JPH0583562A - 画像データ符号化装置 - Google Patents
画像データ符号化装置Info
- Publication number
- JPH0583562A JPH0583562A JP3239641A JP23964191A JPH0583562A JP H0583562 A JPH0583562 A JP H0583562A JP 3239641 A JP3239641 A JP 3239641A JP 23964191 A JP23964191 A JP 23964191A JP H0583562 A JPH0583562 A JP H0583562A
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- Japan
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- block
- coefficients
- unit
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- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
- Image Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は画像データ符号化装置に関し、階調
変化特性の異なる各種画像を最適に階層復元表示できる
ように画像データを高能率符号化することを目的とす
る。 【構成】 DCT係数保持部102に保持されている一
画像の2次元DCT係数ブロックは、個数抽出部103
に順次入力され、そのブロック内の有効係数の数と閾値
保持部107に保持されている第1の閾値とが比較され
る。個数抽出103は、有効係数の数が閾値以下であれ
ば、入力するブロックをそのまま可変長符号化部106
に出力し、閾値以上であれば閾値に等しい数の有効係数
のみが含まれたブロックを可変長符号化部106に出力
する。そして、可変長符号化部106に出力されたDC
T係数保持部102内の有効係数を零発信部104を介
して“0”に書き換える。個数抽出部103は、上記動
作を閾値保持部107に保持されている閾値の数だけ繰
り返す。
変化特性の異なる各種画像を最適に階層復元表示できる
ように画像データを高能率符号化することを目的とす
る。 【構成】 DCT係数保持部102に保持されている一
画像の2次元DCT係数ブロックは、個数抽出部103
に順次入力され、そのブロック内の有効係数の数と閾値
保持部107に保持されている第1の閾値とが比較され
る。個数抽出103は、有効係数の数が閾値以下であれ
ば、入力するブロックをそのまま可変長符号化部106
に出力し、閾値以上であれば閾値に等しい数の有効係数
のみが含まれたブロックを可変長符号化部106に出力
する。そして、可変長符号化部106に出力されたDC
T係数保持部102内の有効係数を零発信部104を介
して“0”に書き換える。個数抽出部103は、上記動
作を閾値保持部107に保持されている閾値の数だけ繰
り返す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像データを高能率符
号化する画像データ符号化装置に係り、より詳しくは画
像データを複数のブロックに分割し、その分割した各ブ
ロック毎に直交変換を行うことにより得られる各ブロッ
クの直交変換係数を用いて画像の階層復元用の符号デー
タを生成する画像データ符号化装置に関する。
号化する画像データ符号化装置に係り、より詳しくは画
像データを複数のブロックに分割し、その分割した各ブ
ロック毎に直交変換を行うことにより得られる各ブロッ
クの直交変換係数を用いて画像の階層復元用の符号デー
タを生成する画像データ符号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ会議/テレビ電話、カラー静止
画、カラー動画等の分野においては、数値データに比べ
て情報量が桁違いに大きい画像データ、特に中間調画像
やカラー画像のデータを蓄積し、さらには、それらの画
像データを高速、高品質で伝送する必要があるため、画
素毎の階調値を高能率に符号化する処理が必要不可欠で
ある。
画、カラー動画等の分野においては、数値データに比べ
て情報量が桁違いに大きい画像データ、特に中間調画像
やカラー画像のデータを蓄積し、さらには、それらの画
像データを高速、高品質で伝送する必要があるため、画
素毎の階調値を高能率に符号化する処理が必要不可欠で
ある。
【0003】そして、このような画像データの高能率な
圧縮方式として、例えば適応離散コサイン変換符号化方
式が知られている。この適応離散コサイン変換符号化方
式(Adaptive Discrete Cosine Transform以下、略して
ADCTと称する)は、画像を例えば8×8画素からな
る複数のブロックに分割し、その各ブロックの画信号を
2次元離散コサイン変換(以下、2次元DCTと称す
る)により空間周波数分布の係数(2次元DCT係数)
に変換し、次にその変換により得られた各ブロック内の
2次元DCT係数を視覚に適応した閾値で量子化し、さ
らにその量子化により求められた量子化係数を統計的に
求めたハフマン・テーブルにより符号化するものであ
る。
圧縮方式として、例えば適応離散コサイン変換符号化方
式が知られている。この適応離散コサイン変換符号化方
式(Adaptive Discrete Cosine Transform以下、略して
ADCTと称する)は、画像を例えば8×8画素からな
る複数のブロックに分割し、その各ブロックの画信号を
2次元離散コサイン変換(以下、2次元DCTと称す
る)により空間周波数分布の係数(2次元DCT係数)
に変換し、次にその変換により得られた各ブロック内の
2次元DCT係数を視覚に適応した閾値で量子化し、さ
らにその量子化により求められた量子化係数を統計的に
求めたハフマン・テーブルにより符号化するものであ
る。
【0004】次に、このADCTの符号化動作を、図7
の基本ブロック図を参照しながらより詳細に説明する。
まず、原画像信号を図8に示すような8×8画素からな
る複数のブロックに分割し、各ブロックの画信号を順
次、2次元DCT変換部24に入力する。2次元DCT
変換部24では、入力される1ブロックの画信号を2次
元DCTにより直交変換して、例えば、図9に示すよう
な空間周波数分布の8×8個の2次元DCT係数に変換
し、線形量子化部25に出力する。
の基本ブロック図を参照しながらより詳細に説明する。
まず、原画像信号を図8に示すような8×8画素からな
る複数のブロックに分割し、各ブロックの画信号を順
次、2次元DCT変換部24に入力する。2次元DCT
変換部24では、入力される1ブロックの画信号を2次
元DCTにより直交変換して、例えば、図9に示すよう
な空間周波数分布の8×8個の2次元DCT係数に変換
し、線形量子化部25に出力する。
【0005】上記2次元DCT変換部24のブロック構
成の一例を図10に示す。同図に示す構成の2次元DC
T変換部24においては、入力される1ブロック(8×
8画素)の画信号を1次元DCT変換部30で1次元D
CT変換し、次に転置部31でブロック内の上記1次元
DCT変換により得られた係数の行と列を入れ換えた後
(転置)、1次元DCT変換部32に出力する。次に、
1次元DCT変換部32では、前記1次元DCT変換部
30と同様な1次元DCT変換を行い、転置部33に出
力する。そして更に転置部33で前記転置部31と同様
な転置処理を行い、その転置処理により得られた1ブロ
ックの2次元DCT係数を、図7に示す線形量子化部2
5に出力する。そして、このような処理を画像データの
全ブロックについて施すことで、全ブロックの画信号
は、2次元DCT係数に変換される。
成の一例を図10に示す。同図に示す構成の2次元DC
T変換部24においては、入力される1ブロック(8×
8画素)の画信号を1次元DCT変換部30で1次元D
CT変換し、次に転置部31でブロック内の上記1次元
DCT変換により得られた係数の行と列を入れ換えた後
(転置)、1次元DCT変換部32に出力する。次に、
1次元DCT変換部32では、前記1次元DCT変換部
30と同様な1次元DCT変換を行い、転置部33に出
力する。そして更に転置部33で前記転置部31と同様
な転置処理を行い、その転置処理により得られた1ブロ
ックの2次元DCT係数を、図7に示す線形量子化部2
5に出力する。そして、このような処理を画像データの
全ブロックについて施すことで、全ブロックの画信号
は、2次元DCT係数に変換される。
【0006】線形量子化部25は、上述のようにして入
力される各ブロック毎の2次元DCT係数を視覚実験に
より決められた、例えば図11に示すような閾値で構成
する量子化マトリクス28により線形量子化する。この
線形量子化により得られる結果を図12に示す。同図に
示すように、閾値より小さい値の2次元DCT係数は0
となり、DC成分(=6)とわずかのAC成分(=−
2,−2,1,1,1,−1)のみが値を持つ量子化係
数が生成される。
力される各ブロック毎の2次元DCT係数を視覚実験に
より決められた、例えば図11に示すような閾値で構成
する量子化マトリクス28により線形量子化する。この
線形量子化により得られる結果を図12に示す。同図に
示すように、閾値より小さい値の2次元DCT係数は0
となり、DC成分(=6)とわずかのAC成分(=−
2,−2,1,1,1,−1)のみが値を持つ量子化係
数が生成される。
【0007】次に、図12に示すように2次元的に配列
された量子化係数は、図13に示す番号の順序で量子化
係数の走査を行うジクザグスキャンと呼ばれる走査によ
り1次元の数値列に変換され、可変長符号化部26に入
力される。可変長符号化部26は、各ブロック先頭のD
C成分と前ブロック先頭のDC成分との差分を可変長符
号化する。また、AC成分については有効係数(値が0
でない係数)の値(以下、インデックスと称する)とそ
こまでの無効係数(値が0の係数)のランの長さ(以
下、零ラン長と称する)とを組み合わせて、ブロック毎
に可変長符号化する。この可変長符号化においては、D
C,ACの各成分は、画像ごとの統計量を基に作成する
ハフマン・テーブルで構成する符号表27を用いて符号
化され、その符号化により得られた符号データは、順
次、外部に出力される。
された量子化係数は、図13に示す番号の順序で量子化
係数の走査を行うジクザグスキャンと呼ばれる走査によ
り1次元の数値列に変換され、可変長符号化部26に入
力される。可変長符号化部26は、各ブロック先頭のD
C成分と前ブロック先頭のDC成分との差分を可変長符
号化する。また、AC成分については有効係数(値が0
でない係数)の値(以下、インデックスと称する)とそ
こまでの無効係数(値が0の係数)のランの長さ(以
下、零ラン長と称する)とを組み合わせて、ブロック毎
に可変長符号化する。この可変長符号化においては、D
C,ACの各成分は、画像ごとの統計量を基に作成する
ハフマン・テーブルで構成する符号表27を用いて符号
化され、その符号化により得られた符号データは、順
次、外部に出力される。
【0008】一方、上述のようにして符号化された符号
データは、図14に示すADCT復元回路により画像に
復元される。次に、上記ADCT復元回路により行われ
る画像の復元方法を説明する。
データは、図14に示すADCT復元回路により画像に
復元される。次に、上記ADCT復元回路により行われ
る画像の復元方法を説明する。
