JPH058717B2 - - Google Patents
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- JPH058717B2 JPH058717B2 JP60171301A JP17130185A JPH058717B2 JP H058717 B2 JPH058717 B2 JP H058717B2 JP 60171301 A JP60171301 A JP 60171301A JP 17130185 A JP17130185 A JP 17130185A JP H058717 B2 JPH058717 B2 JP H058717B2
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Description
本発明は、結晶水を含む新規結晶形態の一般式
(): の3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸ジナトリウム及びその製造方法
に関する。 一般式()のジナトリウム塩の基礎となる3
−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−
ジホスホン酸、その製造方法及びその、錯体形成
性洗浄剤成分としての用途は、西ドイツ特許出願
公告第2130794号公報に記載されている。前記の
酸及びその水溶性塩は、西ドイツ特許出願公開第
2405254号公報によれば、温血動物のカルシウム
代謝及び燐酸代謝の障害及びそれに伴う疾患の治
療用の医薬有効成分としても適当である。特に、
西ドイツ特許出願公開第2553963号公報によれば
3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1
−ジホスホン酸又はその水溶性塩、特に3−アミ
ノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホス
ホン酸ジナトリウム()を同時に経口投与する
ことによつて、カルシトニン単独療法に比して、
特定の治療効果を得るため必要なカルシトニンの
投与量を低減することができる。 従つて、3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパ
ン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウム()及
び医薬有効成分としてのその利用性は、現在の技
術水準で公知と見なされるが、前記の刊行物はそ
の製造に関する精確な記載を含んでいない。例え
ば、西ドイツ特許出願公開第2443963号公報から
は、単に3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン
−1,1−ジホスホン酸を“完全又は部分的中和
によつて所望の塩に変え”うることが推察される
にすぎない。 しかし、常用の中和法によつては3−アミノ−
1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホン
酸ジナトリウムは吸湿性の形で、かつ不充分な結
晶化度で得られる。中和を例えば米国特許第
4304734号明細書に記載されている同族体6−ア
ミノ−1−ヒドロキシ−ヘキサン−1,1−ジホ
スホン酸ジナトリウムの製造方法に従つて実施す
る(比較例1)場合、無定形生成物が得られ、こ
れは減圧下に約60℃で恒量になるまで乾燥した後
にもなお吸湿性を有する、即ち、環境湿度に依存
して変化する水分量を吸収する。これにより、腸
管内、例えば経口投与に適当な医薬製剤に加工す
ることは極めて困難になり、このような製剤の貯
蔵安定性は著しく損なわれる。 中和条件又は後処理条件の変化によつて、ほぼ
通常の環境条件で貯蔵安定性で、一定の結晶形態
の3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸ジナトリウムを作り、前記の欠
点を回避する研究は、最初は成功しなかつた。処
理方法により、そのX線粉末回折図及びIR−ス
ペクトルに基づいて区別しうる若干の異なる固体
形態の形成が確認された。例えば、3−アミノ−
1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホン
酸ジナトリウムの水溶液を約75℃で著しく濃縮
し、生成物を徐々に冷却することによつて約45℃
〜約0℃の温度範囲で晶出させ、吸引過し、減
圧下に室温で恒量になるまで乾燥すると(比較例
2)、そのX線粉末回折図の特性により“形態B”
として示される結晶形の3−アミノ−1−ヒドロ
キシ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリ
ウムが得られる。同様に操作するが、乾燥を約
120℃で行うと(比較例3)、ほとんど無水の、
“形態A”として示される別の結晶形態が得られ
る。再び同様に操作するが、約70〜80℃で濃縮し
た後、エタノールを添加し、冷却しながら結晶さ
せ、減圧下に約120℃で恒量になるまで乾燥する
と(実施例5、出発原料)、僅かに結晶性の“形
態C”が得られる。これらの形態はいずれも、腸
管内、例えば経口投与する医薬有効成分に必要な
貯蔵安定性を有しない。更に、前記の方法はいず
れも、少なくとも半工業的規模での再現は不可能
である。 まず、結晶形成を最低50℃で起こし、乾燥を常
温又は温度を僅かに高めて行うか、又は水分の少
ない固体形態の3−アミノ−1−ヒドロキシ−プ
ロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウムを水
で処理すると、貯蔵安定性で、結晶水を含む結晶
形態(以下に、“形態E”と示す)で3−アミノ
−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホ
ン酸ジナトリウムが得られるという意外な確認が
必要であつた。 3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸ジナトリウムの結晶水を含む新
規結晶形態(形態E)は、特徴的X線粉末回折図
を有し、この回折図は形態A,B及びCのそれと
は明瞭に区別され、新規形態Eの特性決定に使用
しうる。しかし、特性決定には、その製造方法も
関係することができる。 3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸ジナトリウムの形態Eは、約
24.1〜約24.5重量%、即ち1モル当たり約5モル
の水を含む。従つて、結晶化学的には5水和物で
あると考えられる。 これらは優れた結晶化度を有し、ほぼ通常の環
境条件で完全に貯蔵的に安定である。空気相対湿
度を約10〜約95%の範囲で変えても、また約60℃
で準等温条件下で加熱しても、また約40〜60℃で
空気相対湿度約30〜55%で3ケ月貯蔵しても、室
温で空気相対湿度約92%で3週間貯蔵しても、X
線粉末回折図又はIRスペクトルに検出しうる変
化は起こらないことが確認された。 従つて、3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパ
ン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウムの本発明
による形態Eは、貯蔵的に安定で、腸管内、例え
ば経口投与可能な医薬製剤に困難なく加工するこ
とができる。この形態Eの提供によつて初めて、
腸管内、例えば経口投与用の3−アミノ−1−ヒ
ドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナ
トリウムの医薬製剤を製造する実用的方法が開発
された。 従つて、本発明は3−アミノ−1−ヒドロキシ
−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウム
の結晶水を含む新規結晶形態を製造する新規方法
に関する。該方法は、3−アミノ−1−ヒドロキ
シ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウ
ムを含水溶液から結晶させるか、又は3−アミノ
−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホ
ン酸ジナトリウムの水分の少ない固体形態を水で
処理し、いずれの場合にも生成物を単離し、常温
又は温度を僅かに高めて乾燥することを特徴とす
る。 3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸ジナトリウムの含水溶液とは、
例えば水又は水及び水と混和しうる有機溶剤若し
くは希釈剤の混合物中の3−アミノ−1−ヒドロ
キシ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリ
ウムの溶液を意味する。溶剤又は希釈剤として
は、特に、低級アルカノール、即ち、炭素原子数
1〜7、殊に炭素原子数1〜4のアルカノール、
特にエタノール又は第二にメタノールが該当す
る。水溶液又はエタノール含有率40容量%以下の
水性エタノール溶液が好ましい。 3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸ジナトリウムの水分の少ない固
体形態は、例えば約24重量%未満、特にほとんど
無水の3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−
1,1−ジホスホン酸ジナトリウム(形態A)及
び結晶水を含む形態Cである。 含水溶液からの3−アミノ−1−ヒドロキシ−
プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウムの
結晶化は、常法で少なくとも飽和された溶液から
行い、その際結晶形成期と結晶成長期とを区別す
ることができる。 結晶形成は、例えば溶液中に含まれる固体浮遊
粒子又は反応容器又は攪拌機の表面で、瞬間的に
行われるが、好ましくは接種、即ち種結晶の添加
によつて開始される。種結晶が入手できない場
合、この種結晶は、好ましくは溶液の一部を常法
で、例えば激しく振盪し、ガラスダストを添加
し、容器壁をこすり又は過冷することによつて製
