JPH05866A - 高断熱性チタン酸アルミニウム焼結体の製造方法 - Google Patents

高断熱性チタン酸アルミニウム焼結体の製造方法

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JPH05866A
JPH05866A JP3148798A JP14879891A JPH05866A JP H05866 A JPH05866 A JP H05866A JP 3148798 A JP3148798 A JP 3148798A JP 14879891 A JP14879891 A JP 14879891A JP H05866 A JPH05866 A JP H05866A
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    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B38/00Porous mortars, concrete, artificial stone or ceramic ware; Preparation thereof

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自身が断熱性を有する高断熱性チタン酸アル
ミニウム焼結体を製造する。 【構成】 Al2 3 とTiO2 との混合粉末及びAl
2 TiO5 粉末の少なくとも一方からなる基材粉末80
〜90重量%と、Fe2 3 粉末5〜10重量%と、S
iO2 粉末5〜10重量%とを混合し、成形後、150
0℃以上で焼結することにより、焼結体内部に多数の気
泡を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はチタン酸アルミニウム焼
結体の製造方法に関し、詳しくは内部に多数の気泡をも
つ高断熱性のチタン酸アルミニウム焼結体の製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】排気ガスによる環境汚染を防止するため
に、自動車の排気系には排気ガス浄化用触媒が配置され
ている。この排気ガス浄化用触媒には主として白金など
の酸化触媒が用いられ、排気ガス中のHC、COなどを
酸化分解して浄化している。ところで酸化反応速度は温
度に大きく依存し、反応時の温度が高いほど効率良く浄
化することができる。そこで例えば特公平3−1938
4号公報などにみられるように、自動車エンジンの排気
ポートの内面にセラミックスポートライナを配置し、そ
の断熱作用により排気ポートにおける排気ガスの温度低
下を防止することが提案されている。
【0003】このセラミックスポートライナはセラミッ
クス粉末からスリップキャスティング法などにより成形
され、乾燥後焼結されて形成されている。そしてこのセ
ラミックスポートライナを排気ポート内に配置する方法
としては、例えば特公昭62−32155号公報にみら
れるように、排気ポートの鋳造時にセラミックスポート
ライナを一体的に鋳ぐるむ方法が一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがセラミックス
といえども、焼結体は緻密な構造であるために、伝導に
よる熱移動の割合が比較的大きく、断熱効果が不十分で
あった。そこで鋳ぐるみ金属とセラミックス焼結体の間
に、セラミックスファイバなどの断熱層を設けることも
提案されているが、工数が増大するとともにコストアッ
プを招き好ましくない。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、自身が断熱性を有するセラミックス焼結体
を製造することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】上記課題を解決
する本発明の高断熱性チタン酸アルミニウム焼結体の製
造方法は、Al2 3 とTiO2 との混合粉末及びチタ
ン酸アルミニウム粉末の少なくとも一方からなる基材粉
末80〜90重量%と、Fe2 3 粉末5〜10重量%
と、SiO2 粉末5〜10重量%とを混合し、成形後、
1500℃以上で焼結することにより、焼結体内部に多
数の気泡を形成することを特徴とする。
【0007】基材粉末は焼結によりチタン酸アルミニウ
ム焼結体となるものであり、Al2 3 とTiO2 との
混合粉末、またはチタン酸アルミニウム(Al2 TiO
5 )粉末が用いられる。いずれか一方でもよいし、両方
が混合された状態であってもよい。なお、酸化物重量換
算でAl2 3 が50〜60に対しTiO2 が40〜5
0程度の比率で、望ましくは等モルで用いるとよい。
【0008】本発明の最大の特色は、この基材粉末にF
2 3粉末とSiO2 粉末とを混合して用いるところ
にある。すなわち基材粉末にFe2 3 粉末とSiO2
粉末の両方を混合した粉末を用いて成形し、それを15
00℃で焼結して焼結体とする。ここで図1及び図2
に、Fe2 3 −SiO2 系の相図と、Fe2 3 単独
の相図を示す。これより以下の反応が生じることがわか
る。
【0009】
【化1】
【0010】
【化2】
【0011】すなわち、1420℃以上ではFe2 3
の分解反応によりO2 ガスが発生し、1455℃以上で
は液相が出現する。したがって1500℃以上で焼結す
ることにより、適度な液相とガスが生成するため、焼結
体内に微小気泡の集合した気泡が多数残留する。これに
より焼結体に断熱性が付与される。焼結温度が1455
〜1500℃であると、液相が量的に不足し、残留する
気泡が少なくなって断熱性がほとんど向上しない。もち
ろん1455℃未満では液相が出現しないので、発生し
たガスは粒界から放出されて残留しない。
【0012】Fe2 3 粉末とSiO2 粉末は、混合粉
