JPH05164285A - 繊維強化樹脂製管継手の製造方法 - Google Patents
繊維強化樹脂製管継手の製造方法Info
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- JPH05164285A JPH05164285A JP3323188A JP32318891A JPH05164285A JP H05164285 A JPH05164285 A JP H05164285A JP 3323188 A JP3323188 A JP 3323188A JP 32318891 A JP32318891 A JP 32318891A JP H05164285 A JPH05164285 A JP H05164285A
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- fiber
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Abstract
(57)【要約】
【目的】高強度、高精度のT字型の繊維強化樹脂製管継
手を、生産性よく、且つ安価に製造する方法を提供する
ことを目的とする。 【構成】樹脂含浸強化繊維を巻き付けた枝管部形成部1
2を、主管部形成部11の略中央部に装着してT字型マ
ンドレル1を組み立てる。T字型マンドレル1を主管部
形成部11を回転軸として回転させて、主管部形成部1
1の周りに樹脂含浸強化繊維を巻き付け、これら樹脂を
硬化して脱型する。
手を、生産性よく、且つ安価に製造する方法を提供する
ことを目的とする。 【構成】樹脂含浸強化繊維を巻き付けた枝管部形成部1
2を、主管部形成部11の略中央部に装着してT字型マ
ンドレル1を組み立てる。T字型マンドレル1を主管部
形成部11を回転軸として回転させて、主管部形成部1
1の周りに樹脂含浸強化繊維を巻き付け、これら樹脂を
硬化して脱型する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、T字型の繊維強化樹脂
製管継手の製造方法に関する。
製管継手の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、繊維強化樹脂製管継手体を製造す
るのに、フィラメントワインディング(以下、FW法と
いう)が用いられることはよく知られている。管体が直
線状であればFW法を適用するのは比較的容易である。
るのに、フィラメントワインディング(以下、FW法と
いう)が用いられることはよく知られている。管体が直
線状であればFW法を適用するのは比較的容易である。
【0003】しかし、T字型管継手のような直線状でな
い管体をFW法により製造する場合、特に枝管部形成部
及び枝管部形成部と主管部形成部との交差部に樹脂含浸
強化繊維を均一に巻き付け、耐圧強度のある繊維強化樹
脂製管継手を得るのは容易でない。
い管体をFW法により製造する場合、特に枝管部形成部
及び枝管部形成部と主管部形成部との交差部に樹脂含浸
強化繊維を均一に巻き付け、耐圧強度のある繊維強化樹
脂製管継手を得るのは容易でない。
【0004】そこで、例えば、T字型マンドレルに手作
業で樹脂含浸強化繊維を積層する、いわゆるハンドレア
ップ成形法が一般的に採用されている。又、特開平1─
200939〜200941号公報に記載されている如
く、主管部と枝管部とからなるT字管マンドレルを、基
準面内の回転軸芯の周りに回転、回動させると共に、フ
ィードアイをフィードアイの移動平面内で一次元的、二
次元的又は三次元的に移動させる操作によりFRP製積
層T字管を成形する方法が提案されている。
業で樹脂含浸強化繊維を積層する、いわゆるハンドレア
ップ成形法が一般的に採用されている。又、特開平1─
200939〜200941号公報に記載されている如
く、主管部と枝管部とからなるT字管マンドレルを、基
準面内の回転軸芯の周りに回転、回動させると共に、フ
ィードアイをフィードアイの移動平面内で一次元的、二
次元的又は三次元的に移動させる操作によりFRP製積
層T字管を成形する方法が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ハンドレアッ
プ成形法では、手作業で積層作業を行うので、成形時間
が長くなり、生産性が低く、コスト高となる。又、個人
差によりバラツキがあるので、成形品の安定性や信頼性
が低いという問題点がある。
プ成形法では、手作業で積層作業を行うので、成形時間
が長くなり、生産性が低く、コスト高となる。又、個人
差によりバラツキがあるので、成形品の安定性や信頼性
が低いという問題点がある。
【0006】又、特開平1─200939〜20094
1号公報に記載の方法では、T字管マンドレルの回転、
回動をコンピューター制御し、プログラムにより作動さ
せるにしても、その作動が複雑なために、成形速度を上
げることができず、また、回転軸を含む2軸への巻付け
角度が制約されてしまい、高強度の繊維強化樹脂製管継
手を成形することは容易でないという問題点がある。
1号公報に記載の方法では、T字管マンドレルの回転、
回動をコンピューター制御し、プログラムにより作動さ
せるにしても、その作動が複雑なために、成形速度を上
げることができず、また、回転軸を含む2軸への巻付け
角度が制約されてしまい、高強度の繊維強化樹脂製管継
手を成形することは容易でないという問題点がある。
【0007】本発明は、上記の如き従来の問題点を解消
し、T字型マンドレルの枝管部形成部及び主管部形成部
への樹脂含浸強化繊維の巻き付けを、分割して行うこと
により、高強度、高精度のT字型の繊維強化樹脂製管継
手を、生産性よく、且つ安価に製造する方法を提供する
ことを目的としてなされたものである。
し、T字型マンドレルの枝管部形成部及び主管部形成部
への樹脂含浸強化繊維の巻き付けを、分割して行うこと
により、高強度、高精度のT字型の繊維強化樹脂製管継
手を、生産性よく、且つ安価に製造する方法を提供する
ことを目的としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の繊維強化樹脂製
管継手の製造方法は、T字型マンドレルに樹脂含浸強化
