JPH058052Y2 - - Google Patents

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JPH058052Y2
JPH058052Y2 JP1986160775U JP16077586U JPH058052Y2 JP H058052 Y2 JPH058052 Y2 JP H058052Y2 JP 1986160775 U JP1986160775 U JP 1986160775U JP 16077586 U JP16077586 U JP 16077586U JP H058052 Y2 JPH058052 Y2 JP H058052Y2
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vise
movable
hydraulic
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hydraulic cylinders
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、バイス装置、殊にマシニングセン
タ等における加工の際、複雑な形状のワークをも
安全に把持することができるバイス装置に関す
る。
従来技術 固定バイスと可動バイスとを有するバイス装置
の口金部に、共通の油溜めからの油圧によつて駆
動される複数の油圧シリンダを並設するととも
に、これら複数の油圧シリンダの各先端を連結す
る口金を設け、この口金が油圧シリンダに対して
自由に傾斜し得るようにすることによつて、複雑
な形状のワークであつても、これを把持すること
ができるバイス装置が提案されている(実公昭46
−1505号公報)。
考案が解決しようとする課題 このものは、口金が、固定バイスや可動バイス
に対して傾くことにより、任意の複雑な形状のワ
ークを把持することができるが、このときの把持
力は、必らずしも十分大きなものではなく、ワー
クに対して強力な切削荷重が加わると、ワーク
が、口金から不用意に外れてしまうことがあると
いう重大な欠点があつた。口金が傾くことによ
り、油圧シリンダによる押力の一部のみが把持力
として利用できるに過ぎないからである。
そこで、この考案の目的は、かかる従来技術の
問題に鑑み、口金は、複数の分割口金とし、その
それぞれを油圧シリンダによつて駆動することに
より、ワークに対し十分大きな把持力を安定に発
揮させることができる、新規のバイス装置を提供
することにある。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するためのこの考案の構成
は、ベースと、ベースに突設した固定バイスと、
固定バイスに対向して、ベースの上面を前後動す
るロツク可能な可動バイスとからなり、可動バイ
スの端面には、油圧シリンダによつて前後動自在
に支承された複数の分割口金を設け、油圧シリン
ダは、それぞれ、分割口金を単位として油圧回路
を開閉する単一の切換弁を介して共通の油溜めに
接続し、可動バイスには、油圧シリンダを駆動す
る油圧ポンプを搭載することをその要旨とする。
作 用 この構成によるときは、可動バイスを所定位置
まで前進してロツクし、油圧シリンダに対する油
圧を確立すると、油圧シリンダが伸長し、各分割
口金は、それぞれ、ワークの形状に応じ、ワーク
の端面に当接するまで前進して、ワークを把持す
ることができる。このときの把持力は、油圧シリ
ンダの押力の全部を利用できるから、必要十分に
大きく、しかも、油圧シリンダは、共通の油溜め
に接続されているから、各油圧シリンダの押力も
全く均等である。
つづいて、切換弁を閉方向に操作すれば、各分
割口金を駆動する油圧シリンダの油の退路を閉鎖
することができるから、各分割口金も、その位置
に強固に固定することができ、したがつて、大き
な切削荷重に対しても、ワークを十分安定に把持
することができる。
実施例 以下、図面を以つて実施例を説明する。
バイス装置は、ベース10と、固定バイス21
と、可動バイス30とを主要部材としてなる(第
1図)。
ベース10は、両端面に取付用の凹部11,1
1を形成するとともに(第2図)、上面に、可動
バイス30を摺動自在に搭載するためのドーブテ
ール12を形成し、その両側の斜面部に、ラツク
13,13を前後方向に固着したものである(第
3図)。
固定バイス21は、ベース10の一端部に突設
