JPH0730248Y2 - ブローチ盤に於ける加工物の傾倒防止機構 - Google Patents

ブローチ盤に於ける加工物の傾倒防止機構

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JPH0730248Y2
JPH0730248Y2 JP7764790U JP7764790U JPH0730248Y2 JP H0730248 Y2 JPH0730248 Y2 JP H0730248Y2 JP 7764790 U JP7764790 U JP 7764790U JP 7764790 U JP7764790 U JP 7764790U JP H0730248 Y2 JPH0730248 Y2 JP H0730248Y2
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JP
Japan
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workpiece
broaching machine
bush
piston pin
shim plate
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JP7764790U
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JPH0435821U (ja
Inventor
政信 大橋
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大橋工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はブローチ盤の加工物取付け部の改良に関し、更
に具体的には内面ブローチ加工時に於ける加工物の傾倒
を防止してその加工精度を向上させることが出来る様に
するための改良に関する。
〔従来の技術〕
ブローチ盤は加工物の内面、又は表面を一度で所定の形
状に仕上げることが出来、仕上面が良好で互換性のある
ものを敏速に作ることが出来るため、大量生産には欠く
ことの出来ないものとなっている。第5図は従来のブロ
ーチ盤によって内面ブローチ加工を行なう状態を表す図
面であるが、同図面に示す様に従来の内面ブローチ加工
は、加工物Wの取付け面に適合させて形成したブシュa
をブローチ盤面板bに取付け、同ブシュaの挿通孔cと
加工物Wに予め形成した下穴dを一致させる様にして同
加工物Wをブシュaに当接させ、ブローチeの前方案内
部fを下穴dと挿通孔cに通してこれをチャックgで掴
んで引き抜くことにより、ブローチeの切刃部hの形状
通りの切削加工を一度の作業で行なうことが出来る様に
設けられている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかして上記の様な従来のブローチ盤にあっては、加工
物Wに形成された下穴dの軸方向中心線に対してブシュ
aに当接する加工物Wの当り面が直角でない場合には、
第5図に示す様にブシュaと加工物Wの当り面との間に
隙間sが生ずる状態でセットされることとなり、この状
態でブローチeを引き抜くと、その引張り力のためにブ
シュaと加工物Wの当り面が密着する方向に加工物Wが
次第に傾き、このため第6図に示す様にブローチeの軸
方向中心線iから下穴dの軸方向中心線jがずれてしま
い、本来下穴dの軸方向中心線jに沿って形成されるべ
き加工穴が同中心線jよりずれてその加工精度が悪くな
ってしまうという問題点がある。
本考案は上記の様な問題点を解決するためにその改善を
試みたものであって、本考案の課題は当り面の直角度が
悪い加工物の切削時に生ずる同加工物の傾倒を防止する
ことが出来る様にする点にあり、その具体的な手段と作
用は次の通りである。
〔課題を解決するための手段〕
ブローチ盤面板に形成するブローチ挿通孔の前面側に円
筒形に形成するブシュを取付け、同ブシュには軸線方向
に沿って複数のシリンダー室を設けると共に、各シリン
ダー室はその奥方に形成する油溜り部を介して相互に連
通させる一方、各シリンダー室には頭部を前面側に突出
するピストンピンを進退自在に嵌挿させ、上記油溜り部
には油を充填すると共に、各ピストンピンの頭部と加工
物間に円板状シム板を介装させる。
〔作用〕
加工物の当り面が直角でない場合には同加工物の当り面
の一部がシム板を偏って押圧することにより、油圧を介
して連動する複数本のピストンピンがその押圧力に応じ
て進退し、シム板を傾斜させて同シム板に加工物の当り
面を均等に当接させる。これにより加工物の当り面とシ
ム板との隙間が無くなり、同加工物の傾倒を防止するこ
とが出来る。
〔実施例〕
以下に本考案の具体的な実施例を例示の図面について説
明する。第1図及び第4図は本考案の実施例を表す図面
であり、図面において1は立て型ブローチ盤、2は同ブ
ローチ盤を構成するブローチ盤面板であって、同ブロー
チ盤面板2の中央部には挿通孔3が上下方向に沿って開
口されると共に、挿通孔3の上部側には段部を介して大
径の凹陥部4が形成され、同凹陥部4には円筒形のブシ
ュ5が嵌着される。ブシュ5にはその中央部にブローチ
6の挿通孔7が上下方向に貫設される一方、その周縁部
にはブシュ5の表面側に開口部8′を存して複数のシリ
ンダー室8…が一定間隔毎に穿設される。各シリンダー
室8…の奥方には油溜り部9が形成され、同油溜り部9
により各シリンダー室8…は相互に連通する様に設けら
れる。ブシュ5の表面側には蓋板10が固着され、同蓋板
10には各シリンダー室8…の開口部8′に対応する位置
に窓孔11が開口される。各シリンダー室8…には夫々ピ
ストンピン12が進退自在に嵌挿される。同ピストンピン
12の頭部12′は段部13を介して小径に形成され、同頭部
12′は上記窓孔11から出没自在に突出される。各ピスト
ンピン12の背面側、即ち、上記油溜り部9内には油が充
填され、各ピストンピン12は同油の油圧を介して連動し
て進退する様に設けられる。14は各ピストンピン12と加
工物W間に介装されるシム板であって、その中央部に挿
通孔14′を存して円板状に形成される。又、上記ブロー