繊維を巻き付け、樹脂を硬化させて繊維強化樹脂層を形
成した後、T字型マンドレルを脱型して繊維強化樹脂製
管継手を製造する方法であって、T字型マンドレルを、
主管部形成部に枝管部形成部の基端部が着脱自在とされ
た構造となし、予め脱離した状態の枝管部接続部のみを
回転軸として回転させて、枝管部形成部の周りに樹脂含
浸強化繊維を巻き付け、この枝管部形成部を主管部形成
部に装着してT字型マンドレルを組み立て、組み立てた
T字型マンドレルを主管部形成部を回転軸として回転さ
せて、主管部形成部の周りに樹脂含浸強化繊維を巻き付
け、これらの樹脂を硬化して繊維強化樹脂層を形成した
後脱型する方法である。
管継手の製造方法は、T字型マンドレルに樹脂含浸強化
繊維を巻き付け、樹脂を硬化させて繊維強化樹脂層を形
成した後、T字型マンドレルを脱型して繊維強化樹脂製
管継手を製造する方法であって、T字型マンドレルを、
主管部形成部に枝管部形成部の基端部が着脱自在とされ
た構造となし、予め脱離した状態の枝管部接続部のみを
回転軸として回転させて、枝管部形成部の周りに樹脂含
浸強化繊維を巻き付け、この枝管部形成部を主管部形成
部に装着してT字型マンドレルを組み立て、組み立てた
T字型マンドレルを主管部形成部を回転軸として回転さ
せて、主管部形成部の周りに樹脂含浸強化繊維を巻き付
け、これらの樹脂を硬化して繊維強化樹脂層を形成した
後脱型する方法である。
【0009】本発明において、使用する繊維としては、
特に限定されるものではないが、ガラス繊維、炭素繊維
等の無機繊維、あるいはアラミド繊維、ポリエチレンテ
レフタレート繊維(PET繊維)等の有機繊維等が挙げ
られ、これらの繊維からなるロービング、クロステープ
(ロービング繊維を、例えば井桁状に織ったもので織り
方や幅は特に限定されない)が好適に用いられる。
特に限定されるものではないが、ガラス繊維、炭素繊維
等の無機繊維、あるいはアラミド繊維、ポリエチレンテ
レフタレート繊維(PET繊維)等の有機繊維等が挙げ
られ、これらの繊維からなるロービング、クロステープ
(ロービング繊維を、例えば井桁状に織ったもので織り
方や幅は特に限定されない)が好適に用いられる。
【0010】そして、この繊維に含浸される樹脂として
は、例えば、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等
の熱硬化性樹脂が好適に用いられる。
は、例えば、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等
の熱硬化性樹脂が好適に用いられる。
【0011】
【作用】本発明の繊維強化樹脂製管継手の製造方法にお
いては、T字型マンドレルを、主管部形成部に枝管部形
成部の基端部が着脱自在とされた構造となし、予め脱離
した状態の枝管部接続部のみを回転軸として回転させ
て、枝管部形成部の周りに樹脂含浸強化繊維を巻き付
け、この枝管部形成部を主管部形成部に装着してT字型
マンドレルを組み立て、組み立てたT字型マンドレルを
主管部形成部を回転軸として回転させて、主管部形成部
の周りに樹脂含浸強化繊維を巻き付けることにより、枝
管部形成部及び主管部形成部への樹脂含浸強化繊維の巻
付け角度が制約されることがなく、高強度及び高精度の
T字型の管継手を製造することができる。又、樹脂含浸
強化繊維を巻き付ける際に、マンドレルを複雑に回転さ
せる必要がないので、T字型の管継手を生産性よく、且
つ安価に製造することができる。
いては、T字型マンドレルを、主管部形成部に枝管部形
成部の基端部が着脱自在とされた構造となし、予め脱離
した状態の枝管部接続部のみを回転軸として回転させ
て、枝管部形成部の周りに樹脂含浸強化繊維を巻き付
け、この枝管部形成部を主管部形成部に装着してT字型
マンドレルを組み立て、組み立てたT字型マンドレルを
主管部形成部を回転軸として回転させて、主管部形成部
の周りに樹脂含浸強化繊維を巻き付けることにより、枝
管部形成部及び主管部形成部への樹脂含浸強化繊維の巻
付け角度が制約されることがなく、高強度及び高精度の
T字型の管継手を製造することができる。又、樹脂含浸
強化繊維を巻き付ける際に、マンドレルを複雑に回転さ
せる必要がないので、T字型の管継手を生産性よく、且
つ安価に製造することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を実施例により、図面を参照に
しながら具体的に説明する。図1は、本発明に使用する
フィードアイの作動を示す説明図である。
しながら具体的に説明する。図1は、本発明に使用する
フィードアイの作動を示す説明図である。
【0013】フィードアイ2は、T字型マンドレル1の
軸に沿うX軸方向の移動作動、T字型マンドレル1に近
接離反するZ軸方向の移動作動および上下方向のY軸方
向の移動作動の三次元的移動作動と、T字型マンドレル
1の回転軸を含む水平面上で回動するVで示される回動
作動および樹脂含浸強化繊維の繰り出し方向を回転軸と
して回転するUで示される回転作動が可能とされてい
る。
軸に沿うX軸方向の移動作動、T字型マンドレル1に近
接離反するZ軸方向の移動作動および上下方向のY軸方
向の移動作動の三次元的移動作動と、T字型マンドレル
1の回転軸を含む水平面上で回動するVで示される回動
作動および樹脂含浸強化繊維の繰り出し方向を回転軸と
して回転するUで示される回転作動が可能とされてい
る。
【0014】図2は、本発明に使用するT字型マンドレ
ル1を示す正面図である。T字型マンドレル1は主管部
形成部11と枝管部形成部12とを備えている。主管部
形成部11は、ポリエチレン等を用いてブロー成形によ
り成形した成形品であって、直線状の中空体であり、両
端に管接続部形成部111が設けられている。その外周
面には、管接続部の内周面にパッキングを装着する溝を
形成するための凸条が周方向に沿って複数個設けられて
いる。その先端は密閉された頭部112とされている。
主管部形成部11の略中央部には、その軸方向と直角方
向をなす横方向に小さく突出する枝管部形成部接続部1
13が設けられている。
ル1を示す正面図である。T字型マンドレル1は主管部
形成部11と枝管部形成部12とを備えている。主管部
形成部11は、ポリエチレン等を用いてブロー成形によ
