JPH0585437B2 - - Google Patents
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- JPH0585437B2 JPH0585437B2 JP21218487A JP21218487A JPH0585437B2 JP H0585437 B2 JPH0585437 B2 JP H0585437B2 JP 21218487 A JP21218487 A JP 21218487A JP 21218487 A JP21218487 A JP 21218487A JP H0585437 B2 JPH0585437 B2 JP H0585437B2
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Landscapes
- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明はロータリ式充填設備に関する。
従来の技術
容器に液体を充填する機械として、ロータリ式
充填機がある。この充填機は、回転するフレーム
に空の容器を取込むとともに、所定角度範囲で回
転している間に液を充填するものである。ところ
で、この回転フレームは、通常多数(例えば30
個)の容器を保持できるようにされており、この
ため液充填用のバルブも同数(30個)設けられて
いる。そして、さらに充填機には、各容器への充
填開始、充填終了を知らせる制御手段が設けられ
ている。すなわち、回転フレームの各バルブ位置
ごとに、受光センサー、リミツトスイツチなど作
業位置の数だけ設けられ地上側(回転フレーム外
方位置)には投光器、ストライカ(リミツトスイ
ツチ用)などが設けられいた。この構成による
と、回転フレーム側には(バルブ個数×作業位
置)の個数だけ受光センサーまたはリミツトスイ
ツチおよびこれらの電気配線を設ける必要が生
じ、コスト、信頼性の点で問題があつた。また、
逆に受光センサー、リミツトスイツチなどを地上
側に設けた場合、作業を行うべき時期は決定でき
るが、地上側から回転フレーム側のバルブ制御手
段に信号を送るための信号伝送手段および作業の
対象となるバルブ、ロードセルなどを割出すため
のカウンタなどの割出手段が必要になる。 ところで、本発明者等はすでに上記問題を解消
し得るロータリ式充填機を提案した。 すなわち、このロータリ式充填機は、充填用容
器の保持部材が周囲等間隔置きに複数個設けられ
た回転フレームを水平面内で回転自在に設け、こ
の回転フレームの容器保持部材に対応する位置に
液充填用の充填バルブを設けるとともに、各容器
への充填量計測手段すなわちロードセルを設け、
上記回転フレームの絶対回転位置を検出する回転
位置検出手段を設け、上記回転フレームに、上記
回転位置検出手段からの絶対回転位置信号を入力
してこの絶対回転位置に対応する所定の充填バル
ブに開信号を出力しかつ上記ロードセルからの信
号を入力して所定の充填バルブに閉信号を出力す
る演算処理手段を設けたものである。この構成に
おいては、回転フレームが回転し、充填バルブが
所定の作業位置にくると、処理演算手段によりそ
の充填バルブに所定の信号例えば液充填位置であ
れば、開信号が出され、また液が所定量充填され
ると、ロードセルからの信号により処理演算手段
を介して充填バルブに閉信号が出力され、自動的
に液充填が行われる。 発明が解決しようとする問題点 しかし、上記の構成によると、ロードセルから
の信号により充填バルブに閉信号が出力されるよ
うにしているが、ロードセル自体またはロードセ
ル、アンプなどを含む重量検出系に狙いが生じた
場合、これを検出する手段がなく、したがつて正
規の量が充填されていない状態で製品が出荷され
たり、また後の工程で充填量をチエツクして不良
製品を排除しようとすると、充填液が容器ととも
に廃棄されてしまい不経済になるという問題点が
ある。 そこで、本発明は上記問題点を解消し得るロー
タリ式充填設備を提供することを目的とする。 問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本発明のロータリ
式充填設備は、充填用容器の保持部材が周囲等間
隔置きに複数個設けられた回転フレームを水平面
内で回転自在に設け、この回転フレームの容器保
持部材に対応する位置に液充填用の充填バルブを
設けるとともに、上記保持部材を介して各容器へ
の充填液重量を計測する充填重量計測手段を設
け、上記回転フレームの絶対回転位置を検出する
回転位置検出手段を設け、容器の回転フレームか
らの出口位置と容器の回転フレームへの入口位置
との間の区間において、上記充填重量計測手段模
擬荷重を加える模擬荷重付加手段を設け、上記回
転フレームに、上記回転位置検出手段からの絶対
回転位置信号を入力してこの絶対回転位置に対応
する所定の充填バルブに開信号を検出するととも
に上記充填重量計測手段からの信号を入力して所
定の充填バルブに閉信号を出力し、かつ模擬荷重
付加手段からの模擬荷重信号および無負荷位置に
おける充填重量計測手段からの重量信号を入力
し、これら両信号の重量差を演算するとともに、
この重量差と模擬荷重とを比較することにより、
充填重量計測手段の異常の有無を検出するととも
に異常の場合には、それに対応する充填バルブに
閉信号を出力しつづける演算処理手段を設けたも
のである。 作用 上記構成において、模擬荷重付加手段により、
充填重量計測手段に模擬荷重が付加されて異常が
検出されると、演算処理手段からの信号によりそ
れに該当する容器には液充填が行われない。ま
た、この容器は、演算処理手段によつて作動させ
られる容器排除手段により、製品搬出経路から排
除される。 実施例 以下、本発明の一実施例を第1図〜第4図に基
づき説明する。 1はロータリ式充填設備で、充填機2と、この
充填機2に入口側スターホイール3を介して空の
容器4を搬入するための搬入コンベア(搬入経
路)5と、出口側スターホイール6を介して充填
機2からの充填容器(製品)4を所定場所に搬出
するための搬出コンベア(搬出経路)7と、上記
両スターホイール6,3間に配置された模擬荷重
付加手段8と、不良製品を排出するための容器排
除手段9と、この容器排除手段9によつて排除さ
れた容器4を所定場所に搬送するための排除コン
ベア10とから構成されている。上記充填機2
は、地上側に立設された第1固定フレーム11
と、この第1固定フレーム11上に旋回軸受12
を介して水平面内で回転自在に支持された回転フ
レーム13と、上記旋回軸受12を介して回転フ
レーム13を回転させる回転駆動装置14とから
構成されている。この回転駆動装置14は、旋回
軸受12の内輪12aの内側面に設けられた内歯
15と、この内歯15に噛合うピニオン16を減
速機17を介して回転させる電動機(図示せず)
とから構成されている。また、上記回転フレーム
