JPH0583436U - ケーブルケーシングの固定部構造 - Google Patents

ケーブルケーシングの固定部構造

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JPH0583436U
JPH0583436U JP2436892U JP2436892U JPH0583436U JP H0583436 U JPH0583436 U JP H0583436U JP 2436892 U JP2436892 U JP 2436892U JP 2436892 U JP2436892 U JP 2436892U JP H0583436 U JPH0583436 U JP H0583436U
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cable
casing
case
cable casing
slider
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Application number
JP2436892U
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English (en)
Inventor
川 巌 市
Original Assignee
自動車電機工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数および作業工数の削減化を図ると共
に、ケーブルの連結端や入出力体との連結部分への水や
塵埃の付着を防止することができるケーブルケーシング
の固定部構造を提供する。 【構成】 上ケース2および下ケース3にスライダ6と
ケーブルケーシング11の末端から突出するケーブル1
0の連結ピン13とを収容する上張出し部2aおよび下
張出し部3aを各々設け、ケーブルケーシング11には
ケース2,3の両張出し部2a,3a間に設けたケーブ
ル挿通用孔9に嵌着されるキャップ側嵌着部12cを設
ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ケースに支持された入出力体に連結するケーブルを長手方向に摺 動自在に覆うケーブルケーシングを固定するのに利用されるケーブルケーシング の固定部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、上記したようなケーブルを摺動自在に覆うケーブルケーシングでは、例 えば、その末端から突出するケーブルの連結端をケースに支持される出力シャフ トに連結させて、ケーブルケーシングの端部に嵌装したブラケット付きケーシン グキャップのブラケット部分をケース近傍位置にねじ止めすることによって、ケ ーブルケーシングの端部を固定する構造が用いられているほか、ケーブルケーシ ングの端部に嵌装したケーシングキャップにこれとは別体のブラケットを嵌着し て、このブラケットをケースの近傍位置にねじ止めすることにより、ケーブルケ ーシングの端部を固定する構造が採用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来におけるケーブルケーシングの固定部構造にあっては、上記し たいずれの場合も、ケーブルケーシングの端部を固定するに際して、ケーブルケ ーシングキャップに一体、あるいは、別体で設けたブラケットをねじ止めするよ うにしていたため、その分、部品点数および作業工数のいずれをも多く必要とす るという問題があった。
【0004】 また、上記したケーブルケーシングの固定部構造では、ケーブルの連結端とケ ースに支持される出力シャフトとの連結部分が露出状態となっていることから、 ケーブルの端部やその連結部分に水や塵埃が付着して、ケーブルのケーブルケー シングに対する動作に支障を来すことがないとはいえないという問題を有してお り、これらの問題を解決することが従来の課題であった。
【0005】
【考案の目的】
この考案は、上記した従来の課題に着目してなされたもので、部品点数および 作業工数の双方の削減化が実現できると共に、ケーブルの連結端や入出力体との 連結部分に水や塵埃が付着するのを防止することが可能であるケーブルケーシン グの固定部構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案に係わるケーブルケーシングの固定部構造は、ケースに支持された入 出力体に連結するケーブルを長手方向に摺動自在に覆うケーブルケーシングの固 定部において、前記ケースに入出力体と前記ケーブルケーシングの末端から突出 するケーブルの連結部とを収容する張出し部をケース本体から延長して設け、前 記ケーブルケーシングには前記ケースの張出し部に設けたケーブル挿通用孔に嵌 着されるケーブルケーシング側嵌着部を設けた構成としたことを特徴としており 、このようなケーブルケーシングの固定部構造の構成を前述した従来の課題を解 決するための手段としている。
【0007】
【考案の作用】
