JPH0580452U - ワックス塗布機能を備えた床面艶出機 - Google Patents

ワックス塗布機能を備えた床面艶出機

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JPH0580452U
JPH0580452U JP2688092U JP2688092U JPH0580452U JP H0580452 U JPH0580452 U JP H0580452U JP 2688092 U JP2688092 U JP 2688092U JP 2688092 U JP2688092 U JP 2688092U JP H0580452 U JPH0580452 U JP H0580452U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 床面をパッドで磨きながら必要量のワックス
又は処理剤を床面の必要箇所に塗布する。 【構成】 パッド3を収めたパッドカバー2の前面部分
にブラケット12を取付け、このブラケット12に操作
ハンドル7の手元部分に設けた操作レバー26の回動操
作に従って回動する回動板13を取付け、回動板13に
は復帰用のスプリング17とワックスローラ22を取付
けた回動アーム19を取付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、操作ハンドルを作業者が手で押して走行させながらパッド(バフ) をモータで高速回転して床面の艶出しを行う床面艶出機(ポリッシャー)の技術 分野で利用されるものであって、具体的には、床面にワックスとかその他の処理 剤を塗布しながらパッドで床面を磨くように工夫したワックス塗布機能を備えた 床面艶出機に関する。
【0002】
【従来の技術】
床面艶出機を用いて床面を磨く場合には、先ず、スプレーとか塗布ローラ等の 用具を用いて床面に適当量のワックスを塗布し、この上から床面艶出機で磨きを かけて艶を出しているが、この様に床面艶出機の運転とは別にワックスをいちい ち手作業にて床面に塗布することは非常に面倒で、手間が掛る問題があった。
【0003】 そこで従来は、例えば特開昭61−28667号公報とか実願昭61−183 205号(実開昭63−88262号)に見られるように、床面艶出機にワック ス液を入れたタンクを搭載し、このタンクからワックス液を散布しながらパッド で床面の艶出しを行うようにしていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来の床面艶出機では、作業者のコック操作とポンプ或は自 重による圧力に基づいて流量を調節しながら必要量のワックスを床面に散布する ものであるから、ワックスを極めて少量だけ安定的に塗布したいような場合には 、その調節が非常に難しくてワックスを思い通り床面に塗布できない問題があっ た。
【0005】 即ち、コックを使用してワックスの流量を調節する場合は、コックを絞り過ぎ るとワックスが出なくなってワックス磨きが出来なくなるし、反対にコックを開 き過ぎると流量が多くなって大量のワックスが床面に塗布されてしまい、その結 果床面をワックスでベト付かせたり、滑り易くしたりするため、その調整が非常 に難しく、また、ワックスの流量が多い場合はパッドにもワックスが付着して、 これが時間の経過に伴って固形化してパッドの機能を低下させ、床面の艶出しに 支障を来したり、場合によっては回転時に床面に傷を付けてしまうような問題が 多く発生していた。
【0006】 加えて、上記タンク式の場合はワックス液の残量を常に確認する必要があり、 また、供給管とかバルブ等から成るワックス供給経過のメンテナンスにも常に心 掛ける必要もあって、日常の保守、管理が非常に面倒であった。
【0007】 従って本考案の技術的課題は、極めて簡単な方法でワックスを必要量だけ床面 に塗布できるようにすると共に、ワックスの供給に係るメンテナンスの負担を軽 減して、手軽に使用できるように工夫したワックス塗布機能を備えた床面艶出機 を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の技術的課題を解決するために本考案で講じた手段は以下の如くである。 操作ハンドルを押して走行させながらパッドをモータで高速回転して床面の艶 出しを行う床面艶出機に於いて、
【0009】 (1) 上記パッドの上面を覆うパッドカバーの前面部分に、先端にワックスを 含浸させたワックスローラを取付けた回動アームを床面に対して上下回動自在に 取付けて、この回動アームを常時床面から引上げる方向に回動するスプリングの 弾性作用下に置くと共に、上記操作ハンドルの手元部分には、回動操作すると上 記スプリングの弾性に抗して回動アームを降下回動してワックスローラを床面に 接触させることができる操作レバーを取付けること。
