JPH0584835A - 繊維強化樹脂製曲管継手の製造方法 - Google Patents

繊維強化樹脂製曲管継手の製造方法

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JPH0584835A
JPH0584835A JP3249085A JP24908591A JPH0584835A JP H0584835 A JPH0584835 A JP H0584835A JP 3249085 A JP3249085 A JP 3249085A JP 24908591 A JP24908591 A JP 24908591A JP H0584835 A JPH0584835 A JP H0584835A
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JP
Japan
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resin
fiber
mandrel
curved
connecting portion
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JP3249085A
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Inventor
Hirohide Nakagawa
裕英 中川
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】曲成マンドレルのまわりに樹脂含浸強化繊維を
巻き付けて、繊維強化樹脂製曲管継手を製造する方法を
提供する。 【構成】曲成マンドレル1を一方の管接続部形成部11
を回転軸として回転する。少なくとも回動する機能と、
回転する機能を有するフィードアイ2により、樹脂含浸
強化繊維3を巻き付ける。ついで他方の管接続部形成部
12を回転軸として回転する。同様に樹脂含浸強化繊維
を巻きつける。樹脂を硬化し、硬化した樹脂含浸強化層
を形成した後、脱型して、繊維強化樹脂製曲管継手10
を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、繊維強化樹脂製曲管継
手の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】繊維強化樹脂製管体を製造するのに、フ
ィラメントワインディング(FW法)が用いられること
はよく知られている。管体が直線状であればFW法を適
用するのは比較的容易である。しかし、エルボ型管継手
のような直線状でない管体をFW法により製造する場
合、特に曲成部に樹脂含浸強化繊維を均一に巻き付ける
のは難しい。
【0003】そこで、曲成部に精度よく繊維を巻き付け
ることができるFW法として、例えば、特公平2─57
496号公報に記載の如く、円弧形心棒を回転軸のまわ
りに回転させるとともに、曲率中心を中心とする円弧運
動を行わせ、円弧運動の円弧状軸線と回転軸の軸芯とが
接する位置を給糸点として、円弧形心棒のまわりに樹脂
含浸フィラメントを連続的に供給する成形法が提案され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この成形法で
は、機械的FWが可能であるが、機械まわりの動きが非
常に大きく且つ複雑であり、また円弧状管の製造が可能
であるとしても、異種のベント、例えば、曲成部のRが
小さくて曲がり方が急激な、90°ベンド、45°ベン
ド等の成形を行なうことができないという問題点があ
る。
【0005】本発明は、上記の如き従来の問題点を解消
し、少なくとも曲成マンドレルの回転軸を含む水平面上
で回動する機能と樹脂含浸強化繊維の繰り出し方向を回
転軸として回転する機能とを有するフィードアイによ
り、曲成マンドレルのまわりに樹脂含浸強化繊維を巻き
付けて繊維強化樹脂層を形成する繊維強化樹脂製曲管継
手の製造方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明の
