JPH0586752B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0586752B2 JPH0586752B2 JP62058773A JP5877387A JPH0586752B2 JP H0586752 B2 JPH0586752 B2 JP H0586752B2 JP 62058773 A JP62058773 A JP 62058773A JP 5877387 A JP5877387 A JP 5877387A JP H0586752 B2 JPH0586752 B2 JP H0586752B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- layer
- pctfe
- fluororesin
- moisture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Laminated Bodies (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はエレクトロルミネセンス素子(以下
EL素子と略す)の封止用防湿フイルムとなる多
層フイルムの製造方法に関するものである。
EL素子と略す)の封止用防湿フイルムとなる多
層フイルムの製造方法に関するものである。
EL素子は面状光源として最近、液晶表示体の
バツクライトや照明、表示灯などに使用され、数
量も大巾に伸びている。EL素子の寿命は外部か
ら侵入する湿気により左右されるため、EL素子
を侵入した湿気から保護するための吸湿層を設
け、最外層に三フツ化塩化エチレン樹脂(以下
PCTFEと略す)フイルムで封止する。その際
PCTFEフイルムは接着性が低いので接着層を介
して封止するのであるが接着強度が充分でないた
めに現在まで寿命の長い製品が得られなかつた。
さらにPCTFEは内側の吸湿層であるポリアミド
樹脂層にも充分に簡単に接着する必要があり、
PCTFEと接着層さらに吸湿層の各層間接着力が
非常に重要であることがわかつてきた。
バツクライトや照明、表示灯などに使用され、数
量も大巾に伸びている。EL素子の寿命は外部か
ら侵入する湿気により左右されるため、EL素子
を侵入した湿気から保護するための吸湿層を設
け、最外層に三フツ化塩化エチレン樹脂(以下
PCTFEと略す)フイルムで封止する。その際
PCTFEフイルムは接着性が低いので接着層を介
して封止するのであるが接着強度が充分でないた
めに現在まで寿命の長い製品が得られなかつた。
さらにPCTFEは内側の吸湿層であるポリアミド
樹脂層にも充分に簡単に接着する必要があり、
PCTFEと接着層さらに吸湿層の各層間接着力が
非常に重要であることがわかつてきた。
そのため、PCTFEフイルムに表面処理を施
し、接着層を設けているが、最も簡単なコロナ放
電処理は表面活性化が充分でないとのことでスパ
ツタリング処理が行なわれたりしている。しかし
スパツタリング処理は設備が高い反面、加工スピ
ードが遅く、そのためコストが高くなるという欠
点があつた。
し、接着層を設けているが、最も簡単なコロナ放
電処理は表面活性化が充分でないとのことでスパ
ツタリング処理が行なわれたりしている。しかし
スパツタリング処理は設備が高い反面、加工スピ
ードが遅く、そのためコストが高くなるという欠
点があつた。
本発明は従来の防湿フイルムでは得られなかつ
た高い防湿性を得るための新しいフツ素樹脂多層
フイルムを研究した結果、接着層として変性エチ
レン3元共重合体を2種類積層することにより、
フツ素樹脂層と接着層さらに接着層とEL素子の
吸湿層の接着強度は大巾に増加するとの知見を
得、積層方法として種々の方式を調べた結果、共
押出法でフツ素樹脂を含めた3種類の樹脂を同時
押出しすると、フツ素樹脂とエチレン・グリシジ
ルメタクリレート・酢酸ビニル3元共重合体(以
下EGV樹脂と略す)は従来の方法では考えられ
ないほど強固に熱融着しており、さらに多層フイ
ルムの構成と製造条件を広い範囲で検討を進め本
発明に至つたものである。
た高い防湿性を得るための新しいフツ素樹脂多層
フイルムを研究した結果、接着層として変性エチ
レン3元共重合体を2種類積層することにより、
フツ素樹脂層と接着層さらに接着層とEL素子の
吸湿層の接着強度は大巾に増加するとの知見を
得、積層方法として種々の方式を調べた結果、共
押出法でフツ素樹脂を含めた3種類の樹脂を同時
押出しすると、フツ素樹脂とエチレン・グリシジ
ルメタクリレート・酢酸ビニル3元共重合体(以
下EGV樹脂と略す)は従来の方法では考えられ
ないほど強固に熱融着しており、さらに多層フイ
ルムの構成と製造条件を広い範囲で検討を進め本
