JPH0586219A - 被覆用シートの製造方法及び射出成形品の製造方法 - Google Patents
被覆用シートの製造方法及び射出成形品の製造方法Info
- Publication number
- JPH0586219A JPH0586219A JP3249083A JP24908391A JPH0586219A JP H0586219 A JPH0586219 A JP H0586219A JP 3249083 A JP3249083 A JP 3249083A JP 24908391 A JP24908391 A JP 24908391A JP H0586219 A JPH0586219 A JP H0586219A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- resin composition
- magnetic pigment
- injection
- resin
- Prior art date
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- Laminated Bodies (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 日用品、自動車、家電品、OA機器などの表
面を被覆し、加飾を行うために使用される被覆用シート
の外観を良好にする。表面に模様のある被覆用シートが
被覆された射出成形品を簡単に製造する。 【構成】 磁性顔料を含有する樹脂組成物をシート基材
上に塗布し、磁性顔料が移動可能な状態にあるシート基
材上の樹脂組成物に磁場をかける。または、この樹脂組
成物をシート状に成形し、このシートを加熱して磁性顔
料が移動可能な状態にして磁場をかける。磁性顔料を含
有する樹脂組成物からなる被覆用シート1を加熱し、磁
性顔料が移動可能な状態にあるシート1に磁場をかけ
る。そして、射出成形用金型4、8のキャビティ5内面
に真空および/あるいは圧空成形によりシート1を貼付
け、型締め後、キャビティ5内に成形用樹脂10を射出
成形する。
面を被覆し、加飾を行うために使用される被覆用シート
の外観を良好にする。表面に模様のある被覆用シートが
被覆された射出成形品を簡単に製造する。 【構成】 磁性顔料を含有する樹脂組成物をシート基材
上に塗布し、磁性顔料が移動可能な状態にあるシート基
材上の樹脂組成物に磁場をかける。または、この樹脂組
成物をシート状に成形し、このシートを加熱して磁性顔
料が移動可能な状態にして磁場をかける。磁性顔料を含
有する樹脂組成物からなる被覆用シート1を加熱し、磁
性顔料が移動可能な状態にあるシート1に磁場をかけ
る。そして、射出成形用金型4、8のキャビティ5内面
に真空および/あるいは圧空成形によりシート1を貼付
け、型締め後、キャビティ5内に成形用樹脂10を射出
成形する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家具、日用品、剛板、
プラスチックなどの被着体の表面に貼り付けて用いる装
飾用、表示用被覆用シートの製造方法および表面に装飾
用、表示用の被覆用シートが被覆された射出成形品の製
造方法に関する。
プラスチックなどの被着体の表面に貼り付けて用いる装
飾用、表示用被覆用シートの製造方法および表面に装飾
用、表示用の被覆用シートが被覆された射出成形品の製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック成形体または金属成形体な
どの成形品には、その付加価値を高めるための加飾化が
行われている。従来、これらの加飾には塗料が用いられ
てきたが、近年、これに代わって様々なシート材料を用
いて加飾する方法が行われている。このようなシート材
料には、その表面に印刷した模様を成形品表面に転写す
るもの、表面に模様を印刷したシート材料を加熱するこ
とにより軟化させ、真空下、または圧空下で成形品表面
に貼り付けるものなどがある。
どの成形品には、その付加価値を高めるための加飾化が
行われている。従来、これらの加飾には塗料が用いられ
てきたが、近年、これに代わって様々なシート材料を用
いて加飾する方法が行われている。このようなシート材
料には、その表面に印刷した模様を成形品表面に転写す
るもの、表面に模様を印刷したシート材料を加熱するこ
とにより軟化させ、真空下、または圧空下で成形品表面
に貼り付けるものなどがある。
【0003】例えば、特開昭62−169630号公報
には、分子量の異なる2種類の不飽和二重結合を有する
重合性単量体と、硬化剤とからなる架橋型樹脂組成物の
透明層の上に着色層を積層して形成した外観性、耐候性
に優れる着色フィルムが提案されている。
には、分子量の異なる2種類の不飽和二重結合を有する
重合性単量体と、硬化剤とからなる架橋型樹脂組成物の
透明層の上に着色層を積層して形成した外観性、耐候性
に優れる着色フィルムが提案されている。
【0004】さらに、特開昭62−271735号公報
には、表面に剥離材またはメッキを施した金属板のよう
な離型性及び表面平滑性の良好な基体上に、耐久性の優
れる熱硬化性樹脂の表面層と金属粉末および/または着
色顔料を含んだ架橋型の樹脂層を積層してなる外観およ
び耐久性に優れる着色シートが提案されている。
には、表面に剥離材またはメッキを施した金属板のよう
な離型性及び表面平滑性の良好な基体上に、耐久性の優
れる熱硬化性樹脂の表面層と金属粉末および/または着
色顔料を含んだ架橋型の樹脂層を積層してなる外観およ
び耐久性に優れる着色シートが提案されている。
【0005】上記のようなシートを射出成形品に被覆す
る方法としては、例えば特開昭59−202830号公
報に示されるような方法が提案されている。すなわち、
模様を印刷したシートを通気孔を有する加熱部材と枠部
材との間に挟持した後、該加熱部材と該枠部材に挟持さ
れたシートを射出成形用金型の雌型に対向するように配
置する。次いで、シートの雌型に対向して配された部分
を加熱溶融するとともに、真空および/または圧空成形