末全体を100重量%とした場合に、それぞれ5〜10
重量%添加される。それぞれ5重量%より少ないと、液
相およびガスの発生量が少なく断熱性がほとんど向上し
ない。またそれぞれ10重量%より多く添加されると、
焼結体中の結晶相のチタン酸アルミニウムの割合が相対
的に減少し、熱伝導率が大きくなってしまう。さらに液
相やガスが多く発生するため、焼結時に歪みが生じ形状
の精度が低下する。
【0013】上記粉末から成形体を形成するには、スリ
ップキャスティング法、射出成形法など従来公知の成形
方法で行うことができる。そして脱型後、上記したよう
に1500℃以上で焼結される。
【0014】
【発明の効果】すなわち本発明の高断熱性チタン酸アル
ミニウム焼結体の製造方法によれば、多数の気泡を含む
焼結体をほとんど工数の増大無く容易に製造することが
できる。そして得られた焼結体は、優れた断熱性と高い
耐熱性を有しているので、ポートライナとして最適であ
り、別の断熱層を必要とせずそのまま鋳ぐるむことがで
きる。したがって工数が格段に低減され、コストを低減
することができる。
【0015】
【実施例】以下、実施例により具体的に説明する。 (実施例1)市販の合成チタン酸アルミニウム粉末86
重量%、Fe2 3 粉末6重量%、SiO2 粉末8重量
%からなる混合粉末80重量%と、水20重量%からな
るスリップを用い、石膏で形成された成形型内に注入し
て着肉させた。
【0016】所定時間着肉後、余分なスリップを排泥
し、成形体を脱型して取り出した。そしてこの成形体を
乾燥炉内に配置し、最高温度60℃で48時間保持して
水分を乾燥させた。その後、乾燥された成形体を155
0℃で4時間保持して焼結し、チタン酸アルミニウム製
のポートライナを得た。得られたポートライナについて
気泡の有無を断面について目視で調べた。また熱伝導率
(W/mK)をレーザフラッシュ法で測定した。これら
の結果を表1に示す。 (実施例2)Al2 3 粉末56重量部と、TiO2
末44重量部とを混合し、1400℃で4時間焼成した
後、粉砕して形成されたチタン酸アルミニウム粉末を用
いたこと以外は、実施例1と同様にしてポートライナを
製造した。そして同様に測定結果を表1に示す。 (比較例1)Fe2 3 粉末を2重量%、SiO2 粉末
を3重量%用いたこと以外は、実施例1と同様にしてポ
ートライナを製造した。そして同様に測定結果を表1に
示す。 (比較例2)Fe2 3 粉末を15重量%、SiO2
末を15重量%用いたこと以外は、実施例1と同様にし
てポートライナを製造した。そして同様に測定結果を表
1に示す。 (比較例3)乾燥後の成形体を1350℃で4時間保持
して焼結したこと以外は、実施例1と同様にしてポート
ライナを製造した。そして同様に測定結果を表1に示
す。 (比較例4)Fe2 3 粉末を用いず、その分チタン酸
アルミニウム粉末を増量したこと以外は、実施例1と同
様にしてポートライナを製造した。そして同様に測定結
果を表1に示す。 (比較例5)SiO2 粉末を用いず、その分チタン酸ア
ルミニウム粉末を増量したこと以外は実施例1と同様に
して、ポートライナを製造した。そして同様に測定結果
を表1に示す。 (比較例6)チタン酸アルミニウムの合成時に、Fe2
3 粉末6重量%とSiO2 粉末8重量%を同時に添加
し、得られた粉末で成形・乾燥・焼結したこと以外は、
実施例2と同様にしてポートライナを製造した。そして
同様に測定結果を表1に示す。 (比較例7)チタン酸アルミニウムの合成時に、Fe2
3 粉末2重量%とSiO2 粉末3重量%を同時に添加
し、得られた粉末で成形・乾燥・焼結したこと以外は、
実施例2と同様にしてポートライナを製造した。そして
同様に測定結果を表1に示す。
【0017】
【表1】 (評価) 表1より、実施例の方法で得られたポートライナでは、
気泡の存在により断熱性に優れていることが明らかであ
る。一方、比較例1のようにFe2 3 粉末とSiO2
粉末の添加量が少ない場合、気泡が生成されず断熱性に
劣っている。
【0018】そして比較例2のようにFe2 3 粉末と
SiO2 粉末の添加量が多過ぎると、気泡は発生するが
チタン酸アルミニウム相以外の相が多くなり、熱伝導率
は低くならない。また液相が多く発生するため、焼成時
に歪んでしまう。また比較例3の結果より、焼結温度が
低くなっても気泡が形成されないことがわかる。そして
比較例4、5の結果より、気泡が形成されるためにはF
2 3 粉末とSiO2 粉末の両方が必要であることが
明らかである。
【0019】さらに比較例6、7のようにチタン酸アル
ミニウムの合成時にFe2 3 粉末とSiO2 粉末を添
加しても無意味であることがわかるが、これは合成時に
化1式の反応が進行してしまい、肝心な焼結時にガスの
発生が生じないからである。そして合成時に発生したガ
スにより合成されたチタン酸アルミニウムに気泡が存在
していたとしても、合成後の粉砕により気泡のほとんど
が破壊され効果が得られないからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 Fe2 3 −SiO2 系の相図である。
【図2】 Fe2 3 の相図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 Al2 3 とTiO2 との混合粉末及び
    チタン酸アルミニウム粉末の少なくとも一方からなる基
    材粉末80〜90重量%と、Fe2 3 粉末5〜10重
    量%と、SiO2 粉末5〜10重量%とを混合し、成形
    後、1500℃以上で焼結することにより、焼結体内部
    に多数の気泡を形成することを特徴とする高断熱性チタ
    ン酸アルミニウム焼結体の製造方法。
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