透明電極2a
と交差させた複数の透明電極2bからなる電極群
(例えば、マトリクス電極構造のうちの情報電圧
印加用電極群)が形成されている。透明電極を設
けた基板上にはSiO2の無機絶縁膜及びポリビニ
ルアルコール(PVA)の有機配向膜が形成され、
その表面にはラビング処理が施されている。ま
た、使用した液晶は以下に示すような相系列をも
つエステル系混合液晶であつて、スメクチツク相
を有するものである。
Iso
←−−−−
80.5℃Ch
←−−−−
69.1℃SmA
←−−−−
54.4℃SmC*
←−−−−
−21℃Crystal(CS1014)
(Ch;コレステリツク相、SmA;スメクチツ
クA相、SmC*;カイラルスメクチツクC相、
Iso;等方相、Crystal;結晶相) 第1図は、本発明の液晶装置を表わすブロツク
図で、第2図および第3図は本発明の駆動波型例
である。
クA相、SmC*;カイラルスメクチツクC相、
Iso;等方相、Crystal;結晶相) 第1図は、本発明の液晶装置を表わすブロツク
図で、第2図および第3図は本発明の駆動波型例
である。
第1図中の11はFLC(強誘電性液晶)パネ
ル、12は走査側駆動回路、13は信号側駆動回
路、14は電源コントローラで、走査選択信号の
一方極性電圧VS1と他方極性電圧VS2並びにDC(直
流電圧)成分が制御された情報信号電圧VIとV0 I
(VI+DC成分)を出力する。15は温度センサ、
16はマイクロ・プロセツサ・ユニツトである。
ル、12は走査側駆動回路、13は信号側駆動回
路、14は電源コントローラで、走査選択信号の
一方極性電圧VS1と他方極性電圧VS2並びにDC(直
流電圧)成分が制御された情報信号電圧VIとV0 I
(VI+DC成分)を出力する。15は温度センサ、
16はマイクロ・プロセツサ・ユニツトである。
第1図に示す装置では、走査選択信号を逐次繰
返し走査するリフレツシユ駆動を適用した時、1
フレーム又は1フイールド毎に、マイクロ・プロ
セツサ・ユニツト1bが温度センサ15からの温
度情報により、駆動電圧(VS1,VS2,VIとV0 I)
とフレーム周波数を選定し、画像情報ととも
に、走査側駆動回路12と信号側駆動回路13に
命令を送ることができ、同時にマイクロ・プロセ
ツサ・ユニツト16は信号側駆動回路13が出力
する情報信号V0 IのうちのDCオフセツト量を温度
センサ15からの温度情報により制御することが
できる。
返し走査するリフレツシユ駆動を適用した時、1
フレーム又は1フイールド毎に、マイクロ・プロ
セツサ・ユニツト1bが温度センサ15からの温
度情報により、駆動電圧(VS1,VS2,VIとV0 I)
とフレーム周波数を選定し、画像情報ととも
に、走査側駆動回路12と信号側駆動回路13に
命令を送ることができ、同時にマイクロ・プロセ
ツサ・ユニツト16は信号側駆動回路13が出力
する情報信号V0 IのうちのDCオフセツト量を温度
センサ15からの温度情報により制御することが
できる。
第2図は、DC成分が零の情報信号を用いた時
の駆動波形例で、第3図Aは制御されたDC成分
が重畳された情報信号を用いた時の駆動波形例で
ある。
の駆動波形例で、第3図Aは制御されたDC成分
が重畳された情報信号を用いた時の駆動波形例で
ある。
第2図及び第3図A中のSSは選択された走査線
に印加する選択走査波形を、SNは選択されてい
ない非選択走査波形を、IS又はI0 Sは選択されたデ
ータ線に印加する選択情報波形(黒)を、IN又は
I0 Nは選択されていないデータ線に印加する非選択
情報信号(白)を表わしている。又、図中(IS−
SS)又は(I0 S−SS)と(IN−SS)又は(I0 N−SS)
は選択された走査線上の画素に印加する電圧波形
で、電圧(IS−SS)が印加された画素は黒の表示
状態をとり、電圧(IN−SS)又は(I0 N−SS)が印
加された画素は白の表示状態をとる。
に印加する選択走査波形を、SNは選択されてい
ない非選択走査波形を、IS又はI0 Sは選択されたデ
ータ線に印加する選択情報波形(黒)を、IN又は
I0 Nは選択されていないデータ線に印加する非選択
情報信号(白)を表わしている。又、図中(IS−
SS)又は(I0 S−SS)と(IN−SS)又は(I0 N−SS)
は選択された走査線上の画素に印加する電圧波形