この考案に係わるケーブルケーシングの固定部構造では、ケースの張出し部に 設けたケーブル挿通用孔にケーブルケーシング側嵌着部を嵌着すると、ケーブル ケーシングの端部はねじ止め作業をする必要なくケースに固定されるので、部品 点数および工数の削減がなされることとなる。
【0008】 また、この状態において、入出力体とケーブルケーシングの末端から突出する ケーブルの連結部とは、ケースの張出し部に収容されてケースの外部に対してほ ぼ遮断状態となることから、ケーブルの連結端や入出力体との連結部分に水や塵 埃が付着することはほとんどなく、したがって、ケーブルケーシングに対するケ ーブルの摺動動作は常時円滑に行われることとなる。
【0009】
【実施例】
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
【0010】 図1および図2はこの考案に係わるケーブルケーシングの固定部構造の一実施 例を示し、この実施例では、この考案に係わるケーブルケーシングの固定部構造 をディーゼルエンジンの燃料遮断弁にエンジンストップモータからの出力を伝達 するケーブルのケーブルケーシングに採用した場合を例示する。
【0011】 すなわち、図1に示すエンジンストップモータ1は、上ケース2および下ケー ス3で閉塞される内部に図示しない電機子やマグネットなどのモータ構成部材と 、電機子軸側のウォームと噛み合って回転出力をおとす歯車4を備えている。こ の歯車4の図示上面には、リンク5の図示しない一端側が枢着連結してあり、こ のリンク5の他端に設けた貫通孔5aはスライダ(入出力体)6の上向きピン6 aにカラー7を介して回動自在に嵌合してある。
【0012】 この場合、上ケース2および下ケース3には、前記モータ構成部材および歯車 4を収容する部分のほかに、上張出し部2aおよび下張出し部3aが歯車4の径 方向に延長して各々設けてある。下ケース3の下張出し部3aには、その延長方 向に沿ってガイド8が設けてあり、スライダ6はこのガイド8に長手方向に摺動 自在に嵌合してある。
【0013】 つまり、このエンジンストップモータ1では、歯車4に伝えられた回転出力を リンク5により直線方向出力に変換してスライダ6に伝達し、このスライダ6を 上,下ケース2,3の上張出し部2aおよび下張出し部3aに囲まれる内部にお いてガイド8に沿って往復移動させるようにしている。
【0014】 また、両ケース2,3の各々の上張出し部2aおよび下張出し部3aには、半 割孔2b,3bがそれぞれ設けてあり、これらの半割孔2b,3bは互いに対向 してスライダ6の移動方向に軸心が沿うようにしたケーブル挿通用孔9を形成す るようになっている。
【0015】 一方、図2に簡略的に示すように、このエンジンストップモータ1の直線方向 出力をディーゼルエンジン20の燃料送給管21内に設けた燃料遮断弁22に伝 達するケーブル10は、ケーブルケーシング11により被覆されており、その内 部で長手方向に摺動自在となっている。
【0016】 このケーブルケーシング11の図1に示すモータ1側の端部には、筒状をなす ケーシングキャップ12がかしめ固定してあり、このケーシングキャップ12を 貫通して突出するケーブル10の端部に連結ピン13を設けている。このケーシ ングキャップ12は基端側(図1右端側)をかしめ用大径部12aとしてあり、 先端(図1左端)寄りの部分に中間大径部12bを形成することによって、両大 径部12a,12b間にキャップ側嵌着部(ケーブルケーシング側嵌着部)12 cを形成するようにしている。
【0017】 そして、このケーシングキャップ12は、エンジンストップモータ1の両ケー ス2,3に設けた上張出し部2aおよび下張出し部3aの各半割孔2b,3b間 にキャップ側嵌着部12cを挟み込ませて、すなわち、半割孔2b,3bで構成 されるケーブル挿通用孔9にキャップ側嵌着部12cを嵌着させてエンジンスト ップモータ1に対して固定するようにしてあり、ケーブル10はその端部に設け た連結ピン13をスライダ6のピン係止孔6bに係止させることによって、スラ イダ6に連結するようにしてある。この際、スライダ6の上向きピン6aには、 上ケース2に一端を掛止したコイルスプリング14の他端側フック14aが掛止 してあると共に、リンク5に設けた貫通孔5aをリンク5の長手方向に沿う長円 孔として形成してあり、このコイルスプリング14の引っ張り力でスライダ6を 図1左方向に常時引き寄せ状態とすることによって、ディーゼルエンジン20側 の燃料遮断弁22の開閉ストロークとスライダ6の往復移動ストロークとの差を 適宜補正するようにしてある。
【0018】 このエンジンストップモータ1において、ディーゼルエンジン20を停止させ る際には、スライダ6が図1仮想線で示す状態から実線で示す状態となるように 作動してケーブル10を引くことにより燃料遮断弁22を閉じ、一方、ディーゼ ルエンジン20を始動する際には、スライダ6が図1実線で示す状態から仮想線 で示す状態となるように作動してケーブル10を押し出すことにより燃料遮断弁 22を開くようにしている。
