JPH0583731B2 - - Google Patents
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- JPH0583731B2 JPH0583731B2 JP58076388A JP7638883A JPH0583731B2 JP H0583731 B2 JPH0583731 B2 JP H0583731B2 JP 58076388 A JP58076388 A JP 58076388A JP 7638883 A JP7638883 A JP 7638883A JP H0583731 B2 JPH0583731 B2 JP H0583731B2
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- Japan
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- fuel
- nozzle
- sub
- combustion chamber
- vortex
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M61/00—Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
- F02M61/16—Details not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M61/02 - F02M61/14
- F02M61/18—Injection nozzles, e.g. having valve seats; Details of valve member seated ends, not otherwise provided for
- F02M61/1806—Injection nozzles, e.g. having valve seats; Details of valve member seated ends, not otherwise provided for characterised by the arrangement of discharge orifices, e.g. orientation or size
- F02M61/1826—Discharge orifices having different sizes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M61/00—Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
- F02M61/04—Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00 having valves, e.g. having a plurality of valves in series
- F02M61/06—Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00 having valves, e.g. having a plurality of valves in series the valves being furnished at seated ends with pintle or plug shaped extensions
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
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- F02M61/1806—Injection nozzles, e.g. having valve seats; Details of valve member seated ends, not otherwise provided for characterised by the arrangement of discharge orifices, e.g. orientation or size
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
本発明は渦流燃焼室式デイーゼル機関に係り、
特に、アイドリング時、低負荷時において、その
燃焼を緩慢にして騒音や振動を大巾に低減しつつ
HC、CO等の生成を可及的に抑止できる渦流燃焼
室式デイーゼル機関に関する。
特に、アイドリング時、低負荷時において、その
燃焼を緩慢にして騒音や振動を大巾に低減しつつ
HC、CO等の生成を可及的に抑止できる渦流燃焼
室式デイーゼル機関に関する。
[発明の技術的背景とその問題点]
一般に渦流燃焼室式デイーゼル機関は、第1図
に示すようにシリンダヘツド1内に渦流燃焼室2
が区画形成されている。この渦流燃焼室(以下、
単に「燃焼室」という。)2は、シリンダブロツ
ク(図示せず)に形成されたシリンダ室3に連通
されており、ピストンの上昇によつて流入する圧
縮空気の渦流Sを生成する。また燃焼室2には、
その室内に燃料Fを噴射するための燃料噴射ノズ
ル4が設けられている。そして噴射ノズル4から
噴射された燃料Fは渦流Sによつて混合気化が促
進され、圧縮熱により着火され燃焼される。
に示すようにシリンダヘツド1内に渦流燃焼室2
が区画形成されている。この渦流燃焼室(以下、