13は、旋回軸受12の内輪12aに直接支持さ
れる支持筒部18と、この支持筒部18の上端に
固定された外筒部19と、この外筒部19から支
持筒部18内中心に垂下して設けられた垂下軸体
20とから構成されている。そして、上記外筒部
19の下部フランジ19aには、所定角度置きに
容器4の保持台(容器保持部材)22がそれぞれ
ロードセル(充填重量計測手段)23を介して配
置されるとともに、これら各保持台22の上方位
置の外筒部19の所定位置には、充填ノズル24
を有する液充填用の充填バルブ(以下、単にバル
ブという)25がそれぞれ取付けられている。ま
た、上記回転フレーム13内には、回転フレーム
13の絶対回転位置を検出する絶対回転位置検出
器(回転位置検出手段)26が設けられるととも
に、この絶対回転位置検出器26からの絶対回転
位置信号およびロードセル23からの重量信号を
入力して、各バルブ25に開閉信号を出力するマ
イクロコンピユータ(演算処理部)27が設けら
れている。上記絶対回転位置検出器26は、第1
固定フレーム11側に固定されたリングギア28
と、回転フレーム13側の垂下軸体20に取付け
られたアブソリユートエンコーダ(以下、単にエ
ンコーダという)29と、このエンコーダ29の
入力側歯付プーリ30と上記リングギア28との
間に介装された連動手段31とから構成されてい
る。この連動手段31は、垂下軸体20に軸受3
2を介して保持された回転軸体33と、この回転
軸体33の下端部に取付けられるとともにリング
ギア28に噛合する歯車34と、同じくこの回転
軸体33の上端部に取付けられるとともに歯付大
プーリ30に歯付ベルト35を介して連動された
歯付小プーリ36とから構成されている。したが
つて、回転フレーム13が回転すると軸受32が
リングギア28の周囲を公転し、リングギア28
に噛合つている歯車34が自転するため、エンコ
ーダ29の入力軸が回転する。なお、エンコーダ
29の回転数は、回転フレーム13が一回転する
と、正確にエンコーダ29の入力軸が一回転する
ように考慮されている。そして、勿論このエンコ
ーダ29からの出力がコンピユータ27に入力さ
れて絶対回転位置が読取られる。また、ロードセ
ル23からのアナログ信号もコンピユータ27に
入力されて、コンピユータ27により重量に比例
した数値として読取られる。なお、エンコーダ2
9は連動手段31の軸受32を介して垂下軸体2
0に付けられている。 また、上記模擬荷重付加手段8は、第2図に示
すように、回転フレーム13の容器入口位置(後
述する51と容器出口位置(後述する)57との
間の区間内でしかも保持台22の中心移動軌跡上
で、地上側の第2固定フレーム37上に立設され
た支持アーム(第1固定フレーム11に支持して
もよい)38により支持されたエアーノズル39
と、このエアーノズル39に所定圧力のエアーを
エアー配管40を介して供給するエアー源41
と、エアー配管40途中に設けられたレギユレー
タ42とから構成されている。上記エアーノズル
39の先端と保持台22の上面との高さの差は一
定であるため、回転フレーム13が回転しエアー
ノズル39の中心が保持台22の中心に一致した
時、保持台22は一定の圧力を受け、ロードセル
23に一定の模擬荷重を与えることができる。 さらに、上記容器排除手段9は、第3図に示す
ように、搬出コンベア7の側方位置で水平面内で
揺動自在に支持された排除レバー43と、この排
除レバー43の先端寄りに連結されるとともに上
記コンピユータ27によつて制御されるシリンダ
ー装置44とから構成されている。コンピユータ
27から排除信号が出力されると、シリンダー装
置44により排除レバー43が仮想線で示すよう
に搬出コンベア7上に揺動され、出口側スターホ
イール6から容器4が排出されるのを防ぎ、この
容器4を排除コンベア10上に案内する。したが
つて、この容器4は排除コンベア10上で出口側
スターホイール6から排出される。なお、回転フ
レーム13上のコンピユータ27からの信号は、
垂下軸体20の下端に取付けられたスリツプリン
グ45を介して、地上側の各装置(例えばシリン
ダー装置)に伝送される。 次に、液充填作業について説明する。 第3図は回転フレーム13の絶対回転位置を示
す位置コード(0〜255の番号で示す)と、バル
ブ番号(〜 30 で示す)との関係を示す。 第3図において、 51は回転フレーム13中心と入口側スターホ
イール3の中心を結ぶ線を示し、この位置を入口
位置と呼ぶ。 52はバルブ番号で回転フレーム13でバルブ
25、保持台22、ロードセル23の1式が所在
する位置とその番号を示す(本実施例では30式)。 53は位置コードで、入口位置51を“0”と
し回転フレーム13の軸を中心とする円周を256
分割し、各きざみを“1”とし時計方向に増加す
る番号を示している。位置コード53は回転フレ
ーム13の軸を中心とした地上側の位置を示すと
ともに、回転フレーム13を回転させた時にエン
コーダ29が出力するコードでもある。エンコー
ダ29は番号のバルブ25がが入口位置51に
ある時、“0”を出力するように設置するものと
する。このようにすると、エンコーダ29が出力
するコードは番号のバルブ25が所在する位置
を表すことになる。 54は充填開始位置(入口位置51からα1度の
位置)を示し、コンピユータ27の記憶装置内で
は例えばPA=15と記憶する。 55は充填完了確認位置(入口位置51からα1
+α2度の位置)を示し、コンピユータ27の記憶
装置内では例えばPC=218と記憶する。 56は充填量の検査位置(入口位置51からα1
+α2+α3度の位置)を示し、コンピユータ27の
記憶装置内では例えばPC=218と記憶する。 57は容器の出口位置(入口位置51からα1+
α2+α3+α4度の位置)を示す。 58は模擬荷重確認位置(入口位置51からα1
+α2+α3+α4+α5度の位置)すなわち保持台22
に模擬荷重を与える位置を示し、コンピユータ2
7の記憶装置内では例えばPD=238と記憶する。 59はロードセル23の零点確認位置(無負荷
位置で入口位置51からα1+α2+α3+α4+α5+α6
度の位置)を示し、コンピユータ27の記憶装置
内では例えばPE=245と記憶する。 60は不良製品が移動して来た時に排除レバー
43を排除位置に揺動させる排除信号オン位置で
ある。この排除信号オン位置は、回転フレーム1
3と出口側スターホイール6とが同期(周速が同
じ)して回転しているので、回転フレーム13の
位置コード53を用いて表わすことができ、コン
ピユータ27の記憶装置内では例えばPF=5と
記憶する。 61は不良製品が排除コンベア10上に移動が
完了する位置で、排除レバー43を元の非排除位
置に揺動させる排除信号オフ位置である。この排
除信号オフ位置も排除信号オン位置と同様に、位
置コード53を用いて表わすことができ、コンピ
