JPH058335U - 空調設備のエア吹出口装置 - Google Patents
空調設備のエア吹出口装置Info
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- JPH058335U JPH058335U JP5514391U JP5514391U JPH058335U JP H058335 U JPH058335 U JP H058335U JP 5514391 U JP5514391 U JP 5514391U JP 5514391 U JP5514391 U JP 5514391U JP H058335 U JPH058335 U JP H058335U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ワンタッチ的に操作するだけで、エア吹出口
の横フィン30と縦フィン40を非常に簡単且つ確実に
ある設定した最適な向きに回動調整することができ、操
作性が向上し、ドアガラスのくもり取りなどに非常に有
効となる空調設備のエア吹出口装置を提供することにあ
る。 【構成】 エア吹出口内に所定間隔を存して並列し且つ
各々連動して上向き及び下向きに回動調整可能に設けた
複数枚の横フィン30と、エア吹出口内に所定間隔を存
し並列し且つ各々連動して左向き及び右向きに回動調整
操作可能に設けた複数枚の縦フィン40と、平時は横フ
ィン30及び縦フィン40の回動調整操作をフリーにし
且つ一方向への操作時は前記複数枚の横フィン30を設
定角度に回動規制する第1のガイド部52と前記縦フィ
ン40を設定角度に回動規制する第2のガイド部54と
を有する操作部材50とを設けたことを特徴とする。
の横フィン30と縦フィン40を非常に簡単且つ確実に
ある設定した最適な向きに回動調整することができ、操
作性が向上し、ドアガラスのくもり取りなどに非常に有
効となる空調設備のエア吹出口装置を提供することにあ
る。 【構成】 エア吹出口内に所定間隔を存して並列し且つ
各々連動して上向き及び下向きに回動調整可能に設けた
複数枚の横フィン30と、エア吹出口内に所定間隔を存
し並列し且つ各々連動して左向き及び右向きに回動調整
操作可能に設けた複数枚の縦フィン40と、平時は横フ
ィン30及び縦フィン40の回動調整操作をフリーにし
且つ一方向への操作時は前記複数枚の横フィン30を設
定角度に回動規制する第1のガイド部52と前記縦フィ
ン40を設定角度に回動規制する第2のガイド部54と
を有する操作部材50とを設けたことを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、例えば自動車などに取り付けられる空調設備のエア吹出口装置に関
する。
【0002】
自動車などの空調設備のエア吹出口装置(フェィスグリル)は、一般的に車室
内のインストルメントパネルの両側部に設けられている。この空調設備のエア吹
出口装置は図8に示す如く、フィンケース1に複数枚ずつの横フィン2と縦フィ
ン3が相互に略格子状に配列して設けられ、エア吹出口からの風向きを好みや用
途に応じ変更調整することができるようになっている。
【0003】
つまり、前記フィンケース1は図示しないがインストルメントパネルの両側部
に設けたダクトのエア吹出口に嵌込み固定されている。このフィンケース1は前
後に開口した筒形状に形成されている。また、前記複数枚の横フィン2はそれぞ
れ樹脂製の薄板からなり、前記フィンケース1内に所定間隔を存して並列し、且
つそれぞれの両端の枢着ピン4をフィンケース1の左右側面の小穴1aに係合し
ている。また、これら各横フィン2の後端には連動部材5がピン6を介して連結
されている。この連動部材5を介して各横フィン2が相互に連動する状態で指操
作などにより上向き及び下向きに回動調整可能になっている。
【0004】
前記縦フィン3は複数枚の樹脂製の薄板からなり、フィンケース1内の横フィ
ン2より後側に隣接状態に配している。これら縦フィン3は左右方向に所定間隔
を存して並列し、且つ上下両端の枢着ピン7をフィンケース1の上下面に係合し
ている。また、これら各縦フィン3の上部後端に連動部材8がピン9を介して連
結されている。この連動部材8により前記各縦フィン3が相互に連動する状態で
回動可能となっている。なお、一つの縦フィン3には操作レバー10が前方に突
設され、この操作レバー10を左右に揺動操作することにより各縦フィン3が連
動して左右向きに回動調整操作可能になっている。
【0005】
また、もう一つの従来例として図9及び図10に示す空調設備のエア吹出口装