繊維強化樹脂製曲管継手の製造方法は、曲成マンドレル
に樹脂含浸強化繊維を巻き付け、樹脂を硬化させて繊維
強化樹脂層を形成した後、曲成マンドレルを脱型して繊
維強化樹脂製曲管を製造する方法であって、曲成マンド
レルを、管接続部形成部を曲成部の両端部に離脱自在に
装着することにより構成し、一方の管接続部形成部を回
転軸として回転させ、少なくとも曲成マンドレルの回転
軸を含む水平面上で回動する機能と樹脂含浸強化繊維の
繰り出し方向を回転軸として回転する機能とを有するフ
ィードアイにより、一方の管接続部形成部から曲成部の
中央部を越えた部分まで、樹脂含浸強化繊維を巻き付
け、次いで他方の管接続部形成部を回転軸として回転さ
せ、同様に前記フィードアイにより樹脂含浸強化繊維を
巻き付けて、繊維強化樹脂層を形成する方法である。
【0007】本願の請求項2の発明の繊維強化樹脂製曲
管継手の製造方法は、曲成マンドレルに樹脂含浸強化繊
維を巻き付け、樹脂を硬化させて繊維強化樹脂層を形成
した後、曲成マンドレルを脱型して繊維強化樹脂製曲管
を製造する方法であって、曲成マンドレルを、それぞれ
曲成部の一端部に管接続部形成部が設けられた一対の曲
成マンドレル片の曲成部同士を離脱自在に連結すること
により構成し、一方の管接続部形成部を回転軸として回
転させ、少なくとも曲成マンドレルの回転軸を含む水平
面上で回動する機能と樹脂含浸強化繊維の繰り出し方向
を回転軸として回転する機能とを有するフィードアイに
より、一方の管接続部形成部から曲成部の連結部を越え
た部分まで、樹脂含浸強化繊維を巻き付け、次いで他方
の管接続部形成部を回転軸として回転させ、同様に前記
フィードアイにより樹脂含浸強化繊維を巻き付けて、繊
維強化樹脂層を形成する方法である。
【0008】本願の請求項3の発明の繊維強化樹脂製曲
管継手の製造方法は、曲成マンドレルに樹脂含浸強化繊
維を巻き付け、樹脂を硬化させて繊維強化樹脂層を形成
した後、曲成マンドレルを脱型して繊維強化樹脂製曲管
を製造する方法であって、曲成マンドレルを、管接続部
形成部を曲成部の両端部に離脱自在に装着することによ
り構成し、ターンテーブルに一方の管接続部成形部を取
り付けて他方の管接続部形成部を周方向に回転させ、少
なくとも曲成マンドレルの回転軸を含む水平面上で回動
する機能と樹脂含浸強化繊維の繰り出し方向を回転軸と
して回転する機能とを有するフィードアイにより、他方
の管接続部形成部から曲成部の中央部を越えた部分ま
で、樹脂含浸強化繊維を巻き付け、次いで曲成マンドレ
ルをターンテーブルに他方の管接続部形成部を取り付け
なおして一方の管接続部形成部を周方向に回転させ、同
様に前記フィードアイにより樹脂含浸強化繊維を巻き付
けて、繊維強化樹脂層を形成する方法である。
【0009】本願の請求項4の発明の繊維強化樹脂製曲
管継手の製造方法は、曲成マンドレルに樹脂含浸強化繊
維を巻き付け、樹脂を硬化させて繊維強化樹脂層を形成
した後、曲成マンドレルを脱型して繊維強化樹脂製曲管
を製造する方法であって、曲成マンドレルを、それぞれ
曲成部の一端部に管接続部形成部が設けられた一対の曲
成マンドレル片の曲成部同士を離脱自在に連結すること
により構成し、ターンテーブルに一方の管接続部成形部
を取り付けて他方の管接続部形成部を周方向に回転さ
せ、少なくとも曲成マンドレルの回転軸を含む水平面上
で回動する機能と樹脂含浸強化繊維の繰り出し方向を回
転軸として回転する機能とを有するフィードアイによ
り、他方の管接続部形成部から曲成部の連結部を越えた
部分まで、樹脂含浸強化繊維を巻き付け、次いで曲成マ
ンドレルをターンテーブルに他方の管接続部形成部を取
り付けなおして一方の管接続部形成部を周方向に回転さ
せ、同様に前記フィードアイにより樹脂含浸強化繊維を
巻き付けて、繊維強化樹脂層を形成する方法である。
【0010】本発明において、使用する繊維としては、
特に限定されるものではないが、ガラス繊維、炭素繊維
等の無機繊維、あるいはアラミド繊維、ポリエチレンテ
