JPH058424U - 上下限警報装置 - Google Patents
上下限警報装置Info
- Publication number
- JPH058424U JPH058424U JP5545091U JP5545091U JPH058424U JP H058424 U JPH058424 U JP H058424U JP 5545091 U JP5545091 U JP 5545091U JP 5545091 U JP5545091 U JP 5545091U JP H058424 U JPH058424 U JP H058424U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本考案は、無意味な上下限警報を無くすことが
でき、信頼性の高い監視を実現できる上下限警報装置を
提供することを目的とする。 【構成】本考案は、測定値や操作量といった被監視量を
所定の周期でサンプリングして異常を監視する上下限警
報装置において、被監視量と設定された警報値との差で
ある警報差を求める警報差算出手段11と、被監視量の
今回値と前回値との差である変化差を求める変化差算出
手段12,13と、警報差と変化差とに基づいて異常度
を求める異常度決定手段14と、異常度と設定された判
定値とを比較する比較手段15とを具備してなる。
でき、信頼性の高い監視を実現できる上下限警報装置を
提供することを目的とする。 【構成】本考案は、測定値や操作量といった被監視量を
所定の周期でサンプリングして異常を監視する上下限警
報装置において、被監視量と設定された警報値との差で
ある警報差を求める警報差算出手段11と、被監視量の
今回値と前回値との差である変化差を求める変化差算出
手段12,13と、警報差と変化差とに基づいて異常度
を求める異常度決定手段14と、異常度と設定された判
定値とを比較する比較手段15とを具備してなる。
Description
【0001】
本考案は、計測・制御の分野で用いられプラントの異常を知らせるための上下 限警報装置に関する。
【0002】
制御対象となるプロセスの測定値とプロセスに応じて予め設定された上限値又 は下限値とを比較して、測定値が上限値を越えた場合、又は下限値を下回った時 に警報を出力してプラントの異常を知らせる上下限警報装置が知られている。な お、上限警報と下限警報とは考え方が同じなので、以下、上限警報について説明 する。 従来の上限警報装置の構成例が図5に示されている。
【0003】 測定値PVが比較器1に入力されて、そこで比較器1に予め設定されている上 限値PHと比較され、測定値PVが上限値PHを越えたときに上限警報を出力す るように構成されている。
【0004】 また、比較器1の出力をONディレータイマー2に入力して、測定値PVが上 限値PHを越えた時点でONディレータイマー2を動作させ、一定時間T経過し たところで初めて上限警報(タイマー付上限警報)を出力するように構成されて いる。
【0005】 図6に、通常の上限警報とタイマー付上限警報それぞれの出力タイミングを示 している。通常の上限警報は、測定値PVが上限値PHを越えてから再び上限値 PHを下回るまで出力される。一方、タイマー付上限警報は、測定値PVが上限 値PHを越えてから一定時間T経過したときに、測定値PVが上限値PHを下回 っていれば警報は出力されない。これにより、測定値PVが上限値PH近傍を揺 らぐことによる誤警報を防止することができる。
【0006】 ところが、タイマー付上限警報であっても、図6に示すように、測定値PVが 下降傾向にありもう少し時間が経過すれば確実に上限値PHを下回るような場合 にも警報が出力されてしまう。
【0007】
このように、従来の上下限警報装置は、測定値が下降傾向にあっても上限警報 が出され、また測定値が上昇傾向にあっても下限警報が出力され、実際のプラン トの傾向に即した監視がなされない可能性があった。
【0008】 本考案は以上のような実情に鑑みてなされたもので、被監視量の変化をアナロ グ的に判断できて実際のプラントの傾向に即した監視を実現し、無意味な警報出 力を防止した上下限警報装置を提供することを目的とする。
【0009】
本考案は上記目的を達成するために、測定値や操作量等の被監視量を所定の周 期でサンプリングして異常を監視する上下限警報装置において、前記被監視量と 設定された警報値との差である警報差を求める警報差算出手段と、前記被監視量 の今回値と前回値との差である変化差を求める変化差算出手段と、前記警報差と 前記変化差とに基づいて異常度を求める異常度決定手段と、前記異常度と設定さ れた判定値とを比較する比較手段とを具備するものとした。
【0010】
以上の手段が講じられた本考案によれば、被監視量と警報値との差が警報差算 出手段で求められ、被監視量の今回値と前回値との差が変化差算出手段で求めら れる。この警報差と変化差とが異常度決定手段にそれぞれ入力され、そこで警報 差と変化差とから測定値や操作量等の被監視量の変化がアナログ的に表される異 常度が求められる。そして、この異常度と判定値とが比較手段で比較されて現在 の状態がアナログ的に判断されるものとなる。
【0011】
以下、本考案の一実施例について図1〜図3を参照して説明する。 図1には本考案の一実施例に係る上限警報装置の構成が示されている。
【0012】 本実施例は、プラントから所定周期でサンプリングされる測定値PVn が、警 報差算出手段として減算器11と、変化差算出手段としてのホールド回路12及 び減算器13にそれぞれ入力される。減算器11には上限値PHが設定されてい て、測定値PVn から上限値PHを減算して警報差(PVn −PH)を求めるも のである。また、減算器11は今回の測定値PVn からホールド回路12より与 えられる前回の測定値PVn-1 を減算して変化差(PVn −PVn-1 )を求める ものである。警報差及び変化差は異常度決定手段としての異常度演算装置14に 入力され、ここで決定された異常度はさらに比較手段としての比較器15に入力 される。比較器15には判定値αが設定されていて、異常度と判定値αとを比較 することによりプラントの状態を監視し、異常度が判定値αを越えたときに上限 警報を出力するように構成されている。