り成形した成形品であって、直線状の中空体であり、両
端に管接続部形成部111が設けられている。その外周
面には、管接続部の内周面にパッキングを装着する溝を
形成するための凸条が周方向に沿って複数個設けられて
いる。その先端は密閉された頭部112とされている。
主管部形成部11の略中央部には、その軸方向と直角方
向をなす横方向に小さく突出する枝管部形成部接続部1
13が設けられている。
【0015】尚、主管部形成部11は上記の構造のもの
に限定されず、例えば、略中央部で左右の2つ割りとさ
れ、両者間をホットメルト接着剤で接着するか、軸方向
に相対的に移動させて嵌め合うような構造としてもよ
い。
に限定されず、例えば、略中央部で左右の2つ割りとさ
れ、両者間をホットメルト接着剤で接着するか、軸方向
に相対的に移動させて嵌め合うような構造としてもよ
い。
【0016】又、主管部形成部11の略中央部の周り
を、予め、強度向上のために、樹脂含浸強化短繊維をハ
ッドレアップ成形により塗布後自然常温硬化させておく
のが好ましい。
を、予め、強度向上のために、樹脂含浸強化短繊維をハ
ッドレアップ成形により塗布後自然常温硬化させておく
のが好ましい。
【0017】枝管部形成部12は、ポリエチレン等を用
いてブロー成形により成形した成形品であって、直線状
の中空体であり、先端部に管接続部形成部121が設け
られている。その外周面には、管接続部の内周面にパッ
キングを装着する溝を形成するための凸条が周方向に沿
って複数個設けられている。その先端は密閉された頭部
122とされている。基端部の端部には開口部123が
設けられている。そして、主管部形成部11の接続部1
13に開口部123を嵌合するようにして、枝管部形成
部12を主管部形成部11に装着して、T字型マンドレ
ル1が形成される。この際、接続部113の外周面と開
口部123の内周面間を、適宜ホットメルト接着剤等に
より接着すると、両者間が強固に固定されて好適であ
る。
いてブロー成形により成形した成形品であって、直線状
の中空体であり、先端部に管接続部形成部121が設け
られている。その外周面には、管接続部の内周面にパッ
キングを装着する溝を形成するための凸条が周方向に沿
って複数個設けられている。その先端は密閉された頭部
122とされている。基端部の端部には開口部123が
設けられている。そして、主管部形成部11の接続部1
13に開口部123を嵌合するようにして、枝管部形成
部12を主管部形成部11に装着して、T字型マンドレ
ル1が形成される。この際、接続部113の外周面と開
口部123の内周面間を、適宜ホットメルト接着剤等に
より接着すると、両者間が強固に固定されて好適であ
る。
【0018】尚、枝管部形成部12の主管部形成部11
への装着の仕方は上記の場合に限定されず、適宜両者間
を嵌め合いにし、脱型時に枝管部形成部12の軸方向に
抜き取ることができるような構造を採用してもよい。
への装着の仕方は上記の場合に限定されず、適宜両者間
を嵌め合いにし、脱型時に枝管部形成部12の軸方向に
抜き取ることができるような構造を採用してもよい。
【0019】次に、図2に示すT字型マンドレル1を用
いて、本発明の繊維強化樹脂製管継手の製造する一例
を、図3〜図6を参照して、説明する。第1工程とし
て、図3に示す如く、予め切り離した状態の枝管部接続
部12のみを回転軸として回転させて、枝管部形成部1
2の周りに樹脂含浸強化繊維4を巻き付ける。
いて、本発明の繊維強化樹脂製管継手の製造する一例
を、図3〜図6を参照して、説明する。第1工程とし
て、図3に示す如く、予め切り離した状態の枝管部接続
部12のみを回転軸として回転させて、枝管部形成部1
2の周りに樹脂含浸強化繊維4を巻き付ける。
【0020】枝管部形成部12を回転軸として回転させ
るには、図3(a)に示す如き軸3を用いる。軸3は、
対向して設けられた駆動側チャック31及び支持側チャ
ック32と、支持側チャック32の後方に設けられた繊
維接続部形成部33とを備えている。駆動側チャック3
1には、枝管部形成部12の頭部122及び主管部形成
部11の頭部112の外面形状に対応する凹部311が
設けられ、凹部311の内表面には微細孔が設けられ、
微細孔を通して真空吸引が可能とされている。駆動側チ
ャック31の外周には、複数個のピン312が周方向に
沿って所定間隔をあけて一列に設けられている。このピ
ン312は樹脂含浸強化繊維をヘリカル巻きにて巻き付
ける際に、繊維を滑らせることなく巻付け角度の精度を
よくするのに使用する。
るには、図3(a)に示す如き軸3を用いる。軸3は、
対向して設けられた駆動側チャック31及び支持側チャ
ック32と、支持側チャック32の後方に設けられた繊
維接続部形成部33とを備えている。駆動側チャック3
1には、枝管部形成部12の頭部122及び主管部形成
部11の頭部112の外面形状に対応する凹部311が
設けられ、凹部311の内表面には微細孔が設けられ、
微細孔を通して真空吸引が可能とされている。駆動側チ
ャック31の外周には、複数個のピン312が周方向に
沿って所定間隔をあけて一列に設けられている。このピ
ン312は樹脂含浸強化繊維をヘリカル巻きにて巻き付
ける際に、繊維を滑らせることなく巻付け角度の精度を
よくするのに使用する。
【0021】支持側チャック32は、枝管部形成部12
の開口部123内に挿入する凸部321と、開口部12
3の端面に当接する押付部322が設けられている。押
付部322の外周には、複数個のピン323が周方向に
沿って所定間隔をあけて一列に設けられている。
の開口部123内に挿入する凸部321と、開口部12
3の端面に当接する押付部322が設けられている。押
付部322の外周には、複数個のピン323が周方向に
沿って所定間隔をあけて一列に設けられている。
【0022】繊維接続部形成部33の外周には、複数個
のピン331が周方向に沿って所定間隔をあけて一列に
設けられている。まず、図3(b)に示す如く、枝管部
形成部12の頭部122を軸3の駆動側チャック31に
真空吸引して固定する。尚、必要に応じて、ボルトによ
る締め付け等、適当な固定手段を採用してもよい。枝管
部形成部12の基端部側の開口部123内に支持側チャ
ック32の凸部321を挿入し、開口部123の端面に