で、電圧(IS−SS)が印加された画素は黒の表示
状態をとり、電圧(IN−SS)又は(I0 N−SS)が印
加された画素は白の表示状態をとる。
第2図と第3図Aに示す駆動例では、選択され
た走査線上の画素に印加される単一極性電圧の最
小印加時間Δtが書込み位相t2の時間に相当し、1
ラインクリヤt1位相の時間が2Δtに設定されてい
る。この際、本発明では、1ラインクリア位相t1
の好ましい時間を2Δt〜10Δtに設定することが可
能であるが、特に図示する如く1ラインクリア位
相t1の時間を2Δtに設定するのが適している。又、
第2図と第3図Aに示す駆動例では1ラインクリ
ア位相t1で画素(IN−SS)に印加される電圧VRの
最大振巾V1 R(=|−VS|)との最小印加時間Δtを
基準にした飽和閾値Vsatとの間でV1 R<|Vsat|
の関係を有しており、好ましくは最小印加時間
Δtを基準にした反転閾値Vthとの間でV1 R≦|Vth
|、特に1/3|Vsat|≦V1 R≦|Vth|の関係を有 している。さらに、第2図と第3図Aに示す駆動
例では、電圧V2 Bの最大振巾|VS2+V1|とVS1の
最大振巾が絶対値で最小印加時間Δtを基準にし
た飽和閾値Vsat以上に設定され、又電圧V1 Bの最
大振巾|V1|が絶対値で最小印加時間Δtを基準
にした反転閾値Vthを越えない値に設定される。
た走査線上の画素に印加される単一極性電圧の最
小印加時間Δtが書込み位相t2の時間に相当し、1
ラインクリヤt1位相の時間が2Δtに設定されてい
る。この際、本発明では、1ラインクリア位相t1
の好ましい時間を2Δt〜10Δtに設定することが可
能であるが、特に図示する如く1ラインクリア位
相t1の時間を2Δtに設定するのが適している。又、
第2図と第3図Aに示す駆動例では1ラインクリ
ア位相t1で画素(IN−SS)に印加される電圧VRの
最大振巾V1 R(=|−VS|)との最小印加時間Δtを
基準にした飽和閾値Vsatとの間でV1 R<|Vsat|
の関係を有しており、好ましくは最小印加時間
Δtを基準にした反転閾値Vthとの間でV1 R≦|Vth
|、特に1/3|Vsat|≦V1 R≦|Vth|の関係を有 している。さらに、第2図と第3図Aに示す駆動
例では、電圧V2 Bの最大振巾|VS2+V1|とVS1の
最大振巾が絶対値で最小印加時間Δtを基準にし
た飽和閾値Vsat以上に設定され、又電圧V1 Bの最
大振巾|V1|が絶対値で最小印加時間Δtを基準
にした反転閾値Vthを越えない値に設定される。
第2図と第3図Aに示す駆動例では選択された
走査線に印加する走査選択信号は、VS1と−VS2
の電圧に設定した交流電圧(正極性と負極性は、
選択されない走査線の電位を基準にした)で、|
VS1|=3/2|−VS2|に設定されているが本発明 では|VS1|≧|−VS2|とすることができる。
従つて、本発明では、1ラインクリア位相t1で画
素(IN−SS)又は(I0 N−SS)に印加される電圧VR
の最大振巾V1 Rは、書込み位相t2で印加される電圧
V1 Bの最大振巾|V1|の2倍以上又は3倍以上、
好ましくは2倍又は3倍に設定され、又1ライン
クリア位相t1で画素(IS−SS)又は(I0 S−SS)に
印加される電圧VRの最大振巾V2 Rは、書込み位相
t2で印加される電圧V2 Bの最大振巾|VS2+V2|と
等しいか又はそれ以上の振巾に設定することがで
きる。又、本発明では、電圧V2 Bの最大振巾を電
圧V1 Bの最大振巾の2倍以上、又は3倍以上、好
ましくは2倍又は3倍に設定することができる。
走査線に印加する走査選択信号は、VS1と−VS2
の電圧に設定した交流電圧(正極性と負極性は、
選択されない走査線の電位を基準にした)で、|
VS1|=3/2|−VS2|に設定されているが本発明 では|VS1|≧|−VS2|とすることができる。
従つて、本発明では、1ラインクリア位相t1で画
素(IN−SS)又は(I0 N−SS)に印加される電圧VR
の最大振巾V1 Rは、書込み位相t2で印加される電圧
V1 Bの最大振巾|V1|の2倍以上又は3倍以上、
好ましくは2倍又は3倍に設定され、又1ライン
クリア位相t1で画素(IS−SS)又は(I0 S−SS)に
印加される電圧VRの最大振巾V2 Rは、書込み位相
t2で印加される電圧V2 Bの最大振巾|VS2+V2|と