単に「燃焼室」という。)2は、シリンダブロツ
ク(図示せず)に形成されたシリンダ室3に連通
されており、ピストンの上昇によつて流入する圧
縮空気の渦流Sを生成する。また燃焼室2には、
その室内に燃料Fを噴射するための燃料噴射ノズ
ル4が設けられている。そして噴射ノズル4から
噴射された燃料Fは渦流Sによつて混合気化が促
進され、圧縮熱により着火され燃焼される。
ところで、従来にあつては、噴射される燃料の
霧化・蒸気化が良好でないと着火遅れが生ずると
いう問題があつた。この着火遅れは、着火が遅れ
るために多くの量蒸気ができて着火と同時に爆発
し、急激な燃焼が起つてシリンダ室3内の圧力上
昇率を高め、大きな圧力波を生じさせてその圧力
波がピストンやシリンダ壁等に衝撃を与えて騒
音・振動を発生させることになり、殊にアイドリ
ング時等にあつては、体感上も好ましいものでは
ない。
霧化・蒸気化が良好でないと着火遅れが生ずると
いう問題があつた。この着火遅れは、着火が遅れ
るために多くの量蒸気ができて着火と同時に爆発
し、急激な燃焼が起つてシリンダ室3内の圧力上
昇率を高め、大きな圧力波を生じさせてその圧力
波がピストンやシリンダ壁等に衝撃を与えて騒
音・振動を発生させることになり、殊にアイドリ
ング時等にあつては、体感上も好ましいものでは
ない。
このような実情に鑑み本発明者は、第2図に示
すような渦流燃焼室式デイーゼル機関を考えてい
る。
すような渦流燃焼室式デイーゼル機関を考えてい
る。
第1図に示したような単一噴口5を有する噴射
ノズル4に代えて、燃焼室2には主噴口6と、こ
れより分岐させて形成された1つの副噴口7とを
有する噴射ノズル8が設けられている。この噴射
ノズル8は、アイドリング時、低負荷時等少量の
燃料で足りる場合に、主噴口6を閉じた状態で針
弁9を往復動させることにより、副噴口7のみか
ら燃料Fを噴射するように構成されている。つま
り上記噴射ノズル8は、機関負荷に対応した供給
燃料の圧力に応じて順に開放される副噴口7及び
主噴口6を有して形成され、供給燃料圧力の低い
機関の低負荷、アイドリング時には副噴口7のみ
を開放して微粒子化された燃料の噴霧を燃焼室2
の内壁2aへ向けて噴射するように構成し、供給
燃料圧力が、低負荷、アイドリング時の燃料圧力
を備える時は、副噴口7のみならず主噴口6も開
放して、副噴口7及び主噴口6から燃料を噴射す
るように構成している。ただし、噴射ノズル8の
構成上、副噴口7は主噴口6に対して先行して開
放されるようになるが、噴射された燃料を良好に
燃焼させるために副噴口7の開放時期は通常のデ
イーゼル機関と同様に圧縮上死点近傍としてい
る。他方、この噴射ノズル8を囲繞して高温なシ
リンダヘツド1からの熱伝達を防止するための筒
体状のヒートシールド10には、燃焼室2の内壁
2aを形成すると共に噴射ノズル8を係止するた
めの爪部10aに副噴口7に相対向するように臨
ませて燃焼貯室11が形成される。この燃焼貯室
11はアイドリング時等、副噴口7から霧状に噴
射される燃料Fを一部受容して液化状態で貯留す
るように構成され、その周辺に飛散される燃料は
渦流Sによつて混合気化されて即座に燃焼に供さ
れる。そして、燃料貯室11に貯留された燃料は
未燃のまま残し、次サイクルの圧縮行程において
燃料噴射に先立つて圧縮熱により着火燃焼させて
燃焼室2内温度の上昇に寄与させ、再び副噴口7
から噴射される燃料の着火性を向上させて着火遅
れを防止しようとするものである。
ノズル4に代えて、燃焼室2には主噴口6と、こ
れより分岐させて形成された1つの副噴口7とを
有する噴射ノズル8が設けられている。この噴射
ノズル8は、アイドリング時、低負荷時等少量の
燃料で足りる場合に、主噴口6を閉じた状態で針
弁9を往復動させることにより、副噴口7のみか
ら燃料Fを噴射するように構成されている。つま
り上記噴射ノズル8は、機関負荷に対応した供給
燃料の圧力に応じて順に開放される副噴口7及び
主噴口6を有して形成され、供給燃料圧力の低い
機関の低負荷、アイドリング時には副噴口7のみ
を開放して微粒子化された燃料の噴霧を燃焼室2
の内壁2aへ向けて噴射するように構成し、供給
燃料圧力が、低負荷、アイドリング時の燃料圧力
を備える時は、副噴口7のみならず主噴口6も開
放して、副噴口7及び主噴口6から燃料を噴射す
るように構成している。ただし、噴射ノズル8の
構成上、副噴口7は主噴口6に対して先行して開
放されるようになるが、噴射された燃料を良好に
燃焼させるために副噴口7の開放時期は通常のデ
イーゼル機関と同様に圧縮上死点近傍としてい
る。他方、この噴射ノズル8を囲繞して高温なシ
リンダヘツド1からの熱伝達を防止するための筒
体状のヒートシールド10には、燃焼室2の内壁
2aを形成すると共に噴射ノズル8を係止するた
めの爪部10aに副噴口7に相対向するように臨
ませて燃焼貯室11が形成される。この燃焼貯室
11はアイドリング時等、副噴口7から霧状に噴
射される燃料Fを一部受容して液化状態で貯留す
るように構成され、その周辺に飛散される燃料は
渦流Sによつて混合気化されて即座に燃焼に供さ
れる。そして、燃料貯室11に貯留された燃料は
未燃のまま残し、次サイクルの圧縮行程において
燃料噴射に先立つて圧縮熱により着火燃焼させて
燃焼室2内温度の上昇に寄与させ、再び副噴口7
から噴射される燃料の着火性を向上させて着火遅
れを防止しようとするものである。
