JPH0582106A - 管形白熱電球 - Google Patents
管形白熱電球Info
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- JPH0582106A JPH0582106A JP24610391A JP24610391A JPH0582106A JP H0582106 A JPH0582106 A JP H0582106A JP 24610391 A JP24610391 A JP 24610391A JP 24610391 A JP24610391 A JP 24610391A JP H0582106 A JPH0582106 A JP H0582106A
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- wire
- coil
- filament coil
- anchor ring
- mandrel
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、アンカーリングを無理なく固定で
き、フィラメントコイルや係止部の変形を防止できると
ともに、アンカーリングの係止部とフィラメントコイル
との相対的なずれも防止できる管形白熱電球の提供を目
的とする。 【構成】アンカーリング6の少なくともフィラメントコ
イル3に巻き付けられる係止部7を、フィラメントコイ
ル3のコイルピッチ間の隙間よりも小径なマンドレルワ
イヤ10と、このマンドレルワイヤ10の外周に巻回さ
れたアウタワイヤ11とで構成し、これらアウタワイヤ
11とマンドレルワイヤ10とで定められる係止部7の
外径を、コイルピッチ間の隙間9よりも大きく形成した
ことを特徴としている。
き、フィラメントコイルや係止部の変形を防止できると
ともに、アンカーリングの係止部とフィラメントコイル
との相対的なずれも防止できる管形白熱電球の提供を目
的とする。 【構成】アンカーリング6の少なくともフィラメントコ
イル3に巻き付けられる係止部7を、フィラメントコイ
ル3のコイルピッチ間の隙間よりも小径なマンドレルワ
イヤ10と、このマンドレルワイヤ10の外周に巻回さ
れたアウタワイヤ11とで構成し、これらアウタワイヤ
11とマンドレルワイヤ10とで定められる係止部7の
外径を、コイルピッチ間の隙間9よりも大きく形成した
ことを特徴としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、赤外線電球や複写機の
光源に用いられる管形白熱電球に係り、特にそのフィラ
メントコイルをバルブ内に保持するためのアンカーリン
グの構造に関する。
光源に用いられる管形白熱電球に係り、特にそのフィラ
メントコイルをバルブ内に保持するためのアンカーリン
グの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機用管形ハロゲン電球や、ヒータ用
管形赤外線電球は、石英ガラス製の直管形バルブを備え
ている。このバルブ内には、管軸方向に沿ってフィラメ
ントコイルが挿通配置されており、このフィラメントコ
イルの軸方向に沿う複数箇所に、フィラメントコイルを
バルブの軸線上に保持するためのアンカーリングが取り
付けられている。
管形赤外線電球は、石英ガラス製の直管形バルブを備え
ている。このバルブ内には、管軸方向に沿ってフィラメ
ントコイルが挿通配置されており、このフィラメントコ
イルの軸方向に沿う複数箇所に、フィラメントコイルを
バルブの軸線上に保持するためのアンカーリングが取り
付けられている。
【0003】アンカーリングは、一本のタングステンあ
るいはモリブデンなどの金属ワイヤにて構成されてお
り、このアンカーリングは、フィラメントコイルに巻き
付けられたコイル状の係止部と、この係止部の一端から
延長されて、バルブの内面に接するリング状の保持部と
で構成されている。そして、アンカーリングの係止部
は、フィラメントコイルのコイルピッチ間の隙間に嵌め
込まれており、このアンカーリングを構成する金属ワイ
ヤは、上記フィラメントコイルとの嵌合状態を維持し得
