JPH058169U - 管接続部品 - Google Patents

管接続部品

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JPH058169U
JPH058169U JP4806892U JP4806892U JPH058169U JP H058169 U JPH058169 U JP H058169U JP 4806892 U JP4806892 U JP 4806892U JP 4806892 U JP4806892 U JP 4806892U JP H058169 U JPH058169 U JP H058169U
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coated steel
steel pipe
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肇 宮前
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日本鋼管継手株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】内面被覆鋼管の被覆層の厚みが被覆層の材質の
相違によりかなり相違しても、その被覆層の厚みに応じ
て弾性変形して、コアと内面被覆鋼管の間を確実に密封
することができる管接続部品を提供することを目的とす
る。 【構成】内面被覆鋼管4の被覆層42に圧接させる環状
のシール部23をコア2の胴部21の後端部に一体に設
け、かつ、この環状のシール部23は、胴部21の後端
部から後方に延びかつ胴部21の肉厚よりも薄肉化した
断面略舌状に形成して、弾性変形できる範囲および弾性
力を大きくしているものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、端部内面に設けられた内ねじに内面被覆鋼管の端部が螺合接続され たとき、内面被覆鋼管の管端部における発錆を防止するための管接続部品に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、一般的に普及している水用配管システムは、内面被覆鋼管を金属製の管 接続部品たる継手を介して接続するものであるが、その接続部分、つまり内面被 覆鋼管の管端部が発錆することに伴う赤水の発生等の水質の低下が問題となって いる。こうした問題の解決策として、従来より実開昭56−82387号公報や 実開昭59−160983号公報等に開示されるような種々の構造が提案されて いたが、これらのものはいずれも、前記内面被覆鋼管の管端部への水の浸入を確 実に防止することができず、したがってこの管端部の発錆を十分に防止すること ができなかった。
【0003】 このため、出願人は本願に先立って、実開昭62−52385号公報に開示さ れる、図7に示すような内面被覆鋼管の管端部防蝕構造を提案した。この図7に 示した内面被覆鋼管の管端部防蝕構造は、内面被覆鋼管101の端面101aの 前方に位置させて管接続部品102の内面に水密状に固着させる環状の鍔部10 4と、前記内面被覆鋼管101内に位置させ外周部には前記内面被覆鋼管101 の被覆層101bに圧接される環状のリップ部105aとこれに隣接させて環状 の凹溝105bが形成された筒状の胴部105とを一体に有した合成樹脂製のコ ア103が用いられている。 この実開昭62−52385号公報に開示された内面被覆鋼管の管端部防蝕構 造によれば、コア103の鍔部104を管接続部品102の内面に固着した後、 内面被覆鋼管101の端部を管接続部品102に螺合すれば、コア103の胴部 105に設けられているリップ部105aが自身の弾性復元力で内面被覆鋼管1 01の被覆層101bに圧接し、その圧接部分で確実に水密性が保たれる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述のような内面被覆鋼管は、被覆層101bとして耐熱性, 耐蝕性等の必要性に応じ、ポリエチレンや硬質塩化ビニルあるいはポリブデンと いった種々の合成樹脂が用いてられており、この用いる合成樹脂の種類によって 、被覆層101bの厚みがかなり大きく相違している。
【0005】 そのため、被覆層101bの厚みの相違に対処すべく、前記胴部105の外周 面の中間部に形成されるリップ部105aの大きさを大きくして、そのリップ部10 5aの弾力性を上げ、厚みの相違した被覆層101bに対処しようとしたが、こ の場合、リップ部105aの大きさを大きすると、今度は胴部105の外周面か ら突出する量が大きくなるため、被覆層101bが胴部105の外周面に接近す る小内径の内面被覆鋼管101が入らなくなったり或いは入れるのが非常に困難 になったりする問題が生じる。
【0006】 本考案は、このような事情に鑑みなされたものであって、内面被覆鋼管の被覆 層の厚みがかなり相違していても、それらに対応することができて、コアと内面 被覆鋼管の間を確実に密封することができる管接続部品を提供することを目的と している。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために、管接続部品の内部に環状の鍔部と筒状 の胴部とを一体に有する合成樹脂製のコアが設けられ、管接続部品の端部内面に 内面被覆鋼管の端部が螺合接続される内ねじが設けられ、前記内面被覆鋼管が前 記内ねじに螺合接続されたときに、前記コアの環状の鍔部が前記内面被覆鋼管の 端面の前方に位置されると共に、筒状の胴部が前記内面被覆鋼管内に位置される 管接続部品において、 前記コアの胴部の後端部に、前記内面被覆鋼管の被覆層に圧接させる径方向外 方に膨出する環状のシール部を一体に設け、この環状のシール部は、胴部の後端 部から後方に延びかつ前記胴部の肉厚よりも薄肉化した断面略舌状に形成されて 弾性変形可能にされていることを特徴とするものである。
【0008】
【作 用】
本考案の場合、コアの胴部の後端部に、内面被覆鋼管の被覆層に圧接させる径 方向外方に膨出する環状のシール部を一体に設け、この環状のシール部を、胴部 の後端部から後方に延びかつ胴部の肉厚よりも薄肉化した断面略舌状に形成して 弾性変形可能にしたことにより、環状のシール部の弾性変形できる範囲および弾 性力が大きくなり、これによって内面被覆鋼管の被覆層がコアの胴部の外周面か ら比較的大きく離隔する大内径の内面被覆鋼管であっても、環状のシール部が内 面被覆鋼管の被覆層に確実に圧接してコアの胴部と内面被覆鋼管の被覆層との間 を確実に密封することができ、また、内面被覆鋼管の被覆層がコアの胴部の外周 面に接近する小内径の内面被覆鋼管であっても、環状のシール部が大きく弾性変 形するため、内面被覆鋼管が入らないとか入れずらとかいった問題も解消され、 環状のシール部を適正に内面被覆鋼管の被覆層に圧接し得て、コアの胴部と内面 被覆鋼管の被覆層との間を確実に密封することができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図を参照して説明する。