造することができる。しかし、溶液の全量を、瞬
間的結晶形成を促進するため、僅かに、即ち若
干、例えば2〜5℃だけ過冷し、再び出発温度に
加温することもできる。 結晶成長は、特に飽和濃度の低下によつて行わ
れ、例えば冷却するか又は3−アミノ−1−ヒド
ロキシ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナト
リウムが水よりは溶けにくい希釈剤、例えば水と
混和しうる前記の希釈剤を添加するか、又は両方
の手段若しくは場合により別の適当な手段を組み
合わせることによつて行われる。その際、冷却速
度及び/又は希釈剤の流入速度を、溶液の明らか
な過飽和を避けるように結晶成長速度に合わせる
べきである。 形成した、結晶水を含む新規結晶形態は、含水
懸濁液から、2成分固体/液体系の分離に使用さ
れる任意の方法を用いて、例えば過、加圧過
(“吸引過”)、遠心分離又は傾シヤによつて単離
することができる。残留する母液残渣中に含まれ
る不純物を除去するため、水又は好ましくは炭素
原子数1〜7、殊に炭素原子数1〜4の水性アル
カノール、例えば約40〜60%のエタノール又は50
〜75%のメタノールで洗浄する。 常温又は温度を僅かに高めての乾燥は、例えば
約15℃〜約60℃、好ましくは約18℃〜約25℃(室
温)又は約35℃〜約40℃の温度範囲で実施し、ほ
とんど恒量になるまで続ける。乾燥を促進するた
め、減圧下に操作することができ、その際、いわ
ゆる水流ポンプの真空(約5〜約25mbar)で完
全に充分である。 3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸ジナトリウムの少なくとも飽和
された溶液の製造は、常法で、例えばその固体形
態を含水媒体に溶解するか又は好ましくはその場
で含水媒体中で3−アミノ−1−ヒドロキシ−プ
ロパン−1,1−ジホスホン酸を塩基性ナトリウ
ム塩で部分的に中和し、必要に応じて3−アミノ
−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホ
ン酸ジナトリウムの最初は飽和されていない溶液
を飽和溶液に変えることによつて行われる。 3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸の部分的中和に適当な塩基性ナ
トリウム塩は、例えば水酸化ナトリウム又は炭酸
ナトリウムである。 3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸を水性懸濁液中で少なくとも、
3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1
−ジホスホン酸ジナトリウムの形成に必要な量の
水酸化ナトリウム水溶液と反応させるのが好まし
い。即ち、3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパ
ン−1,1−ジホスホン酸の水性懸濁液に、反応
混合物のPH値が少なくとも7、好ましくは約7.2
〜7.5になるまで、好ましくは約30〜40%の水酸
化ナトリウム水溶液を添加する。 3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸ジナトリウムの飽和されていな
い溶液、好ましくは水溶液を飽和溶液に変える操
作は、常法で、例えば濃縮、即ち過剰の溶剤、好
ましくは水、の蒸発、水と混和しうる、3−アミ
ノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホス
ホン酸ジナトリウムが水中に溶けるよりは溶けに
くい希釈剤の添加又は3−アミノ−1−ヒドロキ
シ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウ
ムの飽和濃度の低下によつて間接的に、例えば冷
却によつて、又は第二に同種イオンを有する添加
剤により、例えば塩析によつて行われる。 含水溶液中の3−アミノ−1−ヒドロキシ−プ
ロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウムの飽
和濃度は、温度に著しく左右される。このこと
は、出発温度を適当に選択することによつて、結
晶化を結晶の成長が主とし約0℃〜約50℃の好適
に支配しうる温度範囲で行われるように調整する
ことができる。従つて、結晶形成は、少なくとも
50℃、好ましくは約50℃〜約80℃、特に約55℃〜
70℃で起こされる。これによつて確実に、溶解し
た3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸ジナトリウムの少なくとも95%
が約0〜5℃で、本発明による結晶水を含む結晶
形態(形態E)の形で晶出する。結晶形成を約50
℃以下、例えば45℃で起こす場合には、形態Bが
形成しうるが、これは加熱により形態Aに変わ
り、この形態Aは水で処理することによつて本発
明による形態Eに変えることができる。 前記の結晶化方法の好ましい実施態様では、例
えば、3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−
1,1−ジホスホン酸ジナトリウムの約10〜約55
%、好ましくは約12〜28%の水溶液を約70℃〜約
80℃で、例えば約75℃で3−アミノ−1−ヒドロ
キシ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリ
ウムの飽和濃度に達するまで濃縮し、結晶形成を
起こし、徐々に約0℃〜5℃に冷却し、単離した
生成物を約20℃〜約40℃で、好ましくは約35℃〜
約40℃でほぼ恒量になるまで乾燥する。他の特に
好ましい実施態様では、約35〜45%、例えば約40
%の、約70℃〜80℃に加熱した水溶液を徐々に55
℃以上に、結晶形成が開始するまで冷却し、次い
で徐々に、た約2時間以内に、始めは約20〜25℃
に冷却し、約35〜45容量%、例えば約40容量%
(水の全量に対して)のエタノールを添加し、
徐々に、例えば1時間以内に更に0℃〜約5℃に
冷却し、この温度で若干の時間、例えば約1時間
攪拌し、単離した生成物を約20℃〜約40℃、好ま
しくは約35℃〜約40℃でほぼ恒量になるまで乾燥
する。 3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸を中和する際に遊離する中和熱
を、結晶形成温度を達成するために必要なエネル
ギーの少なくとも一部として利用するのが好まし
い。 従つて、本発明は、3−アミノ−1−ヒドロキ
シ−プロパン−1,1−ジホスホン酸をその部分
的中和に適当な塩基性ナトリウム塩と反応させる
ことによつて結晶水を含む新規形態Eの形で3−
アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジ
ホスホン酸ジナトリウムを製造する方法に関す
る。該方法は、3−アミノ−1−ヒドロキシ−プ
ロパン−1,1−ジホスホン酸を含水懸濁液及
び/又は溶液中で必要量の水酸化ナトリウム水溶
液と反応させ、生成した3−アミノ−1−ヒドロ
キシ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリ
ウムを少なくとも飽和した含水溶液から結晶水を
含む新規結晶形態の形で結晶させ、生成物を単離
し、常温又は温度を僅かに高めて乾燥することを
特徴とする。 この場合、中和が約35℃〜約85℃、好ましくは
約35℃〜約55℃又は約50℃〜85℃の温度範囲で行
われ、結晶形成が最低約50℃、例えば約50℃〜約
75℃、好ましくは約50℃〜約55℃又は約55℃〜約
70℃で行われ、結晶成長が主として約50℃〜約0
℃の温度範囲で行われるように、反応条件を選択
するのが有利である。 少なくとも飽和した含水溶液から結晶水を含む
新規結晶形態で3−アミノ−1−ヒドロキシ−プ
ロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウムを結
晶させる工程と、このような溶液をその場で製造
する工程を組み合わせるこの方法の好ましい実施
態様では、例えば水約18〜23容量部、例えば約20
容量部中に懸濁した3−アミノ−1−ヒドロキシ
−プロパン−1,1−ジホスホン酸10重量部を約
65℃〜約85℃で中和し、3−アミノ−1−ヒドロ
キシ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリ
ウムの形成に必要な量の約27.5〜約32.5%の水酸
化ナトリウム水溶液、例えば約8.5〜8.7容量部、
即ち約8.6容量部(約11.4重量部)の約30%の水
酸化ナトリウム水溶液を加え、生成した溶液を必
要に応じて過し、フイルターを水約1.2〜1.6容
量部、例えば約1.4容量部で洗浄し、少なくとも
飽和するまで、例えば約70℃〜約55℃に冷却し、
接種し、徐々に、例えば約2時間以内に約20℃〜
約25℃に冷却し、約7〜12、例えば約10容量部の
エタノールを添加し、徐々に例えば1時間以内に
更に約0℃〜約5℃に冷却し、この温度で若干の
時間、例えば約1〜15時間攪拌し、吸引過する
か又は遠心分離し、約40〜60%、例えば約50%の
水性エタノールの合計7.5〜12.5容量部、例えば
約10容量部を少しずつ用いて洗浄し、僅かに高め
た温度、例えば約30℃〜約60℃、好ましくは約35
℃〜40℃で、好ましくは減圧下に恒量になるまで
乾燥する。 他の好ましい実施態様では、例えば3−アミノ
−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホ
ン酸10重量部を水約25〜約35容量部、例えば約
32.5容量部中に懸濁し、約35℃に加温し、次いで
3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1
−ジホスホン酸ジナトリウムの形成に必要な量の
約27.5〜32%の水酸化ナトリウム水溶液、例えば
約8.5〜8.7、即ち約8.6容量部(約11.4重量部)の
約30%の水酸化ナトリウム水溶液を、温度が約52
〜58℃、例えば約54℃に上昇するような速度で添
加し、ほぼこの温度で結晶化を起こし、攪拌しな
がら徐々に室温に冷却し、吸引過し、約50〜75