レフタレート繊維(PET繊維)等の有機繊維等が挙げ
られ、これらの繊維からなるロービング、クロステープ
(ロービング繊維を、例えば井桁状に織ったもので織り
方や幅は特に限定されない)が好適に用いられる。
【0011】そして、この繊維に含浸される樹脂として
は、例えば、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等
の熱硬化性樹脂が好適に用いられる。
【0012】
【作用】請求項1または請求項2の発明の繊維強化樹脂
製曲管継手の製造方法においては、曲成マンドレルを管
接続部形成部を曲成部の両端部に離脱自在に装着するこ
とにより構成するか、または、曲成マンドレルをそれぞ
れ曲成部の一端部に管接続部形成部が設けられた一対の
曲成マンドレル片の曲成部同士を離脱自在に連結するこ
とにより構成し、この曲成マンドレルのまわりに、最初
一方の管接続部形成部から、次いで他方の管接続部形成
部から、少なくとも曲成マンドレルの回転軸を含む水平
面上で回動する機能と樹脂含浸強化繊維の繰り出し方向
を回転軸として回転する機能とを有するフィードアイに
より、樹脂含浸強化繊維を巻き付けて、繊維強化樹脂層
を形成するので、異種のベント、例えば、曲成部のRが
小さくて曲がり方が急激な、90°ベンド、45°ベン
ド等の曲管継手の成形を行なうことができる。
【0013】請求項3または請求項4の発明の本発明繊
維強化樹脂製曲管継手の製造方法においては、曲成マン
ドレルをターンテーブルに一方の管接続部形成部に取り
付けて、他方の管接続部形成部を周方向に回転させて、
そのまわりに前記同様のフィードアイをにより樹脂含浸
強化繊維を巻き付けるようにすると、樹脂含浸強化繊維
を巻き付ける他方の管接続部形成部の方がフィードアイ
により近く、一方の管接続部形成部が邪魔になることな
く、他方の管接続部形成部に繊維含浸強化繊維を巻き付
けることができる。このことは一方と他方の管接続部形
成部を入れかえた場合も全く同じである。
【0014】
【実施例】以下、本発明を実施例により、図面を参照に
しながら具体的に説明する。図1は、本発明に使用する
フィードアイの作動を示す説明図である。
【0015】フィードアイ2は、曲成マンドレル1の軸
に沿うX軸方向の移動作動、曲成マンドレル1に近接離
反するZ軸方向の移動作動および上下方向のY軸方向の
移動作動の三次元的移動作動と、曲成マンドレル1の回
転軸を含む水平面上で回動するVで示される回動作動お
よび樹脂含浸強化繊維の繰り出し方向を回転軸として回
転するUで示される回転作動が可能とされている。
【0016】図2は、請求項1の本発明の一実施例をそ
の工程順に示す説明図である。管接続部形成部11、1
2を曲成部13の両端部に装着して曲成マンドレル1を
組み立て、その曲成マンドレル1の一方の管接続部形成
部11の頭部111をを軸5のチャック51に固定する
工程(a)、曲成マンドレル1の一方の管接続部形成部
11のまわりに樹脂含浸強化繊維3を巻き付ける工程
(b)、曲成マンドレル1の他方の管接続部形成部12
のまわりに樹脂含浸強化繊維3を巻き付ける工程
(c)、曲成マンドレル1のまわりに巻き付けた樹脂含
浸強化繊維層を加熱硬化させる工程(d)、曲成マンド
レル1を脱型する工程(e)を示している。
【0017】マンドレル1の曲成部13は、ポリエチレ
ン等をブロー成形することにより作製された成形品であ
って、L字状に曲折され、内部は中空とされ、横断面外
形が円形とされ、その一端部に通孔(図示せず)が設け
られている。管接続部形成部11、12は、ポリプロピ
レン等をブロー成形することにより作製された短管状の
成形品であって、一方の端部には密閉された頭部11
1、121が設けられており、他方の端部は開放状態と
されている。管接続部形成部11、12の開放された方
の端部を曲成部13の両端部に着装して、L字状に曲折
した曲成マンドレル1を組立てる。
【0018】一方の管接続部形成部11の頭部111を
軸5のチャック51に真空吸引により固定する。また、