るように、コイルピッチ間の隙間の1.5倍程度の太さ
のものが用いられている。
るいはモリブデンなどの金属ワイヤにて構成されてお
り、このアンカーリングは、フィラメントコイルに巻き
付けられたコイル状の係止部と、この係止部の一端から
延長されて、バルブの内面に接するリング状の保持部と
で構成されている。そして、アンカーリングの係止部
は、フィラメントコイルのコイルピッチ間の隙間に嵌め
込まれており、このアンカーリングを構成する金属ワイ
ヤは、上記フィラメントコイルとの嵌合状態を維持し得
るように、コイルピッチ間の隙間の1.5倍程度の太さ
のものが用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アンカ
ーリングの保持部を、コイルピッチ間の隙間に嵌め込ん
で固定する構成では、フィラメントコイルのコイルピッ
チが大きいと、アンカーリングのワイヤ径を太くせざる
を得なくなる。
ーリングの保持部を、コイルピッチ間の隙間に嵌め込ん
で固定する構成では、フィラメントコイルのコイルピッ
チが大きいと、アンカーリングのワイヤ径を太くせざる
を得なくなる。
【0005】具体的には、例えばコイルピッチが0.5
mmのフィラメントコイルの場合、アンカーリングは、
0.5mmの1.5倍、つまり、0.75φの金属ワイ
ヤで成形する必要があるが、このような太さの金属ワイ
ヤでは、ワイヤ径が太くなり過ぎて、コイル状に巻回す
ることが極めて困難となってしまう。このため、上記係
止部を所望の形状に成形できなくなるのは勿論のこと、
コイルフィラメントのコイルピッチを狂わせたり、この
コイルフィラメントを変形させるといった不具合が生じ
てくる。
mmのフィラメントコイルの場合、アンカーリングは、
0.5mmの1.5倍、つまり、0.75φの金属ワイ
ヤで成形する必要があるが、このような太さの金属ワイ
ヤでは、ワイヤ径が太くなり過ぎて、コイル状に巻回す
ることが極めて困難となってしまう。このため、上記係
止部を所望の形状に成形できなくなるのは勿論のこと、
コイルフィラメントのコイルピッチを狂わせたり、この
コイルフィラメントを変形させるといった不具合が生じ
てくる。
【0006】本発明は、このような事情にもとづいてな
されたもので、コイルピッチの大きなフィラメントコイ
ルにも、アンカーリングを無理なく固定することがで
き、フィラメントコイルや係止部の変形を防止できると
ともに、アンカーリングの係止部とフィラメントコイル
との相対的なずれも防止できる管形白熱電球の提供を目
的とする。
されたもので、コイルピッチの大きなフィラメントコイ
ルにも、アンカーリングを無理なく固定することがで
き、フィラメントコイルや係止部の変形を防止できると
ともに、アンカーリングの係止部とフィラメントコイル
との相対的なずれも防止できる管形白熱電球の提供を目
的とする。
【0007】また、本発明の他の目的は、アンカーリン
グの芯金となるマンドレルワイヤが小径となっても、こ
のアンカーリングの強度を充分に確保でき、フィラメン
トコイルをバルブ内に確実に保持できる管形白熱電球を
得ることにある。
グの芯金となるマンドレルワイヤが小径となっても、こ
のアンカーリングの強度を充分に確保でき、フィラメン
トコイルをバルブ内に確実に保持できる管形白熱電球を
得ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1におい
ては、フィラメントコイルの管軸方向に沿う複数箇所
に、このフィラメントコイルをバルブ内に保持するため
のアンカーリングを取り付けた管形白熱電球において、
ては、フィラメントコイルの管軸方向に沿う複数箇所
に、このフィラメントコイルをバルブ内に保持するため
のアンカーリングを取り付けた管形白熱電球において、
【0009】上記アンカーリングは、フィラメントコイ
ルのコイルピッチ間に入り込むようにして、このフィラ
メントコイルに巻き付けられた係止部と、この係止部の
一端から延長されて、上記バルブの内面に接する保持部
とを備えており、このアンカリングの少なくとも係止部