等しいか又はそれ以上の振巾に設定することがで
きる。又、本発明では、電圧V2 Bの最大振巾を電
圧V1 Bの最大振巾の2倍以上、又は3倍以上、好
ましくは2倍又は3倍に設定することができる。
第3図は、第2図の情報信号ISとINにDC成分
VDC(走査非選択信号の電圧を基準としたDC成分
VDC)を付与した情報I0 SとI0 Nを表わしている。第
3図Aに示す情報信号I0 SとI0 Nは、夫々VDCが付与
された非対称の交番波形となつていて、1ライン
クリヤ位相t1の時の走査選択信号の電圧極性に対
して同一極性のDC成分VDCを生じさせる電圧±
V0 Iをもつている。この電圧±V0 Iは、書込み位相
期間t2で決定づけられる強誘電性液晶の閾値電圧
より小さい値に設定される。又、上述したDC成
分VDC極性は、上述した極性に限られるものでは
なく、駆動波形に応じてその逆の極性の場合であ
つてもよい。
VDC(走査非選択信号の電圧を基準としたDC成分
VDC)を付与した情報I0 SとI0 Nを表わしている。第
3図Aに示す情報信号I0 SとI0 Nは、夫々VDCが付与
された非対称の交番波形となつていて、1ライン
クリヤ位相t1の時の走査選択信号の電圧極性に対
して同一極性のDC成分VDCを生じさせる電圧±
V0 Iをもつている。この電圧±V0 Iは、書込み位相
期間t2で決定づけられる強誘電性液晶の閾値電圧
より小さい値に設定される。又、上述したDC成
分VDC極性は、上述した極性に限られるものでは
なく、駆動波形に応じてその逆の極性の場合であ
つてもよい。
又、第3図Bは、本発明の別の具体例を表わし
ている。この具体例では走査線上の駆動画素に1
ラインクリヤ位相t1時の電圧極性のDC成分VDCが
印加される。
ている。この具体例では走査線上の駆動画素に1
ラインクリヤ位相t1時の電圧極性のDC成分VDCが
印加される。
第4図Aは、前述した第2図に示す駆動波形
(但し、VS1=15.0V、−VS2=−15.0V、±VI=±
7.5V、SN=0V、Δt=28μsecとした)を前述した
第10図に示した強誘電性液晶素子に適用した時
の電気光学特性(V/T特性)を表わしている
(V;印加電圧、T;透過率)。第4図は、画素
(IS−SS)における1ラインクリヤ位相t1の印加電
圧による白書込みと、同じ画素(IS−SS)におけ
る書込み位相t2の印加電圧による黒書込み時の透
過率(単位;任意)がプロツトされている。この
際の測定温度は27℃であつた。
(但し、VS1=15.0V、−VS2=−15.0V、±VI=±
7.5V、SN=0V、Δt=28μsecとした)を前述した
第10図に示した強誘電性液晶素子に適用した時
の電気光学特性(V/T特性)を表わしている
(V;印加電圧、T;透過率)。第4図は、画素
(IS−SS)における1ラインクリヤ位相t1の印加電
圧による白書込みと、同じ画素(IS−SS)におけ
る書込み位相t2の印加電圧による黒書込み時の透
過率(単位;任意)がプロツトされている。この
際の測定温度は27℃であつた。
かかる第4図Aによれば、前述の白書込み動作
は、画素における印加電圧が±30Vの電圧範囲内
で可能となつているが、黒書込み動作は、上述の
印加電圧範囲では行えないことが判る。
は、画素における印加電圧が±30Vの電圧範囲内
で可能となつているが、黒書込み動作は、上述の
印加電圧範囲では行えないことが判る。
これに対し、第4図Bは、測定温度を37℃とし
たほかは全く同様の条件下で、第2図に示す駆動
波形を用い時の電気光学特性を表わしている。第
4図Bによれば、高温側では、画素における印加
電圧を±30Vの電圧範囲内とした時には白書込み
動作と黒書込み動作を行えることが判る。
たほかは全く同様の条件下で、第2図に示す駆動
波形を用い時の電気光学特性を表わしている。第
4図Bによれば、高温側では、画素における印加
電圧を±30Vの電圧範囲内とした時には白書込み
動作と黒書込み動作を行えることが判る。
一方、第5図Aは、測定温度27℃の条件下で、
前述した第3図Aに示す駆動波形(但し、VS1=
15.0V、−VS2=−15V、−V0 I=−6.5V、V0 I=8.5V、
SN=0V、Δt=28μsecとした)を用いた時の電気
光学特性を表わしている。第5図Aは、第4図A
に示す電気光学特性に対して相違した電気光学特
