JPH058124Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH058124Y2
JPH058124Y2 JP11787787U JP11787787U JPH058124Y2 JP H058124 Y2 JPH058124 Y2 JP H058124Y2 JP 11787787 U JP11787787 U JP 11787787U JP 11787787 U JP11787787 U JP 11787787U JP H058124 Y2 JPH058124 Y2 JP H058124Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic wall
closed space
elastic
wall portion
predetermined value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP11787787U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6422420U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11787787U priority Critical patent/JPH058124Y2/ja
Publication of JPS6422420U publication Critical patent/JPS6422420U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH058124Y2 publication Critical patent/JPH058124Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ゴム、プラスチツク等の弾性材の成
形品、特に内側に閉鎖空間を形成する弾性壁を有
する弾性材成形品に関するものである。
従来の技術 従来、プラスチツク或いはゴム等の弾性材の成
形品において、内側に閉鎖空間を形成する弾性壁
を有するものが知られている。このような弾性材
成形品としては、例えば第6図に示したようなオ
イルシールがある。即ちこのオイルシールは、補
強環5のまわりに一体成形されたゴム材料からな
る本体1を有し、その本体1に密封流体側に面し
た主リツプ3と大気に面したダストリツプ4とが
形成され、これらリツプの先端が軸2に嵌合する
ようになつている。そして上記主リツプ3及びダ
ストリツプ4を含む壁部が、内側に閉鎖空間6を
形成する弾性壁になつている。また、上記弾性材
成形品の他の例として、第7図に示したようなゴ
ム材料からなるフレキシブルブーツがある。この
フレキシブルブーツは蛇腹状の弾性壁7を有し、
その弾性壁7の内側に閉鎖空間11を形成するよ
うにして等速ジヨイント等に装着されるようにな
つている。
考案が解決しようとする問題点 上記した第6図のオイルシールにおいては、軸
2の回転に伴つて閉鎖空間6内に負圧が生じるこ
とがあり、負圧が生じると主リツプ3及びダスト
リツプ4が矢印Bのように閉鎖空間6側へ押付け
られ、その結果これらリツプ3,4と軸2との接
触面積が増大して摩耗が増大するとの問題点があ
る。実開昭48−26350号公報には、このような問
題点を解決するために、上記弾性壁の一部を構成
するダストリツプ4に、鎖線で示したような貫通
孔8を設け、この貫通孔8を通して閉鎖空間6を
外部の大気に連通させることによつて閉鎖空間6
に負圧が生じることを防止する構成が示されてい
る。しかしながらこの構成には、オイルシールの
成形とは別工程としての貫通孔を穿設する工程を
必要とするために製造が厄介になるとともに、正
確な寸法の貫通孔を正確な位置に穿設することが
困難になる等の問題点があつた。また、貫通孔8
を通して外部から閉鎖空間6内にダストや水等が
侵入する恐れがあるとの問題点もあつた。
また、第7図に示したフレキシブルブーツに
は、等速ジヨイント等の作動に伴つて蛇腹部7が
伸縮しそれに応じて閉鎖空間11の容積が増減す
ると、閉鎖空間の内圧が変化し、その結果弾性壁
が径方向外方或いは内方へ異常変形するという問
題点がある。このようなフレキシブルブーツの変
形は、閉鎖空間と外部との温度差に起因して弾性
壁を通して空気が閉鎖空間から外部へ或いは外部
から閉鎖空間へ透過することによつても生じる。
従来、このような問題点を解決するために、フレ
キシブルブーツの弾性壁に鎖線で示したような貫
通孔9を設け、その貫通孔9によつて閉鎖空間を
外部の大気に連通させることが行われているが、
この場合にも、上記した第6図のオイルシールに
貫通孔8を設けた場合と同様の問題点がある。
本考案は上記した如き閉鎖空間の圧力変化に伴
なう問題点を解決した弾性材成形品を提供するこ
