JPH0585164B2 - - Google Patents

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JPH0585164B2
JPH0585164B2 JP16324689A JP16324689A JPH0585164B2 JP H0585164 B2 JPH0585164 B2 JP H0585164B2 JP 16324689 A JP16324689 A JP 16324689A JP 16324689 A JP16324689 A JP 16324689A JP H0585164 B2 JPH0585164 B2 JP H0585164B2
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arm
link
fixed plate
spring
stopper
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Kazuyoshi Ooshima
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Sugatsune Kogyo Co Ltd
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Sugatsune Kogyo Co Ltd
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Publication of JPH0585164B2 publication Critical patent/JPH0585164B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本発明は、例えばキヤビネツトや室内の側壁等
の所要高所に収納部を設け、該収納部に対し、低
い位置からレバーを下降操作することにより、ア
ームを前倒状態にしたり、これを起立状態に回転
復動させ得るようにし、当該アーム上端部に架設
してあるハンガーパイプに、コートや衣服等を係
吊したり脱出したりできるように収納可能とした
所謂リフトコートハンガーにおけるアームのパワ
ー(回転駆動力)発生方法及びその装置に関す
る。
《従来の技術》 現在、リフトコートハンガーには、圧縮スプリ
ングによりクランク機構を介してアームのパワー
を得るようにしたものが知られている。
このリフトコートハンガーは、第13図に例示
した如く、アームaの下端部が、ダンパーbに設
けた固定プレートcに対して回転自在になるよう
軸支され、該アームaには圧縮スプリングdが、
一端をアームaに支持し、かつ他端が上記アーム
aに摺動自在なるよう内装されたスプリング受e
に支持された状態にて内装され、当該アームaの
回転下降時における圧縮スプリングdの撓み量
が、上記アームaの閉時位置(起立状態)よりも
開時位置(前倒状態)において増大される配置に
て、上記スプリング受eと固定プレートcを連枢
したリンクアームfと、当該アームaそして固定
プレートcとによりクランク機構gを形成し、上
記圧縮スプリングdによりクランク機構gを介し
て当該アームaにパワーが得るよう構成されてい
る。
《発明が解決しようとする課題》 上記従来のリフトコートハンガーによるとき
は、第14図の荷重曲線が示すようにアームaを
起立した高位状態にある閉時位置イ(収納位置)
から、前方へ倒した低位状態となる開時位置ロに
回転下降される際、圧縮スプリングdはクランク
機構gによりスプリング受eを介して圧縮され、
アームaのパワー(戻り力)が蓄勢され、アーム
aの中心線hが、該アームaの支点iとリンクア
ームfの枢着点jを結んだ直線上k(思案点)に
達した位置ハ(図示例では90°)で、圧縮スプリ
ングdの撓み量は最大となり、これにより更にア
ームaを回転下降すると圧縮スプリングdは伸長
して、アームaのパワーは急激に減衰し、アーム
開時位置(図示例では100°)でアームのパワーを
零とすることにより、当該アームaを開時位置に
停止状態で保持させ得るようにしている。
しかも、アームa回転下降につれてアームトル
クが大きくなることから、アームaを回転下降さ
せるに際し、大きな負荷(多数の衣服等を係吊し
た状態)がかかつていると、当該アームaが思案
点つであるハの位置から開時位置ロへ急激に下降