%、例えば約66%の水性メタノール合計約15〜25
容量部、例えば約18重量部を少しずつ用いて洗浄
し、前記のように乾燥する。 本発明による形態Eと比較して水分の少ない固
体形態の3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン
−1,1−ジホスホン酸ジナトリウムを水で処理
する操作は、常法で少なくとも結晶水を含む新規
形態の形成に必要な量の水を作用させることによ
つて行う。その際、水は液体又はガス状の状態で
存在することができる。 液体状態の水で処理する場合には、用いられる
水の最大量は3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロ
パン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウムの溶解
性によつて限定される。水の量は完全に溶解する
のに必要な限界値、即ち3−アミノ−1−ヒドロ
キシ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリ
ウムの飽和濃度の逆数から1だけ少ない数によつ
て与えられる値の何倍にも達してはならない。他
方、ほとんど無水の3−アミノ−1−ヒドロキシ
−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウム
から出発する場合には、少なくとも約32重量%の
水を必要とする。重量で約2〜3倍、例えば2.5
倍の水が最適であることが判つた。液体状態の水
での処理を実施するときの温度は、自体重要では
ない。しかし、温度と共に著しく増加する溶解度
による損失をできるだけ少なく保持するために、
常温又は、特に処理の終わり頃に温度を少し低下
して、例えば約15℃〜約30℃、特に約20℃〜約25
℃で、終わり頃には約0℃〜5℃で操作するのが
好ましい。 蒸気状態の水で処理する場合には、出発原料を
水蒸気含有雰囲気、例えば湿つた空気に曝す。変
態に必要な曝露時間は、空気の相対湿度が増加す
ると共に減少する。従つて、相対湿度は約90%を
あまり下回るべきでなく、結晶表面での水の可能
な凝縮を考慮して100%より若干少なくすべきで
ある。約20℃〜約25℃では、約95%〜約99%、例
えば約97%の相対湿度の湿つた空気が好適である
ことが判つた。 この変法の好ましい実施態様では、例えばほと
んど無水の3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパ
ン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウム又は他の
水分の少ない結晶形態、例えば形態Cに約20℃〜
25℃で相対湿度約90〜99%、例えば約95%〜約99
%の湿つた空気を少なくとも必要量の水、即ち、
少なくとも32.2重量%、例えば約32.2〜約37.5重
量%の水(出発水分を考慮して)を作用させ、次
いで、空気湿度を再び通常の環境値、即ち、約35
%〜約80%、例えば約40%〜約60%に低下させ
る。 出発原料として使用する水分の少ない固体形態
の3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸ジナトリウムの製造は、3−ア
ミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホ
スホン酸を水酸化ナトリウム又は炭酸ナトリウム
で部分的に中和し、形成した3−アミノ−1−ヒ
ドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナ
トリウムを少なくとも飽和された含水溶液から結
晶させ、これを前記のように単離し、適当に後処
理することによつて行う。後処理は、約100℃〜
約160℃、例えば約120℃〜150℃に加熱すること
による急速乾燥にある。 ほとんど無水の3−アミノ−1−ヒドロキシ−
プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウム
(形態A)は、例えば、約25〜37.5容量部、例え
ば約32容量部の水中の3−アミノ−1−ヒドロキ
シ−プロパン−1,1−ジホスホン酸10重量部の
懸濁液に、3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパ
ン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウムの形成に
必要な量の約25〜45%水酸化ナトリウム水溶液、
例えば約8.4〜8.5、即ち8.5重量部の約40%の水酸
化ナトリウム水溶液を、反応温度が約50℃〜55℃
に上昇するような速度で添加し、約45℃〜52℃で
結晶形成を起こし、徐々に室温に冷却し、吸引
過し、合計約10〜20容量部、例えば約16容量部の
約50〜75%、例えば約66%の水性メタノールを少
しずつ用いて洗浄し、減圧下に約120℃〜約150℃
で恒量になるまで乾燥する。 出発原料として使用しうる3−アミノ−1−ヒ
ドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナ
トリウムの結晶形態Cを製造するには、例えば約
70〜100、例えば約92重量部の水中の3−アミノ
−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホ
ン酸10重量部の懸濁液を約60℃に加熱し、3−ア
ミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホ
スホン酸ジナトリウムの形成に必要な量の約27.5
〜32.5%水酸化ナトリウム水溶液、例えば約8.5
〜8.7、即ち8.6容量部(約11.4重量部)の約30%
水酸化ナトリウム水溶液を添加し、約60℃に加熱
し、結晶化が開始するまで、約75℃で約50部の水
を蒸発させ、約10〜15容量部、例えば12.8容量部
のエタノールを添加し、次いで室温に冷却し、約
0℃〜約5℃で攪拌し、吸引過し、約20容量部
の約66%エタノールで洗浄し、減圧下に約120℃
でほぼ恒量になるまで乾燥する。 3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸ジナトリウムの結晶水を含む新
規結晶形態(形態E)は、前記のように好ましい
貯蔵安定性に基づいて、腸管内投与、例えば経口
並びに直腸内投与用の医薬製剤中の有効成分とし
て最も適当な固体形態の3−アミノ−1−ヒドロ
キシ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリ
ウムである。 従つて、本発明は、腸管内、好ましくは経口投
与用の医薬製剤の有効成分若しくは該製剤の製造
のための3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン
−1,1−ジホスホン酸ジナトリウムの結晶水を
含む新規結晶形態の用途、並びに3−アミノ−1
−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホン酸
ジナトリウムの結晶水を含む新規結晶形態(形態
E)を含む腸管内、好ましくは経口投与用の医薬
製剤に関する。 本発明による医薬製剤とは、特に、薬学的有効
成分を単独で又は医薬に使用しうる賦形剤と一緒
に含む、温血動物に経口投与、更に直腸内投与す
るための製剤である。有効成分の投与量は、温血
動物の種、年齢及び個々の状態並びに投与方法に
左右される。 通常、体重約75Kgの温血動物に経口投与する場
合、約0.2〜約200mg/Kg、特に約1〜約50mg/Kg
のおよその一日投与量を、好ましくは同量ずつ数
回分に分けて投与する。 新規医薬製剤は、例えば約10%〜約80%、好ま
しくは約20%〜約60%の有効成分を含み、腸管内
投与用の本発明による医薬製剤は、例えば糖衣
錠、錠剤、カプセル又は坐剤のような投与単位形
の製剤である。これらの製剤は、自体公知の方法
で、例えば常法で混合、造粒、糖衣掛け、溶解又
は凍結乾燥法で製造する。例えば、経口投与用医
薬製剤は、有効成分を固体賦形剤と混合し、得ら
れた混合物を場合により造粒し、混合物又は顆粒
を必要に応じて、適当な助剤を添加した後、錠剤
又は糖衣錠核に加工することによつて得られる。 適当な賦形剤は、特に充填剤、例えば糖類、例
えば乳糖、蔗糖、マンニツト若しくはソルビツ
ト、セルロース製剤及び/又は燐酸カルシウム、
例えば燐酸三カルシウム若しくは燐酸水素カルシ
ウム、更に、結合剤、例えばトウモロコシ澱粉、
小麦澱粉、米澱粉若しくはバレイシヨ澱粉を使用
した澱粉糊、ゼラチン、トラガント、メチルセロ
ース及び/又はポリビニルピロリドン及び/又は
必要に応じて、崩壊剤、例えば前記の澱粉、更に
カルボキシメチル澱粉、架橋化ポリビニルピロリ
ドン、寒天、アルギン酸又はその塩、例えばアル
ギン酸ナトリウムである。助剤は、特に流動性調
節剤及び滑沢剤、例えばシリカ、タルク、ステア
リン酸又はその塩、例えばステアリン酸マグネシ
ウム又はステアリン酸カルシウム、及び/又はポ
リエチレングリコールである。糖衣錠核に適当
な、場合により胃液抵抗性皮膜を設け、その際、
殊に場合によりアラビアゴム、タルク、ポリビニ
ルピロリドン、ポリエチレングリコール及び/又
は二酸化チタンを含む濃厚糖溶液、適当な有機溶
剤又は溶剤混合物中のラツカー溶液、又は胃液抵
抗性皮膜の製造には、適当なセルロース調製物、
例えばアセチルセルロースフタレート若しくはヒ
ドロキシプロピルメチルセルロースフタレートの
溶液を使用する。錠剤又は糖衣錠皮膜には、例え
ば、異なる有効成分投与量を確認又は表示するた
め染料又は顔料を添加することができる。 経口投与しうる医薬製剤は、更に、ゼラチン硬
質カプセル及びゼラチンと軟化剤、例えばグリセ
リン又はソルビツトから成る軟質閉鎖カプセルで
ある。硬質カプセルは、有効成分を顆粒の形で例
えば充填剤、例えば乳糖、結合剤、例えば澱粉及
び/又は滑剤、例えばタルク若しくはステアリン
酸マグネシウム及び場合により安定剤を添加混合
して成る。軟質カプセルにおいては、有効成分は
好ましくは適当な液体、例えば脂肪油、パラフイ
ン油又は液体ポリエチレングリコールに溶解又は
懸濁され、場合により安定剤を添加することがで