【0019】 なお、図1の符号15は保護カバーであり、ケーシングキャップ12のかしめ 用大径部12aに嵌装しかつ下ケース3に設けたキャップ保護部3cに嵌合する ようになすことにより、ケーシングキャップ12がかしめ用大径部12aの部分 で折り曲げられるのを防止するようにしている。
【0020】 上記した構成のケーブルケーシングの固定部構造では、エンジンストップモー タ1の組立てに際して、ケーブル10の連結ピン13をスライダ6のピン係止孔 6bに係止させてケーブル10をスライダ6に連結したのち、上ケース2および 下ケース3の各々の上張出し部2aおよび下張出し部3aにそれぞれ設けた半割 孔2b,3bの間に、ケーブルケーシング11に固定したケーシングキャップ1 2のキャップ側嵌着部12cを挟み込んで両ケース2,3を接合すると、両半割 孔2b,3bで構成されるケーブル挿通用孔9にキャップ側嵌着部12cが嵌着 することになり、ケーブルケーシング11の端部はケーシングキャップ12を介 してねじ止め作業を必要とすることなく両ケース2,3に固定されるので、部品 点数および工数の削減がなされることとなる。
【0021】 このとき、スライダ6と、これと連結するケーブル10側の連結ピン13とは 、上ケース2および下ケース3の各々の上張出し部2aおよび下張出し部3aに 囲まれた部分に収容されて両ケース2,3の外部に対して遮断状態となることか ら、ケーブル10側の連結ピン13やスライダ6に水や塵埃が付着することはほ とんどなく、したがって、ケーブルケーシング11に対するケーブル10の摺動 動作は常時円滑に行われることとなる。
【0022】 上記した実施例では、この考案に係わるケーブルケーシングの固定部構造をデ ィーゼルエンジンの燃料遮断弁にエンジンストップモータからの出力を伝達する ケーブルのケーブルケーシングに採用した場合を例示したが、これに限定される ものではなく、例えば、車速自動制御装置の負圧式アクチュエータからの出力を 伝達するケーブルのケーブルケーシングに用いることも可能である。
【0023】 また、この考案に係わるケーブルケーシングの固定部構造の詳細な構成は、上 記した実施例に限定されるものではない。
【0024】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案に係わるケーブルケーシングの固定部構造では 、ケースに支持された入出力体に連結するケーブルを長手方向に摺動自在に覆う ケーブルケーシングの固定部において、前記ケースに入出力体と前記ケーブルケ ーシングの末端から突出するケーブルの連結部とを収容する張出し部をケース本 体から延長して設け、前記ケーブルケーシングには前記ケースの張出し部に設け たケーブル挿通用孔に嵌着されるケーブルケーシング側嵌着部を設けた構成とし たため、ケーブルケーシングの端部をねじ止め作業を必要とすることなく固定す ることができ、その結果、部品点数および作業工数のいずれをも削減することが 可能であると共に、入出力体とケーブルケーシングの末端から突出するケーブル の連結部とはケースの張出し部に収容されて外部からほぼ遮断された状態となる ので、ケーブルの連結端や入出力体との連結部分に水や塵埃が付着する恐れがな くなって、ケーブルをケーブルケーシングに対して常時円滑に摺動させることが できるという非常に優れた効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係わるケーブルケーシングの固定部
構造の一実施例を示すエンジンストップモータの側面方
向からの部分断面説明図である。
【図2】図1のエンジンストップモータからの出力をケ
ーブルケーシングで覆われたケーブルを介してディーゼ
ルエンジンの燃料遮断弁に伝達する状態を簡略的に示す
説明図である。
【符号の説明】
2 上ケース 2a 上張出し部 3 下ケース 3a 下張出し部 6 スライダ(入出力体) 9 ケーブル挿通用孔 10ケーブル 11 ケーブルケーシング 12c キャップ側嵌着部(ケーブルケーシング側嵌着
部) 13 連結ピン(連結部)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースに支持された入出力体に連結する
    ケーブルを長手方向に摺動自在に覆うケーブルケーシン
    グの固定部において、前記ケースに入出力体と前記ケー
    ブルケーシングの末端から突出するケーブルの連結部と
    を収容する張出し部をケース本体から延長して設け、前
    記ケーブルケーシングには前記ケースの張出し部に設け
    たケーブル挿通用孔に嵌着されるケーブルケーシング側
    嵌着部を設けたことを特徴とするケーブルケーシングの
    固定部構造。
JP2436892U 1992-04-16 1992-04-16 ケーブルケーシングの固定部構造 Pending JPH0583436U (ja)

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