JPH0581567U - カセット型ダブルメカニカルシール - Google Patents
カセット型ダブルメカニカルシールInfo
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- JPH0581567U JPH0581567U JP2819892U JP2819892U JPH0581567U JP H0581567 U JPH0581567 U JP H0581567U JP 2819892 U JP2819892 U JP 2819892U JP 2819892 U JP2819892 U JP 2819892U JP H0581567 U JPH0581567 U JP H0581567U
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Landscapes
- Mechanical Sealing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 密封空間A側及び反密封空間B側のメカニカ
ルシールの全構成部品を一体化して、組み込みや分解等
容易にする。 【構成】 軸方向に並んだ一対の回転環120,120
が、間に配置したバネ150で相反する方向へ弾性付勢
され、各回転環120の付勢方向に配置された一対の固
定環110,110と衝合した二組のメカニカルシール
100A,100Bを有し、前記両固定環110,11
0が一対の外側ケース160,160の内周にそれぞれ
気密的に嵌着され、両外側ケース160,160の互い
の対向端部161,161が、リンク手段170で結合
されている。
ルシールの全構成部品を一体化して、組み込みや分解等
容易にする。 【構成】 軸方向に並んだ一対の回転環120,120
が、間に配置したバネ150で相反する方向へ弾性付勢
され、各回転環120の付勢方向に配置された一対の固
定環110,110と衝合した二組のメカニカルシール
100A,100Bを有し、前記両固定環110,11
0が一対の外側ケース160,160の内周にそれぞれ
気密的に嵌着され、両外側ケース160,160の互い
の対向端部161,161が、リンク手段170で結合
されている。
Description
【0001】
本考案は、密封空間側と反密封空間側の間を軸方向に配列した二組のメカニカ ルシールで軸封するダブルメカニカルシールを一体化するものである。
【0002】
従来から、例えば水中ポンプに装着される軸封装置として、図2に示すように 、インペラー側空間すなわち密封空間Aと、モータ側空間すなわち反密封空間B との間を、軸方向に配列した二組のメカニカルシール10A,10Bで軸封する ダブルメカニカルシールがある。
【0003】 両メカニカルシール10A,10Bの固定環11は、インペラー側ハウジング 18A及びモータ側ハウジング18Bに、それぞれカップガスケット12を介し て嵌着されており、また回転環13は、前記両ハウジング18A,18Bの内周 を貫通したシャフト19の外周面に、軸方向に互いに背向したエラストマー製の ベローズ14を介して支持されるとともに、両回転環13,13の間に圧縮装着 されたコイルスプリング15で軸方向における相反する方向へ弾性付勢され、各 固定環11の端面と適当な面圧で摺接して密封摺動面Sを形成する。前記各ベロ ーズ14は、その内径筒状部14aがそれぞれドライブリング16によりシャフ ト19の外周面に対する適当な締め代を有するとともに、回転環13側の端部1 4bがそれぞれケース17により回転環13の背面に圧着されており、このケー ス17とドライブリング16が互いに周方向に係合することによって、回転環1 3がシャフト19と一体回転する。
【0004】
しかしながら、上記従来構造のダブルメカニカルシールは、ポンプ等の機器に 組み込む際に、両メカニカルシール10A,10Bを構成する各部品を、予め定 められた手順にしたがって順次嵌め込んで行かなければならないので、装着作業 が煩雑であるばかりか、未装着時における各部品の管理も煩雑であった。しかも 、未装着時における管理や前記組み込みの際には、摺動面Sとなる固定環1及び 回転環3の端面が損傷すると、密封性能が大きく損なわれてしまうため、細心の 注意を払わなければならない。
【0005】 本考案は、上記のような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところ は、ダブルメカニカルシールの各部品を一体化して、組み込みや分解等を容易に することにある。
【0006】
上記課題を解決するため、本考案は、軸方向に並んだ一対の回転環が、該両回 転環の間に配置されたバネで相反する方向へ弾性付勢され、各回転環の付勢方向 に配置された一対の固定環と衝合した二組のメカニカルシールを有するダブルメ カニカルシールにおいて、前記両固定環が一対の外側ケースの内周にそれぞれ気 密的に嵌着され、両外側ケースの互いの対向端部が、リンク手段で結合されてな るカセット型ダブルメカニカルシールを提供するものである。 この場合、両回転環がそれぞれ内側ケースを介してバネで付勢され、該両内側 ケースの対向端部が互いに衝合してなる構成とすることが一層好ましい。
【0007】
上記構成によると、両外側ケースをリンク手段で結合することによって、両メ カニカルシールの全構成部品を一体化することができ、機器への未装着状態にお ける管理及び機器への組込み作業を容易にすることができる。また、両内側ケー スの対向端部が互いに衝合してなる構成とすることによって、装着時に両回転環 の取付位置が規定され、バネの付勢力のバラツキを防止することができる。
【0008】
図1は、ポンプの軸封装置として装着されるカセット型ダブルメカニカルシー ルの一実施例を示すもので、100Aはインペラー側である密封空間A側のメカ ニカルシール、100Bはモータ側である反密封空間B側のメカニカルシール、 200Aはインペラー側ハウジング、200Bはモータ側ハウジング、210は 両ハウジング200A,200Bの内周に挿通されてモータの駆動力によりイン ペラーを回転させるシャフトである。