【0009】ブロック単位で入力される符号データは、
まず可変長復号部41に入力される。可変長復号部41
では、前記符号表27のハフマン・テーブルと逆のテー
ブルで構成する復号表42を用いて、入力された符号デ
ータを前記インデックスと前記零ラン長からなる固定長
データに復号し、逆量子化部43に出力する。逆量子化
部43は、その入力される固定長データの各量子化係数
に対し量子化マトリクス46内の対応する閾値を乗算す
ることにより、入力された量子化係数を逆量子化して2
次元DCT係数に復号し、その復号した2次元DCT係
数を2次元逆DCT変換部44に出力する。2次元逆D
CT変換部44は、入力される2次元DCT係数を用い
て逆2次元DCT変換を行い、画信号を復元する。
まず可変長復号部41に入力される。可変長復号部41
では、前記符号表27のハフマン・テーブルと逆のテー
ブルで構成する復号表42を用いて、入力された符号デ
ータを前記インデックスと前記零ラン長からなる固定長
データに復号し、逆量子化部43に出力する。逆量子化
部43は、その入力される固定長データの各量子化係数
に対し量子化マトリクス46内の対応する閾値を乗算す
ることにより、入力された量子化係数を逆量子化して2
次元DCT係数に復号し、その復号した2次元DCT係
数を2次元逆DCT変換部44に出力する。2次元逆D
CT変換部44は、入力される2次元DCT係数を用い
て逆2次元DCT変換を行い、画信号を復元する。
【0010】図15に、上記2次元逆DCT変換部の一
構成例を示す。この2次元逆DCT変換部において、入
力される2次元DCT係数は1次元逆DCT変換部51
で1次元逆DCT変換され、転置部52に出力される。
転置部52は、1ブロック内の係数の行と列を入れ換え
て1次元逆DCT変換部53に出力する。1次元逆DC
T変換部53は、入力された転置後の係数を再び1次元
逆DCT変換し、転置部54に出力する。転置部54
は、転置部52と同様に再度1ブロック内の係数の行と
列を入れ換えることにより得られる信号を出力し、この
ことにより、画信号が復元される。
構成例を示す。この2次元逆DCT変換部において、入
力される2次元DCT係数は1次元逆DCT変換部51
で1次元逆DCT変換され、転置部52に出力される。
転置部52は、1ブロック内の係数の行と列を入れ換え
て1次元逆DCT変換部53に出力する。1次元逆DC
T変換部53は、入力された転置後の係数を再び1次元
逆DCT変換し、転置部54に出力する。転置部54
は、転置部52と同様に再度1ブロック内の係数の行と
列を入れ換えることにより得られる信号を出力し、この
ことにより、画信号が復元される。
【0011】上述したように、従来のADCT方式にお
いては、画信号を符号化する際の量子化係数は、2次元
DCT係数を量子化閾値で量子化することにより求ま
る。図16に従来の線形量子化回路のブロック図を示
す。
いては、画信号を符号化する際の量子化係数は、2次元
DCT係数を量子化閾値で量子化することにより求ま
る。図16に従来の線形量子化回路のブロック図を示
す。
【0012】同図において、端子60より入力される2
次元DCT係数は、一旦DCT係数入力部63に保持さ
れる。DCT係数入力部63は、タイミング制御部61
から加わるデータ読出し信号(RED)に従って、入力
される2次元DCT係数を1画素毎に順次、除算部69
に出力する。また、量子化閾値保持部62も上記タイミ
ング制御部61からのデータ読出し信号(RED)にし
たがって、DCT係数入力部63に保持されている画素
の2次元DCT係数に対応した量子化閾値を順次除算部
69に出力する。
次元DCT係数は、一旦DCT係数入力部63に保持さ
れる。DCT係数入力部63は、タイミング制御部61
から加わるデータ読出し信号(RED)に従って、入力
される2次元DCT係数を1画素毎に順次、除算部69
に出力する。また、量子化閾値保持部62も上記タイミ
ング制御部61からのデータ読出し信号(RED)にし
たがって、DCT係数入力部63に保持されている画素
の2次元DCT係数に対応した量子化閾値を順次除算部
69に出力する。
【0013】除算部69は、入力される各画素の2次元
DCT係数を、入力される量子化閾値で除算することに
より量子化し、その除算結果を量子化係数(QUD)と
してラッチ部64に出力する。タイミング制御部61
は、除算部69のアクセス時間を計算してラッチ部64
にデータラッチ用のラッチ信号(LAT)を加える。そ
して、このラッチ信号(LAT)により、ラッチ部64
は、上記入力される量子化係数をラッチし、その量子化
係数を端子70から図7に示す可変長符号化部26に出
力する。
DCT係数を、入力される量子化閾値で除算することに
より量子化し、その除算結果を量子化係数(QUD)と
してラッチ部64に出力する。タイミング制御部61
は、除算部69のアクセス時間を計算してラッチ部64
にデータラッチ用のラッチ信号(LAT)を加える。そ
して、このラッチ信号(LAT)により、ラッチ部64
は、上記入力される量子化係数をラッチし、その量子化
係数を端子70から図7に示す可変長符号化部26に出
力する。
【0014】タイミング制御部61は、除算部69によ
り1画素分の2次元DCT係数の量子化が終了すると、
DCT係数入力部63及び量子化閾値保持部62に対
し、それぞれ次の画素の2次元DCT係数及び量子化閾
値の読み出しを指示し、除算部69に次の画素の2次元
DCT係数の量子化を行わせる。
り1画素分の2次元DCT係数の量子化が終了すると、
DCT係数入力部63及び量子化閾値保持部62に対
し、それぞれ次の画素の2次元DCT係数及び量子化閾
値の読み出しを指示し、除算部69に次の画素の2次元
DCT係数の量子化を行わせる。
【0015】このように、DCT係数入力部63に保持
されている2次元DCT係数を1画素単位で読み出し、
次にその読み出した2次元DCT係数を量子化閾値保持
部62に保持されている量子化閾値で除算し、その除算
結果を当該画素の量子化係数として出力する処理を、1
画素毎、ブロック単位に1画面分繰り返すことにより、
1画面分の2次元DCT係数が量子化される。
されている2次元DCT係数を1画素単位で読み出し、
次にその読み出した2次元DCT係数を量子化閾値保持
部62に保持されている量子化閾値で除算し、その除算
結果を当該画素の量子化係数として出力する処理を、1
画素毎、ブロック単位に1画面分繰り返すことにより、
1画面分の2次元DCT係数が量子化される。
【0016】そして、得られた量子化係数は、ジクザグ
スキャン(図13参照)によって連続する“0”の個数
(零ラン長:NNNN)と“0”でない係数(有効係
数)の組み合わせに変換される。さらに有効係数に対し
ては、2次元グルーピングという処理を行い、カテゴリ
(SSSS)とカテゴリ内位置情報の2つの情報に変換
する。尚、カテゴリはその有効係数が属するグループ
(クラス)を意味し、カテゴリ内位置情報はそのグルー
プ(クラス)内での有効係数の位置を示す。
スキャン(図13参照)によって連続する“0”の個数
(零ラン長:NNNN)と“0”でない係数(有効係
数)の組み合わせに変換される。さらに有効係数に対し
ては、2次元グルーピングという処理を行い、カテゴリ
(SSSS)とカテゴリ内位置情報の2つの情報に変換
する。尚、カテゴリはその有効係数が属するグループ
(クラス)を意味し、カテゴリ内位置情報はそのグルー
プ(クラス)内での有効係数の位置を示す。
【0017】すなわち、ADCTでは、上記零ラン長N
NNNとカテゴリSSSSの組み合わせで可変長符号化
がなされ、その可変長符号化により得られた可変長符号
データにカテゴリ内位置情報が付属する符号データが生
成される。
NNNとカテゴリSSSSの組み合わせで可変長符号化
がなされ、その可変長符号化により得られた可変長符号
データにカテゴリ内位置情報が付属する符号データが生
成される。
【0018】一方、上記可変長符号データは以下の方法
で画像に復元される。図17は、上記可変長符号データ
から2次元DCT係数を復号する従来の線形逆量子化回
路のブロック図である。
で画像に復元される。図17は、上記可変長符号データ
から2次元DCT係数を復号する従来の線形逆量子化回
路のブロック図である。
【0019】同図において、端子70より入力される符
号データは、可変長復号部71で可変長符号データ(N
NNN/SSSS)とカテゴリ内位置情報に分けられ、
次に上記2つの情報に基づいて零ラン長(NNNN)と
有効係数とが復号された後、さらに各空間周波数におけ
る量子化係数が生成されて、量子化係数入力部77に入
力される。量子化係数入力部77は、タイミング制御部
72から加わるデータ読出し信号(RED)に従って、
入力される量子化係数を1個づつ、順次乗算部78に出
力する。また、量子化閾値保持部74は、タイミング制
御部72からデータ読出し信号(RED)が加わると、
保持している現在乗算部78に出力されている量子化係
数に対応した量子化閾値を、順次乗算部78に出力す
る。乗算部78は、入力される量子化係数と量子化閾値
を乗算することにより、逆量子化を行い、その乗算結果
を2次元DCT係数として出力する。タイミング制御部
72は、乗算部78のアクセス時間を計算して、ラッチ
部76に加えるデータのラッチ用のラッチ信号(LA
T)を発生する。そして、このラッチ信号(LAT)に
より、ラッチ部76に乗算部78により生成された2次
元DCT係数がラッチされ、そのラッチされた2次元D
CT係数が端子73から図14に示す2次元逆DCT変
換部44に出力される。
号データは、可変長復号部71で可変長符号データ(N
NNN/SSSS)とカテゴリ内位置情報に分けられ、
次に上記2つの情報に基づいて零ラン長(NNNN)と
有効係数とが復号された後、さらに各空間周波数におけ
る量子化係数が生成されて、量子化係数入力部77に入
力される。量子化係数入力部77は、タイミング制御部
72から加わるデータ読出し信号(RED)に従って、
入力される量子化係数を1個づつ、順次乗算部78に出
力する。また、量子化閾値保持部74は、タイミング制
御部72からデータ読出し信号(RED)が加わると、
保持している現在乗算部78に出力されている量子化係
数に対応した量子化閾値を、順次乗算部78に出力す
る。乗算部78は、入力される量子化係数と量子化閾値
を乗算することにより、逆量子化を行い、その乗算結果
を2次元DCT係数として出力する。タイミング制御部
72は、乗算部78のアクセス時間を計算して、ラッチ
部76に加えるデータのラッチ用のラッチ信号(LA
T)を発生する。そして、このラッチ信号(LAT)に
より、ラッチ部76に乗算部78により生成された2次
元DCT係数がラッチされ、そのラッチされた2次元D
CT係数が端子73から図14に示す2次元逆DCT変
換部44に出力される。
【0020】上述のようにして1個の量子化係数の逆量
子化が終了すると、タイミング制御部72は、量子化係
数入力部77と量子化閾値保持部74にそれぞれ次の量
子化係数と量子化閾値の読み出しを指示し、乗算部78
により次の量子化係数の逆量子化を行わせる。
子化が終了すると、タイミング制御部72は、量子化係
数入力部77と量子化閾値保持部74にそれぞれ次の量
子化係数と量子化閾値の読み出しを指示し、乗算部78
により次の量子化係数の逆量子化を行わせる。
【0021】このように、量子化係数入力部77に保持
されている量子化係数を1個単位で読み出し、その量子
化係数を量子化閾値保持部74に保持されている対応す
る量子化閾値で逆量子化し出力する処理を、1画素毎、