きる。 直腸投与に使用しうる医薬製剤としては、例え
ば有効成分と坐剤基剤との組合せから成る坐剤が
該当する。坐剤基剤としては、例えば天然若しく
は合成トリグリセリド、パラフイン系炭化水素、
ポリエチレングリコール又は高級アルカノールが
適当である。更に、有効成分と基剤との混合物を
含むゼラチン直腸カプセルを使用することもでき
る。基剤としては、例えばトリグリセリド、ポリ
エチレングリコール又はパラフイン系炭化水素が
該当する。 次に、実施例に基づいて本発明を詳述するが、
実施例は本発明の範囲を限定するものではなく、
温度は摂氏で、圧力はmbarで示す。 実施例 1 ほとんど無水の3−アミノ−1−ヒドロキシ−
プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウム
74.2gを75℃に加熱した水浴中で攪拌しながら脱
イオン水500ml中に溶かす。減圧下に、結晶化が
開始するまで(約375mlの水が溜出した後に行わ
れた)、徐々に濃縮し、攪拌しながら徐々に室温
まで冷却する。一夜放置した後、氷浴中で1時間
攪拌し、吸引過し、少量の氷冷水で洗浄し、室
温で約20mbarで恒量になるまで乾燥する。こう
して3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−
1,1−ジホスホン酸ジナトリウムを結晶水を含
む新規結晶形態(形態E)の形で得る。これは、
そのX線粉末回折図〔ギニール−ド−ウオルフ
(Guinier−de−Wolff)によるカメラ、放射線
源:銅−Kα〕の下記の格子間隔(d−値)及び
相対的線強度(強度)によつて特性決定される:
(): の3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸ジナトリウム及びその製造方法
に関する。 一般式()のジナトリウム塩の基礎となる3
−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−
ジホスホン酸、その製造方法及びその、錯体形成
性洗浄剤成分としての用途は、西ドイツ特許出願
公告第2130794号公報に記載されている。前記の
酸及びその水溶性塩は、西ドイツ特許出願公開第
2405254号公報によれば、温血動物のカルシウム
代謝及び燐酸代謝の障害及びそれに伴う疾患の治
療用の医薬有効成分としても適当である。特に、
西ドイツ特許出願公開第2553963号公報によれば
3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1
−ジホスホン酸又はその水溶性塩、特に3−アミ
ノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホス
ホン酸ジナトリウム()を同時に経口投与する
ことによつて、カルシトニン単独療法に比して、
特定の治療効果を得るため必要なカルシトニンの
投与量を低減することができる。 従つて、3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパ
ン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウム()及
び医薬有効成分としてのその利用性は、現在の技
術水準で公知と見なされるが、前記の刊行物はそ
の製造に関する精確な記載を含んでいない。例え
ば、西ドイツ特許出願公開第2443963号公報から
は、単に3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン
−1,1−ジホスホン酸を“完全又は部分的中和
によつて所望の塩に変え”うることが推察される
にすぎない。 しかし、常用の中和法によつては3−アミノ−
1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホン
酸ジナトリウムは吸湿性の形で、かつ不充分な結
晶化度で得られる。中和を例えば米国特許第
4304734号明細書に記載されている同族体6−ア
ミノ−1−ヒドロキシ−ヘキサン−1,1−ジホ
スホン酸ジナトリウムの製造方法に従つて実施す
る(比較例1)場合、無定形生成物が得られ、こ
れは減圧下に約60℃で恒量になるまで乾燥した後
にもなお吸湿性を有する、即ち、環境湿度に依存
して変化する水分量を吸収する。これにより、腸
管内、例えば経口投与に適当な医薬製剤に加工す
ることは極めて困難になり、このような製剤の貯
蔵安定性は著しく損なわれる。 中和条件又は後処理条件の変化によつて、ほぼ
通常の環境条件で貯蔵安定性で、一定の結晶形態
の3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸ジナトリウムを作り、前記の欠
点を回避する研究は、最初は成功しなかつた。処
理方法により、そのX線粉末回折図及びIR−ス
ペクトルに基づいて区別しうる若干の異なる固体
形態の形成が確認された。例えば、3−アミノ−
1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホン
酸ジナトリウムの水溶液を約75℃で著しく濃縮
し、生成物を徐々に冷却することによつて約45℃
〜約0℃の温度範囲で晶出させ、吸引過し、減
圧下に室温で恒量になるまで乾燥すると(比較例
2)、そのX線粉末回折図の特性により“形態B”
として示される結晶形の3−アミノ−1−ヒドロ
キシ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリ
ウムが得られる。同様に操作するが、乾燥を約
120℃で行うと(比較例3)、ほとんど無水の、
“形態A”として示される別の結晶形態が得られ
る。再び同様に操作するが、約70〜80℃で濃縮し
た後、エタノールを添加し、冷却しながら結晶さ
せ、減圧下に約120℃で恒量になるまで乾燥する
と(実施例5、出発原料)、僅かに結晶性の“形
態C”が得られる。これらの形態はいずれも、腸
管内、例えば経口投与する医薬有効成分に必要な
貯蔵安定性を有しない。更に、前記の方法はいず
れも、少なくとも半工業的規模での再現は不可能
である。 まず、結晶形成を最低50℃で起こし、乾燥を常
温又は温度を僅かに高めて行うか、又は水分の少
ない固体形態の3−アミノ−1−ヒドロキシ−プ
ロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウムを水
で処理すると、貯蔵安定性で、結晶水を含む結晶
形態(以下に、“形態E”と示す)で3−アミノ
−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホ
ン酸ジナトリウムが得られるという意外な確認が
必要であつた。 3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸ジナトリウムの結晶水を含む新
規結晶形態(形態E)は、特徴的X線粉末回折図
を有し、この回折図は形態A,B及びCのそれと
は明瞭に区別され、新規形態Eの特性決定に使用
しうる。しかし、特性決定には、その製造方法も
関係することができる。 3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸ジナトリウムの形態Eは、約
24.1〜約24.5重量%、即ち1モル当たり約5モル
の水を含む。従つて、結晶化学的には5水和物で
あると考えられる。 これらは優れた結晶化度を有し、ほぼ通常の環
境条件で完全に貯蔵的に安定である。空気相対湿
度を約10〜約95%の範囲で変えても、また約60℃
で準等温条件下で加熱しても、また約40〜60℃で
空気相対湿度約30〜55%で3ケ月貯蔵しても、室
温で空気相対湿度約92%で3週間貯蔵しても、X
線粉末回折図又はIRスペクトルに検出しうる変
化は起こらないことが確認された。 従つて、3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパ
ン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウムの本発明
による形態Eは、貯蔵的に安定で、腸管内、例え
ば経口投与可能な医薬製剤に困難なく加工するこ
とができる。この形態Eの提供によつて初めて、
腸管内、例えば経口投与用の3−アミノ−1−ヒ
ドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナ
トリウムの医薬製剤を製造する実用的方法が開発
された。 従つて、本発明は3−アミノ−1−ヒドロキシ
−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウム
の結晶水を含む新規結晶形態を製造する新規方法
に関する。該方法は、3−アミノ−1−ヒドロキ
シ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウ
ムを含水溶液から結晶させるか、又は3−アミノ
−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホ
ン酸ジナトリウムの水分の少ない固体形態を水で
処理し、いずれの場合にも生成物を単離し、常温
又は温度を僅かに高めて乾燥することを特徴とす
る。 3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸ジナトリウムの含水溶液とは、
例えば水又は水及び水と混和しうる有機溶剤若し
くは希釈剤の混合物中の3−アミノ−1−ヒドロ
キシ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリ
ウムの溶液を意味する。溶剤又は希釈剤として
は、特に、低級アルカノール、即ち、炭素原子数
1〜7、殊に炭素原子数1〜4のアルカノール、
特にエタノール又は第二にメタノールが該当す
る。水溶液又はエタノール含有率40容量%以下の
水性エタノール溶液が好ましい。 3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸ジナトリウムの水分の少ない固
体形態は、例えば約24重量%未満、特にほとんど
無水の3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−