さらに具体的に説明すると、供給燃料圧力が低
い低負荷時(アイドリング時を含む)には当然に
副噴口7のみが開となり、微粒子化された燃料が
燃焼室2内に供給されるようになるが、着火遅れ
に起因する筒内圧力の急激な上昇を防止して低負
荷時、アイドリング時に、燃焼騒音の増大を阻止
するためには、機関負荷に対応する量の燃料を副
噴口7から噴射させることの他に、噴射前におい
て筒内(シリンダ)圧力を予め高い圧力にしてお
くことが有効となる。つまり、故意に圧縮上死点
よりかなり手前で早期着火を発生させることによ
つてシリンダ内及び燃焼室2の圧力、温度を上昇
させておき、この後の新たな燃料供給による筒内
圧力上昇値が事前の圧力に対して急激な上昇とな
ることを防止すれば、その結果として低負荷時、
アイドリング時の燃焼騒音が減少できるようにな
るからである。燃焼貯室11に燃料を貯留してお
き次の圧縮サイクルで早期着火の燃料として使用
するといつた技術は、低負荷、アイドリング時の
熱エネルギは高負荷時に比較して小さな量である
こと、渦流燃焼室のような予燃焼室を持つデイー
ゼル機関は、周知のように燃焼室(渦流燃焼室)
での燃焼後の火炎及び未燃燃料を含む燃焼ガスを
シリンダ内に導入させてそのシリンダ内の高温の
新気と混合させ、最終的に燃焼を完結させる機関
であること、MAN−M型燃焼機関のように、ピ
ストンの燃焼室の内壁に引火性燃料(軽油)の液
膜を厚く形成すると液膜化された燃料は全てが蒸
発・燃焼に関与されずにそのまま未燃焼燃料とし
て残留されてしまうという結果を総じて考慮すれ
ば実現可能な技術である。
い低負荷時(アイドリング時を含む)には当然に
副噴口7のみが開となり、微粒子化された燃料が
燃焼室2内に供給されるようになるが、着火遅れ
に起因する筒内圧力の急激な上昇を防止して低負
荷時、アイドリング時に、燃焼騒音の増大を阻止
するためには、機関負荷に対応する量の燃料を副
噴口7から噴射させることの他に、噴射前におい
て筒内(シリンダ)圧力を予め高い圧力にしてお
くことが有効となる。つまり、故意に圧縮上死点
よりかなり手前で早期着火を発生させることによ
つてシリンダ内及び燃焼室2の圧力、温度を上昇
させておき、この後の新たな燃料供給による筒内
圧力上昇値が事前の圧力に対して急激な上昇とな
ることを防止すれば、その結果として低負荷時、
アイドリング時の燃焼騒音が減少できるようにな
るからである。燃焼貯室11に燃料を貯留してお
き次の圧縮サイクルで早期着火の燃料として使用
するといつた技術は、低負荷、アイドリング時の
熱エネルギは高負荷時に比較して小さな量である
こと、渦流燃焼室のような予燃焼室を持つデイー
ゼル機関は、周知のように燃焼室(渦流燃焼室)
での燃焼後の火炎及び未燃燃料を含む燃焼ガスを
シリンダ内に導入させてそのシリンダ内の高温の
新気と混合させ、最終的に燃焼を完結させる機関
であること、MAN−M型燃焼機関のように、ピ
ストンの燃焼室の内壁に引火性燃料(軽油)の液
膜を厚く形成すると液膜化された燃料は全てが蒸
発・燃焼に関与されずにそのまま未燃焼燃料とし
て残留されてしまうという結果を総じて考慮すれ
ば実現可能な技術である。
なお関連技術として渦流燃焼室にピントークス
(Pintaux)タイプの噴射ノズルを設けると共に、
この渦流燃焼室の最もスワールの上流側に位置さ
せて小室を形成し、この小室に上記噴射ノズルの
副噴口を臨ませて小室内に燃料の噴霧を侵入さ
せ、そして、小室の内壁を燃料と酸化反応を起こ
して小室内で燃焼を積極的に生じさせる触媒で構
成した「圧縮着火式内燃機関の燃焼促進装置」
(特開昭58−41218号公報)がある。
(Pintaux)タイプの噴射ノズルを設けると共に、
この渦流燃焼室の最もスワールの上流側に位置さ
せて小室を形成し、この小室に上記噴射ノズルの
副噴口を臨ませて小室内に燃料の噴霧を侵入さ
せ、そして、小室の内壁を燃料と酸化反応を起こ
して小室内で燃焼を積極的に生じさせる触媒で構
成した「圧縮着火式内燃機関の燃焼促進装置」
(特開昭58−41218号公報)がある。
しかし、この提案では、渦流燃焼室の側壁に薄
い燃料膜を形成し、その燃料膜の緩慢な蒸発燃焼
によつて渦流燃料室の急激な圧力上昇を防止する
という技術思想を有しているものでなく、また、
小室をスワールの最も上流側に設けることによつ
て、貫徹力が小の副噴口の噴霧がスワールの影響
を受けて小室内へ侵入できなくなつてしまうとい
う問題がある。そして小室の機能は、副噴口から
噴射された燃料を補足した時点で酸化燃焼させる
ものであり、小室に燃料を液状態で貯留し、次の
圧縮サイクルの前半で早期着火の燃料として使用
されるものとは技術思想を異にする。
い燃料膜を形成し、その燃料膜の緩慢な蒸発燃焼
によつて渦流燃料室の急激な圧力上昇を防止する
という技術思想を有しているものでなく、また、
小室をスワールの最も上流側に設けることによつ
て、貫徹力が小の副噴口の噴霧がスワールの影響
を受けて小室内へ侵入できなくなつてしまうとい
う問題がある。そして小室の機能は、副噴口から
噴射された燃料を補足した時点で酸化燃焼させる
ものであり、小室に燃料を液状態で貯留し、次の
圧縮サイクルの前半で早期着火の燃料として使用
されるものとは技術思想を異にする。
しかし本提案にあつても、貯室11への貯留量
が過多であると液化状態の燃料を蒸気化させて燃
焼させる割合が高くなり過ぎ、燃料噴射前に全て
燃焼に供されるべき貯留燃料の一部が燃焼過程に