押付部322を押し当てる〔図3(a)参照〕。以上の
操作により、枝管部形成部12を軸3に固定する。次
に、必要に応じて、枝管部形成部12の周りに、ウィー
ピング防止層形成用の樹脂含浸不織布を巻き付ける。
のピン331が周方向に沿って所定間隔をあけて一列に
設けられている。まず、図3(b)に示す如く、枝管部
形成部12の頭部122を軸3の駆動側チャック31に
真空吸引して固定する。尚、必要に応じて、ボルトによ
る締め付け等、適当な固定手段を採用してもよい。枝管
部形成部12の基端部側の開口部123内に支持側チャ
ック32の凸部321を挿入し、開口部123の端面に
押付部322を押し当てる〔図3(a)参照〕。以上の
操作により、枝管部形成部12を軸3に固定する。次
に、必要に応じて、枝管部形成部12の周りに、ウィー
ピング防止層形成用の樹脂含浸不織布を巻き付ける。
【0023】次に、軸3を回転させて、枝管部形成部1
2を回転軸として回転させ、フィードアイ2を用い、複
数本のガラスロービングに熱硬化性樹脂液を含浸させた
樹脂含浸強化繊維4を、枝管部形成部12の管接続部形
成部121から基端部の周囲に巻き付ける。この際、ま
ず、図3(c)に示す如く、フープ巻きにて巻き付け、
次に、図3(d)に示す如く、ヘリカル巻きにて巻き付
け、更に、図3(e)に示す如く、再度フープ巻きにて
巻き付ける。図(d)に示す如く、ヘリカル巻きにて巻
き付ける際、駆動側チャック31のピン312と支持側
チャック32のピン323との間はヘリカル巻きにて巻
き付け、支持側チャック32のピン323と繊維接続部
形成部33のピン331との間は直線状に巻き付けるよ
うにする。
2を回転軸として回転させ、フィードアイ2を用い、複
数本のガラスロービングに熱硬化性樹脂液を含浸させた
樹脂含浸強化繊維4を、枝管部形成部12の管接続部形
成部121から基端部の周囲に巻き付ける。この際、ま
ず、図3(c)に示す如く、フープ巻きにて巻き付け、
次に、図3(d)に示す如く、ヘリカル巻きにて巻き付
け、更に、図3(e)に示す如く、再度フープ巻きにて
巻き付ける。図(d)に示す如く、ヘリカル巻きにて巻
き付ける際、駆動側チャック31のピン312と支持側
チャック32のピン323との間はヘリカル巻きにて巻
き付け、支持側チャック32のピン323と繊維接続部
形成部33のピン331との間は直線状に巻き付けるよ
うにする。
【0024】フィードアイ2は、枝管部形成部12の軸
に沿うX軸方向の移動作動およびVで示される回転作動
の2軸の作動を行わせる。最後に、図3(f)に示す如
く、軸3の回転を停止し、駆動側チャック31のピン3
12及び繊維接続部形成部33のピン331の部分で、
繊維を切断する。そして、軸3の駆動側チャック31及
び支持側チャック32を外し、その周りに樹脂含浸強化
繊維4が巻き付けられ、基端部側に繊維を直線状に導き
出した繊維接続部41が設けられた枝管部形成部12を
取り出す。
に沿うX軸方向の移動作動およびVで示される回転作動
の2軸の作動を行わせる。最後に、図3(f)に示す如
く、軸3の回転を停止し、駆動側チャック31のピン3
12及び繊維接続部形成部33のピン331の部分で、
繊維を切断する。そして、軸3の駆動側チャック31及
び支持側チャック32を外し、その周りに樹脂含浸強化
繊維4が巻き付けられ、基端部側に繊維を直線状に導き
出した繊維接続部41が設けられた枝管部形成部12を
取り出す。
【0025】第2工程として、図4に示す如く、T字型
マンドレル1を組み立てて、主管部形成部11を回転軸
として回転させて、主管部形成部11及び枝管部形成部
12との交差部の周りに樹脂含浸強化繊維4を巻き付け
る。
マンドレル1を組み立てて、主管部形成部11を回転軸
として回転させて、主管部形成部11及び枝管部形成部
12との交差部の周りに樹脂含浸強化繊維4を巻き付け
る。
【0026】主管部形成部11を回転軸として回転させ
るには、図4(a)に示す如き軸5を用いる。軸5は、
対向して設けられた一対の駆動側チャック51と支持側
チャック52とを備えている。駆動側チャック51及び
支持側チャック52には、それぞれ、主管部形成部11
の頭部112の外面形状に対応する凹部511,521
が設けられ、凹部511,521の内表面には微細孔が
設けられ、微細孔を通して真空吸引が可能とされてお
り、又その外周には、それぞれ、ピン512,522が
設けられている。
るには、図4(a)に示す如き軸5を用いる。軸5は、
対向して設けられた一対の駆動側チャック51と支持側
チャック52とを備えている。駆動側チャック51及び
支持側チャック52には、それぞれ、主管部形成部11
の頭部112の外面形状に対応する凹部511,521
が設けられ、凹部511,521の内表面には微細孔が
設けられ、微細孔を通して真空吸引が可能とされてお
り、又その外周には、それぞれ、ピン512,522が
設けられている。
【0027】まず、図4(b)に示す如く、主管部形成
部11の両端の頭部112を、それぞれ、軸4の駆動側
チャック51及び支持側チャック52に真空吸引して固
定することにより、主管部形成部11を軸5に固定し、
その略中央部の周りに、補強層形成用の樹脂含浸ガラス
マット並びにクロスを巻き付け、半硬化状態にする。
部11の両端の頭部112を、それぞれ、軸4の駆動側
チャック51及び支持側チャック52に真空吸引して固
定することにより、主管部形成部11を軸5に固定し、
その略中央部の周りに、補強層形成用の樹脂含浸ガラス
マット並びにクロスを巻き付け、半硬化状態にする。
【0028】次に、図4(c)に示す如く、主管部形成
部11の略中央部の接続部113に、開口部123を嵌
合するようにして、ホットメルト接着剤を介して、その
周りに樹脂含浸強化繊維4が巻き付けられた枝管部形成
部12を装着して、T字型マンドレル1を組み立てる。
そして、図4(d)に示す如く、繊維を直線状に導き出
した繊維接続部41を本管部接続部11の略中央部の樹
脂含浸ガラスマット並びにクロスが巻き付けられ半硬化
状態とされた部分の上に、四方に均一に放射状になるよ
うに跨がらせる。次に、図4(e)に示す如く、必要に
応じ、主管部形成部11の周りにウィーピング防止用の
樹脂含浸不織布を巻きつける。
部11の略中央部の接続部113に、開口部123を嵌
