JPH0584784B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0584784B2 JPH0584784B2 JP62093345A JP9334587A JPH0584784B2 JP H0584784 B2 JPH0584784 B2 JP H0584784B2 JP 62093345 A JP62093345 A JP 62093345A JP 9334587 A JP9334587 A JP 9334587A JP H0584784 B2 JPH0584784 B2 JP H0584784B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- seismic isolation
- bundle material
- isolation device
- building
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Floor Finish (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は地震などを原因として建物が振動した
場合、建物内に構築した二重床の上床では振動入
力加速度が減衰するようにしたフリーアクセスフ
ロアに関する。
場合、建物内に構築した二重床の上床では振動入
力加速度が減衰するようにしたフリーアクセスフ
ロアに関する。
〈従来の技術〉
従来のコンピユータシステムやOA機器を設置
する床は、フリーアクセスフロアと称呼する二重
床になつており、建物本体の建物床上に支柱を立
設し、この支柱に床パネルを配置していた。
する床は、フリーアクセスフロアと称呼する二重
床になつており、建物本体の建物床上に支柱を立
設し、この支柱に床パネルを配置していた。
しかし、これだけでは地震力を低減させること
にはならないので、第1の手法として、バネ及び
オイルダンパーと組合わせた免震装置を建物床に
適宜配置し、これら免震装置間に梁を渡設組合わ
せ、この梁上に、床パネルを支承する短尺なペデ
スタルを立設固定し、ペデスタルの頂部に設けた
パネル受けを利用してペデスタル間に床パネルを
順次配列しながら上床を構築することとして、上
床の振動入力加速度を減衰させるフリーアクセス
フロアを構成するものがあつた。当該構成のフリ
ーアクセスフロアは、免震装置の作用を梁組で受
け、その上面に短尺なペデスタルを立設している
ので剛性が高く、しかも上記梁組全体を免震させ
るので、床パネルで構成した上床部分の揺れを大
いに低減できている。
にはならないので、第1の手法として、バネ及び
オイルダンパーと組合わせた免震装置を建物床に
適宜配置し、これら免震装置間に梁を渡設組合わ
せ、この梁上に、床パネルを支承する短尺なペデ
スタルを立設固定し、ペデスタルの頂部に設けた
パネル受けを利用してペデスタル間に床パネルを
順次配列しながら上床を構築することとして、上
床の振動入力加速度を減衰させるフリーアクセス
フロアを構成するものがあつた。当該構成のフリ
ーアクセスフロアは、免震装置の作用を梁組で受
け、その上面に短尺なペデスタルを立設している
ので剛性が高く、しかも上記梁組全体を免震させ
るので、床パネルで構成した上床部分の揺れを大
いに低減できている。
他方、第2の手法として、上述したような免震
装置を用いないで構成した「免振床」が提案され
ている(特開昭54−52822号公報参照)。この提案
は、底面を球面状とした基台と、この基台に下端
が垂直に固定され、上端がピン機構によつて床パ
ネルに結合された揺動支柱とから主に構成され、
基台及び揺動支柱を介して建物床上に床パネルを
支持するようにしている。そして球面状の基台に
より揺動支柱を“起き上がり小法師”のように揺
動可能とすることで、建物床に入力された地震動
などをこの揺動動作によつて吸収して床パネルを
免振するようにしている。当該提案にあつては、
日常において揺動支柱が揺動することを防止する
ために、滑り止と称するストツパを備えており、
日常は免振しないように構成されている。
装置を用いないで構成した「免振床」が提案され
ている(特開昭54−52822号公報参照)。この提案
は、底面を球面状とした基台と、この基台に下端
が垂直に固定され、上端がピン機構によつて床パ
ネルに結合された揺動支柱とから主に構成され、
基台及び揺動支柱を介して建物床上に床パネルを
支持するようにしている。そして球面状の基台に
より揺動支柱を“起き上がり小法師”のように揺
動可能とすることで、建物床に入力された地震動
などをこの揺動動作によつて吸収して床パネルを
免振するようにしている。当該提案にあつては、
日常において揺動支柱が揺動することを防止する
ために、滑り止と称するストツパを備えており、
日常は免振しないように構成されている。
〈発明が解決しようとする問題点〉
叙述、第1の手法による従来のフリーアクセス
フロアでは、免震装置間に組立架設した梁組の梁
成の分だけ建物床と床パネルとの間のクリアラン
スを広く確保する必要が生じ、高さ方向に空間の
無駄があつた。
フロアでは、免震装置間に組立架設した梁組の梁
成の分だけ建物床と床パネルとの間のクリアラン
スを広く確保する必要が生じ、高さ方向に空間の
無駄があつた。
また、免震装置は梁組重量も負担することにな
り、鉛直荷重に対する充分な耐力を保持した機能
が要求されていた。
り、鉛直荷重に対する充分な耐力を保持した機能
が要求されていた。
他方、第2の手法に係る上記提案は、相当大き
な水平振動が入力されたときには、第1の手法の
免震装置を組み込んだ場合と同等の免震効果を発
揮するものである。しかしながら、滑り止が解除
されるような相当の振動が建物床に入力されない
限りは、免震効果を得ることができない構成とな
つている。このため、免震装置を備えた第1の手
法のものでは、日常の微小振動も免震装置で吸収