を、上記フィラメントコイルのコイルピッチ間の隙間よ
りも小径なマンドレルワイヤと、このマンドレルワイヤ
の外周に巻回されて、上記フィラメントコイルに接する
アウタワイヤとで構成し、これらアウタワイヤとマンド
レルワイヤとで定められる係止部の外径を、上記フィラ
メントコイルのコイルピッチ間の隙間よりも大きく形成
したことを特徴としている。
ルのコイルピッチ間に入り込むようにして、このフィラ
メントコイルに巻き付けられた係止部と、この係止部の
一端から延長されて、上記バルブの内面に接する保持部
とを備えており、このアンカリングの少なくとも係止部
を、上記フィラメントコイルのコイルピッチ間の隙間よ
りも小径なマンドレルワイヤと、このマンドレルワイヤ
の外周に巻回されて、上記フィラメントコイルに接する
アウタワイヤとで構成し、これらアウタワイヤとマンド
レルワイヤとで定められる係止部の外径を、上記フィラ
メントコイルのコイルピッチ間の隙間よりも大きく形成
したことを特徴としている。
【0010】また、請求項2においては、上記マンドレ
ルワイヤは、アンカーリングの係止部と保持部に亘って
連続して設けられており、このマンドレルワイヤの全長
に亘ってフィラメントコイルおよびバルブの内面に接す
るアウタワイヤが巻回されていることを特徴としてい
る。
ルワイヤは、アンカーリングの係止部と保持部に亘って
連続して設けられており、このマンドレルワイヤの全長
に亘ってフィラメントコイルおよびバルブの内面に接す
るアウタワイヤが巻回されていることを特徴としてい
る。
【0011】
【作用】請求項1に記載した構成によれば、アンカーリ
ングの少なくとも係止部は、マンドレルワイヤと、この
マンドレルワイヤに巻回されたアウタワイヤとの二重構
造をなしているので、これらマンドレルワイヤとアウタ
ワイヤがコイルピッチ間の隙間に入り込み、そのアウタ
ワイヤがフィラメントコイルに接触する。このため、ア
ンカーリングの芯金となるマンドレルワイヤの直径を、
コイルピッチ間の隙間よりも小さくすることができ、そ
の分、アンカーリングの屈伸性が良好となって、曲げ加
工が容易となる。しかも、アンカーリングの外周に巻回
するアウタワイヤは、マンドレルワイヤよりもさらに小
径なもので良いから、アンカーリングをフィラメントコ
イルに巻き付ける際には、無理なく曲がることになり、
このアウタワイヤが巻き付け時の抵抗となることはな
い。したがって、コイルピッチが大きなフィラメントコ
イルであっても、このフィラメントコイルに無理なくア
ンカーリングの係止部を巻き付けることができ、この係
止部を所望の形状に形成できるのは勿論のこと、フィラ
メントコイルの変形を確実に防止できる。
ングの少なくとも係止部は、マンドレルワイヤと、この
マンドレルワイヤに巻回されたアウタワイヤとの二重構
造をなしているので、これらマンドレルワイヤとアウタ
ワイヤがコイルピッチ間の隙間に入り込み、そのアウタ
ワイヤがフィラメントコイルに接触する。このため、ア
ンカーリングの芯金となるマンドレルワイヤの直径を、
コイルピッチ間の隙間よりも小さくすることができ、そ
の分、アンカーリングの屈伸性が良好となって、曲げ加
工が容易となる。しかも、アンカーリングの外周に巻回
するアウタワイヤは、マンドレルワイヤよりもさらに小
径なもので良いから、アンカーリングをフィラメントコ
イルに巻き付ける際には、無理なく曲がることになり、
このアウタワイヤが巻き付け時の抵抗となることはな
い。したがって、コイルピッチが大きなフィラメントコ
イルであっても、このフィラメントコイルに無理なくア
ンカーリングの係止部を巻き付けることができ、この係
止部を所望の形状に形成できるのは勿論のこと、フィラ
メントコイルの変形を確実に防止できる。
【0012】また、フィラメントコイルには、コイル状
に巻回されたアウタワイヤのみが接するので、このアウ
タワイヤとフィラメントコイルとの接触部が、フィラメ
ントコイルの軸方向に間隔を存して並置されることにな
る。このため、フィラメントコイルとアンカーリングと
を相対的にずらそうとするような外力が加わった場合に
は、アウタワイヤがフィラメントコイルの周面に強く食