合するようにして、ホットメルト接着剤を介して、その
周りに樹脂含浸強化繊維4が巻き付けられた枝管部形成
部12を装着して、T字型マンドレル1を組み立てる。
そして、図4(d)に示す如く、繊維を直線状に導き出
した繊維接続部41を本管部接続部11の略中央部の樹
脂含浸ガラスマット並びにクロスが巻き付けられ半硬化
状態とされた部分の上に、四方に均一に放射状になるよ
うに跨がらせる。次に、図4(e)に示す如く、必要に
応じ、主管部形成部11の周りにウィーピング防止用の
樹脂含浸不織布を巻きつける。
【0029】次に、図4(f)に示す如く、軸5を回転
して、主管部形成部11を回転軸として回転させ、フィ
ードアイ2を用い、複数本のガラスロービングに熱硬化
性樹脂液を含浸させた樹脂含浸強化繊維4を、主管部形
成部11の一端部の管接続部形成部111から枝管部形
成部12の基端部との交差部及び主管部形成部11の他
端部の管接続部形成部111の周囲に巻き付ける。
して、主管部形成部11を回転軸として回転させ、フィ
ードアイ2を用い、複数本のガラスロービングに熱硬化
性樹脂液を含浸させた樹脂含浸強化繊維4を、主管部形
成部11の一端部の管接続部形成部111から枝管部形
成部12の基端部との交差部及び主管部形成部11の他
端部の管接続部形成部111の周囲に巻き付ける。
【0030】この際、まず、図4(f)に示す如く、フ
ープ巻きにて巻き付け、次に、図4(g)に示す如く、
ヘリカル巻きにて巻き付け、更に、必要に応じ再度フー
プ巻きにて巻き付ける。図4(g)に示す如く、ヘリカ
ル巻きにて巻き付ける際に、駆動側チャック51のピン
512と支持側チャック52のピン522間に巻き付け
るようにして行う。
ープ巻きにて巻き付け、次に、図4(g)に示す如く、
ヘリカル巻きにて巻き付け、更に、必要に応じ再度フー
プ巻きにて巻き付ける。図4(g)に示す如く、ヘリカ
ル巻きにて巻き付ける際に、駆動側チャック51のピン
512と支持側チャック52のピン522間に巻き付け
るようにして行う。
【0031】尚、フィードアイ2の作動は、主管部形成
部11の軸に沿うX軸方向の移動作用及びVで示される
回転作動の2軸の作動を行わせる。尚、枝管部形成部1
2の基端部との交差部に樹脂含浸強化繊維を巻き付ける
とき等に、上記の作動の他、主管部形成部11に近接離
反するZ軸方向の移動作動、上下方向のY軸方向の移動
作動及びUで示される回動作動を加えた5軸の作動を行
わせてもよい。
部11の軸に沿うX軸方向の移動作用及びVで示される
回転作動の2軸の作動を行わせる。尚、枝管部形成部1
2の基端部との交差部に樹脂含浸強化繊維を巻き付ける
とき等に、上記の作動の他、主管部形成部11に近接離
反するZ軸方向の移動作動、上下方向のY軸方向の移動
作動及びUで示される回動作動を加えた5軸の作動を行
わせてもよい。
【0032】最後に、軸5の回転を停止し、駆動側チャ
ック51のピン512及び支持側チャック52のピン5
22の部分で繊維を切断する。そして、軸5の駆動側チ
ャック51及び支持側チャック52を外し、樹脂含浸強
化繊維4が巻き付けられたT字型マンドレル1を取り出
す。
ック51のピン512及び支持側チャック52のピン5
22の部分で繊維を切断する。そして、軸5の駆動側チ
ャック51及び支持側チャック52を外し、樹脂含浸強
化繊維4が巻き付けられたT字型マンドレル1を取り出
す。
【0033】第3工程として、図5に示す如く、T字型
マンドレル1の周りに巻き付けた樹脂含浸強化繊維4を
ヒーター6により加熱硬化させて、繊維強化樹脂層を形
成する。
マンドレル1の周りに巻き付けた樹脂含浸強化繊維4を
ヒーター6により加熱硬化させて、繊維強化樹脂層を形
成する。
【0034】第4工程として、図6に示す如く、まず、
T字型マンドレル1の枝管部形成部12を押し潰すよう
にして脱型する。この際、枝管部形成部12と主管部形
成部11に接続部113との接着に用いたホットメルト
接着は乾燥時の加熱により溶融しているので、脱型には
支障がない。次いで、主管部形成部11を押し潰すよう
にして脱型して、T字状の繊維強化管継手を得る。
T字型マンドレル1の枝管部形成部12を押し潰すよう
にして脱型する。この際、枝管部形成部12と主管部形
成部11に接続部113との接着に用いたホットメルト
接着は乾燥時の加熱により溶融しているので、脱型には
支障がない。次いで、主管部形成部11を押し潰すよう
にして脱型して、T字状の繊維強化管継手を得る。
【0035】なお、上記樹脂含浸強化繊維4の巻き付け
る際に、フィードアイ2の作動及び曲成マンドレル1の
回転作動をコンピューター制御するようにすれば、高精
度化、効率化されるので好ましい。
る際に、フィードアイ2の作動及び曲成マンドレル1の
回転作動をコンピューター制御するようにすれば、高精
度化、効率化されるので好ましい。
【0036】制御精度は、コンピューターで制御する場
合は問題ないが、0.1mm以上の精度があれば十分で
ある。尚、各軸のモーターには、ACサーボモーターを
使用するのが好ましい。
合は問題ないが、0.1mm以上の精度があれば十分で
ある。尚、各軸のモーターには、ACサーボモーターを
使用するのが好ましい。
【0037】次に、図2に示すT字型マンドレルを用い
て、本発明の繊維強化樹脂製管継手の製造する別の実施
例を、図7及び図8を参照して、説明する。まず、上記
の実施例と異なる点は、第1工程において、予め切り離
された状態の枝管部接続部12のみを回転軸として回転
させて、枝管部形成部12の周りに樹脂含浸強化繊維4
を巻き付ける際に、図7(a)に示す如き、軸7を用い
る点にある。
て、本発明の繊維強化樹脂製管継手の製造する別の実施
例を、図7及び図8を参照して、説明する。まず、上記
の実施例と異なる点は、第1工程において、予め切り離
された状態の枝管部接続部12のみを回転軸として回転
させて、枝管部形成部12の周りに樹脂含浸強化繊維4
を巻き付ける際に、図7(a)に示す如き、軸7を用い
る点にある。
【0038】軸7は、対向して設けられた駆動側チャッ
ク71及び支持側チャック72とを備えている。駆動側
チャック71には、枝管部形成部12の頭部122の外
面形状に対応する凹部711が設けられ、凹部711の