でき、コンピユータシステムやOA機器に対して
好ましいのに対し、当該提案のものではこれを除
去することはできなかつた。
な水平振動が入力されたときには、第1の手法の
免震装置を組み込んだ場合と同等の免震効果を発
揮するものである。しかしながら、滑り止が解除
されるような相当の振動が建物床に入力されない
限りは、免震効果を得ることができない構成とな
つている。このため、免震装置を備えた第1の手
法のものでは、日常の微小振動も免震装置で吸収
でき、コンピユータシステムやOA機器に対して
好ましいのに対し、当該提案のものではこれを除
去することはできなかつた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであつ
て、その目的は、上記の2つの手法を組み合わせ
たハイブリツドな形態であつて、従来と遜色のな
い免震機能を確保できる一方で、梁を除去し、梁
成の分だけ有効空間を得るとともに、免震装置に
床構成上の材料荷重をできるだけ負担させず、し
かも簡易に組立可能なフリーアクセスフロアを提
供するにある。
て、その目的は、上記の2つの手法を組み合わせ
たハイブリツドな形態であつて、従来と遜色のな
い免震機能を確保できる一方で、梁を除去し、梁
成の分だけ有効空間を得るとともに、免震装置に
床構成上の材料荷重をできるだけ負担させず、し
かも簡易に組立可能なフリーアクセスフロアを提
供するにある。
〈問題点を解決するための手段〉
上記目的を達成するために、本発明のフリーア
クセスフロアは、建物床面に所定の間隔で整列配
置された支柱と、隣接する該支柱同士を互いに連
結する連結部材と、上記支柱の上端部に設けられ
て上床を形成する床パネルとから成り、上記支柱
は、束材と、該束材の下端部に設けられた台座と
から構成されると共に、該束材の上端部に継手器
具が設けられ、該束材下端部と該台座とはほぼ同
じ曲率の曲面に形成されて該束材が該台座上に前
後左右に揺動自在に載置され、且つ該束材上端部
と該継手器具とは着脱自在な球面継手を介して相
互に揺動可能に連結され、上記継手器具は、上記
床パネルが接合されるパネル担持溝が形成される
と共に、着脱自在な球面継手を介して上記連結部
材と相互に揺動可能に連結され、他方、上記建物
床面の上記支柱間位置には間欠的に免震装置が配
設され、該免震装置に最も近接する支柱には、該
免震装置の上端部に係脱可能に結合された連結棒
が連結されたことを特徴とする。
クセスフロアは、建物床面に所定の間隔で整列配
置された支柱と、隣接する該支柱同士を互いに連
結する連結部材と、上記支柱の上端部に設けられ
て上床を形成する床パネルとから成り、上記支柱
は、束材と、該束材の下端部に設けられた台座と
から構成されると共に、該束材の上端部に継手器
具が設けられ、該束材下端部と該台座とはほぼ同
じ曲率の曲面に形成されて該束材が該台座上に前
後左右に揺動自在に載置され、且つ該束材上端部
と該継手器具とは着脱自在な球面継手を介して相
互に揺動可能に連結され、上記継手器具は、上記
床パネルが接合されるパネル担持溝が形成される
と共に、着脱自在な球面継手を介して上記連結部
材と相互に揺動可能に連結され、他方、上記建物
床面の上記支柱間位置には間欠的に免震装置が配
設され、該免震装置に最も近接する支柱には、該
免震装置の上端部に係脱可能に結合された連結棒
が連結されたことを特徴とする。
〈作用〉
本発明の作用について説明する。本発明の作用
は、免震装置の上端部に係脱可能に結合された連
結棒が免震装置から離脱する大振動入力時と、連
結棒で免震装置と支柱とが連結されている状態に
ある日常振動時との2つに分かれる。
は、免震装置の上端部に係脱可能に結合された連
結棒が免震装置から離脱する大振動入力時と、連
結棒で免震装置と支柱とが連結されている状態に
ある日常振動時との2つに分かれる。
まず前者について述べると、建物床面に配置し
た支柱は、これを構成する束材の下端部と台座と
がほぼ同じ曲率の曲面とされて前後左右に揺動自
在であり、また束材の上端部には、継手器具が球
面継手を介して揺動自在に連結されて、結局この
継手器具に接合される床パネルは、建物床面に対
し相対的に水平移動できるようになつている。そ
してこのような機能を有する支柱が、床パネルを
支持するために建物床面に整列配置され、この際
支柱同士は、それぞれの揺動動作を阻害しないよ
うに、逆に支柱相互の揺動動作の関連性を確保し
て床パネルの水平移動を円滑にするために、球面
継手を介して連結部材により相互に連結されてい
る。これにより、上記従来の第2の手法と遜色の
ない免震効果を得ることができて、地震動などが
入力されて建物床面が水平方向に振動しても、支
柱の揺動動作によつてこの水平振動は遮断され、
床パネルを静止状態に維持できる。
た支柱は、これを構成する束材の下端部と台座と
がほぼ同じ曲率の曲面とされて前後左右に揺動自
在であり、また束材の上端部には、継手器具が球
面継手を介して揺動自在に連結されて、結局この
継手器具に接合される床パネルは、建物床面に対
し相対的に水平移動できるようになつている。そ
してこのような機能を有する支柱が、床パネルを
支持するために建物床面に整列配置され、この際
支柱同士は、それぞれの揺動動作を阻害しないよ
うに、逆に支柱相互の揺動動作の関連性を確保し
て床パネルの水平移動を円滑にするために、球面
継手を介して連結部材により相互に連結されてい
る。これにより、上記従来の第2の手法と遜色の
ない免震効果を得ることができて、地震動などが
入力されて建物床面が水平方向に振動しても、支
柱の揺動動作によつてこの水平振動は遮断され、
床パネルを静止状態に維持できる。
次に後者について説明すると、上記のように配
設した支柱に対して、支柱間位置に間欠的に従来
の第1の手法のものと同様に機能する免震装置を
配設し、当該免震装置に最も近接している支柱に