発明に至つたものである。
本発明はフツ素樹脂にEGV樹脂を介してエチ
レン・エチルアクリレート・無水マレイン酸3元
共重合体(以下EEM樹脂と略す)を積層する際
に、上記3種類の樹脂を共押出法にて同時押出す
ることを特徴とする多層フイルムの製造方法であ
る。
レン・エチルアクリレート・無水マレイン酸3元
共重合体(以下EEM樹脂と略す)を積層する際
に、上記3種類の樹脂を共押出法にて同時押出す
ることを特徴とする多層フイルムの製造方法であ
る。
本発明に用いられるフツ素樹脂とは、熱溶融成
形可能なものであるほかには制限はない。しか
し、防湿性の必要なEL素子の封止用にはPCTFE
が望ましい。
形可能なものであるほかには制限はない。しか
し、防湿性の必要なEL素子の封止用にはPCTFE
が望ましい。
PCTFEとは、三フツ化塩化エチレン単独共重
合体と共重合可能なエチレン型不飽和単量体を含
む三フツ化塩化エチレン共重合体である。三フツ
化塩化エチレン共重合体に含まれるエチレン型不
飽和単量体は0.2〜20重量%であり、それ以上で
は防湿性が損われる。優れた防湿性を保持するに
は5重量%以下が好ましい。
合体と共重合可能なエチレン型不飽和単量体を含
む三フツ化塩化エチレン共重合体である。三フツ
化塩化エチレン共重合体に含まれるエチレン型不
飽和単量体は0.2〜20重量%であり、それ以上で
は防湿性が損われる。優れた防湿性を保持するに
は5重量%以下が好ましい。
本発明の製造方法を図をもつて説明すると、第
1図の1は共押出シーテイングダイであり、2〜
4は冷却ロールである。フツ素樹脂、EGV樹脂、
さらにEEM樹脂はダイ1内で合流し、共押出さ
れる。共押出シーテイングダイはマルチマニホー
ルドダイでもフイードブロツク方式(フイードブ
ロツクと単層ダイの組み合わせ)でもよい。フツ
素樹脂の種類によつてはEGV樹脂やEEM樹脂の
融点と相当温度差のある融点をもつたものもあ
り、そのような場合はクローレン社(米国)のベ
インダイのような各層の温度差をつけて共押出で
きる装置を使用すればよい。
1図の1は共押出シーテイングダイであり、2〜
4は冷却ロールである。フツ素樹脂、EGV樹脂、
さらにEEM樹脂はダイ1内で合流し、共押出さ
れる。共押出シーテイングダイはマルチマニホー
ルドダイでもフイードブロツク方式(フイードブ
ロツクと単層ダイの組み合わせ)でもよい。フツ
素樹脂の種類によつてはEGV樹脂やEEM樹脂の
融点と相当温度差のある融点をもつたものもあ
り、そのような場合はクローレン社(米国)のベ
インダイのような各層の温度差をつけて共押出で
きる装置を使用すればよい。
PCTFE層5にはEGV樹脂6を積層する必要が
ある。なぜならば、EGV樹脂はPCTFEフイルム
に対し、他のいかなる熱可塑性樹脂よりも強固な
接着性を示すからである。
ある。なぜならば、EGV樹脂はPCTFEフイルム
に対し、他のいかなる熱可塑性樹脂よりも強固な
接着性を示すからである。
さらにEGV樹脂6にEEM樹脂7を積層するの
はEL素子の上に設けられた吸湿層は通常ポリア
ミド樹脂が使われており、EEM樹脂7は、ポリ
アミド樹脂に対して従来使用されているアイオノ
マー樹脂や接着性樹脂に比べてより低温で強固な
接着性を示すものである。
はEL素子の上に設けられた吸湿層は通常ポリア
ミド樹脂が使われており、EEM樹脂7は、ポリ
アミド樹脂に対して従来使用されているアイオノ
マー樹脂や接着性樹脂に比べてより低温で強固な
接着性を示すものである。
本発明の多層フイルムをEL素子の封止用防湿
フイルムとして使用することにより、強固な接着
性によるEL素子の寿命延長に貢献するだけでは
ない。PCTFEは熱履歴による結晶化の進行によ
り、脆化現象を起こしやすく、共押出の場合の工
程短縮は熱履歴を減らせることにより、この点か
らもEL素子の寿命延長に良い結果となる。さら
に共押出の場合は今までのような表面処理工程、
ラミネート工程等を必要とせず1工程で生産可能
となり、生産コストの大巾な低減が可能となつ
た。EL素子は封止用防湿フイルムのコストに占
める割合が非常に大きく、EL素子のコストパフ
オーマンスに大いに貢献し、EL素子がさらに広
く使用されることが可能となつた。
フイルムとして使用することにより、強固な接着
性によるEL素子の寿命延長に貢献するだけでは
ない。PCTFEは熱履歴による結晶化の進行によ
り、脆化現象を起こしやすく、共押出の場合の工
程短縮は熱履歴を減らせることにより、この点か
らもEL素子の寿命延長に良い結果となる。さら
に共押出の場合は今までのような表面処理工程、
ラミネート工程等を必要とせず1工程で生産可能
となり、生産コストの大巾な低減が可能となつ