【0013】 異常度演算装置14は、図2に示すテーブルを用いて異常度を決定する。なお 、異常度の値は0〜1.0 まで可変で、試験または現地での試運転の段階で設定す る。また、警報差(PVn −PH),変化差(PVn −PVn-1 )は、対象プロ セスにより分割数,幅,単位を決定する。 次に、以上のように構成された本実施例の動作について説明する。 なお、測定値PVは図3に示すように推移し、判定値αは異常度0.6 の大きさ に設定されているものとする。
【0014】 本実施例では、警報差(PVn −PH)が減算器11で求められ、変化差(P Vn −PVn-1 )が減算器13で求められ、それらの値が異常度演算装置14に それぞれ入力される。異常度演算装置14では図2に示すように設定されたテー ブルに基づいて異常度が求められる。この異常度は、図3に示されるように、測 定値PVに比例してアナログ的に変化する。測定値PVが上限値PHを越える時 刻t1では、異常値は0.4 であるので比較器15において判定値αを越えないた め上限警報は出力されない。また、測定値PVがピークから下降傾向にある時刻 t2(前記したタイマ付上限警報が出力される時刻)では、異常度は0.3 である ので上限警報は出力されない。さらに、時刻t1からt2の間で測定値PVがピ ークに達して異常度も大きくなるが、判定値αを越えていないため、上限警報は 出力されない。すなわち、測定値PVが上限値PHを越えてからタイマー設定時 間T経過したときに測定値PVが上限値PH以上であっても、下降傾向にあって もう少しで上限値PHを下回るようなときには、上限警報は出力されない。
【0015】 なお、時刻t1からt2の間で測定値PVが異常に上昇した場合には、異常度 もそれに追従して上昇し判定値αを越えることとなるので、適切に上限警報が出 力される。前記したタイマ付上限警報では、この様な変化には追従できない。
【0016】 このように本実施例によれば、警報差(PVn −PH)と変化差(PVn −P Vn-1 )とから決定される異常度と、判定値αとを比較して上限警報の判断を行 うようにしたので、測定値PVの変化に即応したアナログ的な判断が可能となり 、無意味な上限警報を無くすことができ、より正確で信頼性の高い監視を実現す ることができる。 図4は上記一実施例の変形例の要部を示す図である。 本変形例は、測定値PVが上上限警報PHHを越えたときには、無条件で上限 警報を出力するようにした例である。
【0017】 すなわち、上限警報を出力する比較器15の出力と、測定値PVと上上限警報 値PHHとを比較する比較器16の出力とを、OR回路17に入力してここから 上限警報を出力するように構成する。 この変形例によれば、測定値PVが上上限警報PHHを越えるような危険な状 態では即座に上限警報が出力され、装置の信頼性を向上させることができる。 なお、前記一実施例及び変形例において、上限警報について述べてきたが、下 限警報にも同様に適用できるのは勿論である。 また、測定値の他に操作量のような被監視量の上下限警報にも適用できる。さ らに、上下限警報を出力せずに異常度で監視することもできる。
【0018】
以上詳記したように本考案によれば、測定値や操作量等の被監視量の変化に即 応したアナログ的な判断が可能となり、無意味な上下限警報を無くすことができ 、より正確で信頼性の高い監視を実現できる上下限警報装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る上限警報装置の構成
図。
図。
【図2】異常度決定のためのテーブル例を示す図。
【図3】一実施例に係る上限警報装置の動作説明図。
【図4】一実施例の変形例に係る上限警報装置の構成
図。
図。
【図5】従来の上限警報装置の構成図。
【図6】従来の上限警報装置の動作説明図。
11,13…減算器、12…ホールド回路、14…異常
度演算装置、15…比較器。
度演算装置、15…比較器。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 測定値や操作量等の被監視量を所定の周
期でサンプリングして異常を監視する上下限警報装置に
おいて、 前記被監視量と設定された警報値との差である警報差を
求める警報差算出手段と、前記被監視量の今回値と前回
値との差である変化差を求める変化差算出手段と、前記
警報差と前記変化差とに基づいて異常度を求める異常度
決定手段と、前記異常度と設定された判定値とを比較す
る比較手段と、 を具備したことを特徴とする上下限警報装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5545091U JPH058424U (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 上下限警報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5545091U JPH058424U (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 上下限警報装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH058424U true JPH058424U (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=12998941
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5545091U Pending JPH058424U (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 上下限警報装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH058424U (ja) |
-
1991
- 1991-07-17 JP JP5545091U patent/JPH058424U/ja active Pending
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