してしまい危険を伴うこととなつたり、アームa
を開時位置ロから思案点であるハの位置まで回転
上昇させる動作が重くなり、当該アームaの操作
性も悪い等の問題点を有している。
本発明は、上記の問題点に鑑みて検討の結果、
アームのパワー(回転駆動力)を得る圧縮スプリ
ングと、これをアームの開時位置まで圧縮するよ
うになるクランク機構を用いることによつて、当
該アームの開時位置にあつてもパワーを発生させ
るようにすると共に、上記クランク機構のスプリ
ング受に連動してロツク及びロツク解除可能とし
たストツプ機構を設けることにより、アームパワ
ーに抗して当該アームを開時位置及び所望開き角
度の位置にて、停止状態を保持し得るようにする
ことによつて、該アームを安全にして軽快に回転
下降及び回転上昇できるようにしたリフトコート
ハンガーのパワー発生方法及びその装置を提供し
ようとしている。
《課題を解決するための手段》 本願は上記の目的を達成するため、請求項1に
あつては、上端にハンガー吊持用パイプを付設
し、下端部がダンパーに固設した固定プレートに
回転自在に軸支され、回転操作用レバーの操作に
て回動自在なアームを、起立状態の閉時位置から
前倒し状態の開時位置に回転下降することによ
り、該アームに一端を支持し、かつ他端を摺動自
在に内装したスプリング受に支持された状態にて
内装された圧縮スプリングの撓み量が増大される
配置にて、上記スプリング受と固定プレートを連
枢したリンク及びリンクアームと、当該アーム及
び固定プレートとにより形成されたクランク機構
が、そのリンクアームと固定プレートとの枢着部
を支点として所定角度だけ回転した後、上記リン
クとリンクアームとの枢着部が所定量移動し、そ
の枢着部を支点としてリンクが回転することによ
り、上記圧縮スプリングの撓み量が更に増大さ
れ、当該圧縮スプリングにより、当該アームの可
動範囲及び開時位置での回転駆動力を得ると共
に、上記アームに、上記スプリング受と連動して
ロツク及びロツク解除自在に形成されているスト
ツプ機構により、当該アームが、その回転駆動力
に抗して所望の開き角度位置、開時位置に、停止
状態にて保持されるようにしたことを特徴とする
リフトコートハンガーのパワー発生方法を提供し
ようとしている。
そして請求項2にあつては、上端にハンガー吊
持用パイプを付設して、回転操作用レバーにて回
動自在としたアームの下端が、ダンパーに固設し
た固定プレートに回転自在に軸支されていると共
に、当該アームには圧縮スプリングが、一端をア
ームに、他端を上記アームに摺動自在に内装され
たスプリング受に各々支持された状態にて内装さ
れ、当該アームの回転下降時における圧縮スプリ
ングの撓み量が、上記アームの起立状態とした閉
時位置よりも前倒し状態とした開時位置において
増大される配置にて、上記スプリング受と固定プ
レートを連枢したリンク及びリンクアームと、当
該アーム及び固定プレートによりクランク機構を
形成すると共に、該クランク機構が、リンクアー
ムと固定プレートとの枢着部を支点として所望角
度回転後、リンクとリンクアームとの枢着部が所
定量移動可能にして、かつその枢着部を支点とし
てリンクのみ回転し、圧縮スプリングの撓み量が
更に増大される配置にて上記枢着部の枢軸を上記
固定プレートに開設した長孔に摺動自在なるよう
係嵌し、上記アームには、複数個のストツパーピ
ンを所望間隔毎に突設し、かつ上記スプリング受
と連動して摺動自在なロツドと、該ロツドの各ス
トツパーピンと係脱自在なるよう回転自在に対向
して枢着され、かつスプリングにより対向状態に
保持される一対のストツパーカムとによりストツ
プ機構を形成し、上記ストツプ機構により当該ア
ームの所望開き角度位置及び開時位置での停止保
持機能を得るようにしたことを特徴とするリフト
コートハンガーのパワー発生装置をその内容とし
ている。
《作用》 レバーの索引による外力が、アームに回転力と
して加えられることで、閉時の起立状態にあるア
ームは、固定プレートの支点を中心として前方へ
回転下降され、この際クランク機構は、リンクア
ームと固定プレートとの枢着部を支点として回転
されていき、圧縮スプリングはクランク機構によ
りスプリング受を介して圧縮され、アームのパワ
ー(戻り力)が蓄勢される。
アームが、予め設定されている角度(例えば
70°)まで回転されると、クランク機構もそのリ