は、建物床面側とは反対側となる免震装置の上端
部に対して係脱可能に結合された連結棒を連結す
る。この構成は、外部から建物床面に入力される
日常の微小振動が建物床面から床パネルへ伝達さ
れることを免震装置で阻止して従来の第1の手法
において得ることができた作用を確保できると共
に、建物床面から支柱を介して入力される振動
を、連結棒によつて免震装置に伝達することで支
柱をも免震し、全般的に建物床面から床パネルへ
の振動入力を抑制できる一方で、さらに加えて、
床パネル上での人員の移動などで支柱が揺動する
可能性を免震装置側で規制することもできる。す
なわち、本発明に用いられる免震装置は、その本
来の機能である振動吸収作用に加えて、係脱可能
な連結棒を介しての支柱との連結構成により、揺
動可能性のある支柱のストツパとしても機能でき
るようになつている。
設した支柱に対して、支柱間位置に間欠的に従来
の第1の手法のものと同様に機能する免震装置を
配設し、当該免震装置に最も近接している支柱に
は、建物床面側とは反対側となる免震装置の上端
部に対して係脱可能に結合された連結棒を連結す
る。この構成は、外部から建物床面に入力される
日常の微小振動が建物床面から床パネルへ伝達さ
れることを免震装置で阻止して従来の第1の手法
において得ることができた作用を確保できると共
に、建物床面から支柱を介して入力される振動
を、連結棒によつて免震装置に伝達することで支
柱をも免震し、全般的に建物床面から床パネルへ
の振動入力を抑制できる一方で、さらに加えて、
床パネル上での人員の移動などで支柱が揺動する
可能性を免震装置側で規制することもできる。す
なわち、本発明に用いられる免震装置は、その本
来の機能である振動吸収作用に加えて、係脱可能
な連結棒を介しての支柱との連結構成により、揺
動可能性のある支柱のストツパとしても機能でき
るようになつている。
そして以上のことから明らかなように、従来の
梁組を排除した形態でありながら、必要且つ十分
な免震機構で上床を十分に免震支持することがで
き、梁組の排除による有効空間の確保、並びに免
震装置にあつては連結棒のみが連結されるだけで
あることから、免震装置に対する荷重負担の排除
を達成できる。
梁組を排除した形態でありながら、必要且つ十分
な免震機構で上床を十分に免震支持することがで
き、梁組の排除による有効空間の確保、並びに免
震装置にあつては連結棒のみが連結されるだけで
あることから、免震装置に対する荷重負担の排除
を達成できる。
また、本願発明を構成する継手器具は、床パネ
ルを支柱に接合させる機能、連結部材を支柱に対
して連結させる機能、および建物床面に対する床
パネルの相対水平移動を確保すべく支柱の上端部
に対して揺動自在に取り付けられる機能という多
機能なものであり、このように継手器具に機能・
構造を集中させることによりフリーアクセスフロ
アの組立作業性を向上させることができる。
ルを支柱に接合させる機能、連結部材を支柱に対
して連結させる機能、および建物床面に対する床
パネルの相対水平移動を確保すべく支柱の上端部
に対して揺動自在に取り付けられる機能という多
機能なものであり、このように継手器具に機能・
構造を集中させることによりフリーアクセスフロ
アの組立作業性を向上させることができる。
〈実施例〉
以下、本発明の好適な実施例について図面を参
照にして詳細に説明する。添付図面から明らかな
ように本実施例は基本的には、建物床面2に所定
の間隔で整列配置された支柱3,3′と、隣接す
る支柱3,3′同士を互いに連結する連結部材1
4と、支柱3,3′の上端部に設けられて上床を
形成する床パネル8とから成り、支柱3,3′は、
束材5と、束材5の下端部に設けられた台座とか
ら構成されると共に、束材5の上端部に継手器具
6が設けられ、束材5下端部と台座4とはほぼ同
じ曲率の曲面に形成されて束材5が台座4上に前
後左右に揺動自在に載置され、且つ束材5上端部
と継手器具6とは着脱自在な球面継手15,1
6,17を介して相互に揺動可能に連結され、継
手器具6は、床パネル8が接合されるパネル担持
溝9が形成されると共に、着脱自在な球面継手
7,13を介して連結部材14と相互に揺動可能
に連結され、他方、建物床面2の支柱3,3′間
位置には間欠的に免震装置25が配設され、免震
装置25に最も近接する支柱3には、免震装置2
5の上端部に係脱可能に結合された連結棒27が
連結されて構成される。
照にして詳細に説明する。添付図面から明らかな
ように本実施例は基本的には、建物床面2に所定
の間隔で整列配置された支柱3,3′と、隣接す
る支柱3,3′同士を互いに連結する連結部材1
4と、支柱3,3′の上端部に設けられて上床を
形成する床パネル8とから成り、支柱3,3′は、
束材5と、束材5の下端部に設けられた台座とか
ら構成されると共に、束材5の上端部に継手器具
6が設けられ、束材5下端部と台座4とはほぼ同
じ曲率の曲面に形成されて束材5が台座4上に前
後左右に揺動自在に載置され、且つ束材5上端部
と継手器具6とは着脱自在な球面継手15,1
6,17を介して相互に揺動可能に連結され、継
手器具6は、床パネル8が接合されるパネル担持
溝9が形成されると共に、着脱自在な球面継手
7,13を介して連結部材14と相互に揺動可能
に連結され、他方、建物床面2の支柱3,3′間
位置には間欠的に免震装置25が配設され、免震
装置25に最も近接する支柱3には、免震装置2
5の上端部に係脱可能に結合された連結棒27が
連結されて構成される。
第1図は、本実施例の概略側面図が示されてお
り、フリーアクセスフロア1は、建物床面2に設
置され、建物床面2と相俟つて二重床に構成され
ている。
り、フリーアクセスフロア1は、建物床面2に設
置され、建物床面2と相俟つて二重床に構成され
ている。
支柱3は、台座4に束材5を立設して構成さ
れ、この束材5の上端部には継手器具6が設けら
れ、継手器具6には、着脱自在な球面継手、すな