ブロック単位に1画面分繰り返すことにより、1画面分
の2次元DCT係数が逆量子化により復号される。そし
て、その逆量子化により得られた2次元DCT係数を用
いて、2次元逆DCT変換を行うことにより、1画面の
画像データが復元される。
されている量子化係数を1個単位で読み出し、その量子
化係数を量子化閾値保持部74に保持されている対応す
る量子化閾値で逆量子化し出力する処理を、1画素毎、
ブロック単位に1画面分繰り返すことにより、1画面分
の2次元DCT係数が逆量子化により復号される。そし
て、その逆量子化により得られた2次元DCT係数を用
いて、2次元逆DCT変換を行うことにより、1画面の
画像データが復元される。
【0022】このように、従来、画像データの直交変換
(ADCT変換等)を用いた高能率符号化は、直交変換
により得られた直交変換係数(2次元DCT係数等)を
量子化し、次にその量子化により得られた量子化係数を
可変長符号化することにより行われている。また、上記
可変長符号データを画像データに復元する場合、可変長
符号データから量子化係数を復号した後、その復号した
個々の量子化係数毎に逆量子化を行って、直交変換係数
(2次元DCT係数等)を得、その得られた直交変換係
数を用いて上記可変長符号化とは逆の逆直交変換(2次
元逆DCT変換等)を行って、画像データを復元してい
る。
(ADCT変換等)を用いた高能率符号化は、直交変換
により得られた直交変換係数(2次元DCT係数等)を
量子化し、次にその量子化により得られた量子化係数を
可変長符号化することにより行われている。また、上記
可変長符号データを画像データに復元する場合、可変長
符号データから量子化係数を復号した後、その復号した
個々の量子化係数毎に逆量子化を行って、直交変換係数
(2次元DCT係数等)を得、その得られた直交変換係
数を用いて上記可変長符号化とは逆の逆直交変換(2次
元逆DCT変換等)を行って、画像データを復元してい
る。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記画像デ
ータの復元方式として、粗い画像から精細な画像へと段
階的に画像の復元を行う階層復元方式がある。この階層
復元方式においては、ユーザ(オペレータ)は、復元の
早い段階で画像を認識できるため、例えば、画像検索を
効率的に行うことができるという利点がある。また伝送
レートの関係等により、復元時間に制約があるときにも
効果的である。
ータの復元方式として、粗い画像から精細な画像へと段
階的に画像の復元を行う階層復元方式がある。この階層
復元方式においては、ユーザ(オペレータ)は、復元の
早い段階で画像を認識できるため、例えば、画像検索を
効率的に行うことができるという利点がある。また伝送
レートの関係等により、復元時間に制約があるときにも
効果的である。
【0024】上記階層復元方式には、例えばスペクトラ
ルセレクション方式がある。このスペクトラルセレクシ
ョン方式は、図18に示すように、各ブロック内の8×
8個の2次元DCT係数F(u,v)(u:0,1,・
・・7、v:0,1,・・・7)を、縦の次数uと横の
次数vの合計次数(u+v)の等しい2次元DCT係数
のグループ(バンド)毎に分割する方式であり、1ブロ
ックの64個の2次元DCT係数F(u,v)(u:0,
1,・・・7、v:0,1,・・・7)は、同図に示す
ようにバンド1〜バンド9までの9種類のバンドに分割
される。2次元DCT係数には、直流成分(DC)であ
るF(0,0)に有効係数が集中し、高次の2次元DC
T係数F(u,v)の大部分は“0”になるという特性
がある(図12参照)。このため、高次の2次元DCT
係数F(u,v)を細かく区分けすることは無意味であ
るため、通常は、低次部を細かく分割し、高次部は荒く
分割するという手法が採られている。
ルセレクション方式がある。このスペクトラルセレクシ
ョン方式は、図18に示すように、各ブロック内の8×
8個の2次元DCT係数F(u,v)(u:0,1,・
・・7、v:0,1,・・・7)を、縦の次数uと横の
次数vの合計次数(u+v)の等しい2次元DCT係数
のグループ(バンド)毎に分割する方式であり、1ブロ
ックの64個の2次元DCT係数F(u,v)(u:0,
1,・・・7、v:0,1,・・・7)は、同図に示す
ようにバンド1〜バンド9までの9種類のバンドに分割
される。2次元DCT係数には、直流成分(DC)であ
るF(0,0)に有効係数が集中し、高次の2次元DC
T係数F(u,v)の大部分は“0”になるという特性
がある(図12参照)。このため、高次の2次元DCT
係数F(u,v)を細かく区分けすることは無意味であ
るため、通常は、低次部を細かく分割し、高次部は荒く
分割するという手法が採られている。
【0025】すなわち、例えば 第1階層:0次(直流成分:DCのみ) 第2階層:1次〜2次(交流成分:AC5個) 第3階層:3次〜4次(交流成分:AC9個) 第4階層:5次〜7次(交流成分:AC21個) 第5階層:8次以上全て(交流成分:AC28個) というような5段階の階層に1ブロックが分割される。
【0026】そして、このような分割を行った場合に
は、図18に示すような第1階層(ステージ1)、第2
階層(ステージ2),・・・第5階層(ステージ5)の
順に、画像データが粗い画像からより精細な画像へと階
層復元される。
は、図18に示すような第1階層(ステージ1)、第2
階層(ステージ2),・・・第5階層(ステージ5)の
順に、画像データが粗い画像からより精細な画像へと階
層復元される。
【0027】しかし、実際には、画像の種類によって各
階層の有効係数はかなり異なることが多いため、各段階
における有効係数の数は画像の種類等によってかなり異
なる。すなわち、例えば人物画のように比較的階調変化
が少ない画像だと、有効係数は低次部に集中し、高次部
は殆ど“0”(以下、無効係数と呼ぶ)である。従っ
て、分割した係数の多い第3階層以降の復元段階でもデ
ータの符号量は第1、第2階層に比べてもそんなに多く
はならない。そのため、第1〜5階層の復元がすばやく
行われる。しかし、風景画のように階調変化の激しい画
像では高次部にもかなりの有効係数があるため、第3階
層以降のデータの符号量が第1、第2階層よりも多くな
る。このため階層が進むにつれて符号データの伝送時間
が長くなり、その結果として画像の復元が遅くなる。従
って、人物画では適当な分割も風景画では復元が遅い分
割となり、逆に風景画では適当な分割も人物画では無駄
の多い分割となる場合が多い。
階層の有効係数はかなり異なることが多いため、各段階
における有効係数の数は画像の種類等によってかなり異
なる。すなわち、例えば人物画のように比較的階調変化
が少ない画像だと、有効係数は低次部に集中し、高次部
は殆ど“0”(以下、無効係数と呼ぶ)である。従っ
て、分割した係数の多い第3階層以降の復元段階でもデ
ータの符号量は第1、第2階層に比べてもそんなに多く
はならない。そのため、第1〜5階層の復元がすばやく
行われる。しかし、風景画のように階調変化の激しい画
像では高次部にもかなりの有効係数があるため、第3階
層以降のデータの符号量が第1、第2階層よりも多くな
る。このため階層が進むにつれて符号データの伝送時間
が長くなり、その結果として画像の復元が遅くなる。従
って、人物画では適当な分割も風景画では復元が遅い分
割となり、逆に風景画では適当な分割も人物画では無駄
の多い分割となる場合が多い。
【0028】本発明は、直交変換により得られた各ブロ
ックの直交変換係数を、可変長符号化を行う各画像の階
調変化の特性に応じてさらに多段階に分割して可変長符
号化を行うことにより、画像の階層復元を画像の種類に
対応して自動的に最適化して行うとが可能な符号データ
の生成・出力を行うとができる画像データ符号化装置を
実現することを目的とする。
ックの直交変換係数を、可変長符号化を行う各画像の階
調変化の特性に応じてさらに多段階に分割して可変長符
号化を行うことにより、画像の階層復元を画像の種類に
対応して自動的に最適化して行うとが可能な符号データ
の生成・出力を行うとができる画像データ符号化装置を
実現することを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理説
明図である。本発明は、画像データを複数のブロックに
分割し、その分割された複数の各ブロック毎に直交変換
を行うことにより得られる各ブロックの直交変換係数を
用いて画像の階層復元用の符号データを生成する画像デ
ータ符号化装置を前提にする。
明図である。本発明は、画像データを複数のブロックに
分割し、その分割された複数の各ブロック毎に直交変換
を行うことにより得られる各ブロックの直交変換係数を
用いて画像の階層復元用の符号データを生成する画像デ
ータ符号化装置を前提にする。
【0030】係数抽出手段1は、2次元直交変換手段に
よって得られる画像データの各ブロックの直交変換係数
を一括または多段階に分けて抽出する。上記多段階抽出
処理としては、例えばスペクトラルセレクション方式等
のような階層復元表示を実現するためにブロックを多段
階に分割する処理が該当する。
よって得られる画像データの各ブロックの直交変換係数
を一括または多段階に分けて抽出する。上記多段階抽出
処理としては、例えばスペクトラルセレクション方式等
のような階層復元表示を実現するためにブロックを多段
階に分割する処理が該当する。
【0031】係数ブロック手段2は、係数抽出手段1に
より抽出された全ての直交変換係数の中の有効係数の個
数を計数し、その計数された有効係数の個数に基づい
て、係数抽出手段1により抽出が行われたブロック内の
有効係数を複数の直交交換係数ブロックに振り分けて出
力する。
より抽出された全ての直交変換係数の中の有効係数の個
数を計数し、その計数された有効係数の個数に基づい
て、係数抽出手段1により抽出が行われたブロック内の
有効係数を複数の直交交換係数ブロックに振り分けて出
力する。
【0032】可変長符号化手段3は係数ブロック出力手
段2から出力されるブロック内の直交変換係数を可変調
符号化する。前記係数ブロック出力手段2は、例えば、
請求項2記載のように、係数された有効係数の個数を1
または複数の閾値と比較し、その比較結果に基づいて、
前記有効係数を複数の直交変換係数ブロックに振り分け
て出力する。
段2から出力されるブロック内の直交変換係数を可変調
符号化する。前記係数ブロック出力手段2は、例えば、
請求項2記載のように、係数された有効係数の個数を1
または複数の閾値と比較し、その比較結果に基づいて、
前記有効係数を複数の直交変換係数ブロックに振り分け
て出力する。
【0033】また、可変長符号化手段5は、例えば、請
求項3記載のように前記ヌルブロックが連続して入力さ
れるとき、その連続するヌルブロックをまとめて可変長
符号化するような構成にしてもよい。
求項3記載のように前記ヌルブロックが連続して入力さ
れるとき、その連続するヌルブロックをまとめて可変長
符号化するような構成にしてもよい。
【0034】尚、上記ヌルブロックは、全ての係数(直
交変換係数)が“0”となっているブロックであり、ま
た上記有効係数は、“0”以外の値を有する直交変換係
数である。さらに、直交変換係数ブロックとは直交変換
係数のみからなるブロックのことである。
交変換係数)が“0”となっているブロックであり、ま
た上記有効係数は、“0”以外の値を有する直交変換係
数である。さらに、直交変換係数ブロックとは直交変換
係数のみからなるブロックのことである。
【0035】
【作用】本発明によれば、まず、係数抽出手段1に対