性を表わしており、かかる電気光学特性によれば
−DC成分VDC(+1.0V)を重畳し、非対称の交番
情報信号とすることによつて、測定温度27℃、即
ち低温側で、画素における印加電圧を±30Vの電
圧範囲内であつても、白書込み動作と黒書込み動
作を行うことができる。
前述した第3図Aに示す駆動波形(但し、VS1=
15.0V、−VS2=−15V、−V0 I=−6.5V、V0 I=8.5V、
SN=0V、Δt=28μsecとした)を用いた時の電気
光学特性を表わしている。第5図Aは、第4図A
に示す電気光学特性に対して相違した電気光学特
性を表わしており、かかる電気光学特性によれば
−DC成分VDC(+1.0V)を重畳し、非対称の交番
情報信号とすることによつて、測定温度27℃、即
ち低温側で、画素における印加電圧を±30Vの電
圧範囲内であつても、白書込み動作と黒書込み動
作を行うことができる。
又、第5図Bは、測定温度を37℃としたほか
は、全く同様の条件下で、第3図に示す駆動波形
を用いた時の電気光学特性を表わしている。第5
図Bは、第4図Bに示した電気光学特性に対して
相違した電気光学特性であつて、かかる電気光学
特性によれば、前述の非対称の交番情報信号を用
いた場合、高温側では駆動電圧のマージンが減少
することが判る。
は、全く同様の条件下で、第3図に示す駆動波形
を用いた時の電気光学特性を表わしている。第5
図Bは、第4図Bに示した電気光学特性に対して
相違した電気光学特性であつて、かかる電気光学
特性によれば、前述の非対称の交番情報信号を用
いた場合、高温側では駆動電圧のマージンが減少
することが判る。
従つて、本発明の好ましい具体例では、強誘電
性液晶パネルの動作温度範囲内における低温側で
は、DC成分VDCのDCオフセツト量を小さく設定
し、高温側でこのDC成分VDCオフセツト量を大
きく設定するのが適している。又、DC成分VDC
のDCオフセツト量を可変する方法としては、例
えば温度上昇(下降)に応じてDCオフセツト量
を段階的に切換え方法を用いることができる。
性液晶パネルの動作温度範囲内における低温側で
は、DC成分VDCのDCオフセツト量を小さく設定
し、高温側でこのDC成分VDCオフセツト量を大
きく設定するのが適している。又、DC成分VDC
のDCオフセツト量を可変する方法としては、例
えば温度上昇(下降)に応じてDCオフセツト量
を段階的に切換え方法を用いることができる。
第6図A〜Cは、本発明で用いた別の好ましい
駆動波形例である。第6図中、電圧Vcは書込み
に先立つて全又は所定数の画素を一斉にクリヤす
るための電圧であつて、例えば走査電極に一斉に
印加される。SSは電圧2V0と−2V0の交番電圧を
もつ走査選択信号で、SNは基準電圧0に設定し
た走査非選択信号である。ISはクリヤされた画素
を反転させるための情報信号で、又はINはクラヤ
された画素を保持するための情報信号で、これら
の情報信号は、走査電極に順次印加される走査選
択信号と同期させて選択的に信号電極に印加され
る。図中、S0 S,I0 SとI0 Nは、上述のSS,ISとINにそ
れぞれDC成分VDCを付与した信号で、非対称の
交番電圧を形成している。このDC成分VDCは電
圧VC(3V0)に対して逆極性のDC成分−VDCとす
ることができ、このDC成分−VDCを情報信号電
圧又は走査選択信号電圧に重畳させることも可能
である。この際、本発明では強誘電性液晶パネル
の動作温度範囲内でDC成分VDCを0から所定オ
フセツト量の間を可変することができる。又、上
述したDC成分−VDCの極性は、上述した極性に
限られるものではなく、その逆の極性であつても
よい。
駆動波形例である。第6図中、電圧Vcは書込み
に先立つて全又は所定数の画素を一斉にクリヤす
るための電圧であつて、例えば走査電極に一斉に
印加される。SSは電圧2V0と−2V0の交番電圧を
もつ走査選択信号で、SNは基準電圧0に設定し
た走査非選択信号である。ISはクリヤされた画素
を反転させるための情報信号で、又はINはクラヤ
された画素を保持するための情報信号で、これら
の情報信号は、走査電極に順次印加される走査選
択信号と同期させて選択的に信号電極に印加され
る。図中、S0 S,I0 SとI0 Nは、上述のSS,ISとINにそ
れぞれDC成分VDCを付与した信号で、非対称の