してあつて、その端面21aは、ワークWの一端
面の当接面となる(第1図、第2図)。
可動バイス30は、ベース10上のドーブテー
ル12に摺動して前後動することができるロツク
可能なブロツク体である(第3図)。可動バイス
30は、その一側端部に、ベース10に固着した
一方のラツク13に噛合するピニオン31を軸着
するとともに、他側端部には、他方のラツク13
に対して作動するロツク片51を設け、さらに、
固定バイス21に対面する側の端面には分割口金
32,32…を突設し、併せて、油圧ポンプ40
を内蔵している(第2図)。
ピニオン31は、その軸31aを可動バイス3
0外に長く突出させ(第3図)、その先端を六角
頭とし、ピニオン31を回動することによつて、
ベース10に対する可動バイス30の前後動がで
きる。
分割口金32,32…は、そのそれぞれが、上
下2本の油圧シリンダ33,33によつて支承さ
れている(第1図)。ここで、油圧シリンダ33,
33…は、可動バイス30に組み込まれていて
(第4図)、切換弁35を介して共通の油溜め34
に接続されているとともに、油溜め34は、給油
口36を経て、可動バイス30に搭載されている
油圧ポンプ40に接続されているものとする。切
換弁35は、油孔35b,35b…を有する弁棒
35aを、弁棒孔35cに挿着したものであつ
て、弁棒35aの突端を可動バイス30の外部か
ら回動することによつて、切換弁35は、油圧シ
リンダ33,33…と油溜め34との連通を開口
させ、または、閉塞することができるものとす
る。ただし、切換弁35の油孔35b,35b…
は、1個の分割口金32に対応する上下2本の油
圧シリンダ33,33ごとに設けられているもの
とする。すなわち、切換弁35は、分割口金32
を単位として、油圧回路を開閉することができ
る。
油圧ポンプ40は、たとえば、第5図に示すよ
うなものであつて、シリンダ41内をピストン4
2が移動することによつて、吐出ポート45から
圧油を吐出すると同時に、戻りポート46から戻
り油を吸入することができる。ピストン42に
は、ギヤ43a付きのねじ軸43がねじ込まれて
おり、ピストン42は、ねじ軸43を正逆に回転
することによつて前後動させることができる。ま
た、ギヤ43aは、駆動軸44に嵌着したギヤ4
4aと噛合しているので、可動バイス30の外部
に突出している駆動軸44の先端を回動すれば、
ギヤ44a,43a、ねじ軸43を介して、ピス
トン42を前後に駆動することができる。
ラツク13に係脱自在のロツク片51は、第2
の油圧シリンダ52,52によつて駆動される
(第3図、第6図)。ロツク片51は、ラツク13
と対向し、これと係合する歯面を形成した短い部
材であつて、圧油供給路52cから圧油が供給さ
れると、油圧シリンダ52,52のロツド52
a,52aが伸長して、ロツク片51がラツク1
3の歯面に噛合することができる。一方、この圧
油の圧力を除去して、戻り油供給路52dから戻
り油を注入すると、ロツド52a,52aの背面
に介装した皿ばね52b,52bの弾性に抗して
ロツド52a,52aが短縮し、ロツク片51
は、ラツク13の歯面から離脱するように後退す
る。このようにして、ロツク片51は、ベース1
0に対する可動バイス30のロツク機構として働
くことができる。
以上の説明において、油圧ポンプ40の吐出ポ
ート45は、油圧シリンダ33,33…の背後に
形成した油溜め34の給油口36と、第2の油圧
シリンダ52,52に通ずる圧油供給路52cと
に接続されており、また、戻りポート46は、後
者の戻り油供給路52dに接続されているものと
する。
かかる構成のバイス装置の作動は、次のとおり
である。
いま、可動バイス30に対向する側の端面に凹
部を有するワークWを把持するときを考える(第
2図)。
まず、油圧ポンプ40の駆動軸44を回転し
て、ピストン42を後退させると、吐出ポート4
5における油圧が喪失するとともに、戻りポート
46から戻り油が排出され、この戻り油が、戻り
油供給路52dを経て第2の油圧シリンダ52,
52に注入されるので、ロツド52a,52aは
短縮し、したがつて、ロツク片51がラツク13
から離脱して、可動バイス30は、ベース10の
上面を前後動可能となる。そこで、ピニオン31
の軸31aを回転し、可動バイス30を前進させ
る。
あらかじめ、切換弁35の弁棒35aを操作し
て、分割口金32,32…を駆動する油圧シリン
ダ33,33…と油溜め34とを連通させておく