【0010】 図1は管接続部品たるソケット型の継手1に合成樹脂製のコア2を取着した状 態を示している。
【0011】 継手1の内面には、その両端部から中央部にかけてテーパ状の内ねじ11,1 1が螺設されており、これら左右の内ねじ11,11の相互間には凹入状ねじな し部分12が設けられている。図2に詳細に示すように、上記のねじなし部分1 2には合成樹脂によりなるライニング層3が形成されている。このライニング層 3は、ねじなし部分12のみを被覆するようにしていてもよいが、図示のように その両側の内ねじ11,11の奥部ねじ山部分11a,11aにかかるように延 設させておくほうが好ましい。
【0012】 コア2は筒状の胴部21の先端部に環状の鍔部22を一体形成している。胴部 21の後端部には、径方向外方に膨出する環状のシール部23が一体的に形設さ れている。このシール部23は、膨出することによりその外径が後述する内面被 覆鋼管4の内径より大きくなるよう形設されていると共に、胴部21の後端部か ら後方に延びかつ胴部21の肉厚よりも薄肉化した断面略舌状に形成されて弾性 変形可能にされている。また、このシール部23の内側には、胴部21の後端面 に開口してこの胴部21の軸方向に延びる環状の凹部24が形設されている。ま た、前記シール部23の後端は、このシール部23の内周面面積を大きくするた めに、内周壁25の後端よりも後方側(図中矢符Y側)に突出している。
【0013】 前記胴部21の内周面には、図3にも示すように、突状のリブ26が等間隔お きに複数設けられていて、コア2の胴部21及び鍔部22の剛性を高めている。 さらに、図1に示すように、胴部21の前後端部の各内周面2a,2bは先拡が り状のテーパ面となっていて流体の圧力損失を少なくするようにしている。
【0014】 一方、コア2の鍔部22には、その外周に、前記継手1の内周面に螺設した内 ねじ11の奥部ねじ山部11aに螺合する外ねじ22aが形設されている。
【0015】 以上のようにしてなるコア2は、その鍔部22の外ねじ22aに接着剤50等 を塗布しておき、あるいは継手1の内ねじ山奥部11aに接着剤50等を塗布し ておき、鍔部22の外ねじ22aを継手1の内ねじ11に螺合させ、鍔部22が 継手1のライニング層3に当接するようにして前記内ねじ11の奥部ねじ山部1 1aに固着させる。このようにして、コア2の鍔部22を継手1に固着させると 、螺合部分からの水の浸入が防止され、また、ライニング層3が図2に示したよ うに内ねじ11にまたがっていると、鍔部22の外周端面がライニング層3に密 着するので、螺合部分への水の浸入がより一層確実に防止される。
【0016】 4は前記継手1に接続される内面被覆鋼管であって、この内面被覆鋼管4は、 図2に示すように、鋼管41の内面に合成樹脂製の被覆層42を形成してなり、 且つその端部にはテーパ状の外ねじ43が螺設されている。このような内面被覆 鋼管4は、その外ねじ43が前記継手1の内ねじ11に螺合される。
【0017】 この図2に示すようにして内面被覆鋼管4を継手1に螺合すると、環状のシー ル部23は、その形成位置と形状によって弾性変形できる範囲および弾性力が大 きいため、図4(A)に示すように被覆層42の厚みが薄い場合あるいは図4( B)に示すように被覆層42′の厚みが厚い場合でも被覆層42,42′に押圧 されて縮径し、自身の弾性復元力によってこの被覆層42,42′に圧接する。 しかも、この実施例の場合、環状のシール部23の内側の凹部24が内面被覆鋼 管4の内側に開口するため、内面被覆鋼管4内に水等の液体が通ると、前記シー ル部23は液体による圧力がその内面にかかることにより前記被覆層42,42 ′側へ押圧され、この押圧力によって被覆層42,42′にさらに強力且つ確実 に圧接する。
【0018】 尚、本考案が上記実施例に限定されないのは勿論であって、例えば管接続部品 は、図5に示すように、内周面全てに内ねじ11′が形成された継手1′を用い 、その内ねじ11′に一対のコア2,2をその鍔部22,22が突き合わされる ごとく螺着するものにも適用することがができるのは勿論である。
【0019】 また、図6のように、継手1,1′の内ねじ11,11′に対するコア2′の 装着状態において凹部24やシール部23を継手1,1′開口端面より所定量外 方に突出させるようにしてもよい。このようにすると、継手1,1′の開口端面 から突出するシール部23の突出量確認によって、コア2′の装着状態が適正か 否か外から確認することができ、不適性なコア取付けによる発錆を未然に防止す ることができる。
【0020】 管接続部品としては、ソケット型の継手に限らず、エルボ型やT字型の継手で あってもよい。
【0021】 また、上記実施例では、管接続部品の各開口部に対応したそれぞれ別個のコア を設けるようにしているが、複数の開口部に対応するコアを一体に形成するよう にしてもよい。
【0022】 さらに、上記実施例では、コアの鍔部外面を管接続部品の内面に接着剤等で固 着するようにしたが、本考案はこのようなものに限らず、例えばコアの鍔部全面 側を、管接続部品の内面に膨設された膨設内面に水密状に固着するようにしても よい。
【0023】
【考案の効果】
以上のように、本考案の管接続部品によれば、内面被覆鋼管の被覆層がコアの 胴部の外周面から比較的大きく離隔する大内径の内面被覆鋼管であっても、環状 のシール部を内面被覆鋼管の被覆層に確実に圧接し得てコアの胴部と内面被覆鋼 管の被覆層との間を確実に密封することができ、また、内面被覆鋼管の被覆層が コアの胴部の外周面に接近する小内径の内面被覆鋼管であっても、内面被覆鋼管 が入らないとか入れずらとかいった問題を生じることなく、コアの胴部と内面被 覆鋼管の被覆層との間を確実に密封することができ、このため、本考案の管接続 部品は、被覆層の厚みが大きく相違する各種の内面被覆鋼管に対応できるもので ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における継手とコアの組み付
け状態を示す一部切欠断面図である。
【図2】内面被覆鋼管を接続した状態の要部断面図であ
る。
【図3】コアの側面図である。
【図4】(A)(B)は厚みの異なる内面被覆鋼管の被
覆層に対する適応性を説明するための要部断面図であ
る。
【図5】継手の別例を示す要部断面図である。
【図6】コアの別例を示す要部断面図である。
【図7】従来例の要部断面図である。
【符号の説明】
1,1′ 継 手(管接続部品) 2,2′ コ ア 4 内面被覆鋼管 11,11′ 内ねじ 21 胴 部 22 鍔 部 23 シール部 42,42′ 内面被覆鋼管の被覆層