【0010】 (2) パッドカバーの前面部に設けたブラケットに回動板を上下回動自在に取 付け、この回動板には回動板を常時上向きに引上げ回動するスプリングと、操作 ハンドルの手元に取付けた操作レバーの回動力を回動板に伝達するワイヤーを取 付け、更にこの回動板には、ワックスローラを取付けた回動アームの根端部を軸 方向と上下方向に夫々スライド及び回動自在に取付けて、この根端部と回動板の 間には根端部を常時軸方向に弾発する圧縮スプリングを介在せしめると共に、上 記の回動板に上記の回動アームを上記圧縮スプリングの弾発力を受けて上向きに 回動した不使用位置と、下向きに回動した使用位置に夫々係止する上下2段の係 止部を設けること。
【0011】 (3) 回動アームの先端部に、ワックスを含浸させたワックスローラを交換自 在に、且つ、回転自在に取付けること。
【0012】 (4) 回動アームの先端部に、ワックスを含浸させたワックスローラに代えて 、洗剤とか殺菌剤、或は、滅菌剤と云った各種処理剤を含浸させた処理ローラを 取付自在に構成すること。
【0013】
【作用】
上記の手段は以下の如く作用する。 上記(1)の手段によれば、操作レバーを回動操作することによって、ワッ クスを含浸させたワックスローラを床面に打ち付けるように接触させてワックス を塗布でき、また、この操作レバーの回動操作を解くと、スプリングの牽引力に よってこのワックスローラが床面の上方に引上げ回動されるから、床面艶出機を 運転しながら操作レバーを適当な間隔で繰返し回動操作することによって、床面 に対してワックスを思い通り塗布することができ、更に、操作レバーの回動操作 に強弱を付けることによって、床面に対するワックスローラの接触力を強くした り弱くしたりしてワックスの塗布量を調節できるから、床面の状況に合せて塗布 量を自由に調節することができるものであって、ワックスの供給に係るメンテナ ンスが全く不要で、手軽に使用して優れた艶出し効果を発揮することを可能にす る。
【0014】 上記(2)の手段によれば、ワックスローラを取付けた回動アームを回動板 の下段の係止部に係合しておけば、操作レバーの回動操作とスプリングの引上げ 作用によってワックスローラを床面に繰返し接触させてワックスを塗布できると 共に、この回動アームを回動板の上段の係止部に係合した場合は、操作レバーを 回動操作してもワックスローラが床面に接触することがないから、ワックスの塗 布は行なわずにパッドの回転によって床面の艶出しだけを行う場合とか、床面艶 出機を単に移動する時に便利であって、使用の状況に合せて極めて簡単にその態 様を変化させることを可能にする。
【0015】 上記(3)の手段によれば、繰返しの使用によってワックスローラに含浸さ せたワックスの量が減って塗布に支障を来したから、これを新しいものに交換し て使用することを可能にすると共に、不要な時はこれを取外して保管することに よって、ワックスの乾燥を防止してワックスの無駄な消費を防止することを可能 にする。
【0016】 上記(4)の手段によれば、ワックスローラに代えて各種処理剤を含浸させ た処理ローラを使用することによって、床面をパッドで洗滌したり、床面に殺菌 とか滅菌と云った各種処理を施すことを可能にする。 以上の如くであるから、上記の手段によって上述した技術的課題を解決して、 前記従来の技術の問題点を解消することができる。
【0017】
【実施例】
以下に、上述した本考案に係るワックス塗布機能を備えた床面艶出機の好適な 実施例を添付した図面と共に詳細に説明する。 図1は本考案に係るワックス塗布機能を備えた床面艶出機の全体を示した側面 図であって、図中、1はモータMを収めた艶出機の機体であって、この機体1の 底部に取付けたパッドカバー2の内部には上記のモータMによって超高速で回転 されるパッド3(バフ)が収められている。
【0018】 同じく図1に於いて、MVはモータMの回転をパッド3に伝達するベルト、2 aはパッドカバー2に取付けた粉塵飛散防止用のスカート、5は機体1の後方部 に設けた車軸6に取付けた走行用車輪、7は同じく機体1の後方部に立設状態に 取付けた操作ハンドルで、8はこの操作ハンドル7の上端部に取付けた操作ボッ クス、8aと8bは操作ボックス8の両側面に取付けたハンドル杆と操作レバー を示し、更に、10はダクト9を介して上記パッドカバー2内に連通させたダス ト捕集用のフイルターバッグ、11は機体1の後方部に取り付けた補助輪であっ て、この様に構成された床面艶出機は、パッド3をモータMで高速回転しながら 作業者が操作ハンドル7を押して全体を図1の矢印方向に走行させると、パッド 3が床面を磨いて艶を出す一方、この艶出しによって生じたダストをパッド3の 回転による旋回気流に乗せてパッドカバー2内よりダクト9を通してフイルター バッグ10内に送り込んで集塵する仕組に成っている。