と、各分割口金32ごとの油圧シリンダ33,3
3は、油溜め34を介して、他の油圧シリンダ3
3,33…との間に、油の連絡通路が確立されて
いるから、油圧シリンダ33,33…は、可動バ
イス30が前進するに従つて、分割口金32,3
2…がワークWの端面に当接するのにならい、そ
れぞれの長さをとることができる。そこで、可動
バイス30が、ほとんどすべての分割口金32,
32…がワークWに当接するように、ワークWの
極く近傍に近付いた時点で、可動バイス30の前
進を停止し、油圧ポンプ40を操作することによ
つて油圧を確立する。
油圧が確立すると、まず、第2の油圧シリンダ
52,52が作動し、そのピストンロツド52
a,52aが伸長するので、ロツク片51は前進
し、ラツク13と噛合して、可動バイス30をベ
ース10に対して強固にロツクすることができ
る。ここで、ラツク13は、ベース10に形成し
たドーブテール12の斜面部に固着してあるの
で、第2の油圧シリンダ52,52が伸長すると
きは、可動バイス30がベース10から浮き上る
のを有効に阻止することができる。
と同時に、油溜め34内の圧油の圧力も高ま
り、これによつて、油圧シリンダ33,33…
は、各分割口金32,32…がワークWに当接す
るまで伸長し、したがつて、各分割口金32,3
2…は、ワークWの端面を強力に押圧し、これを
強固に把持することができる。そこで、切換弁3
5の弁棒35aを閉方向に操作し、油圧シリンダ
33,33…と油溜め34との連通を断てば、各
分割口金32に対応する上下2本の油圧シリンダ
33,33を単位として油圧回路が分断され、油
圧シリンダ33,33内の油の退路が閉鎖される
から、分割口金32,32…は、その位置に、強
力な把持力を発揮しながら保持することができ
る。
ここで、可動バイス30を駆動するためのピニ
オン31は、分割口金32,32…がワークWを
把持するに至る以前において、可動バイス30の
みを前進させるものであるから、従来のバイスに
おける送りねじと異なり、極めて小さな駆動力を
伝達するだけでよい。
以上のようにして、ワークWを把持したら、ワ
ークWに対する加工を完了する。次いで、ワーク
Wを取り外すときは、油圧ポンプ40を操作して
油圧を喪失させるとともに、切換弁35を開方向
に操作して、各油圧シリンダ33,33…と油溜
め34との連通を回復させる。これにより、分割
口金32,32…が互いにフリーとなり、ワーク
Wを取り外すことができる。また、このとき、ロ
ツク片51がラツク13から離脱するので、必要
に応じ、ピニオン31を操作して、可動バイス3
0を後退させればよい。
他の実施例 前実施例において、各分割口金32が、上下2
本の油圧シリンダ33,33によつて駆動するも
のとしたのは、ワークWの端面が、上下方向に、
可動バイス30の端面に対して平行の平面である
ことを前提としたからである。したがつて、そう
でないワークWを扱う必要があるときは、分割口
金32は、さらに上下方向にも分割して、その
各々を、1本の油圧シリンダ33に対応させるこ
ともできる。なお、このときは、切換弁35は、
各油圧シリンダ33ごとに、分割口金32を単位
として、油溜め34に対する連通と閉塞とができ
るようにするものとする。また、油圧シリンダ3
3,33…は、上下2本づつを並列するのに代え
て、横1列に設けることもできる。
分割口金32,32…と油圧シリンダ33,3
3…とは、切換弁35を含め、可動バイス30の
みならず、固定バイス21側にも設けることがで
きる。このときは、固定バイス21側の油圧シリ
ンダ33,33…は、油圧ポンプ40と連結する
ことは必要でなく、単に、その背後の油溜め34
の給油口36を閉じたものであれば足りる。すな
わち、このものは、単に、固定バイス21に対面
する側のワークWの端面の凹凸に追従するための
ものであつて、ワークWに対する把持力の発生
は、可動バイス30側の分割口金32,32…を
駆動する油圧シリンダ33,33…によつて行な
われるからである。
ロツク片51と第2の油圧シリンダ52,52
とからなる可動バイス30のロツク機構は、ベー
ス10に固着した2本のラツク13,13のう
ち、一方のみならず、双方に対応して設けてもよ
いことはいうまでもない。また、第2の油圧シリ
ンダ52,52に内蔵した皿ばね52bは、単
に、ロツク片51をラツク13の方向に付勢し
て、ワークWの加工中に不用意に油圧が喪失して
も、それによつてロツク機能が失われることを防
止するためのものであるから、第2の油圧シリン