必要に応じて、ボルトによる締め付け等、適当な固定手
段を採用することができる〔以上工程(a)〕。
【0019】曲成マンドレル1を軸5を回転軸として回
転させ、フィードアイ2を用い、複数本のガラスロービ
ングに熱硬化性樹脂液を含浸させた樹脂含浸強化繊維3
を、一方の管接続部形成部11から曲成部13の中央を
越えた部分まで巻き付けて樹脂含浸強化繊維層を形成す
る。
【0020】フィードアイ2は、一方の管接続部形成部
11および曲成部13の管接続部形成部11側の端部を
形成するとき、曲成マンドレル1の軸に沿うX軸方向の
移動作動およびUで示される回転作動を行ない、曲成部
13の中央部を形成するとき、曲成マンドレル1に近接
離反するZ軸方向の移動作動、上下方向のY軸方向の移
動作動の三次元的移動作動およびVで示される回動作動
を行なう〔以上工程(b)〕。
【0021】軸5の回転を停止し、軸5のチャック51
より一方の管接続部形成部11の頭部111を外し、他
方の管接続部12の頭部121を装着する。曲成マンド
レル1を再び軸5を回転軸として回転させ、樹脂含浸強
化繊維3を、他方の管接続部形成部12から曲成部13
の中央を越えた部分まで巻き付けて樹脂含浸強化繊維層
を形成する。
【0022】なお、フィードアイ2の作動は工程(b)
の場合と同じである〔以上工程(c)〕。軸5の回転を
停止し、軸5のチャック51より他方の管接続部形成部
12の頭部121を外し、曲成マンドレル1のまわりに
巻き付けた樹脂含浸強化繊維層をヒーター4により加熱
硬化させる〔以上工程(d)〕。
【0023】曲管マンドレル1の管接続部形成部11、
12を脱型し、次いで、曲成部13の通孔より内部を真
空状態にして縮径させた状態として、脱型して、繊維強
化曲管継手10を得る〔以上工程(e)〕。
【0024】なお、上記工程(b)および工程(c)に
おける操作をプログラム化し、フィードアイ2の作動お
よび曲成マンドレル1の回転作動をコンピューター制御
するようにすれば、高精度化、効率化されるので好まし
い。
【0025】なお、(b)工程から(c)工程への、一
方の管接続部形成部11から他方の管接続部成形部12
の軸5のチャック51への固定の変更は、図3に示す工
程により行われる。軸5のチャック51に一方の管接続
部形成部11の頭部111が固定されており、一方の管
接続部形成部11から曲成部13の中央部を越えた部分
まで樹脂含浸強化繊維3を巻き付けられている状態〔工
程(f)〕から、曲成マンドレル1をターンテーブル6
の2本のエアーシリンダ61により支えつつ、軸5のチ
ャック51より一方の管接続部形成部11の頭部111
を外し、他方の管接続部形成部12を水平にする工程
(g)、曲成マンドレル1を水平方向に180°回転さ
せて、軸5のチャック51に他方の管接続部形成部12
の頭部121を装着する工程(h)、エアーシリンダ6
1の支えを外す工程(i)を経て、他方の管接続部形成
部12の頭部121を軸5のチャック51に装着する。
【0026】図4は、請求項3の本発明の実施例をその
工程順に示す説明図である。管接続部形成部71、72
を曲成部73の両端部に着装して曲成マンドレル7を組
立てる工程(j)、曲成マンドレル7の一方の管接続部
形成部71をターンテーブル8のチャック81に固定し
て、他方の管接続部形成部72のまわりに樹脂含浸強化
繊維3を巻き付ける工程(k)、曲成マンドレル7の他
方の管接続部形成部72をターンテーブル8のチャック
81に固定しなおして、そのまわりに樹脂含浸強化繊維
3を巻き付ける工程(l)、曲成マンドレル7のまわり
に巻き付けた樹脂含浸強化繊維層を加熱硬化させる工程
(m)、曲成マンドレル7を脱型する工程(n)を示し
ている。
【0027】図2に示すのと同様に組立てた曲成マンド
レル7の一方の管接続部形成部71の頭部711をター
ンテーブル8のチャック81に固定する。曲成マンドレ
ル7の他方の管接続部形成部72の軸心がターンテーブ
ル8の回転軸の中心に位置するようにする〔以上工程
(j)〕。