置がある。これはドラム回転式と呼ばれる構造のもので、フィンケース(ドラム
)11が空調設備のエアダクトAの吹出口内に配設されている。このフィンケー
ス11は左右側面の略中央に設けられた軸11aを介して上向き及び下向きに回
動調整可能となっている。このフィンケース11には上下に所定間隔を存し並列
して複数枚の横フィン12が固定されている。またフィンケース11内の横フィ
ン12の後側に縦フィン13が隣接状態に配して、左右方向に所定間隔を存し並
列されている。これら縦フィン13の上下両端の枢着ピン14をフィンケース1
1の上下面の小穴11bに係合している。また、これら各縦フィン13の上部後
端は連動部材15がピン16を介して連結されている。この連動部材15により
前記各縦フィン13が相互に回動可能に連動する状態となっている。なお、一つ
の縦フィン13には操作レバー17が前方に突設され、この操作レバー17を左
右に揺動操作することにより各縦フィン13が連動して左右向きに回動調整でき
ると共に、該操作レバー17を上下に操作することでフィンケース11ごと上下
に回動して各横フィン12の向きを上下に調整できるようになっている。
【0006】
ところで前述の自動車のインストルメントパネルの両側部に設けた空調設備の
エア吹出口装置においては、ドアガラスのくもりを取るために、どんな選択モー
ドでも風が吹出されるようになっている。この風を横フィン2や縦フィン3の回
動調整操作によりドアガラスに当てて、くもりを取れるようになっている。
【0007】
しかしながら、前記従来のエア吹出口装置では、風向きをドアに吹付けるため
に横フィン2及び縦フィン3をそれぞれ回動調整操作しなければならず、しかも
その横フィン2と縦フィン3の回動調整度合は人の感覚にたよって行われるので
、それぞれ最適な向きに設定することが容易ではなく、操作性が悪いと共に一回
で所定向きに向けられず、ドアガラスのくもり取りに有効に働かせられない問題
があった。
【0008】
本考案は前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、ワン
タッチ的に操作するだけで、エア吹出口の縦フィンと横フィンを非常に簡単且つ
確実にある設定した最適な向きに回動調整することができ、操作性が向上すると
共に、例えばドアガラスのくもり取りなどに非常に有効となる空調設備の吹出口
装置を提供することのにある。
【0009】
第1の考案の空調設備のエア吹出口装置は、前記目的を達成するために、空調
設備のエア吹出口内に所定間隔を存して並列し且つ各々連動する状態で上向き及
び下向きに回動調整可能に設けられた複数枚の横フィンと、前記エア吹出口内に
所定間隔を存し並列し且つ各々連動する状態で左向き及び右向きに回動調整操作
可能に設けられた複数枚の縦フィンとを備え、平時は前記複数枚ずつの横フィン
及び縦フィンのそれぞれの回動調整操作をフリーにし、且つ一方向への操作時は
前記複数枚の横フィンを設定角度に回動規制する第1のガイド部と前記縦フィン
を設定角度に回動規制する第2のガイド部とを有する操作部材を設けたことを特
徴とする。
【0010】
第2の考案の空調設備のエア吹出口装置は、前記目的を達成するために、空調
設備のエア吹出口内に軸を介して上下方向に回動調整操作可能に設けられたフィ
ンケースと、前記フィンケース内に所定間隔を存し並列して固定された複数枚の
横フィンと、前記フィンケース内に所定間隔を存して並列し且つ各々連動する状
態で左向き及び右向きに回動調整操作可能に設けられた複数枚の縦フィンとを備
え、平時は前記フィンケースの上下の回動調整操作及び縦フィンの左右の回動調
整操作をフリーにし、且つ一方向への操作時には前記フィンケースを設定角度に
回動規制すると共に前記縦フィンを設定角度に回動規制するガイド部とを有する
操作部材を設けたことを特徴とする。
【0011】
前記第1の考案の構成の空調設備のエア吹出口装置によれば、平時はこれら複
数枚ずつの横フィン及び縦フィンのそれぞれの回動調整がフリー状態になり、こ
れら横フィンと縦フィンを各々従来同様好みや用途に応じ各種向きに回動調整操
作できるようになる。この状態で操作部材を一方向にワンタッチ操作すると、こ
の操作部材の第1のガイド部と第2のガイド部が移動し、その第1のガイド部が
複数枚の横フィンを設定角度に規制すると共に、第2のガイド部が複数枚の縦フ
ィンを設定角度に規制する。これにて横フィンと縦フィンが設定角度に一発で調
整され、吹出風を例えばドアガラス等の目的の方向に確実に向けられるようにな
る。
【0012】