内表面には微細孔が設けられ、微細孔を通して真空吸引
が可能とされている。駆動側チャック71の外周には、
複数個のピン712が周方向に沿って所定間隔をあけて
一列に設けられている。
ク71及び支持側チャック72とを備えている。駆動側
チャック71には、枝管部形成部12の頭部122の外
面形状に対応する凹部711が設けられ、凹部711の
内表面には微細孔が設けられ、微細孔を通して真空吸引
が可能とされている。駆動側チャック71の外周には、
複数個のピン712が周方向に沿って所定間隔をあけて
一列に設けられている。
【0039】支持側チャック72は、枝管部形成部12
の開口部123内に挿入する凸部721と、開口部12
3の端面に当接する押付部722が設けられている。押
付部722は円柱状とされその後端の外周に、複数個の
ピン723が周方向に沿って所定間隔をあけて一列に設
けられている。
の開口部123内に挿入する凸部721と、開口部12
3の端面に当接する押付部722が設けられている。押
付部722は円柱状とされその後端の外周に、複数個の
ピン723が周方向に沿って所定間隔をあけて一列に設
けられている。
【0040】まず、図7(b)に示す如く、枝管部形成
部12の頭部122を軸7の駆動側チャック71に真空
吸引して固定する。枝管部形成部12の基端部側の開口
部123内に支持側チャック72の凸部721を挿入
し、開口部123の端面に押付部722を押し当てる
〔図7(a)参照〕。以上の操作により、枝管部形成部
12を軸7に固定する。次に、必要に応じて、枝管部形
成部12の周りに、ウィーピング防止層形成用の樹脂含
浸不織布を巻き付ける。
部12の頭部122を軸7の駆動側チャック71に真空
吸引して固定する。枝管部形成部12の基端部側の開口
部123内に支持側チャック72の凸部721を挿入
し、開口部123の端面に押付部722を押し当てる
〔図7(a)参照〕。以上の操作により、枝管部形成部
12を軸7に固定する。次に、必要に応じて、枝管部形
成部12の周りに、ウィーピング防止層形成用の樹脂含
浸不織布を巻き付ける。
【0041】更に、軸7を回転させて、枝管部形成部1
2を回転軸として回転させ、フィードアイ2を用い、複
数本のガラスロービングに熱硬化性樹脂液を含浸させた
樹脂含浸強化繊維4を、枝管部形成部12の管接続部形
成部121から枝管部形成部12の基端部との交差部及
び主管部形成部11の他端部の管接続部形成部111の
周囲に巻き付ける。この際、まず、図7(c)に示す如
く、フープ巻きにて巻き付け、次に、図7(d)に示す
如く、ヘリカル巻きにて巻き付け、更に、図7(e)に
示す如く、再度フープ巻きにて巻き付ける。図7(d)
に示す如く、ヘリカル巻きにて巻き付ける際、駆動側チ
ャック71のピン712と支持側チャック72のピン7
23間をヘリカル巻きにて巻き付けるようにする。
2を回転軸として回転させ、フィードアイ2を用い、複
数本のガラスロービングに熱硬化性樹脂液を含浸させた
樹脂含浸強化繊維4を、枝管部形成部12の管接続部形
成部121から枝管部形成部12の基端部との交差部及
び主管部形成部11の他端部の管接続部形成部111の
周囲に巻き付ける。この際、まず、図7(c)に示す如
く、フープ巻きにて巻き付け、次に、図7(d)に示す
如く、ヘリカル巻きにて巻き付け、更に、図7(e)に
示す如く、再度フープ巻きにて巻き付ける。図7(d)
に示す如く、ヘリカル巻きにて巻き付ける際、駆動側チ
ャック71のピン712と支持側チャック72のピン7
23間をヘリカル巻きにて巻き付けるようにする。
【0042】フィードアイ2の作動は上記の実施と同じ
く2軸の作動を行わせる。最後に、図7(f)に示す如
く、軸7の回転を停止し、駆動側チャック71のピン7
12及び支持側チャック72のピン723の部分で、繊
維を切断する。そして、軸7の駆動側チャック71及び
支持側チャック72を外し、樹脂含浸強化繊維4が巻き
付けられ、基端部側にヘリカル巻きした繊維が導き出さ
れた繊維接続部41´が設けられた枝管部形成部12を
取り出す。
く2軸の作動を行わせる。最後に、図7(f)に示す如
く、軸7の回転を停止し、駆動側チャック71のピン7
12及び支持側チャック72のピン723の部分で、繊
維を切断する。そして、軸7の駆動側チャック71及び
支持側チャック72を外し、樹脂含浸強化繊維4が巻き
付けられ、基端部側にヘリカル巻きした繊維が導き出さ
れた繊維接続部41´が設けられた枝管部形成部12を
取り出す。
【0043】第2工程において、T字型マンドレルを組
み立てて、主管部形成部を回転軸として回転させて、主
管部形成部及び枝管部形成部との交差部の周りに樹脂含
浸強化繊維を巻き付ける場合、上記の実施例と異なる点
は、図8に示す如く、主管部形成部11の中央部の接続
部113に、開口部123を嵌合するようにした後、ヘ
リカル巻きした繊維が導き出された繊維接続部41´を
本管部接続部11の中央部の樹脂含浸ガラスマット並び
にクロスが巻き付けられ半硬化状態とされた部分の上に
跨がらせる点である。このようにすることにより、繊維
接続部41´の主管部形成部11の中央部への接続の際
の手間が省けると同時に、成形された管継手の強度が向
上する効果がある。その他の点については、上記の実施
例と同様にして成形を行う。
み立てて、主管部形成部を回転軸として回転させて、主
管部形成部及び枝管部形成部との交差部の周りに樹脂含
浸強化繊維を巻き付ける場合、上記の実施例と異なる点
は、図8に示す如く、主管部形成部11の中央部の接続
部113に、開口部123を嵌合するようにした後、ヘ
リカル巻きした繊維が導き出された繊維接続部41´を
本管部接続部11の中央部の樹脂含浸ガラスマット並び
にクロスが巻き付けられ半硬化状態とされた部分の上に
跨がらせる点である。このようにすることにより、繊維
接続部41´の主管部形成部11の中央部への接続の際
の手間が省けると同時に、成形された管継手の強度が向
上する効果がある。その他の点については、上記の実施
例と同様にして成形を行う。
【0044】実施例1 図2に示すT字型マンドレル1を用いて、図3〜図6に
示す工程に従い、下記条件により、平均肉厚10mmの
T字型の管継手(主管部:150mm、枝管部75m
m)を製造した。