おいても比較的低温度で滞留し、未燃分として燃
焼室2からシリンダ室3へと流出してそのまま排
出されることが考えられ、HCやCOを悪化させる
ことが懸念される。
が過多であると液化状態の燃料を蒸気化させて燃
焼させる割合が高くなり過ぎ、燃料噴射前に全て
燃焼に供されるべき貯留燃料の一部が燃焼過程に
おいても比較的低温度で滞留し、未燃分として燃
焼室2からシリンダ室3へと流出してそのまま排
出されることが考えられ、HCやCOを悪化させる
ことが懸念される。
本発明は上述した如き問題点に鑑みて創案され
たものであり、その目的は、アイドリング時、低
負荷時等において、HC等の悪化を可及的に抑制
しつつ噴射される燃料の蒸気化をゆつくり行なわ
せ、その燃焼を緩慢にして騒音や振動を大巾に低
減できる渦流燃焼室式デイーゼル機関を提供する
にある。
たものであり、その目的は、アイドリング時、低
負荷時等において、HC等の悪化を可及的に抑制
しつつ噴射される燃料の蒸気化をゆつくり行なわ
せ、その燃焼を緩慢にして騒音や振動を大巾に低
減できる渦流燃焼室式デイーゼル機関を提供する
にある。
[課題を解決するための手段]
本発明は上記課題を解決するために、渦流燃焼
室に臨ませて、主噴口及び2個に分割された副噴
口を備える燃料噴射ノズルを取り付け、前記燃料
噴射ノズルは、機関アイドリング時を含む低負荷
時に、主噴口を閉じて副噴口のみを開放するよう
に構成され、前記副噴口のうち一方の副噴口は、
この副噴口から噴射される燃料の一部を受け入れ
て液状態で貯留するように、前記渦流燃焼室内に
生起される渦流の上流側に形成された燃料貯室に
臨ませられると共に、前記副噴口のうち他方の副
噴口は、前記渦流燃焼室内に生起される渦流の下
流側の渦流燃焼室壁面に近接して臨ませられたも
のである。
室に臨ませて、主噴口及び2個に分割された副噴
口を備える燃料噴射ノズルを取り付け、前記燃料
噴射ノズルは、機関アイドリング時を含む低負荷
時に、主噴口を閉じて副噴口のみを開放するよう
に構成され、前記副噴口のうち一方の副噴口は、
この副噴口から噴射される燃料の一部を受け入れ
て液状態で貯留するように、前記渦流燃焼室内に
生起される渦流の上流側に形成された燃料貯室に
臨ませられると共に、前記副噴口のうち他方の副
噴口は、前記渦流燃焼室内に生起される渦流の下
流側の渦流燃焼室壁面に近接して臨ませられたも
のである。
[作用]
機関低負荷時、アイドリング時には、噴射ノズ
ルに供給される燃料の圧力は低く副噴口のみが開
放され微粒子化された燃料の噴霧が噴射される。
この微粒子化された燃料の噴霧の一部は、噴射ノ
ズルより渦流の上流側に設けられた燃料貯室に受
入れられて液状態で貯留される。同時に他方の副
噴口から噴射された燃料の噴霧の残部は、その噴
霧のもつエネルギによつて渦流燃焼室のスワール
下流側へ順次拡散されるように薄い燃料の液膜を
形成する。この液膜は渦流燃焼室内雰囲気によつ
て次第に蒸発され、渦流燃焼室内で緩慢に燃焼さ
れる。
ルに供給される燃料の圧力は低く副噴口のみが開
放され微粒子化された燃料の噴霧が噴射される。
この微粒子化された燃料の噴霧の一部は、噴射ノ
ズルより渦流の上流側に設けられた燃料貯室に受
入れられて液状態で貯留される。同時に他方の副
噴口から噴射された燃料の噴霧の残部は、その噴
霧のもつエネルギによつて渦流燃焼室のスワール
下流側へ順次拡散されるように薄い燃料の液膜を
形成する。この液膜は渦流燃焼室内雰囲気によつ
て次第に蒸発され、渦流燃焼室内で緩慢に燃焼さ
れる。
一方、上記燃料貯室に貯留された燃料は、次の
噴射前において筒内圧力を予め高い圧力にしてお
くことに有効に関与する。つまり、上記燃料貯室
に貯留された燃料は、圧縮上死点よりかなり手前
で早期着火を起こしてシリンダ内及び渦流燃焼室
の圧力、温度を上昇させるため、この圧力上昇の
ピークを、圧縮上死点近傍で噴射される副噴口の
燃料が着火を起こした時の圧力に近付けることに
よつて渦流燃焼の急激な圧力の上昇を阻止し、低
負荷時、アイドリング時の燃焼騒音を抑制する。
また、特開昭58−41218号公報に記載されたもの
と異なつて、この低負荷時等に上記副噴口が作る
燃料の液膜は、予混合気(燃料の蒸気と空気との
混合気)を一気に生成せずに徐々に壁面蒸発され
る燃料の蒸気によつて圧力を緩慢に上昇させる程
度の予混合気を生成する。このため、蒸気燃料貯
室の作用と燃料の液膜の作用によつて筒内圧力は
変動の少ない安定した圧力特性に近づき、燃焼騒
音が減少するようになる。
噴射前において筒内圧力を予め高い圧力にしてお
くことに有効に関与する。つまり、上記燃料貯室
に貯留された燃料は、圧縮上死点よりかなり手前
で早期着火を起こしてシリンダ内及び渦流燃焼室
の圧力、温度を上昇させるため、この圧力上昇の
ピークを、圧縮上死点近傍で噴射される副噴口の
燃料が着火を起こした時の圧力に近付けることに
よつて渦流燃焼の急激な圧力の上昇を阻止し、低
負荷時、アイドリング時の燃焼騒音を抑制する。
また、特開昭58−41218号公報に記載されたもの
と異なつて、この低負荷時等に上記副噴口が作る
燃料の液膜は、予混合気(燃料の蒸気と空気との
混合気)を一気に生成せずに徐々に壁面蒸発され
る燃料の蒸気によつて圧力を緩慢に上昇させる程
度の予混合気を生成する。このため、蒸気燃料貯
室の作用と燃料の液膜の作用によつて筒内圧力は
変動の少ない安定した圧力特性に近づき、燃焼騒
