JPH0585258B2 - - Google Patents

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JPH0585258B2
JPH0585258B2 JP62159273A JP15927387A JPH0585258B2 JP H0585258 B2 JPH0585258 B2 JP H0585258B2 JP 62159273 A JP62159273 A JP 62159273A JP 15927387 A JP15927387 A JP 15927387A JP H0585258 B2 JPH0585258 B2 JP H0585258B2
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JP
Japan
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aluminum
hydrogen
molten aluminum
crucible
gas
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JP62159273A
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JPH012776A (ja
JPS642776A (en
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Yoshitatsu Ootsuka
Shigemi Tanimoto
Kazuo Toyoda
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Altemira Co Ltd
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Showa Aluminum Corp
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、たとえば磁気デイスク、感光ドラ
ム、ボンデイングワイヤ、レーザービームプリン
タの回転多面鏡等の電子機器や、シンクロトロン
の粒子加速パイプ、薄膜製造装置、表面分析装
置、核融合装置等の真空用機器などを製造するの
に使用される極低水素濃度アルミニウム鋳塊の製
造方法に関する。
この明細書において、「アルミニウム」という
語には、純アルミニウムおよびアルミニウム合金
の両者を含むものとする。また、この明細書にお
いて、「不活性ガス」という語には、アルゴンガ
ス、ヘリウムガス等の周期表の不活性ガスの他に
チツ素ガス等のアルミニウムに対して不活性なガ
スも含むものとする。
従来技術とその問題点 上記のような機器を製造するのに使用されるア
ルミニウム鋳塊としては、その水素含有量が0.08
c.c./100g以下のものが要求されている。
このようなアルミニウム鋳塊を製造するため、
従来はアルミニウム溶湯中に塩素ガス、塩素ガス
と不活性ガスとの混合ガス等の水素除去処理ガス
を気泡状態で吹込んだり、ヘキサクロロエタン等
を用いたフラツクス処理を行つたりした後、これ
を凝固させていた。
ところが、この方法で製造されたアルミニウム
鋳塊では、その水素含有量を0.08c.c./100g以下と
するのは困難であるという問題があつた。
この発明の目的は、上記問題を解決し、水素含
有量が0.08c.c./100g以下である極低水素含有アル
ミニウム鋳塊を製造する方法を提供することにあ
る。
問題点を解決するための手段 この発明による極低水素濃度アルミニウム鋳塊
の製造方法は、アルミニウムを溶解した後、この
アルミニウム溶湯を冷却することにより凝固させ
てアルミニウム鋳塊を得るにあたり、アルミニウ
ム溶湯を攪拌するとともに、アルミニウム溶湯中
における固液界面近傍に水素除去処理ガスを気泡
状態で吹込んで固液界面から液相中に放出された
水素を除去しつつアルミニウム溶湯を一方向から
冷却して凝固させることを特徴とするものであ
る。
上記において、水素除去処理ガスとしては、塩
素ガス、不活性ガス、塩素ガスと不活性ガスとの
混合ガス、フレオン等のアルミニウム溶湯中から
水素を除去するのに有効なガスを全て使用するこ
とができる。
また、上記において凝固速度は10mm/min以下
であることが好ましく、5mm/min以下であるこ
ことが望ましい。
さらに、アルミニウム溶湯を入れておくるつぼ
や処理槽の上端開口を密閉しておき、アルミニウ
ム溶湯表面よりも上方の部分を真空状態にする
か、または該部分を低水分保持雰囲気としておい
て上記処理を行なうと水素除去効率はなお一層向
上する。後者の場合、上記部分に不活性ガスや乾
燥空気や純酸素を充填することにより該部分を低
水分保持雰囲気とするのがよい。
