JPH05813A - 亜鉛導入結晶性アルミノシリケートの製造法およびそれを用いた炭化水素類の水素化分解方法 - Google Patents
亜鉛導入結晶性アルミノシリケートの製造法およびそれを用いた炭化水素類の水素化分解方法Info
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- JPH05813A JPH05813A JP4102691A JP4102691A JPH05813A JP H05813 A JPH05813 A JP H05813A JP 4102691 A JP4102691 A JP 4102691A JP 4102691 A JP4102691 A JP 4102691A JP H05813 A JPH05813 A JP H05813A
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Abstract
て、低温でより高分解活性を示し、かつ長寿命の触媒を
提供すること。 【構成】Y型ゼオライトを脱アルカリ処理して得られる
結晶性アルミノシリケートを、亜鉛を含有し、かつ、ゼ
オライト骨格中のアルミニウムを溶出させうる溶液と接
触させることによって亜鉛導入結晶性アルミノシリケー
ト触媒を製造する方法、およびこれを含有する触媒、例
えばこれを担体として周期律表第VI族および/または第
VIII族金属化合物を含浸させた触媒を用いて、炭化水素
類を水素化分解する方法。 【効果】上記方法により調製された触媒は従来の水素化
触媒や他の金属を含有する触媒、あるいは単に酸化亜鉛
を沈着させたり、亜鉛をイオン交換で導入したアルミノ
シリケートを含有する触媒に較べ、水素化分解活性が高
く、長寿命である。
Description
ノシリケートの製造方法およびそれを用いた炭化水素類
特に重質油の水素化分解方法に関するものである。
分解においては、アルミナなどのアモルファスの無機酸
化物に周期律表上の第VI族および第VIII族金属を担持し
た触媒もしくは、これにさらにリンやホウ素などを添加
した触媒、あるいは、結晶性アルミノシリケートを含有
する触媒(特開昭58−92680、特開昭61−12
6196、特公昭54−37164)を使用していた。
の無機酸化物を担体とする触媒では、分解に高温を要
し、かつ、高温運転によりスラッジや不飽和分などを生
成するなどの好ましくない傾向がみられた。また、結晶
性アルミノシリケートを含有する触媒では、比較的低温
で高い分解性を示すものの、劣化が著しく寿命が短かっ
たり、重油の分解ではスラッジの発生が著しく実質的に
高分解運転が不可能となる等の問題点があった。また、
より重質な油の処理、あるいは、より高い分解を達成す
るには、これらの触媒では不十分であった。
し、より低温でより高分解活性を有する触媒を提供する
ことを目的としてゼオライト系触媒の改良について研究
を進めた結果、ゼオライトを特定の方法で処理すること
によって得られる亜鉛導入結晶性アルミノシリケートを
含有する触媒を用いることにより、その目的が達成され
ることを見出し本発明に到達した。
ゼオライトを脱アルカリ処理して得られる結晶性アルミ
ノシリケートを、亜鉛を含有し、かつ、ゼオライト骨格
中のアルミニウムを溶出させうる溶液と接触させること
を特徴とする亜鉛導入結晶性アルミノシリケートの製造
法および、かくして得られた亜鉛導入結晶性アルミノシ
リケートを含有する触媒を用いて、炭化水素類を水素化
分解することを特徴とする炭化水素類の水素化分解方法
である。
とアルミニウムのモル比が3〜6のフォージャサイト構
造をもつ合成ゼオライトであり、製法の如何に関わら
ず、いずれも支障なく用いることができる。本発明で
は、まず、このY型ゼオライトを脱アルカリ処理し、ア
ルカリ金属含有量を微量にする必要がある。これは、Y
型ゼオライトの結晶構造の安定化を図るものである。ア
ルカリ金属含有量は1重量%以下、特に0.5重量%以
下が好ましく、1重量%以上であると、これ以後の処理
においてY型ゼオライトの結晶構造の崩壊を招く。
な手順によって行うことができる。Y型ゼオライトをア
ンモニア塩を含有する水溶液で処理することにより、ア
ルカリ金属をアンモニウムイオンでイオン交換し、これ
を焼成する。このような処理を数回繰り返すことによ
り、アルカリ金属含有量を0.5重量%以下に低減した
Y型ゼオライト(以下HYと称する)を調製することが
できる。なお、この脱アルカリ処理の際、Y型ゼオライ