前記第2の考案の構成の空調設備のエア吹出口装置によれば、平時は複数枚の
横フィンを固定したフィンケースの上下の回動調整及び複数枚ずつの縦フィンの
回動調整がフリー状態になり、これら横フィンと縦フィンを各々従来同様好みや
用途に応じ各種向きに回動調整操作することができるようになる。この状態で操
作部材を一方向にワンタッチ的に操作すると、この操作部材のガイド部が移動し
、そのガイド部がフィンケースを回動させて複数枚の横フィンを設定角度に規制
すると共に、複数枚の縦フィンを設定角度に規制する。これにて横フィンと縦フ
ィンが設定角度に一発で調整され、吹出風を例えばドアガラス等の目的の方向に
確実に向られるようになる。
【0013】
以下、本考案の第1の実施例による空調設備のエア吹出口装置を図1乃至図4
に基づいて説明する。まず、図1は自動車などの空調設備のエア吹出口装置を一
部切欠した斜視図、図2はこの空調設備のエア吹出口装置の分解斜視図である。
図中20はフィンケース、30は横フィン、40は縦フィンである。
【0014】
前記フィンケース20は図示しないがインストルメントパネルの両側部に開口
したダクトのエア吹出口内に嵌め込み固定されている。このフィンケース20は
前後に開口した筒形状に形成されている。このフィンケース20の左右側面及び
上下面に複数個ずつの小穴20a、20bが適当間隔を存して穿設されている。
また、フィンケース20の前端開口一側縁部21には略長方形状の開口穴21a
が設けられ、この開口穴21aに後述する操作部材が貫挿される。また、その開
口穴21aより内方に前記操作部材を摺動可能に案内支持する上下一対のガイド
シュー22が設けられている。
【0015】
前記横フィン30は複数枚の樹脂製の薄板からなり、フィンケース20内に所
定間隔を存し並列し、且つそれぞれの左右両端の枢着ピン31をフィンケース1
の左右側面の小穴20aに回動可能に係合している。これら各横フィン30の後
端一側には連動部材32がピン33を介して連結されている。この連動部材32
にはこの略中間から側方に突出して第1の係合ピン34が設けられている。これ
ら各横フィン30が指操作などにより連動部材32を介して相互に連動する状態
で上向き及び下向きに回動調整可能になっている。
【0016】
前記縦フィン40は複数枚の樹脂製の薄板からなり、フィンケース20内の横
フィン2より後側に隣接状態に配している。これら縦フィン40は左右方向に所
定間隔を存して並列し、且つ上下両端の枢着ピン41をフィンケース20の上下
面の小穴20bに係合している。これら各縦フィン40の上部後端には連動部材
42がピン43を介して連結されている。この連動部材42により前記各縦フィ
ン40が相互に連動する状態で左向き及び右向きに回動可能になっている。前記
連動部材42には第2の係合ピン44が上方に突出して設けられている。なお、
一つの縦フィン40には操作レバー45が前方に突出して設けられている。この
操作レバー45を左右に揺動操作することにより各縦フィン40が連動して左右
向きに回動調整可能になっている。
【0017】
ここで、前記複数枚ずつの横フィン30と縦フィン40とを設定角度に規制す
る操作部材としてのガイドレバー50がフィンケース20内の一側面から上面に
亘って配設されている。このガイドレバー50は全体が樹脂一体成形品からなり
、薄板状の操作アーム51と、この後端に連設された第1のガイド部52と、操
作アーム51の後端寄り部から上方に延出された逆L字形状の連結バー53と、
この連結バー53の水平上部先端より後方に向け連設された第2のガイド部54
とから構成されている。
【0018】
前記操作アーム51は、前記フィンケース20内後方から上下ガイドシュー2
2間を通し開口穴21aに挿通され、前方に突出する状態で前後摺動可能とされ
ている。この操作アーム51の後端の前記第1のガイド部52は、横フィン30
の一側面に位置し、略栓抜き形状をなし、後部に三角形穴52aとこの前端に連
続する幅狭な水平係合溝52bを有している。前記三角形穴52aは図3(a)
(b)に示す如く前向き状に形成され、この後部が最大上下巾Bを有している。
また、前記水平係合溝52bは前記三角形穴52aの最大上下巾Bの中間を通る
中立位置線xからb寸法下側にずれた位置に形成されている。この三角形穴52
a内に前記第1の係合ピン34がB寸法の範囲内で上下動可能に挿通されている
。また前記水平係合溝52b内にも前記第1の係合ピン34が挿脱可能になって
いる。
【0019】
一方、前記第2のガイド部54は、縦フィン40の上面に水平に位置し、略栓
