JPH0618967Y2 - フリーアクセスフロアの支柱 - Google Patents
フリーアクセスフロアの支柱Info
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- JPH0618967Y2 JPH0618967Y2 JP1987187751U JP18775187U JPH0618967Y2 JP H0618967 Y2 JPH0618967 Y2 JP H0618967Y2 JP 1987187751 U JP1987187751 U JP 1987187751U JP 18775187 U JP18775187 U JP 18775187U JP H0618967 Y2 JPH0618967 Y2 JP H0618967Y2
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- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 28
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 34
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Landscapes
- Floor Finish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は地震などを原因として建物が振動した場合に、
建物内に構築した二重床の上床では振動入力加速度が減
衰するようにしたフリーアクセスフロアに用いて好適な
支柱に関する。
建物内に構築した二重床の上床では振動入力加速度が減
衰するようにしたフリーアクセスフロアに用いて好適な
支柱に関する。
《従来の技術》 従来、コンピュータシステムやOA機器を設置する床
は、フリーアクセスフロアと称呼する二重床になってい
る。概略的にはこのフリーアクセスフロアは、建物本体
の建物床面上に支柱を立設し、この支柱の上に床パネル
を配置することで構成されている。殊に、このフリーア
クセスフロアの上には、OA機器等の電子機器が設置さ
れることから、当該フリーアクセスフロアに対しては免
震機能を具備させて、建物に入力される振動が直接これ
ら機器に伝達されないようにすることが望まれる。
は、フリーアクセスフロアと称呼する二重床になってい
る。概略的にはこのフリーアクセスフロアは、建物本体
の建物床面上に支柱を立設し、この支柱の上に床パネル
を配置することで構成されている。殊に、このフリーア
クセスフロアの上には、OA機器等の電子機器が設置さ
れることから、当該フリーアクセスフロアに対しては免
震機能を具備させて、建物に入力される振動が直接これ
ら機器に伝達されないようにすることが望まれる。
そこで従来、例えば、電子装置が設置される床と建物の
スラブとの間に、当該スラブと接触する一端に偏心して
いる回転体を有する支柱を設けると共に、床の端部に緩
衝材を設けて、建物からの振動を免震させるようにした
「偏心している回転体による免震床構造」(実開昭54
−71426号公報)や、上下両端をピン機構とした支
柱により床パネルを構築体床上に支えて上床を構成する
と共に、この上床に対しては水平緩衝手段を設置し、構
築体床に生じた入力が床パネルへ伝達されることを、支
柱の傾斜運動と緩衝手段とによって減少させるようにし
た「免振床」(特開昭54−52823号公報)が提案
されている。
スラブとの間に、当該スラブと接触する一端に偏心して
いる回転体を有する支柱を設けると共に、床の端部に緩
衝材を設けて、建物からの振動を免震させるようにした
「偏心している回転体による免震床構造」(実開昭54
−71426号公報)や、上下両端をピン機構とした支
柱により床パネルを構築体床上に支えて上床を構成する
と共に、この上床に対しては水平緩衝手段を設置し、構
築体床に生じた入力が床パネルへ伝達されることを、支
柱の傾斜運動と緩衝手段とによって減少させるようにし
た「免振床」(特開昭54−52823号公報)が提案
されている。
《考案が解決しようとする問題点》 第1の提案は基本的には、床パネルを支持する支柱に回
転体を備えることによって、当該支柱をスラブに対して
相対的に水平移動させて免震作用を得るものである。
転体を備えることによって、当該支柱をスラブに対して
相対的に水平移動させて免震作用を得るものである。
ところで当該提案にあっては、 ボールベアリングを併用しているとはいえ、いわゆる
キャスタを回転体として支柱に取り付けて構成してい
る。このキャスタは、走行方向に指向性を有するもので
あり、水平面内であらゆる方向に振動する可能性のある
スラブに対しては良好な応答性を示し得ないと考えら
れ、結果的に支柱がスムーズに移動できないおそれがあ
る。
キャスタを回転体として支柱に取り付けて構成してい
る。このキャスタは、走行方向に指向性を有するもので
あり、水平面内であらゆる方向に振動する可能性のある
スラブに対しては良好な応答性を示し得ないと考えら
れ、結果的に支柱がスムーズに移動できないおそれがあ
る。
殊に、キャスタは多数配設されるので、キャスタの向
きがそれぞれ異なっているような場合には全てのキャス
タが一挙に回転し得ないことも考えられ、このような面
からも支柱群全体としての走行移動性が懸念される。
きがそれぞれ異なっているような場合には全てのキャス
タが一挙に回転し得ないことも考えられ、このような面
からも支柱群全体としての走行移動性が懸念される。
また、複数配列される各キャスタそれぞれの走行性
能、すなわちキャスタやボールベアリングにおける転が
り摩擦の性能等が不均一であると、キャスタの回転がま
ちまちとなり、上記と同様に支柱群全体のスムーズな走
行を確保できないおそれがある。
能、すなわちキャスタやボールベアリングにおける転が
り摩擦の性能等が不均一であると、キャスタの回転がま
ちまちとなり、上記と同様に支柱群全体のスムーズな走
行を確保できないおそれがある。
そしてこれらのことは、当該提案の構成からして実際上
避け得ないものと考えられる。
避け得ないものと考えられる。
要するに、上記,及びの記述から明らかなように
当該提案では、各支柱の走行移動がまちまちとなるおそ
れがあって、床パネル全体の水平移動は必ずしもスムー
ズではないと考えられる。そして走行状態が異なるこれ
ら支柱に支持されている床パネルが実際上、全体的且つ