1,1−ジホスホン酸ジナトリウム(形態A)及
び結晶水を含む形態Cである。 含水溶液からの3−アミノ−1−ヒドロキシ−
プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウムの
結晶化は、常法で少なくとも飽和された溶液から
行い、その際結晶形成期と結晶成長期とを区別す
ることができる。 結晶形成は、例えば溶液中に含まれる固体浮遊
粒子又は反応容器又は攪拌機の表面で、瞬間的に
行われるが、好ましくは接種、即ち種結晶の添加
によつて開始される。種結晶が入手できない場
合、この種結晶は、好ましくは溶液の一部を常法
で、例えば激しく振盪し、ガラスダストを添加
し、容器壁をこすり又は過冷することによつて製
造することができる。しかし、溶液の全量を、瞬
間的結晶形成を促進するため、僅かに、即ち若
干、例えば2〜5℃だけ過冷し、再び出発温度に
加温することもできる。 結晶成長は、特に飽和濃度の低下によつて行わ
れ、例えば冷却するか又は3−アミノ−1−ヒド
ロキシ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナト
リウムが水よりは溶けにくい希釈剤、例えば水と
混和しうる前記の希釈剤を添加するか、又は両方
の手段若しくは場合により別の適当な手段を組み
合わせることによつて行われる。その際、冷却速
度及び/又は希釈剤の流入速度を、溶液の明らか
な過飽和を避けるように結晶成長速度に合わせる
べきである。 形成した、結晶水を含む新規結晶形態は、含水
懸濁液から、2成分固体/液体系の分離に使用さ
れる任意の方法を用いて、例えば過、加圧過
(“吸引過”)、遠心分離又は傾シヤによつて単離
することができる。残留する母液残渣中に含まれ
る不純物を除去するため、水又は好ましくは炭素
原子数1〜7、殊に炭素原子数1〜4の水性アル
カノール、例えば約40〜60%のエタノール又は50
〜75%のメタノールで洗浄する。 常温又は温度を僅かに高めての乾燥は、例えば
約15℃〜約60℃、好ましくは約18℃〜約25℃(室
温)又は約35℃〜約40℃の温度範囲で実施し、ほ
とんど恒量になるまで続ける。乾燥を促進するた
め、減圧下に操作することができ、その際、いわ
ゆる水流ポンプの真空(約5〜約25mbar)で完
全に充分である。 3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸ジナトリウムの少なくとも飽和
された溶液の製造は、常法で、例えばその固体形
態を含水媒体に溶解するか又は好ましくはその場
で含水媒体中で3−アミノ−1−ヒドロキシ−プ
ロパン−1,1−ジホスホン酸を塩基性ナトリウ
ム塩で部分的に中和し、必要に応じて3−アミノ
−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホ
ン酸ジナトリウムの最初は飽和されていない溶液
を飽和溶液に変えることによつて行われる。 3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸の部分的中和に適当な塩基性ナ
トリウム塩は、例えば水酸化ナトリウム又は炭酸
ナトリウムである。 3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸を水性懸濁液中で少なくとも、
3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1
−ジホスホン酸ジナトリウムの形成に必要な量の
水酸化ナトリウム水溶液と反応させるのが好まし
い。即ち、3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパ
ン−1,1−ジホスホン酸の水性懸濁液に、反応
混合物のPH値が少なくとも7、好ましくは約7.2
〜7.5になるまで、好ましくは約30〜40%の水酸
化ナトリウム水溶液を添加する。 3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸ジナトリウムの飽和されていな
い溶液、好ましくは水溶液を飽和溶液に変える操
作は、常法で、例えば濃縮、即ち過剰の溶剤、好
ましくは水、の蒸発、水と混和しうる、3−アミ
ノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホス
ホン酸ジナトリウムが水中に溶けるよりは溶けに
くい希釈剤の添加又は3−アミノ−1−ヒドロキ
シ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウ
ムの飽和濃度の低下によつて間接的に、例えば冷
却によつて、又は第二に同種イオンを有する添加
剤により、例えば塩析によつて行われる。 含水溶液中の3−アミノ−1−ヒドロキシ−プ
ロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウムの飽
和濃度は、温度に著しく左右される。このこと
は、出発温度を適当に選択することによつて、結
晶化を結晶の成長が主とし約0℃〜約50℃の好適
に支配しうる温度範囲で行われるように調整する
ことができる。従つて、結晶形成は、少なくとも
50℃、好ましくは約50℃〜約80℃、特に約55℃〜
70℃で起こされる。これによつて確実に、溶解し
た3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸ジナトリウムの少なくとも95%
が約0〜5℃で、本発明による結晶水を含む結晶
形態(形態E)の形で晶出する。結晶形成を約50
℃以下、例えば45℃で起こす場合には、形態Bが
形成しうるが、これは加熱により形態Aに変わ
り、この形態Aは水で処理することによつて本発
明による形態Eに変えることができる。 前記の結晶化方法の好ましい実施態様では、例
えば、3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−
1,1−ジホスホン酸ジナトリウムの約10〜約55
%、好ましくは約12〜28%の水溶液を約70℃〜約
80℃で、例えば約75℃で3−アミノ−1−ヒドロ
キシ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリ
ウムの飽和濃度に達するまで濃縮し、結晶形成を
起こし、徐々に約0℃〜5℃に冷却し、単離した
生成物を約20℃〜約40℃で、好ましくは約35℃〜
約40℃でほぼ恒量になるまで乾燥する。他の特に
好ましい実施態様では、約35〜45%、例えば約40
%の、約70℃〜80℃に加熱した水溶液を徐々に55
℃以上に、結晶形成が開始するまで冷却し、次い
で徐々に、た約2時間以内に、始めは約20〜25℃
に冷却し、約35〜45容量%、例えば約40容量%
(水の全量に対して)のエタノールを添加し、
徐々に、例えば1時間以内に更に0℃〜約5℃に
冷却し、この温度で若干の時間、例えば約1時間
攪拌し、単離した生成物を約20℃〜約40℃、好ま
しくは約35℃〜約40℃でほぼ恒量になるまで乾燥
する。 3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸を中和する際に遊離する中和熱
を、結晶形成温度を達成するために必要なエネル
ギーの少なくとも一部として利用するのが好まし
い。 従つて、本発明は、3−アミノ−1−ヒドロキ
シ−プロパン−1,1−ジホスホン酸をその部分
的中和に適当な塩基性ナトリウム塩と反応させる
ことによつて結晶水を含む新規形態Eの形で3−
アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジ
ホスホン酸ジナトリウムを製造する方法に関す
る。該方法は、3−アミノ−1−ヒドロキシ−プ
ロパン−1,1−ジホスホン酸を含水懸濁液及
び/又は溶液中で必要量の水酸化ナトリウム水溶
液と反応させ、生成した3−アミノ−1−ヒドロ
キシ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリ
ウムを少なくとも飽和した含水溶液から結晶水を
含む新規結晶形態の形で結晶させ、生成物を単離
し、常温又は温度を僅かに高めて乾燥することを
特徴とする。 この場合、中和が約35℃〜約85℃、好ましくは
約35℃〜約55℃又は約50℃〜85℃の温度範囲で行
われ、結晶形成が最低約50℃、例えば約50℃〜約
75℃、好ましくは約50℃〜約55℃又は約55℃〜約
70℃で行われ、結晶成長が主として約50℃〜約0
℃の温度範囲で行われるように、反応条件を選択
するのが有利である。 少なくとも飽和した含水溶液から結晶水を含む
新規結晶形態で3−アミノ−1−ヒドロキシ−プ
ロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウムを結
晶させる工程と、このような溶液をその場で製造
する工程を組み合わせるこの方法の好ましい実施
態様では、例えば水約18〜23容量部、例えば約20
容量部中に懸濁した3−アミノ−1−ヒドロキシ
−プロパン−1,1−ジホスホン酸10重量部を約
65℃〜約85℃で中和し、3−アミノ−1−ヒドロ
キシ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリ
ウムの形成に必要な量の約27.5〜約32.5%の水酸
化ナトリウム水溶液、例えば約8.5〜8.7容量部、
即ち約8.6容量部(約11.4重量部)の約30%の水
酸化ナトリウム水溶液を加え、生成した溶液を必
要に応じて過し、フイルターを水約1.2〜1.6容
量部、例えば約1.4容量部で洗浄し、少なくとも
飽和するまで、例えば約70℃〜約55℃に冷却し、
接種し、徐々に、例えば約2時間以内に約20℃〜
約25℃に冷却し、約7〜12、例えば約10容量部の
エタノールを添加し、徐々に例えば1時間以内に
更に約0℃〜約5℃に冷却し、この温度で若干の
時間、例えば約1〜15時間攪拌し、吸引過する
か又は遠心分離し、約40〜60%、例えば約50%の
水性エタノールの合計7.5〜12.5容量部、例えば
約10容量部を少しずつ用いて洗浄し、僅かに高め
た温度、例えば約30℃〜約60℃、好ましくは約35
℃〜40℃で、好ましくは減圧下に恒量になるまで
乾燥する。 他の好ましい実施態様では、例えば3−アミノ