わちプツトイン式のボールジヨイントを構成する
嵌合溝7と、床パネル8を嵌着するパネル担持溝
9が穿設されている。
れ、この束材5の上端部には継手器具6が設けら
れ、継手器具6には、着脱自在な球面継手、すな
わちプツトイン式のボールジヨイントを構成する
嵌合溝7と、床パネル8を嵌着するパネル担持溝
9が穿設されている。
フリーアクセスフロア1は、建物床面2上の縦
横方向へ支柱3を所定の間隔で整列配置し、その
上端部に設けた継手器具6のパネル担持溝9に床
パネル8を嵌着しながら順次に支柱3の間に床パ
ネル8を渡設して床パネル8による上床を構築す
ることで、構成される。
横方向へ支柱3を所定の間隔で整列配置し、その
上端部に設けた継手器具6のパネル担持溝9に床
パネル8を嵌着しながら順次に支柱3の間に床パ
ネル8を渡設して床パネル8による上床を構築す
ることで、構成される。
このフリーアクセスフロア1が設置される室内
壁面10からは、この壁面10と対向する床パネ
ル8の端縁上方を若干覆う延伸部11が水平に突
設され、また、この延伸部11下方で壁面10と
壁面10に最も近接している支柱3′の継手器具
6側面との間には、床パネル8で構成した上床を
水平方向に弾発して位置規制するためのコイルバ
ネ12が適宜に配置されている。
壁面10からは、この壁面10と対向する床パネ
ル8の端縁上方を若干覆う延伸部11が水平に突
設され、また、この延伸部11下方で壁面10と
壁面10に最も近接している支柱3′の継手器具
6側面との間には、床パネル8で構成した上床を
水平方向に弾発して位置規制するためのコイルバ
ネ12が適宜に配置されている。
他方、各支柱3,3′同士は、連結部材14の
両端部に形成した嵌合球体部13が継手器具6の
嵌合溝7に嵌合されることで、互いに連結され
る。
両端部に形成した嵌合球体部13が継手器具6の
嵌合溝7に嵌合されることで、互いに連結され
る。
第2図及び第3図に、支柱3と連結部材14と
について詳しく示しており、これについて説明す
る。束材5の上端部は球面継手、すなわちボール
ジヨイントを構成するために球体15に形成され
ている。この球体15の球面形状に合致する凹曲
面16が、継手器具6の裏面の中心部分に形成さ
れ、球体15の頂面を凹曲面16に当接させた状
態で、球体15とほぼ同半径の内面を有してこれ
を緩く包む固定板17を、束材5の下方から上方
へ通して継手器具6の裏面にボルト18で止着
し、これにより束材5の上端部に継手器具6をボ
ールジヨイントするように構成されている。
について詳しく示しており、これについて説明す
る。束材5の上端部は球面継手、すなわちボール
ジヨイントを構成するために球体15に形成され
ている。この球体15の球面形状に合致する凹曲
面16が、継手器具6の裏面の中心部分に形成さ
れ、球体15の頂面を凹曲面16に当接させた状
態で、球体15とほぼ同半径の内面を有してこれ
を緩く包む固定板17を、束材5の下方から上方
へ通して継手器具6の裏面にボルト18で止着
し、これにより束材5の上端部に継手器具6をボ
ールジヨイントするように構成されている。
更に、束材5の中間部位は分断されて、その一
対の分断端部それぞれには正ネジと逆ネジとが螺
設され、この螺設部分に跨がつて配設された高さ
調整筒19には内ネジが穿設されている。そし
て、高さ調整筒19が上記正ネジと逆ネジとの両
者に螺合されるとともに、高さ調整筒19の外周
面には、これより内部の束材5へ向かつて横方向
に螺入されて固定ボルト20が設けられている。
対の分断端部それぞれには正ネジと逆ネジとが螺
設され、この螺設部分に跨がつて配設された高さ
調整筒19には内ネジが穿設されている。そし
て、高さ調整筒19が上記正ネジと逆ネジとの両
者に螺合されるとともに、高さ調整筒19の外周
面には、これより内部の束材5へ向かつて横方向
に螺入されて固定ボルト20が設けられている。
そして高さ調整筒19を左右方向に回転させる
と、束材5の中間部位の分断端部同士が上下方向
へ離隔または接近し、結果的に支柱3の高さを調
整でき、建物床面2や支柱3の寸法誤差を吸収で
きるほか、床パネル8で構築される上床に対して
任意の傾斜を付することも可能である。
と、束材5の中間部位の分断端部同士が上下方向
へ離隔または接近し、結果的に支柱3の高さを調
整でき、建物床面2や支柱3の寸法誤差を吸収で
きるほか、床パネル8で構築される上床に対して
任意の傾斜を付することも可能である。
束材5の下端面21は半球面に形成され、他方
台座4の中央部分にも凹曲面でなる陥没22が形
成され、台座4は建物床面2に接着剤23で接着
されると共に、束材5の下端面21は陥没22に
嵌入される。
台座4の中央部分にも凹曲面でなる陥没22が形
成され、台座4は建物床面2に接着剤23で接着
されると共に、束材5の下端面21は陥没22に
嵌入される。
叙述構成により支柱3は、継手器具6の上面を
水平に維持したまま、前後左右の自由な方向へ揺
動運動可能となつている。
水平に維持したまま、前後左右の自由な方向へ揺
動運動可能となつている。
他方、継手器具6の表面には、その中心で平面
方向に直交するパネル担持溝9が穿設され、この
パネル担持溝9の溝幅および深さは、床パネル8
の裏面の四隅にそれぞれ形成された凸条24を嵌
入する程度に設定されている。そして床パネル8
は、このパネル担持溝9にその凸条24が嵌入さ
れて両者が結合されることで、支柱3の継手器具
6に装着され保持されるようになつている。この
パネル担持溝9は、継手器具6の端縁寄りの部分
が連結部材14の嵌合球体部13を嵌入させるこ
とができる程度の平面直径を有して、同径の半球
形底面を有する嵌合溝7に連通されている。さら
に継手器具6の端縁に達したパネル担持溝9の端
部には、嵌合溝7と一体な扇状に拡大されて、継
手器具6と連結部材14との相対的な揺動を許容
するための切欠き28が形成されている。