チ6は前端より順にシャンク6a、前方案内部6b、切刃部
6c、後方案内部6dを存して形成され、シャンク6aにはブ
ローチ6を引張るためのチャック15が連結される。
次にその作用について説明する。
第1図に示す様にブシュ5より突出する各ピストンピン
12…の頭部12′と加工物W間にシム板14を介装させると
共に、加工物Wの軸方向中心線に沿って予め形成された
下穴dにブローチ6の前方案内部6bを挿通させ、且つ、
同ブローチ6のシャンク6aを各挿通孔14′,7,3に挿通し
てその先端にチャック15を連結させた状態に於いて、加
工物Wのシム板14との当り面が加工物Wの下穴dの軸方
向中心線に対して直角に形成されていない場合(因に当
り面は工作機械の加工精度の関係で誤差が生じるため完
全な直角とはならないのが普通である。)には、同図に
示す様に加工物Wの当り面はその一部がシム板14に当接
するのみで他の部分は隙間sを存してシム板14から浮き
上がった状態でセットされる。そしてこの状態でブロー
チ加工を行なうべくブローチ6を引張り方向に駆動する
と、加工物Wはブローチ6の引張り力によってブシュ5
側に押し付けられるが、最初にその引張り力が加工物W
の当り面の一部が当接するシム板14の部分に集中的に掛
かるため、同部分の背面に位置するピストンピン12(同
図面において左側のピストンピン12)がシリンダー室8
内に押し込まれると共に、同ピストンピン12が押し込ま
れた分だけ他のピストンピン12…が油溜り部9内の油圧
を介して押し出されることとなり、このピストンピン12
…の進退作用によって第4図に示す様にシム板14が傾斜
して加工物Wの当り面に均等に当接され、同シム板14に
よって加工物Wが傾倒することなく保持されて下穴dを
基準とする加工物Wのブローチ加工を正確に行なうこと
が出来る。
尚、上記実施例では立て型ブローチ盤について説明した
が、本考案に係る加工物の傾倒防止機構は横形ブローチ
盤に組込むことも可能である。
〔考案の効果〕
本考案は以上の構成より成るものであり、上記の様に油
圧を介して連動する複数本のピストンピンの進退作用に
よってシム板を傾斜させ、同シム板に加工物の当り面を
均等に当接させてその保持を行なわせる様にしたことに
より、下穴の軸方向中心線に対して当り面が直角でない
加工物の傾倒を防止することが出来、その加工精度を向
上させることが出来るに至った。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の実施例を表わす図面であっ
て、第1図は本考案に係るブローチ盤の側断面図、第2
図はブシュの平面図、第3図は同ブシュの側断面図、第
4図は第1図の作用状態説明図、又、第5図及び第6図
は従来例を表す図面であり、第5図は従来ブローチ盤の
側断面図、第6図は第5図の作用状態説明図である。 W…治具、d…下穴、s…隙間、1…ブローチ盤、2…
ブローチ盤面板、3…挿通孔、4…凹陥部、5…ブシ
ュ、6…ブローチ、6a…シャンク、6b…前方案内部、6c
…切刃部、6d…後方案内部、7…挿通孔、8…シリンダ
ー室、8′…開口部、9…油溜り部、10…蓋板、11…窓
孔、12…ピストンピン、12′…頭部、13…段部、14…シ
ム板、14′…挿通孔、15…チャック。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブローチ盤面板に形成するブローチ挿通孔
    の前面側に円筒形に形成するブシュを取付け、同ブシュ
    には軸線方向に沿って複数のシリンダー室を設けると共
    に、各シリンダー室はその奥方に形成する油溜り部を介
    して相互に連通させる一方、各シリンダー室には頭部を
    前面側に突出するピストンピンを進退自在に嵌挿させ、
    上記油溜り部には油を充填すると共に、各ピストンピン
    の頭部と加工物間に円板状シム板を介装させて成るブロ
    ーチ盤に於ける加工物の傾倒防止機構。
JP7764790U 1990-07-21 1990-07-21 ブローチ盤に於ける加工物の傾倒防止機構 Expired - Lifetime JPH0730248Y2 (ja)

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JP7764790U JPH0730248Y2 (ja) 1990-07-21 1990-07-21 ブローチ盤に於ける加工物の傾倒防止機構

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JP7764790U JPH0730248Y2 (ja) 1990-07-21 1990-07-21 ブローチ盤に於ける加工物の傾倒防止機構

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Publication Number Publication Date
JPH0435821U JPH0435821U (ja) 1992-03-25
JPH0730248Y2 true JPH0730248Y2 (ja) 1995-07-12

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JP7764790U Expired - Lifetime JPH0730248Y2 (ja) 1990-07-21 1990-07-21 ブローチ盤に於ける加工物の傾倒防止機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5463829B2 (ja) * 2009-09-30 2014-04-09 株式会社不二越 ブローチ盤
JP5769410B2 (ja) * 2010-12-13 2015-08-26 株式会社富浜精工 ブローチ加工用のワーク保持構造

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Publication number Publication date
JPH0435821U (ja) 1992-03-25

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