このようにして得られた極低水素濃度アルミニ
ウム鋳塊は、これに適当な機械的加工を施して使
用されるか、または水素濃度が増大しないように
乾燥空気雰囲気等の低水分保持雰囲気中において
再溶解し、必要な形状のインゴツトとして使用さ
れる。
作 用 アルミニウム溶湯を冷却し、比較的遅い速度で
凝固させることによつてアルミニウム鋳塊を得る
場合、初期に得られる固相中の水素濃度は極めて
低く、元のアルミニウム溶湯中の水素濃度よりも
低くなる。これは、アルミニウムにおいては、固
相中の水素溶解度が液相中の水素溶解度に比べて
極めて小さいため、固液界面で液相中に水素が放
出されるからである。ところが、凝固が進行する
につれて液相中の水素濃度が高くなるので、固相
率が所定値、たとえば50%を越えると、それ以後
得られる固相中の水素濃度は急激に増加し始め
る。
そして、アルミニウムの液相中の水素濃度は固
液界面近傍において高くなつているので、固液界
面近傍に水素除去処理ガスを気泡状態で吹込んで
固液界面から液相中に放出された水素を除去しつ
つアルミニウム溶湯を凝固させると、水素を効率
良く除去することができる。しかも、このときに
アルミニウム溶湯を攪拌すると、水素除去効率は
一層向上する。その結果、凝固が進行しても液相
中の水素濃度は増加せず、かえつて減少する。し
たがつて、固相率が所定値を越えても固相中の水
素濃度は極めて低く、固相率が高くなつても得ら
れた鋳塊中の水素濃度は極めて低い。また、アル
ミニウム溶湯の凝固を一方向からの冷却により行
うと、固相の成長方向は一定となるので、固液界
面近傍への水素除去処理ガスの吹き込みを簡単に
行うことができる。
実施例 以下、この発明の実施例を、比較例とともに図
面を参照して説明する。全図面を通じて、同一物
または同一部分には同一符号を付して説明を省略
する。
実施例 1 この実施例は第1図および第2図に示す装置を
用いて行なつたものである。第1図において、両
端が開口した垂直筒状の電気炉1のやや下方でか
つ電気炉1の下端開口をのぞむ位置に冷却器2が
配置されている。冷却器2の一側壁には冷却水導
入管3および冷却水排出管4が接続され、冷却水
導入管3から冷却器2内に導入された冷却水が冷
却器2内を循環して冷却水排出管4から排出され
るようになされている。そして冷却器2が内部か
ら水冷される。冷却器2の上には、円筒状黒鉛る
つぼ5が載せられ、このるつぼ5内にアルミニウ
ム溶湯6が入れられている。黒鉛るつぼ5は、ほ
ぼ全体が電気炉1内にくるようになされている。
また黒鉛るつぼ5の中央には、上下動自在の水素
除去処理ガス供給管7が配置されている。供給管
7の下端はるつぼ5内の底部近くにあり、ここに
円盤状気泡放出部材12が取付けられている。放
出部材12下面の中央部には、供給管7と連なつ
た水素除去処理ガス放出口13が設けられてい
る。また、放出部材12の下面には、吹出口13
から周縁に至る複数の溝14が放射状に設けられ
ている。電気炉1のまわりには、これを囲むよう
に回転磁界発生用コイル10が配置されている。
このコイル10には回転磁界発生用3相交流変圧
器11がΔ―Δ接続されている。
このような装置を使用し、るつぼ5内に純度
99.95wt%のアルミニウム溶湯6を入れておいた。
そして、このアルミニウム溶湯6を凝固させるの
に先立つて、まず変圧器11から回転磁界発生コ
イル10に3相交流電流を供給するとともに、ア
ルミニウム溶湯6中に下面の吹出口13から処理
ガスを吹込んだ。すると、アルミニウム溶湯6に
過電流が発生してローレンツ力が作用し、アルミ
ニウム溶湯6が流動して全体的に撹拌された。一
方、吹出口13から吹出された処理ガスは、溝1
4内を放出部材2の周縁部の方に流れ、その端部
から放出される。このとき、アルミニウム溶湯6
が流動しているので、処理ガスは溝14の先端か
ら微細な気泡状態で放出された。このような状態
を10分間維持した後、アルミニウム溶湯6の撹拌
および水素除去処理ガスの放出を続けながら、冷
却器2内への冷却水の供給を開始し、アルミニウ
ム溶湯6を、るつぼ5の底部の方から凝固速度3
mm/minで凝固させ、溶湯6全部を凝固させて鋳
塊をつくつた。このとき、凝固が進行するにつれ
て供給管7を徐々に上昇させ、常に固液界面の近
傍にガスを吹き込むようにして行つた。
得られた鋳塊中の水素濃度を測定したところ、
該鋳塊における下端から全長の70%の部分までの
水素濃度は0.03c.c./100gであり、残りの部分の水
素濃度は上端に向かつて漸増し、上端では0.08
c.c./100gであつた。
実施例 2 この実施例は第3図に示す装置を用いて行なつ
たものである。第3図において、るつぼ5の上端
開口は蓋15で密閉されている。そして、蓋15
の中央部に、水素除去処理ガス供給管7が貫通さ
せられている。供給管7の下端はるつぼ5内の底