抜き形状をなし、後部に三角形穴54aとこの前端に連続する幅狭な水平係合溝
54bを有している。前記三角形穴54aは図4(a)(b)に示す如く前向き
状に形成され、この後部が最大左右巾Cを有している。また、前記水平係合溝5
4bは前記三角形穴54aの最大左右巾Cの中間を通る中立位置線yからc寸法
右側にずれた位置に形成されている。この三角形穴54a内に前記第2の係合ピ
ン44がC寸法の範囲内で左右動可能に挿通されている。また前記係合溝54b
内にも前記第2の係合ピン44が挿脱可能になっている。
【0020】
また、前記ガイドレバー50の第1のガイド部52の後端には図1及び図2に
示す如く復帰用付勢手段としてのコイルスプリング60が設けられ、これにより
ガイドレバー50が常時前方に付勢されている。
【0021】
このように構成された第1の実施例による空調設備のエア吹出口装置において
は、平時は図1に示す如く、ガイドレバー50が第1のガイド部52の後端のス
プリング60により前方向に付勢されている。これにて図3(a)に示す如く第
1の係合ピン34が第1のガイド部52の三角形穴52a内の後部に位置し、こ
の状態では第1の係合ピン34が三角形穴52aの最大上下巾B範囲内で上下動
可能で、各横フィン30が従来同様上下に回動調整操作できるフリー状態となっ
ている。
【0022】
また、平時は図4(a)に示す如く第2の係合ピン44が第2のガイド部54
の三角形穴54a内の後部に位置し、この状態では第2の係合ピン44が三角形
穴54aの最大左右巾C範囲内で左右移動可能で、各縦フィン40が操作レバー
45を左右に揺動することで左右に回動調整操作できるフリー状態となっている
。
【0023】
この状態からガイドレバー50の操作アーム51前端を指でワンタッチ的に押
し込み操作することにより、ガイドレバー50全体が復帰用スプリング60に抗
して後方に移動する。この後方への移動に伴い第1のガイド部52の三角形穴5
2aの斜面に第1の係合ピン34が当接し、上下どちらかの方向に移動せしめら
れて、図3(b)に示す如く必ず中立位置線xからb寸法下側の水平係合溝52
b内に誘導される。この第1の係合ピン34と共に連動部材32が一体に動いて
各横フィン30をやや上向きの設定角度に回動規制する。
【0024】
一方、第2のガイド部54の三角形穴54aの斜面に沿って第2の係合ピン4
4が当接し、左右どちらかの方向に移動せしめられて、図4(b)に示す如く必
ず中立位置線yからc寸法右側の水平係合溝54b内に誘導される。この第2の
係合ピン44と共に連動部材42が一体に動いて各縦フィン40をやや左向きの
設定角度に回動規制する。これにて横フィン30と縦フィン40が目的の設定角
度に一発で調整され、吹出風をドアガラスの方向に確実に向られるようになる。
【0025】
次に、本考案の空調設備のエア吹出口装置の他の実施例を図5乃至図7により
説明する。これはドラム回転式と呼ばれる構造のもので、フィンケース(ドラム
)70が空調設備のエア吹出口内に配設されている。このフィンケース70は左
右側面の略中央に設けられた軸71を介して上向き及び下向きに回動調整可能と
なっている。このフィンケース70には所定間隔を存して並列して複数枚の横フ
ィン72が固定されている。また横フィン72の後側に縦フィン73が隣接状態
に配している。この縦フィン73はフィンケース70内に所定間隔を存し並列し
ている。これら各縦フィン73の上下両端の枢着ピン74をフィンケース70の
上下面の小穴70aに係合している。
【0026】
これら各縦フィン73の上部後端部にはピン75を介して連動部材76が連結
され、この連動部材76により各縦フィン73が相互に連動する状態で左向き及
び右向きに回動可能になっている。なお一つの縦フィン73には操作レバー77
が前方に突出して設けられている。この操作レバー77を左右に揺動操作するこ
とにより各縦フィン73が連動して左右向きに回動調整可能となっている。
【0027】
ここで、前記縦フィン73の後部下部寄りからフィンケース70の一側外方に
突出して係合ピン78が設けられている。この係合ピン78は外方突出先端部に
上方に折曲した折曲ピン部78aを有している。
【0028】
また、前記複数枚ずつの横フィン72と縦フィン73とを設定角度に規制する
操作部材としてのガイドレバー80がフィンケース70の外側面に位置し前後に
摺動可能に設けられている。このガイドレバー80は全体が樹脂一体成形品から
なり、薄板状の操作アーム81と、この後端に連接されたガイド部82とから構
成されている。
【0029】