し、直交変換が行われた画像の各ブロックの直交変換係
数が、ブロック単位で入力される。
し、直交変換が行われた画像の各ブロックの直交変換係
数が、ブロック単位で入力される。
【0036】係数抽出手段1は、入力される各ブロック
内の直交変換係数を、一括して、または例えばスペクト
ラルセレクション方式で画像を階層復元表示するときの
ように多段階に分割して(例えば、直流成分、低次の交
流成分から高次の交流成分へと)、係数ブロック出力手
段2に出力する。
内の直交変換係数を、一括して、または例えばスペクト
ラルセレクション方式で画像を階層復元表示するときの
ように多段階に分割して(例えば、直流成分、低次の交
流成分から高次の交流成分へと)、係数ブロック出力手
段2に出力する。
【0037】係数計数手段2は、入力される所定個数の
直交変換係数の中の有効係数の個数を計数し、その有効
係数の個数に基づいて上記係数抽出手段1により直交変
換係数の抽出が行われたブロック内の有効係数を複数の
直交変換係数ブロックに振り分けて可変長符号化手段3
に出力する。
直交変換係数の中の有効係数の個数を計数し、その有効
係数の個数に基づいて上記係数抽出手段1により直交変
換係数の抽出が行われたブロック内の有効係数を複数の
直交変換係数ブロックに振り分けて可変長符号化手段3
に出力する。
【0038】そして、可変長符号化手段3は、上述のよ
うにして係数ブロック出力手段2から入力するブロック
内の直交変換係数を、量子化やハフマン・テーブルを用
いた符号化等を行うことにより可変長符号化し、その可
変長符号化により得られた符号データを出力する。ま
た、この可変長符号化において、例えば、ヌルブロック
を連続して入力するときには、その連続するヌルブロッ
クをまとめて可変長符号化する。
うにして係数ブロック出力手段2から入力するブロック
内の直交変換係数を、量子化やハフマン・テーブルを用
いた符号化等を行うことにより可変長符号化し、その可
変長符号化により得られた符号データを出力する。ま
た、この可変長符号化において、例えば、ヌルブロック
を連続して入力するときには、その連続するヌルブロッ
クをまとめて可変長符号化する。
【0039】ところで、上記係数ブロック出力手段2
は、例えば、以下に示すような手法により、係数抽出手
段1から入力される直交変換係数ブロックの多段階分割
を行う。
は、例えば、以下に示すような手法により、係数抽出手
段1から入力される直交変換係数ブロックの多段階分割
を行う。
【0040】まず、係数抽出手段1は、8×8個の直交
変換係数F(u,v)(u=0,1,2,・・・・・
7;v=0,1,2,・・・7)から成るブロック(直
交変換係数ブロック)を、前述したスペトラルセレクシ
ョン方式により図18に示すように5段階(階層)に分
けて抽出するものとし、第4階層における直交変換係数
ブロックの中に有効係数の数が11個あるものと仮定す
る。また、さらに、上記第4階層の直交変換係数ブロッ
クに対し、「6」(第1の閾値),「4」第2の閾値,
「2」(第3の閾値)の3個の閾値が割り当てられてい
るものと仮定する。
変換係数F(u,v)(u=0,1,2,・・・・・
7;v=0,1,2,・・・7)から成るブロック(直
交変換係数ブロック)を、前述したスペトラルセレクシ
ョン方式により図18に示すように5段階(階層)に分
けて抽出するものとし、第4階層における直交変換係数
ブロックの中に有効係数の数が11個あるものと仮定す
る。また、さらに、上記第4階層の直交変換係数ブロッ
クに対し、「6」(第1の閾値),「4」第2の閾値,
「2」(第3の閾値)の3個の閾値が割り当てられてい
るものと仮定する。
【0041】この場合、係数ブロック出力手段2は、ま
ず、入力される直交変換係数ブロックをジグザグスキャ
ンして、その直交変換係数ブロック内の有効係数の個数
「10」を計数する。そして、次に、係数ブロック出力
手段2は、その得られた有効係数の個数「11」と第1
の閾値「6 」との比較を行い、有効係数の個数(=
「11」)の方が第1の閾値(=「6」)よりも大きい
と判断すると、6個の有効係数をジグザグスキャン順に
選択し、その選択した6個の有効係数以外は全て“0”
(無効係数)となっている直交変換係数ブロックを、第
4階層の第1画像復元用の直交変換係数ブロックとして
可変長符号化手段3に出力する。
ず、入力される直交変換係数ブロックをジグザグスキャ
ンして、その直交変換係数ブロック内の有効係数の個数
「10」を計数する。そして、次に、係数ブロック出力
手段2は、その得られた有効係数の個数「11」と第1
の閾値「6 」との比較を行い、有効係数の個数(=
「11」)の方が第1の閾値(=「6」)よりも大きい
と判断すると、6個の有効係数をジグザグスキャン順に
選択し、その選択した6個の有効係数以外は全て“0”
(無効係数)となっている直交変換係数ブロックを、第
4階層の第1画像復元用の直交変換係数ブロックとして
可変長符号化手段3に出力する。
【0042】続いて、係数ブロック手段2は、上記係数
抽出手段1から入力した直交変換係数ブロック内の、上
記可変長符号化手段3に対し出力した、上記第4階層の
第1画像復元用の有効係数(6個)以外の有効係数の個
数を計数し、その計数により得た残存有効係数の個数
(=「5」)と第2の閾値(=「4」)とを比較する。
この場合も、直交変換係数ブロック内の残存係数の個数
(=「5」)の方が第2の閾値(=「4」)よりも大き
いので、上記残存有効係数の内、上記第2の閾値に等し
い4個の有効係数をジグザグスキャン順に選択し、その
選択した4個の有効係数以外は全て無効係数となってい
る直交変換係数ブロックを可変長符号化手段3に手段す
る。
抽出手段1から入力した直交変換係数ブロック内の、上
記可変長符号化手段3に対し出力した、上記第4階層の
第1画像復元用の有効係数(6個)以外の有効係数の個
数を計数し、その計数により得た残存有効係数の個数
(=「5」)と第2の閾値(=「4」)とを比較する。
この場合も、直交変換係数ブロック内の残存係数の個数
(=「5」)の方が第2の閾値(=「4」)よりも大き
いので、上記残存有効係数の内、上記第2の閾値に等し
い4個の有効係数をジグザグスキャン順に選択し、その
選択した4個の有効係数以外は全て無効係数となってい
る直交変換係数ブロックを可変長符号化手段3に手段す
る。
【0043】以上までの処理により、係数抽出手段1か
ら入力した直交変換係数ブロック内に含まれていた有効
係数の内、まだ可変長符号化手段3に出力されていない
残存有効係数は1個のみとなる。
ら入力した直交変換係数ブロック内に含まれていた有効
係数の内、まだ可変長符号化手段3に出力されていない
残存有効係数は1個のみとなる。
【0044】そして、この残存有効係数の個数(=
「1」)と上記第3の閾値(=「2」)とを比較し、こ
の場合には残存有効係数の個数(=「1」)の方が第3
の閾値(=「2」)よりも小さいので、上記残存有効係
数以外は全て無効係数となっている直交変換係数ブロッ
クを可変長符号化手段3に出力する。
「1」)と上記第3の閾値(=「2」)とを比較し、こ
の場合には残存有効係数の個数(=「1」)の方が第3
の閾値(=「2」)よりも小さいので、上記残存有効係
数以外は全て無効係数となっている直交変換係数ブロッ
クを可変長符号化手段3に出力する。
【0045】このようにして、この具体例の場合、「1
1」個の有効係数を含んでいる直交変換係数ブロック
が、3個の閾値「6」,「4」,「2」により3段階
(6個、4個、1個)に分割されて可変長符号化され
る。すなわち、この場合には、第4階層の画像の復元が
第1段階、第2段階、第3段階と順次粗い画像から高精
細な画像へと行われる。そして、第3段階の画像におい
ては、従来との第4階層の画像と同等な精細度を有する
画像になる。そして、この多段階表示において、有効係
数を第1段階、第2段階、第3段階と多段階に分割して
可変長符号化するので、上記各段階における符号データ
の量は、従来のように全ての有効係数を一度に可変長符
号化するよりも少なくなり、従来の手法では遅くなる有
効係数の多いブロックの画像復元を、まず粗い画像で素
早く復元させ、以後、短い時間間隔でより精細な画像へ
と段階的に復元することができる。
1」個の有効係数を含んでいる直交変換係数ブロック
が、3個の閾値「6」,「4」,「2」により3段階
(6個、4個、1個)に分割されて可変長符号化され
る。すなわち、この場合には、第4階層の画像の復元が
第1段階、第2段階、第3段階と順次粗い画像から高精
細な画像へと行われる。そして、第3段階の画像におい
ては、従来との第4階層の画像と同等な精細度を有する
画像になる。そして、この多段階表示において、有効係
数を第1段階、第2段階、第3段階と多段階に分割して
可変長符号化するので、上記各段階における符号データ
の量は、従来のように全ての有効係数を一度に可変長符
号化するよりも少なくなり、従来の手法では遅くなる有
効係数の多いブロックの画像復元を、まず粗い画像で素
早く復元させ、以後、短い時間間隔でより精細な画像へ
と段階的に復元することができる。
【0046】次に、有効係数を1個しか含まない直交変
換係数ブロックに対して、上記と同様な方法で可変長符
号化をする場合の動作を説明する。この場合、まず、第
1の閾値(=「6」)との比較で、有効係数の個数(=
「1」)の方が小さいと判定され、上記入力される直交
変換係数ブロックは、第1回目の閾値との比較でそのま
ま直ちに可変長符号化手段3に出力される。そして残存
有効係数の個数は「0」となり、以後、第2、第3の閾
値との比較が行われた際には、いずれもヌルブロックが
可変長符号手段3に出力されることになる。すなわち、
この場合には、第1段階で従来と同様な精細度を有する
画像が直ちに復元される。
換係数ブロックに対して、上記と同様な方法で可変長符
号化をする場合の動作を説明する。この場合、まず、第
1の閾値(=「6」)との比較で、有効係数の個数(=
「1」)の方が小さいと判定され、上記入力される直交
変換係数ブロックは、第1回目の閾値との比較でそのま
ま直ちに可変長符号化手段3に出力される。そして残存
有効係数の個数は「0」となり、以後、第2、第3の閾
値との比較が行われた際には、いずれもヌルブロックが
可変長符号手段3に出力されることになる。すなわち、
この場合には、第1段階で従来と同様な精細度を有する
画像が直ちに復元される。
【0047】このように、直交変換がおこなわれた画像
データのブロックの一部または全部の直交変換係数(直
交変換係数ブロック)に含まれる有効係数の数に応じ
て、上記直交変換係数ブロックを多段階に分割し、その
分割により得られた新たな直交変換係数ブロックを順
次、可変長符号化して符号データを生成・出力するの
で、階調変化特性が少なく有効係数が低次部に集中する
画像のみならず、階調変化が激しく高次部にも多数の有
効係数がある画像も適切に階層復元することが可能とな
る。すなわち、各画像に見合った適切な階層復元を行う
ことが可能な符号データを生成することができる。
データのブロックの一部または全部の直交変換係数(直
交変換係数ブロック)に含まれる有効係数の数に応じ
て、上記直交変換係数ブロックを多段階に分割し、その
分割により得られた新たな直交変換係数ブロックを順
次、可変長符号化して符号データを生成・出力するの
で、階調変化特性が少なく有効係数が低次部に集中する
画像のみならず、階調変化が激しく高次部にも多数の有
効係数がある画像も適切に階層復元することが可能とな
る。すなわち、各画像に見合った適切な階層復元を行う