部近くにあり、ここにセラミツク製多孔質状気泡
放出部材8が取付けられている。そして、処理ガ
ス供給管7を流れてきた水素除去処理ガスは、放
出部材8を通過する間に微細な気泡状態とされて
溶湯6中に放出されるようになつている。供給管
7の貫通部の左側において、不活性ガスをるつぼ
5内に供給する不活性ガス供給管16が蓋15を
貫通して配置されている。また、供給管7の貫通
部の右側において、排気管17が蓋15を貫通し
て配置されている。排気管17は、この発明の方
法を実施するにあたり、予め供給管16を通して
るつぼ5内に供給される不活性ガスによつてるつ
ぼ5内から追い出される、元々るつぼ5内に存在
した大気と、処理作業の間中るつぼ5内に送り込
まれる不活性ガスのうちの過剰なものと、水素除
去処理ガスの過剰なものとをるつぼ5内から外部
に排出するためのものである。また、電気炉1の
まわりにこれを囲むように回転磁界発生用コイル
10が配置され、このコイル10には回転磁界発
生用3相交流変圧器11がΔ―Δ接続されてい
る。
このような装置を使用し、るつぼ5内に純度
99.95wt%のアルミニウム溶湯6を入れておくと
ともに、不活性ガス供給管16を通してるつぼ5
内にチツ素ガスを供給し、るつぼ5内における溶
湯6よりも上方の雰囲気中の水分量を0.1mg/
以下とした。そして、このアルミニウム溶湯6を
凝固させるのに先立つて、アルミニウム溶湯6中
に水素除去処理ガスを気泡状態で20分間放出し
た。ついで、この放出を続けながら、冷却器2内
への冷却水の供給を開始し、アルミニウム溶湯6
を、るつぼ5の底部の方から凝固速度2mm/min
で凝固させ、溶湯6全部を凝固させて鋳塊をつく
つた。このとき、凝固が進行するにつれて供給管
7を徐々に上昇させ、常に固液界面の近傍にガス
を吹き込むようにして行つた。
得られた鋳塊中の水素濃度を測定したところ、
該鋳塊における下端から全長の90%の部分までの
水素濃度は0.01c.c./100gであり、残りの部分の水
素濃度は0.05c.c./00gであつた。
実施例 3 この実施例は第4図に示す装置を用いて行なつ
たものである。第4図において、電気炉1および
るつぼ5の内径は、第1図に示す装置の電気炉お
よびるつぼの内径よりも大となされている。ま
た、るつぼ5は冷却器2の上には載せられていな
い。そして、るつぼ5の内周面に、円周方向に所
定間隔をおいて複数のアルミニウム溶湯流速低下
用邪魔板20が設けられている。また、るつぼ5
内に、中空回転軸21の下端に取付けられた円筒
状回転冷却体22が配置されている。回転冷却体
22の下面には、円盤状の気泡放出部材23が下
方に突出して設けられている。気泡放出部材23
の下面の中央部には、上端にて回転冷却体22の
内部に連なつた処理ガス吹出口24が形成されて
いる。放出部材23の周面には、円周方向に所定
間隔をおいて複数の縦溝25が設けられている。
縦溝25の上端は放出部材23の上面に開口し、
下端は下面に開口している。そして、中空回転軸
21内を通して回転冷却体22に冷却流体が送り
込まれるとともに、放出部材23の吹出口24に
水素除去処理ガスが供給されるようになつてい
る。冷却流体と水素除去処理ガスとは兼用される
場合もあるし、別々なものが用いられる場合もあ
る。また、回転冷却体22の下面における放出部
材23と連なつている部分のまわりの部分、およ
び回転冷却体22の外周面におけるアルミニウム
溶湯6との接触部を含む所定幅部分はそれぞれ断
熱材26で覆われている。
このような装置を使用し、るつぼ5内に純度
99.95wt%のアルミニウム溶湯6を入れておいた。
そして、回転冷却体22および放出部材23を回
転速度500rpmで回転させながら、回転冷却体2
2内に冷却流体を供給するとともに、放出部材2
3の吹出口24に水素除去処理ガスを供給した。
水素除去処理ガスは、回転冷却体22内を経て放
出部材23の底面の吹出口24に供給される。そ
して、放出部材23の回転により生じる遠心力お
よび縦溝25の作用によつて、放出部材23の周
縁から微細な気泡状とされた処理ガスが上昇し
て、回転冷却体22の周面に生成した凝固塊と溶
湯との界面の近傍に供給されるとともに、アルミ
ニウム溶湯6の全体にいきわたるように放出され
る。このような状態を維持することにより、冷却
体22の周面に凝固速度4mm/minとなるように
凝固させ、肉厚が50mmの円筒状鋳塊を製造した。
得られた鋳塊中の水素濃度を測定したところ、
0.02c.c./100gであつた。
比較例 るつぼ5内に、下端に気泡放出部材12が取付
けられた水素除去処理ガス供給管7を配置しない
ことを除いては上記実施例1と同様の装置を用い
て同様な方法で鋳塊を製造した。
得られた鋳塊中の水素濃度を測定したところ、
該鋳塊における下端から全長の40%の部分までの
水素濃度は0.11c.c./100gであり、残りの部分の水