とを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 本考案の弾性材成形品は、内側に閉鎖空間を形
成する弾性壁に底付穴が形成されていて底付穴の
底部に隣接する弾性壁部分が肉薄に形成され、そ
の弾性壁部分に、閉鎖空間と外部との圧力差が所
定値以上に増大したときにその弾性壁部分を所定
形状に破砕させて閉鎖空間を外部に連通させると
ともに上記圧力差が所定値以下に低下したときに
上記弾性壁部分の弾性によつて閉鎖可能な開口を
形成するための弱化部が設けられている構成にな
つており、このような構成にすることによつて上
記問題点を解決する。
実施例 第1図、第2A図及び第2B図は本考案の弾性
材成形品をオイルシールとして構成した実施例を
示している。このオイルシールは、第6図のオイ
ルシールと同様に、補強環5のまわりに一体成形
されたゴム材料からなる本体1を有し、その本体
1に密封流体側に面した主リツプ3と大気に面し
たダストリツプ4とが形成され、これらリツプ
3,4を含む弾性壁の内側に閉鎖空間6が形成さ
れている。そしてこの実施例においては、上記弾
性壁の一部を構成するダストリツプ4に大気側へ
開いた底付穴12が形成されていて、その底付穴
12の底部に隣接する弾性壁部分4aが上記弾性
壁の他の部分より肉薄になつている。また、第2
A図及び第2B図に明瞭に示されているように、
上記弾性壁部分4aには逆円錐形の切込み部13
が設けられており、その切込み部13を設けるこ
とによつて弾性壁部分4aの、上記逆円錐の頂点
付近に位置する部分に弱化部4bを形成してい
る。この弱化部4bは、閉鎖空間6の内圧と外部
の大気圧との圧力差が所定値以上大きくなつたと
きに破砕して閉鎖空間6を大気に連通させるとと
もに、閉鎖空間6の内圧と大気圧との差が所定値
以下に低下したときに弾性壁部分4aの弾性によ
つて閉鎖されるような、小さな円形の開口を形成
するようになつている。また、明らかな如く、上
記底付穴12、切込み部13及び弱化部4bは、
金型装置を使用した成形作業時にダストリツプ4
に形成されるものである。
なお、上記実施例における弱化部4bは、破砕
されたときに小さな円形の開口を形成するような
ものになつているが、例えば第3A図及び第3B
図に示したように直線スリツト状の開口を形成す
るような弱化部4b′を形成することも可能であ
る。即ち、第3A図及び第3B図においては、互
いにV字形をなして下方へ向けて収れんする2つ
の平坦な切込み面13a,13bを有する形状の
切込み部13Aを設けることによつて弱化部4
b′が形成されていて、弱化部4b′が破砕されたと
きに直線スリツト状の開口が形成されるようにな
つている。また、第4A図及び第4B図に示した
ように、十字形スリツト状の弱化部4b″を形成す
るような切込み部13Bを設けるようなことも可
能である。
第5図は本考案の弾性材成形品の他の実施例を
示している。この弾性材成形品はフレキシブルブ
ーツとして構成されており、第7図のものと同様
に、蛇腹状の弾性壁7を有し、その弾性壁の内側
に閉鎖空間11を形成するようにして等速ジヨイ
ント等に装着されるようになつている。このフレ
キシブルブーツの弾性壁7には、閉鎖空間11の
内方へ開いた底付穴14が形成され、従つて底付
穴14の底部付近に位置する弾性壁部分7aが弾
性壁7の他の部分より肉薄になつている。また、
弾性壁部分7aには切込み部15が設けられ、従
つてその切込み部15の先端付近が弾性壁部分7
aの弱化部7bになつている。なお、第5図の実
施例における底付穴14、切込み部15及び弱化
部7bは第1図の実施例における底付穴12、切
込み部13及び弱化部4bと同様のものであり、
閉鎖空間11の内圧と外部の大気圧との圧力差が
所定値以上大きくなつたときに弱化部7bが破砕
して開口を形成し、その圧力差が所定値以下にな
つたときに弾性壁部分7aの弾性によつて開口が
閉じられるようになつている。この第5図の実施
例における切込み部15及び弱化部7bの形状と
しては、第2A,2B図、第3A,3B図、及び
第4A,4B図等の任意のものを採用することが
できる。また、この実施例においても、底付穴1
4、切込み部15及び弱化部7bは、金型装置を
使用した成形作業時に形成される。
考案の効果 以上より明らかな如く、本考案の弾性材成形品
は、弾性壁の内側に形成された閉鎖空間と外部と
の圧力差が所定値以上に増大したときにその閉鎖
空間と外部とを連通する開口が形成されるため、
閉鎖空間の内圧が所定値以上に増減することによ
る不都合を解消することができる。また、上記圧
力差が所定値以下に低下したときには上記開口が
閉じられるために、その開口を通して水、ダスト
等が閉鎖空間中に侵入する不都合を防止すること
ができる。さらに、底付穴及び弱化部は、金型装
置を使用した成形作業時に形成されるため、製造