このガイド部82は、側面から見て略栓抜き形状をなし、後部に楕円形穴82
aとこの前端に連続する幅狭な水平係合溝82bを有している。前記楕円形穴8
2aは図6に示す如く、最大上下巾Dを有している。また、水平係合溝82bは
前記楕円形穴82aの最大上下巾Dの中間を通る中立位置線zからd寸法下側に
ずれた位置に形成されている。この楕円形穴82a内に前記係合ピン78が軸7
1を中心にD寸法の範囲内で上下回動可能に挿通されている。また、前記水平係
合溝82b内にも前記係合ピン78が挿脱可能になっている。しかも前記ガイド
部82はこの楕円形穴82aの周縁上下部が真上から見て略クランク状に屈曲し
た屈曲部82cとなっている。
【0030】
このような空調設備のエア吹出口装置においては、平時は図5に示す如く、ガ
イドレバー80の楕円形穴82aはその後端に設けられたスプリング83により
前方向に付勢されている。これにて図6に示す如く係合ピン78がガイド部82
の楕円形穴82a内に位置している。つまりその係合ピン78は楕円形穴82a
の上下巾Dの範囲内で移動でき、フィンケース70は手で直接回動調整操作がで
きるフリー状態となっている。
【0031】
また、平時は係合ピン78が図7に示す如くガイド部72に対して左右動自在
で、各縦フィン73が操作レバー77を左右に揺動することで左右に回動調整操
作できるフリー状態となっている。
【0032】
この状態からガイドレバー80の操作アーム81前端を指でワンタッチ的に押
し込み操作することにより、ガイドレバー80が復帰用コイルスプリング83に
抗して後方に移動する。この後方への移動に伴いガイド部82の楕円形穴82a
の斜面に係合ピン78が当接し、軸71を中心として上下どちらかの方向に回動
せしめられて、図6に示す如く、必ず中立位置線zからd寸法下側の水平係合溝
82b内に誘導される。この係合ピン78と共にフィンケース70が軸71を中
心に回動して各横フィン72をやや上向きの設定角度に回動規制する。
【0033】
また、同時に図7に示す如く、ガイドレバー80が押し操作されて2点鎖線の
位置まで移動すると、ガイド部82の楕円形穴82aの上下どちらかの折曲部8
2cに係合ピン78先端の折曲ピン部78aが当接し外側方に引き出される。こ
れにて各縦フィン73がやや左向きの設定角度に回動規制される。これにて横フ
ィン72と縦フィン73が設定角度に一発で調整され、吹出風を例えばドアガラ
ス等の目的の方向に確実に向けられるようになる。
【0034】
なお、前述した第1及び第2の実施例では、前記ガイドレバー50,80の復
帰用付勢手段としてコイルスプリング60,83を使用したが、これに代えて板
ばねを使用してもよい。また、前述の各実施例のエア吹出装置はインストルメン
トパネル左側(助手席側)に位置するもので、インストルメントパネルの右側(
運転席側)に位置するエア吹出口装置では、ガイドレバー50,80の位置が反
対側となり、縦フィン40,73は右側に向ける設定とされている。
【0035】
本考案の構成の空調設備のエア吹出口装置は、前述の如く構成したから、ワン
タッチ的に操作するだけで、エア吹出口の縦フィンと横フィンを非常に簡単且つ
確実にある設定した最適な向きに回動調整することができ、操作性が向上すると
共に、例えばドアガラスのくもり取りなどに非常に有効となる。
【図1】本考案の第1の実施例による空調設備のエア吹
出口装置の一部切欠した斜視図。
出口装置の一部切欠した斜視図。
【図2】同上空調設備のエア吹出口装置の分解斜視図。
【図3】(a)(b)は同上空調設備のエア吹出口装置
のガイドレバーの第1ガイド部の作用説明図。
のガイドレバーの第1ガイド部の作用説明図。
【図4】(a)(b)は同上空調設備のエア吹出口装置
のガイドレバーの第2ガイド部の作用説明図。
のガイドレバーの第2ガイド部の作用説明図。
【図5】本考案の第2の実施例を示す空調設備のエア吹
出口装置の斜視図。
出口装置の斜視図。
【図6】同上空調設備のエア吹出口装置の側面図。
【図7】同上空調設備のエア噴出口装置の横断面図。
【図8】従来の空調設備のエア吹出口装置を示す一部切
欠した斜視図。
欠した斜視図。
【図9】他の従来例の空調設備のエア吹出口装置の斜視
図。
図。
【図10】同上従来の空調設備のエア吹出口装置の縦断
面図。
面図。
20,70…フィンケース(ドラム)、30,72…横
フィン、40,73…縦フィン、50,80…ガイドレ
バー(操作部材),52…第1のガイド部、54…第2
のガイド部、82…ガイド部。
フィン、40,73…縦フィン、50,80…ガイドレ