−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホ
ン酸10重量部を水約25〜約35容量部、例えば約
32.5容量部中に懸濁し、約35℃に加温し、次いで
3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1
−ジホスホン酸ジナトリウムの形成に必要な量の
約27.5〜32%の水酸化ナトリウム水溶液、例えば
約8.5〜8.7、即ち約8.6容量部(約11.4重量部)の
約30%の水酸化ナトリウム水溶液を、温度が約52
〜58℃、例えば約54℃に上昇するような速度で添
加し、ほぼこの温度で結晶化を起こし、攪拌しな
がら徐々に室温に冷却し、吸引過し、約50〜75
%、例えば約66%の水性メタノール合計約15〜25
容量部、例えば約18重量部を少しずつ用いて洗浄
し、前記のように乾燥する。 本発明による形態Eと比較して水分の少ない固
体形態の3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン
−1,1−ジホスホン酸ジナトリウムを水で処理
する操作は、常法で少なくとも結晶水を含む新規
形態の形成に必要な量の水を作用させることによ
つて行う。その際、水は液体又はガス状の状態で
存在することができる。 液体状態の水で処理する場合には、用いられる
水の最大量は3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロ
パン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウムの溶解
性によつて限定される。水の量は完全に溶解する
のに必要な限界値、即ち3−アミノ−1−ヒドロ
キシ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリ
ウムの飽和濃度の逆数から1だけ少ない数によつ
て与えられる値の何倍にも達してはならない。他
方、ほとんど無水の3−アミノ−1−ヒドロキシ
−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウム
から出発する場合には、少なくとも約32重量%の
水を必要とする。重量で約2〜3倍、例えば2.5
倍の水が最適であることが判つた。液体状態の水
での処理を実施するときの温度は、自体重要では
ない。しかし、温度と共に著しく増加する溶解度
による損失をできるだけ少なく保持するために、
常温又は、特に処理の終わり頃に温度を少し低下
して、例えば約15℃〜約30℃、特に約20℃〜約25
℃で、終わり頃には約0℃〜5℃で操作するのが
好ましい。 蒸気状態の水で処理する場合には、出発原料を
水蒸気含有雰囲気、例えば湿つた空気に曝す。変
態に必要な曝露時間は、空気の相対湿度が増加す
ると共に減少する。従つて、相対湿度は約90%を
あまり下回るべきでなく、結晶表面での水の可能
な凝縮を考慮して100%より若干少なくすべきで
ある。約20℃〜約25℃では、約95%〜約99%、例
えば約97%の相対湿度の湿つた空気が好適である
ことが判つた。 この変法の好ましい実施態様では、例えばほと
んど無水の3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパ
ン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウム又は他の
水分の少ない結晶形態、例えば形態Cに約20℃〜
25℃で相対湿度約90〜99%、例えば約95%〜約99
%の湿つた空気を少なくとも必要量の水、即ち、
少なくとも32.2重量%、例えば約32.2〜約37.5重
量%の水(出発水分を考慮して)を作用させ、次
いで、空気湿度を再び通常の環境値、即ち、約35
%〜約80%、例えば約40%〜約60%に低下させ
る。 出発原料として使用する水分の少ない固体形態
の3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸ジナトリウムの製造は、3−ア
ミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホ
スホン酸を水酸化ナトリウム又は炭酸ナトリウム
で部分的に中和し、形成した3−アミノ−1−ヒ
ドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナ
トリウムを少なくとも飽和された含水溶液から結
晶させ、これを前記のように単離し、適当に後処
理することによつて行う。後処理は、約100℃〜
約160℃、例えば約120℃〜150℃に加熱すること
による急速乾燥にある。 ほとんど無水の3−アミノ−1−ヒドロキシ−
プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウム
(形態A)は、例えば、約25〜37.5容量部、例え
ば約32容量部の水中の3−アミノ−1−ヒドロキ
シ−プロパン−1,1−ジホスホン酸10重量部の
懸濁液に、3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパ
ン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウムの形成に
必要な量の約25〜45%水酸化ナトリウム水溶液、
例えば約8.4〜8.5、即ち8.5重量部の約40%の水酸
化ナトリウム水溶液を、反応温度が約50℃〜55℃
に上昇するような速度で添加し、約45℃〜52℃で
結晶形成を起こし、徐々に室温に冷却し、吸引
過し、合計約10〜20容量部、例えば約16容量部の
約50〜75%、例えば約66%の水性メタノールを少
しずつ用いて洗浄し、減圧下に約120℃〜約150℃
で恒量になるまで乾燥する。 出発原料として使用しうる3−アミノ−1−ヒ
ドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナ
トリウムの結晶形態Cを製造するには、例えば約
70〜100、例えば約92重量部の水中の3−アミノ
−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホ
ン酸10重量部の懸濁液を約60℃に加熱し、3−ア
ミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホ
スホン酸ジナトリウムの形成に必要な量の約27.5
〜32.5%水酸化ナトリウム水溶液、例えば約8.5
〜8.7、即ち8.6容量部(約11.4重量部)の約30%
水酸化ナトリウム水溶液を添加し、約60℃に加熱
し、結晶化が開始するまで、約75℃で約50部の水
を蒸発させ、約10〜15容量部、例えば12.8容量部
のエタノールを添加し、次いで室温に冷却し、約
0℃〜約5℃で攪拌し、吸引過し、約20容量部
の約66%エタノールで洗浄し、減圧下に約120℃
でほぼ恒量になるまで乾燥する。 3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸ジナトリウムの結晶水を含む新
規結晶形態(形態E)は、前記のように好ましい
貯蔵安定性に基づいて、腸管内投与、例えば経口
並びに直腸内投与用の医薬製剤中の有効成分とし
て最も適当な固体形態の3−アミノ−1−ヒドロ
キシ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリ
ウムである。 従つて、本発明は、腸管内、好ましくは経口投
与用の医薬製剤の有効成分若しくは該製剤の製造
のための3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン
−1,1−ジホスホン酸ジナトリウムの結晶水を
含む新規結晶形態の用途、並びに3−アミノ−1
−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホン酸
ジナトリウムの結晶水を含む新規結晶形態(形態
E)を含む腸管内、好ましくは経口投与用の医薬
製剤に関する。 本発明による医薬製剤とは、特に、薬学的有効
成分を単独で又は医薬に使用しうる賦形剤と一緒
に含む、温血動物に経口投与、更に直腸内投与す
るための製剤である。有効成分の投与量は、温血
動物の種、年齢及び個々の状態並びに投与方法に
左右される。 通常、体重約75Kgの温血動物に経口投与する場
合、約0.2〜約200mg/Kg、特に約1〜約50mg/Kg
のおよその一日投与量を、好ましくは同量ずつ数
回分に分けて投与する。 新規医薬製剤は、例えば約10%〜約80%、好ま
しくは約20%〜約60%の有効成分を含み、腸管内
投与用の本発明による医薬製剤は、例えば糖衣
錠、錠剤、カプセル又は坐剤のような投与単位形
の製剤である。これらの製剤は、自体公知の方法
で、例えば常法で混合、造粒、糖衣掛け、溶解又
は凍結乾燥法で製造する。例えば、経口投与用医
薬製剤は、有効成分を固体賦形剤と混合し、得ら
れた混合物を場合により造粒し、混合物又は顆粒
を必要に応じて、適当な助剤を添加した後、錠剤
又は糖衣錠核に加工することによつて得られる。 適当な賦形剤は、特に充填剤、例えば糖類、例
えば乳糖、蔗糖、マンニツト若しくはソルビツ
ト、セルロース製剤及び/又は燐酸カルシウム、
例えば燐酸三カルシウム若しくは燐酸水素カルシ
ウム、更に、結合剤、例えばトウモロコシ澱粉、
小麦澱粉、米澱粉若しくはバレイシヨ澱粉を使用
した澱粉糊、ゼラチン、トラガント、メチルセロ
ース及び/又はポリビニルピロリドン及び/又は
必要に応じて、崩壊剤、例えば前記の澱粉、更に
カルボキシメチル澱粉、架橋化ポリビニルピロリ
ドン、寒天、アルギン酸又はその塩、例えばアル
ギン酸ナトリウムである。助剤は、特に流動性調
節剤及び滑沢剤、例えばシリカ、タルク、ステア
リン酸又はその塩、例えばステアリン酸マグネシ
ウム又はステアリン酸カルシウム、及び/又はポ
リエチレングリコールである。糖衣錠核に適当
な、場合により胃液抵抗性皮膜を設け、その際、
殊に場合によりアラビアゴム、タルク、ポリビニ
ルピロリドン、ポリエチレングリコール及び/又
は二酸化チタンを含む濃厚糖溶液、適当な有機溶
剤又は溶剤混合物中のラツカー溶液、又は胃液抵
抗性皮膜の製造には、適当なセルロース調製物、
例えばアセチルセルロースフタレート若しくはヒ