ことが可能な符号データを生成することができる。
【0048】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。図2は、本発明の第一実施例である階層復元
用の画像データの符号化の方法を説明するフローチャー
トである。
説明する。図2は、本発明の第一実施例である階層復元
用の画像データの符号化の方法を説明するフローチャー
トである。
【0049】同図に示すフローチャートは、前記直交変
換が行われた画像データの全ての前ブロックに対し、ブ
ロック単位で行われる。まず、画像データの先頭ブロッ
クの全ての直交変換係数を抽出し(S1)、次に予め記
憶されている第1の閾値Th1 を閾値に設定する。(S
2)続いて、上記処理S1で抽出した先頭ブロックの有
効係数(“0”以外の直交変換係数)の数NUM1を計
数(カウント)し(S3)、次にその計数した有効計数
の数が上記第1の閾値Th1 以下であるか否かを判別
し、NUM1 ≦Th1 であれば上記先頭ブロックの全て
の直交変換係数を、可変長符号化部に出力する(S
5)。
換が行われた画像データの全ての前ブロックに対し、ブ
ロック単位で行われる。まず、画像データの先頭ブロッ
クの全ての直交変換係数を抽出し(S1)、次に予め記
憶されている第1の閾値Th1 を閾値に設定する。(S
2)続いて、上記処理S1で抽出した先頭ブロックの有
効係数(“0”以外の直交変換係数)の数NUM1を計
数(カウント)し(S3)、次にその計数した有効計数
の数が上記第1の閾値Th1 以下であるか否かを判別
し、NUM1 ≦Th1 であれば上記先頭ブロックの全て
の直交変換係数を、可変長符号化部に出力する(S
5)。
【0050】一方、上記判別処理S4で、NUM1 >T
h1 であれば、抽出した先頭ブロックの有効係数の内、
上記閾値Th1 に等しい個数の有効係数を、例えば、前
記ジグザグ走査順に抽出し、その抽出した有効係数を可
変長符号化部に出力する(S6)。
h1 であれば、抽出した先頭ブロックの有効係数の内、
上記閾値Th1 に等しい個数の有効係数を、例えば、前
記ジグザグ走査順に抽出し、その抽出した有効係数を可
変長符号化部に出力する(S6)。
【0051】そして、上記処理S5または処理S6で先
頭ブロックの直交変換係数ブロックを可変長符号化部に
出力した後、上記可変長符号化部に出力された上記先頭
ブロック内の有効係数を“0”に書き換えた後(S
7)、画像データの全ブロックについて、上記処理S3
〜S7が終了したか否かを判別し(S8)、まだ終了し
ていなければ、上記処理S3〜S7を、上記画像データ
の全ブロックについて終了したと判別するまで繰り返
す。
頭ブロックの直交変換係数ブロックを可変長符号化部に
出力した後、上記可変長符号化部に出力された上記先頭
ブロック内の有効係数を“0”に書き換えた後(S
7)、画像データの全ブロックについて、上記処理S3
〜S7が終了したか否かを判別し(S8)、まだ終了し
ていなければ、上記処理S3〜S7を、上記画像データ
の全ブロックについて終了したと判別するまで繰り返
す。
【0052】上記動作により、画像データの全てのブロ
ックに対し、上記第1の閾値Th1 と各ブロックの有効
係数の数NUM1に基づいて、下記の処理またはが
行われる。
ックに対し、上記第1の閾値Th1 と各ブロックの有効
係数の数NUM1に基づいて、下記の処理またはが
行われる。
【0053】−1 NUM1 ≦Th1 である直交変換
係数ブロックについては、その直交変換係数ブロックを
そのまま可変長符号化部に出力する。 −1 NUM1 >Th1 である直交変換係数ブロック
については、ブロックの先頭からジグザグ走査順に上記
第1の閾値Th1 に等しい数の有効係数までの部分はそ
のままで、それ以降の有効係数を“0”(無効係数)書
き換えた直交変換係数ブロックを可変長符号化部に出力
する。
係数ブロックについては、その直交変換係数ブロックを
そのまま可変長符号化部に出力する。 −1 NUM1 >Th1 である直交変換係数ブロック
については、ブロックの先頭からジグザグ走査順に上記
第1の閾値Th1 に等しい数の有効係数までの部分はそ
のままで、それ以降の有効係数を“0”(無効係数)書
き換えた直交変換係数ブロックを可変長符号化部に出力
する。
【0054】ところで、上述のように、直交変換係数ブ
ロックの出力を行った後、可変長符号化部に出力された
各直交変換係数ブロック内の有効係数は、全て“0”
(無効係数)に書き換えるので、処理−1の処理が行
われた直交変換係数ブロックはヌルブロック(全ての直
交変換係数が“0”のブロック)に書き換えられる。一
方、上記−1の処理が行われた直交変換係数ブロック
は、有効係数の数がNUM2 (=NUM1 −Th1 )個
に減らされる。
ロックの出力を行った後、可変長符号化部に出力された
各直交変換係数ブロック内の有効係数は、全て“0”
(無効係数)に書き換えるので、処理−1の処理が行
われた直交変換係数ブロックはヌルブロック(全ての直
交変換係数が“0”のブロック)に書き換えられる。一
方、上記−1の処理が行われた直交変換係数ブロック
は、有効係数の数がNUM2 (=NUM1 −Th1 )個
に減らされる。
【0055】上述のような動作を行った後、第2の閾値
Th2 があれば、その第2の閾値Th2 を新たな閾値に
設定し(S2)、再び画像データの全ブロックについ
て、上記処理S3〜S7を行う。
Th2 があれば、その第2の閾値Th2 を新たな閾値に
設定し(S2)、再び画像データの全ブロックについ
て、上記処理S3〜S7を行う。
【0056】この動作により、上記−1、−2の処
理と同様に、 −2 NUM2 ≦Th2 である直交変換ブロックにつ
いては、その直交変換ブロックをそのまま可変長符号化
部に出力する。
理と同様に、 −2 NUM2 ≦Th2 である直交変換ブロックにつ
いては、その直交変換ブロックをそのまま可変長符号化
部に出力する。
【0057】−2 NUM2 >Th2 である直交変換
係数ブロックについては、ブロックの先頭からジグザグ
走査順に上記第2の閾値Th2 に等しい数までの有効係
数までの部分はそのままで、それ以降の有効係数を
“0”(無効係数)に書き換えた直交変換係数ブロック
を可変長符号化部に出力する。
係数ブロックについては、ブロックの先頭からジグザグ
走査順に上記第2の閾値Th2 に等しい数までの有効係
数までの部分はそのままで、それ以降の有効係数を
“0”(無効係数)に書き換えた直交変換係数ブロック
を可変長符号化部に出力する。
【0058】そして、上述と同様、−2の処理が行わ
れた直交変換ブロックはヌルブロックに、−2の処理
が行われた直交変換ブロックは有効係数の数がNUM3
(=NUM2 −Th2 )個の直交変換係数ブロックに書
き換えられる。
れた直交変換ブロックはヌルブロックに、−2の処理
が行われた直交変換ブロックは有効係数の数がNUM3
(=NUM2 −Th2 )個の直交変換係数ブロックに書
き換えられる。
【0059】以後、同様にして、残りの閾値Th3 、T
h4 ・・・Thn についても、上記と同様な処理を行
う。そして、全ての閾値Th1 〜Thn について、直交
変換係数ブロックの多段階分割処理が終了したと判別す
ると(S9)、次に有効係数を含む直交変換係数ブロッ
クが在るか否か判別し(S10)、有効係数を含む直交
変換係数ブロックが有れば、先頭ブロックから順に、画
像データの全ての直交変換係数ブロックを出力し(S1
1)、処理を終了する。
h4 ・・・Thn についても、上記と同様な処理を行
う。そして、全ての閾値Th1 〜Thn について、直交
変換係数ブロックの多段階分割処理が終了したと判別す
ると(S9)、次に有効係数を含む直交変換係数ブロッ
クが在るか否か判別し(S10)、有効係数を含む直交
変換係数ブロックが有れば、先頭ブロックから順に、画
像データの全ての直交変換係数ブロックを出力し(S1
1)、処理を終了する。
【0060】一方、上記判別処理S10で、画像データ
の全ブロックがヌルブロックであれば、直ちに処理を終
了する。次に、上記した図2に示すフローチャートによ
り行われる、直交変換係数ブロックの多段階分割出力の
一例を図3に示す。
の全ブロックがヌルブロックであれば、直ちに処理を終
了する。次に、上記した図2に示すフローチャートによ
り行われる、直交変換係数ブロックの多段階分割出力の
一例を図3に示す。
【0061】同図に示す具体例は、9ブロックから成る
画像データに対し、1個の閾値Thを用いて、元の直交
変換係数ブロックを2段階に分割して出力する例であ
る。同図(a)に示すように上記9ブロックが、2次元
直交変換により、有効係数の数が閾値Thより多い3個
の直交変換係数ブロック21−0、23−0、27−0
の第1のグループと、有効係数の数が閾値Thより小さ
い6個の直交変換係数ブロック22−0、24−0、2
5−0、26−0、28−0、29−0の第2のグルー
プに区分けされるものとすると、まず、図2に示すフロ
ーチャートの第1回目の処理S2〜S8により、図3
(b)に示すような形式で第1階層復元表示用の9個の
直交変換係数ブロックが出力される。すなわち、有効係
数の数が閾値Thより多い直交変換係数ブロック21−
0、23−0、27−0については、ブロックの先頭か
らジグザグ走査順に上記閾値Thの数に等しい有効係数
までがそのままで、それ以降の有効係数は無効係数に書
き換えられた直交変換係数ブロック21−1、23−
1、27−1に書き換えられて可変長符号化部に出力さ
れ、その出力後、可変長符号化部に出力された有効係数
は“0”(無効係数)に書き換えられる。一方、有効係
数の数が上記閾値Thよりも少ない直交変換係数ブロッ
ク22−0、24−0、25−0、26−0、28−
0、29−0は、何ら修正されることなくそのまま出力
され、その出力後、ヌルブロックに書き換えられる。
画像データに対し、1個の閾値Thを用いて、元の直交
変換係数ブロックを2段階に分割して出力する例であ
る。同図(a)に示すように上記9ブロックが、2次元
直交変換により、有効係数の数が閾値Thより多い3個
の直交変換係数ブロック21−0、23−0、27−0
の第1のグループと、有効係数の数が閾値Thより小さ
い6個の直交変換係数ブロック22−0、24−0、2
5−0、26−0、28−0、29−0の第2のグルー
プに区分けされるものとすると、まず、図2に示すフロ
ーチャートの第1回目の処理S2〜S8により、図3
(b)に示すような形式で第1階層復元表示用の9個の
直交変換係数ブロックが出力される。すなわち、有効係
数の数が閾値Thより多い直交変換係数ブロック21−
0、23−0、27−0については、ブロックの先頭か
らジグザグ走査順に上記閾値Thの数に等しい有効係数
までがそのままで、それ以降の有効係数は無効係数に書
き換えられた直交変換係数ブロック21−1、23−
1、27−1に書き換えられて可変長符号化部に出力さ
れ、その出力後、可変長符号化部に出力された有効係数
は“0”(無効係数)に書き換えられる。一方、有効係
数の数が上記閾値Thよりも少ない直交変換係数ブロッ
ク22−0、24−0、25−0、26−0、28−
0、29−0は、何ら修正されることなくそのまま出力
され、その出力後、ヌルブロックに書き換えられる。
【0062】続いて、図3に示すフローチャートの処理
S9→S10→S11が行われ、図3(c)に示すよう
に有効係数の数が上記閾値Thより多い直行変換係数ブ
ロック21−0、23−0、27−0に対しては、上記
図3(b)に示す第1階層復元表示用の直交変換係数ブ