【0009】 二組のメカニカルシール100A,100Bは、それぞれ例えば硬質摺動材料 であるSiCからなる固定環110と、同じくSiC製であってこの固定環11 0に軸方向に衝合する回転環120と、NBR等のエラストマーからなる軸パッ キンとしてのベローズ130と、このベローズ130の外径部131を軸方向に 適当に圧縮した状態で回転環120に一体にカシメ固定している鋼材からなる内 側ケース140と、回転環120を内側ケース140及びベローズ130の外径 側の背面を介して軸方向に弾性付勢するバネ150とを含んでいる。バネ150 は、両メカニカルシール100A,100Bの共有であり、すなわち、軸方向に 並んだ一対の回転環120,120は、この回転環120,120の間に配置さ れたバネ150によって相反する方向に弾性付勢され、その付勢方向である軸方 向両端に配置された一対の固定環110,110とそれぞれ衝合する。
【0010】 160、160はそれぞれNBR等のエラストマーからなるOリング190を 介して前記ハウジング200A,200Bに固定される鋼材製の一対の外側ケー スで、その対向端部に形成された外径フランジ部161同士がリンク手段として のネジ部材170を介して一体に結合されており、その反対側の端部にそれぞれ 段差状に形成された断面L字形の内径フランジ部162に、前記両メカニカルシ ール100A,100Bの固定環110がそれぞれOリング180を介して嵌着 されている。各外側ケース160の外周壁面には、メカニカルシール100A, 100Bの外周側の流体(潤滑油)の流通を許容するための透孔163が形成さ れている。また、メカニカルシール100Aの固定環110は、その正面側から ワッシャ164によって前記内径フランジ部162にしっかりと固定され、密封 空間A側の圧力を背面から受けて移動することが防止されている。
【0011】 固定環110は、その背面内径部に形成された切欠111と、前記内径フラン ジ部162に形成された内向き突起165が遊嵌係合することによって、外側ケ ース160に対して回り止めされており、外側ケース160自体、前記内径フラ ンジ部162に形成された外向き突起166が、ハウジング200A,200B の内径部に形成された切欠201と遊嵌係合することによって回り止めされてい る。一方、回転環120の背面内径部にも同様に切欠121が形成されており、 この切欠121と、ベローズ130に形成された突起132が遊嵌係合すること によって、回転環120とベローズ130の相対回転が防止されている。
【0012】 内側ケース140は、ベローズ130の外周面全体を包囲することによって、 その内径部133にシャフト210に対する適当な締め代を付与しており、また 両内側ケース140,140の対向する後端部141,141同士が互いに接触 している。
【0013】 以上の構成になるカセット型ダブルメカニカルシールは、二組のメカニカルシ ール100A,100Bの全構成部品が、外側ケース160,160の内周に配 置され、その内径フランジ部162,162間に保持されて、ポンプに未装着の 時点で予め一体化している。
【0013】 当該ダブルメカニカルシールをポンプへ組み込むに際しては、まずモータ側ハ ウジング200BにOリング190を装着したうえで、メカニカルシール100 A側における外側ケース160の内径フランジ部162を軸方向に押圧し、メカ ニカルシール100B側における外側ケース160の内径フランジ部162がモ ータ側ハウジング200Bに圧接するまで、シャフト210の外周に沿って圧入 する。このとき、メカニカルシール100B側における外側ケース160の外向 き突起166が、モータ側ハウジング200Bの切欠201内に入り込むように 位置合わせを行う。これによって、メカニカルシール100B側における外側ケ ース160の内径フランジ部162は、Oリング190を介してモータ側ハウジ ング200Bに気密的に嵌着される。
【0014】 前記圧入の際には、ベローズ130の内径部133が、シャフト210の外周 面と圧接状態で摺動することによって摩擦抵抗を受けるが、各ベローズ130を 保持している内側ケース140,140の後端部141,141同士が互いに接 触しているので、前記摩擦抵抗によってベローズ130,130の位置が外側ケ ース160,160と相対的に軸方向にずれることはなく、バネ150の圧縮長 さが影響を受けることもない。また、シャフト210の外周面に予め潤滑油を塗 布しておけば、エラストマーからなるベローズ130の内径部133の摩擦抵抗 を軽減して容易に圧入することができる。このとき、ベローズ130の内径部1 33とシャフト210の間に残留した潤滑油は、圧入完了後、ベローズ130の 内径部133の締め付け力によって時間と共に排出されるので、ベローズ130 はシャフト210に確実に圧着する。
【0015】 前記圧入完了後、インペラー側ハウジング200AにOリング190を装着し たうえで、このハウジング200Aを前記モータ側ハウジング200Bに組み付 ける。このとき、メカニカルシール100A側における外側ケース160の外向 き突起166が、インペラー側ハウジング200Aの切欠201内に入り込むよ うに位置合わせを行う。これによって、メカニカルシール100A側における外 側ケース160の内径フランジ部162は、Oリング190を介してインペラー 側ハウジング200Aに気密的に嵌着され、ポンプへの当該ダブルメカニカルシ ールの装着作業が完了する。なお、インペラー側ハウジング200Aを固定する 際に、このハウジング200Aとメカニカルシール100A側における外側ケー ス160の内径フランジ部162の対向端面間に僅かな隙間δが形成されるよう に寸法を設定しておけば、取付における精度を緩衝することができる。