一体的に水平移動されるという作用は、当該提案の構成
からすれば、キャスタの向きや摩擦性能などに起因して
それぞれ異なる走行移動力で走行する支柱の当該走行移
動力を、床パネルという部材を介して相互に伝達させ
る、ということによって達成されることになる。ところ
で、キャスタの回転、ひいては支柱の走行は相当の振動
入力によって生じるので、このような振動入力による走
行移動力を床パネルという、本来構造材としては考慮さ
れない部材で支柱相互間に伝達させることは、好ましい
ものではなかった。
当該提案では、各支柱の走行移動がまちまちとなるおそ
れがあって、床パネル全体の水平移動は必ずしもスムー
ズではないと考えられる。そして走行状態が異なるこれ
ら支柱に支持されている床パネルが実際上、全体的且つ
一体的に水平移動されるという作用は、当該提案の構成
からすれば、キャスタの向きや摩擦性能などに起因して
それぞれ異なる走行移動力で走行する支柱の当該走行移
動力を、床パネルという部材を介して相互に伝達させ
る、ということによって達成されることになる。ところ
で、キャスタの回転、ひいては支柱の走行は相当の振動
入力によって生じるので、このような振動入力による走
行移動力を床パネルという、本来構造材としては考慮さ
れない部材で支柱相互間に伝達させることは、好ましい
ものではなかった。
他方、第2の提案は、第1の提案とは異なり、支柱群で
平行四辺形のリンク機構を構成し、これら支柱の揺動動
作で床パネルを構築体床に対して相対的に水平移動させ
て免震作用を得るものである。ところで当該提案にあっ
ては、支柱の揺動による床パネルの上下方向変位の発生
を前提としている。このような作用は、第1の提案のよ
うな単なる水平移動とは異なり、床パネル上の機器に上
下方向の加速度をも生じさせてしまう問題がある。さら
に、このような揺動作用で免震するリンク機構を用いた
構成では、リンク機構を復元させ且つ起立状態を維持さ
せるために何らかの手段が必須であり、当該提案ではこ
のために免震機能を付与するバネやダンパーを利用して
いるが、これらバネなどの設定に関して、平常時このリ
ンク機構を起立状態に維持できることと、振動入力時に
リンク機構に必要な揺動動作を生じさせ得ることとの両
者を考慮しなければならず、これらの設定が困難であっ
た。
平行四辺形のリンク機構を構成し、これら支柱の揺動動
作で床パネルを構築体床に対して相対的に水平移動させ
て免震作用を得るものである。ところで当該提案にあっ
ては、支柱の揺動による床パネルの上下方向変位の発生
を前提としている。このような作用は、第1の提案のよ
うな単なる水平移動とは異なり、床パネル上の機器に上
下方向の加速度をも生じさせてしまう問題がある。さら
に、このような揺動作用で免震するリンク機構を用いた
構成では、リンク機構を復元させ且つ起立状態を維持さ
せるために何らかの手段が必須であり、当該提案ではこ
のために免震機能を付与するバネやダンパーを利用して
いるが、これらバネなどの設定に関して、平常時このリ
ンク機構を起立状態に維持できることと、振動入力時に
リンク機構に必要な揺動動作を生じさせ得ることとの両
者を考慮しなければならず、これらの設定が困難であっ
た。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであって、その
目的は、第1の提案による建物床に対して支柱を水平移
動させて免震させる手法を前提として、支柱の走行移動
性を向上させると共に、この走行移動時における支柱相
互間での走行移動力の伝達を構造的に保証して、良好な
免震性能を得ることができるフリーアクセスフロアの支
柱を提供することにある。
目的は、第1の提案による建物床に対して支柱を水平移
動させて免震させる手法を前提として、支柱の走行移動
性を向上させると共に、この走行移動時における支柱相
互間での走行移動力の伝達を構造的に保証して、良好な
免震性能を得ることができるフリーアクセスフロアの支
柱を提供することにある。
《問題点を解決するための手段》 上記目的を達成するために、本考案に係るフリーアクセ
スフロアの支柱は、建物床面に所定の間隔で整列配置さ
れ、それらの上端部相互間に上床を形成する床パネルが
架設されるフリーアクセスフロアの支柱において、上記
建物床面に対して上記床パネルを水平状態に維持するた
めに、該床パネルを支持するパネル架台が回転自在なボ
ールジョイントを介してその上端部に取り付けられ、且
つ下端部には、上記建物床面に設置された台座上で該建
物床面に対して前後左右に走行移動自在な球体が設けら
れた柱脚と、該柱脚の中途部に、隣接する他の柱脚に向
かって延出させて設けられた継手と、一対の柱脚間でこ
れらの継手にその両端部が回転自在に連結されて設けら
れ、上記球体による走行移動力をこれら柱脚相互間に伝
達する根絡材と、を備えたことを特徴とする。
スフロアの支柱は、建物床面に所定の間隔で整列配置さ
れ、それらの上端部相互間に上床を形成する床パネルが
架設されるフリーアクセスフロアの支柱において、上記
建物床面に対して上記床パネルを水平状態に維持するた
めに、該床パネルを支持するパネル架台が回転自在なボ
ールジョイントを介してその上端部に取り付けられ、且
つ下端部には、上記建物床面に設置された台座上で該建
物床面に対して前後左右に走行移動自在な球体が設けら
れた柱脚と、該柱脚の中途部に、隣接する他の柱脚に向
かって延出させて設けられた継手と、一対の柱脚間でこ
れらの継手にその両端部が回転自在に連結されて設けら
れ、上記球体による走行移動力をこれら柱脚相互間に伝
達する根絡材と、を備えたことを特徴とする。
《作用》 本考案の作用について述べると、柱脚の下端部に、建物
床面に設置された台座上で建物床面に対して前後左右に
走行自在な球体を設けたので、水平面内であらゆる方向
に振動する可能性のある建物床面に対しこの球体が良好
な応答性を示し、結果的に支柱をスムーズに走行移動さ
せることができて、支柱の走行移動性を向上させること
ができる。
床面に設置された台座上で建物床面に対して前後左右に
走行自在な球体を設けたので、水平面内であらゆる方向
に振動する可能性のある建物床面に対しこの球体が良好
な応答性を示し、結果的に支柱をスムーズに走行移動さ
せることができて、支柱の走行移動性を向上させること
ができる。
他方、柱脚の中途部に、隣接する他の柱脚に向かって延
出させて継手を設けると共に、一対の柱脚間でこれらの
継手にその両端部を連結して、球体による走行移動力を