ロックの出力の際には出力されなかった有効係数とそれ
以外の計数は、無効係数となっている第2階層復元表示
用の直交変換係数ブロック21−2、23−2、27−
2が出力され、有効係数の数が上記閾値Thより少ない
直交変換係数ブロック22−0、24−0、25−0、
26−0、28−0、29−0に対してはヌルブロック
30(図中、黒塗りの矩形で示す)が出力される。
S9→S10→S11が行われ、図3(c)に示すよう
に有効係数の数が上記閾値Thより多い直行変換係数ブ
ロック21−0、23−0、27−0に対しては、上記
図3(b)に示す第1階層復元表示用の直交変換係数ブ
ロックの出力の際には出力されなかった有効係数とそれ
以外の計数は、無効係数となっている第2階層復元表示
用の直交変換係数ブロック21−2、23−2、27−
2が出力され、有効係数の数が上記閾値Thより少ない
直交変換係数ブロック22−0、24−0、25−0、
26−0、28−0、29−0に対してはヌルブロック
30(図中、黒塗りの矩形で示す)が出力される。
【0063】このように、1または複数の閾値を用い
て、直交変換により得られた各ブロックの有効係数を多
段階に分割して出力するため、有効係数の数が多いブロ
ックほど、そのブロック内の有効係数がより多くの階層
に振り分けられて出力される。また、各階層復元表示に
おいて出力される有効係数の数は、最大でもその階層に
設定された閾値に等しい数となる。換言すれば、閾値を
適切な値に設定することにより、有効係数が極端に多い
ブロックがあっても、そのブロックは他のブロックより
も、より多段階(より多くの階層)に分割されて出力さ
れるので、各階層におけるデータの符号量の上限は制限
される。また、より高次の階層になるほど、ヌルブロッ
クとなる直交変換係数ブロックの数が増加するので高次
の階層、すなわち、より高精細な画像の復元ほどより短
い時間間隔で復元表示されるようになる。また、閾値の
設定の仕方によって、低次の階層の画像(粗い画像)の
復元表示を従来よりも早く行わせるようにすることも可
能である。
て、直交変換により得られた各ブロックの有効係数を多
段階に分割して出力するため、有効係数の数が多いブロ
ックほど、そのブロック内の有効係数がより多くの階層
に振り分けられて出力される。また、各階層復元表示に
おいて出力される有効係数の数は、最大でもその階層に
設定された閾値に等しい数となる。換言すれば、閾値を
適切な値に設定することにより、有効係数が極端に多い
ブロックがあっても、そのブロックは他のブロックより
も、より多段階(より多くの階層)に分割されて出力さ
れるので、各階層におけるデータの符号量の上限は制限
される。また、より高次の階層になるほど、ヌルブロッ
クとなる直交変換係数ブロックの数が増加するので高次
の階層、すなわち、より高精細な画像の復元ほどより短
い時間間隔で復元表示されるようになる。また、閾値の
設定の仕方によって、低次の階層の画像(粗い画像)の
復元表示を従来よりも早く行わせるようにすることも可
能である。
【0064】また、画像データまたは閾値の設定の仕方
によっては、各直交変換係数ブロックの有効係数の数を
全ての閾値と比較する前に、画像データの全ての直交変
換係数ブロックがヌルブロックとなる場合もありうるの
で、図4に示すように、上述した図3のフローチャート
のS8と処理S9の間に、全ての直交変換係数ブロック
がヌルブロックとなっているか否かの判別処理S20を
加えるようにしてもよい。この処理S20を加えること
により、比較すべき閾値がまだ残っているにもかかわら
ず既に全ての直交変換係数ブロックがヌルブロックとな
っている、すなわち全ての直交変換係数ブロックについ
て有効係数の可変長符号化部への出力が終了している場
合は、直ちに処理を終了し、不要なヌルブロックの出力
を防止することができる。
によっては、各直交変換係数ブロックの有効係数の数を
全ての閾値と比較する前に、画像データの全ての直交変
換係数ブロックがヌルブロックとなる場合もありうるの
で、図4に示すように、上述した図3のフローチャート
のS8と処理S9の間に、全ての直交変換係数ブロック
がヌルブロックとなっているか否かの判別処理S20を
加えるようにしてもよい。この処理S20を加えること
により、比較すべき閾値がまだ残っているにもかかわら
ず既に全ての直交変換係数ブロックがヌルブロックとな
っている、すなわち全ての直交変換係数ブロックについ
て有効係数の可変長符号化部への出力が終了している場
合は、直ちに処理を終了し、不要なヌルブロックの出力
を防止することができる。
【0065】また、上記した図2及び図4のフローチャ
ートに示す方法は、いずれも直交変換により得られた1
ブロック全体に対して複数の閾値を割り当て、その1ブ
ロック全体の有効係数の数を上記複数の閾値と順次比較
していくことにより、1ブロックを多段階に分割して階
層復元表示を行うのであるが、上述の手法は、前述した
スペトラルセレクション方式のように、1ブロックを低
次の空間周波数成分から成る階層復元領域からより高次
の空間周波数成分からなる階層復元領域へと、複数の階
層復元領域に分割して階層復元表示を行う方式にも、容
易に適用可能である。
ートに示す方法は、いずれも直交変換により得られた1
ブロック全体に対して複数の閾値を割り当て、その1ブ
ロック全体の有効係数の数を上記複数の閾値と順次比較
していくことにより、1ブロックを多段階に分割して階
層復元表示を行うのであるが、上述の手法は、前述した
スペトラルセレクション方式のように、1ブロックを低
次の空間周波数成分から成る階層復元領域からより高次
の空間周波数成分からなる階層復元領域へと、複数の階
層復元領域に分割して階層復元表示を行う方式にも、容
易に適用可能である。
【0066】その一例を、図5のフローチャートに示
す。すなわち、スペトラルセレクション方式に適用する
場合には、各階層復元領域に対し少なくとも1個の閾値
を割り当て、上記直交変換により得られる1ブロック全
体に対して行った処理S2〜S11と(図2参照)と同
様の処理SA2〜SA11を、各階層復元領域に対して
行えばよい。したがって、この方法の場合には、各階層
復元領域がその領域内の有効係数の数に応じて、さらに
多段階に分割されることになる。このため風景画のよう
に階調変化が激しく高次部にも有効係数が多い画像を、
従来と同様なスペクトラルセレクション方式を用いて、
直交変換により得られる一ブロックを5段階の階層復元
領域に分割する階層復元表示方式に適用した場合、第4
階層や第5階層のように有効係数となる直交変換係数が
多くなる階層復元領域がさらに多段階に分割されるた
め、従来のように高次の階層復元表示が遅れることはな
く、粗い画像から高精細な画像へと多段階に分けて、階
層復元表示を行うことにより、最初の画像表示を従来よ
りも早く、行うことが可能となる。
す。すなわち、スペトラルセレクション方式に適用する
場合には、各階層復元領域に対し少なくとも1個の閾値
を割り当て、上記直交変換により得られる1ブロック全
体に対して行った処理S2〜S11と(図2参照)と同
様の処理SA2〜SA11を、各階層復元領域に対して
行えばよい。したがって、この方法の場合には、各階層
復元領域がその領域内の有効係数の数に応じて、さらに
多段階に分割されることになる。このため風景画のよう
に階調変化が激しく高次部にも有効係数が多い画像を、
従来と同様なスペクトラルセレクション方式を用いて、
直交変換により得られる一ブロックを5段階の階層復元
領域に分割する階層復元表示方式に適用した場合、第4
階層や第5階層のように有効係数となる直交変換係数が
多くなる階層復元領域がさらに多段階に分割されるた
め、従来のように高次の階層復元表示が遅れることはな
く、粗い画像から高精細な画像へと多段階に分けて、階
層復元表示を行うことにより、最初の画像表示を従来よ
りも早く、行うことが可能となる。
【0067】次に、前述図2のフローチャートに示す手
法で画像データの階層符号化を行う画像データ符号化装
置の一例を図6に示す。図6は、上記画像データ符号化
装置のシステム構成を示すブロック図である。
法で画像データの階層符号化を行う画像データ符号化装
置の一例を図6に示す。図6は、上記画像データ符号化
装置のシステム構成を示すブロック図である。
【0068】同図において、2次元DCT変換部101
は、例えば8×8画素から成る画像(原画像)データの
複数のブロックを、ブロック単位で順次入力し、その入
力される各ブロックに対して2次元DCT変換を行い、
その2次元DCT変換により得られる8×8個の2次元
DCT係数を、ブロック単位で順次DCT係数保持部1
02に出力する。
は、例えば8×8画素から成る画像(原画像)データの
複数のブロックを、ブロック単位で順次入力し、その入
力される各ブロックに対して2次元DCT変換を行い、
その2次元DCT変換により得られる8×8個の2次元
DCT係数を、ブロック単位で順次DCT係数保持部1
02に出力する。
【0069】DCT係数保持部102は、上記2次元D
CT変換部101から入力される各ブロックの2次元D
CT係数を順次記憶し、一画像の全てのブロックの2次
元DCT係数をブロック単位で保持(記憶)するメモリ
であり、例えば、RAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)等から成る。
CT変換部101から入力される各ブロックの2次元D
CT係数を順次記憶し、一画像の全てのブロックの2次
元DCT係数をブロック単位で保持(記憶)するメモリ
であり、例えば、RAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)等から成る。
【0070】次に、個別抽出部103は、上記DCT係
数保持部102から前記各ブロックの2次元DCT係数
(以後、このブロックを2次元DCT係数ブロックと表
現する)をブロック単位で順次入力し、その入力される
2次元DCT係数ブロック内CBLj (j=1、2・・
・)の有効係数(“0”以外の2次元DCT係数)の数
を抽出し、その抽出した有効係数の数NUMj (j=
1、2、・・・)と後述する閾値保持部107から入力
されるm個(mは自然数)の閾値Thi (i=1、2・
・・m)とを比較し、NUMj ≦Thi であれば入力さ
れる2次元DCT係数ブロックをそのまま可変長符号化
部106に出力すると共に上記2次元DCT係数ブロッ
ク内の有効係数の数NUMj を零発信部104に出力す
る。一方、NUMj >Thi であれば、個別抽出部10
3は、入力される2次元DCT係数ブロック内の上記閾
値Thi に等しい数の有効係数のみを有効とし、その他
の有効係数は無効係数(“0”の2次元DCT係数)に
書き換え、その書き換えにより得られる上記閾値Thi
に等しい数の有効係数から成る2次元DCT係数ブロッ
クを可変長符号化部106に出力すると共に、可変長符
号化部106に出力した有効係数の数(この場合、Th
i に等しい)を零発信部104に出力する。
数保持部102から前記各ブロックの2次元DCT係数
(以後、このブロックを2次元DCT係数ブロックと表
現する)をブロック単位で順次入力し、その入力される
2次元DCT係数ブロック内CBLj (j=1、2・・
・)の有効係数(“0”以外の2次元DCT係数)の数
を抽出し、その抽出した有効係数の数NUMj (j=
1、2、・・・)と後述する閾値保持部107から入力
されるm個(mは自然数)の閾値Thi (i=1、2・
・・m)とを比較し、NUMj ≦Thi であれば入力さ
れる2次元DCT係数ブロックをそのまま可変長符号化
