JPH0581564B2 - - Google Patents
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- JPH0581564B2 JPH0581564B2 JP60199386A JP19938685A JPH0581564B2 JP H0581564 B2 JPH0581564 B2 JP H0581564B2 JP 60199386 A JP60199386 A JP 60199386A JP 19938685 A JP19938685 A JP 19938685A JP H0581564 B2 JPH0581564 B2 JP H0581564B2
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- JP
- Japan
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- ethylenically unsaturated
- reducing agent
- diethylthioxanthone
- unsaturated double
- composition
- Prior art date
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F2/00—Processes of polymerisation
- C08F2/46—Polymerisation initiated by wave energy or particle radiation
- C08F2/48—Polymerisation initiated by wave energy or particle radiation by ultraviolet or visible light
- C08F2/50—Polymerisation initiated by wave energy or particle radiation by ultraviolet or visible light with sensitising agents
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K6/00—Preparations for dentistry
- A61K6/30—Compositions for temporarily or permanently fixing teeth or palates, e.g. primers for dental adhesives
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K6/00—Preparations for dentistry
- A61K6/80—Preparations for artificial teeth, for filling teeth or for capping teeth
- A61K6/884—Preparations for artificial teeth, for filling teeth or for capping teeth comprising natural or synthetic resins
- A61K6/887—Compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
-
- A—HUMAN NECESSITIES
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- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K6/00—Preparations for dentistry
- A61K6/80—Preparations for artificial teeth, for filling teeth or for capping teeth
- A61K6/884—Preparations for artificial teeth, for filling teeth or for capping teeth comprising natural or synthetic resins
- A61K6/891—Compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- A61K6/893—Polyurethanes
-
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- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は歯科修復用光重合性組成物に関するも