トの結晶構造は一部破壊される。この破壊は主として焼
成時に起こる。破壊を抑制するには、なるべく低温で、
好ましくは400〜500℃で焼成するのがよい。
し、かつ、ゼオライト骨格中のアルミニウムを溶出させ
うる溶液と接触させることにより、亜鉛導入結晶性アル
ミノシリケートを調製することができるが、HYを上記
溶液と接触させる前に、高温水蒸気もしくは酸性水溶液
等で処理し、より水熱安定性を増大させてから用いるこ
ともできる。(以下、本発明ではこのような処理をした
Y型ゼオライトをUSYと呼ぶ。またこれに亜鉛を導入
して得られた結晶性アルミノシリケートをZn−USY
と呼び、HYに直接亜鉛を導入して得られた結晶性アル
ミノシリケートをZn−HYと呼ぶ)。上記HY型ある
いはUSY型ゼオライトは市販品を使用することもでき
る。
鉛の含有量は、アルミノシリケートの性状および溶液の
性状によって異なる。本発明においてはアルミノシリケ
ートに亜鉛を導入すると同時にゼオライト骨格中のアル
ミニウムを溶出させることが必要である。そのような処
理を行なうための、亜鉛を含有し、かつ、ゼオライト骨
格中のアルミニウムを溶出させうる溶液として、例え
ば、塩化亜鉛、硝酸亜鉛、硫酸亜鉛といった亜鉛化合物
塩を溶解し、かつ、塩酸、硝酸、硫酸といった鉱酸、ま
たは酢酸、蓚酸などの有機酸を加えてpHを4以下、好ま
しくは3〜−1とした酸性水溶液あるいは、EDTAの
ようにアルミニウムを選択的に結晶格子内から抜き出す
ことのできる有機試薬を含有する溶液を挙げることがで
きる。
れ単味で成形し触媒としてもよいが、通常はアルミナな
どの無機酸化物マトリックスと混練などの操作により混
合し成形して担体とした後、さらに周期律表上の第VI族
および/または第VIII族金属を担持して触媒とすること
が好ましい。すなわち、上記亜鉛導入結晶性アルミノシ
リケートと無機酸化物のヒドロゲルとを十分に混合し、
所定の形状に成形し、常温ないし200℃、好ましくは
100〜130℃で0.5時間以上乾燥した後、350
〜800℃、好ましくは、450〜600℃で0.5時
間以上焼成することにより担体を得ることができる。こ
の場合、亜鉛導入結晶性アルミノシリケートを1〜90
%、より好ましくは5〜50%とすることが好ましい。
また、無機酸化物マトリックスとしては、アルミナ、シ
リカ−アルミナ、チタニア−アルミナ、ジルコニア−ア
ルミナ等、多孔質で、非晶質のものが好適に用いられ
る。これらの無機酸化物マトリックスは、亜鉛導入結晶
性アルミノシリケートのバインダーとして働き、触媒の
強度を向上させると共に、周期律表上の第VI族および/
または第VIII族金属の担体として働き、亜鉛導入結晶性
アルミノシリケートの細孔の外の反応場としての役割を
持っている。このため、無機酸化物マトリックスの持つ
酸性質などの特性は非常に重要であり、表面積は30m2
/g以上とすることが好ましい。
期律表上の第VI族および/または第VIII族金属の塩を溶
解した溶液を含浸などの方法により担持し、触媒とする
ことができる。なお、担体に含浸させる上記第VI族金属
成分としては、パラモリブデン酸アンモニウム、モリブ
デン酸、モリブデン酸アンモニウム、リンモリブデン
酸、タングステン酸アンモニウム、タングステン酸、無
水タングステン酸、タングストリン酸等の化合物等を例
示することができる。また、第VIII族金属成分として
は、ニッケル、あるいはコバルトの硝酸塩、硫酸塩、塩
化物、フッ化物、臭化物、酢酸塩、炭酸塩、リン酸塩等
の水溶液が用いられる。これらの金属の担持量は、その
合計量として、酸化物換算で、第VI族金属は5〜25重
量%とし、第VIII族金属は0.5〜10重量%とするこ
とが好ましい。
水素類を水素化分解する場合、この反応の条件は、温度
約350〜450℃、水素分圧約50〜200kg/cm2、
液空間速度約0.1〜5hr-1、水素対炭化水素類の比、
約100〜4000N1/1の範囲で選定することが好まし
い。一般に、この触媒は、炭化水素類を処理するに先立
ち、硫化水素、二硫化炭素といった硫黄化合物を含有し
た炭化水素類で予備硫化した後用いるとよい。
できるが、特には、原油、原油から得られる灯油、軽
油、減圧軽油、常圧蒸留残油、減圧蒸留残油、および、
原油または残渣油を溶剤脱れき処理した脱れき油、ガス
油、減圧軽油等が、本発明の効果が顕著で好適である。
/Al2 O3 モル比=2.9、Na2 O含有量=12.