交番電圧を形成している。このDC成分VDCは電
圧VC(3V0)に対して逆極性のDC成分−VDCとす
ることができ、このDC成分−VDCを情報信号電
圧又は走査選択信号電圧に重畳させることも可能
である。この際、本発明では強誘電性液晶パネル
の動作温度範囲内でDC成分VDCを0から所定オ
フセツト量の間を可変することができる。又、上
述したDC成分−VDCの極性は、上述した極性に
限られるものではなく、その逆の極性であつても
よい。
又、DC成分VDCのオフセツト量は、液晶セル
や駆動波形によつて異なるが±0.01V〜±2.0V、
好ましくは±0.05V〜±1.0Vの範囲が適してい
る。
や駆動波形によつて異なるが±0.01V〜±2.0V、
好ましくは±0.05V〜±1.0Vの範囲が適してい
る。
尚、本明細書における極性は、走査非選択信号
の電圧を基準として正の極性と負の極性を表わし
たものである。
の電圧を基準として正の極性と負の極性を表わし
たものである。
本発明の好ましい具体例では、前述した駆動波
形で走査線毎に順次書込むステツプ(このステツ
プの期間を1フレーム又は1フイールドとする)
を周期的に逐次繰返すことによつて、静止画又は
動画を表示することができる。
形で走査線毎に順次書込むステツプ(このステツ
プの期間を1フレーム又は1フイールドとする)
を周期的に逐次繰返すことによつて、静止画又は
動画を表示することができる。
第7図は、飽和閾値Vsat及び反転閾値Vthの電
圧印加時間依存性を示す特性図である。第7図中
の71は反転閾値Vthの特性曲線で、72は飽和
閾値Vsatの特性曲線を明らかにしている。
圧印加時間依存性を示す特性図である。第7図中
の71は反転閾値Vthの特性曲線で、72は飽和
閾値Vsatの特性曲線を明らかにしている。
尚、本明細書に記載の「反転閾値Vth」は、一
方の光学状態下にある画素に他方の光学状態を生
じる電圧を印加した時、画素の光学率(透過率又
は遮光率)が印加電圧の上昇に応じて急激な変化
を開始した時の電圧であつて、第8図中に電圧
Vthによつて表わされる。又、「飽和閾値Vsat」
は、前述の印加電圧の上昇に応じた光学率の変化
が飽和した時の電圧であつて、第8図中の電圧
Vsatによつて表わされる。第9図は、印加電圧
の上昇に応じた画素内の強誘電性液晶の配向状態
を模式的に示したもので、第9図aは第8図中の
電圧a、第9図bは第8図中の電圧b、第9図c
は第8図中の電圧c、第9図dは第8図中の電圧
d、第9図eは第8図中の飽和閾値電圧Vsatに
それぞれ対応している。第9図a〜eによれば、
印加電圧の上昇に応じて白のドメイン92に部分
的に生じている黒のドメイン91の面積が増大す
ることが明らかにされている。
方の光学状態下にある画素に他方の光学状態を生
じる電圧を印加した時、画素の光学率(透過率又
は遮光率)が印加電圧の上昇に応じて急激な変化
を開始した時の電圧であつて、第8図中に電圧
Vthによつて表わされる。又、「飽和閾値Vsat」
は、前述の印加電圧の上昇に応じた光学率の変化
が飽和した時の電圧であつて、第8図中の電圧
Vsatによつて表わされる。第9図は、印加電圧
の上昇に応じた画素内の強誘電性液晶の配向状態
を模式的に示したもので、第9図aは第8図中の
電圧a、第9図bは第8図中の電圧b、第9図c
は第8図中の電圧c、第9図dは第8図中の電圧
d、第9図eは第8図中の飽和閾値電圧Vsatに
それぞれ対応している。第9図a〜eによれば、
印加電圧の上昇に応じて白のドメイン92に部分
的に生じている黒のドメイン91の面積が増大す
ることが明らかにされている。
本発明で用いることができる双安定性を有する
液晶としては、強誘電性を有するカイラルスメク
チツク液晶が最も好ましく、そのうちカイラルス
メクチツク相(SmC*)又はH相(SmH*)の液
晶が適している。この強誘電性液晶については、
“ル・ジユルナール・ド・フイジツク・レター”
(“Le Journal de Physic letter”)36巻(L−
69)、1975年の「フエロエレクトリツク・リキツ
ド・クリスタル」(「Ferroelectric Liquid
Crystals」);“アプライド・フイジツクス・レダ
ーズ”(“Applied Physics Letters”)36巻(11