ユータ27の記憶装置内では例えばPG=13と記
憶する。 第1表にコンピユータ27の記憶装置内に記憶
しているバルブ番号テーブルを示す。位置コード
53はコンピユータ27がエンコーダ29の出力
を読み取つた時にバルブ番号テーブル(VA,
VB,VC,VD,VE,VF,VG)を参照するた
めのコードであり、0〜255の値を取る。テーブ
ルVA,(VAの行)はエンコーダ29の出力する
位置コード53に対応して充填開始位置(PA=
15)38に所在するバルブ25の番号を示すもの
である。充填開始位置(PA=15)54にバルブ
25が所在しない位置コード53の欄は“0”と
記憶させる。テーブルVB,VC,VD,VE,
VF,VGについても同様である。本テーブルは
PA,PB,PC,PD,PE,PF,PGが決まると自
づから決まるものであり、計算機で自動的に作成
される。
充填機がある。この充填機は、回転するフレーム
に空の容器を取込むとともに、所定角度範囲で回
転している間に液を充填するものである。ところ
で、この回転フレームは、通常多数(例えば30
個)の容器を保持できるようにされており、この
ため液充填用のバルブも同数(30個)設けられて
いる。そして、さらに充填機には、各容器への充
填開始、充填終了を知らせる制御手段が設けられ
ている。すなわち、回転フレームの各バルブ位置
ごとに、受光センサー、リミツトスイツチなど作
業位置の数だけ設けられ地上側(回転フレーム外
方位置)には投光器、ストライカ(リミツトスイ
ツチ用)などが設けられいた。この構成による
と、回転フレーム側には(バルブ個数×作業位
置)の個数だけ受光センサーまたはリミツトスイ
ツチおよびこれらの電気配線を設ける必要が生
じ、コスト、信頼性の点で問題があつた。また、
逆に受光センサー、リミツトスイツチなどを地上
側に設けた場合、作業を行うべき時期は決定でき
るが、地上側から回転フレーム側のバルブ制御手
段に信号を送るための信号伝送手段および作業の
対象となるバルブ、ロードセルなどを割出すため
のカウンタなどの割出手段が必要になる。 ところで、本発明者等はすでに上記問題を解消
し得るロータリ式充填機を提案した。 すなわち、このロータリ式充填機は、充填用容
器の保持部材が周囲等間隔置きに複数個設けられ
た回転フレームを水平面内で回転自在に設け、こ
の回転フレームの容器保持部材に対応する位置に
液充填用の充填バルブを設けるとともに、各容器
への充填量計測手段すなわちロードセルを設け、
上記回転フレームの絶対回転位置を検出する回転
位置検出手段を設け、上記回転フレームに、上記
回転位置検出手段からの絶対回転位置信号を入力
してこの絶対回転位置に対応する所定の充填バル
ブに開信号を出力しかつ上記ロードセルからの信
号を入力して所定の充填バルブに閉信号を出力す
る演算処理手段を設けたものである。この構成に
おいては、回転フレームが回転し、充填バルブが
所定の作業位置にくると、処理演算手段によりそ
の充填バルブに所定の信号例えば液充填位置であ
れば、開信号が出され、また液が所定量充填され
ると、ロードセルからの信号により処理演算手段
を介して充填バルブに閉信号が出力され、自動的
に液充填が行われる。 発明が解決しようとする問題点 しかし、上記の構成によると、ロードセルから
の信号により充填バルブに閉信号が出力されるよ
うにしているが、ロードセル自体またはロードセ
ル、アンプなどを含む重量検出系に狙いが生じた
場合、これを検出する手段がなく、したがつて正
規の量が充填されていない状態で製品が出荷され
たり、また後の工程で充填量をチエツクして不良
製品を排除しようとすると、充填液が容器ととも
に廃棄されてしまい不経済になるという問題点が
ある。 そこで、本発明は上記問題点を解消し得るロー
タリ式充填設備を提供することを目的とする。 問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本発明のロータリ
式充填設備は、充填用容器の保持部材が周囲等間
隔置きに複数個設けられた回転フレームを水平面
内で回転自在に設け、この回転フレームの容器保
持部材に対応する位置に液充填用の充填バルブを
設けるとともに、上記保持部材を介して各容器へ
の充填液重量を計測する充填重量計測手段を設
け、上記回転フレームの絶対回転位置を検出する
回転位置検出手段を設け、容器の回転フレームか
らの出口位置と容器の回転フレームへの入口位置
との間の区間において、上記充填重量計測手段模
擬荷重を加える模擬荷重付加手段を設け、上記回
転フレームに、上記回転位置検出手段からの絶対
回転位置信号を入力してこの絶対回転位置に対応
する所定の充填バルブに開信号を検出するととも
に上記充填重量計測手段からの信号を入力して所
定の充填バルブに閉信号を出力し、かつ模擬荷重
付加手段からの模擬荷重信号および無負荷位置に
おける充填重量計測手段からの重量信号を入力
し、これら両信号の重量差を演算するとともに、
この重量差と模擬荷重とを比較することにより、
充填重量計測手段の異常の有無を検出するととも
に異常の場合には、それに対応する充填バルブに
閉信号を出力しつづける演算処理手段を設けたも
のである。 作用 上記構成において、模擬荷重付加手段により、
充填重量計測手段に模擬荷重が付加されて異常が
検出されると、演算処理手段からの信号によりそ
れに該当する容器には液充填が行われない。ま
た、この容器は、演算処理手段によつて作動させ
られる容器排除手段により、製品搬出経路から排
除される。 実施例 以下、本発明の一実施例を第1図〜第4図に基
づき説明する。 1はロータリ式充填設備で、充填機2と、この
充填機2に入口側スターホイール3を介して空の
容器4を搬入するための搬入コンベア(搬入経
路)5と、出口側スターホイール6を介して充填
機2からの充填容器(製品)4を所定場所に搬出
するための搬出コンベア(搬出経路)7と、上記
両スターホイール6,3間に配置された模擬荷重
付加手段8と、不良製品を排出するための容器排
除手段9と、この容器排除手段9によつて排除さ
れた容器4を所定場所に搬送するための排除コン
ベア10とから構成されている。上記充填機2
は、地上側に立設された第1固定フレーム11
と、この第1固定フレーム11上に旋回軸受12
を介して水平面内で回転自在に支持された回転フ
レーム13と、上記旋回軸受12を介して回転フ
レーム13を回転させる回転駆動装置14とから
構成されている。この回転駆動装置14は、旋回
軸受12の内輪12aの内側面に設けられた内歯
15と、この内歯15に噛合うピニオン16を減
速機17を介して回転させる電動機(図示せず)
とから構成されている。また、上記回転フレーム
13は、旋回軸受12の内輪12aに直接支持さ
れる支持筒部18と、この支持筒部18の上端に
固定された外筒部19と、この外筒部19から支
持筒部18内中心に垂下して設けられた垂下軸体