3重量%、格子定数=2.463nm、表面積=約800
m2/g)200gを、1Mの硝酸アンモニウム水溶液20
00mlを用いて、50℃でイオン交換し、ろ過、洗浄
し、さらに130℃で3時間乾燥した後、450℃で3
時間焼成した。この操作を9回繰り返した結果、Na2
O含有量が0.5重量%に減少し、SiO2 /Al2 O
3 モル比が5.8、格子定数が2.455nmになった。
(以下これをHYと称する) (b)塩化亜鉛45.4gを500mlのイオン交換水に
溶解し、溶液Aを調製した。 (c)HY150gをイオン交換水1000mlに分散さ
せ、100℃で1時間煮沸したのち、約50℃まで冷却
した。これに(b)で調製した溶液Aを添加し、さら
に、塩酸(純度36%)57mlをゆっくりと添加し、最
後に全溶液量が1500mlとなるようにイオン交換水を
加えた。こののち溶液温度が50℃になるよう保温を行
い、2時間反応を行った。2時間反応中、溶液のpHは
1.3〜1.9と推移した。反応後、ろ過、洗浄を行
い、130℃で3時間乾燥を行った後、450℃で3時
間焼成し、亜鉛導入結晶性アルミノシリケート(Zn−
HY)を得た。このZn−HYは格子定数が2.434
nmであり、約700m2/gの表面積を有していた。 (d)このZn−HY150gをアルミナ粉末(コンデ
ア社製アルホールアルミナ:含水量25重量%)200
gと混合し、イオン交換水230gを添加して混練し、
直径1mm、長さ5mmの円柱状に押し出し成形し、130
℃で3時間乾燥した後、600℃で2時間焼成して担体
Aとした。 (e)この担体Aにモリブデン酸アンモニウム水溶液を
含浸し、続いて硝酸ニッケル水溶液を含浸し、乾燥、焼
成して触媒Aとした。含浸においては、最終的に触媒が
モリブデンおよびニッケルを金属重量でそれぞれ12重
量%および3重量%含有するように調製した。 (f)触媒Aについて、水素圧=80kg/cm2、LHSV
=0.5hr-1、水素/原料油比=400、反応温度40
0℃の条件下で減圧軽油の水素化分解性能を評価した。
この結果を表2に示した。なお、使用した減圧軽油の性
状は表1に示した通りである。
蒸気と3時間接触させ、pH値約1.5に調製した50℃
の硝酸水溶液2000mlに2時間浸し、ろ過、洗浄し、
130℃で3時間乾燥した後、450℃で3時間焼成し
た。(以下これをUSYと称する)このようにして得ら
れたUSYは、格子定数が2.438nmであり、約60
0m2/gの表面積を有していた。 (b)塩化亜鉛45.4gを500mlのイオン交換水に
溶解したのち、塩酸(純度36%)57mlを添加し、溶
液Bを調製した。 (c)USY150gをイオン交換水1000mlに分散
させ、100℃で1時間煮沸したのち、約50℃まで冷
却した。これに(b)で調製した溶液Bをゆっくりと添
加し、最後にイオン交換水を加えて全溶液量を1500
mlとした。こののち溶液温度が50℃になるよう保温を
行い、2時間反応を行った。2時間の反応中、溶液のpH
は1.3〜1.9と推移した。反応後、ろ過、洗浄を行
い、130℃で3時間乾燥を行った後、450℃で3時
間焼成し、亜鉛導入結晶性アルミノシリケート(Zn−
USY)が得られた。このZn−USYは格子定数が
2.434nmであり、約700m2/gの表面積を有してい
た。 (d)このZn−USY150gをアルミナ粉末(コン
デア社製アルホールアルミナ:含水量25重量%)20
0gと混合し、イオン交換水230gを添加して混練
し、直径1mm、長さ5mmの円柱状に押し出し成形し、1
30℃で3時間乾燥した後、600℃で2時間焼成して
担体Bとした。 (e)この担体Bにモリブデン酸アンモニウム水溶液を
含浸し、続いて硝酸ニッケル水溶液を含浸し、乾燥、焼
成して触媒Bとした。含浸においては、最終的に触媒が
モリブデンおよびニッケルを金属重量でそれぞれ12重
量%および3重量%含有するように調製した。 (f)触媒Bについて、水素圧=80kg/cm2、LHSV
=0.5hr-1、水素/原料油比=400、反応温度40
0℃の条件下で減圧軽油の水素化分解性能を評価した。