ンクとリンクアームとの枢着が固定プレートの長
孔によつて回転角度が規制されることにより、上
記枢軸は所定量移動した位置に停止される。
この時からクランク機構全体の支点が、リンク
アームと固定プレートとの支点から、リンクとリ
ンクアームとの枢軸に移り、アームの上記角度
(70°)以降は上記枢軸を支点としてリンクのみが
回転するようになる為、アームが開時位置まで回
転下降される際、圧縮スプリングの撓み量は増大
される。
即ち、アームのパワーは、開時位置において最
大となる。
アームが回転下降される際、ストツパー機構の
ロツドは、スプリング受に連動してアームの先端
側へ摺動されることとなるので、当該アームが予
め設定してある所望の開き角度位置に達すると、
上記ロツドの先端部近傍にある第1のストツパー
ピンが、一対のストツパーカムの下面に当接し、
該カムをスプリング力に抗して上方へ回転し、当
該カムの対向端に各々凹設されている係合凹部に
ストツパーピンは係合され、ロツドはこの位置に
保持されることとなる。
従つて、アームは、そのパワーに抗して所望の
開き角度位置に停止保持される。
アームが上記開き角度から更に回転下降され、
開時位置に達することにより、上記ロツドは更に
アームの先端方向へ押圧摺動されることとなるの
で、当該ロツドの第1のストツパーピンと、一対
のストツパーカムとの係合は解かれ、かわりに第
2のストツパーピンがストツパーカムに係合し、
ロツドはこの位置に保持されることとなり、当該
アームは開時位置に停止保持される。
アームが開時位置に保持されている状態におい
て、アームを僅かに回転下降することとによりス
プリング受はアームの先端方向へ押圧摺動される
ことから、この時一対のストツパーカムに対する
第2のストツパーピンの係合が解除されることに
より、一対のストツパーカムはスプリングにより
対向状態に回転復帰する。
従つて、アームの回転下降力を解くと、圧縮ス
プリングに蓄勢されているパワーにより、当該ア
ームは回転上昇することとなるが、この時、リン
ク及びクランク機構の動きは上述とは逆になる。
又、アームが回転上昇されるにつれて、スプリ
ング受はロツドを伴つてアームの下端方向へ摺動
することとなるので、この時、第2、第1の各ス
トツパーピンは一対のストツパーカムの上面に順
次当接して、該ストツパーカムはスプリング力に
抗して下方へ回転し、上記ストツパーピンの通過
を可能にするので、当該アームは途中で停止され
ることなく回転上昇していき、起立状態の閉時位
置に停止保持される。
《実施例》 以下本発明の実施例について図面を参照して説
明する。
まず、本願の請求項1であるパワー発生方法を
説示するに先だつて、同方法に用い得る請求項2
に係るパワー発生装置について以下詳記する。
第1図、第2図に示したように、直杆形状のア
ーム1には、その上端部に、第10図に示す如く
ハンガー2等を吊時する為のパイプや杆によるハ
ンガー吊持用ハイプ3が水平に架設させてあると
共に、当該アーム1を上下両方向へ回転操作する
為のレバー4が垂設してあり、この際、当該レバ
ー4は、アーム1ではなしに、上記ハンガー吊持
用パイプ3に付設してもよい。
上記アーム1は、その下端をダンパー5に固定
されている固定プレート6の中心に、軸7にて枢
着されることにより前後(上下)方向へ回転自在
となつている。
上記アーム1には、圧縮スプリング8がその上
端部近傍に固定したホルダー9に一端(上端)が
支持された状態で内装されていると共に、該圧縮
スプリング8の他端(下端)を支持するスプリン
グ受10がアーム1の長さ方向へ摺動自在なるよ
う内装されている。
上記スプリング受10は、アーム1内を円滑に
摺動できるようにするため、本体10aには、ア
ーム1の内径に適合する外径をもつたローラ10
bが、ピン10cにて回転自在なるよう軸支され
た構成としてある。
上記スプリング受10にはリンク11の一端
(上端)が回転自在なるよう上記ピン10cにて
枢着されている。
上記リンク11の下端は、アーム1の下端一側
に切欠形成した縦長の窓孔1aから外側へ傾斜下
降した状態にて突出させてあり、該リンク11の
下端とリンクアーム12の一端(下端)がピン1
3にて回転可能に枢着させてあり、該リンクアー
ム12の他端(上端)は固定プレート6にピン1
4にて回転可能に支持させてあり、これら上記の
アーム1、固定プレート6、リンク11、リンク