示す工程に従い、下記条件により、平均肉厚10mmの
T字型の管継手(主管部:150mm、枝管部75m
m)を製造した。
【0045】樹脂含浸強化繊維、樹脂含浸不織布及び樹
脂含浸ガラスマット並びにクロス中の、樹脂組成とし
て、不飽和ポリエステル樹脂(三井東圧社製:商品名
「エスターR235)100重量部と、硬化剤(化薬ア
クゾ社製:商品名「カヤメックM」)0.6重量部と、
促進剤(コバルト6%含有)0.5重量部との混合物を
用いた。
脂含浸ガラスマット並びにクロス中の、樹脂組成とし
て、不飽和ポリエステル樹脂(三井東圧社製:商品名
「エスターR235)100重量部と、硬化剤(化薬ア
クゾ社製:商品名「カヤメックM」)0.6重量部と、
促進剤(コバルト6%含有)0.5重量部との混合物を
用いた。
【0046】樹脂含浸強化繊維中の強化繊維として、ガ
ラスロービング(番手2230g/km)10本を用い
た。樹脂含浸不織布中の不織布として厚さ3mmのポリ
エステル繊維製のフェルト状の不織布(日本バイリーン
社製)を用いた。
ラスロービング(番手2230g/km)10本を用い
た。樹脂含浸不織布中の不織布として厚さ3mmのポリ
エステル繊維製のフェルト状の不織布(日本バイリーン
社製)を用いた。
【0047】樹脂含浸ガラスマット並びにクロス中のガ
ラスマット並びにクロスとして、それぞれ、横長150
mm、縦長100mmのチップドストランドマット(旭
ファイバーガラス社製:番手450g/m2 )並びにロ
ービングクロス(旭ファイバーガラス社製:番手330
g/m2 )を用い、自然放置(60分間)して半硬化さ
せた。
ラスマット並びにクロスとして、それぞれ、横長150
mm、縦長100mmのチップドストランドマット(旭
ファイバーガラス社製:番手450g/m2 )並びにロ
ービングクロス(旭ファイバーガラス社製:番手330
g/m2 )を用い、自然放置(60分間)して半硬化さ
せた。
【0048】フィードアイ2に、X,Vの2軸の作動を
行わせた。ヒーター6による樹脂の硬化は、80℃で2
時間行った。その結果、枝管部形成部12を軸3に装着
開始から、T字型マンドレル1を軸5から取り外すまで
の樹脂を硬化する時間を除いた形成時間(自然放置の時
間は除く。以下同じ。)は、25分間であった。
行わせた。ヒーター6による樹脂の硬化は、80℃で2
時間行った。その結果、枝管部形成部12を軸3に装着
開始から、T字型マンドレル1を軸5から取り外すまで
の樹脂を硬化する時間を除いた形成時間(自然放置の時
間は除く。以下同じ。)は、25分間であった。
【0049】又、T字型の管継手に管を配管して、静水
圧破壊試験を行った。その結果、水漏れ及び破壊をおこ
すことがない耐圧強度は、40kg/cm2 以上であっ
た。尚、静水圧破壊試験は、図9及び図10に示す如
く、本発明により得られたT字型の管継手8の各管接続
部81に、短管9を接続し、短管9の端部をフランジ1
0にて蓋をして、そのフランジ10の一部より、静水圧
を負荷することにより、耐圧強度を評価した。
圧破壊試験を行った。その結果、水漏れ及び破壊をおこ
すことがない耐圧強度は、40kg/cm2 以上であっ
た。尚、静水圧破壊試験は、図9及び図10に示す如
く、本発明により得られたT字型の管継手8の各管接続
部81に、短管9を接続し、短管9の端部をフランジ1
0にて蓋をして、そのフランジ10の一部より、静水圧
を負荷することにより、耐圧強度を評価した。
【0050】実施例2 図3〜図6に示す工程の代わりに、図7及び図8に示す
工程に従うこと以外は実施1と同様にして、実施例と同
様のT字型の管継手の製造を行った。
工程に従うこと以外は実施1と同様にして、実施例と同
様のT字型の管継手の製造を行った。
【0051】その結果、形成時間は、22.5分間であ
った。又、T字型の管継手に管を配管して、静水圧破壊
試験を行った。その結果、耐圧強度は、40kg/cm
2 以上であった。
った。又、T字型の管継手に管を配管して、静水圧破壊
試験を行った。その結果、耐圧強度は、40kg/cm
2 以上であった。
【0052】実施例3 フィードアイにX,Vの2軸の作動を行わせる代わり
に、X,V,Y,Z,Uの5軸の作動を行わせたこと以
外は、実施例1と同様にして、実施例1と同様のT字型
の管継手の製造を行った。
に、X,V,Y,Z,Uの5軸の作動を行わせたこと以
外は、実施例1と同様にして、実施例1と同様のT字型
の管継手の製造を行った。
【0053】その結果、形成時間は、20分間であっ
た。又、T字型の管継手に管を配管して、静水圧破壊試
験を行った。その結果、耐圧強度は、40kg/cm2
以上であった。
た。又、T字型の管継手に管を配管して、静水圧破壊試
験を行った。その結果、耐圧強度は、40kg/cm2
以上であった。
【0054】実施例4 フィードアイにX,Vの2軸の作動を行わせる代わり
に、X,V,Y,Z,Uの5軸の作動を行わせたこと以
外と実施例1と同様にして、T字型の管継手(主管部:
150mm、枝管部150mm)の製造を行った。
に、X,V,Y,Z,Uの5軸の作動を行わせたこと以
外と実施例1と同様にして、T字型の管継手(主管部:
150mm、枝管部150mm)の製造を行った。
【0055】その結果、形成時間は、30分間であっ
た。又、T字型の管継手に管を配管して、静水圧破壊試
験を行った。その結果、耐圧強度は、40kg/cm2
以上であった。
た。又、T字型の管継手に管を配管して、静水圧破壊試
験を行った。その結果、耐圧強度は、40kg/cm2
以上であった。
【0056】比較例1 マンドレルへの樹脂含浸強化繊維の巻き付けをフィード
アイを用いることなく、ハンドレアップ成形法にて行っ
たこと以外は実施例1と同様にして、平均肉厚が15m
mであること以外は実施例1と同様のT字型の管継手の
製造を行った。
アイを用いることなく、ハンドレアップ成形法にて行っ
たこと以外は実施例1と同様にして、平均肉厚が15m
mであること以外は実施例1と同様のT字型の管継手の
製造を行った。
【0057】その結果、成形時間は、50分を要した。
又、T字型の管継手に管を配管して、静水圧破壊試験を
行った。その結果、耐圧強度は、40kg/cm2 以上
であった。
又、T字型の管継手に管を配管して、静水圧破壊試験を