【0028】ターンテーブル8を回転軸のまわりに回転
させて、曲成マンドレル7の他方の管接続部形成部72
をその軸心のまわりに回転させ、フィードアイ2を用
い、複数本のガラスロービングに熱硬化性樹脂液を含浸
させた樹脂含浸強化繊維3を、他方の管接続部形成部7
2および曲成部73の中央を越えた部分まで巻き付けて
樹脂含浸強化繊維層を形成する。
【0029】フィードアイ2は、他方の管接続部形成部
72および曲成部73の端部を形成するとき、曲成マン
ドレル7の軸の他方の管接続部形成部72の軸に沿う上
下方向のY軸方向の移動作動およびUで示される回転作
動を行ない、曲成部73の中央部を形成するとき、曲成
マンドレル7に近接離反するZ軸方向の移動作動、管接
続部形成部71の軸方向の移動作動およびVで示される
回動作動を行なう〔以上工程(k)〕。
【0030】ターンテーブル8のチャック81より、曲
成マンドレル7の一方の管接続部形成部71の頭部71
1を外し、曲成マンドレル7の他方の管接続部形成部7
2の頭部721を固定しなおす。
【0031】再びターンテーブル8を回転させて、樹脂
含浸強化繊維3を、一方の管接続部形成部71および曲
成部73の中央を越えた部分まで巻き付けて樹脂含浸強
化繊維層を形成する。
【0032】なお、フィードアイ2の作動は工程(k)
の場合と同じである〔以上工程(l)〕。曲成マンドレ
ル7のまわりに巻き付けた樹脂含浸強化繊維層をヒータ
ー9により加熱硬化させる〔以上工程(m)〕。
【0033】曲成マンドレル7の管接続部形成部71、
72を脱型し、次いで、曲成部73の通孔より内部を真
空状態にして縮径させた状態として、脱型して、繊維強
化曲管継手10を得る〔以上工程(n)〕。
【0034】なお、上記工程(k)および工程(l)に
おける操作をプログラム化し、フィードアイ2の作動お
よび曲成マンドレル7の回転作動をコンピューター制御
するようにすれば、高精度化、効率化されるので好まし
い。
【0035】図5は、請求項2の本発明の実施例をその
工程順に示す説明図である。一対の曲成部112´、1
22´の一端部にそれぞれ管接続部形成部111´、1
21´がそれぞれ一体に設けられた第1の曲成マンドレ
ル片11´および第2の曲成マンドレル片12´の、曲
成部112´、122´の他端部同士をホットメルト接
着剤を介して連結して曲成マンドレル1´を組立て、一
方の管接続部形成部111´を軸5に固定する工程(a
´)、第1の曲成マンドレル片11´のまわりに樹脂含
浸強化繊維を巻き付ける工程(b´)、他方管接続部形
成部121´を軸5に固定しなおして、第2の曲成マン
ドレル片12´のまわりに樹脂含浸強化繊維3を巻き付
ける工程(c´)、曲成マンドレル1´のまわりに巻き
付けた樹脂含浸強化繊維層を加熱硬化させる工程(d
´)、第1の曲成マンドレル片11´および第2の曲成
マンドレル片12´を脱型する工程(e´)を示す。
【0036】第1の曲成マンドレル片11´および第2
の曲成マンドレル片12´は、ポリプロピレン等をブロ
ー成形することにより作製された成形品であって、曲成
部112´、122´の一端部に管接続部形成部111
´、121´が一体に設けられている。曲成部112
´、122´の端部は密閉されて端面が形成されてい
る。管接続部形成部111´、121´の曲成部112
´、122´が設けられた方とは逆の端部には密閉され
た頭部が設けられている。第1の曲成マンドレル片11
´および第2の曲成マンドレル片12´の曲成部112
´、122´の端面間をホットメルト接着剤にて連結し
て、L字状に曲折した曲成マンドレル1´を組立てる
〔以上工程(a´)〕。
【0037】一方の管接続部形成部111´の頭部を軸
5のチャック51に固定する。曲成マンドレル1´を軸
5を回転軸として回転させ、フィードアイ2を用い、複
数本のガラスロービングに熱硬化性樹脂液を含浸させた
樹脂含浸強化繊維3を、一方の管接続部形成部111´
から曲成部112´、122´の連結部を越える部分ま
で樹脂含浸強化繊維3を巻き付けて樹脂含浸強化繊維層