方向に直交するパネル担持溝9が穿設され、この
パネル担持溝9の溝幅および深さは、床パネル8
の裏面の四隅にそれぞれ形成された凸条24を嵌
入する程度に設定されている。そして床パネル8
は、このパネル担持溝9にその凸条24が嵌入さ
れて両者が結合されることで、支柱3の継手器具
6に装着され保持されるようになつている。この
パネル担持溝9は、継手器具6の端縁寄りの部分
が連結部材14の嵌合球体部13を嵌入させるこ
とができる程度の平面直径を有して、同径の半球
形底面を有する嵌合溝7に連通されている。さら
に継手器具6の端縁に達したパネル担持溝9の端
部には、嵌合溝7と一体な扇状に拡大されて、継
手器具6と連結部材14との相対的な揺動を許容
するための切欠き28が形成されている。
連結部材14は、その端部の嵌合球体部13が
上方から垂直下方へ降ろされることで嵌合溝7に
嵌入されるプツトイン方式のボールジヨイントを
構成しており、これにより一つの継手器具6と他
の継手器具6との間を揺動自在に連結するように
なつている。
上方から垂直下方へ降ろされることで嵌合溝7に
嵌入されるプツトイン方式のボールジヨイントを
構成しており、これにより一つの継手器具6と他
の継手器具6との間を揺動自在に連結するように
なつている。
したがつて、床パネル8は、これを水平方向に
押せば、その端部がコイルバネ12で弾発されな
がら建物床面2に対して相対的に水平方向へ自由
に揺動することが許容されている。
押せば、その端部がコイルバネ12で弾発されな
がら建物床面2に対して相対的に水平方向へ自由
に揺動することが許容されている。
次に、免震装置25と支柱3との構成を述べ
る。免震装置25は、積層ゴム支承やコイルバネ
と空気バネとを組み合せたもの等で構成され、建
物床面2への設置面であるその下端部に作用する
水平振動入力を、その上端部側では遮断させ得る
弾性構造体であればよい。この免震装置25が適
宜に支柱3の間に間欠的に配置される。その配置
状態は、建物床面2にその下端部を固定する。免
震装置25の上端部には、一定の水平剪断力で離
脱あるいは破壊するロツクピン26を介して連結
棒27が結合され、この連結棒27は、支柱配列
の行方向および桁方向で、この免震装置25に最
も近接する支柱3に連結され、当該支柱3の揺れ
を規制するようになつている。
る。免震装置25は、積層ゴム支承やコイルバネ
と空気バネとを組み合せたもの等で構成され、建
物床面2への設置面であるその下端部に作用する
水平振動入力を、その上端部側では遮断させ得る
弾性構造体であればよい。この免震装置25が適
宜に支柱3の間に間欠的に配置される。その配置
状態は、建物床面2にその下端部を固定する。免
震装置25の上端部には、一定の水平剪断力で離
脱あるいは破壊するロツクピン26を介して連結
棒27が結合され、この連結棒27は、支柱配列
の行方向および桁方向で、この免震装置25に最
も近接する支柱3に連結され、当該支柱3の揺れ
を規制するようになつている。
地震などによる建物床面2の大きな水平振動に
対する支柱3自体の揺動作用は、ロツクピン26
のロツク作用が解除されたときに開始されるよう
になつており、日常振動は連結棒27および連結
部材14を介して免震装置25によつて全体的に
免震される。この点を詳述すると、本実施例の作
用は、免震装置25の上端部に係脱可能に結合さ
れた連結棒27が免震装置25から離脱する大振
動入力時と、連結棒27で免震装置25と支柱
3,3′とが連結されている状態にある日常振動
時との2つに分けられる。
対する支柱3自体の揺動作用は、ロツクピン26
のロツク作用が解除されたときに開始されるよう
になつており、日常振動は連結棒27および連結
部材14を介して免震装置25によつて全体的に
免震される。この点を詳述すると、本実施例の作
用は、免震装置25の上端部に係脱可能に結合さ
れた連結棒27が免震装置25から離脱する大振
動入力時と、連結棒27で免震装置25と支柱
3,3′とが連結されている状態にある日常振動
時との2つに分けられる。
まず前者について述べると、建物床面2に配置
した支柱3,3′は、これを構成する束材5の下
端面21と台座4の陥没22とがほぼ同じ曲率の
曲面とされて前後左右に揺動自在であり、また束
材5の上端部には、継手器具6が球面継手15,
16,17を介して揺動自在に連結されて、結局
この継手器具6に接合される床パネル8は、建物
床面2に対し相対的に水平移動できるようになつ
ている。そしてこのような機能を有する支柱3,
3′が、床パネル8を支持するために建物床面2
に整列配置され、この際支柱3,3′同士は、そ
れぞれの揺動動作を阻害しないように、逆に支柱
3,3′相互の揺動動作の関連性を確保して床パ
ネル8の水平移動を円滑にするために、球面継手
7,13を介して連結部材14により相互に連結
されている。これにより、上記従来の第2の手法
と遜色のない免震効果を得ることができて、地震
動などが入力されて建物床面2が水平方向に振動
しても、支柱3,3′の揺動動作によつてこの水
平振動は遮断され、床パネル8を静止状態に維持
できる。
した支柱3,3′は、これを構成する束材5の下
端面21と台座4の陥没22とがほぼ同じ曲率の
曲面とされて前後左右に揺動自在であり、また束
材5の上端部には、継手器具6が球面継手15,
16,17を介して揺動自在に連結されて、結局
この継手器具6に接合される床パネル8は、建物
床面2に対し相対的に水平移動できるようになつ
ている。そしてこのような機能を有する支柱3,
3′が、床パネル8を支持するために建物床面2
に整列配置され、この際支柱3,3′同士は、そ
れぞれの揺動動作を阻害しないように、逆に支柱
3,3′相互の揺動動作の関連性を確保して床パ
ネル8の水平移動を円滑にするために、球面継手
7,13を介して連結部材14により相互に連結
されている。これにより、上記従来の第2の手法