音が減少するようになる。
[実施例]
以下に本発明の好適一実施例を添付図面に従つ
て詳述する。
て詳述する。
第3図に示すように、2はシリンダヘツド1内
に区画形成された渦流燃焼室であり、この燃焼室
2には圧縮空気の渦流Sが生成されると共にその
室内に燃料を噴射するための燃料噴射ノズル12
が設けられる。この噴射ノズル12は、その外殻
を形成するノズル本体13が燃焼室2内に連通さ
れた円筒体状の取付け孔部14にヒートシールド
10を介して装着され、その燃焼室側外壁13a
はヒートシールド10の下り返された環状の爪部
10aに係止される。このノズル本体13の内側
には、第4図に示すように燃料ポンプから燃料が
圧送される燃料供給通孔15が形成され、この供
給通孔15は、燃焼室2側に順次縮径された錘体
面状の弁座面16を介して、燃焼室2内に燃料を
噴射すべく形成された主噴口6に連通される。ま
た弁座面16の途中には、主噴口6から分岐させ
てノズル本体13の径方向外方へ比較的径小な副
噴口17,18が形成される。このように形成さ
れたノズル本体13内には、供給通孔15側から
主噴口6に亘つて針弁9が設けられる。
に区画形成された渦流燃焼室であり、この燃焼室
2には圧縮空気の渦流Sが生成されると共にその
室内に燃料を噴射するための燃料噴射ノズル12
が設けられる。この噴射ノズル12は、その外殻
を形成するノズル本体13が燃焼室2内に連通さ
れた円筒体状の取付け孔部14にヒートシールド
10を介して装着され、その燃焼室側外壁13a
はヒートシールド10の下り返された環状の爪部
10aに係止される。このノズル本体13の内側
には、第4図に示すように燃料ポンプから燃料が
圧送される燃料供給通孔15が形成され、この供
給通孔15は、燃焼室2側に順次縮径された錘体
面状の弁座面16を介して、燃焼室2内に燃料を
噴射すべく形成された主噴口6に連通される。ま
た弁座面16の途中には、主噴口6から分岐させ
てノズル本体13の径方向外方へ比較的径小な副
噴口17,18が形成される。このように形成さ
れたノズル本体13内には、供給通孔15側から
主噴口6に亘つて針弁9が設けられる。
針弁9は、主に主噴口6を開閉するための軸体
状の第1弁体部9aと、供給通孔15を開閉する
ための錘体状の第2弁体部9bとを備えている。
針弁9は図示されない作動機構によりクランク角
に追従して且つ負荷状態に応じてリフト量で往復
作動されるように構成される。第1弁体部9a
は、必要燃料が少なく針弁9のリフト量が小さい
とき、即ち、アイドリング時や低負荷時等主噴口
6を閉成状態に維持し得る深さで主噴口6に挿通
される。他方、第2弁体部9bは、上記弁座面1
6にその周方向に沿つて略線触媒の状態で着座さ
れ、針弁9の往復動に常時追従して供給通孔15
を開閉するように構成される。
状の第1弁体部9aと、供給通孔15を開閉する
ための錘体状の第2弁体部9bとを備えている。
針弁9は図示されない作動機構によりクランク角
に追従して且つ負荷状態に応じてリフト量で往復
作動されるように構成される。第1弁体部9a
は、必要燃料が少なく針弁9のリフト量が小さい
とき、即ち、アイドリング時や低負荷時等主噴口
6を閉成状態に維持し得る深さで主噴口6に挿通
される。他方、第2弁体部9bは、上記弁座面1
6にその周方向に沿つて略線触媒の状態で着座さ
れ、針弁9の往復動に常時追従して供給通孔15
を開閉するように構成される。
副噴口17,18はその入口側がこれら弁座面
16と第2弁体部9bとの間に形成され主噴口6
閉成時にあつても供給通孔15から燃料が供給さ
れる間隙Cに連通される。そして、アイドリング
時等噴射燃料の量が少い場合にあつては、これら
副噴口17,18のみから燃料噴射が行なわれる
ように構成される。
16と第2弁体部9bとの間に形成され主噴口6
閉成時にあつても供給通孔15から燃料が供給さ
れる間隙Cに連通される。そして、アイドリング
時等噴射燃料の量が少い場合にあつては、これら
副噴口17,18のみから燃料噴射が行なわれる
ように構成される。
本実施例にあつては、上記提案に係る噴射ノズ
ルの副噴口を分割した如く、2つの副噴口17,
18が設けられ、供給通孔15から供給される1
サイクル分の燃料を分配して噴射するように構成
される。
ルの副噴口を分割した如く、2つの副噴口17,
18が設けられ、供給通孔15から供給される1
サイクル分の燃料を分配して噴射するように構成
される。
このように構成された副噴口17,18のうち
の一方の副噴口17の噴出端17aに臨ませて燃
料貯室11が設けられる。本実施例にあつては、
ノズル本体13の燃焼室側外壁13aを係止すべ
く折り返され、燃焼室2の内壁2aの一部分を構
成するヒートシールド10の爪部10aに形成さ
れる。この燃焼貯室11は、副噴口17に相対向
すべく開口された有底孔もしくは溝等の凹部とし
て形成され、副噴口17から噴射される霧状の燃
料を受容して液化状態で貯留するように構成され
る。
の一方の副噴口17の噴出端17aに臨ませて燃
料貯室11が設けられる。本実施例にあつては、
ノズル本体13の燃焼室側外壁13aを係止すべ
く折り返され、燃焼室2の内壁2aの一部分を構
成するヒートシールド10の爪部10aに形成さ
れる。この燃焼貯室11は、副噴口17に相対向
すべく開口された有底孔もしくは溝等の凹部とし
て形成され、副噴口17から噴射される霧状の燃