を形成する。
【0038】フィードアイ2は、一方の管接続部形成部
111´のまわりに樹脂含浸強化繊維層を形成すると
き、その軸に沿うX軸方向の移動作動およびUで示され
る回転作動を行ない、曲成部112´、122´のまわ
りに樹脂含浸強化繊維層を形成するとき、曲成マンドレ
ル1´に近接離反するZ軸方向の移動作動、上下方向の
Y軸方向の移動作動の三次元的移動作動およびVで示さ
れる回動作動を行なう〔以上工程(b´)〕。
【0039】軸5のチャック51より一方の管接続部形
成部111´の頭部を外し、他方の管接続部121´の
頭部を固定しなおす。曲成マンドレル1´を再び軸5を
回転軸として回転させ、樹脂含浸強化繊維3を、他方の
管接続部形成部121´から曲成部122´、112´
の連結部を越える部分まで巻き付けて樹脂含浸強化繊維
層を形成する。
【0040】なお、フィードアイ2の作動は工程(b
´)の場合と同じである〔以上工程(c´)〕。軸5の
チャック51より、他方の管接続部形成部121´の頭
部を外し、曲成マンドレル1´のまわりに巻き付けた樹
脂含浸強化繊維層をヒーター4により加熱硬化させる
〔以上工程(d´)〕。
【0041】曲成マンドレル1´の第1の曲成マンドレ
ル片11´および第2の曲成マンドレル片12´を脱型
して、繊維強化曲管継手10を得る〔以上工程(e
´)〕。なお、上記工程(b´)および工程(c´)に
おける操作をプログラム化し、フィードアイ2の作動お
よび曲成マンドレル1の回転作動をコンピューター制御
するようにすれば、高精度化、効率化されるので好まし
い。
【0042】図6は、請求項4の本発明の一実施例をそ
の工程順に示す説明図である。一対の曲成部712´、
722´の一端部に管接続部形成部711´、721´
が一体に設けられた第1の曲成マンドレル片71´およ
び第2の曲成マンドレル片72´の曲成部712´、7
22´同士をホットメルト接着剤を介して連結して曲成
マンドレル7´を組立て、曲成マンドレル7´の一方の
管接続部形成部711´をターンテーブル8に固定する
工程(j´)、他方の管接続部形成部721´のまわり
に樹脂含浸強化繊維3を巻き付ける工程(k´)、曲成
マンドレル7´の他方の管接続部形成部721´をター
ンテーブル8に固定しなおして、そのまわりに樹脂含浸
強化繊維3を巻き付ける工程(l´)、曲成マンドレル
7´のまわりに巻き付けた樹脂含浸強化繊維層を加熱硬
化させる工程(m)、曲成マンドレル7´を脱型する工
程(n)を示している。
【0043】図5に示すのと同様に組立てた曲成マンド
レル7´の一方の管接続部形成部711´の頭部をター
ンテーブル8のチャック81に固定する。曲成マンドレ
ル7´の他方の管接続部形成部721´の軸心がターン
テーブル8の回転軸の中心に位置するようにする〔以上
工程(j´)〕。
【0044】曲成マンドレル7´の他方の管接続部形成
部721´のまわりに回転させ、フィードアイ2を用
い、複数本のガラスロービングに熱硬化性樹脂液を含浸
させた樹脂含浸強化繊維3を、第2の曲成マンドレル片
72´から曲成部722´、712´の連結部を越えた
部分まで巻き付けて樹脂含浸強化繊維層を形成する。
【0045】フィードアイ2は、他方の管接続部形成部
721´のまわりに樹脂含浸強化繊維層を形成すると
き、他方の管接続部形成部72´の軸に沿う上下方向の
Y軸方向の移動作動およびUで示される回転作動を行な
い、曲成部722´、712´のまわりに樹脂含浸強化
繊維層を形成するとき、曲成マンドレル7´に近接離反
するZ軸方向の移動作動、管接続部形成部721´の軸
方向の移動作動およびVで示される回動作動を行なう
〔以上工程(k´)〕。
【0046】ターンテーブル8´のチャック81より、
曲成マンドレル7´の一方の管接続部形成部711´の
頭部を外し、曲成マンドレル7´の他方の管接続部形成
部721´の頭部を固定しなおす。
【0047】再びターンテーブル8を回転させて、樹脂
含浸強化繊維3を、第1の曲成マンドレル71´および
曲成部712´、722´の連結部を越えた部分まで巻