た。EL素子は封止用防湿フイルムのコストに占
める割合が非常に大きく、EL素子のコストパフ
オーマンスに大いに貢献し、EL素子がさらに広
く使用されることが可能となつた。
PCTFE(ダイフロンM300P ダイキン工業製)
とEGV樹脂(ボンドフアースト7B住友化学工業
製)とEEM樹脂(ボンダインAX8060 住友化学
工業製)をEGV樹脂がPCTFEに接触するように
3層マルチマニホールドダイで共押出し、
PCTFE層が150μm、EGV樹脂層が25μmでEEM
樹脂層が25μmである200μmの3層フイルムを得
た。各層間の接着力は強固でありフイルムが破断
するため測定できなかつた。
とEGV樹脂(ボンドフアースト7B住友化学工業
製)とEEM樹脂(ボンダインAX8060 住友化学
工業製)をEGV樹脂がPCTFEに接触するように
3層マルチマニホールドダイで共押出し、
PCTFE層が150μm、EGV樹脂層が25μmでEEM
樹脂層が25μmである200μmの3層フイルムを得
た。各層間の接着力は強固でありフイルムが破断
するため測定できなかつた。
第1図は本発明の多層フイルムの製造方法を示
す断面図、第2図は本発明により得られた多層フ
イルムの断面図である。
す断面図、第2図は本発明により得られた多層フ
イルムの断面図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 フツ素樹脂にエチレン・グリシジルメタクリ
レート・酢酸ビニル3元共重合体を介してエチレ
ン・エチルアクリレート・無水マレイン酸3元共
重合体を積層する際に、上記3種類の樹脂を共押
出法にて同時押出することを特徴とする多層フイ
ルムの製造方法。 2 フツ素樹脂が三フツ化塩化エチレン樹脂又は
その共重合体である特許請求の範囲第1項記載の
多層フイルムの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62058773A JPS63224944A (ja) | 1987-03-16 | 1987-03-16 | 多層フイルムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62058773A JPS63224944A (ja) | 1987-03-16 | 1987-03-16 | 多層フイルムの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63224944A JPS63224944A (ja) | 1988-09-20 |
| JPH0586752B2 true JPH0586752B2 (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=13093867
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62058773A Granted JPS63224944A (ja) | 1987-03-16 | 1987-03-16 | 多層フイルムの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63224944A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ATE505323T1 (de) | 2003-06-27 | 2011-04-15 | Novo Nordisk As | Behälter für medizinische flüssigkeiten mit hoher wasserdampfsperre |
| ATE485157T1 (de) * | 2003-12-18 | 2010-11-15 | Tekni Plex Europ Nv | Verpackungsfolie für flüssigkeiten und deren herstellungsverfahren |
| WO2006063416A1 (en) * | 2004-12-17 | 2006-06-22 | Tekni-Plex Europe, Naamloze Vennootschap | Film for packaging liquid products or the like |
-
1987
- 1987-03-16 JP JP62058773A patent/JPS63224944A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63224944A (ja) | 1988-09-20 |
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