料を受容して液化状態で貯留するように構成され
る。
他方、第3図及び第4図に示す如く、他の副噴
口18は、その噴出端18aが燃焼室2内に生成
される渦流Sの下流方向の内壁2aに臨ませて形
成され、噴出される燃料Fを内壁2aに沿つて薄
い液膜Lとして流し渦流Sによる蒸気化・混合気
化が抑制されるように構成される。またこれら副
噴口17,18の噴出端17a,18aには径小
に形成され、殊に内壁2aに臨む副噴口18から
噴出される燃料の粒径を細くして液膜Lが蒸発さ
れ易く形成される。即ち、燃料を液膜化し且つそ
の液膜Lを渦粒Sの下流側へ流すことにより、燃
料の蒸気化・混合気化を抑制することができる
が、燃料の蒸発が著しく損なわれると燃焼後未燃
分として排出されることになるため、液膜Lを薄
くし、且つ粒径を細くすることで燃料の蒸気化を
補い、これらのバランスをとつてHC等の悪化を
抑制しつつ緩慢燃焼を達成するものである。
口18は、その噴出端18aが燃焼室2内に生成
される渦流Sの下流方向の内壁2aに臨ませて形
成され、噴出される燃料Fを内壁2aに沿つて薄
い液膜Lとして流し渦流Sによる蒸気化・混合気
化が抑制されるように構成される。またこれら副
噴口17,18の噴出端17a,18aには径小
に形成され、殊に内壁2aに臨む副噴口18から
噴出される燃料の粒径を細くして液膜Lが蒸発さ
れ易く形成される。即ち、燃料を液膜化し且つそ
の液膜Lを渦粒Sの下流側へ流すことにより、燃
料の蒸気化・混合気化を抑制することができる
が、燃料の蒸発が著しく損なわれると燃焼後未燃
分として排出されることになるため、液膜Lを薄
くし、且つ粒径を細くすることで燃料の蒸気化を
補い、これらのバランスをとつてHC等の悪化を
抑制しつつ緩慢燃焼を達成するものである。
次に本発明の作用について述べる。
第3図及び第4図に示す如く、アイドリング
時、低負荷時にあつては、針弁9が往復動され第
2弁体部9bが燃料供給通孔15を開閉して間〓
Cに燃料を供給するも第1弁体部9aは主噴口6
を閉成状態に維持することとなり、1サイクル分
の燃料は各副噴口17,18から分配して噴射さ
れる。燃料貯室11に臨む副噴口17から噴射さ
れる霧状の燃料は貯室11内に受容され、噴射時
の燃焼には供されず液化状態で貯留される。ここ
に貯留された燃料は次サイクルの圧縮行程におい
て、燃料噴射に先立つて圧縮熱により加熱され蒸
気化して燃焼室2内に流出されて着火燃焼され燃
焼室2内温度上昇に寄与してその後噴射される燃
料の着火性を向上して着火遅れを防止でき、アイ
ドリング時等の騒音を可及的に抑制することがで
きる。これに際して、副噴口17から噴射され燃
料貯室11に貯留される燃料量は他の副噴口18
に分配されることから過多となることはなく、燃
料噴射前に的確且つ充分に蒸発されてほとんど完
全燃焼させ着火性向上に寄与されることができ、
燃焼過程で未燃分として残留するのを可及的に抑
止してHC、CO等の悪化を防止することができ
る。これに対して、他の副噴口18から噴射され
る燃料は、噴射後即座に燃焼室2の内壁2aに広
範な薄い液膜Lを形成する。これに際して、液膜
Lの形成方向は渦流Sの下流側、即ち渦流Sの流
れ方向と同方向であるから、液膜Lが高温な圧縮
空気の渦流Sにより内壁2aから剥がされるのを
可及的に抑制できる。しかし、全く燃料の蒸気化
が阻止されるわけではなく、副噴口18が径小に
形成されることから粒径自体が比較的細く、且つ
広範囲に薄膜状に流すので液膜L自体は蒸発し易
い状態となつている。従つて上述した如く前サイ
クルで貯留された燃料が圧縮行程で燃焼して燃焼
室2内の温度を高めることにより、壁面から蒸気
化してくる燃料が着火燃焼され、緩慢な燃焼プロ
セスを辿ることになる。このような緩慢燃焼は更
にシリンダ室3内の圧力上昇率を押え、騒音・振
動を抑制できる。これに際して、内壁2aに流れ
る燃料は薄膜且つ細粒であり、HC等の悪化をこ
の面からも抑制できる。
時、低負荷時にあつては、針弁9が往復動され第
2弁体部9bが燃料供給通孔15を開閉して間〓
Cに燃料を供給するも第1弁体部9aは主噴口6
を閉成状態に維持することとなり、1サイクル分
の燃料は各副噴口17,18から分配して噴射さ
れる。燃料貯室11に臨む副噴口17から噴射さ
れる霧状の燃料は貯室11内に受容され、噴射時
の燃焼には供されず液化状態で貯留される。ここ
に貯留された燃料は次サイクルの圧縮行程におい
て、燃料噴射に先立つて圧縮熱により加熱され蒸
気化して燃焼室2内に流出されて着火燃焼され燃
焼室2内温度上昇に寄与してその後噴射される燃
料の着火性を向上して着火遅れを防止でき、アイ
ドリング時等の騒音を可及的に抑制することがで
きる。これに際して、副噴口17から噴射され燃
料貯室11に貯留される燃料量は他の副噴口18
に分配されることから過多となることはなく、燃
料噴射前に的確且つ充分に蒸発されてほとんど完
全燃焼させ着火性向上に寄与されることができ、
燃焼過程で未燃分として残留するのを可及的に抑
止してHC、CO等の悪化を防止することができ
る。これに対して、他の副噴口18から噴射され
る燃料は、噴射後即座に燃焼室2の内壁2aに広
範な薄い液膜Lを形成する。これに際して、液膜
Lの形成方向は渦流Sの下流側、即ち渦流Sの流
れ方向と同方向であるから、液膜Lが高温な圧縮
空気の渦流Sにより内壁2aから剥がされるのを
可及的に抑制できる。しかし、全く燃料の蒸気化
が阻止されるわけではなく、副噴口18が径小に