アーム12によつてクランク機構Aが形成されて
いる。
ここで、上記リンク11とリンクアーム12
は、アーム1の回転下降時において、上記ピン1
4を支点として一定角度だけ一体に回転可能なる
よう、当該リンク11に当接するストツパー12
aが、リンクアーム12の一側に曲成させてあ
る。
又、上記固定プレート6とリンクアーム12の
枢着点P(ピン14)は、上記アーム1の支点O
より(軸7)より適当寸法だけ前方へ位置させて
あり、かつ上記支点Oを通る水平な直線ニ上より
小寸法だけ下方位置に設けられ、これにより、ア
ーム1を前倒しに回転下降させる際、圧縮スプリ
ング8が圧縮変形されるようにしてある。
図示例では、上記アーム1は閉時位置ホにおい
て、上記支点Oを通る鉛直線へと一致させてある
が、上記鉛直線ヘより所望角度だけ後方、つまり
第1図において左方向へ傾倒した状態で起立保持
されるよう、予めその傾斜角度を任意に設定して
前記リンク11、リンクアーム12により固定プ
レート6と連枢させるようにしてもよい。
更に、上記アーム1が、閉時位置ホから所望の
開き角度位置ト(図示例では70°に設定してある)
まで回転下降される際、上記リンク11がリンク
アーム12のストツパー12aに当接し、当該リ
ンク11とリンクアーム12とが上記支点Pを中
心として一体に回転し、さらに、その後の上記開
き角度位置トから当該アーム1の開時位置チ(図
示例では90°に設定してある)及び音ナキ位置リ
(後述のアーム開時位置におけるロツク解除位置)
までの間は、リンク11のみがリンクアーム12
との枢着部であるピン13を支点Qとして回転さ
れるよう当該ピン13は、前記固定プレート6に
開設した弧状の長孔15に摺動自在に係嵌させて
ある。
従つて、アーム1は第1図に実線で示した閉時
位置ホから前方、つまり同図右方向へ回転させる
と、リンクアーム12の支点Pの位置関係によ
り、スプリング受10はリンク11によつてアー
ム1内へ押し込まれる方向へ摺動され、これによ
り圧縮スプリング8は圧縮されてアーム1を回転
上昇させる方向へのパワー(駆動回転力)が蓄勢
される。
アーム1は第1図に二点破線で示した所望の開
き角度位置トまで回転下降されるまでは、リンク
11とリンクアーム12は、ストツパー12aの
存在により、一体に支点Pを中心として回転さ
れ、該リンク11とリンクアーム12を枢着する
ピン13と固定プレート6の長孔15との関係に
より、該ピン13によるリンク11の支点Qは、
第1図に実線で示した位置から第2図に示すR点
位置に移動して、リンクアーム12の回転が阻止
されるに至るので、上記位置ト以降は、上記R点
を支点にリンク11のみが回転し、スプリング受
10はリンク11によつてアーム1内へ押し込ま
れる方向へ摺動され、これにより圧縮スプリング
8は更に圧縮される為、アーム1が所望開き角度
位置ト、開時位置チ、音ナキ位置リへ順次回転下
降されるに従つて圧縮スプリング8の撓み量は増
大されることとなつて、当該アーム1を回転上昇
される方向へパワーが増大することとなる。
このように、アーム1は開時位置チにおいて
も、戻り力としてのパワーが存在する為、当該ア
ーム1を開時位置チ等に強制的に停止保持させる
必要がある。
次に、上記アーム1のストツプ機構16につい
て図面を参照して説明する。
第1図、第3図〜第9図に示すように、前記ア
ーム1には、前記スプリング受10と基端が連結
されて連動するロツド17が内装させてある。
上記ロツド17は帯状板にて形成され、その上
端部は、アーム1の上端近傍に固定してあるスプ
リング受を兼ねた前記ホルダー9の上下方向に貫
設されている中心孔9aに摺動自在なるよう挿通
されている。
ロツド17は、その上端部にあつて、複数個
(図示例では3個)のストツパピン18、即ち第
1のストツパーピン18aと第2のストツパーピ
ン18bと音ナキピン18cが、該ロツド17の
先端部から順番に、かつ一定の間隔を置いて表裏
両面へ貫通した状態にて横設されている。
一方、上記ホルダー9の中心孔9aは、第5図
に明示した如く、横断面略十字形状に形成されて
おり、これにより上記ロツド17、ストツパーピ
ン18が、軸回り方向への回転を阻止された配置
にて、上下方向へは摺動自在なるよう嵌挿されて
る。
上記ホルダー9の上面中心には、側面略コ字形
状に曲成されている支持部材19が固設されてい