号)、1980年の「サブミクロン・セカンド・バイ
ステイブル・エレクトロオプテイツク・スイチン
グ・イン・リキツド・クリスタル」(「Submicro
Second Bistable Electrooptic Switching in
Liquid Crystal」);“固体物理16(141)1981「液
晶」等に記載されており、本発明ではこれらに開
示された強誘電性液晶を用いることができる。
液晶としては、強誘電性を有するカイラルスメク
チツク液晶が最も好ましく、そのうちカイラルス
メクチツク相(SmC*)又はH相(SmH*)の液
晶が適している。この強誘電性液晶については、
“ル・ジユルナール・ド・フイジツク・レター”
(“Le Journal de Physic letter”)36巻(L−
69)、1975年の「フエロエレクトリツク・リキツ
ド・クリスタル」(「Ferroelectric Liquid
Crystals」);“アプライド・フイジツクス・レダ
ーズ”(“Applied Physics Letters”)36巻(11
号)、1980年の「サブミクロン・セカンド・バイ
ステイブル・エレクトロオプテイツク・スイチン
グ・イン・リキツド・クリスタル」(「Submicro
Second Bistable Electrooptic Switching in
Liquid Crystal」);“固体物理16(141)1981「液
晶」等に記載されており、本発明ではこれらに開
示された強誘電性液晶を用いることができる。
より具体的には、本発明法に用いられる強誘電
性液晶化合物の例としては、デシロキシベンジリ
デン−P′−アミノ−2−メチルブチルシンナメー
ト(DOBAMBC)、ヘキシルオキシベンジリデ
ン−P′−アミノ−2−クロロプロピルシンナメー
ト(HOBACPC)および4−o−(2−メチル)
−ブチルレゾルシリデン−4′−オクチルアニリン
(MBRA8)等が挙げられる。
性液晶化合物の例としては、デシロキシベンジリ
デン−P′−アミノ−2−メチルブチルシンナメー
ト(DOBAMBC)、ヘキシルオキシベンジリデ
ン−P′−アミノ−2−クロロプロピルシンナメー
ト(HOBACPC)および4−o−(2−メチル)
−ブチルレゾルシリデン−4′−オクチルアニリン
(MBRA8)等が挙げられる。
これらの材料を用いて素子を構成する場合、液
晶化合物SmC*相又はSmH*相となるような温度
状態に保持する為、必要に応じて素子をヒーター
が埋め込まれた銅ブロツク等により支持すること
ができる。
晶化合物SmC*相又はSmH*相となるような温度
状態に保持する為、必要に応じて素子をヒーター
が埋め込まれた銅ブロツク等により支持すること
ができる。
又、本発明では前述のSmC*,SmH*の他に、
カイラルスメクチツクF相,I相,J相,G相や
K相で表われる強誘電性液晶を用いることも可能
である。
カイラルスメクチツクF相,I相,J相,G相や
K相で表われる強誘電性液晶を用いることも可能
である。
第11図は、強誘電性液晶セルの例を模式的に
描いたものである。111aと111bは、In2
O3,SnO2やITO(インジウム−テイン−オキサイ
ド)等の透明電極がコートされた基板(ガラス
板)であり、その間に液晶分子層112がガラス
面に垂直になるよう配向したSmC*相の液晶が封
入されている。太線で示した線113が液晶分子
を表わしており、この液晶分子113は、その分
子に直交した方向に双極子モーメント(P⊥)1
14を有している。基板111aと111b上の
電極間に一定の閾値以上の電圧を印加すると、液
晶分子113のらせん構造がほどけ、双極子モー
メント(P⊥)114はすべて電界方向に向くよ
う、液晶分子113の配向方向を変えることがで
きる。液晶分子113は細長い形状を有してお
り、その長軸方向と短軸方向で屈折率異方性を示
し、従つて例えばガラス面の上下に互いにクロス
ニコルの位置関係に配置した偏光子を置けば、電
圧印加極性によつて光学特性が変わる液晶光学変
調素子となることは、容易に理解される。さらに
液晶セルの厚さを十分に薄くした場合(例えば
1μ)には、第12図に示すように電界を印加し
ていない状態でも液晶分子のらせん構造はほど
け、その双極子モーメントPa又はPbは上向き1
24a又は下向き124bのどちらかの状態をと
る。このようなセルに、第12図に示す如く一定