い込み、これら両者のずれを防止する。
に巻回されたアウタワイヤのみが接するので、このアウ
タワイヤとフィラメントコイルとの接触部が、フィラメ
ントコイルの軸方向に間隔を存して並置されることにな
る。このため、フィラメントコイルとアンカーリングと
を相対的にずらそうとするような外力が加わった場合に
は、アウタワイヤがフィラメントコイルの周面に強く食
い込み、これら両者のずれを防止する。
【0013】請求項2に記載した構成によれば、マンド
レルワイヤの外周には、その全長に亘ってアウタワイヤ
が巻回されているので、このアウタワイヤでマンドレル
ワイヤを外側から締め付けて、このマンドレルワイヤを
補強することができる。このため、マンドレルワイヤの
直径がコイルピッチ間の隙間よりも小さくて、このマン
ドレルワイヤ自体が曲り易くても、アンカーリングの強
度を充分に確保でき、このアンカーリングの傾き等を防
止することができる。
レルワイヤの外周には、その全長に亘ってアウタワイヤ
が巻回されているので、このアウタワイヤでマンドレル
ワイヤを外側から締め付けて、このマンドレルワイヤを
補強することができる。このため、マンドレルワイヤの
直径がコイルピッチ間の隙間よりも小さくて、このマン
ドレルワイヤ自体が曲り易くても、アンカーリングの強
度を充分に確保でき、このアンカーリングの傾き等を防
止することができる。
【0014】
【実施例】以下本発明の一実施例を、赤外線電球に適用
した図面にもとづき説明する。
した図面にもとづき説明する。
【0015】図3において、符号1で示す直管形のバル
ブは、透明な石英ガラスにて構成され、このバルブ1の
両端部には、偏平に押し潰された封止部2a,2bが形
成されている。バルブ1の内部には、その管軸方向に沿
って一本の細長いフィラメントコイル3が収容されてい
る。フィラメントコイル3は、図示しないマンドレル上
に、例えば0.2〜0.3mmのコイル素線3aを所望
のコイルピッチP1 で巻回することにより構成され、こ
のフィラメントコイル3の両端は、封止部2a,2bに
封止された金属箔導体4a,4bを介して外部リード線
5a,5bに接続されている。
ブは、透明な石英ガラスにて構成され、このバルブ1の
両端部には、偏平に押し潰された封止部2a,2bが形
成されている。バルブ1の内部には、その管軸方向に沿
って一本の細長いフィラメントコイル3が収容されてい
る。フィラメントコイル3は、図示しないマンドレル上
に、例えば0.2〜0.3mmのコイル素線3aを所望
のコイルピッチP1 で巻回することにより構成され、こ
のフィラメントコイル3の両端は、封止部2a,2bに
封止された金属箔導体4a,4bを介して外部リード線
5a,5bに接続されている。
【0016】フィラメントコイル3の軸方向に沿う複数
箇所には、このフィラメントコイル3をバルブ1の軸線
上に保持するためのアンカーリング6が取り付けられて
いる。アンカーリング6は、フィラメントコイル3に巻
き付けられるコイル状の係止部7と、この係止部7の一
端から延びてバルブ1の内面に接するリング状の保持部
8とを備えている。アンカーリング6の係止部7は、フ
ィラメントコイル3のコイルピッチP1 間の隙間9に嵌
め込まれた状態で、このフィラメントコイル3に巻き付
けられており、その保持部8に連なる巻き終わり端は、
フィラメントコイル3の外周面にかかるように数ターン
程度巻回されている。
箇所には、このフィラメントコイル3をバルブ1の軸線
上に保持するためのアンカーリング6が取り付けられて
いる。アンカーリング6は、フィラメントコイル3に巻
き付けられるコイル状の係止部7と、この係止部7の一
端から延びてバルブ1の内面に接するリング状の保持部
8とを備えている。アンカーリング6の係止部7は、フ
ィラメントコイル3のコイルピッチP1 間の隙間9に嵌
め込まれた状態で、このフィラメントコイル3に巻き付
けられており、その保持部8に連なる巻き終わり端は、
フィラメントコイル3の外周面にかかるように数ターン
程度巻回されている。
【0017】ところで、このようなアンカーリング6