部106に出力すると共に上記2次元DCT係数ブロッ
ク内の有効係数の数NUMj を零発信部104に出力す
る。一方、NUMj >Thi であれば、個別抽出部10
3は、入力される2次元DCT係数ブロック内の上記閾
値Thi に等しい数の有効係数のみを有効とし、その他
の有効係数は無効係数(“0”の2次元DCT係数)に
書き換え、その書き換えにより得られる上記閾値Thi
に等しい数の有効係数から成る2次元DCT係数ブロッ
クを可変長符号化部106に出力すると共に、可変長符
号化部106に出力した有効係数の数(この場合、Th
i に等しい)を零発信部104に出力する。
【0071】零発信部104は、個数抽出部103から
可変長符号化部106に出力された有効係数の数を入力
すると、DCT係数保持部102に保持されている当該
2次元DCT計数ブロック内の上記可変長符号化部10
6に出力された全ての有効係数を、“0”(無効係数)
に書き換える処理を行う。
可変長符号化部106に出力された有効係数の数を入力
すると、DCT係数保持部102に保持されている当該
2次元DCT計数ブロック内の上記可変長符号化部10
6に出力された全ての有効係数を、“0”(無効係数)
に書き換える処理を行う。
【0072】閾値保持部107は、上記2次元DCT係
数ブロックを多段階に分割するためのN個(Nは自然
数)の閾値Thi (i=1、2・・・m)を保持(記
憶)しており、タイミング制御部111からの制御を受
けて、上記m個の閾値Th1 、Th2 、・・・Th
m を、順次個数抽出部103に出力する。
数ブロックを多段階に分割するためのN個(Nは自然
数)の閾値Thi (i=1、2・・・m)を保持(記
憶)しており、タイミング制御部111からの制御を受
けて、上記m個の閾値Th1 、Th2 、・・・Th
m を、順次個数抽出部103に出力する。
【0073】可変長符号化部106は、タイミング制御
111からの制御を受けて、個数抽出部103から出力
される2次元DCT係数ブロックをブロック単位で順次
入力し、一画像分の2次元DCT係数ブロックを入力す
ると、その一画像分の2次元DCT係数ブロックに対し
量子化・可変長符号化を行って階層復元用の符号データ
を生成し、その生成した符号データを外部に出力する。
111からの制御を受けて、個数抽出部103から出力
される2次元DCT係数ブロックをブロック単位で順次
入力し、一画像分の2次元DCT係数ブロックを入力す
ると、その一画像分の2次元DCT係数ブロックに対し
量子化・可変長符号化を行って階層復元用の符号データ
を生成し、その生成した符号データを外部に出力する。
【0074】タイミング制御111は、上記DCT係数
保持部102、個数抽出部103、及び可変長符号化部
106の動作タイミングを制御し、DCT係数保持部1
02に保持されている一画像の全ての2次元DCT係数
ブロックを多段階に分割して、複数の階層復元用の符号
データを生成させる制御を行う。
保持部102、個数抽出部103、及び可変長符号化部
106の動作タイミングを制御し、DCT係数保持部1
02に保持されている一画像の全ての2次元DCT係数
ブロックを多段階に分割して、複数の階層復元用の符号
データを生成させる制御を行う。
【0075】次に、上記構成の画像データ符号化装置の
動作説明を行う。まず、2次元DCT変換部101に
は、画像データ(原画像データ)がブロック単位で順次
入力される。2次元DCT変換部101は、入力される
画像データのブロックを逐次2次元DCT変換し、その
2次元DCT変換により得られる2次元DCT係数ブロ
ックをDCT係数保持部102に出力する。
動作説明を行う。まず、2次元DCT変換部101に
は、画像データ(原画像データ)がブロック単位で順次
入力される。2次元DCT変換部101は、入力される
画像データのブロックを逐次2次元DCT変換し、その
2次元DCT変換により得られる2次元DCT係数ブロ
ックをDCT係数保持部102に出力する。
【0076】DCT係数保持部102は、タイミング制
御部111から読み出し制御信号が加わる毎に、2次元
DCT変換部101から出力されている2次元DCT係
数ブロックを入力・保持する。このようにして、DCT
係数保持部102には、一画像の全ての2次元DCT係
数ブロックが保持される。
御部111から読み出し制御信号が加わる毎に、2次元
DCT変換部101から出力されている2次元DCT係
数ブロックを入力・保持する。このようにして、DCT
係数保持部102には、一画像の全ての2次元DCT係
数ブロックが保持される。
【0077】タイミング制御部111は、上述のように
してDCT係数保持部102に一画像の全ての2次元D
CT係数ブロックが保持されると、閾値保持部107に
制御信号を出力し、閾値保持部107から第1の閾値T
h1 を個数抽出部103に出力させるとともに、DCT
係数保持部102に対しても制御信号を送りDCT係数
保持部102から第1(先頭)の2次元DCT係数ブロ
ックCBL1 を出力させる。
してDCT係数保持部102に一画像の全ての2次元D
CT係数ブロックが保持されると、閾値保持部107に
制御信号を出力し、閾値保持部107から第1の閾値T
h1 を個数抽出部103に出力させるとともに、DCT
係数保持部102に対しても制御信号を送りDCT係数
保持部102から第1(先頭)の2次元DCT係数ブロ
ックCBL1 を出力させる。
【0078】個数抽出部103は、入力される上記第1
の2次元DCT係数ブロックCBL 1 内の有効係数の数
NUM1 を計数し、次にその数NUM1 と閾値保持部1
07から入力される第1の閾値Th1 とを比較する。そ
して、NUM1 >Th1 であれば第1の2次元DCT係
数ブロックCBL1 内の2次元DCT係数をジグザグス
キャンし、上記NUM1 と等しい個数の有効係数まで
は、そのまま可変長符号化部106に出力するが、それ
以降の有効係数は“0”(無効係数)に変えて可変長符
号化部106に出力する。一方、NUM1 ≦Th1 であ
れば、個数抽出部103は、DCT係数保持部102か
ら入力した第1の2次元DCT係数部CBL1 をそのま
ま可変長符号化部106に出力する。
の2次元DCT係数ブロックCBL 1 内の有効係数の数
NUM1 を計数し、次にその数NUM1 と閾値保持部1
07から入力される第1の閾値Th1 とを比較する。そ
して、NUM1 >Th1 であれば第1の2次元DCT係
数ブロックCBL1 内の2次元DCT係数をジグザグス
キャンし、上記NUM1 と等しい個数の有効係数まで
は、そのまま可変長符号化部106に出力するが、それ
以降の有効係数は“0”(無効係数)に変えて可変長符
号化部106に出力する。一方、NUM1 ≦Th1 であ
れば、個数抽出部103は、DCT係数保持部102か
ら入力した第1の2次元DCT係数部CBL1 をそのま
ま可変長符号化部106に出力する。
【0079】上述のようにして、個数抽出部103から
可変長符号化部106に第1の2次元DCT係数ブロッ
クCBL1 の第1階層復元表示用の2次元DCT係数ブ
ロックCBL11が出力されると、タイミング制御部11
1は可変長符号化部106に制御信号を出力し、可変長
符号化部106は、これを受けて個数抽出部103から
出力されている上記第1の2次元DCT係数ブロックC
BL1 の第1階層復元表示用の2次元DCT係数ブロッ
クCBL11を入力・保持する。
可変長符号化部106に第1の2次元DCT係数ブロッ
クCBL1 の第1階層復元表示用の2次元DCT係数ブ
ロックCBL11が出力されると、タイミング制御部11
1は可変長符号化部106に制御信号を出力し、可変長
符号化部106は、これを受けて個数抽出部103から
出力されている上記第1の2次元DCT係数ブロックC
BL1 の第1階層復元表示用の2次元DCT係数ブロッ
クCBL11を入力・保持する。
【0080】また、上記動作が行われている間、個数抽
出部103は、上記第1階層復元表示用の2次元DCT
係数ブロックCBL11内の有効係数の数NUM11並びに
第1の2次元DCT係数ブロックCBL1 であることを
示す情報を零発信部104に出力する。これを受けて、
零発信部104は、DCT係数保持部102に格納され
ている第1の2次元DCT係数ブロックCBL1 をジグ
ザグスキャンして有効係数を検出し、その検出した有効
係数を“0”(無効係数)に書き換える処理を、上記N
UM11に等しい回数だけ行う。
出部103は、上記第1階層復元表示用の2次元DCT
係数ブロックCBL11内の有効係数の数NUM11並びに
第1の2次元DCT係数ブロックCBL1 であることを
示す情報を零発信部104に出力する。これを受けて、
零発信部104は、DCT係数保持部102に格納され
ている第1の2次元DCT係数ブロックCBL1 をジグ
ザグスキャンして有効係数を検出し、その検出した有効
係数を“0”(無効係数)に書き換える処理を、上記N
UM11に等しい回数だけ行う。
【0081】上記動作により、例えば第1の2次元DC
T係数ブロックCBL1 内の有効係数の数NUM1 が4
個であり、上記第1の閾値が“1”であった場合、第1
の2次元DCT係数ブロックCBL1 内の直流成分のみ
が有効係数でそれ以外の交流成分は全て“0”(無効係
数)である第1の2次元DCT係数ブロックCBL1 の
第1階層復元用の2次元DCT係数ブロックCBL11が
可変長符号化部106に保持される。またDCT係数保
持部102に保持されている2次元DCT係数ブロック
CBL1 のDC成分が“0”に書き換えられる。
T係数ブロックCBL1 内の有効係数の数NUM1 が4
個であり、上記第1の閾値が“1”であった場合、第1
の2次元DCT係数ブロックCBL1 内の直流成分のみ
が有効係数でそれ以外の交流成分は全て“0”(無効係
数)である第1の2次元DCT係数ブロックCBL1 の
第1階層復元用の2次元DCT係数ブロックCBL11が
可変長符号化部106に保持される。またDCT係数保
持部102に保持されている2次元DCT係数ブロック
CBL1 のDC成分が“0”に書き換えられる。
【0082】上述した第1の2次元DCT係数ブロック
CBL1 に対する処理と同様な処理が、DCT係数保持
102に保持されている第2の2次元DCT係数ブロッ
クCBL2 、第3の2次元DCT係数ブロックCB
L3 、・・・・・・と、一画像の残りの全ての2次元D
CT係数ブロックCBLn (n=2、3、・・・・)に
対し行われる。
CBL1 に対する処理と同様な処理が、DCT係数保持
102に保持されている第2の2次元DCT係数ブロッ
クCBL2 、第3の2次元DCT係数ブロックCB
L3 、・・・・・・と、一画像の残りの全ての2次元D
CT係数ブロックCBLn (n=2、3、・・・・)に
対し行われる。
【0083】そして、可変長符号化部106に、一画像
の全ての2次元DCT係数ブロックCBL1 、CB
L2 、・・・・・の第1階層復元用の2次元DCT係数
ブロックCBL11、CBL12、・・・・・が入力・保持
されると、可変長符号化部106は、上記保持した第1
階層復元表示用の一画像分の2次元DCT係数ブロック
に対し、量子化・可変長符号化を行い、それらの一連の
処理により得た第1階層復元表示用の符号データを外部
に出力する。
の全ての2次元DCT係数ブロックCBL1 、CB
L2 、・・・・・の第1階層復元用の2次元DCT係数
ブロックCBL11、CBL12、・・・・・が入力・保持
されると、可変長符号化部106は、上記保持した第1
階層復元表示用の一画像分の2次元DCT係数ブロック