ダ52の外部に装着してもよく、また、皿ばねに
限らず、他の任意のばね部材であつてもよいもの
である。
油圧ポンプ40の形式は、前実施例のものは一
例であつて、所定の圧力と油量とを確保すること
ができる限り、他の任意の形式のものであつても
よいことは勿論である。また、可動バイス30の
前後動は、ラツク13、ピニオン31に代え、一
般的な送りねじによつてもよいことはいうまでも
ない。
考案の効果 以上説明したようにこの考案によれば、可動バ
イスの端面に、油圧シリンダによつて前後動自在
に支承された複数の分割口金を設け、これらの油
圧シリンダは、分割口金を単位として油圧回路を
開閉する単一の切換弁を介して共通の油溜めに接
続することによつて、可動バイスを所定位置まで
前進させてロツクした後、油圧を確立すれば、各
油圧シリンダがワークの端面の形状にならつて伸
長することにより、各分割口金がワークに当接
し、複雑な形状のワークであつても、これを十分
強力に把持することができ、このとき、各分割口
金は傾くことがなく、したがつて、切削荷重が加
えられたときにも、ワークがバイス装置から不用
意に外れたりするおそれが全くないという優れた
効果がある。
また、切換弁は、分割口金を単位として油圧回
路を開閉するから、万一、切換弁に油漏れが発生
するようなことがあつても、その影響は、他の分
割口金に及ぶことがなく、したがつて、ワークの
把持力が不用意に低下してしまうようなおそれが
ないから、全体の安全性を大幅に向上させること
ができるという優れた効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は実施例を示し、第1図は
全体側面図、第2図は平面図、第3図ないし第6
図は、それぞれ、第1図のW−W線、同図のX−
X線、第2図のY−Y線、第3図のZ−Z線の各
矢視拡大断面図である。 10……ベース、21……固定バイス、30…
…可動バイス、32……分割口金、33……油圧
シリンダ、34……油溜め、35……切換弁、4
0……油圧ポンプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベースと、該ベースに突設した固定バイスと、
    該固定バイスに対向して、前記ベースの上面を前
    後動するロツク可能な可動バイスとからなるバイ
    ス装置において、前記可動バイスの端面には、油
    圧シリンダによつて前後動自在に支承された複数
    の分割口金を設け、前記油圧シリンダは、それぞ
    れ、前記分割口金を単位として油圧回路を開閉す
    る単一の切換弁を介して共通の油溜めに接続し、
    前記可動バイスには、前記油圧シリンダを駆動す
    る油圧ポンプを搭載することを特徴とするバイス
    装置。
JP1986160775U 1986-10-20 1986-10-20 Expired - Lifetime JPH058052Y2 (ja)

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JP1986160775U JPH058052Y2 (ja) 1986-10-20 1986-10-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986160775U JPH058052Y2 (ja) 1986-10-20 1986-10-20

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Publication Number Publication Date
JPS6367078U JPS6367078U (ja) 1988-05-06
JPH058052Y2 true JPH058052Y2 (ja) 1993-03-01

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JP1986160775U Expired - Lifetime JPH058052Y2 (ja) 1986-10-20 1986-10-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5523787Y2 (ja) * 1976-05-20 1980-06-06

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