形成されることから粒径自体が比較的細く、且つ
広範囲に薄膜状に流すので液膜L自体は蒸発し易
い状態となつている。従つて上述した如く前サイ
クルで貯留された燃料が圧縮行程で燃焼して燃焼
室2内の温度を高めることにより、壁面から蒸気
化してくる燃料が着火燃焼され、緩慢な燃焼プロ
セスを辿ることになる。このような緩慢燃焼は更
にシリンダ室3内の圧力上昇率を押え、騒音・振
動を抑制できる。これに際して、内壁2aに流れ
る燃料は薄膜且つ細粒であり、HC等の悪化をこ
の面からも抑制できる。
尚、通常運転から高負荷運転にあつては、針弁
9により主噴口6が開放され渦流Sによる混合気
化が促進された状態で燃焼が行われる。これに際
しても副噴口17,18から若干燃料が噴射され
ることになるが、全噴射燃料量に対し少量であ
り、且つ又燃焼室2内は非常に高温となるので悪
影響を及ぼすことはない。
9により主噴口6が開放され渦流Sによる混合気
化が促進された状態で燃焼が行われる。これに際
しても副噴口17,18から若干燃料が噴射され
ることになるが、全噴射燃料量に対し少量であ
り、且つ又燃焼室2内は非常に高温となるので悪
影響を及ぼすことはない。
[変形実施例]
第5図には、上記実施例の変形例が示されてい
る。
る。
第5図に示すものは、上記実施例におけるノズ
ル本体13に、前期渦流燃焼室2内に生起される
渦流Sの下流側に、渦流燃焼室内壁面2aと滑ら
かに連続され、更に前記副噴口18と接線方向に
連なるようにガイド面19を形成し、前記副噴口
18から噴射される燃料を、前記ガイド面19及
び前記渦流燃焼室内壁面2aに沿つて薄い液膜を
形成するように流すものである。本変形例にあつ
ては、また副噴口18から噴射される燃料を即座
に壁面たるガイド面19に付着させて流すことが
でき、燃料が内壁2aに到達するまでの間に渦流
Sに巻込まれて蒸気化、混合気化するのを抑制で
き、急速燃焼を更に緩和できる。また、このガイ
ド面19は、副噴口18が形成されるノズル本体
13に一体的に形成するので、製作上はガイド面
19に沿つて副噴口18を穿設でき、精度が要求
される副噴口18とガイド面19との接続部を的
確且つ滑らかに加工することができる。
ル本体13に、前期渦流燃焼室2内に生起される
渦流Sの下流側に、渦流燃焼室内壁面2aと滑ら
かに連続され、更に前記副噴口18と接線方向に
連なるようにガイド面19を形成し、前記副噴口
18から噴射される燃料を、前記ガイド面19及
び前記渦流燃焼室内壁面2aに沿つて薄い液膜を
形成するように流すものである。本変形例にあつ
ては、また副噴口18から噴射される燃料を即座
に壁面たるガイド面19に付着させて流すことが
でき、燃料が内壁2aに到達するまでの間に渦流
Sに巻込まれて蒸気化、混合気化するのを抑制で
き、急速燃焼を更に緩和できる。また、このガイ
ド面19は、副噴口18が形成されるノズル本体
13に一体的に形成するので、製作上はガイド面
19に沿つて副噴口18を穿設でき、精度が要求
される副噴口18とガイド面19との接続部を的
確且つ滑らかに加工することができる。
本変形例にあつても上記実施例と同様な効果を
奏することは勿論である。
奏することは勿論である。
尚、本発明で採用される燃料噴射ノズル12
は、着火性を向上させるために、主噴口6から燃
料を噴射する前に予行噴射を行う所謂“ピント
ウ・ノズル”と類似するが、その作用・効果を全
く異にするものである。ピントウ・ノズルがその
副噴口を渦流の上流側に臨ませて主噴口からの噴
射前予め燃料を噴射しその混合気化を促進させて
着火性を向上させる機能を有するように使用され
るのに対して、本発明に採用されるノズル12の
副噴口18はアイドリング時等の燃料噴射用とし
て機能し、且つ渦流Sの下流側の内壁2aに沿つ
て混合気化を抑える燃料の液膜Lを形成するもの
である。
は、着火性を向上させるために、主噴口6から燃
料を噴射する前に予行噴射を行う所謂“ピント
ウ・ノズル”と類似するが、その作用・効果を全
く異にするものである。ピントウ・ノズルがその
副噴口を渦流の上流側に臨ませて主噴口からの噴
射前予め燃料を噴射しその混合気化を促進させて
着火性を向上させる機能を有するように使用され
るのに対して、本発明に採用されるノズル12の
副噴口18はアイドリング時等の燃料噴射用とし
て機能し、且つ渦流Sの下流側の内壁2aに沿つ
て混合気化を抑える燃料の液膜Lを形成するもの
である。
[発明の効果]
以上要するに本発明によれば、次の如き優れた
効果を発揮する。
効果を発揮する。
(1) アイドリング時、低負荷時等に燃料を噴射さ
せるための副噴口を2個設けると共に一方の副
噴口から噴射される燃料の一部を貯留する燃料
貯室を渦流の上流側に設け設け、この燃料貯室
の燃料を次サイクルの燃料噴射前、圧縮行程に
おいて燃焼室内の温度上昇に寄与させるように
したので、可及的に着火遅れを防止でき騒音・
振動を低減させることができる。
せるための副噴口を2個設けると共に一方の副
噴口から噴射される燃料の一部を貯留する燃料
貯室を渦流の上流側に設け設け、この燃料貯室
の燃料を次サイクルの燃料噴射前、圧縮行程に
おいて燃焼室内の温度上昇に寄与させるように
したので、可及的に着火遅れを防止でき騒音・
振動を低減させることができる。
(2) また他方の副噴口の噴射端を渦流の下流側の
渦流燃焼室内壁に臨ませて、これより噴射され
る燃料を内壁に沿つて流して液膜を形成させる