に対し、量子化・可変長符号化を行い、それらの一連の
処理により得た第1階層復元表示用の符号データを外部
に出力する。
【0084】可変長符号化部110は、上記符号データ
の生成の際、連続してヌルブロックが入力されるとき、
それらの連続するヌルブロックをまとめて可変長符号化
する。そして、このことにより、階層復元画像表示用の
符号データがより高能率に符号化される。すなわち、画
像は、一般に連続するブロックの性質は似ていることが
多いため、このような手法で連続するヌルブロックの可
変長符号化を行うことにより、符号データの圧縮率は向
上する。
の生成の際、連続してヌルブロックが入力されるとき、
それらの連続するヌルブロックをまとめて可変長符号化
する。そして、このことにより、階層復元画像表示用の
符号データがより高能率に符号化される。すなわち、画
像は、一般に連続するブロックの性質は似ていることが
多いため、このような手法で連続するヌルブロックの可
変長符号化を行うことにより、符号データの圧縮率は向
上する。
【0085】以後、同様にして、タイミング制御部11
1の制御により閾値保持部107から順次出力される第
2の閾値Th2 、第3の閾値Th3 ・・・・・・第mの
閾値Thm について、上記動作が繰り返される。
1の制御により閾値保持部107から順次出力される第
2の閾値Th2 、第3の閾値Th3 ・・・・・・第mの
閾値Thm について、上記動作が繰り返される。
【0086】そして、閾値保持部107に保持されてい
る最後の閾値Thnに対し上記動作が行われ、第m階層
までの階層復元表示用の符号データが可変長符号化部1
06により生成・出力されると、個数抽出部103は、
DCT係数保持部102に保持されている一画像の全て
の2次DCT係数ブロックを読み出し、可変長符号化部
106に出力する。これを受けて、可変長符号化部10
6は、入力される一画像分の2次元DCT係数ブロック
を量子化・可変長符号化し、第m+1階層の復元表示用
の符号データを生成・出力する。尚、可変長符号化部1
06は、上記入力される第m+1階層復元表示用の2次
元DCT係数部が全てヌルブロックであった場合には、
第m+1階層復元表示用の符号データの生成・出力は行
わない。
る最後の閾値Thnに対し上記動作が行われ、第m階層
までの階層復元表示用の符号データが可変長符号化部1
06により生成・出力されると、個数抽出部103は、
DCT係数保持部102に保持されている一画像の全て
の2次DCT係数ブロックを読み出し、可変長符号化部
106に出力する。これを受けて、可変長符号化部10
6は、入力される一画像分の2次元DCT係数ブロック
を量子化・可変長符号化し、第m+1階層の復元表示用
の符号データを生成・出力する。尚、可変長符号化部1
06は、上記入力される第m+1階層復元表示用の2次
元DCT係数部が全てヌルブロックであった場合には、
第m+1階層復元表示用の符号データの生成・出力は行
わない。
【0087】尚、上記実施例では、直交変換係数(2次
元DCT係数)の有効係数の個数に基づき、直交変換に
より得られる各ブロックを多段階分割して階層復元表示
を行うようにしているが、上記各ブロックの直交変換係
数を量子化することにより得られる各ブロック内の量子
化係数の有効係数の個数に基づき、上記と同様な手法で
多段階分割を行うようにしてもよい。
元DCT係数)の有効係数の個数に基づき、直交変換に
より得られる各ブロックを多段階分割して階層復元表示
を行うようにしているが、上記各ブロックの直交変換係
数を量子化することにより得られる各ブロック内の量子
化係数の有効係数の個数に基づき、上記と同様な手法で
多段階分割を行うようにしてもよい。
【0088】また、上記実施例では、画像データの直交
変換を離散コサイン(DCT)によって行っているが、
本発明は、離散サイン変換(DST)、離散ルジャンド
ル(Leg-endre )変換、アダマール変換(Hadamard)変
換、ハール(Harr)変換等の他の直交変換を用いて画像
データの符号化を行う画像データ符号化装置にも適用可
能なものである。
変換を離散コサイン(DCT)によって行っているが、
本発明は、離散サイン変換(DST)、離散ルジャンド
ル(Leg-endre )変換、アダマール変換(Hadamard)変
換、ハール(Harr)変換等の他の直交変換を用いて画像
データの符号化を行う画像データ符号化装置にも適用可
能なものである。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
直交変換により得られた原画像信号の各ブロックから一
部または全部の直交変換係数を抽出し、次にその抽出さ
れた直交変換係数から成るブロック内の有効係数を、複
数の直交変換係数ブロックに多段階に振り分けて出力
し、その出力された直交変換係数ブロックを、順次量子
化並びに可変長符号化して復元画像用の符号データを生
成・出力するので、有効係数の多い直交変換係数ブロッ
クほどより多段階に分割して符号化することが可能とな
る。このため、階調変化が激しく高次部にも多数の有効
係数が存在する風景画などの画像は、高次部の直交変換
係数ブロックを用いて画像を復元する際、自動的に階層
復元数を増加させ、従来よりも短い待ち時間(早いレス
ポンス)でまず粗い画像を表示させておき、以後、段階
的により精細な画像を表示させていくなど、画像の階調
変化特性に適応した階層復元表示が可能な画像データの
高能率符号化が可能となる。
直交変換により得られた原画像信号の各ブロックから一
部または全部の直交変換係数を抽出し、次にその抽出さ
れた直交変換係数から成るブロック内の有効係数を、複
数の直交変換係数ブロックに多段階に振り分けて出力
し、その出力された直交変換係数ブロックを、順次量子
化並びに可変長符号化して復元画像用の符号データを生
成・出力するので、有効係数の多い直交変換係数ブロッ
クほどより多段階に分割して符号化することが可能とな
る。このため、階調変化が激しく高次部にも多数の有効
係数が存在する風景画などの画像は、高次部の直交変換
係数ブロックを用いて画像を復元する際、自動的に階層
復元数を増加させ、従来よりも短い待ち時間(早いレス
ポンス)でまず粗い画像を表示させておき、以後、段階
的により精細な画像を表示させていくなど、画像の階調
変化特性に適応した階層復元表示が可能な画像データの
高能率符号化が可能となる。
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の第1実施例である画像データの階層符
号化方法を説明するフローチャートである。
号化方法を説明するフローチャートである。
【図3】上記第1実施例による画像データの符号化の具
体的な一例を示す図である。
体的な一例を示す図である。
【図4】本発明の第2実施例ある画像データの階層符号
化方法を説明するフローチャートである。
化方法を説明するフローチャートである。
【図5】本発明の第3実施例の画像データ階層符号化方
法を説明するフローチャートである。
法を説明するフローチャートである。
【図6】上記第1実施例の方法により画像データの階層
符号化を行う画像データ符号化装置のブロック図であ
る。
符号化を行う画像データ符号化装置のブロック図であ
る。
【図7】ADCT変換回路のブロック図である。
【図8】1ブロックの原画像信号の一例を示す図であ
る。
る。
【図9】上記ブロックの原画像信号に対して2次元DC
T変換を行うことによって得られる2次元DCT係数を
示す図である。
T変換を行うことによって得られる2次元DCT係数を
示す図である。
【図10】2次元DCT変換部のブロック図である。
【図11】線型量子化用の量子化閾値の一例を示す図で
ある。
ある。
【図12】図9に示す2次元DCT係数を図11に示す
量子化閾値で線型量子化することにより得られる量子化
係数を示す図である。
量子化閾値で線型量子化することにより得られる量子化
係数を示す図である。
【図13】量子化係数をジグザグスキャンする場合の走
査順序を示す図である。
査順序を示す図である。
【図14】ADCT復元回路のブロック図である。
【図15】2次元逆DCT変換部のブロック図である。
【図16】従来の線型量子化回路のブロック図である。
【図17】従来の線型逆量子化回路のブロック図であ
る。
る。
【図18】スペクトラルセレクション方式を説明する図
である。
である。
1 係数抽出手段 2 係数ブロック出力手段 3 可変長符号化手段
Claims (3)
- 【請求項1】 画像データを複数のブロックに分割し、
その分割された複数の各ブロック毎に直交変換を行うこ
とにより得られる各ブロックの直交変換係数を用いて画
像の階層復元用の符号データを生成する画像データ符号
化装置において、 画像データの各ブロックの直交変換係数を一括または多
段階に分けて抽出する係数抽出手段(1)と、 該係数抽出手段(1)により抽出された全ての直交変換
係数の中の有効係数の個数を計数し、その計数された有
効係数の個数に基づいて、前記係数抽出手段(1)によ
り抽出が行われたブロック内の有効係数を複数の直交変
換係数ブロックに振り分けて出力する係数ブロック出力
手段(2)と、 該係数ブロック出力手段(2)から出力されるブロック
内の直交変換係数を可変長符号化する可変長符号化手段
(3)と、 を具備することを特徴とする画像データ符号化装置。 - 【請求項2】 前記係数ブロック出力手段(3)は、前
記計数された有効係数の個数を1または複数の閾値と比
較し、その比較結果に基づいて、前記有効係数を複数の
直交変換係数ブロックに振り分けて出力することを特徴
とする請求項1記載の画像データ符号化装置。 - 【請求項3】 前記可変長符号化手段(5)は、前記ヌ
ルブロックが連続して入力されるとき、その連続するヌ
ルブロックをまとめて可変長符号化することを特徴とす
る請求項1,または2記載の画像データ符号化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3239641A JPH0583562A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 画像データ符号化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3239641A JPH0583562A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 画像データ符号化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0583562A true JPH0583562A (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=17047737
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3239641A Withdrawn JPH0583562A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 画像データ符号化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0583562A (ja) |
-
1991
- 1991-09-19 JP JP3239641A patent/JPH0583562A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981203 |