と遜色のない免震効果を得ることができて、地震
動などが入力されて建物床面2が水平方向に振動
しても、支柱3,3′の揺動動作によつてこの水
平振動は遮断され、床パネル8を静止状態に維持
できる。
次に後者について説明すると、上記のように配
設した支柱3,3′に対して、支柱3,3′間位置
に間欠的に従来の第1の手法のものと同様に機能
する免震装置25を配設し、当該免震装置25に
最も近接している支柱3には、建物床面2側とは
反対側となる免震装置25の上端部に対して係脱
可能に結合された連結棒27を連結する。この構
成は、外部から建物床面2に入力される日常の微
小振動が建物床面2から床パネル8へ伝達される
ことを免震装置25で阻止して従来の第1の手法
において得ることができた作用を確保できると共
に、建物床面2から支柱3,3′を介して入力さ
れる振動を、連結棒27によつて免震装置25に
伝達することで支柱3,3′をも免震し、全般的
に建物床面2から床パネル8への振動入力を抑制
できる一方で、さらに加えて、床パネル8上での
人員の移動などで支柱3,3′が揺動する可能性
を免震装置25側で規制することもできる。すな
わち、本実施例に用いられる免震装置25は、そ
の本来の機能である振動吸収作用に加えて、係脱
可能な連結棒27を介しての支柱3との連結構成
により、揺動可能性のある支柱3,3′のストツ
パとしても機能できるようになつている。
設した支柱3,3′に対して、支柱3,3′間位置
に間欠的に従来の第1の手法のものと同様に機能
する免震装置25を配設し、当該免震装置25に
最も近接している支柱3には、建物床面2側とは
反対側となる免震装置25の上端部に対して係脱
可能に結合された連結棒27を連結する。この構
成は、外部から建物床面2に入力される日常の微
小振動が建物床面2から床パネル8へ伝達される
ことを免震装置25で阻止して従来の第1の手法
において得ることができた作用を確保できると共
に、建物床面2から支柱3,3′を介して入力さ
れる振動を、連結棒27によつて免震装置25に
伝達することで支柱3,3′をも免震し、全般的
に建物床面2から床パネル8への振動入力を抑制
できる一方で、さらに加えて、床パネル8上での
人員の移動などで支柱3,3′が揺動する可能性
を免震装置25側で規制することもできる。すな
わち、本実施例に用いられる免震装置25は、そ
の本来の機能である振動吸収作用に加えて、係脱
可能な連結棒27を介しての支柱3との連結構成
により、揺動可能性のある支柱3,3′のストツ
パとしても機能できるようになつている。
そして以上のことから明らかなように、従来の
梁組を排除した形態でありながら、必要且つ十分
な免震機構で上床を十分に免震支持することがで
き、梁組の排除による有効空間の確保、並びに免
震装置25にあつては連結棒27のみが連結され
るだけであることから、免震装置25に対する荷
重負担の排除を達成できる。
梁組を排除した形態でありながら、必要且つ十分
な免震機構で上床を十分に免震支持することがで
き、梁組の排除による有効空間の確保、並びに免
震装置25にあつては連結棒27のみが連結され
るだけであることから、免震装置25に対する荷
重負担の排除を達成できる。
また、本実施例を構成する継手器具6は、床パ
ネル8を支柱3,3′に接合させる機能、連結部
材14を支柱3,3′に対して連結させる機能、
および建物床面2に対する床パネル8の相対水平
移動を確保すべく支柱3,3′の上端部に対して
揺動自在に取り付けられる機能という多機能なも
のであり、このように継手器具6に機能・構造を
集中させたことによりフリーアクセスフロアの組
立作業性を向上させることができる。
ネル8を支柱3,3′に接合させる機能、連結部
材14を支柱3,3′に対して連結させる機能、
および建物床面2に対する床パネル8の相対水平
移動を確保すべく支柱3,3′の上端部に対して
揺動自在に取り付けられる機能という多機能なも
のであり、このように継手器具6に機能・構造を
集中させたことによりフリーアクセスフロアの組
立作業性を向上させることができる。
本実施例では、免震装置25は、支柱3との間
では連結棒27があるだけなので容易に交換する
こともできるし、多様な免震ユニツトを組み合せ
て別個の免震機構とすることも可能である。しか
も、組立作業の観点からも、支柱3,3′を任意
の位置に設置して支柱3,3′相互間を連結する
だけなので、建物床面2形状には臨機に対応でき
ると共に組立が容易である。
では連結棒27があるだけなので容易に交換する
こともできるし、多様な免震ユニツトを組み合せ
て別個の免震機構とすることも可能である。しか
も、組立作業の観点からも、支柱3,3′を任意
の位置に設置して支柱3,3′相互間を連結する
だけなので、建物床面2形状には臨機に対応でき
ると共に組立が容易である。
〈効果〉
以上詳しく説明したように、本発明のフリーア
クセスフロアによれば、免震装置の上端部に係脱
可能に結合された連結棒が免震装置から離脱する
大振動入力時には、建物床面に配置した支柱は、
これを構成する束材の下端部と台座とがほぼ同じ
曲率の曲面とされて前後左右に揺動自在であり、
また束材の上端部には、継手器具が球面継手を介
して揺動自在に連結されて、結局この継手器具に
接合される床パネルを、建物床面に対し相対的に
水平移動させることができる。そしてこのような
機能を有する支柱が、床パネルを支持するために
建物床面に整列配置され、この際支柱同士は、そ
れぞれの揺動動作を阻害しないように、逆に支柱
相互の揺動動作の関連性を確保して床パネルの水
平移動を円滑にするために、球面継手を介して連
結部材により相互に連結されているので、従来の
第2の手法と遜色のない免震効果を得ることがで
きて、地震動などが入力されて建物床面が水平方
向に振動しても、支柱の揺動動作によつてこの水
平振動は遮断され、床パネルを静止状態に維持で
きる。
