JPH0582377A - フライバツクトランスの製造方法 - Google Patents

フライバツクトランスの製造方法

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Publication number
JPH0582377A
JPH0582377A JP3240110A JP24011091A JPH0582377A JP H0582377 A JPH0582377 A JP H0582377A JP 3240110 A JP3240110 A JP 3240110A JP 24011091 A JP24011091 A JP 24011091A JP H0582377 A JPH0582377 A JP H0582377A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
coil
bobbin
inorganic filler
flyback transformer
Prior art date
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Pending
Application number
JP3240110A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Harima
俊宏 播磨
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コイルに対して樹脂が充分に含浸し、別途ケ
ースを準備する必要のないフライバックトランスの製造
方法を提供すること。 【構成】 ボビン2に巻回されたコイル4に無機充填剤
を含まない樹脂5を真空含浸させる。次に、ボビン2と
コイル4をトランスファー成形機の金型にセットし、無
機充填剤を含む樹脂6で被覆し、外装ケースを形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブラウン管の陽極用の
高圧電源を得るために使用される昇圧用フライバックト
ランスの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フライバックトランスは、コイル
を巻回したボビンをケースにセットし、真空中で樹脂を
注型することにより樹脂をコイルに含浸させ、絶縁性を
確保していた。しかし、従来の製造方法においては、樹
脂中に無機充填剤としてのフィラーが含まれているた
め、フィラーがコイルの線間に目詰まりし、含浸が不充
分となったり、気泡を巻き込むことにより、レアーショ
ートする問題点を有していた。さらに、樹脂の注型時に
ケースを用いるため、工程が煩雑化し、材料費も高く付
く。また、注型された樹脂の硬化に80〜120℃下で
5〜12時間という長時間を要し、硬化時のストレスで
ケースが歪んだり、ケースと樹脂の密着性が損なわれる
という問題点をも有している。
【0003】
【発明の目的、構成、作用】そこで、本発明の目的は、
コイルに対して樹脂が充分に含浸し、ケースを不要とし
たフライバックトランスの製造方法を提供することにあ
る。以上の目的を達成するため、本発明に係るフライバ
ックトランスの製造方法は、まず、ボビンに巻回された
コイルに無機充填剤を含まない樹脂を含浸させる。この
工程は真空中で行われることが好ましく、無機充填剤を
含まない樹脂は低粘度であり、気泡を巻き込んだりする
ことなく、コイルの線間に充分に含浸する。
【0004】次に、前記コイル及びボビンを無機充填剤
を含む樹脂で被覆して外装ケースを形成する。この工程
はボビンを金型にセットし、好ましくはトランスファー
成形あるいはインジェクション成形によりケースを一体
的に成形する。
【0005】
【実施例】以下、本発明に係るフライバックトランスの
製造方法の実施例について添付図面を参照して説明す
る。まず、図1に示すトランス本体1を作製する。この
トランス本体1はボビン2の周囲にコイル4を巻回した
ものである。
【0006】次に、このトランス本体1を真空中で、無
機充填剤を含まない樹脂液中に浸漬し、コイル4の線間
に樹脂を真空含浸させる。この場合、トランス本体1及
び樹脂を60〜100℃に予熱しておいてもよい。ここ
で使用される樹脂は以下の成分からなる。 ビスフェノールAエポキシ:100重量部 シランカップリング剤:1.0重量部 メチルテトラヒドロ無水フタル酸(硬化剤):80重量
部 イミダゾール(硬化剤):0.5重量部 次に、前記樹脂を100〜120℃で0.5〜1時間か
けて硬化させる。これによって図2に示す如く、コイル
4の周囲に樹脂5がコーティングされた状態となる。
【0007】次に、図2に示すトランス本体1をトラン
スファー成形機の金型にセットし、無機充填剤を含む樹
脂液でモールドする。その後、150℃で1〜2時間か
けてモールド樹脂を硬化させる。ここで、使用される樹
脂は以下の成分からなる。 ノボラックエポキシ:70重量部 ブロム化エポキシ:30重量部 フェノールノボラック:25重量部 シランカップリング剤:1.0重量部 表面平滑剤:0.5重量部 カルバナワックス(離型剤):0.5重量部 シリカ(無機充填剤):320重量部 図3は前記樹脂が硬化し、外装ケース6としてトランス
本体1と一体化された状態を示す。その後、中心孔3に
フェライトコアを挿入、固定し、必要な結線を行い、フ
ライバックトランスとして完成させる。
【0008】なお、前記実施例において、含浸用樹脂及
び外装用樹脂の成分、成分比は一例であることは勿論で
ある。
【0009】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、まず、ボビンに巻回されたコイルに無機充填剤
を含まない樹脂を含浸させたため、含浸性が良好であ
り、気泡を巻き込んだりすることなく、絶縁性が向上す
る。さらに、前記樹脂が含浸されたコイル及びボビンを
無機充填剤を含む樹脂で被覆して外装ケースを形成する
ようにしたため、別ケースを準備する必要がなくなり、
工程が簡略化され、樹脂の硬化時間も従来の如く樹脂を
注型、硬化させる場合に比べてかなり短くて済む。ま
た、ケースと注型樹脂の密着性不良、ケースの歪みとい
った不具合を生じることもない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係るフライバックトランスの製造方法の
一実施例を工程順に示す。
【図1】トランス本体の断面図。
【図2】コイルに樹脂を含浸、硬化させた状態を示す断
面図。
【図3】外装用ケースで被覆した状態を示す断面図。
【符号の説明】
1…トランス本体 2…ボビン 4…コイル 5…含浸用樹脂 6…外装用樹脂

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボビンに巻回されたコイルに、無機充填
    剤を含まない樹脂を含浸させる工程と、 前記樹脂が含浸されたコイル及びボビンを、無機充填剤
    を含む樹脂で被覆して外装ケースを形成する工程と、 からなることを特徴とするフライバックトランスの製造
    方法。
JP3240110A 1991-09-20 1991-09-20 フライバツクトランスの製造方法 Pending JPH0582377A (ja)

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JPH0582377A true JPH0582377A (ja) 1993-04-02

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015088513A (ja) * 2013-10-28 2015-05-07 株式会社東芝 インダクタ
CN105359234A (zh) * 2013-05-10 2016-02-24 丰田自动车株式会社 电抗器及电抗器的制造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105359234A (zh) * 2013-05-10 2016-02-24 丰田自动车株式会社 电抗器及电抗器的制造方法
JP2015088513A (ja) * 2013-10-28 2015-05-07 株式会社東芝 インダクタ

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