により雌型内面にシートを密着し、その後射出成形する
方法である。
る方法としては、例えば特開昭59−202830号公
報に示されるような方法が提案されている。すなわち、
模様を印刷したシートを通気孔を有する加熱部材と枠部
材との間に挟持した後、該加熱部材と該枠部材に挟持さ
れたシートを射出成形用金型の雌型に対向するように配
置する。次いで、シートの雌型に対向して配された部分
を加熱溶融するとともに、真空および/または圧空成形
により雌型内面にシートを密着し、その後射出成形する
方法である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記シート材
料は、シート基材の表面に模様付けのための着色層を積
層する工程が必要になるので生産性に劣る欠点がある。
また、模様付けは、インキ層などをシート基材の表面に
積層することによって行われるため、シートの表面に凸
凹ができ、特に文字のマーキングではインキ層が厚くな
るために外観が悪くなるという欠点があった。
料は、シート基材の表面に模様付けのための着色層を積
層する工程が必要になるので生産性に劣る欠点がある。
また、模様付けは、インキ層などをシート基材の表面に
積層することによって行われるため、シートの表面に凸
凹ができ、特に文字のマーキングではインキ層が厚くな
るために外観が悪くなるという欠点があった。
【0007】本発明は上記欠点を解決するものであり、
その目的とするところは、複数の工程を経ることなく模
様を形成でき、かつその表面が平滑である被覆用シート
を製造する方法および被覆用シートによって加飾を施す
射出成形品の製造方法を提供することにある。
その目的とするところは、複数の工程を経ることなく模
様を形成でき、かつその表面が平滑である被覆用シート
を製造する方法および被覆用シートによって加飾を施す
射出成形品の製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の被覆用シートの
製造方法は、磁性顔料を含有する樹脂組成物をシート基
材上に塗布する工程、および磁性顔料が移動可能な状態
にあるシート基材上の樹脂組成物に磁場をかける工程、
を包含し、そのことにより上記目的が達成される。
製造方法は、磁性顔料を含有する樹脂組成物をシート基
材上に塗布する工程、および磁性顔料が移動可能な状態
にあるシート基材上の樹脂組成物に磁場をかける工程、
を包含し、そのことにより上記目的が達成される。
【0009】また、本発明の被覆用シートの製造方法
は、磁性顔料を含有する樹脂組成物をシート状に成形す
る工程、および該シートを加熱して磁性顔料が移動可能
な状態にあるシートに磁場をかける工程、を包含し、そ
のことにより上記目的が達成される。
は、磁性顔料を含有する樹脂組成物をシート状に成形す
る工程、および該シートを加熱して磁性顔料が移動可能
な状態にあるシートに磁場をかける工程、を包含し、そ
のことにより上記目的が達成される。
【0010】また、本発明の射出成形品の製造方法は、
磁性顔料を含有する樹脂組成物からなる被覆用シートを
加熱する工程、加熱により磁性顔料が移動可能な状態に
ある被覆用シートに磁場をかける工程、射出成形用金型
のキャビティ内面に真空および/または圧空成形により
該被覆用シートを貼付する工程、および型を締めた後、
該キャビティ内に成形用樹脂を射出成形する工程、を包
含し、そのことにより上記目的が達成される。
磁性顔料を含有する樹脂組成物からなる被覆用シートを
加熱する工程、加熱により磁性顔料が移動可能な状態に
ある被覆用シートに磁場をかける工程、射出成形用金型
のキャビティ内面に真空および/または圧空成形により
該被覆用シートを貼付する工程、および型を締めた後、
該キャビティ内に成形用樹脂を射出成形する工程、を包
含し、そのことにより上記目的が達成される。
【0011】本発明に用いられる樹脂組成物は磁性顔料
と、樹脂と、必要に応じて溶剤や添加剤を含有する。こ
の樹脂は、通常溶剤などに溶解、分散または加熱により
溶融する材料であればどのような樹脂でも用いることが
できる。被覆用シートをマーキングなどとして利用する
場合は、シートは室温で可とう性があるほうが好ましい
ので、用いられる樹脂としては例えば以下のようなもの
が挙げられる。
と、樹脂と、必要に応じて溶剤や添加剤を含有する。こ
の樹脂は、通常溶剤などに溶解、分散または加熱により
溶融する材料であればどのような樹脂でも用いることが
できる。被覆用シートをマーキングなどとして利用する
場合は、シートは室温で可とう性があるほうが好ましい
ので、用いられる樹脂としては例えば以下のようなもの
が挙げられる。
【0012】熱可塑性樹脂;ポリスチレン、アクリル
系ポリマー、ポリカーボネ−ト、ポリ塩化ビニル、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ABS(アクリロニトリル
ーブタジエンースチレン共重合体)、変性型ポリフェニ
レンオキシド、ポリフェニレンサルファイド、ポリエー
テルイミド、ポリエーテルエーテルケトン、アイオノマ
ーなどを主成分とする樹脂。
系ポリマー、ポリカーボネ−ト、ポリ塩化ビニル、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ABS(アクリロニトリル
ーブタジエンースチレン共重合体)、変性型ポリフェニ
レンオキシド、ポリフェニレンサルファイド、ポリエー
テルイミド、ポリエーテルエーテルケトン、アイオノマ
ーなどを主成分とする樹脂。
【0013】熱硬化性樹脂;アクリルポリオールなど
の反応性アクリル樹脂とブロックイソシアネートを主成
分とする未硬化または半硬化状態の樹脂、ビニルモノマ
ーおよび/または、オリゴマーと熱可塑性ポリマーおよ
び/または、ビニル基などを有するポリマーと過酸化物
とを主成分とする未硬化、半硬化状態の樹脂など。
の反応性アクリル樹脂とブロックイソシアネートを主成
分とする未硬化または半硬化状態の樹脂、ビニルモノマ
ーおよび/または、オリゴマーと熱可塑性ポリマーおよ