のであり、特に可視光線・紫外光線何れの領域の
光源に対しても高感度を示し、重合硬化物が色調
安定性、物性に優れた歯科修復用光重合性組成物
に関するものである。 〔従来の技術〕 周知の如く、歯科では所謂化学重合タイプと光
重合タイプのコンポジツトレジン修復材が用いら
れている。化学重合タイプのコンポジツトレジン
修復材は、その主成分が微細な無機質フイラーと
無機質フイラー同志を結合させるためのバインダ
ーレジンとから成るペースト状で、このものを2
分割し一方のペーストには過酸化物を、他方のペ
ーストにはアミンを含有させてあり、使用時に之
等のペーストを混合してウ蝕窩洞などにこのペー
ストを充填後、一定時間内に過酸化物−アミンの
酸化還元反応によりバインダーレンジを重合硬化
するのである。この種タイプの欠点としては硬化
時間が一定であり、術者はペーストが硬化する前
の可塑性のある状態の間に充填操作を完了する必
要があり操作上の難点が指摘されて来た。 化学重合における過酸化物−アミン系触媒の代
わりに光重合触媒を用いる光重合タイプのコンポ
ジツトレジン修復材では光を照射しない限り硬化
反応が進行しないため、術者の意志に応じて操作
時間及び硬化時間を実質的にコントロール出来る
ので最適な処置方法及び処置時間を得ることが可
能であるなど多くの利点があり、歯科で光重合タ
イプの修復材料使用のケースは最近増加の傾向に
ある。 光重合タイプ歯科用修復材の組成物は多数知ら
れているが、特に口腔内安全使用の点で可視光線
硬化タイプの修復材が多く用いられている。例え
ば英国特許第1408265号明細書、特開昭57−
187377号、特開昭53−62394号、特開昭57−54107
号、特開昭57−77609号、特開昭58−65704号など
に記載の組成物が知られている。之等の発明は英
国特許第1408265号明細書に記載されているα−
ジケトンと還元剤とを用いる方法に関連してお
り、実際にはカンフアーキノンとアミンとの組み
合わせが殆んどの製品で用いられている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 可視光線硬化タイプの修復材は波長域400〜
500nmで硬化するものであつて、400nm未満の波
長域では満足な硬化物は得られない。また光の強
度による影響を受け易く、照射光源から遠部では
反応が不充分で未反応残留モノマーが多く、色調
安定性も劣つており、必ずしも臨床上満足な物性
が得られていない。 紫外光線硬化タイプの歯科用組成物に関しては
特公昭51−2235号、特開昭53−82088号などが知
られている。波長300nm以下の紫外光線は人体に
有害であるとの理由で口腔内では直接使用はされ
ていない。欠点として硬化深度の浅いことも指摘
されている。 前記二つのタイプは夫々専用の波長域で硬化す
るものであつて、現在、紫外光線・可視光線の何
れの波長域でも良好な硬化性を有する光重合性組
成物は知られていない。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は上記の欠点を解決した新しいタイプの
高感度性の歯科修復用光重合性組成物に係るもの
である。 即ち本発明の構成成分である光重合開始剤のベ
ンジルジメチルケタール、2−クロロチオキサン
トン若しくは2,4−ジエチルチオキサントン及
び還元剤の3種を特定割合で共存させると、その
相乗効果により紫外光線、可視光線の何れの領域
においても優れた光重合開始能力を示すことを見
い出したものである。 ベンジルジメチルケタールを単独、或いは還元
剤と共存させて使用した場合は400nm未満の紫外
光線に対しては有効であるが、400nm以上の可視
光線に対しては光重合開始能力は殆んど無い。ま
た2−クロロチオキサントン若しくは2,4−ジ
エチルチオキサントンを単独で、或いは還元剤と
共存させて使用した場合は400nm以上の可視光線
に対して光重合開始能力は殆んど無く、之により
満足な硬化物は得られない。還元剤を除いたベン
ジルジメチルケタール、2−クロロチオキサント
ン若しくは2,4−ジエチルチオキサントンとの
2種の光重合開始剤の混合系より成る組成物は多
少光重合性が認められるが、その硬化物は歯科用
修復物として用いる場合、強度的に不充分で実用
性が無い。しかるに本発明による構成成分、即ち
ベンジルジメチルケタール、2−クロロチオキサ
ントン若しくは2,4−ジエチルチオキサントン
及び還元剤を特定割合で併用した組成物は300〜
500nmの光に対して重合開始能力が特に優れ、そ