20とから構成されている。そして、上記外筒部
19の下部フランジ19aには、所定角度置きに
容器4の保持台(容器保持部材)22がそれぞれ
ロードセル(充填重量計測手段)23を介して配
置されるとともに、これら各保持台22の上方位
置の外筒部19の所定位置には、充填ノズル24
を有する液充填用の充填バルブ(以下、単にバル
ブという)25がそれぞれ取付けられている。ま
た、上記回転フレーム13内には、回転フレーム
13の絶対回転位置を検出する絶対回転位置検出
器(回転位置検出手段)26が設けられるととも
に、この絶対回転位置検出器26からの絶対回転
位置信号およびロードセル23からの重量信号を
入力して、各バルブ25に開閉信号を出力するマ
イクロコンピユータ(演算処理部)27が設けら
れている。上記絶対回転位置検出器26は、第1
固定フレーム11側に固定されたリングギア28
と、回転フレーム13側の垂下軸体20に取付け
られたアブソリユートエンコーダ(以下、単にエ
ンコーダという)29と、このエンコーダ29の
入力側歯付プーリ30と上記リングギア28との
間に介装された連動手段31とから構成されてい
る。この連動手段31は、垂下軸体20に軸受3
2を介して保持された回転軸体33と、この回転
軸体33の下端部に取付けられるとともにリング
ギア28に噛合する歯車34と、同じくこの回転
軸体33の上端部に取付けられるとともに歯付大
プーリ30に歯付ベルト35を介して連動された
歯付小プーリ36とから構成されている。したが
つて、回転フレーム13が回転すると軸受32が
リングギア28の周囲を公転し、リングギア28
に噛合つている歯車34が自転するため、エンコ
ーダ29の入力軸が回転する。なお、エンコーダ
29の回転数は、回転フレーム13が一回転する
と、正確にエンコーダ29の入力軸が一回転する
ように考慮されている。そして、勿論このエンコ
ーダ29からの出力がコンピユータ27に入力さ
れて絶対回転位置が読取られる。また、ロードセ
ル23からのアナログ信号もコンピユータ27に
入力されて、コンピユータ27により重量に比例
した数値として読取られる。なお、エンコーダ2
9は連動手段31の軸受32を介して垂下軸体2
0に付けられている。 また、上記模擬荷重付加手段8は、第2図に示
すように、回転フレーム13の容器入口位置(後
述する51と容器出口位置(後述する)57との
間の区間内でしかも保持台22の中心移動軌跡上
で、地上側の第2固定フレーム37上に立設され
た支持アーム(第1固定フレーム11に支持して
もよい)38により支持されたエアーノズル39
と、このエアーノズル39に所定圧力のエアーを
エアー配管40を介して供給するエアー源41
と、エアー配管40途中に設けられたレギユレー
タ42とから構成されている。上記エアーノズル
39の先端と保持台22の上面との高さの差は一
定であるため、回転フレーム13が回転しエアー
ノズル39の中心が保持台22の中心に一致した
時、保持台22は一定の圧力を受け、ロードセル
23に一定の模擬荷重を与えることができる。 さらに、上記容器排除手段9は、第3図に示す
ように、搬出コンベア7の側方位置で水平面内で
揺動自在に支持された排除レバー43と、この排
除レバー43の先端寄りに連結されるとともに上
記コンピユータ27によつて制御されるシリンダ
ー装置44とから構成されている。コンピユータ
27から排除信号が出力されると、シリンダー装
置44により排除レバー43が仮想線で示すよう
に搬出コンベア7上に揺動され、出口側スターホ
イール6から容器4が排出されるのを防ぎ、この
容器4を排除コンベア10上に案内する。したが
つて、この容器4は排除コンベア10上で出口側
スターホイール6から排出される。なお、回転フ
レーム13上のコンピユータ27からの信号は、
垂下軸体20の下端に取付けられたスリツプリン
グ45を介して、地上側の各装置(例えばシリン
ダー装置)に伝送される。 次に、液充填作業について説明する。 第3図は回転フレーム13の絶対回転位置を示
す位置コード(0〜255の番号で示す)と、バル
ブ番号(〜 30 で示す)との関係を示す。 第3図において、 51は回転フレーム13中心と入口側スターホ
イール3の中心を結ぶ線を示し、この位置を入口
位置と呼ぶ。 52はバルブ番号で回転フレーム13でバルブ
25、保持台22、ロードセル23の1式が所在
する位置とその番号を示す(本実施例では30式)。 53は位置コードで、入口位置51を“0”と
し回転フレーム13の軸を中心とする円周を256
分割し、各きざみを“1”とし時計方向に増加す
る番号を示している。位置コード53は回転フレ
ーム13の軸を中心とした地上側の位置を示すと
ともに、回転フレーム13を回転させた時にエン
コーダ29が出力するコードでもある。エンコー
ダ29は番号のバルブ25がが入口位置51に
ある時、“0”を出力するように設置するものと
する。このようにすると、エンコーダ29が出力
するコードは番号のバルブ25が所在する位置
を表すことになる。 54は充填開始位置(入口位置51からα1度の
位置)を示し、コンピユータ27の記憶装置内で
は例えばPA=15と記憶する。 55は充填完了確認位置(入口位置51からα1
+α2度の位置)を示し、コンピユータ27の記憶
装置内では例えばPC=218と記憶する。 56は充填量の検査位置(入口位置51からα1
+α2+α3度の位置)を示し、コンピユータ27の
記憶装置内では例えばPC=218と記憶する。 57は容器の出口位置(入口位置51からα1+
α2+α3+α4度の位置)を示す。 58は模擬荷重確認位置(入口位置51からα1
+α2+α3+α4+α5度の位置)すなわち保持台22
に模擬荷重を与える位置を示し、コンピユータ2
7の記憶装置内では例えばPD=238と記憶する。 59はロードセル23の零点確認位置(無負荷
位置で入口位置51からα1+α2+α3+α4+α5+α6
度の位置)を示し、コンピユータ27の記憶装置
内では例えばPE=245と記憶する。 60は不良製品が移動して来た時に排除レバー
43を排除位置に揺動させる排除信号オン位置で
ある。この排除信号オン位置は、回転フレーム1
3と出口側スターホイール6とが同期(周速が同
じ)して回転しているので、回転フレーム13の
位置コード53を用いて表わすことができ、コン
ピユータ27の記憶装置内では例えばPF=5と
記憶する。 61は不良製品が排除コンベア10上に移動が
完了する位置で、排除レバー43を元の非排除位
置に揺動させる排除信号オフ位置である。この排
除信号オフ位置も排除信号オン位置と同様に、位
置コード53を用いて表わすことができ、コンピ
ユータ27の記憶装置内では例えばPG=13と記
憶する。 第1表にコンピユータ27の記憶装置内に記憶
しているバルブ番号テーブルを示す。位置コード
53はコンピユータ27がエンコーダ29の出力