【0019】 次に、図2は図1の如くパッドカバー2の前面部に取付けて使用するワックス 塗布装置の側面図で、図3と図4はその一部断面平面図と正面図を示したもので あって、これ等の図面に於いて12はパッドカバー2の前面部に底面の取付板1 2aをネジ止めして固定したブラケットで、13はこのブラケット12の内側面 に軸14とボス13aを用いて上下回動自在に取付けた回動板を示し、更に、上 記のブラケット12にはその前部天井面と前縁部に夫々ストッパ12c,12d が形成され、また、後方部には取付片12bが形成されていて、この取付片12 bと上記回動板13の間には、回動板13を常時引上回動する弾性を備えたスプ リング17が張設されると共に、上記回動板13の上辺には上記ブラケット12 のストッパ12cに係止して、回動板13がスプリング17によって必要以上に 後退回動するのを防止する係止突片13bが突設されている。
【0020】 次に、19はL字型に屈曲した先端部19aにワックスを含浸させたワックス ローラ22をスリーブ23を介して回転自在に、且つ、脱着自在(交換自在)に 取付けた回動アームで、同じくL字型に屈曲したこの回動アーム19の根端部1 9bは、上述した回動板13の前部側に回動自在に、且つ、軸方向にスライド自 在に挿通されると共に、この根端部19bに進退螺動自在に取付けた調節摘み2 0と上記回動板13の外側面との間に介在した圧縮スプリング21の弾発作用に よって、回動アーム19の全体が常時図3に於いて左方向に押動されている。
【0021】 更に図中、15と16は上記回動板13の前縁部と天井部に夫々内側に屈曲形 成した下段と上段の係止板で、これ等各係止板15と16の先端縁には、上記圧 縮スプリング21の弾発力を受けている回動アーム19を第2図で実線で示した 使用時(塗布時)の位置に係合保持する下段係止部15aと、同じくこの回動ア ーム19を図1の実線及び図2の仮想線で夫々示した不使用時の位置に係合保持 する上段係止部16aが凹設されると共に、上記の下段係止板15は回動板13 が後述するワイヤに牽引されて下方に回動した時に、上述したブラケット12の 前縁部のストッパ12dに図2或は図4に示す如く係止して、回動板13が必要 以上に降下回動しないように工夫されている。
【0022】 次に、図5と図6は上記の回動アーム19を上下に回動する回動装置の正面図 と側面図を示したものであって、上述した操作ボックス8の側面に側板24をネ ジ止めして取付けられるこの回動装置は、取付軸25とボス25aを介してこの 側板24に回動自在に取付けた操作レバー26を具備し、且つ、この操作レバー 26には手でこの操作レバー26を回動する回動部26aと、ワイヤーの連結部 26bが設けられていて、上記側板24の先端屈曲部24aに取付けたワイヤー ガイド24bに挿通せしめたワイヤー18の一端部がこの連結部20bに連結さ れている。また、このワイヤー18の他端部は、図1乃至図3に記載の如く上記 ブラケット12の取付片12bに取付けられているワイヤーガイド18aに挿通 せしめた後、上記回動板13の下側部に取付けた連結部18bに連結されていて 、上記回動部26aを指先で押圧して操作レバー26を図6に示した仮想線の状 態から実線の状態に回動操作すると、回動板13をスプリング17の牽引力に抗 してこれを伸張しながら図2に於いて仮想線の状態から実線の状態、即ち、軸1 4を中心に時計回転方向に牽引回動してワックスローラ22を床面に接触させ、 ワックスを塗布する仕組に成っている。 尚、図6に於いて8cは操作ボックス8の側面に開口した操作レバー8b用の 取付口である。
【0023】 本考案に係るワックス塗布機能を備えた床面艶出機は以上述べた如き構成であ るから、ワックスを塗布しながら床面を磨く場合は、先ず、回動アーム19を図 2乃至図4に示す如く回動板13の前縁部に設けた下段係止板15の係止部15 aに圧縮スプリング21の弾性によって係合させ、次いで、モータMを起動して パッド3を回転して床面を磨きながら、操作ハンドル7の手元に設けた操作レバ ー26の回動部26aを指先で押して回動操作すれば、ワイヤー18が引かれて 回動板13がスプリング17を伸張しながら図2に於いて時計回転方向に回動す るため、回動アーム19の先端に取付けたワックスローラ22が床面に打ち付け るように接触してワックスを塗布することができ、従って、この操作レバー26 の回動操作を繰返しながら機体1を図1の矢印方向に押し進めれば、ワックスを 塗布した床面をパッド3が磨いて床面をきれいに仕上げることができる。