の硬化物は強度、硬さなどに優れているので歯科
用として好ましい性質が得られ、更に歯科で重要
視される色調安定性にも優れた特性を有すること
を見い出した。 即ち本発明は、 (a) エチレン性不飽和2重結合を少なくとも1個
含有する重合可能な化合物、 (b) (a)に対して、光重合開始剤としてベンジルジ
メチルケタール0.01〜5重量%及び2−クロロ
チオキサントン若しくは2,4−ジエチルチオ
キサントンを0.01〜5重量%、 (c) (a)に対して、還元剤としてジメチルアミノエ
チルメタクリレート若しくは4−ジメチルアミ
ノ安息香酸エチルを0.1〜5重量%、 (d) 充填材、 の4構成成分を含有することを特徴とするもので
ある。 本発明の組成物に於ける第1の構成成分である
エチレン性化合物とは、その化学構造中に少なく
とも1個のエチレン性不飽和2重結合を持つ化合
物であつて、モノマー、プレポリマー(即ち2量
体、3量体及び他のオリゴマー)、それ等の混合
物並びにそれ等の共重合体などの化学的形態を持
つものである。 具体的には1個のエチレン性不飽和2重結合を
持つモノマーとしてはメチルメタアクリレート、
エチルメタアクリレート、イソプロピルメタアク
リレート、ヒドロキシエチルメタアクリレート、
テトラヒドロフルフリルメタアクリレート、グリ
シジルメタアクリレート、及び之等のアクリレー
ト;2個のエチレン性不飽和2重結合を持つモノ
マーとして、芳香族系では2,2−ビス(メタク
リロキシフエニル)プロパン、2,2−ビス〔4
−(2−ヒドロキシ−3−メタクリロキシフエニ
ル)〕プロパン、2,2−ビス(4−メタクリロ
キシエトキシフエニル)プロパン、2,2−ビス
(4−メタクリロキシジエトキシフエニル)プロ
パン、2,2−ビス(4−メタクリロキシプロポ
キシフエニル)プロパン及び之等のアクリレート
があり;脂肪族系ではエチレングリコールジメタ
クリレート、ジエチレングリコールジメタクリレ
ート、トリエチレングリコールジメタクリレー
ト、ブチレングリコールジメタクリレート、ネオ
ペンチルグリコールジメタクリレート、1,3−
ブタンジオールジメタクリレート、1,4−ブタ
ンジオールジメタクリレート、1,6−ヘキサン
ジオールジメタクリレート及び之等のアクリレー
トがある。エチレン性不飽和2重結合を3個有す
るモノマーとしてはトリメチロールプロパントリ
メタクリレート、トリメチロールエタントリメタ
クリレート、ペンタエリスリトールトリメタクリ
レート、トリメチロールメタントリメタクリレー
ト及び之等のアクリレートがある。又エチレン性
不飽和2重結合を4個有するモノマーとしてはペ
ンタエリスリトールテトラメタクリレート、ペン
タエリスリトールテトラアクリレート及び下記の
構造式(1),(2)で示されるウレタン系のモノマーが
ある。
のであり、特に可視光線・紫外光線何れの領域の
光源に対しても高感度を示し、重合硬化物が色調
安定性、物性に優れた歯科修復用光重合性組成物
に関するものである。 〔従来の技術〕 周知の如く、歯科では所謂化学重合タイプと光
重合タイプのコンポジツトレジン修復材が用いら
れている。化学重合タイプのコンポジツトレジン
修復材は、その主成分が微細な無機質フイラーと
無機質フイラー同志を結合させるためのバインダ
ーレジンとから成るペースト状で、このものを2
分割し一方のペーストには過酸化物を、他方のペ
ーストにはアミンを含有させてあり、使用時に之
等のペーストを混合してウ蝕窩洞などにこのペー
ストを充填後、一定時間内に過酸化物−アミンの
酸化還元反応によりバインダーレンジを重合硬化
するのである。この種タイプの欠点としては硬化
時間が一定であり、術者はペーストが硬化する前
の可塑性のある状態の間に充填操作を完了する必
要があり操作上の難点が指摘されて来た。 化学重合における過酸化物−アミン系触媒の代
わりに光重合触媒を用いる光重合タイプのコンポ
ジツトレジン修復材では光を照射しない限り硬化
反応が進行しないため、術者の意志に応じて操作
時間及び硬化時間を実質的にコントロール出来る
ので最適な処置方法及び処置時間を得ることが可
能であるなど多くの利点があり、歯科で光重合タ
イプの修復材料使用のケースは最近増加の傾向に
ある。 光重合タイプ歯科用修復材の組成物は多数知ら
れているが、特に口腔内安全使用の点で可視光線
硬化タイプの修復材が多く用いられている。例え
ば英国特許第1408265号明細書、特開昭57−
187377号、特開昭53−62394号、特開昭57−54107
号、特開昭57−77609号、特開昭58−65704号など
に記載の組成物が知られている。之等の発明は英
国特許第1408265号明細書に記載されているα−