これら柱脚相互間、ひいては支柱相互間に伝達する根絡
材を設け、球体の摩擦や回転性能などに起因してそれぞ
れ異なる走行移動力で移動する可能性のある柱脚の当該
走行移動力を、この根絡材によって柱脚相互間に伝達さ
せるようにしたので、相当の振動入力によって生じる走
行移動力の伝達を、この根絡材によって構造的に保証す
ることができる。従って、建物床面に対する床パネル全
体の一体的な相対水平移動をスムーズに確保できて、良
好な免震性能を得ることができる。
出させて継手を設けると共に、一対の柱脚間でこれらの
継手にその両端部を連結して、球体による走行移動力を
これら柱脚相互間、ひいては支柱相互間に伝達する根絡
材を設け、球体の摩擦や回転性能などに起因してそれぞ
れ異なる走行移動力で移動する可能性のある柱脚の当該
走行移動力を、この根絡材によって柱脚相互間に伝達さ
せるようにしたので、相当の振動入力によって生じる走
行移動力の伝達を、この根絡材によって構造的に保証す
ることができる。従って、建物床面に対する床パネル全
体の一体的な相対水平移動をスムーズに確保できて、良
好な免震性能を得ることができる。
以上のように、走行自在な球体を柱脚の下端部に備える
と共に、これら柱脚相互を上記構成の根絡材によって連
結した構成により、床パネル全体をほぼ一定の高さで水
平方向に相対移動させることができるので、上下方向変
位をも生じさせてしまう上記第2の提案と異なり、床パ
ネル上の機器に上下方向の加速度を生じさせてしまうこ
とを防止できると共に、当該第2の提案において揺動動
作するリンク機構の維持のために必要とされたバネやダ
ンパーも必要とせず、その設定も要求されることがな
い。
と共に、これら柱脚相互を上記構成の根絡材によって連
結した構成により、床パネル全体をほぼ一定の高さで水
平方向に相対移動させることができるので、上下方向変
位をも生じさせてしまう上記第2の提案と異なり、床パ
ネル上の機器に上下方向の加速度を生じさせてしまうこ
とを防止できると共に、当該第2の提案において揺動動
作するリンク機構の維持のために必要とされたバネやダ
ンパーも必要とせず、その設定も要求されることがな
い。
さらに、柱脚と根絡材との間には、入力振動の形態、例
えば地震の縦振動などによって剪断力が加わるおそれが
ある、従って、根絡材と柱脚とを剛接合すると、継手と
根絡材との連結部分で破断してしまうおそれがあり、こ
れによってその後の水平振動に対する免震機能が保証さ
れなくなってしまう。本考案にあっては、継手と根絡材
とを回転自在に連結しているので、継手と根絡材との連
結部分の破壊を防止でき、その結果フリーアクセスフロ
アの免震機能を保証することができる。
えば地震の縦振動などによって剪断力が加わるおそれが
ある、従って、根絡材と柱脚とを剛接合すると、継手と
根絡材との連結部分で破断してしまうおそれがあり、こ
れによってその後の水平振動に対する免震機能が保証さ
れなくなってしまう。本考案にあっては、継手と根絡材
とを回転自在に連結しているので、継手と根絡材との連
結部分の破壊を防止でき、その結果フリーアクセスフロ
アの免震機能を保証することができる。
上記構成にあっては、根絡材と継手、ひいては柱脚とを
回転自在に連結することとしたので、根絡材と柱脚とが
相対的に揺動する可能性があり、これにより柱脚、具体
的には支柱が建物床面に対して傾斜する場合があり得
る。この支柱の傾斜は、この支柱の上端部間に密に架設
される床パネルを建物床面に対して僅かに傾斜させるこ
とが考えられる。本考案では、床パネルを支持するパネ
ル架台を柱脚の上端部に対してボールジョイントで回転
自在に取り付けているので、このような柱脚の傾斜に対
しても床パネルを水平状態に維持することができる。
回転自在に連結することとしたので、根絡材と柱脚とが
相対的に揺動する可能性があり、これにより柱脚、具体
的には支柱が建物床面に対して傾斜する場合があり得
る。この支柱の傾斜は、この支柱の上端部間に密に架設
される床パネルを建物床面に対して僅かに傾斜させるこ
とが考えられる。本考案では、床パネルを支持するパネ
ル架台を柱脚の上端部に対してボールジョイントで回転
自在に取り付けているので、このような柱脚の傾斜に対
しても床パネルを水平状態に維持することができる。
《実施例》 以下、本考案の好適な実施例について図面を参照にして
詳細に説明する。添付図面から明らかなように本実施例
は基本的には、建物床面2に所定の間隔で整列配置さ
れ、それらの上端部相互間に上床を形成する床パネル8
が架設されるフリーアクセスフロア1の支柱3におい
て、建物床面2に対して床パネル8を水平状態に維持す
るために、床パネル8を支持するパネル架台6が回転自
在なボールジョイントとして機能する球体24及び連結
材25を介してその上端部に取り付けられ、且つ下端部
には、建物床面2に設置された台座4上で建物床面2に
対して前後左右に走行移動自在な球体12が設けられた
柱脚5と、柱脚5の中途部に、隣接する他の柱脚5に向
かって延出させて設けられた継手18と、一対の柱脚5
間でこれらの継手18にその両端部が回転自在に連結さ
れて設けられ、球体12による走行移動力をこれら柱脚
5相互間に伝達する根絡材31と、を備えて構成され
る。
詳細に説明する。添付図面から明らかなように本実施例
は基本的には、建物床面2に所定の間隔で整列配置さ
れ、それらの上端部相互間に上床を形成する床パネル8
が架設されるフリーアクセスフロア1の支柱3におい
て、建物床面2に対して床パネル8を水平状態に維持す
るために、床パネル8を支持するパネル架台6が回転自
在なボールジョイントとして機能する球体24及び連結
材25を介してその上端部に取り付けられ、且つ下端部
には、建物床面2に設置された台座4上で建物床面2に
対して前後左右に走行移動自在な球体12が設けられた
柱脚5と、柱脚5の中途部に、隣接する他の柱脚5に向
かって延出させて設けられた継手18と、一対の柱脚5
間でこれらの継手18にその両端部が回転自在に連結さ
れて設けられ、球体12による走行移動力をこれら柱脚
5相互間に伝達する根絡材31と、を備えて構成され
る。
第1図に、本実施例の支柱3を利用したフリーアクセス
フロア1の概略側面図が示されており、フリーアクセス
フロア1は、建物床面2に設置され、建物床面2と相俟
って二重床に構成されている。
フロア1の概略側面図が示されており、フリーアクセス
フロア1は、建物床面2に設置され、建物床面2と相俟