る。
支持部材19は、その内部の前後に、一対(2
個)のストツパーカム20,20′が左右配置に
て、上下方向へ回転自在なるようピン21,2
1′にて対向枢設されている。
各ストツパーカム20,20′には、その回転
端となる先端部の下部に、前記ストツパーピン1
8を係脱自在に係合する係合凹所22,22′が
対設されている。
各ストツパーカム20,20′における各ピン
21,21′の端部には、アーム23,23′が対
向する配置にて固定してあり、該両アーム23,
23′の先端間には引張りスプリング24が張設
され、該引張りスプリング24により、各アーム
23,23′を介して、一対のストツパーカム2
0,20′が、対向状態に復動保持されるよう設
けられている。
ここで、前記アーム1の閉時位置では、前記ス
プリング受10と共にロツド17は下降位置に保
持されていることにより、該ロツド17の上端部
は一対のストツパーカム20,20′よりも下降
した位置に保持されており、この状態では、一対
のストツパーカム20,20′は引張りスプリン
グ24により対向状態に保持されている。
アーム1が閉時位置ホから前方へ回転下降され
ると、前述したようにクランク機構Aによりスプ
リング受10は、ロツド17の先端方向へ押圧摺
動されることで圧縮スプリング8を圧縮すること
となるが、この時、スプリング受10にロツド1
7は連動し、一対のストツパーカム20,20′
側へ向つて近ずき、第1のストツパーピン18a
が、ストツパーカム20,20′の各先端部下面
に当接し、更にロツド17が押上げられること
で、一対のストツパーカム20,20′は、引張
りスプリング24の張力に抗して上方へ回動さ
れ、これにより正面略ハの字形状の配置となり、
その両係合凹所22,22′が上向きに開口する
こととなつて第1のストツパーピン18aは第7
図に示す状態に係合され、この状態では引張りス
プリング24により一対のストツパーカム20,
20′は、下方へ回転付勢されるが、第1のスト
ツパーピン18aによつて、ストツパーカム2
0,20′はその状態に保持され、当該第1のス
トツパーピン18aは、圧縮スプリング8の復元
力がロツド17が介して下方へ付与されているこ
とによつて図示の状態に保持されることとなる。
従つて、アーム1は第1図に示す所望開き角度
位置トに保持される。
アーム1を上記位置トから更に回転下降される
と、クランク機構Aによりスプリング受10を介
してロツド17が、さらに押上げられるので、第
1のストツパーピン18aは、一対のストツパー
カム20,20′から、その係合を解除されるが、
次いで第2のストツパーピン18bが一対のスト
ツパーカム20,20′を押し上げて回動させる
こととなり、上述と同様にして第2のストツパー
ピン18bが、一対のストツパーカム20,2
0′に第8図に示した如く係合保持され、図示例
では、この状態でアーム1が開時位置チに保持さ
れる。
アーム1を、上記開時位置チから、さらに回転
下降すると、ロツド17が押上げられることによ
り、第2のストツパーピン18bが一対のストツ
パーカム20,20′から外されると同時に、引
張りスプリング24によりストツパーカム20,
20′は第9図に示したように対向状態に回転復
動し音ナキピン18cに当り、“カチン”と音が
し、これにより、全ストツパーが解除状態とな
る。
従つて、この時、アーム1の回転下降力を解く
と、圧縮スプリング8に蓄勢されたパワー(戻り
力)により、当該アーム1は回転上昇されてい
き、この時ロツド17はスプリング受10と共に
下降することにより、第2のストツパーピン18
bはストツパーカム20,20′の上面に当接す
るが、その係合凹所22,22′は、当該ストツ
パーカム20,20′の下部に対向して凹設させ
てあるので、第2のストツパーピン18bは上記
係合凹所22,22′に係合されることなく、ス
トツパーカム20,20′を下方へ押圧回転しつ
つ通過する。
更にアーム1が回転上昇されて行くと、上述と
同様にして第1のストツパーピン18aもストツ
パーカム20,20′に係合されることなく下方
へ向け通過し、当該アーム1は閉時位置ホまで回
転上昇して、その位置ホに保持されることとな
る。
尚、第10図、第11図において、Bはキヤビ
ネツト、Cは収納部を各々示す。
次いで請求項1に係るリフトコートハンガーの
パワー発生方法につき説明する。