ジケトンと還元剤とを用いる方法に関連してお
り、実際にはカンフアーキノンとアミンとの組み
合わせが殆んどの製品で用いられている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 可視光線硬化タイプの修復材は波長域400〜
500nmで硬化するものであつて、400nm未満の波
長域では満足な硬化物は得られない。また光の強
度による影響を受け易く、照射光源から遠部では
反応が不充分で未反応残留モノマーが多く、色調
安定性も劣つており、必ずしも臨床上満足な物性
が得られていない。 紫外光線硬化タイプの歯科用組成物に関しては
特公昭51−2235号、特開昭53−82088号などが知
られている。波長300nm以下の紫外光線は人体に
有害であるとの理由で口腔内では直接使用はされ
ていない。欠点として硬化深度の浅いことも指摘
されている。 前記二つのタイプは夫々専用の波長域で硬化す
るものであつて、現在、紫外光線・可視光線の何
れの波長域でも良好な硬化性を有する光重合性組
成物は知られていない。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は上記の欠点を解決した新しいタイプの
高感度性の歯科修復用光重合性組成物に係るもの
である。 即ち本発明の構成成分である光重合開始剤のベ
ンジルジメチルケタール、2−クロロチオキサン
トン若しくは2,4−ジエチルチオキサントン及
び還元剤の3種を特定割合で共存させると、その
相乗効果により紫外光線、可視光線の何れの領域
においても優れた光重合開始能力を示すことを見
い出したものである。 ベンジルジメチルケタールを単独、或いは還元
剤と共存させて使用した場合は400nm未満の紫外
光線に対しては有効であるが、400nm以上の可視
光線に対しては光重合開始能力は殆んど無い。ま
た2−クロロチオキサントン若しくは2,4−ジ
エチルチオキサントンを単独で、或いは還元剤と
共存させて使用した場合は400nm以上の可視光線
に対して光重合開始能力は殆んど無く、之により
満足な硬化物は得られない。還元剤を除いたベン
ジルジメチルケタール、2−クロロチオキサント
ン若しくは2,4−ジエチルチオキサントンとの
2種の光重合開始剤の混合系より成る組成物は多
少光重合性が認められるが、その硬化物は歯科用
修復物として用いる場合、強度的に不充分で実用
性が無い。しかるに本発明による構成成分、即ち
ベンジルジメチルケタール、2−クロロチオキサ
ントン若しくは2,4−ジエチルチオキサントン
及び還元剤を特定割合で併用した組成物は300〜
500nmの光に対して重合開始能力が特に優れ、そ
の硬化物は強度、硬さなどに優れているので歯科
用として好ましい性質が得られ、更に歯科で重要
視される色調安定性にも優れた特性を有すること
を見い出した。 即ち本発明は、 (a) エチレン性不飽和2重結合を少なくとも1個
含有する重合可能な化合物、 (b) (a)に対して、光重合開始剤としてベンジルジ
メチルケタール0.01〜5重量%及び2−クロロ
チオキサントン若しくは2,4−ジエチルチオ
キサントンを0.01〜5重量%、 (c) (a)に対して、還元剤としてジメチルアミノエ
チルメタクリレート若しくは4−ジメチルアミ
ノ安息香酸エチルを0.1〜5重量%、 (d) 充填材、 の4構成成分を含有することを特徴とするもので
ある。 本発明の組成物に於ける第1の構成成分である
エチレン性化合物とは、その化学構造中に少なく
とも1個のエチレン性不飽和2重結合を持つ化合
物であつて、モノマー、プレポリマー(即ち2量
体、3量体及び他のオリゴマー)、それ等の混合
物並びにそれ等の共重合体などの化学的形態を持
つものである。 具体的には1個のエチレン性不飽和2重結合を
持つモノマーとしてはメチルメタアクリレート、
エチルメタアクリレート、イソプロピルメタアク
リレート、ヒドロキシエチルメタアクリレート、
テトラヒドロフルフリルメタアクリレート、グリ
シジルメタアクリレート、及び之等のアクリレー
ト;2個のエチレン性不飽和2重結合を持つモノ
マーとして、芳香族系では2,2−ビス(メタク
リロキシフエニル)プロパン、2,2−ビス〔4
−(2−ヒドロキシ−3−メタクリロキシフエニ
ル)〕プロパン、2,2−ビス(4−メタクリロ
キシエトキシフエニル)プロパン、2,2−ビス
(4−メタクリロキシジエトキシフエニル)プロ
パン、2,2−ビス(4−メタクリロキシプロポ
キシフエニル)プロパン及び之等のアクリレート
があり;脂肪族系ではエチレングリコールジメタ
クリレート、ジエチレングリコールジメタクリレ
ート、トリエチレングリコールジメタクリレー
ト、ブチレングリコールジメタクリレート、ネオ