って二重床に構成されている。
支柱3は、第2図以下に更に詳しく示されているよう
に、台座4上に立設された柱脚5を備え、この柱脚5の
上端部にはパネル架台6が設けられ、パネル架台6に
は、床パネル8が装着されることとなる(第3図参
照)、着脱可能なプットイン式の嵌合溝7と、床パネル
8を位置合せするためのパネル担持穴9が穿設されてい
る。
に、台座4上に立設された柱脚5を備え、この柱脚5の
上端部にはパネル架台6が設けられ、パネル架台6に
は、床パネル8が装着されることとなる(第3図参
照)、着脱可能なプットイン式の嵌合溝7と、床パネル
8を位置合せするためのパネル担持穴9が穿設されてい
る。
フリーアクセスフロア1は、建物床面2上の縦横方向へ
支柱3を所定の間隔で整列配置し、その上端部に設けた
パネル架台6の嵌合溝7及びパネル担持穴9に床パネル
8裏面の凸条を嵌着しながら順次に支柱3の間に床パネ
ル8を渡設して床パネル8による上床を構築すること
で、構成される。
支柱3を所定の間隔で整列配置し、その上端部に設けた
パネル架台6の嵌合溝7及びパネル担持穴9に床パネル
8裏面の凸条を嵌着しながら順次に支柱3の間に床パネ
ル8を渡設して床パネル8による上床を構築すること
で、構成される。
このフリーアクセスフロア1が設置される室内壁面10
からは、この壁面10に相隣接して対向する床パネル8
の端縁上方を若干覆う延伸部11が水平に突設されてい
る。
からは、この壁面10に相隣接して対向する床パネル8
の端縁上方を若干覆う延伸部11が水平に突設されてい
る。
建物床面2に対する床パネル8の相対水平移動を許容す
る目的で壁面10と床パネル8の端縁との間に形成され
る隙間を、この延伸部11で覆うように構成されてい
る。
る目的で壁面10と床パネル8の端縁との間に形成され
る隙間を、この延伸部11で覆うように構成されてい
る。
以下、上記支柱3の構造を詳細に説明してから、上記第
1図について詳しく説明する。第2図及び第3図はそれ
ぞれ支柱3の斜視図及び断面図であり、この支柱3は、
その走行移動を可能にする球体12が柱脚5の下端部に
把持状態で取り付けられ、他方柱脚5の上端部には雄ネ
ジ13が螺設されている。
1図について詳しく説明する。第2図及び第3図はそれ
ぞれ支柱3の斜視図及び断面図であり、この支柱3は、
その走行移動を可能にする球体12が柱脚5の下端部に
把持状態で取り付けられ、他方柱脚5の上端部には雄ネ
ジ13が螺設されている。
球体12は、漏斗状の把持部材14内に収容される。こ
の把持部材14内には、球体12を把持部材14の垂下
底端縁の開口から若干下方へ露出させた位置に保持する
ための押え部材15が、球体12を上方から覆って設け
られている。そして、柱脚5の下端部に水平に溶接した
板体16の裏面に、把持部材14の上端縁がボルトで接
合されている。押え部材15としては、潤滑性のある油
入メタル素材が使用される。
の把持部材14内には、球体12を把持部材14の垂下
底端縁の開口から若干下方へ露出させた位置に保持する
ための押え部材15が、球体12を上方から覆って設け
られている。そして、柱脚5の下端部に水平に溶接した
板体16の裏面に、把持部材14の上端縁がボルトで接
合されている。押え部材15としては、潤滑性のある油
入メタル素材が使用される。
また、柱脚5の中途部に嵌入したロックボルト17付き
のリングの外周面には、四方に突出させて継手18が設
けられる。継手18は長方形で、その先端にはこれを横
切るように貫通する連結孔19が形成されている。そし
て一対の柱脚5間においてこれら継手18には、その連
結孔19に対してある程度の俯仰角運動が可能に両端部
が回転自在に連結されて、球体12による走行移動力を
柱脚5相互間に伝達するための根絡材31が接続され
る。
のリングの外周面には、四方に突出させて継手18が設
けられる。継手18は長方形で、その先端にはこれを横
切るように貫通する連結孔19が形成されている。そし
て一対の柱脚5間においてこれら継手18には、その連
結孔19に対してある程度の俯仰角運動が可能に両端部
が回転自在に連結されて、球体12による走行移動力を
柱脚5相互間に伝達するための根絡材31が接続され
る。
以上の構成によれば、柱脚5は台座4の上を、球体12
を車輪代りに八方へ自在に移動することが可能である。
本実施例については、球体12が台座4上で円滑に回転
すればいわゆる絶対制振を実現でき、建物床面2の水平
移動に対して床パネル8は当初位置から移動することは
ないものであるが、柱脚5が台座4の中央位置へ自己復
帰するように構成すれば、柱脚5が台座4から外れるお
それを少なくすることができるので、柱脚5の上端部の
詳細構造と併せて、この復元機構を第3図に示す。
を車輪代りに八方へ自在に移動することが可能である。
本実施例については、球体12が台座4上で円滑に回転
すればいわゆる絶対制振を実現でき、建物床面2の水平
移動に対して床パネル8は当初位置から移動することは
ないものであるが、柱脚5が台座4の中央位置へ自己復
帰するように構成すれば、柱脚5が台座4から外れるお
それを少なくすることができるので、柱脚5の上端部の
詳細構造と併せて、この復元機構を第3図に示す。
すなわち復元機構は、板体16と台座4との間に、90
°間隔で油圧ダンパー20と引張コイルバネ21とが交
互に軸着され、また張設されて、構成されている。
°間隔で油圧ダンパー20と引張コイルバネ21とが交
互に軸着され、また張設されて、構成されている。
他方、柱脚5の雄ネジ13部分には、パネル架台6を支
持すると共に、且つこのパネル架台6の高さを調整する
ための筒22が螺入されている。すなわち、筒22は、
その内周面に雌ネジが形成されると共に、外周面から内
周面に貫通する回転止めネジ23を有し、さらに筒22
の頂部中心には上方に突出する突起があり、この突起の
外周面にもネジが螺設されて、このネジに球体24が螺
入装着されている。球体24を別構成としたのは、材質
を異にすることが好ましいからである。
持すると共に、且つこのパネル架台6の高さを調整する
ための筒22が螺入されている。すなわち、筒22は、
その内周面に雌ネジが形成されると共に、外周面から内
周面に貫通する回転止めネジ23を有し、さらに筒22
の頂部中心には上方に突出する突起があり、この突起の
外周面にもネジが螺設されて、このネジに球体24が螺
入装着されている。球体24を別構成としたのは、材質
を異にすることが好ましいからである。
