JPH0582616U - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

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JPH0582616U
JPH0582616U JP2437392U JP2437392U JPH0582616U JP H0582616 U JPH0582616 U JP H0582616U JP 2437392 U JP2437392 U JP 2437392U JP 2437392 U JP2437392 U JP 2437392U JP H0582616 U JPH0582616 U JP H0582616U
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JP
Japan
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air
refrigerant evaporator
inlet side
air inlet
casing
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Pending
Application number
JP2437392U
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English (en)
Inventor
博行 磯部
Original Assignee
日本電装株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷媒蒸発器の空気入口側下部の空気の淀み領
域を無くして冷媒蒸発器の腐敗を防止する。 【構成】 ケーシング2の底壁部20に形成された入口
側立壁部22と冷媒蒸発器4の偏平チューブの空気入口
側下部との間に、偏平チューブの空気入口側下部付近よ
り冷媒蒸発器4の下部を介して冷媒蒸発器4の下流側に
空気を送る隙間23を形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、冷媒蒸発器の空気入口側下部の空気の淀み領域を無くした車両用空 気調和装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば図4に示したように、車室内に空気を送るためのケーシング 101内に冷媒蒸発器102を収納した車両用空気調和装置(以下従来の技術と 呼ぶ)が知られている。そのケーシング101の底壁部には、冷媒蒸発器102 の下方で開口し、凝縮水をケーシング101の外に排出するための排水口103 が形成されている。また、ケーシング101の底壁部の冷媒蒸発器102の上流 側には、冷媒蒸発器102の空気入口側下部(チューブの空気入口側下部)をシ ールする立壁部104が形成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来の技術においては、図4に示したように、冷媒蒸発器102の 空気入口側下部を立壁部104にてシールしており、この部分において送風機よ り送られてきた空気は下流側へ流れないため淀み領域となっている。その淀み領 域に、塵、埃等の異物が送り込まれると蓄積され、冷媒蒸発器102の表面に付 着する凝縮水を得て冷媒蒸発器102が腐敗していく。このため、冷媒蒸発器1 02より悪臭が発生したり、冷媒蒸発器102に腐食が発生したりするという課 題があった。 本考案は、冷媒蒸発器の空気入口側下部の空気の淀み領域を無くして冷媒蒸発 器の腐敗を防止する車両用空気調和装置の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、冷媒と空気とを熱交換させて空気を冷却する冷媒蒸発器と、この冷 媒蒸発器の空気入口側下部の上流側に前記冷媒蒸発器の空気入口側下部に対向し て配された立壁部を有し、内部に前記冷媒蒸発器を収納するケーシングと、前記 冷媒蒸発器の空気入口側下部と前記立壁部との間に形成され、前記冷媒蒸発器を 介して前記冷媒蒸発器の下流側に空気を送る通気路とを備えた技術手段を採用し た。
【0005】
【作用】
本考案は、冷媒蒸発器の空気入口側下部とケーシングの立壁部との間に通気路 が形成されているので、冷媒蒸発器の上流側より下流側に向かって空気が流れる 。なお、冷媒蒸発器の空気入口側下部付近に到達した空気は、通気路、冷媒蒸発 器の空気入口側下部を介して冷媒蒸発器の下流側に流れるため、冷媒蒸発器の空 気入口側下部に空気の淀み領域が無くなる。 したがって、塵、埃等の異物が冷媒蒸発器の空気入口側下部に送り込まれても 、その異物が蓄積されることはなく、冷媒蒸発器の表面に凝縮水が付着しても冷 媒蒸発器が腐敗することはない。
【0006】
【実施例】