【0024】 また、ワックスローラ22によるワックスの塗布は行なわずにパッド3による 艶出しだけを行う場合、或は、機体1を単に移動させるような場合は、回動アー ム19を上方に回動して圧縮スプリング21の弾性によって図1の実線或は図2 の仮想線に示す如く回動板13の天井部に設けた上段係止板16の係止部16a に係合させれば、回動アーム19は立った状態に保持されて操作レバー26を回 動操作してもワックスローラ22を床面に接触させることができないから、これ によってワックスの無駄な塗布が防止され、また、ワックスローラ22に邪魔さ れずに機体1を移動することができる。
【0025】 更に、ワックスローラ22は回動アーム19の先端部19aに対して脱着自在 で自由に交換することができるし、このワックスローラ22に代えて、洗剤とか 殺菌剤、或は、滅菌剤と云った各種処理剤を含浸させた処理ローラ(図示せず) を回動アーム19に取付けて、床面にこれ等各処理剤を塗布しながらパッド3で 表面処理することも可能である。
【0026】
【考案の効果】
以上述べた如く、本考案に係るワックス塗布機能を備えた床面艶出機によれば 、操作ハンドルの手元に設けた操作レバーを回動操作するだけで、床面にワック ス又はその他の処理剤を塗布しながら床面の艶出しを行なうことができるから、 従来のスプレーとかローラを用いて塗布する場合に比較してその手間を大幅に軽 減できると共に、ワックス液をタンクに入れて散布する従来装置のように供給経 路のメンテナンスに気を付ける必要もなく、操作レバーの回動操作とその回動の 間隔及び強弱によって思い通りの量のワックス又は処理剤を思い通りの場所に塗 布できる利点を発揮できるものであって、ワックスと処理剤の使用量を節約でき る経済性を備える点と相俟って、その実用的効果は極めて高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るワックス塗布機能を備えた床面艶
出機の側面図である。
【図2】本考案で使用するワックス塗布装置の側面図で
ある。
【図3】同じくワックス塗布装置の一部断面平面図であ
る。
【図4】同じくワックス塗布装置の正面図である。
【図5】本考案で使用する回動装置の正面図である。
【図6】同じく回動装置の側面図である。
【符号の説明】
1 床面艶出機の機体 M モータ 2 パッドカバー 3 パッド 7 操作ハンドル 8 操作ボックス 12 ブラケット 13 回動板 14 軸 15a 下段係止部 16a 上段係止部 17 スプリング 18 ワイヤー 19 回動アーム 21 圧縮スプリング 22 ワックスローラ(処理ローラ) 26 操作レバー

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作ハンドルを押して走行させながらパ
    ッドをモータで高速回転して床面の艶出しを行う床面艶
    出機に於いて、 上記パッドの上面を覆うパッドカバーの前面部分に、先
    端にワックスを含浸させたワックスローラを取付けた回
    動アームを床面に対して上下回動自在に取付けて、この
    回動アームを常時床面から引上げる方向に回動するスプ
    リングの弾性作用下に置くと共に、上記操作ハンドルの
    手元部分には、回動操作すると上記スプリングの弾性に
    抗して回動アームを降下回動してワックスローラを床面
    に接触させることができる操作レバーを取付けたことを
    特徴とするワックス塗布機能を備えた床面艶出機。
  2. 【請求項2】 パッドカバーの前面部に設けたブラケッ
    トに回動板を上下回動自在に取付け、この回動板には回
    動板を常時上向きに引上げ回動するスプリングと、操作
    ハンドルの手元に取付けた操作レバーの回動力を回動板
    に伝達するワイヤーを取付け、更にこの回動板には、ワ
    ックスローラを取付けた回動アームの根端部を軸方向と
    上下方向に夫々スライド及び回動自在に取付けて、この
    根端部と回動板の間には根端部を常時軸方向に弾発する
    圧縮スプリングを介在せしめると共に、上記の回動板に
    上記の回動アームを上記圧縮スプリングの弾発力を受け
    て上向きに回動した不使用位置と、下向きに回動した使
    用位置に夫々係止する上下2段の係止部を設けたことを
    特徴とする請求項1記載のワックス塗布機能を備えた床
    面艶出機。
  3. 【請求項3】 回動アームの先端部に、ワックスを含浸
    させたワックスローラを交換自在に、且つ、回転自在に
    取付けたことを特徴とする請求項1又は2記載のワック
    ス塗布機能を備えた床面艶出機。
  4. 【請求項4】 回動アームの先端部に、ワックスを含浸
    させたワックスローラに代えて、洗剤とか殺菌剤、或
    は、滅菌剤と云った各種処理剤を含浸させた処理ローラ
    を取付自在に構成したことを特徴とする請求項1又は2
    記載の床面艶出機。
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