の閾値以上の極性の異なる電界Ea又はEbを所定
時間付与すると、双極子モーメントは電界Ea又
はEbの電界ベクトルに対して上向き124a又
は下向き124bと向きを変え、それに応じて液
晶分子は第1の安定状態123aかあるいは第2
の安定状態123bの何れか一方に配向する。
描いたものである。111aと111bは、In2
O3,SnO2やITO(インジウム−テイン−オキサイ
ド)等の透明電極がコートされた基板(ガラス
板)であり、その間に液晶分子層112がガラス
面に垂直になるよう配向したSmC*相の液晶が封
入されている。太線で示した線113が液晶分子
を表わしており、この液晶分子113は、その分
子に直交した方向に双極子モーメント(P⊥)1
14を有している。基板111aと111b上の
電極間に一定の閾値以上の電圧を印加すると、液
晶分子113のらせん構造がほどけ、双極子モー
メント(P⊥)114はすべて電界方向に向くよ
う、液晶分子113の配向方向を変えることがで
きる。液晶分子113は細長い形状を有してお
り、その長軸方向と短軸方向で屈折率異方性を示
し、従つて例えばガラス面の上下に互いにクロス
ニコルの位置関係に配置した偏光子を置けば、電
圧印加極性によつて光学特性が変わる液晶光学変
調素子となることは、容易に理解される。さらに
液晶セルの厚さを十分に薄くした場合(例えば
1μ)には、第12図に示すように電界を印加し
ていない状態でも液晶分子のらせん構造はほど
け、その双極子モーメントPa又はPbは上向き1
24a又は下向き124bのどちらかの状態をと
る。このようなセルに、第12図に示す如く一定
の閾値以上の極性の異なる電界Ea又はEbを所定
時間付与すると、双極子モーメントは電界Ea又
はEbの電界ベクトルに対して上向き124a又
は下向き124bと向きを変え、それに応じて液
晶分子は第1の安定状態123aかあるいは第2
の安定状態123bの何れか一方に配向する。
このような強誘電性液晶を光学変調素子として
用いることの利点は2つある。第1に応答速度が
極めて速いこと、第2に液晶分子の配向が双安定
状態を有することである。第2の点を例えば第1
2図によつて説明すると、電界Eaを印加すると
液晶分子は第1の安定状態123aに配向する
が、この状態は電界を切つても安定である。又、
逆向きの電界Ebを印加すると液晶分子は第2の
安定状態123bに配向して、その分子の向きを
変えるが、やはり電界を切つてもこの状態に留つ
ている。又、与える電界Eaが一定の閾値を越え
ない限り、それぞれの配向状態にやはり維持され
ている。このような応答速度の速さと双安定性が
有効に実現されるには、セルとしては出来るだけ
薄い方が好ましく、一般的には0.5μ〜20μ、特に
1μ〜5μが適している。
用いることの利点は2つある。第1に応答速度が
極めて速いこと、第2に液晶分子の配向が双安定
状態を有することである。第2の点を例えば第1
2図によつて説明すると、電界Eaを印加すると
液晶分子は第1の安定状態123aに配向する
が、この状態は電界を切つても安定である。又、
逆向きの電界Ebを印加すると液晶分子は第2の
安定状態123bに配向して、その分子の向きを
変えるが、やはり電界を切つてもこの状態に留つ
ている。又、与える電界Eaが一定の閾値を越え
ない限り、それぞれの配向状態にやはり維持され
ている。このような応答速度の速さと双安定性が
有効に実現されるには、セルとしては出来るだけ
薄い方が好ましく、一般的には0.5μ〜20μ、特に
1μ〜5μが適している。
強誘電性液晶素子を駆動する際、フレーム周波数
と駆動電圧を大きく可変する事なく、しかも低電
圧で、強誘電性液晶素子の駆動に対して動作温度
範囲全域に亘つて温度補償を行うことができる。
と駆動電圧を大きく可変する事なく、しかも低電
圧で、強誘電性液晶素子の駆動に対して動作温度
範囲全域に亘つて温度補償を行うことができる。
第1図は本発明の液晶装置を表わすブロツク図
である。第2図及び第3図は本発明で用いた駆動
波形の波形図で、第4図及び第5図はその駆動波
形を用いた時の電気光学特性を示す特性図であ
る。第6図は本発明で用いた別の駆動波形の波形
図である。第7図は強誘電性液晶画素の反転閾値
と飽和閾値に対する印加電圧と印加時間依存性を
表わした特性図である。第8図は画素に電圧を印