は、芯金となるマンドレルワイヤ10と、このマンドレ
ルワイヤ10の外周上に、所定のピッチP2 で巻回され
たアウタワイヤ11とで構成されている。マンドレルワ
イヤ10は、コイルピッチP1間の隙間9よりも小径な
タングステンあるいはモリブデンなどの金属ワイヤにて
構成されている。また、アウタワイヤ11は、マンドレ
ルワイヤ10よりもさらに小径なタングステンあるいは
モリブデンなどの金属ワイヤにて構成され、マンドレル
ワイヤ10の外周に密着巻きされている。そして、これ
らアウタワイヤ11とマンドレルワイヤ10とで定めら
れるアンカーリング6の外径D1 は、上記コイルピッチ
P1 間の隙間9の1.5倍程度に設定されている。
は、芯金となるマンドレルワイヤ10と、このマンドレ
ルワイヤ10の外周上に、所定のピッチP2 で巻回され
たアウタワイヤ11とで構成されている。マンドレルワ
イヤ10は、コイルピッチP1間の隙間9よりも小径な
タングステンあるいはモリブデンなどの金属ワイヤにて
構成されている。また、アウタワイヤ11は、マンドレ
ルワイヤ10よりもさらに小径なタングステンあるいは
モリブデンなどの金属ワイヤにて構成され、マンドレル
ワイヤ10の外周に密着巻きされている。そして、これ
らアウタワイヤ11とマンドレルワイヤ10とで定めら
れるアンカーリング6の外径D1 は、上記コイルピッチ
P1 間の隙間9の1.5倍程度に設定されている。
【0018】具体的には、例えばフィラメントコイル3
の外径Lが5.4φ、コイルピッチP1 が0.5mmで
ある場合には、マンドレルワイヤ10としては、直径が
0.35φの金属ワイヤを用い、同じくアウタワイヤ1
1としては、外径が0.175φの金属ワイヤを用い
る。これら金属ワイヤを用いてアンカーリング6を製作
した場合、その係止部7の外径D1 は、コイルピッチP
1 間の隙間9の1.5倍の0.7φとなり、フィラメン
トコイル3の外径Lと略同一の係止部7が成形されるこ
とになる。そして、この係止部7がフィラメントコイル
3に巻回された状態では、コイル状をなすアウタワイヤ
11の周面がフィラメントコイル3の外周面に接触し、
この接触部分がフィラメントコイル3の軸方向に間隔を
存して並置されるようになっている。
の外径Lが5.4φ、コイルピッチP1 が0.5mmで
ある場合には、マンドレルワイヤ10としては、直径が
0.35φの金属ワイヤを用い、同じくアウタワイヤ1
1としては、外径が0.175φの金属ワイヤを用い
る。これら金属ワイヤを用いてアンカーリング6を製作
した場合、その係止部7の外径D1 は、コイルピッチP
1 間の隙間9の1.5倍の0.7φとなり、フィラメン
トコイル3の外径Lと略同一の係止部7が成形されるこ
とになる。そして、この係止部7がフィラメントコイル
3に巻回された状態では、コイル状をなすアウタワイヤ
11の周面がフィラメントコイル3の外周面に接触し、
この接触部分がフィラメントコイル3の軸方向に間隔を
存して並置されるようになっている。
【0019】また、本実施例の場合は、アンカーリング
6の保持部8も、係止部7と同様にマンドレルワイヤ1
0とアウタワイヤ11との二重構造をなしており、この
アウタワイヤ11の周面がバルブ1の内面に接してい
る。したがって、アウタワイヤ11は、マンドレルワイ
ヤ10の全長に亘って巻回されている。
6の保持部8も、係止部7と同様にマンドレルワイヤ1
0とアウタワイヤ11との二重構造をなしており、この
アウタワイヤ11の周面がバルブ1の内面に接してい
る。したがって、アウタワイヤ11は、マンドレルワイ
ヤ10の全長に亘って巻回されている。
【0020】このような構成によれば、アンカーリング
6の係止部7は、マンドレルワイヤ10と、このマンド
レルワイヤ10の外周に巻回されたアウタワイヤ11と
の二重構造をなしているので、この係止部7をフィラメ
ントコイル3に巻き付けると、アウタワイヤ11がフィ
ラメントコイル3に接触する。このことから、アンカー
リング6の芯金となるマンドレルワイヤ10を、直接フ
ィラメントコイル3に接触させる必要がないので、この
マンドレルワイヤ10の直径をコイルピッチP1 間の隙