【0016】 上記装着作業においては、各メカニカルシール100A,100Bの構成部品 を個別に順次組み込んで行く場合と異なり、圧入のための治具等が、固定環11 0及び回転環120に触れることがないので、両者110,120による密封摺 動面Sが損傷を受けるようなことがなく、装着を短時間で行うことができる。ま た、上記と逆の手順によって両メカニカルシール100A,100Bを一括して ポンプから取り外すことができ、ネジ部材170の締め付けを解除して外側ケー ス160,160を分離すれば、固定環110と回転環120が簡単に分解され るので、メンテナンスも容易である。
【0017】 また、本実施例では、固定環110と回転環120を同一材料で、しかも同一 形状に形成したため、図2の従来構造のように固定環と回転環が材料及び形状が 異なるものに比較して、製造単価を引き下げることができる。
【0018】
以上、本考案に係るカセット型ダブルメカニカルシールによると、両外側ケー スをリンク手段で結合することによって、二組のメカニカルシールの全構成部品 を予め一体化しておくことができるので、機器への未装着状態における管理及び 機器への装着作業が容易になるばかりか、装着作業時に密封摺動面を過って損傷 させてしまうようなことも防止することができ、両内側ケースの対向端部が互い に衝合してなる構成とすることによって、装着時に両回転環の取付位置が規定さ れるので、バネの付勢力のバラツキを防止して安定した密封性能を得ることがで きるといった優れた効果を奏する。
【図1】本考案に係るカセット型ダブルメカニカルシー
ルの一実施例を、被装着側であるポンプとの関係におい
て示す半断面図である。
ルの一実施例を、被装着側であるポンプとの関係におい
て示す半断面図である。
【図2】従来のダブルメカニカルシールの一例を、被装
着側であるポンプとの関係において示す半断面図であ
る。
着側であるポンプとの関係において示す半断面図であ
る。
100A,100B メカニカルシール 110 固定環 120 回転環 130 ベローズ 140 内側ケース 141 後端部(対向端部) 150 バネ 160 外側ケース 161 外径フランジ部(対向端部) 170 ネジ部材(リンク手段) 200A インペラー側ハウジング 200B モータ側ハウジング 210 シャフト A 密封空間 B 反密封空間
Claims (2)
- 【請求項1】 軸方向に並んだ一対の回転環が、該両回
転環の間に配置されたバネで相反する方向へ弾性付勢さ
れ、各回転環の付勢方向に配置された一対の固定環と衝
合した二組のメカニカルシールを有するダブルメカニカ
ルシールにおいて、前記両固定環が一対の外側ケースの
内周にそれぞれ気密的に嵌着され、両外側ケースの互い
の対向端部が、リンク手段で結合されてなることを特徴
とするカセット型ダブルメカニカルシール。 - 【請求項2】 請求項1の記載において、両回転環がそ
れぞれ内側ケースを介してバネで付勢され、該両内側ケ
ースの対向端部が互いに衝合してなることを特徴とする
カセット型ダブルメカニカルシール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2819892U JPH0581567U (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | カセット型ダブルメカニカルシール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2819892U JPH0581567U (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | カセット型ダブルメカニカルシール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0581567U true JPH0581567U (ja) | 1993-11-05 |
Family
ID=12241979
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2819892U Pending JPH0581567U (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | カセット型ダブルメカニカルシール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0581567U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112431924A (zh) * | 2020-12-07 | 2021-03-02 | 江苏华青流体科技有限公司 | 一种干摩擦机械密封装置 |
| CN115929907A (zh) * | 2022-01-07 | 2023-04-07 | 浙江兰天机械密封件有限公司 | 一种卧式干运转搅拌用机械密封装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4116327Y1 (ja) * | 1964-01-13 | 1966-07-29 | ||
| JPS5550337B2 (ja) * | 1973-05-21 | 1980-12-17 |
-
1992
- 1992-04-03 JP JP2819892U patent/JPH0581567U/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4116327Y1 (ja) * | 1964-01-13 | 1966-07-29 | ||
| JPS5550337B2 (ja) * | 1973-05-21 | 1980-12-17 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN112431924A (zh) * | 2020-12-07 | 2021-03-02 | 江苏华青流体科技有限公司 | 一种干摩擦机械密封装置 |
| CN115929907A (zh) * | 2022-01-07 | 2023-04-07 | 浙江兰天机械密封件有限公司 | 一种卧式干运转搅拌用机械密封装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980331 |