加した時の透過光量特性を表わした特性図で、第
9図はその時のドメイン状態を模式的に表わした
説明図である。第10図は本発明で用いた強誘電
性液晶素子の平面図である。第11図及び第12
図は本発明で用いた強誘電性液晶素子の斜視図で
ある。
である。第2図及び第3図は本発明で用いた駆動
波形の波形図で、第4図及び第5図はその駆動波
形を用いた時の電気光学特性を示す特性図であ
る。第6図は本発明で用いた別の駆動波形の波形
図である。第7図は強誘電性液晶画素の反転閾値
と飽和閾値に対する印加電圧と印加時間依存性を
表わした特性図である。第8図は画素に電圧を印
加した時の透過光量特性を表わした特性図で、第
9図はその時のドメイン状態を模式的に表わした
説明図である。第10図は本発明で用いた強誘電
性液晶素子の平面図である。第11図及び第12
図は本発明で用いた強誘電性液晶素子の斜視図で
ある。
Claims (1)
- 1 走査電極、信号電極及び該走査電極と信号電
極との間に配置した強誘電性液晶を有する液晶素
子、前記走査電極に走査選択信号及び走査非選択
信号を印加する手段、前記信号電極に、走査選択
信号印加期間内において、前記走査非選択信号の
電圧を基準にして、一方及び他方極性を持つ電圧
波形と該一方極性側の第1の直流成分とを有する
第1の情報信号と、該電圧波形に対して逆位相の
電圧波形と前記第1の直流成分と同一の直流成分
である第2の直流成分とを有する第2の情報信号
とを情報に応じて選択的に印加する手段、並びに
前記第1及び第2の直流成分を温度変化に応じて
可変する手段を有する液晶装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8327787A JPS63249131A (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | 液晶装置 |
| US07/511,956 US5041821A (en) | 1987-04-03 | 1990-04-17 | Ferroelectric liquid crystal apparatus with temperature dependent DC offset voltage |
| US08/156,976 US5602562A (en) | 1987-04-03 | 1993-11-24 | Liquid crystal apparatus and driving method |
| US08/434,990 US5691740A (en) | 1987-04-03 | 1995-05-04 | Liquid crystal apparatus and driving method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8327787A JPS63249131A (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | 液晶装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63249131A JPS63249131A (ja) | 1988-10-17 |
| JPH0579968B2 true JPH0579968B2 (ja) | 1993-11-05 |
Family
ID=13797866
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8327787A Granted JPS63249131A (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | 液晶装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63249131A (ja) |
-
1987
- 1987-04-03 JP JP8327787A patent/JPS63249131A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63249131A (ja) | 1988-10-17 |
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