間9よりも小さくすることができ、その分、マンドレル
ワイヤ10の屈伸性が良好となる。
6の係止部7は、マンドレルワイヤ10と、このマンド
レルワイヤ10の外周に巻回されたアウタワイヤ11と
の二重構造をなしているので、この係止部7をフィラメ
ントコイル3に巻き付けると、アウタワイヤ11がフィ
ラメントコイル3に接触する。このことから、アンカー
リング6の芯金となるマンドレルワイヤ10を、直接フ
ィラメントコイル3に接触させる必要がないので、この
マンドレルワイヤ10の直径をコイルピッチP1 間の隙
間9よりも小さくすることができ、その分、マンドレル
ワイヤ10の屈伸性が良好となる。
【0021】また、このマンドレルワイヤ10の外周上
に巻回されるアウタワイヤ11は、係止部7の形状を保
持するものではないので、マンドレルワイヤ10よりも
さらに柔軟性に富んだ細いもので良いことになる。この
ため、アンカーリング6をフィラメントコイル3に巻き
付ける際に、アウタワイヤ11は無理なく曲がることに
なり、巻き付け時の抵抗となることはない。
に巻回されるアウタワイヤ11は、係止部7の形状を保
持するものではないので、マンドレルワイヤ10よりも
さらに柔軟性に富んだ細いもので良いことになる。この
ため、アンカーリング6をフィラメントコイル3に巻き
付ける際に、アウタワイヤ11は無理なく曲がることに
なり、巻き付け時の抵抗となることはない。
【0022】したがって、コイルピッチP1 が大きなフ
ィラメントコイル3であっても、このフィラメントコイ
ル3にアンカーリング6の係止部7を滑かに巻き付ける
ことができ、この係止部7およびフィラメントコイル3
の変形や、フィラメントコイル3のコイルピッチP1 を
狂わせるといった従来の不具合を確実に解消することが
できる。
ィラメントコイル3であっても、このフィラメントコイ
ル3にアンカーリング6の係止部7を滑かに巻き付ける
ことができ、この係止部7およびフィラメントコイル3
の変形や、フィラメントコイル3のコイルピッチP1 を
狂わせるといった従来の不具合を確実に解消することが
できる。
【0023】また、フィラメントコイル3に接するアウ
タワイヤ11は、フィラメントコイル3の軸方向に沿っ
てコイル状に巻回されているので、このアウタワイヤ1
1とフィラメントコイル3との接触部が、フィラメント
コイル3の軸方向に間隔を存して並置されることにな
る。このため、フィラメントコイル3とアンカーリング
6とを相対的にずらそうとするような外力が加わった場
合には、アウタワイヤ11の各接触部がフィラメントコ
イル3の外周に食い込むことになり、これら両者のずれ
や相対的な移動を確実に防止できる。
タワイヤ11は、フィラメントコイル3の軸方向に沿っ
てコイル状に巻回されているので、このアウタワイヤ1
1とフィラメントコイル3との接触部が、フィラメント
コイル3の軸方向に間隔を存して並置されることにな
る。このため、フィラメントコイル3とアンカーリング
6とを相対的にずらそうとするような外力が加わった場
合には、アウタワイヤ11の各接触部がフィラメントコ
イル3の外周に食い込むことになり、これら両者のずれ
や相対的な移動を確実に防止できる。
【0024】その上、フィラメントコイル3には、係止
部7のアウタワイヤ11の周面が部分的に接触するのみ
であるから、フィラメントコイル3の熱がアンカーリン
グ6に逃げ難くなり、フィラメントコイル3の熱損失を
少なく抑えることができる。
部7のアウタワイヤ11の周面が部分的に接触するのみ
であるから、フィラメントコイル3の熱がアンカーリン
グ6に逃げ難くなり、フィラメントコイル3の熱損失を
少なく抑えることができる。
【0025】しかも、アウタワイヤ11は、マンドレル
ワイヤ10の全長に亘って巻回されているので、このア
ウタワイヤ11によってマンドレルワイヤ10を外側か
ら締め付けて、このマンドレルワイヤ10を補強するこ
とができる。このため、マンドレルワイヤ10の直径が
コイルピッチP1 間の隙間9よりも小さくても、アンカ
ーリング6の機械的強度を充分に確保することができ、