ドロキシプロピルメチルセルロースフタレートの
溶液を使用する。錠剤又は糖衣錠皮膜には、例え
ば、異なる有効成分投与量を確認又は表示するた
め染料又は顔料を添加することができる。 経口投与しうる医薬製剤は、更に、ゼラチン硬
質カプセル及びゼラチンと軟化剤、例えばグリセ
リン又はソルビツトから成る軟質閉鎖カプセルで
ある。硬質カプセルは、有効成分を顆粒の形で例
えば充填剤、例えば乳糖、結合剤、例えば澱粉及
び/又は滑剤、例えばタルク若しくはステアリン
酸マグネシウム及び場合により安定剤を添加混合
して成る。軟質カプセルにおいては、有効成分は
好ましくは適当な液体、例えば脂肪油、パラフイ
ン油又は液体ポリエチレングリコールに溶解又は
懸濁され、場合により安定剤を添加することがで
きる。 直腸投与に使用しうる医薬製剤としては、例え
ば有効成分と坐剤基剤との組合せから成る坐剤が
該当する。坐剤基剤としては、例えば天然若しく
は合成トリグリセリド、パラフイン系炭化水素、
ポリエチレングリコール又は高級アルカノールが
適当である。更に、有効成分と基剤との混合物を
含むゼラチン直腸カプセルを使用することもでき
る。基剤としては、例えばトリグリセリド、ポリ
エチレングリコール又はパラフイン系炭化水素が
該当する。 次に、実施例に基づいて本発明を詳述するが、
実施例は本発明の範囲を限定するものではなく、
温度は摂氏で、圧力はmbarで示す。 実施例 1 ほとんど無水の3−アミノ−1−ヒドロキシ−
プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウム
74.2gを75℃に加熱した水浴中で攪拌しながら脱
イオン水500ml中に溶かす。減圧下に、結晶化が
開始するまで(約375mlの水が溜出した後に行わ
れた)、徐々に濃縮し、攪拌しながら徐々に室温
まで冷却する。一夜放置した後、氷浴中で1時間
攪拌し、吸引過し、少量の氷冷水で洗浄し、室
温で約20mbarで恒量になるまで乾燥する。こう
して3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−
1,1−ジホスホン酸ジナトリウムを結晶水を含
む新規結晶形態(形態E)の形で得る。これは、
そのX線粉末回折図〔ギニール−ド−ウオルフ
(Guinier−de−Wolff)によるカメラ、放射線
源:銅−Kα〕の下記の格子間隔(d−値)及び
相対的線強度(強度)によつて特性決定される:
【表】
【表】
出発原料は、例えば下記のようにして製造する
ことができる: 3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸77.1gを脱イオン水250ml中に
懸濁し、激しく攪拌しながら40%水酸化ナトリウ
ム水溶液65.6gを加える。その流入速度を、反応
混合物の温度が中和の間に約50℃に上昇するよう
に調節する。52℃に加温し、接種し、室温まで
徐々に冷却し、一夜放置し、得られた塩ケーキを
吸引過し、約66%のメタノール120mlで洗浄し、
150℃で10〜20mbarで恒量になるまで乾燥する。
3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1
−ジホスホン酸ジナトリウムがほとんど無水の結
晶形態(形態A)で得られる。これは、そのX線
粉末回折図〔ギニール−ド−ウオルフ(Guinier
−de−Wolff)によるカメラ、放射線源:銅−
Kα〕の下記の格子間隔(d−値)及び相対的線
強度(強度)によつて特性決定される:
ことができる: 3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸77.1gを脱イオン水250ml中に
懸濁し、激しく攪拌しながら40%水酸化ナトリウ
ム水溶液65.6gを加える。その流入速度を、反応
混合物の温度が中和の間に約50℃に上昇するよう
に調節する。52℃に加温し、接種し、室温まで
徐々に冷却し、一夜放置し、得られた塩ケーキを
吸引過し、約66%のメタノール120mlで洗浄し、
150℃で10〜20mbarで恒量になるまで乾燥する。
3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1
−ジホスホン酸ジナトリウムがほとんど無水の結
晶形態(形態A)で得られる。これは、そのX線
粉末回折図〔ギニール−ド−ウオルフ(Guinier
−de−Wolff)によるカメラ、放射線源:銅−
Kα〕の下記の格子間隔(d−値)及び相対的線
強度(強度)によつて特性決定される:
【表】
【表】
実施例 2
ほとんど無水の3−アミノ−1−ヒドロキシ−
プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウム
40.0gを脱イオン水125ml中に懸濁させ、激しく
攪拌しながら完全に溶解するまで加温する。59.5
℃で生成した澄明な溶液をまず52℃に冷却し、結
晶化が開始した後、徐々に更に室温まで冷却す
る。室温で8時間更に攪拌し、吸引過し、メタ
ノール2容量部と水1容量部との混合物約60mlで
洗浄し、28〜31℃で約20mbarで恒量になるまで
乾燥する。3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパ
ン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウムが結晶水
を含む新規結晶形態(形態E)で得られ、その
IRスペクトルは実施例1により得られた生成物
と同一である。 実施例 3 3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸70.0Kgを攪拌しながら脱イオン
水140中に懸濁させる。65〜70℃に加温し、30
%水酸化ナトリウム水溶液59.9(79.5Kg)を、
反応混合物の温度が約85℃に上昇して澄明な溶液
が形成するような速度で流入させる。溶液のPH値
は7.2〜7.5であるべきである。必要に応じて少量
の30%水酸化ナトリウム水溶液又は3−アミノ−
1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホン
酸を添加することによつて微調整することができ
る。溶液を少量の珪藻土で多い、75〜80℃に予め
加熱したフイルターによつて、同温度に予め加熱
した容器中に澄明に過する。接種し、攪拌しな
がら2時間以内に20〜25℃に冷却し、更に2時間
以内に攪拌しながら96%エタノール70を流入さ
せ、次いで、1時間以内に0〜5℃に冷却し、少
なくとも1時間この温度で攪拌する。次いで、母
液を遠心分離し、エタノール25と脱イオン水45
との混合物を少しずつ用いて洗浄する。全体を
良く遠心分離し、真空棚中で35〜40℃で恒量にな
るまで(約24時間)乾燥する。3−アミノ−1−
ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジ
ナトリウムが結晶水を含む新規結晶形態(形態
E)で得られ、そのIRスペクトルは実施例1に
より得られた生成物と同一である。 実施例 4 3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸32.7gを脱イオン水106ml中に
懸濁する。35℃に加温し、激しく攪拌しながら30
%水酸化ナトリウム水溶液28mlを、反応混合物の
温度が54℃に上昇するような速度で滴加する。ま
ず、澄明な溶液が生じ、この溶液から直ちに結晶
化が開始する。更に攪拌しながら徐々に室温まで
冷却し、室温で8時間攪拌し、吸引過し、メタ
ノール2容量部と水1容量部との混合物で洗浄
し、30℃で約20mbarで恒量になるまで乾燥する。
3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1
−ジホスホン酸ジナトリウムが結晶水を含む新規
結晶形態(形態E)で得られ、そのIRスペクト
ルは実施例1により得られた生成物のそれと同一
である。 実施例 5 形態Cの比較的水分の少ない結晶形態の3−ア
ミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホ
スホン酸ジナトリウム40.0gを脱イオン水100ml
中に懸濁し、室温で一夜攪拌する。更に、数時間
母液中において氷浴中に放置し、吸引過し、少
量の氷水で洗浄し、減圧(約20mbar)下に室温
で恒量になるまで乾燥する。3−アミノ−1−ヒ
ドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナ
トリウムが結晶水を含む新規結晶形態(形態E)
で得られ、そのIRスペクトルは実施例1により
得られた生成物のそれと同一である。 3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸235gを脱イオン水2.17中に
懸濁し、攪拌しながら60℃に加温する。次いで、
PH値が7.5になるまで、30%水酸化ナトリウム水
溶液を添加する。それには、約200mlで必要であ
る。70℃に加温し、結晶化が開始するまで減圧下
に水約1.2を溜去し、攪拌しながらエタノール
300mlを添加する。次いで、攪拌しながら室温ま
で冷却し、氷浴中で1時間攪拌し、吸引過し、
66%エタノール400mlで洗浄し、減圧(約
20mbar)下に120℃で恒量になるまで乾燥する。
本発明による、結晶水を含む結晶形態(形態E)
と比べて水分の少ない3−アミノ−1−ヒドロキ
シ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウ
ムの結晶形態Cが得られる。これは、そのX線粉
末回折図〔ギニール−ド−ウオルフ(Guinier−
de−Wolff)によるカメラ、放射線源:銅−Kα〕
の下記の格子間隔(d−値)及び相対的線強度
(強度)によつて特性決定される:
プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウム
40.0gを脱イオン水125ml中に懸濁させ、激しく
攪拌しながら完全に溶解するまで加温する。59.5
℃で生成した澄明な溶液をまず52℃に冷却し、結
晶化が開始した後、徐々に更に室温まで冷却す
る。室温で8時間更に攪拌し、吸引過し、メタ