この方法は、上述のようなクランク機構Aを備
えたパワー発生装置を用いることによつて、アー
ム1の開時位置チにおいてアームパワーを発生さ
せるようにするものである。
すなわち、第1図、第2図に示すように、アー
ム1を閉時位置ホより回転下降させていくと、リ
ンク11はリンクアーム12のストツパー12a
にリンク11が係合されていることにより、当該
リンク11とリンクアーム12は一体に支点Pを
中心として時計回り方向に回転し、リンク11を
介してスプリング受10がアーム1内に押込ま
れ、これにより、圧縮スプリング8は圧縮され
る。
アーム1が所望開き角度位置ト(図示例では
70°に設定)まで回転下降されると、このとき、
リンク11、リンクアーム12は、固定プレート
6の長孔15にピン13が係合案内されることに
より、所要角度だけ回転した後、リンク11とリ
ンクアーム12を枢着するピン13により支点Q
はR点まで移動して停止される。
更にアーム1が回転下降されると、リンク11
のみが、上記R点にある支点Qを中心として回転
されることにより、圧縮スプリイング8の撓み量
は増加して行き、当該アーム1の第2図に示す開
時位置チ(図示例では90°に設定)そして、音ナ
キ位置リ(図示例では100°に設定)においてもア
ームパワーが発生する。
上記アームパワーは、第12図に示したよう
に、アーム1が閉時位置ホにある0°から所望開き
角度位置ト(70°)までは徐々に増大されていき、
該位置トから開時位置チ(90°)、音ナキ位置リ
(100°)までは更に増大付勢され、当該アームパ
ワーにより、アーム1は音ナキ位置リから閉時位
置ホに回転上昇されることとなる。
このように、アーム1の全可動範囲にわたり、
アームパワーを発生させると共に、アーム1の閉
時位置チ、音ナキ位置リでは、更にパワーアツプ
するようにする。
因に、クランク機構Aの支点QがR点に移動し
ないで、支点P中心としてクランク機構Aが回転
した場合は、第12図中破線で示した如く、アー
ムパワーは徐々に減衰されることとなる。
《発明の効果》 以上発明したように本発明に係るリフトハンガ
ーのパワー発生方法によれば、アーム戻り力とし
てのアームパワーが、アーム開時位置チに近い所
望開き角度位置トまでは徐々に増大し、該位置ト
以降では更に増大するようにし、かつ、該アーム
パワーに抗して当該アームを開時位置チ、所望開
き角度位置ト等の所望位置にストツプ機構により
保持するようにしたので、アームを起立した高位
状態にある閉時位置ホから、前方へ倒した低位状
態となる開時位置チに回転下降させる際、大きな
負荷がかかつている場合においても、当該アーム
が急激に下降してしまう危険性を是正し得る為、
複雑な機構を別途装備させる必要もなく簡単なス
トツプ機構を用いるだけで所望の開き角度位置及
び開時位置でアームを停止状態に保持させること
が可能となり、又、アームを閉時位置ホに回転上
昇させる際には、当該アームをロツク解除させる
だけでよく、従来例のようにリンクの思案点まで
引き上げする操作を要させないので当該アームを
円滑かつ軽快に回転上昇させることができる。
又、本発明装置によれば、上述方法に適用でき
る諸機能はもちろん備えており、特にクランク機
構Aは相互に連枢したリンク、リンクアームと、
これらを連枢するピンを所定量移動可能に係嵌す
る長孔とからなり、かつストツプ機構もロツド
と、一対のストツパーカムを主体にした簡単な構
成のものであるだけでなく、ロツドのストツパー
ピンの数、位置を任意に設定して設けることで、
当該アームを、設定場所等に応じた任意の位置に
保持させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るリフトコートハンガーの
パワー発生方法に用いられるパワー発生装置を備
えたリフトコートハンガーの縦断側面図、第2図
は同リフトコートハンガーにおけるアームを回転
下降した状態を一部切欠して示した側面図、第3
図は同装置におけるストツプ機構の実施例を示す
縦断正面図、第4図は同ストツプ機構の側面図、
第5図は第3図における−線矢視横断平面
図、第6図、第7図、第8図、第9図は同上スト
ツプ機構の作動状態を順番に示す各説明図、第1
0図、第11図はリフトコートハンガーの一使用
例を示す正面図と縦断側面図、第12図は前同パ
ワー発生方法におけるアームの引き下げ角度に対