つぎに、本考案の車両用空気調和装置を図1ないし図3に示す一実施例に基づ いて説明する。図1および図2は自動車用空気調和装置を示した図である。 自動車用空気調和装置1は、車室内に空気を送るための送風ダクトを構成する ケーシング2、このケーシング2内に車室内に向かう空気流を発生させるファン 3、ケーシング2内を通過する空気を冷却する冷媒蒸発器4、およびケーシング 2内を通過する空気を加熱するヒータコア5を備えている。
【0007】 ケーシング2の上流側には、内気(車室内空気)を導入する内気導入口6、お よび外気(車室外空気)を導入する外気導入口7が形成されている。さらに、ケ ーシング2の上流側には、内気導入口6と外気導入口7を開閉する内外気切替ダ ンパ8が配されている。その内外気切替ダンパ8は、空調コントロールパネル( 図示せず)に設けられた内外気切替レバー(図示せず)を操作することにより駆 動される。
【0008】 そして、ケーシング2の下流側には、車両乗員の上半身に向かって空気流を吹 き出すベンチレーション吹出口9、車両乗員の足元付近に向かって空気流を吹き 出すヒータ吹出口10、および窓ガラスの内側表面に向かって空気流を吹き出す デフロスタ吹出口11が形成されている。
【0009】 ベンチレーション吹出口9には、そのベンチレーション吹出口9を開閉するベ ンチレーションダンパ12が配されている。ヒータ吹出口10には、そのヒータ 吹出口10を開閉するヒータダンパ13が配されている。デフロスタ吹出口11 には、そのデフロスタ吹出口11を開閉するデフロスタダンパ14が配されてい る。なお、ベンチレーションダンパ12、ヒータダンパ13およびデフロスタダ ンパ14は、空調コントロールパネルに設けられた吹出モード選択レバー(図示 せず)を操作することにより駆動され、選択された吹出口モードに応じて、ベン チレーション吹出口9、ヒータ吹出口10およびデフロスタ吹出口11の開閉を 行う。
【0010】 ファン3は、ケーシング2の上流側に配され、ファンモータ15により回転駆 動される。このファンモータ15は、空調コントロールパネルに設けられたファ ンスイッチ(図示せず)により運転が開始され、自動車のエンジンルーム(図示 せず)に搭載されたバッテリ(図示せず)より電力が供給されるとファン3を所 定の回転数で回転させる。
【0011】 図3は冷媒蒸発器4の空気入口側下部を示した図である。その冷媒蒸発器4は 、ケーシング2内に収納され、一対の成形プレートを接合して構成された偏平チ ューブ16をケーシング2の幅方向に複数積層してなる。そして、隣設する偏平 チューブ16間には、熱交換効率を向上させるコルゲートフィン17が配されて いる。この冷媒蒸発器4は、空調コントロールパネルに設けられたエアコンスイ ッチを操作することにより、減圧装置(図示せず)より偏平チューブ16内に流 入した低温低圧の霧状冷媒と偏平チューブ16の外側を流れる空気とを熱交換さ せて空気を冷却する。
【0012】 ヒータコア5は、ケーシング2内に収納され、チューブ(図示せず)内を流れ るエンジン冷却水とチューブの外側を流れる空気とを熱交換させて空気を加熱す る。ヒータコア5の上流側には、ヒータコア5を通過する空気量とヒータコア5 を迂回する空気量とを調節して各吹出口(ベンチレーション吹出口9、ヒータ吹 出口10およびデフロスタ吹出口11)より吹き出される吹出空気の温度を調節 するエアミックスダンパ5aが取り付けられている。そのエアミックスダンパ5 aは、空調コントロールパネルに設けられた温度調節レバー(図示せず)を操作 することにより所定の開度に設定される。
【0013】 ここで、この実施例においては、図2および図3に示したように、冷媒蒸発器 4と接触する付近のケーシング2の内周面に、結露を防止する発泡材よりなる断 熱シート18を貼り付けている。また、ケーシング2には、冷媒蒸発器4の下方 に、偏平チューブ16やコルゲートフィン17の表面に付着した凝縮水をケーシ ング2の外に排水するための排水口19を有する底壁部20が形成されている。 その底壁部20の冷媒蒸発器4の下流側には、冷媒蒸発器4の下流側(特にベン チレーション吹出口9、ヒータ吹出口10およびデフロスタ吹出口11側)への 凝縮水の飛散を防止するための出口側立壁部21が形成されている。
【0014】 そして、底壁部20の冷媒蒸発器4の上流側には、偏平チューブ16の空気入 口側下部と対向して配され、ファン3から送り込まれる空気を冷媒蒸発器4の全 面に導くための入口側立壁部22が形成されている。その入口側立壁部22と偏 平チューブ16の空気入口側下部との間には、本考案の通気路を構成する隙間2 3が形成されている。この隙間23は、偏平チューブ16の空気入口側下部より 偏平チューブ16の下部付近を介してその冷媒蒸発器4の下流側(ケーシング2 の出口側立壁部21側)に空気を送るためのものである。