この結果を表2に示した。
溶解したのち、塩酸(純度61%)50mlを添加し、溶
液Cを調製した。 (b)東ソー製USY型ゼオライト(SiO2 /Al2
O3 モル比=12、Na2 O含有量=0.20重量%、
格子定数=2.439nm、表面積=約600m2/g)(以
下これをTSYと称する)150gをイオン交換水10
00mlに分散させ、100℃で1時間煮沸したのち、約
50℃まで冷却した。これに(a)で調製した溶液Cを
ゆっくりと添加し、最後にイオン交換水を加えて全溶液
量を1500mlとした。こののち溶液温度が50℃にな
るよう保温を行い、2時間反応を行った。2時間の反応
中、溶液のpHは1.4〜2.0と推移した。反応後、ろ
過、洗浄を行い、130℃で3時間乾燥を行った後、4
50℃で3時間焼成し、亜鉛導入結晶性アルミノシリケ
ート(Zn−TSYと呼ぶ)を得た。このZn−TSY
は格子定数が2.432nmであり、約700m2/gの表面
積を有していた。 (c)このZn−TSYを実施例2(d)〜(f)と同
様の方法によりZn−TSYを含有する担体C、そして
担体Cに含浸させたモリブデンおよびニッケルを担持し
た触媒Cを調製し、減圧軽油の水素化分解性能を評価し
た。その結果を表2に示した。
Zn−TSYを含有する担体Pを調製し、この担体Pに
メタタングステン酸アンモニウム水溶液を含浸し、続い
て硝酸ニッケル水溶液を含浸し、乾燥焼成して触媒Pと
した。含浸に際してはタングステンおよびニッケルを金
属重量でそれぞれ15重量%および4重量%含有するよ
うに調製した。 (b)触媒Pについて、実施例3と同様の方法により、
水素化分解性能を評価した。この結果を表2に示した。
ナ:含水量25重量%)400gにイオン交換水360
gを添加して混練し、直径1mm、長さ5mmの円柱状に押
し出し成形し、130℃で3時間乾燥した後、600℃
で2時間焼成して担体Dとした。 (b)実施例2と同様の方法により、担体Dにモリブデ
ンおよびニッケルを担持した触媒Dを調製し、減圧軽油
の水素化分解性能を評価した。その結果を表2に示し
た。
ルホールアルミナ:含水量25重量%)200gと混合
し、イオン交換水230gを添加して混練し、直径1m
m、長さ5mmの円柱状に押し出し成形し、130℃で3
時間乾燥した後、600℃で2時間焼成して担体Eとし
た。 (b)実施例2と同様の方法により、担体Eにモリブデ
ンおよびニッケルを担持した触媒Dを調製し、減圧軽油
の水素化分解性能を評価した。その結果を表2に示し
た。
溶解し、溶液Fを調製した。 (b)TSY150gをイオン交換水1000mlに分散
させ、100℃で1時間煮沸したのち、約50℃まで冷
却した。これに(a)で調製した溶液Fをゆっくりと添
加し、最後に全溶液量が1500mlとなるようにイオン
交換水を加えた。こののち溶液温度が50℃になるよう
保温を行い、2時間反応を行った。2時間の反応中、溶
液のpHは1.4〜1.9と推移した。反応後、ろ過、洗
浄を行い、130℃で3時間乾燥を行った後、450℃
で3時間焼成し、鉄導入結晶性アルミノシリケートを得
た。これをFe−TSYと称する。このFe−TSYは
格子定数が2.435nmであり、約700m2/gの表面積
を有していた。 (c)実施例2と同様の方法により、Fe−TSYを含
有する担体F、そして触媒Fを調製し、減圧軽油の水素
化分解性能を評価した。その結果を表2に示した。
解し溶液Gを調製した。 (b)TSY150gをイオン交換水1000mlに分散
させ、100℃で1時間煮沸したのち、約50℃まで冷
却した。これに(a)で調製した溶液Gを添加し、塩酸
66.5gをゆっくりと添加し、最後に全溶液量を15
00mlとなるようにイオン交換水を加えた。こののち溶
液温度が50℃になるよう保温を行い、2時間反応を行
った。2時間の反応中、溶液のpHは1.4〜1.9と推
移した。反応後、ろ過、洗浄を行い、130℃で3時間
乾燥を行った後、450℃で3時間焼成し銅導入結晶性
アルミノシリケート(Cu−TSY)を得た。このCu
−TSYは格子定数が2.434nmであり、約700m2