するトルク特性曲線を示す図表、第13図はリフ
トコートハンガーの従来例を示す縦断側面図、第
14図は従来のリフトコートハンガーにおけるア
ームの引き下げ角度に対するトルク特性曲線を示
す図表である。 1……アーム、3……ハンガー吊持用パイプ、
4……レバー、5……ダンパー、6……固定プレ
ート、8……圧縮スプリング、10……スプリン
グ受、11……リンク、12……リンクアーム、
13,14……ピン、15……長孔、16……ス
トツプ機構、17……ロツド、18……ストツパ
ーピン、20,20′……ストツパーカム、A…
…クランク機構、ホ……閉時位置、ト……所望開
き角度位置、チ……開時位置、リ……音ナキ位
置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 上端にハンガー吊持用パイプを付設し、下端
    部がダンパーに固設した固定プレートに回転自在
    に軸支され、回転操作用レバーの操作にて回動自
    在なアームを、起立状態の閉時位置から前倒し状
    態の開時位置に回転下降することにより、該アー
    ムに一端を支持し、かつ他端を摺動自在に内装し
    たスプリング受に支持された状態にて内装された
    圧縮スプリングの撓み量が増大される配置にて、
    上記スプリング受と固定プレートを連枢したリン
    ク及びリンクアームと、当該アーム及び固定プレ
    ートとにより形成されたクランク機構が、そのリ
    ンクアームと固定プレートとの枢着部を支点とし
    て所定角度だけ回転した後、上記リンクとリンク
    アームとの枢着部が所定量移動し、その枢着部を
    支点としてリンクが回転することにより、上記圧
    縮スプリングの撓み量が更に増大され、当該圧縮
    スプリングにより、当該アームの可動範囲及び開
    時位置での回転駆動力を得ると共に、上記アーム
    に、上記スプリング受と連動してロツク及びロツ
    ク解除自在に形成されているストツプ機構によ
    り、当該アームが、その回転駆動力に抗して所望
    の開き角度位置、開時位置に、停止状態にて保持
    されるようにしたことを特徴とするリフトコート
    ハンガーのパワー発生方法。 2 上端にハンガー吊持用パイプを付設して、回
    転操作用レバーにて回動自在としたアームの下端
    が、ダンパーに固設した固定プレートに回転自在
    に軸支されていると共に、当該アームには圧縮ス
    プリングが、一端をアームに、他端を上記アーム
    に摺動自在に内装されたスプリング受に各々支持
    された状態にて内装され、当該アームの回転下降
    時における圧縮スプリングの撓み量が、上記アー
    ムの起立状態とした閉時位置よりも前倒し状態と
    した開時位置において増大される配置にて、上記
    スプリング受と固定プレートを連枢したリンク及
    びリンクアームと、当該アーム及び固定プレート
    によりクランク機構を形成すると共に、該クラン
    ク機構が、リンクアームと固定プレートとの枢着
    部を支点として所望角度回転後、リンクとリンク
    アームとの枢着部が所定量移動可能にして、かつ
    その枢着部を支点としてリンクのみ回転し、圧縮
    スプリングの撓み量が更に増大される配置にて上
    記枢着部の枢軸を上記固定プレートに開設した長
    孔に摺動自在なるよう係嵌し、上記アームには、
    複数個のストツパーピンを所望間隔毎に突設し、
    かつ上記スプリング受と連動して摺動自在なロツ
    ドと、該ロツドの各ストツパーピンと係脱自在な
    るよう回転自在に対向して枢着され、かつスプリ
    ングにより対向状態に保持される一対のストツパ
    ーカムとによりストツプ機構を形成し、上記スト
    ツプ機構により当該アームの所望開き角度位置及
    び開時位置での停止保持機能を得るようにしたこ
    とを特徴とするリフトコートハンガーのパワー発
    生装置。
JP16324689A 1989-06-26 1989-06-26 リフトコートハンガーのパワー発生方法及びその装置 Granted JPH0329607A (ja)

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