クセスフロアによれば、免震装置の上端部に係脱
可能に結合された連結棒が免震装置から離脱する
大振動入力時には、建物床面に配置した支柱は、
これを構成する束材の下端部と台座とがほぼ同じ
曲率の曲面とされて前後左右に揺動自在であり、
また束材の上端部には、継手器具が球面継手を介
して揺動自在に連結されて、結局この継手器具に
接合される床パネルを、建物床面に対し相対的に
水平移動させることができる。そしてこのような
機能を有する支柱が、床パネルを支持するために
建物床面に整列配置され、この際支柱同士は、そ
れぞれの揺動動作を阻害しないように、逆に支柱
相互の揺動動作の関連性を確保して床パネルの水
平移動を円滑にするために、球面継手を介して連
結部材により相互に連結されているので、従来の
第2の手法と遜色のない免震効果を得ることがで
きて、地震動などが入力されて建物床面が水平方
向に振動しても、支柱の揺動動作によつてこの水
平振動は遮断され、床パネルを静止状態に維持で
きる。
他方、連結棒で免震装置と支柱とが連結されて
いる日常振動に対しては、上記のように配設した
支柱に対し、支柱間位置に間欠的に従来の第1の
手法のものと同様に機能する免震装置を配設し、
当該免震装置に最も近接している支柱には、建物
床面側とは反対側となる免震装置の上端部に対し
て係脱可能に結合された連結棒を連結しているの
で、外部から建物床面に入力される日常の微小振
動が建物床面から床パネルへ伝達されることを免
震装置で阻止して従来の第1の手法において得る
ことができた作用を確保できると共に、建物床面
から支柱を介して入力される振動を、連結棒によ
つて免震装置に伝達することで支柱をも免震し、
全般的に建物床面から床パネルへの振動入力を抑
制できる一方で、さらに加えて、床パネル上での
人員の移動などで支柱が揺動する可能性を免震装
置側で規制することもできる。すなわち、本発明
に用いられる免震装置は、その本来の機能である
振動吸収作用に加えて、係脱可能な連結棒を介し
ての支柱との連結構成により、揺動可能性のある
支柱のストツパとしても機能できるようになつて
いる。
いる日常振動に対しては、上記のように配設した
支柱に対し、支柱間位置に間欠的に従来の第1の
手法のものと同様に機能する免震装置を配設し、
当該免震装置に最も近接している支柱には、建物
床面側とは反対側となる免震装置の上端部に対し
て係脱可能に結合された連結棒を連結しているの
で、外部から建物床面に入力される日常の微小振
動が建物床面から床パネルへ伝達されることを免
震装置で阻止して従来の第1の手法において得る
ことができた作用を確保できると共に、建物床面
から支柱を介して入力される振動を、連結棒によ
つて免震装置に伝達することで支柱をも免震し、
全般的に建物床面から床パネルへの振動入力を抑
制できる一方で、さらに加えて、床パネル上での
人員の移動などで支柱が揺動する可能性を免震装
置側で規制することもできる。すなわち、本発明
に用いられる免震装置は、その本来の機能である
振動吸収作用に加えて、係脱可能な連結棒を介し
ての支柱との連結構成により、揺動可能性のある
支柱のストツパとしても機能できるようになつて
いる。
そして以上のことから明らかなように、従来の
梁組を排除した形態でありながら、必要且つ十分
な免震機構で上床を十分に免震支持することがで
き、梁組の排除による有効空間の確保、並びに免
震装置にあつては連結棒のみが連結されるだけで
あることから、免震装置に対する荷重負担の排除
を達成できる。すなわち、免震装置の上端部には
支柱との間の連結棒があるだけで、建物床面と床
パネルとの間には横方向に渡した梁などがなく、
少なくとも梁成の分だけ高さ方向の空間を無駄に
しないと共に、床パネルの積載荷重負担は勿論の
こと、梁分の重量が軽減されており、免震装置に
対する荷重負担の面で有利に構成することができ
る。
梁組を排除した形態でありながら、必要且つ十分
な免震機構で上床を十分に免震支持することがで
き、梁組の排除による有効空間の確保、並びに免
震装置にあつては連結棒のみが連結されるだけで
あることから、免震装置に対する荷重負担の排除
を達成できる。すなわち、免震装置の上端部には
支柱との間の連結棒があるだけで、建物床面と床
パネルとの間には横方向に渡した梁などがなく、
少なくとも梁成の分だけ高さ方向の空間を無駄に
しないと共に、床パネルの積載荷重負担は勿論の
こと、梁分の重量が軽減されており、免震装置に
対する荷重負担の面で有利に構成することができ
る。
また、本願発明を構成する継手器具は、床パネ
ルを支柱に接合させる機能、連結部材を支柱に対
して連結させる機能、および建物床面に対する床
パネルの相対水平移動を確保すべく支柱の上端部
に対して揺動自在に取り付けられる機能という多
機能なものであり、このように継手器具に機能・
構造を集中させたことによりフリーアクセスフロ
アの組立作業性を向上させることができる。
ルを支柱に接合させる機能、連結部材を支柱に対
して連結させる機能、および建物床面に対する床
パネルの相対水平移動を確保すべく支柱の上端部
に対して揺動自在に取り付けられる機能という多
機能なものであり、このように継手器具に機能・
構造を集中させたことによりフリーアクセスフロ
アの組立作業性を向上させることができる。
第1図は概略の構成を示す側面図、第2図は支
柱の斜視図、第3図はフリーアクセスフロアの支
柱部分を拡大して示す縦断面図である。 1…フリーアクセスフロア、2…建物床面、
3,3′…支柱、4…台座、5…束材、6…継手
器具、7,13…球面継手、8…床パネル、9…
パネル担持溝、14…連結部材、15,16,1
7…球面継手、25…免震装置、27…連結棒。
柱の斜視図、第3図はフリーアクセスフロアの支
柱部分を拡大して示す縦断面図である。 1…フリーアクセスフロア、2…建物床面、
3,3′…支柱、4…台座、5…束材、6…継手
器具、7,13…球面継手、8…床パネル、9…