ようにしたので、過剰な蒸気化・混合気化を抑
制して順次緩慢な燃焼を達成でき、この面から
も騒音・振動を大幅に低減できる。
渦流燃焼室内壁に臨ませて、これより噴射され
る燃料を内壁に沿つて流して液膜を形成させる
ようにしたので、過剰な蒸気化・混合気化を抑
制して順次緩慢な燃焼を達成でき、この面から
も騒音・振動を大幅に低減できる。
(3) 更に、副噴口から噴射される燃料を分配し、
燃料貯室内の燃料過多に基く過剰な蒸発燃焼割
り合いを低減できるとともに、可及的に広範囲
に細粒化した燃料の噴霧によつて薄い液膜を形
成してその蒸発化を補うことができ、可及的に
未燃分の発生を抑えてHC、CO等の悪化を抑止
できる。
燃料貯室内の燃料過多に基く過剰な蒸発燃焼割
り合いを低減できるとともに、可及的に広範囲
に細粒化した燃料の噴霧によつて薄い液膜を形
成してその蒸発化を補うことができ、可及的に
未燃分の発生を抑えてHC、CO等の悪化を抑止
できる。
(4) 構造が簡単で容易に採用し得る。
第1図は従来例を示す側断面図、第2図は検討
された実施例を示す側断面図、第3図は本発明の
好適一実施例を示す側断面図、第4図は第3図の
要部拡大断面図、第5図は変形実施例を示す側断
面図である。 図中、2は渦流燃焼室、2aはその内壁、6は
主噴口、11は燃料貯室、12は噴射ノズル、1
7,18は副噴口、17a,18aはそれらの噴
出端、Fは燃料、Sは渦流である。
された実施例を示す側断面図、第3図は本発明の
好適一実施例を示す側断面図、第4図は第3図の
要部拡大断面図、第5図は変形実施例を示す側断
面図である。 図中、2は渦流燃焼室、2aはその内壁、6は
主噴口、11は燃料貯室、12は噴射ノズル、1
7,18は副噴口、17a,18aはそれらの噴
出端、Fは燃料、Sは渦流である。
Claims (1)
- 1 渦流燃焼室2に臨ませて、主噴口6及び2個
に分割された副噴口17,18を備える燃料噴射
ノズル12を取り付け、前記燃料噴射ノズル12
は、機関アイドリング時を含む低負荷時に、主噴
口6を閉じて副噴口17,18のみを開放するよ
うに構成され、前記副噴口のうち一方の副噴口1
7は、この副噴口17から噴射される燃料の一部
を受け入れて液状態で貯留するように、前記渦粒
燃焼室2内に生起される渦流の上流側に形成され
た燃料貯室11に臨ませられると共に、前記副噴
口のうち他方の副噴口18は、前記渦流燃焼室2
内に生起される渦流の下流側の渦流燃焼室内壁面
2aに近接して臨ませられたことを特徴とする渦
流燃焼室式デイーゼル機関。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7638883A JPS59201921A (ja) | 1983-04-30 | 1983-04-30 | 渦流燃焼室式デイ−ゼル機関 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7638883A JPS59201921A (ja) | 1983-04-30 | 1983-04-30 | 渦流燃焼室式デイ−ゼル機関 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59201921A JPS59201921A (ja) | 1984-11-15 |
| JPH0583731B2 true JPH0583731B2 (ja) | 1993-11-29 |
Family
ID=13603940
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7638883A Granted JPS59201921A (ja) | 1983-04-30 | 1983-04-30 | 渦流燃焼室式デイ−ゼル機関 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59201921A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CH669015A5 (de) * | 1986-02-12 | 1989-02-15 | Sulzer Ag | Einrichtung zum wahlweisen einspritzen von dieseloel und zuendoel in den brennraum einer mit dieseloel oder mit gas als hauptbrennstoff betriebenen hubkolbenbrennkraftmaschine. |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5841218A (ja) * | 1981-09-04 | 1983-03-10 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | 圧縮着火式内燃機関の燃焼促進装置 |
-
1983
- 1983-04-30 JP JP7638883A patent/JPS59201921A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59201921A (ja) | 1984-11-15 |
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