び/または、ビニル基などを有するポリマーと過酸化物
とを主成分とする未硬化、半硬化状態の樹脂など。
【0014】光硬化性樹脂;熱可塑性ポリマーとビニ
ル基などを有するモノマーと光重合開始剤を主成分とす
る未硬化または半硬化状態の樹脂など。
ル基などを有するモノマーと光重合開始剤を主成分とす
る未硬化または半硬化状態の樹脂など。
【0015】また、上記磁性顔料は、常磁性体からなる
材料でできているもので、例えば、ニッケル、鉄等の金
属やこれら金属をコーティングしたものが挙げられる。
材料でできているもので、例えば、ニッケル、鉄等の金
属やこれら金属をコーティングしたものが挙げられる。
【0016】また、本発明に用いられるシート基材は、
必要に応じて引きのばすことができるものがよく、常温
または少なくとも加熱下で延展性を有するものが好まし
い。例えばポリスチレン、アクリル系ポリマー、ポリカ
ーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチ
レン共重合体)、変性ポリフェニレンオキシド、ポリフ
ェニレンサルファイド、ポリエーテルイミド、ポリエー
テルエーテルケトン、アイオノマーなどが挙げられる。
必要に応じて引きのばすことができるものがよく、常温
または少なくとも加熱下で延展性を有するものが好まし
い。例えばポリスチレン、アクリル系ポリマー、ポリカ
ーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチ
レン共重合体)、変性ポリフェニレンオキシド、ポリフ
ェニレンサルファイド、ポリエーテルイミド、ポリエー
テルエーテルケトン、アイオノマーなどが挙げられる。
【0017】〔被覆用シートの製造〕被覆用シートは、
上記磁性顔料と樹脂を溶剤中に溶解または分散させた樹
脂組成物をシート基材上にキャスティングし、その後、
磁性顔料が移動可能な状態にある樹脂組成物にロールな
どによって成形すると同時に磁場をかけて印刷模様を形
成し、乾燥させて溶剤を除くことによって作製すること
ができる。
上記磁性顔料と樹脂を溶剤中に溶解または分散させた樹
脂組成物をシート基材上にキャスティングし、その後、
磁性顔料が移動可能な状態にある樹脂組成物にロールな
どによって成形すると同時に磁場をかけて印刷模様を形
成し、乾燥させて溶剤を除くことによって作製すること
ができる。
【0018】あるいは上記の樹脂組成物をシート状に成
形した後、該シートを加熱して磁性顔料が移動可能な状
態とし、上記と同様にロールなどによって磁場をかけて
印刷模様を形成し、成形してシートを作製することがで
きる。
形した後、該シートを加熱して磁性顔料が移動可能な状
態とし、上記と同様にロールなどによって磁場をかけて
印刷模様を形成し、成形してシートを作製することがで
きる。
【0019】〔被覆用シートの形態〕上記の請求項1記
載の発明で得られた被覆用シートは、少なくとも、磁性
顔料を含有する樹脂組成物によって形成される基層と裏
面層(シート基材)とを有する複数層からなり、例えば
以下に示す形態がある。
載の発明で得られた被覆用シートは、少なくとも、磁性
顔料を含有する樹脂組成物によって形成される基層と裏
面層(シート基材)とを有する複数層からなり、例えば
以下に示す形態がある。
【0020】基層と、該基層の裏面に積層された裏面
層とを有するシート。この裏面層は、該シートをシート
インサート射出成形に用いる場合には被覆用シートと射
出樹脂との密着性を得るためや、射出樹脂の剪断応力に
耐えるために、また被覆用シートの取扱性をさらに向上
するために設けられる。
層とを有するシート。この裏面層は、該シートをシート
インサート射出成形に用いる場合には被覆用シートと射
出樹脂との密着性を得るためや、射出樹脂の剪断応力に
耐えるために、また被覆用シートの取扱性をさらに向上
するために設けられる。
【0021】シートと射出樹脂との密着性を得るため
に、上記裏面層の樹脂と射出樹脂とは同種の樹脂あるい
は相溶性に優れるものが好ましい。樹脂組成物と裏面層
との密着性が悪い場合には両層の間にプライマー層を設
けるとよい。裏面層は複数層設けられていてもよい。
に、上記裏面層の樹脂と射出樹脂とは同種の樹脂あるい
は相溶性に優れるものが好ましい。樹脂組成物と裏面層
との密着性が悪い場合には両層の間にプライマー層を設
けるとよい。裏面層は複数層設けられていてもよい。
【0022】また、本発明によって製造される被覆用シ
ートは、必要に応じ引き伸ばして被着体に貼り付けて用
いられるので、これらの裏面層(およびプライマー層)
は、常温または少なくとも加熱下で、展延性を有する材
料で構成されることが好ましい。
ートは、必要に応じ引き伸ばして被着体に貼り付けて用
いられるので、これらの裏面層(およびプライマー層)
は、常温または少なくとも加熱下で、展延性を有する材
料で構成されることが好ましい。
【0023】上記裏面層に用いられる樹脂としては、例
えば、ポリスチレン、アクリル系ポリマー、ポリカーボ
ネート、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン
共重合体)、変性ポリフェニレンオキシド、ポリフェニ
レンサルファイド、ポリエーテルイミド、ポリエーテル
エーテルケトン、アイオノマーなどがあげられる。
えば、ポリスチレン、アクリル系ポリマー、ポリカーボ
ネート、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン
共重合体)、変性ポリフェニレンオキシド、ポリフェニ
レンサルファイド、ポリエーテルイミド、ポリエーテル
エーテルケトン、アイオノマーなどがあげられる。
【0024】基層または上記で得られたシートと、
該シートの片面(のシートの場合は裏面層の外面)に
積層された接着剤層とを有するシート。
該シートの片面(のシートの場合は裏面層の外面)に
積層された接着剤層とを有するシート。
【0025】上記接着剤層に用いられる接着剤として
は、感圧型接着剤、ホットメルト型接着剤、後硬化型接
着剤が好適に用いられる。これらの接着剤の組成物を用