行った。その結果、耐圧強度は、40kg/cm2 以上
であった。
【0058】尚、実施1と同様の平均肉厚10mmの場
合には、製品にバラツキが大きくて、常に40kg/c
m2 以上の耐圧強度を常に満足させることができず、常
に実施例と同様に40kg/cm2 以上の耐圧強度の製
品を得るためには、平均肉厚を15mmとする必要があ
った。
合には、製品にバラツキが大きくて、常に40kg/c
m2 以上の耐圧強度を常に満足させることができず、常
に実施例と同様に40kg/cm2 以上の耐圧強度の製
品を得るためには、平均肉厚を15mmとする必要があ
った。
【0059】実施例1〜実施例4及び比較例1の説明、
並びに表1の記載からも明らかな如く、実施例の場合に
は、いずれも成形時間が短く、且つ内圧強度も高い。こ
れに対して、比較例の場合には、成形時間が長く、同じ
実施例と同じ強度の製品を安定して得るためには、その
肉厚を厚くする必要があり、コスト高となった。
並びに表1の記載からも明らかな如く、実施例の場合に
は、いずれも成形時間が短く、且つ内圧強度も高い。こ
れに対して、比較例の場合には、成形時間が長く、同じ
実施例と同じ強度の製品を安定して得るためには、その
肉厚を厚くする必要があり、コスト高となった。
【0060】
【効果】本発明の繊維強化樹脂製管継手の製造方法は、
上記の如き構成とされているので、高強度及び高精度の
T字型の管継手を、生産性よく、且つ安価に製造するこ
とができる。
上記の如き構成とされているので、高強度及び高精度の
T字型の管継手を、生産性よく、且つ安価に製造するこ
とができる。
【図1】本発明に使用するフィードアイの作動を示す説
明図である。
明図である。
【図2】本発明に使用するT字型マンドレルの一例を示
す正面図である。
す正面図である。
【図3】本発明の一実施例における、枝管部形成部に樹
脂含浸強化繊維を巻き付ける状態を説明する正面図であ
る。
脂含浸強化繊維を巻き付ける状態を説明する正面図であ
る。
【図4】本発明の一実施例における、T字型マンドレル
に樹脂含浸強化繊維を巻き付ける状態を説明する正面図
である。
に樹脂含浸強化繊維を巻き付ける状態を説明する正面図
である。
【図5】本発明の一実施例における、ヒーターにより、
樹脂を硬化させて繊維強化樹脂層を形成する状態を示す
正面図である。
樹脂を硬化させて繊維強化樹脂層を形成する状態を示す
正面図である。
【図6】本発明の一実施例における、T字状マンドレル
を脱型する状態を示す正面図である。
を脱型する状態を示す正面図である。
【図7】本発明の別の実施例における、枝管部形成部に
樹脂含浸強化繊維を巻き付ける状態を説明する正面図で
ある。
樹脂含浸強化繊維を巻き付ける状態を説明する正面図で
ある。
【図8】本発明の別の実施例における、T字型マンドレ
ルに樹脂含浸強化繊維を巻き付ける状態を説明する正面
図である。
ルに樹脂含浸強化繊維を巻き付ける状態を説明する正面
図である。
【図9】本発明により得られたT字型の管継手の静水圧
試験を行う状態を説明する正面図である。
試験を行う状態を説明する正面図である。
【図10】本発明により得られたT字型の管継手の静水
圧試験における、接続部を示す縦断面図である。
圧試験における、接続部を示す縦断面図である。
1 T字型マンドレル 2 フィードアイ 3,5,7 軸 4 樹脂含浸強化繊維 11 主管部形成部 12 枝管部形成部 31,51,71 駆動側チャック 32,52,72 支持側チャック 33 繊維接続部形成部 111,121 管接続部形成部 113 接続部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 23:00 105:08
Claims (1)
- 【請求項1】 T字型マンドレルに樹脂含浸強化繊維を
巻き付け、樹脂を硬化させて繊維強化樹脂層を形成した
後、T字型マンドレルを脱型して繊維強化樹脂製管継手
を製造する方法であって、T字型マンドレルを、主管部
形成部に枝管部形成部の基端部が着脱自在とされた構造
となし、予め脱離した状態の枝管部接続部のみを回転軸
として回転させて、枝管部形成部の周りに樹脂含浸強化
繊維を巻き付け、この枝管部形成部を主管部形成部に装
着してT字型マンドレルを組み立て、組み立てたT字型
マンドレルを主管部形成部を回転軸として回転させて、
主管部形成部の周りに樹脂含浸強化繊維を巻き付け、こ
れらの樹脂を硬化して繊維強化樹脂層を形成した後脱型
することを特徴とする繊維強化樹脂製管継手の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3323188A JPH05164285A (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 繊維強化樹脂製管継手の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3323188A JPH05164285A (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 繊維強化樹脂製管継手の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05164285A true JPH05164285A (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=18152052
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3323188A Pending JPH05164285A (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 繊維強化樹脂製管継手の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05164285A (ja) |
-
1991
- 1991-12-06 JP JP3323188A patent/JPH05164285A/ja active Pending
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