き付けて樹脂含浸強化繊維層を形成する。
【0048】なお、フィードアイ2の作動は工程(k
´)の場合と同じである〔以上工程(l´)〕。曲成マ
ンドレル7´のまわりに巻き付けた樹脂含浸強化繊維層
をヒーター9により加熱硬化させる〔以上工程(m
´)〕。
【0049】曲成マンドレル7´を第1の曲成マンドレ
ル片71´および第2の曲成マンドレル片72´に分解
して脱型し、繊維強化曲管継手10を得る〔以上工程
(n´)〕。なお、曲成部712´、722´間のホッ
トメルト接着剤は、前工程(m´)における加熱の際に
溶けて離脱が容易な状態となっているので、曲成マンド
レル7´の第1曲成マンドレル71´と第2マンドレル
72´に分解する作業はスムースに行われる。
【0050】図2、図4、図5及び図6の曲成マンドレ
ル1、7、1´、7´を用いて、それぞれの工程に従
い、曲成マンドレル1、7、1´、7´のまわりに、そ
れぞれ、フィードアイ2を使用し、樹脂含浸強化繊維3
を巻き付けて樹脂含浸強化繊維層を形成した。このと
き、強化繊維はガラス繊維ロービング(番手2220k
g/km)を用い、熱硬化性樹脂液としては、ビスフェ
ノールA型エポキシ樹脂(HY−917:日本チバガイ
ギー社製)と硬化促進剤(DY─070:日本チバガイ
ギー社製)からなるものを使用した。樹脂含浸強化繊維
層を加熱硬化させた後脱型して、それぞれ、繊維強化樹
脂曲管継手を得ることができた。
【0051】
【効果】本発明繊維強化樹脂製曲管継手の製造方法は、
上記の如き構成とされているので、異種のベント、例え
ば、曲部のRが小さくて曲がり方が急激な、90°ベン
ド、45°ベンド等の曲管継手の成形を行なうことがで
きる。
【0052】さらに、ターンテーブルを用いた場合は、
フィードアイにより、曲成マンドレルに近い部分に樹脂
含浸強化繊維を邪魔なく巻き付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用するフィードアイの作動を示す説
明図である。
【図2】請求項1記載の本発明の一実施例をその工程順
に示す説明図である。
【図3】図2に示す実施例の一方の管接続部形成部から
他方の管接続部形成部の軸への装着を変更する工程を示
す説明図である。
【図4】請求項3記載の本発明の実施例をその工程順に
示す説明図である。
【図5】請求項2記載の本発明の実施例をその工程順に
示す説明図である。
【図6】請求項4記載の本発明の実施例をその工程順に
示す説明図である。
【符号の簡単な説明】
1,1´、7、7´ 曲成マンドレル 2 フィードアイ 3 樹脂含浸強化繊維 4、9 ヒーター 5 軸 8 ターンテーブル 10 繊維強化樹脂製曲管継手 11、12、71、72、111´、121´、711
´、712´ 管接続部形成部 11´、12´、71´、72´ 曲成マンドレル片 13、73、712´、722´ 曲成部 51、81 チャック

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲成マンドレルに樹脂含浸強化繊維を巻
    き付け、樹脂を硬化させて繊維強化樹脂層を形成した
    後、曲成マンドレルを脱型して繊維強化樹脂製曲管を製
    造する方法であって、曲成マンドレルを、管接続部形成
    部を曲成部の両端部に離脱自在に装着することにより構
    成し、一方の管接続部形成部を回転軸として回転させ、
    少なくとも曲成マンドレルの回転軸を含む水平面上で回
    動する機能と樹脂含浸強化繊維の繰り出し方向を回転軸
    として回転する機能とを有するフィードアイにより、一
    方の管接続部形成部から曲成部の中央部を越えた部分ま
    で、樹脂含浸強化繊維を巻き付け、次いで他方の管接続
    部形成部を回転軸として回転させ、同様に前記フィード
    アイにより樹脂含浸強化繊維を巻き付けて、繊維強化樹
    脂層を形成することを特徴とする繊維強化樹脂製曲管継
    手の製造方法。