いてもよい。シートと被着体の材質により1種類の接着
剤で良好な接着を満足できない場合などは、複数の異な
る種類の接着剤層を順次積層させてもよい。
は、感圧型接着剤、ホットメルト型接着剤、後硬化型接
着剤が好適に用いられる。これらの接着剤の組成物を用
いてもよい。シートと被着体の材質により1種類の接着
剤で良好な接着を満足できない場合などは、複数の異な
る種類の接着剤層を順次積層させてもよい。
【0026】上記感圧接着剤には、例えばゴム系、アク
リル系、シリコーン系などの粘着剤がある。ホットメル
ト系接着剤には、例えばエチレン−酢酸ビニル系共重合
体(EVA)系、スチレン−イソプレン−スチレンブロ
ク共重合体(SIS)系などがある。後硬化型の接着剤
には、例えばマイクロカプセル硬化型の接着剤があり、
その素材としては、例えば未架橋型不飽和ポリエステル
系接着剤、未架橋型アクリル系接着剤などがある。
リル系、シリコーン系などの粘着剤がある。ホットメル
ト系接着剤には、例えばエチレン−酢酸ビニル系共重合
体(EVA)系、スチレン−イソプレン−スチレンブロ
ク共重合体(SIS)系などがある。後硬化型の接着剤
には、例えばマイクロカプセル硬化型の接着剤があり、
その素材としては、例えば未架橋型不飽和ポリエステル
系接着剤、未架橋型アクリル系接着剤などがある。
【0027】上記およびで得られたシートと、該
シートの表面に積層された保護層とを有するシート。
シートの表面に積層された保護層とを有するシート。
【0028】保護層は、シートの保存時及び使用時にお
ける形状保持性と貼付後の表面保護性を付与するために
積層される。
ける形状保持性と貼付後の表面保護性を付与するために
積層される。
【0029】本発明で製造されるシートは必要に応じ引
き伸ばして被着体に貼り付けられるので保護層は常温ま
たは、少なくとも加熱下で展延性を有するフィルム(例
えば、熱可塑性樹脂フィルムやゴムフィルム)で構成さ
れる方が好ましい。
き伸ばして被着体に貼り付けられるので保護層は常温ま
たは、少なくとも加熱下で展延性を有するフィルム(例
えば、熱可塑性樹脂フィルムやゴムフィルム)で構成さ
れる方が好ましい。
【0030】上記熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリ
塩化ビニル、ポリウレタン、アクリル系樹脂、ポリエス
テル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン、
ポリプロピレンなどが挙げられる。ゴムフィルムとして
は、例えば、天然ゴム、スチレンブタジエンゴム、ニト
リル−ブタジエンゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴ
ム、クロロプレンゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴ
ム、アクリルゴムなどが挙げられる。これら熱可塑性樹
脂およびゴムとの組成物を用いることもでき、あるい
は、両フィルムを積層してもよい。
塩化ビニル、ポリウレタン、アクリル系樹脂、ポリエス
テル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン、
ポリプロピレンなどが挙げられる。ゴムフィルムとして
は、例えば、天然ゴム、スチレンブタジエンゴム、ニト
リル−ブタジエンゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴ
ム、クロロプレンゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴ
ム、アクリルゴムなどが挙げられる。これら熱可塑性樹
脂およびゴムとの組成物を用いることもでき、あるい
は、両フィルムを積層してもよい。
【0031】これらの保護層は、シートを被着体の表面
に貼り付けるまでの間、あるいは被着体を使用するまで
の間の保護層として用いてもよい。保護層の表面にエン
ボスや模様を付けておくと、保護層を剥離した後でシー
トの表面形状(外観)を変えることもできる。
に貼り付けるまでの間、あるいは被着体を使用するまで
の間の保護層として用いてもよい。保護層の表面にエン
ボスや模様を付けておくと、保護層を剥離した後でシー
トの表面形状(外観)を変えることもできる。
【0032】上記請求項2記載の発明で得られた被覆用
シートの形態は、請求項1記載の上記被覆用シートの形
態に加え、基層だけの単層であってもよい。
シートの形態は、請求項1記載の上記被覆用シートの形
態に加え、基層だけの単層であってもよい。
【0033】上記で得られた被覆用シートの厚みは、貼
付ける部位または表面状態により異なるが、20〜1,000
μm程度が好ましい。また、上記シートに積層される他
の層の厚さは通常10〜500μmであり、特に接着剤層の厚
さは10〜100μmが好ましい。
付ける部位または表面状態により異なるが、20〜1,000
μm程度が好ましい。また、上記シートに積層される他
の層の厚さは通常10〜500μmであり、特に接着剤層の厚
さは10〜100μmが好ましい。
【0034】〔射出成形品における被覆用シートの使用
方法〕本発明において射出成形品の製造に用いられる被
覆用シートは、磁性顔料を含有する樹脂組成物をシート
状に成形したものであれば、磁場をかけていないもので
も磁場をかけたものでもよい。射出成形は、このような
被覆用シートを常温でまたは加熱して、金型のキャビテ
ィ内面に真空および/または圧空成形で成形密着させ、
型を締めた後、キャビティ内に成形用樹脂を注入して行
われる。このとき、自由に磁場をかけることが可能な加
熱盤またはそれに付帯して磁場をかけられる装置を配設
し、磁性顔料を含有する被覆用シートを成形に必要な温
度に加熱する。シートが磁性顔料が移動可能な状態であ
るときに磁場をかけ、磁性顔料によって模様を作製した
後、シートを雌型の枠部の端面に密着させ真空および/
または圧空成形でシートをキャビティ内面に密着させ、
以降の操作を行う。