を読み取つた時にバルブ番号テーブル(VA,
VB,VC,VD,VE,VF,VG)を参照するた
めのコードであり、0〜255の値を取る。テーブ
ルVA,(VAの行)はエンコーダ29の出力する
位置コード53に対応して充填開始位置(PA=
15)38に所在するバルブ25の番号を示すもの
である。充填開始位置(PA=15)54にバルブ
25が所在しない位置コード53の欄は“0”と
記憶させる。テーブルVB,VC,VD,VE,
VF,VGについても同様である。本テーブルは
PA,PB,PC,PD,PE,PF,PGが決まると自
づから決まるものであり、計算機で自動的に作成
される。
【表】
第4図にコンピユータに記憶させるプログラム
のフローチヤートを示す。 このプログラムはフローチヤートから分かるよ
うにいつたんプログラムを実行し始めると永久に
停止しない無限ループになつている。すなわち、
コンピユータ27に電源を投入すると本プログラ
ムを実行し、電源を切らないかぎり実行しつづけ
るものである。なおこのループを一回実行する時
間は回転フレーム13が回転しエンコーダ29の
出力コードが変化する間隔よりも十分短いものと
する。また、このプログラムは、2種類のワーク
エリアを持つており、一つは、ロードセル23の
異常を検知した場合、これに該当するバルブ25
を常に閉状態(以下、ロツク状態という)にすべ
きことを記憶するエリアで、バルブ25の個数分
のエリアを持ち、バルブ番号を示す添時(n)付きの
変数LK(n)で表わされる。LK(n)が“1”の時はロ
ツク状態、“0”の時は非ロツク状態とする。他
の一つは、充填重量の検査結果(良否)を一時的
に記憶するエリアで、バルブ25の個数分のエリ
アを持ち、バルブ番号を示す添字(n)付きの変数
RE(n)で表わされる。RE(n)が“1”の時は異常、
“0”の時は正常とする。 以下、フローチヤートに基づき制御手順につい
て説明する。 処理101すなわち無限ループの先頭ではエン
コーダ29の信号を読み取る命令を出し回転フレ
ーム13の回転位置を位置コードとして入力す
る。このときの入力値をEとする。 判断102では第1表のテーブルVAを参照し
位置コードEの所の値(VA(E))が“0”かどう
かを判断している。VA(E)の値が“0”でなけれ
ば充填開始位置PA54に番号VA(E)のバルブが所
在することになるので判断103へ移る。“0”
であればバルブ25が所在しないので105の判
断に移る。 判断103では、ロツク状態を記憶しているテ
ーブルLKを参照しバルブ番号VA(E)の所の値
(LK(VA(E)))が“1”かどうかを判断する。
LK(E))の値が“0”であればロツク状態にする
必要がないので104の処理へ移る。“1”であ
れば番号VA(E)のバルブ25はロツク状態にする
必要があるので105の判断に移る。 104では番号VA(E)のバルブ25に対して開
信号を出しバルブ25を開き105の判断に移
る。 判断105では第1表のテーブルVBを位置コ
ードEで参照しVB(E)が“0”かどうかを判断す
る。VB(E)の値が“0”でなければ充填完了確認
位置(PB)55に番号VB(E)のバルブ25が所
在することになるので106の判断に移り、“0”
であれば判断108に移る。 判断106では番号VB(E)のバルブ25が閉じ
ているかどうかを判断し、この位置ではすでに充
填を完了しバルブ25が閉じている必要があるの
で、閉じていなければ107で番号VB(E)のバル
ブ25を閉じ108の判断に移る。 判断108では第1表のテーブルVCを位置コ
ードEで参照しVC(E)が“0”かどうかを判断す
る。VC(E)の値が“0”でなければ検査位置
(PC)56に番号VC(E)のバルブ25が所在する
ことになるので109〜111の処理すなわち検
査を行ない“0”であれば112の判断に移る。 109では番号VC(E)のコードセル23の信号
を入力し、判断110ではその入力値が充填量の
上限、下限値と比較し充填量の合否を判断する。
入力値が合格範囲内になければ充填が異常である
ことを示すフラツグ“1”を充填量の良否を一時
記憶するテーブルREのバルブ番号VC(E)の位置
(RE(VC(E)))に書き込み112の判断に移る。 判断112では第1表のテーブルVDを位置コ
ードEで参照し、VD(E)が“0”かどうかを判断
する。VD(E)の値が“0”でなければ模擬荷重確
認位置(PD)57に番号VD(E)のバルブ25が
所在することになるので113〜115の処理す
なわち模擬荷重によるロードセル23のチエツク
を行ない“0”であれば116の判断に移る。 113では番号VD(E)のロードセル23の信号
を入力し、判断114では、その入力値が模擬的
にロードセル23に加えられている重量を表わす
値と一致(または近似的に一致)しているかどう
かを判断する。すなわち、模擬的にロードセル2
3に加えられた重量と、無負荷状態で測定された
重量との差を求め、これら両重量の差が模擬的に
負荷された模擬荷重と一致する場合には、ロード
セル23が正常であると判断される。また、入力
値が模擬重量の値と一致していなければ、ロード
セル23が異常と判断し、番号VD(E)のバルブを
ロツク状態にするためのフラツグ“1”をロツク
状態を示すテーブルLKのバルブ番号VD(E)の位
置(LK(VD(E))に書き込み116の判断に移
る。 判断116から処理119までは、零点確認位
置(PE)58に番号VE(E)のバルブ25が所在す
る時にロードセル23が無負荷の信号“0”を発
しているかどうかをチエツクするもので上記処理
112〜115と同様である。 判断120では、第1表のテーブルVFを位置
コードEで参照し、VF(E)が“0”かどうか判断
する。VF(E)の値が“0”でなければ(回転フレ
ーム円周上ではないが)排除信号オン位置(PF)
59に番号VF(E)の保持台22から排出された容
器が所在することになるので121〜124の処
理に移る。“0”であれば125の判断に移る。 判断121では、充填量の良否テーブルREを
参照し、バルブ番号VF(E)の位置(RE(VF(E)))
が“1”かどうかを判断する。RE(VF(E))が
“1”であれば、検査位置56で検査した充填量
が異常であるので123,124の処理に移る。
“0”であれば正常であるので125の判断に移
る。 判断122では、ロツク状態を示すテーブル
LKを参照し、バルブ番号VF(E)の位置(LK(VF
(E))が“1”かどうかを判断する。LK(VF(E))
が“1”であれば、模擬荷重確認位置57、零点
確認位置58で行なつたロードセル23の検査結
果によつてロツクがかけられており、番号VF(E)
の保持台22から排出されてきた容器4には充填
が行なわれていないことになるので123,12
4の処理に移る。“0”であれば、ロツクがかか