このアンカーリング6の傾きが防止されて、フィラメン
トコイル3をバルブ1の軸線上に精度良く保持すること
ができる。
ワイヤ10の全長に亘って巻回されているので、このア
ウタワイヤ11によってマンドレルワイヤ10を外側か
ら締め付けて、このマンドレルワイヤ10を補強するこ
とができる。このため、マンドレルワイヤ10の直径が
コイルピッチP1 間の隙間9よりも小さくても、アンカ
ーリング6の機械的強度を充分に確保することができ、
このアンカーリング6の傾きが防止されて、フィラメン
トコイル3をバルブ1の軸線上に精度良く保持すること
ができる。
【0026】なお、上記実施例では、アンカーリングの
保持部もマンドレルワイヤとアウタワイヤとの二重構造
としたが、本発明はこれに限らず、フィラメントコイル
に巻回される係止部のみをマンドレルワイヤとアウタワ
イヤとの二重構造とし、保持部はマンドレルワイヤのみ
をリング状に巻回することで構成しても良い。
保持部もマンドレルワイヤとアウタワイヤとの二重構造
としたが、本発明はこれに限らず、フィラメントコイル
に巻回される係止部のみをマンドレルワイヤとアウタワ
イヤとの二重構造とし、保持部はマンドレルワイヤのみ
をリング状に巻回することで構成しても良い。
【0027】さらに、本発明に係る管形白熱電球は、バ
ルブの軸線上に一本の細長いフィラメントコイルを挿通
配置した赤外線電球に特定されるものではなく、例えば
複写機の光源などに用いられる管形ハロゲン電球のよう
に、フィラメントコイルからなる発光部と、短絡線から
なる非発光部とを、バルブの軸線に沿って交互に配置し
た電球でも同様に実施することができる。
ルブの軸線上に一本の細長いフィラメントコイルを挿通
配置した赤外線電球に特定されるものではなく、例えば
複写機の光源などに用いられる管形ハロゲン電球のよう
に、フィラメントコイルからなる発光部と、短絡線から
なる非発光部とを、バルブの軸線に沿って交互に配置し
た電球でも同様に実施することができる。
【0028】
【発明の効果】請求項1に記載した構成によれば、係止
部の芯金となるマンドレルワイヤを、コイルピッチ間の
隙間よりも細くでき、その分、マンドレルワイヤの屈伸
性が良好となって曲り易くなるので、コイルピッチが大
きなフィラメントコイルであっても、このフィラメント
コイルにアンカーリングの係止部を滑かに巻回すること
ができる。このため、この係止部およびフィラメントコ
イルの変形や、フィラメントコイルのコイルピッチを狂
わせるといった不具合を確実に解消することができる。
部の芯金となるマンドレルワイヤを、コイルピッチ間の
隙間よりも細くでき、その分、マンドレルワイヤの屈伸
性が良好となって曲り易くなるので、コイルピッチが大
きなフィラメントコイルであっても、このフィラメント
コイルにアンカーリングの係止部を滑かに巻回すること
ができる。このため、この係止部およびフィラメントコ
イルの変形や、フィラメントコイルのコイルピッチを狂
わせるといった不具合を確実に解消することができる。
【0029】また、フィラメントコイルにはコイル状に
巻回されたアウタワイヤのみが接触し、このアウタワイ
ヤとフィラメントコイルとの接触部が、フィラメントコ
イルの軸方向に間隔を存して並置されるので、フィラメ
ントコイルとアンカーリングとを相対的にずらそうとす
るような外力が加わった場合には、アウタワイヤの各接
触部がフィラメントコイルの外周に食い込むことにな
り、これら両者のずれや相対的な移動を確実に防止する
ことができる。
巻回されたアウタワイヤのみが接触し、このアウタワイ
ヤとフィラメントコイルとの接触部が、フィラメントコ
イルの軸方向に間隔を存して並置されるので、フィラメ
ントコイルとアンカーリングとを相対的にずらそうとす
るような外力が加わった場合には、アウタワイヤの各接
触部がフィラメントコイルの外周に食い込むことにな
り、これら両者のずれや相対的な移動を確実に防止する
ことができる。
【0030】請求項2に記載した構成によれば、アウタ
ワイヤによってマンドレルワイヤを外側から締め付け
て、このマンドレルワイヤを補強できるので、マンドレ