/gの表面積を有していた。 (c)実施例2と同様の方法により、Cu−TSYを含
有する担体G、そして触媒Gを調製し、減圧軽油の水素
化分解性能を評価した。その結果を表2に示した。
を用い、硝酸35gをコバルト溶液添加時に加えた以外
は、比較例4と同様の方法によりコバルト導入結晶性ア
ルミノシリケート(Co−TSY)(担体H)およびこ
れに担持された触媒Hを調製し、減圧軽油の水素化分解
性能を評価した。その結果を表2に示した。
外は(ニッケル溶液添加時に硝酸は添加せず)、比較例
4と同様の方法により、触媒Iを調製し、減圧軽油の水
素化分解性能を評価した。その結果を表2に示した。
gを用いた以外は(塩化チタン溶液添加時に硝酸は添加
せず)、比較例4と同様の方法により、触媒Jを調製
し、減圧軽油の水素化分解性能を評価した。その結果を
表2に示した。
2gを用い、硝酸29gをジルコニウム溶液添加時に加
えた以外は比較例4と同様の方法により、触媒Kを調製
し、減圧軽油の水素化分解性能を評価した。その結果を
表2に示した。
酸54gをバナジウム溶液添加時に加えた以外は比較例
4と同様の方法により、触媒Lを調製し、減圧軽油の水
素化分解性能を評価した。その結果を表2に示した。
を用い、硝酸35gをセリウム溶液添加時に加えた以外
は比較例4と同様の方法により、触媒Mを調製し、減圧
軽油の水素化分解性能を評価した。その結果を表2に示
した。
溶解し溶液N(pH=4)を調製した。 (b)TSY150gをイオン交換水1000mlに分散
させ、100℃で1時間煮沸したのち、イオン交換水を
添加して全溶液量を1500mlとし、約50℃まで冷却
した。これに硝酸35gをゆっくりと添加た。こののち
溶液温度が50℃になるよう保温を行い2時間反応を行
った。反応中、溶液のpHは1.4〜2.0と推移した。
反応後、ろ過、洗浄を行った。これをTSSYと称す
る。 (c)このTSSY150gを、再度イオン交換水10
00mlに分散させ、100℃で1時間煮沸したのち、約
50℃まで冷却した。これに(a)で調製した溶液Nを
添加し、さらにイオン交換水を添加して、全溶液量を1
500mlとした。溶液温度が50℃になるよう保温を行
い、2時間イオン交換反応を行った。反応後、ろ過、洗
浄を行った。130℃で3時間乾燥を行った後、450
℃で3時間焼成し、亜鉛イオン交換アルミノシリケート
を得た。 (d)この亜鉛イオン交換アルミノシリケートを用い、
実施例2と同様の方法により担体N、そして触媒Nを調
製し、減圧軽油の水素化分解性能を評価した。その結果
を表2に示した。
溶解し溶液O(pH=4)を調製した。 (b)比較例11で調製したTSSY150gをイオン
交換水1000mlに分散させ、100℃で1時間煮沸し
たのち、約50℃まで冷却した。これに(a)で調製し
た溶液Oを添加し、さらにイオン交換水を加えて全溶液
量を1500mlとした。溶液温度が50℃になるよう保
温を行い、2時間イオン交換反応を行った。そののち、
アンモニアを添加してpH=7として30分保持した。反
応後、ろ過、洗浄を行い、130℃で3時間乾燥を行っ
た後、450℃で3時間焼成し亜鉛イオン交換アルミノ
シリケートを得た。 (d)この亜鉛イオン交換アルミノシリケートを用い、
実施例2と同様の方法により担体O、そして触媒Oを調
製し、減圧軽油の水素化分解性能を評価した。その結果
を表2に示した。
ウ素を含有するアルミナ担体に実施例3と同様にモリブ
デンおよびニッケルを担持した触媒を用い、表3に示す
反応条件における減圧軽油水素化分解の寿命性能を評価
した。その結果を図1〜3に示した。反応は、生成油の
分解率が42%一定となるように反応温度を設定し、触
媒の劣化に合わせて反応温度を上昇させながら運転し
た。図1は運転時間と一定の分解率を維持するための温
度の関係を示したものである。また図2および図3はこ
の条件で運転した際の脱硫反応速度定数および脱窒素反
応速度定数の推移を示したものである。
晶性アルミノシリケートを含有する本発明の触媒は、他
の金属を含有する触媒よりも炭化水素の水素化分解活性