が簡単であるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の弾性材成形品をオイルシール
として構成した実施例を示す断面図、第2A図は
第1図における底付穴及び弱化部の詳細を示す拡
大断面図、第2B図は第2A図の上面図、第3A
図は上記実施例の変形例を示す、第2A図と同様
の断面図、第3B図は第3A図の上面図、第4A
図は上記実施例の他の変形例を示す、第2A図と
同様の図、第4B図は第4A図の上面図、第5図
は本考案の弾性材成形品をフレキシブルブーツと
して構成した実施例を示す断面図、第6図は従来
のオイルシールを示す断面図、第7図は従来のフ
レキシブルブーツを示す断面図である。 1……本体、3……主リツプ、4……ダストリ
ツプ、4b,4b′,4b″……弱化部、6……閉鎖
空間、7……弾性壁、7b……弱化部、11……
閉鎖空間、13,13A,13B……切込み部、
15……切込み部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内側に閉鎖空間を形成する弾性壁を有し、その
    弾性壁に底付穴が形成されていて底付穴の底部に
    隣接する弾性壁部分が肉薄に形成され、上記弾性
    壁部分に、閉鎖空間と外部との圧力差が所定値以
    上に増大したときにその弾性壁部分を所定形状に
    破砕させて閉鎖空間を外部に連通させるとともに
    上記圧力差が所定値以下に低下したときに上記弾
    性壁部分の弾性によつて閉鎖可能な開口を形成す
    るための弱化部が設けられていることを特徴とす
    る弾性材成形品。
JP11787787U 1987-07-31 1987-07-31 Expired - Lifetime JPH058124Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11787787U JPH058124Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11787787U JPH058124Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6422420U JPS6422420U (ja) 1989-02-06
JPH058124Y2 true JPH058124Y2 (ja) 1993-03-01

Family

ID=31361723

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11787787U Expired - Lifetime JPH058124Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH058124Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002181200A (ja) * 2000-12-13 2002-06-26 Nok Corp 密封装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6422420U (ja) 1989-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6450375B1 (en) Slotted closing valve for openings of containers
KR20010049352A (ko) 탬퍼-인디케이팅 마개와 그 제조 방법
US6202887B1 (en) Case with sealed closure
JPH058124Y2 (ja)
JPH0573952B2 (ja)
JP5115790B2 (ja) 密閉キャップ付き容器
KR930701322A (ko) 밀봉용기 및 그의 제조방법
JPH04173573A (ja) 二重エアゾール容器の内筒
JPS5850148Y2 (ja) オイルシ−ル
JP2548380Y2 (ja) パッキン付の箱状体
JPH0620674Y2 (ja) ウエザ−ストリツプのコ−ナ−部接合構造
JPS61198770U (ja)
EP1628053B1 (en) Oil seal
JPH039550Y2 (ja)
USD1055503S1 (en) Holster
US2015426A (en) Method of molding articles from pulp material
JPH0411978Y2 (ja)
JPH0313650Y2 (ja)
IT202100019166A1 (it) Contagocce
JPS59188853U (ja) 押出容器
JPH02189Y2 (ja)
JPS6329496U (ja)
JPH0632730U (ja) ボールジョイント用ダストカバー
JPH0714205Y2 (ja) 気密容器
JPH0244041Y2 (ja)