素濃度は上方に向かつて漸増し、上端では1.5
c.c./100gであつた。
発明の効果 この発明の方法によれば、上記作用の項で述べ
たようにして、極低水素濃度のアルミニウム鋳塊
を簡単に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例1に用いる装置の垂
直縦断面図、第2図は同平面図、第3図はこの発
明の実施例2に用いる装置の垂直断面図、第4図
はこの発明の実施例3に用いる装置の垂直縦断面
図である。 6…アルミニウム溶湯。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アルミニウムを溶解した後、このアルミニウ
    ム溶湯を冷却することにより凝固させてアルミニ
    ウム鋳塊を得るにあたり、アルミニウム溶湯を攪
    拌するとともに、アルミニウム溶湯中における固
    液界面近傍に水素除去処理ガスを気泡状態で吹込
    んで固液界面から液相中に放出された水素を除去
    しつつアルミニウム溶湯を一方向から冷却して凝
    固させることを特徴とする極低水素濃度アルミニ
    ウム鋳塊の製造方法。
JP15927387A 1987-06-25 1987-06-25 Production of aluminum ingot having extremely low hydrogen concentration Granted JPS642776A (en)

Priority Applications (1)

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JP15927387A JPS642776A (en) 1987-06-25 1987-06-25 Production of aluminum ingot having extremely low hydrogen concentration

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JP15927387A JPS642776A (en) 1987-06-25 1987-06-25 Production of aluminum ingot having extremely low hydrogen concentration

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JPH012776A JPH012776A (ja) 1989-01-06
JPS642776A JPS642776A (en) 1989-01-06
JPH0585258B2 true JPH0585258B2 (ja) 1993-12-06

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ID=15690178

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JP15927387A Granted JPS642776A (en) 1987-06-25 1987-06-25 Production of aluminum ingot having extremely low hydrogen concentration

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2560111B2 (ja) * 1989-06-05 1996-12-04 富士写真フイルム株式会社 帯状金属板の接合方法及び接合装置
US5205346A (en) * 1992-06-11 1993-04-27 Cmi International Method and apparatus for countergravity casting molten metal

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5017937U (ja) * 1973-06-12 1975-02-27
JPS5540343A (en) * 1978-09-14 1980-03-21 Tokico Ltd Valve device
JPS56131064A (en) * 1980-03-17 1981-10-14 Kawasaki Steel Corp Manufacture of steel ingot having less segregation

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JPS642776A (en) 1989-01-06

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