つていないので125の判断に移る。 処理123では、排除信号をオンにし、排除レ
バー43を排除位置に揺動させる。この動作によ
つて、番号VF(E)の保持台22から排出されてき
た充填異常またはロツクによつて充填されなかつ
た容器は排除コンベヤ10に移載される。 処理124では、検査位置56で書き込まれた
充填量異常を表わすフラツグ“1”をクリアす
る。すなわち、充填量良否テーブルREのVF(E)の
位置を“0”にする。 判断125では、第1表のテーブルVGを位置
コードEで参照し、VG(E)が“0”かどうか判断
する。VG(E)の値が“0”でなければ(回転フレ
ーム円周上ではないが)排除信号オフ位置(PG)
60に番号VG(E)の保持第22から排除された容器
4が所在することになるので126の処理に移
る。“0”であれば127以降の処理に移る。 処理126では、排除信号をオフにし排除レバ
ー43を元の非排除位置に戻す。 127〜132の処理は第1表のテーブルを参
照しないで行なう処理ルーチンであり、全ロード
セル23の信号を入力して充填重量が設定値に達
しているかを判断し、設定値に達していれば該当
するバルブ25を閉じるものである。 処理127では全ロードセル23に対する入
力、判断を行なうための添字nを“1”とする。
128では番号nのロードセル23の信号を入力
し、判断129ではその入力値が充填重量の設定
値以上になつているかどうかを判断する。設定値
以上の時は130に移り、番号nのバルブ25を
閉じる。判断131では添字nが全バルブ数に一
致しているかを判断し、一致していなければ添字
nに“1”を加えて処理128にもどる。したが
つて128〜130の処理は添字nを“1”づつ
増やしながら全ロードセル23に対して充填重量
が設定値に達していれば該当するバルブ25を閉
じることができる。 なお、上記プログラムでは、実際にはロツクさ
れたバルブ25に対応する保持台22に載つた容
器4は充填が行なわれないので、充填良否テーブ
ルREによる判断排除信号が出力され、ロツク状
態テーブルによる判断122は無効となるが、排
除要因の表示などが付加される場合のことを考慮
し、そのままとした。 また、本実施例のプログラムは常時無限ループ
によつてエンコーダ29の入力とロードセル23
の入力を監視する方式を示したが他のフローで同
様の作用を行なわせることもできる。 ところで、上記実施例では、保持台に容器が載
つていない区間で模擬荷重を加え、ロードセルが
異常である保持台に新たに載せられた容器に対し
ては充填を行なわず、空のまま排出されてくる容
器を排除するようにしたが、第5図に示すよう
に、搬入コンベヤ5の所定位置、搬入コンベア5
上に出退自在なストツパー(例えばシリンダー装
置によつて構成されたもの)46を設けて、ロー
ドセルが異常である保持台に新たな容器を載せな
いようにすることもできる。但し、この場合、ロ
ードセルが異常である保持台に載せられる容器
は、異常検出時点でストツパー46の手前に位置
していることが前提条件となる。 また、上記実施例においては、エアーによつて
模擬荷重を加えたが、例えば磁力またはばねとロ
ーラなどを使用して模擬荷重を付加することもで
きる。 発明の効果 上記本発明の構成によると、充填重量計測手段
に模擬荷重を加える模擬荷重付加手段を設け、か
つ模擬荷重付加手段および無負荷位置における充
填重量計測手段からの重量信号を入力して充填重
量計測手段の異常の有無を検出するとともに異常
の場合には、それに対応する充填バルブに閉信号
を出力しつづける演算処理手段を設けたので、充
填重量計測手段に異常がある場合には、その容器
には液充填が行われず、したがつて従来のように
充填液が廃棄されることがなくなり経済的であ
る。また、容器の搬出経路途中に、演算処理手段
によつて作動させられる容器排除手段を設けるこ
とにより、不良製品の排除を容易に行うことがで
きる。
のフローチヤートを示す。 このプログラムはフローチヤートから分かるよ
うにいつたんプログラムを実行し始めると永久に
停止しない無限ループになつている。すなわち、
コンピユータ27に電源を投入すると本プログラ
ムを実行し、電源を切らないかぎり実行しつづけ
るものである。なおこのループを一回実行する時
間は回転フレーム13が回転しエンコーダ29の
出力コードが変化する間隔よりも十分短いものと
する。また、このプログラムは、2種類のワーク
エリアを持つており、一つは、ロードセル23の
異常を検知した場合、これに該当するバルブ25
を常に閉状態(以下、ロツク状態という)にすべ
きことを記憶するエリアで、バルブ25の個数分
のエリアを持ち、バルブ番号を示す添時(n)付きの
変数LK(n)で表わされる。LK(n)が“1”の時はロ
ツク状態、“0”の時は非ロツク状態とする。他
の一つは、充填重量の検査結果(良否)を一時的
に記憶するエリアで、バルブ25の個数分のエリ
アを持ち、バルブ番号を示す添字(n)付きの変数
RE(n)で表わされる。RE(n)が“1”の時は異常、
“0”の時は正常とする。 以下、フローチヤートに基づき制御手順につい
て説明する。 処理101すなわち無限ループの先頭ではエン
コーダ29の信号を読み取る命令を出し回転フレ
ーム13の回転位置を位置コードとして入力す
る。このときの入力値をEとする。 判断102では第1表のテーブルVAを参照し
位置コードEの所の値(VA(E))が“0”かどう
かを判断している。VA(E)の値が“0”でなけれ
ば充填開始位置PA54に番号VA(E)のバルブが所
在することになるので判断103へ移る。“0”
であればバルブ25が所在しないので105の判
断に移る。 判断103では、ロツク状態を記憶しているテ
ーブルLKを参照しバルブ番号VA(E)の所の値
(LK(VA(E)))が“1”かどうかを判断する。
LK(E))の値が“0”であればロツク状態にする
必要がないので104の処理へ移る。“1”であ
れば番号VA(E)のバルブ25はロツク状態にする
必要があるので105の判断に移る。 104では番号VA(E)のバルブ25に対して開
信号を出しバルブ25を開き105の判断に移
る。 判断105では第1表のテーブルVBを位置コ
ードEで参照しVB(E)が“0”かどうかを判断す
る。VB(E)の値が“0”でなければ充填完了確認
位置(PB)55に番号VB(E)のバルブ25が所
在することになるので106の判断に移り、“0”
であれば判断108に移る。 判断106では番号VB(E)のバルブ25が閉じ
ているかどうかを判断し、この位置ではすでに充
填を完了しバルブ25が閉じている必要があるの
で、閉じていなければ107で番号VB(E)のバル
ブ25を閉じ108の判断に移る。 判断108では第1表のテーブルVCを位置コ
ードEで参照しVC(E)が“0”かどうかを判断す
る。VC(E)の値が“0”でなければ検査位置
(PC)56に番号VC(E)のバルブ25が所在する