次に、パネル架台6と柱脚5上端部の球体24との結合
機構について説明すると、正方形状の周縁にリブを一体
に立設したリブ付のパネル架台6には、球体24をボー
ルジョイントして結合するための垂下把持部を備えた連
結材25がボルトで接合されている。
機構について説明すると、正方形状の周縁にリブを一体
に立設したリブ付のパネル架台6には、球体24をボー
ルジョイントして結合するための垂下把持部を備えた連
結材25がボルトで接合されている。
連結材25は、その中央が円筒状に垂下されて、その垂
下端部が球体24を包むように該球体24を包む曲率で
先細に絞り込まれて形成され、この円筒状垂下部分周縁
の鍔の箇所でパネル架台6の裏面にボルトで結合されて
いる。
下端部が球体24を包むように該球体24を包む曲率で
先細に絞り込まれて形成され、この円筒状垂下部分周縁
の鍔の箇所でパネル架台6の裏面にボルトで結合されて
いる。
連結材25の円筒状垂下部分(垂下把持部)の内側上方
には雌ネジが形成され、この雌ネジ部分に、先端を球体
24の外形に合わせて凹曲面に加工した栓26を螺入し
て、球体24を上方から押さえるようにしている。
には雌ネジが形成され、この雌ネジ部分に、先端を球体
24の外形に合わせて凹曲面に加工した栓26を螺入し
て、球体24を上方から押さえるようにしている。
当該部分の組立てに際しては、床パネル8裏面の突条に
嵌合する嵌合溝7とパネル担持穴9とを設けたゴム系の
パネル受け27をパネル架台6の表面に接着し、他方、
筒22を連結材25内に挿入し、この連結材25の上か
らその中に入れた球体24を筒22の頂部に螺入固定
し、更に栓26を連結材25の円筒状垂下部分内に上か
ら螺入して球体24を栓26で固定し、この栓26に蓋
をする如くパネル架台6を載せて連結材25をパネル架
台6裏面にボルト止めすればよい。
嵌合する嵌合溝7とパネル担持穴9とを設けたゴム系の
パネル受け27をパネル架台6の表面に接着し、他方、
筒22を連結材25内に挿入し、この連結材25の上か
らその中に入れた球体24を筒22の頂部に螺入固定
し、更に栓26を連結材25の円筒状垂下部分内に上か
ら螺入して球体24を栓26で固定し、この栓26に蓋
をする如くパネル架台6を載せて連結材25をパネル架
台6裏面にボルト止めすればよい。
それから板体16の第一の係止片と台座4の第二の係止
片との間に油圧ダンパー20,引張コイルバネ21を配
設する。
片との間に油圧ダンパー20,引張コイルバネ21を配
設する。
柱脚5は、互いに引き合う引張コイルバネ21の各引張
力が均衡した状態で鉛直に起立される。
力が均衡した状態で鉛直に起立される。
したがって、台座4が例えば左右に相対移動すると、台
座4の移動方向と反対方向にある引張コイルバネ21及
び油圧ダンパー20が伸び、その後台座4が戻りながら
最初の位置を通過した後反対方向へ移動すると、最初に
伸びた引張コイルバネ21等が縮みながら反対側の引張
コイルバネ21が伸びることになる。この動作の繰り返
しになる。この相対水平移動時、継手18と根絡材31
との連結部分で相対的な揺動が生じない限りは、台座4
とパネル受け27、ひいては建物床面2と床パネル8と
の平行が維持されつつ、球体12によって柱脚5は走行
移動する。殊に、本実施例の復元機構を備えれば、引張
コイルバネ21及び油圧ダンパー20によって台座4と
柱脚5との相対移動振幅は小さくなると共に入力加速度
も小さくなり、さらに実際に床パネル8を載置したとき
には、その重量による慣性も作用して免震作用は更に有
効なものとになる。
座4の移動方向と反対方向にある引張コイルバネ21及
び油圧ダンパー20が伸び、その後台座4が戻りながら
最初の位置を通過した後反対方向へ移動すると、最初に
伸びた引張コイルバネ21等が縮みながら反対側の引張
コイルバネ21が伸びることになる。この動作の繰り返
しになる。この相対水平移動時、継手18と根絡材31
との連結部分で相対的な揺動が生じない限りは、台座4
とパネル受け27、ひいては建物床面2と床パネル8と
の平行が維持されつつ、球体12によって柱脚5は走行
移動する。殊に、本実施例の復元機構を備えれば、引張
コイルバネ21及び油圧ダンパー20によって台座4と
柱脚5との相対移動振幅は小さくなると共に入力加速度
も小さくなり、さらに実際に床パネル8を載置したとき
には、その重量による慣性も作用して免震作用は更に有
効なものとになる。
このような引張コイルバネ21及び油圧ダンパー20の
設備により、地震入力に応じて建物床面2が振動して
も、柱脚5の振動周期は長くなると同時に、その振動の
収斂も早くなる。
設備により、地震入力に応じて建物床面2が振動して
も、柱脚5の振動周期は長くなると同時に、その振動の
収斂も早くなる。
さらに、第1図の如く、任意の支柱3と支柱3との間に
は、免震装置28が設置される。この免震装置28は、
積層ゴム支承やコイルバネと空気バネとを組み合せたも
の等で構成され、建物床面2への設置面であるその下端
部に作用する水平振動入力を、その上端部側では遮断さ
せ得る弾性構造体であればよい。この免震装置28が適
宜に支柱3の間に間欠的に配置される。その配置状態
は、建物床面2にその下端部を固定する。免震装置28
の上端部には、一定の水平剪断力で離脱あるいは破壊す
るロックピン30を介して連結棒29が結合され、この
連結棒29は、支柱配列の行方向および桁方向で、この
免震装置28に最も近接する支柱3に連結され、当該支
柱3の走行移動を規制するようになっている。
は、免震装置28が設置される。この免震装置28は、
積層ゴム支承やコイルバネと空気バネとを組み合せたも
の等で構成され、建物床面2への設置面であるその下端
部に作用する水平振動入力を、その上端部側では遮断さ
せ得る弾性構造体であればよい。この免震装置28が適
宜に支柱3の間に間欠的に配置される。その配置状態
は、建物床面2にその下端部を固定する。免震装置28
の上端部には、一定の水平剪断力で離脱あるいは破壊す
るロックピン30を介して連結棒29が結合され、この
連結棒29は、支柱配列の行方向および桁方向で、この
免震装置28に最も近接する支柱3に連結され、当該支
柱3の走行移動を規制するようになっている。
地震などによる建物床面2の大きな水平振動に対する支
柱3自体の走行移動作用は、ロックピン30のロック作
用が解除されたときに開始されるようになっており、日
常振動は連結棒29及び根絡材31を介して免震装置2