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 管接続部品の内部に環状の鍔部と筒状の
    胴部とを一体に有する合成樹脂製のコアが設けられ、管
    接続部品の端部内面に内面被覆鋼管の端部が螺合接続さ
    れる内ねじが設けられ、前記内面被覆鋼管が前記内ねじ
    に螺合接続されたときに、前記コアの環状の鍔部が前記
    内面被覆鋼管の端面の前方に位置されると共に、筒状の
    胴部が前記内面被覆鋼管内に位置される管接続部品にお
    いて、前記コアの胴部の後端部に、前記内面被覆鋼管の
    被覆層に圧接させる径方向外方に膨出する環状のシール
    部を一体に設け、この環状のシール部は、胴部の後端部
    から後方に延びかつ前記胴部の肉厚よりも薄肉化した断
    面略舌状に形成されて弾性変形可能にされていることを
    特徴とする管接続部品。
JP1992048068U 1992-07-09 1992-07-09 管接続部品 Expired - Lifetime JPH0714715Y2 (ja)

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JP1992048068U JPH0714715Y2 (ja) 1992-07-09 1992-07-09 管接続部品

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JPH058169U true JPH058169U (ja) 1993-02-05
JPH0714715Y2 JPH0714715Y2 (ja) 1995-04-10

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002130557A (ja) * 2000-10-24 2002-05-09 Hitachi Metals Ltd 内面防食管継手及びその製造方法

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