方法〕本発明において射出成形品の製造に用いられる被
覆用シートは、磁性顔料を含有する樹脂組成物をシート
状に成形したものであれば、磁場をかけていないもので
も磁場をかけたものでもよい。射出成形は、このような
被覆用シートを常温でまたは加熱して、金型のキャビテ
ィ内面に真空および/または圧空成形で成形密着させ、
型を締めた後、キャビティ内に成形用樹脂を注入して行
われる。このとき、自由に磁場をかけることが可能な加
熱盤またはそれに付帯して磁場をかけられる装置を配設
し、磁性顔料を含有する被覆用シートを成形に必要な温
度に加熱する。シートが磁性顔料が移動可能な状態であ
るときに磁場をかけ、磁性顔料によって模様を作製した
後、シートを雌型の枠部の端面に密着させ真空および/
または圧空成形でシートをキャビティ内面に密着させ、
以降の操作を行う。
【0035】射出成形用樹脂については、射出成形に用
いられる材料ならどの材料でも可能である。例えば、ポ
リスチレン、アクリル系ポリマー、ポリカーボネート、
ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、AB
S(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合
体)、変性ポリフェニレンオキシド、ポリフェニレンサ
ルファイド、ポリエーテルイミド、ポリエーテルエーテ
ルケトン、ポリエチレンサルファイド、液晶ポリマー、
ガラス繊維強化ポリエステル、ガラス繊維強化エポキ
シ、ガラス繊維強化アクリル樹脂等がある。
いられる材料ならどの材料でも可能である。例えば、ポ
リスチレン、アクリル系ポリマー、ポリカーボネート、
ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、AB
S(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合
体)、変性ポリフェニレンオキシド、ポリフェニレンサ
ルファイド、ポリエーテルイミド、ポリエーテルエーテ
ルケトン、ポリエチレンサルファイド、液晶ポリマー、
ガラス繊維強化ポリエステル、ガラス繊維強化エポキ
シ、ガラス繊維強化アクリル樹脂等がある。
【0036】被覆用シートを用いて行う射出成形工程の
一例を図1〜図4に示す射出成形装置を用いて以下に説
明する。
一例を図1〜図4に示す射出成形装置を用いて以下に説
明する。
【0037】この射出成形装置は、成形用のキャビティ
5を有する雌型4と、雌型4の上方位置に配設され、上
下動可能で、自由に磁場をかけることができる加熱盤2
とを有している。加熱盤2には通気孔2aが設けられ、
吸引することにより加熱盤2の側面側にシートを吸着す
ることができ、また吸着したシートに自由に磁場をかけ
ることができるように構成されている。また雌型4に
も、キャビティ5の内面と枠部7の端面に通気孔4aが
設けられている。
5を有する雌型4と、雌型4の上方位置に配設され、上
下動可能で、自由に磁場をかけることができる加熱盤2
とを有している。加熱盤2には通気孔2aが設けられ、
吸引することにより加熱盤2の側面側にシートを吸着す
ることができ、また吸着したシートに自由に磁場をかけ
ることができるように構成されている。また雌型4に
も、キャビティ5の内面と枠部7の端面に通気孔4aが
設けられている。
【0038】上記装置を用いて、射出成形品を製造する
には、まず図1に示すように、通気孔2aから吸引する
ことによって加熱盤2の側面に磁性顔料を含有する被覆
用シート1を密着吸着させ、そのままの状態で雌型4の
キャビティ5の手前位置まで移送する。このとき、加熱
盤2においてシート1を加熱して軟化させるとともに磁
場を発生させ、例えば磁性顔料の集合体を作ることによ
り印刷模様を構成する。なお、この磁場の強さは磁束密
度数十万ガウス程度とするのがよく、樹脂の軟化状態に
より多少変化させるのがよい。
には、まず図1に示すように、通気孔2aから吸引する
ことによって加熱盤2の側面に磁性顔料を含有する被覆
用シート1を密着吸着させ、そのままの状態で雌型4の
キャビティ5の手前位置まで移送する。このとき、加熱
盤2においてシート1を加熱して軟化させるとともに磁
場を発生させ、例えば磁性顔料の集合体を作ることによ
り印刷模様を構成する。なお、この磁場の強さは磁束密
度数十万ガウス程度とするのがよく、樹脂の軟化状態に
より多少変化させるのがよい。
【0039】次いで図2に示すように、加熱盤2を雌型
4の側面に配置し、シート1の端部を雌型4の枠部7の
端面に接触させる。
4の側面に配置し、シート1の端部を雌型4の枠部7の
端面に接触させる。
【0040】次に図3に示すように、雌型4の吸引孔4
aからキャビティ5内の気体を吸引するとともに、加熱
盤2に設けられた通気孔2aから圧空することにより、
キャビティ5内を減圧状態としてシート1をキャビティ
5内面に密着させる。次にシート1から加熱盤2を離し
て雌型4の上方に移動させる。
aからキャビティ5内の気体を吸引するとともに、加熱
盤2に設けられた通気孔2aから圧空することにより、
キャビティ5内を減圧状態としてシート1をキャビティ
5内面に密着させる。次にシート1から加熱盤2を離し
て雌型4の上方に移動させる。
【0041】加熱盤2を雌型4から移動させた後、図4
に示すように雌型4にスプルー8aを備えた雄型8を配
設し、雄型8と雌型4とで形成されるキャビティ5内に
成形用樹脂10を射出し、成形品が得られる。なお、雌
型4に設けた吸引孔4aは、できあがった成形品の目だ
たない部分に設けるのが好ましい。
に示すように雌型4にスプルー8aを備えた雄型8を配
設し、雄型8と雌型4とで形成されるキャビティ5内に
成形用樹脂10を射出し、成形品が得られる。なお、雌
型4に設けた吸引孔4aは、できあがった成形品の目だ
たない部分に設けるのが好ましい。
【0042】
【作用】本発明においては、樹脂組成物に磁性顔料が含
有されているので、シート基材上に樹脂組成物を塗布す
る工程、あるいは樹脂組成物をシート状に成形する工程
において、磁性顔料が移動可能な状態で磁場をかけるこ