バー(操作部材),52…第1のガイド部、54…第2
のガイド部、82…ガイド部。
Claims (2)
- 【請求項1】 空調設備のエア吹出口内に所定間隔を存
して並列し且つ各々連動する状態で上向き及び下向きに
回動調整可能に設けられた複数枚の横フィンと、前記エ
ア吹出口内に所定間隔を存し並列し且つ各々連動する状
態で左向き及び右向きに回動調整操作可能に設けられた
複数枚の縦フィンとを備えてなる空調設備のエア吹出口
装置において、平時は前記複数枚ずつの横フィン及び縦
フィンのそれぞれの回動調整操作をフリーにし、且つ一
方向への操作時は前記複数枚の横フィンを設定角度に回
動規制する第1のガイド部と前記縦フィンを設定角度に
回動規制する第2のガイド部とを有する操作部材を設け
たことを特徴とする空調設備のエア吹出口装置。 - 【請求項2】 空調設備のエア吹出口内に軸を介して上
下方向に回動調整操作可能に設けられたフィンケース
と、前記フィンケース内に所定間隔を存し並列して固定
された複数枚の横フィンと、前記フィンケース内に所定
間隔を存して並列し且つ各々連動する状態で左向き及び
右向きに回動調整操作可能に設けられた複数枚の縦フィ
ンとを備えてなる空調設備のエア吹出口装置において、
平時は前記フィンケースの上下の回動調整操作及び縦フ
ィンの左右の回動調整操作をフリーにし、且つ一方向へ
の操作時には前記フィンケースを設定角度に回動規制す
ると共に前記縦フィンを設定角度に回動規制するガイド
部とを有する操作部材を設けたことを特徴とする空調設
備のエア吹出口装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5514391U JP2543361Y2 (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | 空調設備のエア吹出口装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5514391U JP2543361Y2 (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | 空調設備のエア吹出口装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH058335U true JPH058335U (ja) | 1993-02-05 |
| JP2543361Y2 JP2543361Y2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=12990548
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5514391U Expired - Lifetime JP2543361Y2 (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | 空調設備のエア吹出口装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2543361Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07195951A (ja) * | 1993-12-20 | 1995-08-01 | Gkn Automot Ag | 自動車のプロペラシャフト |
| JP2018099909A (ja) * | 2016-12-19 | 2018-06-28 | しげる工業株式会社 | 車両用レジスタ装置 |
-
1991
- 1991-07-16 JP JP5514391U patent/JP2543361Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07195951A (ja) * | 1993-12-20 | 1995-08-01 | Gkn Automot Ag | 自動車のプロペラシャフト |
| JP2018099909A (ja) * | 2016-12-19 | 2018-06-28 | しげる工業株式会社 | 車両用レジスタ装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2543361Y2 (ja) | 1997-08-06 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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