8によって全体的に免震される。この点を詳述すると、
本実施例の作用は、免震装置28の上端部に係脱可能に
結合された連結棒29が免震装置28から離脱する大振
動入力時と、連結棒29で免震装置28と支柱3とが連
結されている状態にある日常振動時との2つに分けられ
る。
柱3自体の走行移動作用は、ロックピン30のロック作
用が解除されたときに開始されるようになっており、日
常振動は連結棒29及び根絡材31を介して免震装置2
8によって全体的に免震される。この点を詳述すると、
本実施例の作用は、免震装置28の上端部に係脱可能に
結合された連結棒29が免震装置28から離脱する大振
動入力時と、連結棒29で免震装置28と支柱3とが連
結されている状態にある日常振動時との2つに分けられ
る。
まず前者について述べると、建物床面2に配置した支柱
3は、その柱脚5が球体12によって台座4上で前後左
右に走行移動自在であり、これにより支柱3上端部のパ
ネル架台6に取り付けられた床パネル8は、基本的に建
物床面2に対し相対的に水平移動できるようになってい
る。そしてこのような機能を有する支柱3が、床パネル
8を支持するために建物床面2に整列配置され、この際
支柱3同士は、それぞれの走行移動動作を阻害しないよ
うに、逆に支柱3相互の走行移動力の関連性を確保でき
るように根絡材31によって互いに連結されて、床パネ
ル8の水平移動が円滑化されている。これにより、上記
従来の第1の手法と遜色のない、絶対制震に近い免震効
果を得ることができて、地震動などが入力されて建物床
面2が水平方向に振動しても、支柱3の走行移動動作に
よってこの水平振動は遮断され、床パネル8を静止状態
に維持できる。
3は、その柱脚5が球体12によって台座4上で前後左
右に走行移動自在であり、これにより支柱3上端部のパ
ネル架台6に取り付けられた床パネル8は、基本的に建
物床面2に対し相対的に水平移動できるようになってい
る。そしてこのような機能を有する支柱3が、床パネル
8を支持するために建物床面2に整列配置され、この際
支柱3同士は、それぞれの走行移動動作を阻害しないよ
うに、逆に支柱3相互の走行移動力の関連性を確保でき
るように根絡材31によって互いに連結されて、床パネ
ル8の水平移動が円滑化されている。これにより、上記
従来の第1の手法と遜色のない、絶対制震に近い免震効
果を得ることができて、地震動などが入力されて建物床
面2が水平方向に振動しても、支柱3の走行移動動作に
よってこの水平振動は遮断され、床パネル8を静止状態
に維持できる。
次に後者について説明すると、上記のように配設した支
柱3に対して、支柱3間位置に間欠的に免震装置28を
配設し、当該免震装置28に最も近接している支柱3に
は、建物床面2側とは反対側となる免震装置28の上端
部に対して係脱可能に結合された連結棒29を連結す
る。この構成は、外部から建物床面2に入力される日常
の微小振動が建物床面2から床パネル8へ伝達されるこ
とを免震装置28で阻止できると共に、建物床面2から
支柱3を介して入力される振動を、連結棒29によって
免震装置28に伝達することで支柱3をも免震し、全般
的に建物床面2から床パネル8への振動入力を抑制でき
る一方で、さらに加えて、床パネル8上での人員の移動
などで支柱3が移動する可能性を免震装置28側で規制
することもできる。すなわち、本実施例に用いられる免
震装置28は、その本来の機能である振動吸収作用に加
えて、係脱可能な連結棒29を介しての支柱3との連結
構成により、揺動可能性のある支柱3のストッパとして
も機能できるようになっている。
柱3に対して、支柱3間位置に間欠的に免震装置28を
配設し、当該免震装置28に最も近接している支柱3に
は、建物床面2側とは反対側となる免震装置28の上端
部に対して係脱可能に結合された連結棒29を連結す
る。この構成は、外部から建物床面2に入力される日常
の微小振動が建物床面2から床パネル8へ伝達されるこ
とを免震装置28で阻止できると共に、建物床面2から
支柱3を介して入力される振動を、連結棒29によって
免震装置28に伝達することで支柱3をも免震し、全般
的に建物床面2から床パネル8への振動入力を抑制でき
る一方で、さらに加えて、床パネル8上での人員の移動
などで支柱3が移動する可能性を免震装置28側で規制
することもできる。すなわち、本実施例に用いられる免
震装置28は、その本来の機能である振動吸収作用に加
えて、係脱可能な連結棒29を介しての支柱3との連結
構成により、揺動可能性のある支柱3のストッパとして
も機能できるようになっている。
以上説明してきたように本実施例にあっては、柱脚5の
下端部に、建物床面2に設置された台座4上で建物床面
2に対して前後左右に走行自在な球体12を設けたの
で、水平面内であらゆる方向に振動する可能性のある建
物床面2に対しこの球体12が良好な応答性を示し、結
果的に支柱3をスムーズに走行移動させることができ
て、支柱3の走行移動性を向上させることができる。
下端部に、建物床面2に設置された台座4上で建物床面
2に対して前後左右に走行自在な球体12を設けたの
で、水平面内であらゆる方向に振動する可能性のある建
物床面2に対しこの球体12が良好な応答性を示し、結
果的に支柱3をスムーズに走行移動させることができ
て、支柱3の走行移動性を向上させることができる。
他方、柱脚5の中途部に、隣接する他の柱脚5に向かっ
て延出させて継手18を設けると共に、一対の柱脚5間
でこれらの継手18にその両端部を連結して、球体12
による走行移動力をこれら柱脚5相互間、ひいては支柱
3相互間に伝達する根絡材31を設け、球体12の摩擦
や回転性能などに起因してそれぞれ異なる走行移動力で
移動する可能性のある柱脚5の当該走行移動力を、この
根絡材31によって柱脚5相互間に伝達させるようにし
たので、相当の振動入力によって生じる走行移動力の伝
達を、この根絡材31によって構造的に保証することが
できる。従って、建物床面2に対する床パネル8全体の
一体的に相対水平移動をスムーズに確保できて、良好な
免震性能を得ることができる。
て延出させて継手18を設けると共に、一対の柱脚5間
でこれらの継手18にその両端部を連結して、球体12
による走行移動力をこれら柱脚5相互間、ひいては支柱
3相互間に伝達する根絡材31を設け、球体12の摩擦
や回転性能などに起因してそれぞれ異なる走行移動力で
移動する可能性のある柱脚5の当該走行移動力を、この
根絡材31によって柱脚5相互間に伝達させるようにし