ことになるので109〜111の処理すなわち検
査を行ない“0”であれば112の判断に移る。 109では番号VC(E)のコードセル23の信号
を入力し、判断110ではその入力値が充填量の
上限、下限値と比較し充填量の合否を判断する。
入力値が合格範囲内になければ充填が異常である
ことを示すフラツグ“1”を充填量の良否を一時
記憶するテーブルREのバルブ番号VC(E)の位置
(RE(VC(E)))に書き込み112の判断に移る。 判断112では第1表のテーブルVDを位置コ
ードEで参照し、VD(E)が“0”かどうかを判断
する。VD(E)の値が“0”でなければ模擬荷重確
認位置(PD)57に番号VD(E)のバルブ25が
所在することになるので113〜115の処理す
なわち模擬荷重によるロードセル23のチエツク
を行ない“0”であれば116の判断に移る。 113では番号VD(E)のロードセル23の信号
を入力し、判断114では、その入力値が模擬的
にロードセル23に加えられている重量を表わす
値と一致(または近似的に一致)しているかどう
かを判断する。すなわち、模擬的にロードセル2
3に加えられた重量と、無負荷状態で測定された
重量との差を求め、これら両重量の差が模擬的に
負荷された模擬荷重と一致する場合には、ロード
セル23が正常であると判断される。また、入力
値が模擬重量の値と一致していなければ、ロード
セル23が異常と判断し、番号VD(E)のバルブを
ロツク状態にするためのフラツグ“1”をロツク
状態を示すテーブルLKのバルブ番号VD(E)の位
置(LK(VD(E))に書き込み116の判断に移
る。 判断116から処理119までは、零点確認位
置(PE)58に番号VE(E)のバルブ25が所在す
る時にロードセル23が無負荷の信号“0”を発
しているかどうかをチエツクするもので上記処理
112〜115と同様である。 判断120では、第1表のテーブルVFを位置
コードEで参照し、VF(E)が“0”かどうか判断
する。VF(E)の値が“0”でなければ(回転フレ
ーム円周上ではないが)排除信号オン位置(PF)
59に番号VF(E)の保持台22から排出された容
器が所在することになるので121〜124の処
理に移る。“0”であれば125の判断に移る。 判断121では、充填量の良否テーブルREを
参照し、バルブ番号VF(E)の位置(RE(VF(E)))
が“1”かどうかを判断する。RE(VF(E))が
“1”であれば、検査位置56で検査した充填量
が異常であるので123,124の処理に移る。
“0”であれば正常であるので125の判断に移
る。 判断122では、ロツク状態を示すテーブル
LKを参照し、バルブ番号VF(E)の位置(LK(VF
(E))が“1”かどうかを判断する。LK(VF(E))
が“1”であれば、模擬荷重確認位置57、零点
確認位置58で行なつたロードセル23の検査結
果によつてロツクがかけられており、番号VF(E)
の保持台22から排出されてきた容器4には充填
が行なわれていないことになるので123,12
4の処理に移る。“0”であれば、ロツクがかか
つていないので125の判断に移る。 処理123では、排除信号をオンにし、排除レ
バー43を排除位置に揺動させる。この動作によ
つて、番号VF(E)の保持台22から排出されてき
た充填異常またはロツクによつて充填されなかつ
た容器は排除コンベヤ10に移載される。 処理124では、検査位置56で書き込まれた
充填量異常を表わすフラツグ“1”をクリアす
る。すなわち、充填量良否テーブルREのVF(E)の
位置を“0”にする。 判断125では、第1表のテーブルVGを位置
コードEで参照し、VG(E)が“0”かどうか判断
する。VG(E)の値が“0”でなければ(回転フレ
ーム円周上ではないが)排除信号オフ位置(PG)
60に番号VG(E)の保持第22から排除された容器
4が所在することになるので126の処理に移
る。“0”であれば127以降の処理に移る。 処理126では、排除信号をオフにし排除レバ
ー43を元の非排除位置に戻す。 127〜132の処理は第1表のテーブルを参
照しないで行なう処理ルーチンであり、全ロード
セル23の信号を入力して充填重量が設定値に達
しているかを判断し、設定値に達していれば該当
するバルブ25を閉じるものである。 処理127では全ロードセル23に対する入
力、判断を行なうための添字nを“1”とする。
128では番号nのロードセル23の信号を入力
し、判断129ではその入力値が充填重量の設定
値以上になつているかどうかを判断する。設定値
以上の時は130に移り、番号nのバルブ25を
閉じる。判断131では添字nが全バルブ数に一
致しているかを判断し、一致していなければ添字
nに“1”を加えて処理128にもどる。したが
つて128〜130の処理は添字nを“1”づつ
増やしながら全ロードセル23に対して充填重量
が設定値に達していれば該当するバルブ25を閉
じることができる。 なお、上記プログラムでは、実際にはロツクさ
れたバルブ25に対応する保持台22に載つた容
器4は充填が行なわれないので、充填良否テーブ
ルREによる判断排除信号が出力され、ロツク状
態テーブルによる判断122は無効となるが、排
除要因の表示などが付加される場合のことを考慮
し、そのままとした。 また、本実施例のプログラムは常時無限ループ
によつてエンコーダ29の入力とロードセル23
の入力を監視する方式を示したが他のフローで同
様の作用を行なわせることもできる。 ところで、上記実施例では、保持台に容器が載
つていない区間で模擬荷重を加え、ロードセルが
異常である保持台に新たに載せられた容器に対し
ては充填を行なわず、空のまま排出されてくる容
器を排除するようにしたが、第5図に示すよう
に、搬入コンベヤ5の所定位置、搬入コンベア5
上に出退自在なストツパー(例えばシリンダー装
置によつて構成されたもの)46を設けて、ロー
ドセルが異常である保持台に新たな容器を載せな
いようにすることもできる。但し、この場合、ロ
ードセルが異常である保持台に載せられる容器
は、異常検出時点でストツパー46の手前に位置
していることが前提条件となる。 また、上記実施例においては、エアーによつて
模擬荷重を加えたが、例えば磁力またはばねとロ
ーラなどを使用して模擬荷重を付加することもで
きる。 発明の効果 上記本発明の構成によると、充填重量計測手段
に模擬荷重を加える模擬荷重付加手段を設け、か
つ模擬荷重付加手段および無負荷位置における充
填重量計測手段からの重量信号を入力して充填重
量計測手段の異常の有無を検出するとともに異常
の場合には、それに対応する充填バルブに閉信号
を出力しつづける演算処理手段を設けたので、充
填重量計測手段に異常がある場合には、その容器
には液充填が行われず、したがつて従来のように
充填液が廃棄されることがなくなり経済的であ
る。また、容器の搬出経路途中に、演算処理手段
