JPH0583438U - 制振コンポジットプロペラシャフト - Google Patents
制振コンポジットプロペラシャフトInfo
- Publication number
- JPH0583438U JPH0583438U JP2434892U JP2434892U JPH0583438U JP H0583438 U JPH0583438 U JP H0583438U JP 2434892 U JP2434892 U JP 2434892U JP 2434892 U JP2434892 U JP 2434892U JP H0583438 U JPH0583438 U JP H0583438U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- propeller shaft
- vibration
- plastic film
- damping composite
- damping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】プロペラシャフト本体の曲げ共振の振動レベル
を低減させることができる制振コンポジットプロペラシ
ャフトを提供する。 【構成】トランスミッションからの回転トルクをリヤア
クスルに伝達する制振コンポジットプロペラシャフトに
おいて、カーボンファイバとガラスファイバとからなる
プロペラシャフト本体11の外周面に制振性能の大きい
プラスチックフイルム12を被覆し、さらに、このプラ
スチックフイルム12の上面に補強層13を設け、プラ
スチックフイルム12が変形を受けて内部抵抗を生じ、
これを熱エネルギーに変換することによって振動を減衰
するようにしたものである。
を低減させることができる制振コンポジットプロペラシ
ャフトを提供する。 【構成】トランスミッションからの回転トルクをリヤア
クスルに伝達する制振コンポジットプロペラシャフトに
おいて、カーボンファイバとガラスファイバとからなる
プロペラシャフト本体11の外周面に制振性能の大きい
プラスチックフイルム12を被覆し、さらに、このプラ
スチックフイルム12の上面に補強層13を設け、プラ
スチックフイルム12が変形を受けて内部抵抗を生じ、
これを熱エネルギーに変換することによって振動を減衰
するようにしたものである。
Description
【0001】
この考案は、車両のトランスミッションからの回転トルクをリヤアクスルに 伝達する制振コンポジットプロペラシャフトに関する。
【0002】
トランスミッションからの回転トルクをリヤアクスルに伝達するプロペラシ ャフトは、通常は金属パイプによって形成されているが、軽量化を図るために、 プロペラシャフトを樹脂によって形成した制振コンポジットプロペラシャフトが 開発された。 この制振コンポジットプロペラシャフトは、例えばカーボンファイバ35%、 グラスファイバ65%からなり、肉厚が2〜5mmのパイプである。
【0003】 図3は従来の制振コンポジットプロペラシャフトの装着状態を示し、1はエン ジン、2はトランスミッションである。トランスミッション2の出力部3にはカ ーボンファイバとガラスファイバとからなるプロペラシャフト本体4の一端部が 連結され、この他端部はリヤアクスル(図示しない)に連結される。
【0004】
ところで、前述のような制振コンポジットプロペラシャフトを装着してシャ ーシダイナモ台上試験において、曲げ振動試験を行ったところ、トランスミッシ ョンケースの後端部における上下方向は、加速度レベルが金属パイプからなるプ ロペラシャフトの約2倍ある。すなわち、図4において実線曲線は制振コンポジ ットプロペラシャフト付きの場合であり、制振コンポジットプロペラシャフト付 きの場合にはこの振動レベルを下げないと実用上の問題がある。
【0005】 この考案は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、 プロペラシャフト本体の曲げ共振の振動レベルを低減させることができる制振コ ンポジットプロペラシャフトを提供することにある。
【0006】
この考案は、前記目的を達成するために、カーボンファイバとガラスファイ バとからなるプロペラシャフト本体の外周面に制振性能の大きいプラスチックフ イルムを被覆し、さらに、このプラスチックフイルムの上面に補強層を設けたこ とにある。
【0007】 プロペラシャフト本体の振動がプラスチックフイルムに伝達されると、プラス チックフイルムが変形を受けて内部抵抗を生じ、これを熱エネルギーに変換する ことによって振動を減衰し、プロペラシャフト本体から伝わる振動を吸収して振 動レベルを低減する。
【0008】
以下、この考案の各実施例を図面に基づいて説明する。
【0009】 図1は第1の実施例を示す。図1(a)は、制振コンポジットプロペラシャフ トを示し、11はプロペラシャフト本体である。このプロペラシャフト本体11 は、例えばカーボンファイバ35%、グラスファイバ65%からなり、肉厚が2 〜5mmのパイプである。
【0010】 このプロペラシャフト本体11の外周面には同図(b)に示すように、制振性 能の大きいプラスチックフイルム12が被覆され、さらに、このプラスチックフ イルム12の上面には補強層13が設けられている。
【0011】 プラスチックフイルム12は、例えばアクリル系ポリマーの粘弾性接着層(例 えば0.127mm)で、補強層13はアルミニウム板(例えば0.254mm )である。プラスチックフイルム12は、流体のような粘性とスプリングのよう な弾性を併せ持った力学的挙動をする高分子化合物であって、プロペラシャフト 本体11の外周面に貼着し、さらに補強層13としての拘束板を貼着することに よって、プラスチックフイルム12が変形を受けて内部抵抗を生じ、これを熱エ ネルギーに変換することによって振動を図4の破線曲線で示すように1/2程度 まで減衰する。