たので、相当の振動入力によって生じる走行移動力の伝
達を、この根絡材31によって構造的に保証することが
できる。従って、建物床面2に対する床パネル8全体の
一体的に相対水平移動をスムーズに確保できて、良好な
免震性能を得ることができる。
さらに、柱脚5と根絡材31との間には、入力振動の形
態、例えば地震の縦振動などによって剪断力が加わるお
それがある。従って、根絡材31と柱脚5とを剛接合す
ると、継手18と根絡材31との連結部分で破断してし
まうおそれがあり、これによってその後の水平振動に対
する免震機能が保証されなくなってしまう。本実施例に
あっては、継手18と根絡材31とを回転自在に連結し
ているので、継手18と根絡材31との連結部分の破壊
を防止でき、その結果フリーアクセスフロア1の免震機
能を保証することができる。
態、例えば地震の縦振動などによって剪断力が加わるお
それがある。従って、根絡材31と柱脚5とを剛接合す
ると、継手18と根絡材31との連結部分で破断してし
まうおそれがあり、これによってその後の水平振動に対
する免震機能が保証されなくなってしまう。本実施例に
あっては、継手18と根絡材31とを回転自在に連結し
ているので、継手18と根絡材31との連結部分の破壊
を防止でき、その結果フリーアクセスフロア1の免震機
能を保証することができる。
上記構成にあっては、根絡材31と継手18、ひいては
柱脚5とを回転自在に連結することとしたので、根絡材
31と柱脚5とが相対的に揺動する可能性があり、これ
により柱脚5、具体的には支柱3が建物床面2に対して
傾斜する場合があり得る。この支柱3の傾斜は、この支
柱3の上端部間に密に架設される床パネル8を建物床面
2に対して僅かに傾斜させることが考えられる。本実施
例では、床パネル8を支持するパネル架台6を柱脚5の
上端部に対して球体24及び連結材25で回転自在に取
り付けているので、このような柱脚5の傾斜に対しても
床パネル8を水平状態に維持することができる。
柱脚5とを回転自在に連結することとしたので、根絡材
31と柱脚5とが相対的に揺動する可能性があり、これ
により柱脚5、具体的には支柱3が建物床面2に対して
傾斜する場合があり得る。この支柱3の傾斜は、この支
柱3の上端部間に密に架設される床パネル8を建物床面
2に対して僅かに傾斜させることが考えられる。本実施
例では、床パネル8を支持するパネル架台6を柱脚5の
上端部に対して球体24及び連結材25で回転自在に取
り付けているので、このような柱脚5の傾斜に対しても
床パネル8を水平状態に維持することができる。
こうして、床パネル8は地震入力時にも建物床面2と平
行に保たれる。この免震装置28は必ずしも支柱3間に
限らず、室内壁面10との近傍の支柱3との間に水平に
配設して、水平方向から支柱3と床パネル8との一体的
な水平運動を免震するようにしてもよい。
行に保たれる。この免震装置28は必ずしも支柱3間に
限らず、室内壁面10との近傍の支柱3との間に水平に
配設して、水平方向から支柱3と床パネル8との一体的
な水平運動を免震するようにしてもよい。
《効果》 以上詳しく説明したように、本考案に係るフリーアクセ
スフロアの支柱によれば、柱脚の下端部に、建物床面に
設置された台座上で建物床面に対して前後左右に走行自
在な球体を設けたので、水平面内であらゆる方向に振動
する可能性のある建物床面に対しこの球体が良好な応答
性を示し、結果的に支柱をスムーズに走行移動させるこ
とができて、支柱の走行移動性を向上させることができ
る。
スフロアの支柱によれば、柱脚の下端部に、建物床面に
設置された台座上で建物床面に対して前後左右に走行自
在な球体を設けたので、水平面内であらゆる方向に振動
する可能性のある建物床面に対しこの球体が良好な応答
性を示し、結果的に支柱をスムーズに走行移動させるこ
とができて、支柱の走行移動性を向上させることができ
る。
また、柱脚の中途部に、隣接する他の柱脚に向かって延
出させて継手を設けると共に、一対の柱脚間でこれらの
継手にその両端部を連結して、球体による走行移動力を
これら柱脚相互間、ひいては支柱相互間に伝達する根絡
材を設け、球体の摩擦や回転性能などに起因してそれぞ
れ異なる走行移動力で移動する可能性のある柱脚の当該
走行移動力を、この根絡材によって柱脚相互間に伝達さ
せるようにしたので、相当の振動入力によって生じる走
行移動力の伝達を、この根絡材によって構造的に保証す
ることができる。従って、建物床面に対する床パネル全
体の一体的な相対水平移動をスムーズに確保できて、良
好な免震性能を得ることができる。
出させて継手を設けると共に、一対の柱脚間でこれらの
継手にその両端部を連結して、球体による走行移動力を
これら柱脚相互間、ひいては支柱相互間に伝達する根絡
材を設け、球体の摩擦や回転性能などに起因してそれぞ
れ異なる走行移動力で移動する可能性のある柱脚の当該
走行移動力を、この根絡材によって柱脚相互間に伝達さ
せるようにしたので、相当の振動入力によって生じる走
行移動力の伝達を、この根絡材によって構造的に保証す
ることができる。従って、建物床面に対する床パネル全
体の一体的な相対水平移動をスムーズに確保できて、良
好な免震性能を得ることができる。
以上のように、走行自在な球体を柱脚の下端部に備える
と共に、これら柱脚相互を上記構成の根絡材によって連
結した構成により、床パネル全体をほぼ一定の高さで水
平方向に相対移動させることができるので、上下方向変
位をも生じさせてしまう従来の第2の提案と異なり、床
パネル上の機器に上下方向の加速度を生じさせてしまう
ことを防止できると共に、当該第2の提案において揺動
動作するリンク機構の維持のために必要とされたバネや
ダンパーも必要とせず、その設定も要求されることがな
い。
と共に、これら柱脚相互を上記構成の根絡材によって連
結した構成により、床パネル全体をほぼ一定の高さで水
平方向に相対移動させることができるので、上下方向変
位をも生じさせてしまう従来の第2の提案と異なり、床
パネル上の機器に上下方向の加速度を生じさせてしまう
ことを防止できると共に、当該第2の提案において揺動
動作するリンク機構の維持のために必要とされたバネや
ダンパーも必要とせず、その設定も要求されることがな
い。
さらに、柱脚と根絡材との間には、入力振動の形態、例
えば地震の縦振動などによって剪断力が加わるおそれが
あり、この継手と根絡材との連結部分の強度が問題とな
るが、本考案にあっては、継手と根絡材とを回転自在に