パネル担持溝、14…連結部材、15,16,1
7…球面継手、25…免震装置、27…連結棒。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 建物床面に所定の間隔で整列配置された支柱
と、隣接する該支柱同士を互いに連結する連結部
材と、上記支柱の上端部に設けられて上床を形成
する床パネルとから成り、 上記支柱は、束材と、該束材の下端部に設けら
れた台座とから構成されると共に、該束材の上端
部に継手器具が設けられ、該束材下端部と該台座
とはほぼ同じ曲率の曲面に形成されて該束材が該
台座上に前後左右に揺動自在に載置され、且つ該
束材上端部と該継手器具とは着脱自在な球面継手
を介して相互に揺動可能に連結され、 上記継手器具は、上記床パネルが接合されるパ
ネル担持溝が形成されると共に、着脱自在な球面
継手を介して上記連結部材と相互に揺動可能に連
結され、 他方、上記建物床面の上記支柱間位置には間欠
的に免震装置が配設され、該免震装置に最も近接
する支柱には、該免震装置の上端部に係脱可能に
結合された連結棒が連結されたことを特徴とする
フリーアクセスフロア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9334587A JPS63261055A (ja) | 1987-04-17 | 1987-04-17 | フリ−アクセスフロア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9334587A JPS63261055A (ja) | 1987-04-17 | 1987-04-17 | フリ−アクセスフロア |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63261055A JPS63261055A (ja) | 1988-10-27 |
| JPH0584784B2 true JPH0584784B2 (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=14079679
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9334587A Granted JPS63261055A (ja) | 1987-04-17 | 1987-04-17 | フリ−アクセスフロア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63261055A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0618967Y2 (ja) * | 1987-12-11 | 1994-05-18 | 株式会社大林組 | フリーアクセスフロアの支柱 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS564120Y2 (ja) * | 1975-09-12 | 1981-01-29 | ||
| JPS5452822A (en) * | 1977-10-03 | 1979-04-25 | Obayashi Gumi Kk | Vibration preventing floor |
-
1987
- 1987-04-17 JP JP9334587A patent/JPS63261055A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63261055A (ja) | 1988-10-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6092780A (en) | Low-bed type seismic isolator for display case | |
| JPH03163240A (ja) | 三次元免震装置 | |
| KR102125231B1 (ko) | 면진모듈 및 이를 적용한 가설교량 | |
| JP2001180797A (ja) | 貯槽の支持構造 | |
| JPH11210821A (ja) | 摺動支持装置およびこの摺動支持装置を用いる免震構造物 | |
| JP4057195B2 (ja) | 免震建物 | |
| JP2002188319A (ja) | 住宅用免震装置 | |
| JPH0618967Y2 (ja) | フリーアクセスフロアの支柱 | |
| JPH11287054A (ja) | 免震装置 | |
| JP2709129B2 (ja) | 床免震構造 | |
| JP4030447B2 (ja) | 免震装置付きユニット式建物 | |
| JP3311808B2 (ja) | 免震床の復帰装置及び復帰装置ユニット | |
| JP4824476B2 (ja) | 免震装置及び建物の免震構造 | |
| JP3138538U (ja) | 耐震用台座とその誤作動防止用段差付楔体 | |
| JPS63261055A (ja) | フリ−アクセスフロア | |
| JP2979288B2 (ja) | 免震構造 | |
| JP2003278405A (ja) | 建物における制振装置 | |
| JPH0587622B2 (ja) | ||
| JPH0611309Y2 (ja) | 床フレームの支承構造 | |
| JP2963715B2 (ja) | 建築物の免震構造 | |
| JPH04139B2 (ja) | ||
| JPH09242385A (ja) | 減衰装置 | |
| JP3115586B2 (ja) | 球状ゴム支承を使用した構造物用3次元免震装置 | |
| JPH072888Y2 (ja) | 免震床における復元力付加装置 | |
| JP7033019B2 (ja) | 建物補強方法 |