とによって、磁性顔料粒子を移動させて、その集合体を
形成し、任意の模様を形成することができる。このよう
にシートの成形と模様付けとが同時に行えるので、従来
の方法のように複数の工程を経ることがない。また、磁
性顔料は樹脂組成物の内部で移動し、磁性顔料による模
様はシート内部に形成されるので、従来の方法のように
模様付けのシートを貼付することによりシート表面に凸
凹が形成されることがなく、平滑な状態で絵柄やマーキ
ングなどの印刷模様を施した被覆用シートを得ることが
できる。
有されているので、シート基材上に樹脂組成物を塗布す
る工程、あるいは樹脂組成物をシート状に成形する工程
において、磁性顔料が移動可能な状態で磁場をかけるこ
とによって、磁性顔料粒子を移動させて、その集合体を
形成し、任意の模様を形成することができる。このよう
にシートの成形と模様付けとが同時に行えるので、従来
の方法のように複数の工程を経ることがない。また、磁
性顔料は樹脂組成物の内部で移動し、磁性顔料による模
様はシート内部に形成されるので、従来の方法のように
模様付けのシートを貼付することによりシート表面に凸
凹が形成されることがなく、平滑な状態で絵柄やマーキ
ングなどの印刷模様を施した被覆用シートを得ることが
できる。
【0043】また、磁性顔料を含有する被覆用シートを
作製後、射出成形時のシート加熱と同時または加熱終了
時に、磁性顔料が移動可能な状態にてシートに磁性をか
けると、磁性顔料粒子が移動して集合体を形成し、模様
が形成される。その後、シートを射出成形用金型のキャ
ビティ内面に貼付して成形用樹脂を射出成形することに
より、印刷模様が形成された射出成形品を得ることがで
きる。従って模様を成形品の表面に施すために複数の工
程を必要とせず、また、表面が平滑な状態で模様を施す
ことができる。
作製後、射出成形時のシート加熱と同時または加熱終了
時に、磁性顔料が移動可能な状態にてシートに磁性をか
けると、磁性顔料粒子が移動して集合体を形成し、模様
が形成される。その後、シートを射出成形用金型のキャ
ビティ内面に貼付して成形用樹脂を射出成形することに
より、印刷模様が形成された射出成形品を得ることがで
きる。従って模様を成形品の表面に施すために複数の工
程を必要とせず、また、表面が平滑な状態で模様を施す
ことができる。
【0044】
【実施例】以下実施例に基づいて本発明を詳細に説明す
る。
る。
【0045】(A)被覆用シートの作成実施例1 (a)裏面層となるシート材料としてカレンダー成形で
作製したABSシート(膜厚500μm)を用い、その上
に、アクリルポリオール−酢酸エチル溶液(固形分30
%)100gに、磁性顔料である磁性ブラック(東海カ
ーボン(株)製)25gを分散した樹脂組成物を塗工機
によって塗工すると同時に、ロールによって磁場をか
け、シート材料上にSEKISUIの文字(白抜き)を
形成したシートを作製した。シート材料上に積層した基
層の厚みは50μmであった。
作製したABSシート(膜厚500μm)を用い、その上
に、アクリルポリオール−酢酸エチル溶液(固形分30
%)100gに、磁性顔料である磁性ブラック(東海カ
ーボン(株)製)25gを分散した樹脂組成物を塗工機
によって塗工すると同時に、ロールによって磁場をか
け、シート材料上にSEKISUIの文字(白抜き)を
形成したシートを作製した。シート材料上に積層した基
層の厚みは50μmであった。
【0046】(b)上記実施例1(a)と同様にABS
シート上に樹脂組成物を塗工し、磁場をかけずにシート
を作製した。
シート上に樹脂組成物を塗工し、磁場をかけずにシート
を作製した。
【0047】実施例2 PETシート(リンテック(株)製、膜厚38μm)上
に上記実施例1で使用した磁性顔料含有の樹脂組成物
を、上記実施例1と同様の方法で塗工すると同時に、ロ
ールによって磁場をかけ、シート材料上にSEKISU
Iの文字(白抜き)を形成したシートを作製した。シー
ト材料上に積層した基層の厚みは40μmであった。
に上記実施例1で使用した磁性顔料含有の樹脂組成物
を、上記実施例1と同様の方法で塗工すると同時に、ロ
ールによって磁場をかけ、シート材料上にSEKISU
Iの文字(白抜き)を形成したシートを作製した。シー
ト材料上に積層した基層の厚みは40μmであった。
【0048】実施例3 (a)実施例1で使用したABSシート上に、アクリル
樹脂−酢酸エチル溶液(固形分30%、共和瓦斯化学
(株)製)100g、アクリルモノマー(KAYAYA
D DPCA20 日本化薬(株)製)15g、光重合
開始剤(イルガキュア184 (株)チバ・ガイキー
製)0.5gに、上記実施例1で使用した磁性顔料30
gを分散した光硬化樹脂組成物を、上記実施例1と同様
の方法で塗工すると同時に、ロールによって磁場をか
け、シート材料上にSEKISUIの文字(白抜き)を
形成したシートを作製した。シート材料上に積層した基
層の厚みは50μmであった。
樹脂−酢酸エチル溶液(固形分30%、共和瓦斯化学
(株)製)100g、アクリルモノマー(KAYAYA
D DPCA20 日本化薬(株)製)15g、光重合
開始剤(イルガキュア184 (株)チバ・ガイキー
製)0.5gに、上記実施例1で使用した磁性顔料30
gを分散した光硬化樹脂組成物を、上記実施例1と同様
の方法で塗工すると同時に、ロールによって磁場をか
け、シート材料上にSEKISUIの文字(白抜き)を
形成したシートを作製した。シート材料上に積層した基
層の厚みは50μmであった。
【0049】(b)上記実施例3(a)と同様にABS
シート上に光硬化樹脂組成物を塗工し、磁場をかけずに
シートを作製した。
シート上に光硬化樹脂組成物を塗工し、磁場をかけずに
シートを作製した。
【0050】実施例4 実施例2で使用した、離型処理したPETシートに、上
記実施例3で使用した磁性顔料含有の光硬化樹脂組成物
を、実施例1と同様の方法で塗工すると同時に、ロール
によって磁場をかけ、シート材料上にSEKISUIの
文字(白抜き)を形成したシートを作製した。シート材