連結しているので、継手と根絡材との連結部分の破壊を
防止でき、その結果フリーアクセスフロアの免震機能を
保証することができる。
えば地震の縦振動などによって剪断力が加わるおそれが
あり、この継手と根絡材との連結部分の強度が問題とな
るが、本考案にあっては、継手と根絡材とを回転自在に
連結しているので、継手と根絡材との連結部分の破壊を
防止でき、その結果フリーアクセスフロアの免震機能を
保証することができる。
また、上記のように根絡材と継手、ひいては柱脚とを回
転自在に連結することとしたので、根絡材と柱脚とが相
対的に揺動する可能性があり、これにより柱脚、具体的
には支柱が建物床面に対して傾斜して床パネルを建物床
面に対して僅かに傾斜させることが考えられるが、本考
案では、床パネルを支持するパネル架台を柱脚の上端部
に対してボールジョイントで回転自在に取り付けている
ので、このような柱脚の傾斜に対しても床パネルを水平
状態に維持することができ、従って、床パネルに各種の
変形応力が加わることを防止できると共に、きしみ音な
どの発生も防止することができる。
転自在に連結することとしたので、根絡材と柱脚とが相
対的に揺動する可能性があり、これにより柱脚、具体的
には支柱が建物床面に対して傾斜して床パネルを建物床
面に対して僅かに傾斜させることが考えられるが、本考
案では、床パネルを支持するパネル架台を柱脚の上端部
に対してボールジョイントで回転自在に取り付けている
ので、このような柱脚の傾斜に対しても床パネルを水平
状態に維持することができ、従って、床パネルに各種の
変形応力が加わることを防止できると共に、きしみ音な
どの発生も防止することができる。
図は何れも本考案の実施例に関し、第1図はフリーアク
セスフロアの側面図、第2図は支柱の斜視図、第3図は
復元機構を加えた構成の第2図の支柱の断面図である。 1…フリーアクセスフロア 2…建物床面、3…支柱 4…台座、5…柱脚 6…パネル架台、8…床パネル 12…球体、18…継手 24…球体(ボールジョイント) 25…連結材(ボールジョイント) 31…根絡材
セスフロアの側面図、第2図は支柱の斜視図、第3図は
復元機構を加えた構成の第2図の支柱の断面図である。 1…フリーアクセスフロア 2…建物床面、3…支柱 4…台座、5…柱脚 6…パネル架台、8…床パネル 12…球体、18…継手 24…球体(ボールジョイント) 25…連結材(ボールジョイント) 31…根絡材
Claims (1)
- 【請求項1】建物床面に所定の間隔で整列配置され、そ
れらの上端部相互間に上床を形成する床パネルが架設さ
れるフリーアクセスフロアの支柱において、 上記建物床面に対して上記床パネルを水平状態に維持す
るために、該床パネルを支持するパネル架台が回転自在
なボールジョイントを介してその上端部に取り付けら
れ、且つ下端部には、上記建物床面に設置された台座上
で該建物床面に対して前後左右に走行移動自在な球体が
設けられた柱脚と、 該柱脚の中途部に、隣接する他の柱脚に向かって延出さ
せて設けられた継手と、 一対の柱脚間でこれらの継手にその両端部が回転自在に
連結されて設けられ、上記球体による走行移動力をこれ
ら柱脚相互間に伝達する根絡材と、 を備えたことを特徴とするフリーアクセスフロアの支
柱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987187751U JPH0618967Y2 (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 | フリーアクセスフロアの支柱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987187751U JPH0618967Y2 (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 | フリーアクセスフロアの支柱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0192439U JPH0192439U (ja) | 1989-06-16 |
| JPH0618967Y2 true JPH0618967Y2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=31478884
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987187751U Expired - Lifetime JPH0618967Y2 (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 | フリーアクセスフロアの支柱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0618967Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002285672A (ja) * | 2000-04-27 | 2002-10-03 | Sato Benec Co Ltd | 集合住宅の床下構造 |
| JP2007154534A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-06-21 | Bridgestone Corp | 床構造 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5452823A (en) * | 1977-10-04 | 1979-04-25 | Obayashi Gumi Kk | Vibration preventing floor |
| JPS5471426U (ja) * | 1977-10-29 | 1979-05-21 | ||
| JPS63261055A (ja) * | 1987-04-17 | 1988-10-27 | 株式会社大林組 | フリ−アクセスフロア |
-
1987
- 1987-12-11 JP JP1987187751U patent/JPH0618967Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0192439U (ja) | 1989-06-16 |
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