ルワイヤが小径で曲り易いものでも、アンカーリングの
機械的強度を充分に確保することができる。このため、
アンカーリングの傾きが防止され、フィラメントコイル
をバルブの軸線上に精度良く保持することができる。
ワイヤによってマンドレルワイヤを外側から締め付け
て、このマンドレルワイヤを補強できるので、マンドレ
ルワイヤが小径で曲り易いものでも、アンカーリングの
機械的強度を充分に確保することができる。このため、
アンカーリングの傾きが防止され、フィラメントコイル
をバルブの軸線上に精度良く保持することができる。
【図1】本発明の一実施例におけるフィラメントコイル
とアンカーリングの取り付け部分を示す断面図。
とアンカーリングの取り付け部分を示す断面図。
【図2】アンカーリングの斜視図。
【図3】赤外線電球の側面図。
1…バルブ、3…フィラメントコイル、6…アンカーリ
ング、7…係止部、8…保持部、9…隙間、10…マン
ドレルワイヤ、11…アウタワイヤ。
ング、7…係止部、8…保持部、9…隙間、10…マン
ドレルワイヤ、11…アウタワイヤ。
Claims (2)
- 【請求項1】 管形をなすバルブ内に、管軸方向に沿っ
てフィラメントコイルを挿通配置し、 このフィラメントコイルの管軸方向に沿う複数箇所に、
フィラメントコイルをバルブ内に保持するためのアンカ
ーリングを取り付けた管形白熱電球において、 上記アンカーリングは、上記フィラメントコイルのコイ
ルピッチ間に嵌め込まれるようにして、このフィラメン
トコイルに巻き付けられた係止部と、この係止部の一端
から延長されて、上記バルブの内面に接する保持部とを
備えており、 このアンカーリングの少なくとも係止部を、上記フィラ
メントコイルのコイルピッチ間の隙間よりも小径なマン
ドレルワイヤと、このマンドレルワイヤの外周に巻回さ
れて、上記フィラメントコイルに接するアウタワイヤと
で構成し、 これらアウタワイヤとマンドレルワイヤとで定められる
係止部の外径が、上記フィラメントコイルのコイルピッ
チ間の隙間よりも大きく形成されていることを特徴とす
る管形白熱電球。 - 【請求項2】 請求項1の記載において、上記マンドレ
ルワイヤは、アンカーリングの係止部と保持部に亘って
連続して設けられており、 このマンドレルワイヤの全長に亘ってフィラメントコイ
ルおよびバルブの内面に接するアウタワイヤが巻回され
ていることを特徴とする管形白熱電球。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24610391A JPH0582106A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 管形白熱電球 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24610391A JPH0582106A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 管形白熱電球 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0582106A true JPH0582106A (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=17143534
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24610391A Pending JPH0582106A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 管形白熱電球 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0582106A (ja) |
-
1991
- 1991-09-25 JP JP24610391A patent/JPH0582106A/ja active Pending
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