料上に積層した基層の厚みは40μmであった。
記実施例3で使用した磁性顔料含有の光硬化樹脂組成物
を、実施例1と同様の方法で塗工すると同時に、ロール
によって磁場をかけ、シート材料上にSEKISUIの
文字(白抜き)を形成したシートを作製した。シート材
料上に積層した基層の厚みは40μmであった。
【0051】実施例1〜4で製造した文字入りのシート
の表面平滑性(指触感触で判定)および外観は表1のよ
うになった。
の表面平滑性(指触感触で判定)および外観は表1のよ
うになった。
【0052】
【表1】
【0053】〔比較例〕比較例1 ABSシート上に、マーキングシート(タックペイント
積水化学工業(株)製)で、SEKISUIの文字
(白抜き)を貼り付けたシート。マーキングシートの厚
みは80μmである。このシートの表面平滑性は、指に
引っかかりがあった。
積水化学工業(株)製)で、SEKISUIの文字
(白抜き)を貼り付けたシート。マーキングシートの厚
みは80μmである。このシートの表面平滑性は、指に
引っかかりがあった。
【0054】(B)射出成形 射出成形は、上記実施例1の(b)、実施例3の(b)
で得られたシートおよび以下の実施例5、実施例6で得
られたシートを用いて行った。
で得られたシートおよび以下の実施例5、実施例6で得
られたシートを用いて行った。
【0055】実施例5 実施例1で使用した磁性顔料含有の樹脂組成物を、アイ
オノマー(ハイミラン1554 三井デュポンポリケミ
カル(株)製 押出Tダイにより膜厚300μmのシー
ト状に成形したもの)上に、実施例1と同様の方法で塗
工してシートを作製した。
オノマー(ハイミラン1554 三井デュポンポリケミ
カル(株)製 押出Tダイにより膜厚300μmのシー
ト状に成形したもの)上に、実施例1と同様の方法で塗
工してシートを作製した。
【0056】実施例6 実施例5で使用したアイオノマーシート上に、上記実施
例3で使用した磁性顔料含有の光硬化樹脂組成物を、実
施例1と同様の方法で塗工してシートを作製した。
例3で使用した磁性顔料含有の光硬化樹脂組成物を、実
施例1と同様の方法で塗工してシートを作製した。
【0057】射出成形は、具体的には、図1〜図4に示
す装置を用いて、以下のように行った。
す装置を用いて、以下のように行った。
【0058】シート1を加熱盤2に吸着しながら加熱
し、射出成形用金形の雌型4のキャビティ5の側方位置
に配置する(図1)。このとき、加熱盤2においてシー
ト1を加熱するとともに磁束密度20万〜30万ガウス
の磁場を発生させ、磁性顔料を集合させてSEKISU
Iの文字を形成する。
し、射出成形用金形の雌型4のキャビティ5の側方位置
に配置する(図1)。このとき、加熱盤2においてシー
ト1を加熱するとともに磁束密度20万〜30万ガウス
の磁場を発生させ、磁性顔料を集合させてSEKISU
Iの文字を形成する。
【0059】加熱盤2を雌型4の側面に配置し、シー
ト1を枠部7の端面に密着させ、加熱盤2の吸引を停止
する(図2)。
ト1を枠部7の端面に密着させ、加熱盤2の吸引を停止
する(図2)。
【0060】雌型4に設けられた通気孔4aから吸引
するとともに、加熱盤2に設けられた通気孔2aからの
圧空によりシート1を雌型4のキャビティ5内面に密着
させる(図3)。
するとともに、加熱盤2に設けられた通気孔2aからの
圧空によりシート1を雌型4のキャビティ5内面に密着
させる(図3)。
【0061】型締めした後、キャビティ5内にABS
樹脂(電気化学工業(株)製、ABS−ME)を230
℃で射出する(図4)。
樹脂(電気化学工業(株)製、ABS−ME)を230
℃で射出する(図4)。
【0062】得られた射出成形品の表面平滑性および外
観を評価した。その結果を表2に示す。
観を評価した。その結果を表2に示す。
【0063】
【表2】
【0064】〔比較例〕上記比較例1で得られたシート
および以下に示す比較例2のシートを用いて実施例と同
様の方法で射出成形品を得た。
および以下に示す比較例2のシートを用いて実施例と同
様の方法で射出成形品を得た。
【0065】比較例2 ABSシート上に、シルクスクリーン印刷でSEKIS
UIの文字を印刷したシート。
UIの文字を印刷したシート。
【0066】得られた射出成形品の表面平滑性および外
観を評価した。その結果を表3に示す。
観を評価した。その結果を表3に示す。
【0067】
【表3】
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、複数の工程を経ること
なくシートに印刷模様を施すことができるので、生産性
を向上でき、また生産コストを低減できる。また、シー
ト基材表面が平滑な状態で印刷模様が形成されるので、
外観の良好な被覆用シートを製造することができる。
なくシートに印刷模様を施すことができるので、生産性
を向上でき、また生産コストを低減できる。また、シー
ト基材表面が平滑な状態で印刷模様が形成されるので、
外観の良好な被覆用シートを製造することができる。
【0069】また、被覆用シートを表面に被覆し製造さ
れた射出成形品においても、複数の工程を経ることな
く、自動車、バイクなどの車両ボディから風呂桶やバケ
ツなどの日用品、OA機器、家電製品などのハウジン
グ、文具などの射出成形品を、外観良好に製造すること
ができる。
れた射出成形品においても、複数の工程を経ることな
く、自動車、バイクなどの車両ボディから風呂桶やバケ
ツなどの日用品、OA機器、家電製品などのハウジン
グ、文具などの射出成形品を、外観良好に製造すること
ができる。
【0070】さらに本発明においては、磁性顔料の種類
や含有量および磁性強度を変化させることにより、模様
の濃淡を制御し、深みのある模様や浮き出た模様など多
種の模様を形成することも可能である。
や含有量および磁性強度を変化させることにより、模様
の濃淡を制御し、深みのある模様や浮き出た模様など多
種の模様を形成することも可能である。
【0071】また、磁場を変化させることによって模様
を容易に変化させることができるので、異なる印刷模様