  2. 【請求項2】 曲成マンドレルに樹脂含浸強化繊維を巻
    き付け、樹脂を硬化させて繊維強化樹脂層を形成した
    後、曲成マンドレルを脱型して繊維強化樹脂製曲管を製
    造する方法であって、曲成マンドレルを、それぞれ曲成
    部の一端部に管接続部形成部が設けられた一対の曲成マ
    ンドレル片の曲成部同士を離脱自在に連結することによ
    り構成し、一方の管接続部形成部を回転軸として回転さ
    せ、少なくとも曲成マンドレルの回転軸を含む水平面上
    で回動する機能と樹脂含浸強化繊維の繰り出し方向を回
    転軸として回転する機能とを有するフィードアイによ
    り、一方の管接続部形成部から曲成部の連結部を越えた
    部分まで、樹脂含浸強化繊維を巻き付け、次いで他方の
    管接続部形成部を回転軸として回転させ、同様に前記フ
    ィードアイにより樹脂含浸強化繊維を巻き付けて、繊維
    強化樹脂層を形成することを特徴とする繊維強化樹脂製
    曲管継手の製造方法。
  3. 【請求項3】 曲成マンドレルに樹脂含浸強化繊維を巻
    き付け、樹脂を硬化させて繊維強化樹脂層を形成した
    後、曲成マンドレルを脱型して繊維強化樹脂製曲管を製
    造する方法であって、曲成マンドレルを、管接続部形成
    部を曲成部の両端部に離脱自在に装着することにより構
    成し、ターンテーブルに一方の管接続部成形部を取り付
    けて他方の管接続部形成部を周方向に回転させ、少なく
    とも曲成マンドレルの回転軸を含む水平面上で回動する
    機能と樹脂含浸強化繊維の繰り出し方向を回転軸として
    回転する機能とを有するフィードアイにより、他方の管
    接続部形成部から曲成部の中央部を越えた部分まで、樹
    脂含浸強化繊維を巻き付け、次いで曲成マンドレルをタ
    ーンテーブルに他方の管接続部形成部を取り付けなおし
    て一方の管接続部形成部を周方向に回転させ、同様に前
    記フィードアイにより樹脂含浸強化繊維を巻き付けて、
    繊維強化樹脂層を形成することを特徴とする繊維強化樹
    脂製曲管継手の製造方法。
  4. 【請求項4】 曲成マンドレルに樹脂含浸強化繊維を巻
    き付け、樹脂を硬化させて繊維強化樹脂層を形成した
    後、曲成マンドレルを脱型して繊維強化樹脂製曲管を製
    造する方法であって、曲成マンドレルを、それぞれ曲成
    部の一端部に管接続部形成部が設けられた一対の曲成マ
    ンドレル片の曲成部同士を離脱自在に連結することによ
    り構成し、ターンテーブルに一方の管接続部成形部を取
    り付けて他方の管接続部形成部を周方向に回転させ、少
    なくとも曲成マンドレルの回転軸を含む水平面上で回動
    する機能と樹脂含浸強化繊維の繰り出し方向を回転軸と
    して回転する機能とを有するフィードアイにより、他方
    の管接続部形成部から曲成部の連結部を越えた部分ま
    で、樹脂含浸強化繊維を巻き付け、次いで曲成マンドレ
    ルをターンテーブルに他方の管接続部形成部を取り付け
    なおして一方の管接続部形成部を周方向に回転させ、同
    様に前記フィードアイにより樹脂含浸強化繊維を巻き付
    けて、繊維強化樹脂層を形成することを特徴とする繊維
    強化樹脂製曲管継手の製造方法。
JP3249085A 1991-09-27 1991-09-27 繊維強化樹脂製曲管継手の製造方法 Pending JPH0584835A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180052144A (ko) * 2016-11-09 2018-05-18 현대자동차주식회사 복합재 차체부품 및 그 제조방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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