ペンチルグリコールジメタクリレート、1,3−
ブタンジオールジメタクリレート、1,4−ブタ
ンジオールジメタクリレート、1,6−ヘキサン
ジオールジメタクリレート及び之等のアクリレー
トがある。エチレン性不飽和2重結合を3個有す
るモノマーとしてはトリメチロールプロパントリ
メタクリレート、トリメチロールエタントリメタ
クリレート、ペンタエリスリトールトリメタクリ
レート、トリメチロールメタントリメタクリレー
ト及び之等のアクリレートがある。又エチレン性
不飽和2重結合を4個有するモノマーとしてはペ
ンタエリスリトールテトラメタクリレート、ペン
タエリスリトールテトラアクリレート及び下記の
構造式(1),(2)で示されるウレタン系のモノマーが
ある。
【化】
実施例1〜3に示される如く、従来用いられて
いる方法(比較例10)に比較し、本発明の組成物
は可視光線、紫外光線の何れの光源でも優れた硬
化性を示し、短時間照射で硬化し、しかも硬化深
度も深い。更に本発明の組成による重合硬化体は
従来知られている方法(比較例10)に比較し、着
色傾向が認められず殆んど無色であり色調安定性
に優れており、強度も高い値を得られることが確
認された。 〔実施例〕 以下に実施例を挙げ、本発明を更に具体的に説
明するが、本発明は之等に制限されるものではな
い。 実施例 1 2,2−ビス〔4−(2−ヒドロキシ−3−メ
タクリロキシフエニル)〕プロパン70g、トリエ
チレングリコールジメタクリレート30g、ベンジ
ルジメチルケタール0.5g、2,4−ジエチルチオ
キサントン0.5g、ジメチルアミノエチルメタクリ
レート0.5gにγ−メタクリロキシプロピルトリメ
トキシシラン3gで表面処理した微粉末シリカ
100gをロールで室温下で混練し、組成物を作製
した。直径3mm、厚さ3mmの円孔を開けたテフロ
ン板にペーストを詰め1mm上方から可視光線
(ICI社製、商品名;Luxor)を照射し、硬化物の
色調と耐圧強度を測定した。硬化時間は可視光線
照射面の反対側の面の針深入度(荷重1Kg)を調
べ、針入度が0となる最も短い可視光線照射時間
で表わした。なお紫外光線(GC社製、商品名;
パーマキユア−UC−1)を用いて同様に測定し
た硬化時間を( )内に示した。また直径4mm、
厚さ10mmの貫通円孔をステンレス製金型に設け、
この円孔に前記ペーストを満たし表面をセロフア
ン紙で覆つた後、可視光線(ICI社製、商品名;
Luxor)を45秒間照射した。次いで円孔から重合
体を取り出し、未重合物を除去した後、長さを測
定し、硬化深度とした。結果を表に示す。 実施例2〜3、比較例1〜10 実施例1に於いて光重合開始剤及び還元剤を表
に記載した化合物を表に記載した量用いた他は実
施例1と同様の方法で各組成の硬化時間、色調、
耐圧強度、硬化深度を調べた。また本発明の構成
成分より比較例1は2−クロロチオキサントン若
しくは2,4−ジエチルチオキサントンを除いた
例を、比較例2はベンジルジメチルケタールのみ
を除いた例を、比較例3は還元剤のみを除いた例
を示した。また比較例10として市販品に広く用い
られているカンフア−キノンの例を挙げた。結果
を表に示す。 実施例 4 実施例1の組成に於いてモノマー成分として脂
肪族ウレタンジメタクリレート70g、ブタンジオ
ールジメタクリレート30gを用い、ベンジルジメ
チルケタール、2−クロロチオキサントン若しく
は2,4−ジエチルチオキサントン及び還元剤を
表に記載した化合物を表に記載した量用いた他は
実施例1と同様の方法で各組成の硬化時間、色
調、耐圧強度、硬化深度を調べた。結果を表に示
す。
いる方法(比較例10)に比較し、本発明の組成物
は可視光線、紫外光線の何れの光源でも優れた硬
化性を示し、短時間照射で硬化し、しかも硬化深
度も深い。更に本発明の組成による重合硬化体は
従来知られている方法(比較例10)に比較し、着
色傾向が認められず殆んど無色であり色調安定性
に優れており、強度も高い値を得られることが確
認された。 〔実施例〕 以下に実施例を挙げ、本発明を更に具体的に説
明するが、本発明は之等に制限されるものではな
い。 実施例 1 2,2−ビス〔4−(2−ヒドロキシ−3−メ
タクリロキシフエニル)〕プロパン70g、トリエ
チレングリコールジメタクリレート30g、ベンジ
ルジメチルケタール0.5g、2,4−ジエチルチオ
キサントン0.5g、ジメチルアミノエチルメタクリ
レート0.5gにγ−メタクリロキシプロピルトリメ
トキシシラン3gで表面処理した微粉末シリカ
100gをロールで室温下で混練し、組成物を作製
した。直径3mm、厚さ3mmの円孔を開けたテフロ
ン板にペーストを詰め1mm上方から可視光線