が高く、また、亜鉛を本発明の方法で導入したことによ
り、単純に酸化亜鉛を沈着させたものや、イオン交換で
導入したものよりもはるかに高い分解活性を示した。ま
た長時間の使用によっても活性の低下が少なく、長寿命
で低温での運転が可能である。本発明の触媒を使用する
ことにより、これまでの反応装置を特別に改造すること
なく、触媒を替えるだけで、より高分解運転を行うこと
ができるようになった。また、高分解運転にあたって、
低温で高分解性を実現できるため、高温運転の際見られ
る種々の弊害が抑制されるとともに、触媒劣化が抑制さ
れるため、触媒の寿命が著しく延長された。
の水素化分解を長時間行なった際の、一定の分解率(4
2%)を維持するための反応温度の推移を表わす図であ
る。
定数の推移を表わす図である。
度定数の推移を表わす図である。
した触媒
Claims (5)
- 【請求項1】 Y型ゼオライトを脱アルカリ処理して得
られる結晶性アルミノシリケートを、亜鉛を含有し、か
つ、ゼオライト骨格中のアルミニウムを溶出させうる溶
液と接触させることを特徴とする亜鉛導入結晶性アルミ
ノシリケートの製造法。 - 【請求項2】 請求項1記載の亜鉛導入結晶性アルミノ
シリケートを含有する触媒を用いて、炭化水素類を水素
化分解することを特徴とする炭化水素類の水素化分解方
法。 - 【請求項3】 亜鉛導入結晶性アルミノシリケート含有
担体に、周期律表第VI族および/または第VIII族金属化
合物を担持した触媒を用いて、炭化水素類を水素化分解
することを特徴とする請求項2記載の炭化水素類の水素
化分解方法。 - 【請求項4】第VI族金属成分が、モリブデンおよび/ま
たはタングステンである請求項3記載の炭化水素類の水
素化分解方法。 - 【請求項5】第VIII族金属成分がニッケルおよび/また
はコバルトである請求項3または4記載の炭化水素類の
水素化分解方法。
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|---|---|---|---|
| JP3041026A JP3012013B2 (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | 亜鉛導入結晶性アルミノシリケートの製造法およびそれを用いた炭化水素類の水素化分解方法 |
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| JP3041026A Expired - Lifetime JP3012013B2 (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | 亜鉛導入結晶性アルミノシリケートの製造法およびそれを用いた炭化水素類の水素化分解方法 |
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| JP (1) | JP3012013B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111801157A (zh) * | 2018-03-02 | 2020-10-20 | 东曹株式会社 | 烃吸附剂 |
-
1991
- 1991-02-12 JP JP3041026A patent/JP3012013B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN111801157A (zh) * | 2018-03-02 | 2020-10-20 | 东曹株式会社 | 烃吸附剂 |
| US11648527B2 (en) | 2018-03-02 | 2023-05-16 | Tosoh Corporation | Hydrocarbon adsorbent |
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| JP3012013B2 (ja) | 2000-02-21 |
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