【0015】 つぎに、この自動車用空気調和装置1の作用を図1ないし図3に基づいて簡単 に説明する。 ファンスイッチがオンされるとファンモータ15が起動し、内外気切替レバー の設定位置に応じて、内気導入口6または外気導入口7よりファン3が空気を吸 引される。吸引された空気は、ファン3の下流側に配された冷媒蒸発器4に供給 される。このとき、エアコンスイッチがオンされていると、冷媒蒸発器4の偏平 チューブ16内を冷媒が流れるので、空気が冷却される。 ここで、冷媒蒸発器4の下部、すなわち、偏平チューブ16の下部に供給され る空気は、偏平チューブ16の空気入口側下部と入口側立壁部22との間の隙間 23、偏平チューブ16の下部を通って冷媒蒸発器4の下流側に送られる。
【0016】 また、空気は、冷媒蒸発器4により露点温度以下に冷却されると、空気中に含 まれる水分が凝縮して冷媒蒸発器4の複数のコルゲートフィン17の表面に付着 する。複数のコルゲートフィン17の表面に付着した水滴は、冷媒蒸発器4の下 方に配されたケーシング2の底壁部20上に落下して排水口19よりケーシング 2の外部に排水される。
【0017】 以上のように、偏平チューブ16の空気入口側下部と入口側立壁部22との間 に隙間23が形成されているので、冷媒蒸発器4に送り込まれる空気は冷媒蒸発 器4の全面に渡って一様に流れる。このため、冷媒蒸発器4に送り込まれる空気 中に塵、埃等の異物が混入されていても冷媒蒸発器4の空気入口側下部、すなわ ち、各偏平チューブ16の空気入口側下部に蓄積されることはない。(図3の二 点鎖線は従来の技術の立壁部104の位置を表す) したがって、空気中に含まれた塵、埃等の異物は、冷媒蒸発器4の下流側の出 口側立壁部21の前に蓄積され、冷媒蒸発器4の偏平チューブ16やコルゲート フィン17に付着した凝縮水とともに排水口19より排出される。よって、冷媒 蒸発器4の空気入口側下部に空気の淀み領域が無くなり、冷媒蒸発器4の偏平チ ューブ16やコルゲートフィン17が腐敗することはないので、冷媒蒸発器4よ り悪臭が発生せず、冷媒蒸発器4の偏平チューブ16やコルゲートフィン17の 腐食も防止できる。また、図3に示したように、コルゲートフィン16が偏平チ ューブ17の下部に至るまで設けられているので、冷媒蒸発器4の下部を通過す る空気も他の箇所と同様に冷却される。したがって、冷媒蒸発器4の吹出空気温 度が均一となり、ばらつかない。
【0018】 〔変形例〕 本実施例では冷媒蒸発器4の下流側への凝縮水の飛散を防止するために出口側 立壁部21を形成したが、冷媒蒸発器4の空気出口側後方に凝縮水飛散防止ネッ トを取り付けても良い。また、凝縮水の飛散が生じなければ図1に二点鎖線で示 したように出口側立壁部21を設けなくても良い。 本実施例では偏平チューブ16の空気入口側下部と入口側立壁部22との間に ケーシング2の幅方向に渡って隙間23を形成したが、偏平チューブ16の空気 入口側下部と入口側立壁部22との間にケーシング2の幅方向の一部(特に偏平 チューブ16の空気入口側下部の周囲となる部分)に通気路を形成しても良い。
【0019】
【考案の効果】
本考案は、冷媒蒸発器の空気入口側下部の空気の淀み領域を無くすことができ るので、冷媒蒸発器の空気入口側下部に送り込まれた塵、埃等の異物が蓄積され ることはなく、冷媒蒸発器の表面に凝縮水が付着しても冷媒蒸発器が腐敗するこ とはない。したがって、冷媒蒸発器より悪臭の発生を防止することができ、且つ 冷媒蒸発器の腐食の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に適用された自動車用空気調
和装置の主要部を示した断面図である。
【図2】本考案の一実施例に適用された自動車用空気調
和装置を示した断面図である。
【図3】本考案の一実施例にかかる冷媒蒸発器の空気入
口側下部を示した正面図である。
【図4】従来の技術の冷媒蒸発器付近の構造を示した断
面図である。
【符号の説明】
1 自動車用空気調和装置 2 ケーシング 4 冷媒蒸発器 22 入口側立壁部 23 隙間(通気路)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒と空気とを熱交換させて空気を冷却
    する冷媒蒸発器と、 この冷媒蒸発器の空気入口側下部の上流側に前記冷媒蒸
    発器の空気入口側下部に対向して配された立壁部を有
    し、内部に前記冷媒蒸発器を収納するケーシングと、 前記冷媒蒸発器の空気入口側下部と前記立壁部との間に
    形成され、前記冷媒蒸発器を介して前記冷媒蒸発器の下
    流側に空気を送る通気路とを備えた車両用空気調和装
    置。
JP2437392U 1992-04-16 1992-04-16 車両用空気調和装置 Pending JPH0582616U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0234308B2 (ja) * 1983-09-16 1990-08-02 Aisin Seiki

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0234308B2 (ja) * 1983-09-16 1990-08-02 Aisin Seiki

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