をもった被覆用シートまたは射出成形品を連続的に製造
することができ、少量多品種生産を可能とする。
を容易に変化させることができるので、異なる印刷模様
をもった被覆用シートまたは射出成形品を連続的に製造
することができ、少量多品種生産を可能とする。
【図1】射出成形装置の加熱盤に、被覆用シートを吸着
させた状態を示す縦断面図である。
させた状態を示す縦断面図である。
【図2】射出成形装置の雌型上面に、被覆用シートを配
置した状態を示す縦断面図である。
置した状態を示す縦断面図である。
【図3】射出成形装置の雌型のキャビティ内面に被覆用
シートを貼り付けた状態を示す縦断面図である。
シートを貼り付けた状態を示す縦断面図である。
【図4】射出成形装置を型締めした後、キャビティ内に
成形用樹脂を射出した状態を示す縦断面図である。
成形用樹脂を射出した状態を示す縦断面図である。
1 被覆用シート 2 加熱盤 4 雌型 5 キャビティ 8 雄型 10 成形用樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/08 7258−4F 27/20 A 6122−4F // B29C 33/18 8927−4F B29L 9:00 4F
Claims (3)
- 【請求項1】磁性顔料を含有する樹脂組成物をシート基
材上に塗布する工程、および磁性顔料が移動可能な状態
にあるシート基材上の樹脂組成物に磁場をかける工程、
を包含する被覆用シートの製造方法。 - 【請求項2】磁性顔料を含有する樹脂組成物をシート状
に成形する工程、および該シートを加熱して磁性顔料が
移動可能な状態にあるシートに磁場をかける工程、を包
含する被覆用シートの製造方法。 - 【請求項3】磁性顔料を含有する樹脂組成物からなる被
覆用シートを加熱する工程、加熱により磁性顔料が移動
可能な状態にある被覆用シートに磁場をかける工程、射
出成形用金型のキャビティ内面に真空および/または圧
空成形により該被覆用シートを貼付する工程、および型
を締めた後、該キャビティ内に成形用樹脂を射出成形す
る工程、を包含する射出成形品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3249083A JPH0586219A (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 被覆用シートの製造方法及び射出成形品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3249083A JPH0586219A (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 被覆用シートの製造方法及び射出成形品の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0586219A true JPH0586219A (ja) | 1993-04-06 |
Family
ID=17187749
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3249083A Pending JPH0586219A (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 被覆用シートの製造方法及び射出成形品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0586219A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19980079902A (ko) * | 1997-03-21 | 1998-11-25 | 가부시키가이샤 간세이 | 성형틀 및 성형방법 |
| WO2007065998A1 (fr) * | 2005-12-08 | 2007-06-14 | Pivaudran Techniques Et Innovations | Procede de fabrication d'un objet en matiere synthetique moulee pouvant etre magnetisee et objet obtenu |
| US8147925B2 (en) | 2006-04-05 | 2012-04-03 | Inoac Corporation | Pattern forming method |
-
1991
- 1991-09-27 JP JP3249083A patent/JPH0586219A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19980079902A (ko) * | 1997-03-21 | 1998-11-25 | 가부시키가이샤 간세이 | 성형틀 및 성형방법 |
| WO2007065998A1 (fr) * | 2005-12-08 | 2007-06-14 | Pivaudran Techniques Et Innovations | Procede de fabrication d'un objet en matiere synthetique moulee pouvant etre magnetisee et objet obtenu |
| FR2894508A1 (fr) * | 2005-12-08 | 2007-06-15 | Pivaudran Tech Et Innovations | Procede de fabrication d'un objet en matiere synthetique moulee pouvant etre magnetisee et objet obtenu |
| US8147925B2 (en) | 2006-04-05 | 2012-04-03 | Inoac Corporation | Pattern forming method |
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