(ICI社製、商品名;Luxor)を照射し、硬化物の
色調と耐圧強度を測定した。硬化時間は可視光線
照射面の反対側の面の針深入度(荷重1Kg)を調
べ、針入度が0となる最も短い可視光線照射時間
で表わした。なお紫外光線(GC社製、商品名;
パーマキユア−UC−1)を用いて同様に測定し
た硬化時間を( )内に示した。また直径4mm、
厚さ10mmの貫通円孔をステンレス製金型に設け、
この円孔に前記ペーストを満たし表面をセロフア
ン紙で覆つた後、可視光線(ICI社製、商品名;
Luxor)を45秒間照射した。次いで円孔から重合
体を取り出し、未重合物を除去した後、長さを測
定し、硬化深度とした。結果を表に示す。 実施例2〜3、比較例1〜10 実施例1に於いて光重合開始剤及び還元剤を表
に記載した化合物を表に記載した量用いた他は実
施例1と同様の方法で各組成の硬化時間、色調、
耐圧強度、硬化深度を調べた。また本発明の構成
成分より比較例1は2−クロロチオキサントン若
しくは2,4−ジエチルチオキサントンを除いた
例を、比較例2はベンジルジメチルケタールのみ
を除いた例を、比較例3は還元剤のみを除いた例
を示した。また比較例10として市販品に広く用い
られているカンフア−キノンの例を挙げた。結果
を表に示す。 実施例 4 実施例1の組成に於いてモノマー成分として脂
肪族ウレタンジメタクリレート70g、ブタンジオ
ールジメタクリレート30gを用い、ベンジルジメ
チルケタール、2−クロロチオキサントン若しく
は2,4−ジエチルチオキサントン及び還元剤を
表に記載した化合物を表に記載した量用いた他は
実施例1と同様の方法で各組成の硬化時間、色
調、耐圧強度、硬化深度を調べた。結果を表に示
す。
【表】
【表】
本発明による歯科修復用光重合性組成物を使用
すると修復物の厚さが大きくても短時間操作の光
照射で物性に優れた硬化体が得られる。 本発明の組成物による修復物は口腔内で2年経
過後も、従来製品に見られる様な変色、摩耗、破
折などは殆んど観察されず優れた臨床成績を示
し、歯科において充填用コンポジツトレジン、前
装用硬質レジン、インレー、ジヤケツト冠、人工
歯、床用、補修用、リベース用、個人トレー用、
矯正用材料などの目的に用い得られることが確認
された。
すると修復物の厚さが大きくても短時間操作の光
照射で物性に優れた硬化体が得られる。 本発明の組成物による修復物は口腔内で2年経
過後も、従来製品に見られる様な変色、摩耗、破
折などは殆んど観察されず優れた臨床成績を示
し、歯科において充填用コンポジツトレジン、前
装用硬質レジン、インレー、ジヤケツト冠、人工
歯、床用、補修用、リベース用、個人トレー用、
矯正用材料などの目的に用い得られることが確認
された。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a) エチレン性不飽和2重結合を少なくとも
1個含有する重合可能な化合物、 (b) (a)に対して、光重合開始剤としてベンジルジ
メチルケタール0.01〜5重量%及び2−クロロ
チオキサントン若しくは2,4−ジエチルチオ
キサントンを0.01〜5重量%、 (c) (a)に対して、還元剤としてジメチルアミノエ
チルメタクリレート若しくは4−ジメチルアミ
ノ安息香酸エチルを0.1〜5重量%、 (d) 充填材、 の4構成成分を含有することを特徴とする歯科修
復用光重合性組成物。 2 エチレン性不飽和2重結合を含有する、重合
可能な化合物がジアクリレート及び/またはジメ
タクリレートである特許請求の範囲第1項に記載
の歯科修復用光重合性組成物。
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|---|---|---|---|
| JP60199386A JPS6261907A (ja) | 1985-09-11 | 1985-09-11 | 歯科修復用光重合性組成物 |
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|---|---|---|---|
| JP60199386A JPS6261907A (ja) | 1985-09-11 | 1985-09-11 | 歯科修復用光重合性組成物 |
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Family
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Family Applications (1)
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