によつて作動させられる容器排除手段を設けるこ
とにより、不良製品の排除を容易に行うことがで
きる。
第1図は本発明の一実施例における充填機の断
面図、第2図は模擬荷重付加手段の断面図、第3
図はバルブの各制御位置を示す要部平面図、第4
図は制御手順を示すフローチヤート、第5図は容
器排除手段の変形例を示す概略平面図である。 1…ロータリ式充填設備、2…充填機、3…入
口側スターホイール、4…容器、6…出口側スタ
ーホイール、7…搬出コンベア、8…模擬荷重付
加手段、9…容器排除手段、10…排除コンベ
ア、13…回転フレーム、22…保持台、23…
ロードセル、25…充填バルブ、26…絶対回転
位置検出器、27…マイクロコンピユータ、29
…アブソリユートエンコーダ、39…エアーノズ
ル、40…エアー配管、43…排除レバー、44
…シリンダー装置、51…入口位置、57…出口
位置、58…模擬荷重確認位置、59…零点確認
位置、60…排除信号オン位置、61…排除信号
オフ位置。
面図、第2図は模擬荷重付加手段の断面図、第3
図はバルブの各制御位置を示す要部平面図、第4
図は制御手順を示すフローチヤート、第5図は容
器排除手段の変形例を示す概略平面図である。 1…ロータリ式充填設備、2…充填機、3…入
口側スターホイール、4…容器、6…出口側スタ
ーホイール、7…搬出コンベア、8…模擬荷重付
加手段、9…容器排除手段、10…排除コンベ
ア、13…回転フレーム、22…保持台、23…
ロードセル、25…充填バルブ、26…絶対回転
位置検出器、27…マイクロコンピユータ、29
…アブソリユートエンコーダ、39…エアーノズ
ル、40…エアー配管、43…排除レバー、44
…シリンダー装置、51…入口位置、57…出口
位置、58…模擬荷重確認位置、59…零点確認
位置、60…排除信号オン位置、61…排除信号
オフ位置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 充填用容器の保持部材が周囲等間隔置きに複
数個設けられた回転フレームを水平面内で回転自
在に設け、この回転フレームの容器保持部材に対
応する位置に液充填用の充填バルブを設けるとと
もに、上記保持部材を介して各容器への充填液重
量を計測する充填重量計測手段を設け、上記回転
フレームの絶対回転位置を検出する回転位置検出
手段を設け、容器の回転フレームからの出口位置
と容器の回転フレームへの入口位置との間の区間
において、上記充填重量計測手段に模擬荷重を加
える模擬荷重付加手段を設け、上記回転フレーム
に、上記回転位置検出手段からの絶対回転位置信
号を入力してこの絶対回転位置に対応する所定の
充填バルブに開信号を出力するとともに上記充填
重量計測手段からの信号を入力して所定の充填バ
ルブに閉信号を出力し、かつ模擬荷重付加手段か
らの模擬荷重信号および無負荷位置における充填
重量計測手段からの重量信号を入力するととも
に、これら両信号の重量差を検出し、この重量差
と模擬荷重とを比較することにより、充填重量計
測手段の異常の有無を検出するとともに異常の場
合には、それに対応する充填バルブに閉信号を出
力しつづける演算処理手段を設けたことを特徴と
するロータリ式充填設備。 2 充填機から容器を搬出する搬出経路途中に、
演算処理手段によつて作動させられる容器排除手
段を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載のロータリ式充填設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21218487A JPS6458694A (en) | 1987-08-25 | 1987-08-25 | Rotary type filling facility |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21218487A JPS6458694A (en) | 1987-08-25 | 1987-08-25 | Rotary type filling facility |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6458694A JPS6458694A (en) | 1989-03-06 |
| JPH0585437B2 true JPH0585437B2 (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=16618312
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21218487A Granted JPS6458694A (en) | 1987-08-25 | 1987-08-25 | Rotary type filling facility |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6458694A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008062992A (ja) * | 2006-09-11 | 2008-03-21 | Suntory Ltd | 充填不良判断装置および充填装置 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10297620A (ja) * | 1997-04-24 | 1998-11-10 | Hitachi Medical Corp | 缶容器サンプリング装置及び缶容器液面レベル分布検出装置 |
| JP2000062732A (ja) * | 1998-08-12 | 2000-02-29 | Fabrica Toyama Corp | 包装体処理装置 |
| JP4628400B2 (ja) * | 2007-06-18 | 2011-02-09 | 日立造船株式会社 | 充填設備 |
| JP5887208B2 (ja) * | 2012-05-18 | 2016-03-16 | 澁谷工業株式会社 | 回転式重量充填装置 |
-
1987
- 1987-08-25 JP JP21218487A patent/JPS6458694A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008062992A (ja) * | 2006-09-11 | 2008-03-21 | Suntory Ltd | 充填不良判断装置および充填装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6458694A (en) | 1989-03-06 |
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