【0012】 図2は第2の実施例を示す。例えばカーボンファイバ35%、グラスファイバ 65%からなり、肉厚が2〜5mmのパイプからなるプロペラシャフト本体11 の外周面に、制振性能の大きいプラスチックフイルム12を被覆するとともに、 さらに、このプラスチックフイルム12の上面にカーボンファイバ35%、グラ スファイバ65%からなる補強層14を設けたものである。
【0013】 すなわち、制振性能の大きいプラスチックフイルム12をカーボンファイバと グラスファイバとからなる層によってサンドイッチしたものであり、第1の実施 例と同様に曲げ共振の振動レベルを低減できる。
【0014】
以上説明したように、この考案によれば、カーボンファイバとガラスファイ バとからなるプロペラシャフト本体の外周面に制振性能の大きいプラスチックフ イルムを被覆し、さらに、このプラスチックフイルムの上面に補強層を設けるこ とによって、プラスチックフイルムが変形を受けて内部抵抗を生じ、これを熱エ ネルギーに変換することによって振動を減衰する。したがって、プロペラシャフ ト本体の曲げ共振の振動レベルを低減させることができるという効果がある。
【図1】この考案の第1の実施例に係わる制振コンポジ
ットプロペラシャフトを示し、(a)は一部切欠した全
体の側面図、(b)は(a)のA部を拡大した断面図。
ットプロペラシャフトを示し、(a)は一部切欠した全
体の側面図、(b)は(a)のA部を拡大した断面図。
【図2】この考案の第2の実施例に係わる制振コンポジ
ットプロペラシャフトの一部を拡大した断面図。
ットプロペラシャフトの一部を拡大した断面図。
【図3】一般的な制振コンポジットプロペラシャフトの
使用状態を示す概略的構成図。
使用状態を示す概略的構成図。
【図4】制振コンポジットプロペラシャフトの曲げ振動
試験結果を示すグラフ。
試験結果を示すグラフ。
11…プロペラシャフト本体、12…プラスチックフイ
ルム、13,14…補強層。
ルム、13,14…補強層。
Claims (1)
- 【請求項1】 トランスミッションからの回転トルクを
リヤアクスルに伝達する制振コンポジットプロペラシャ
フトにおいて、カーボンファイバとガラスファイバとか
らなるプロペラシャフト本体の外周面に制振性能の大き
いプラスチックフイルムを被覆し、さらに、このプラス
チックフイルムの上面に補強層を設けたことを特徴とす
る制振コンポジットプロペラシャフト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2434892U JPH0583438U (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | 制振コンポジットプロペラシャフト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2434892U JPH0583438U (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | 制振コンポジットプロペラシャフト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0583438U true JPH0583438U (ja) | 1993-11-12 |
Family
ID=12135693
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2434892U Pending JPH0583438U (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | 制振コンポジットプロペラシャフト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0583438U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011504989A (ja) * | 2007-11-28 | 2011-02-17 | ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト | トランスミッションメインシャフトまたはトランスミッションカウンタシャフト |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5371421A (en) * | 1976-12-06 | 1978-06-24 | Toray Ind Inc | Vehiclar driving propeller shaft |
| JPH01108408A (ja) * | 1987-10-21 | 1989-04-25 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 繊維強化合成樹脂製駆動軸 |
-
1992
- 1992-04-16 JP JP2434892U patent/JPH0583438U/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5371421A (en) * | 1976-12-06 | 1978-06-24 | Toray Ind Inc | Vehiclar driving propeller shaft |
| JPH01108408A (ja) * | 1987-10-21 | 1989-04-25 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 繊維強化合成樹脂製駆動軸 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011504989A (ja) * | 2007-11-28 | 2011-02-17 | ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト | トランスミッションメインシャフトまたはトランスミッションカウンタシャフト |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980414 |