ノール2容量部と水1容量部との混合物約60mlで
洗浄し、28〜31℃で約20mbarで恒量になるまで
乾燥する。3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパ
ン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウムが結晶水
を含む新規結晶形態(形態E)で得られ、その
IRスペクトルは実施例1により得られた生成物
と同一である。 実施例 3 3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸70.0Kgを攪拌しながら脱イオン
水140中に懸濁させる。65〜70℃に加温し、30
%水酸化ナトリウム水溶液59.9(79.5Kg)を、
反応混合物の温度が約85℃に上昇して澄明な溶液
が形成するような速度で流入させる。溶液のPH値
は7.2〜7.5であるべきである。必要に応じて少量
の30%水酸化ナトリウム水溶液又は3−アミノ−
1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホン
酸を添加することによつて微調整することができ
る。溶液を少量の珪藻土で多い、75〜80℃に予め
加熱したフイルターによつて、同温度に予め加熱
した容器中に澄明に過する。接種し、攪拌しな
がら2時間以内に20〜25℃に冷却し、更に2時間
以内に攪拌しながら96%エタノール70を流入さ
せ、次いで、1時間以内に0〜5℃に冷却し、少
なくとも1時間この温度で攪拌する。次いで、母
液を遠心分離し、エタノール25と脱イオン水45
との混合物を少しずつ用いて洗浄する。全体を
良く遠心分離し、真空棚中で35〜40℃で恒量にな
るまで(約24時間)乾燥する。3−アミノ−1−
ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジ
ナトリウムが結晶水を含む新規結晶形態(形態
E)で得られ、そのIRスペクトルは実施例1に
より得られた生成物と同一である。 実施例 4 3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸32.7gを脱イオン水106ml中に
懸濁する。35℃に加温し、激しく攪拌しながら30
%水酸化ナトリウム水溶液28mlを、反応混合物の
温度が54℃に上昇するような速度で滴加する。ま
ず、澄明な溶液が生じ、この溶液から直ちに結晶
化が開始する。更に攪拌しながら徐々に室温まで
冷却し、室温で8時間攪拌し、吸引過し、メタ
ノール2容量部と水1容量部との混合物で洗浄
し、30℃で約20mbarで恒量になるまで乾燥する。
3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1
−ジホスホン酸ジナトリウムが結晶水を含む新規
結晶形態(形態E)で得られ、そのIRスペクト
ルは実施例1により得られた生成物のそれと同一
である。 実施例 5 形態Cの比較的水分の少ない結晶形態の3−ア
ミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホ
スホン酸ジナトリウム40.0gを脱イオン水100ml
中に懸濁し、室温で一夜攪拌する。更に、数時間
母液中において氷浴中に放置し、吸引過し、少
量の氷水で洗浄し、減圧(約20mbar)下に室温
で恒量になるまで乾燥する。3−アミノ−1−ヒ
ドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナ
トリウムが結晶水を含む新規結晶形態(形態E)
で得られ、そのIRスペクトルは実施例1により
得られた生成物のそれと同一である。 3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸235gを脱イオン水2.17中に
懸濁し、攪拌しながら60℃に加温する。次いで、
PH値が7.5になるまで、30%水酸化ナトリウム水
溶液を添加する。それには、約200mlで必要であ
る。70℃に加温し、結晶化が開始するまで減圧下
に水約1.2を溜去し、攪拌しながらエタノール
300mlを添加する。次いで、攪拌しながら室温ま
で冷却し、氷浴中で1時間攪拌し、吸引過し、
66%エタノール400mlで洗浄し、減圧(約
20mbar)下に120℃で恒量になるまで乾燥する。
本発明による、結晶水を含む結晶形態(形態E)
と比べて水分の少ない3−アミノ−1−ヒドロキ
シ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウ
ムの結晶形態Cが得られる。これは、そのX線粉
末回折図〔ギニール−ド−ウオルフ(Guinier−
de−Wolff)によるカメラ、放射線源:銅−Kα〕
の下記の格子間隔(d−値)及び相対的線強度
(強度)によつて特性決定される:
【表】
実施例 6
含水率約7.3重量%(約180℃に加熱して測定)
の粗製3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−
1,1−ジホスホン酸ジナトリウム10Kgを乾燥薄
板上に広げ、循環空気棚乾燥器中に入れ、残りの
薄板は水で満たされている。その後、物質の増加
分が約23〜26%になるまで、循環空気式の乾燥器
を最も弱い送風力で作動する。次いで水で満たさ
れた薄板を除去し、混合空気を用いて恒量になる
まで約35℃で乾燥する。3−アミノ−1−ヒドロ
キシ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリ
ウムが結晶水を含む新規結晶形態(形態E)で得
られ、そのIRスペクトルは実施例1により得ら
れた生成物のそれと同一である。 比較例 1 3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸2.35gを水100ml中に懸濁し、
攪拌しながら完全に中和されるまで(PH=7.4)
IN水酸化ナトリウム溶液(約20.0ml)を滴加す
る。60〜70℃で減圧下に蒸発乾涸し、減圧(約
20mbar)下に恒量になるまで乾燥する。3−ア
ミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホ
スホン酸ジナトリウムが無定形で、空気に触れて
潮解する生成物の形で得られ、この生成物はカー
ル・フイツシヤーによる滴定により約12.9重量%
の水を有する。 比較例 2 3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸50.0gを脱イオン水370ml中に
懸濁し、攪拌しながら50℃に加温する。次いで、
中和の間、反応混合物の温度が59℃に上昇するよ
うに、30%水酸化ナトリウム水溶液56.6gを添加
する。65℃に加温し、珪藻土上で熱時過し、75
℃に加温し、攪拌しながら減圧下に水300mlを溜
去する。約52℃に冷却し、接種し、攪拌しながら
徐々に室温まで冷却し、その際約45℃で結晶化が
開始する。結晶を母液中で一夜放置し、氷浴中で
1時間攪拌し、吸引過し、少量の氷水で洗浄
し、減圧下に室温で恒量になるまで乾燥する。3
−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−
ジホスホン酸ジナトリウムが本発明による、結晶
水を含む結晶形態(形態E)と比較して水分の少
ない、粒状結晶性の形態Bの結晶形で得られる。
これは、そのX線粉末回折図〔ギニール−ド−ウ
オルフ(Guinier−de−Wolff)によるカメラ、
放射線源:銅−Kα〕の下記の格子間隔(d−値)
及び相対的線強度(強度)によつて特性決定され
る:
の粗製3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−
1,1−ジホスホン酸ジナトリウム10Kgを乾燥薄
板上に広げ、循環空気棚乾燥器中に入れ、残りの
薄板は水で満たされている。その後、物質の増加
分が約23〜26%になるまで、循環空気式の乾燥器
を最も弱い送風力で作動する。次いで水で満たさ
れた薄板を除去し、混合空気を用いて恒量になる
まで約35℃で乾燥する。3−アミノ−1−ヒドロ
キシ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリ
ウムが結晶水を含む新規結晶形態(形態E)で得
られ、そのIRスペクトルは実施例1により得ら
れた生成物のそれと同一である。 比較例 1 3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸2.35gを水100ml中に懸濁し、
攪拌しながら完全に中和されるまで(PH=7.4)
IN水酸化ナトリウム溶液(約20.0ml)を滴加す
る。60〜70℃で減圧下に蒸発乾涸し、減圧(約
20mbar)下に恒量になるまで乾燥する。3−ア
ミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホ
スホン酸ジナトリウムが無定形で、空気に触れて
潮解する生成物の形で得られ、この生成物はカー
ル・フイツシヤーによる滴定により約12.9重量%
の水を有する。 比較例 2 3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸50.0gを脱イオン水370ml中に
懸濁し、攪拌しながら50℃に加温する。次いで、
中和の間、反応混合物の温度が59℃に上昇するよ
うに、30%水酸化ナトリウム水溶液56.6gを添加
する。65℃に加温し、珪藻土上で熱時過し、75
℃に加温し、攪拌しながら減圧下に水300mlを溜
去する。約52℃に冷却し、接種し、攪拌しながら
徐々に室温まで冷却し、その際約45℃で結晶化が
開始する。結晶を母液中で一夜放置し、氷浴中で
1時間攪拌し、吸引過し、少量の氷水で洗浄
し、減圧下に室温で恒量になるまで乾燥する。3
−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−
ジホスホン酸ジナトリウムが本発明による、結晶
水を含む結晶形態(形態E)と比較して水分の少
ない、粒状結晶性の形態Bの結晶形で得られる。
これは、そのX線粉末回折図〔ギニール−ド−ウ
オルフ(Guinier−de−Wolff)によるカメラ、
放射線源:銅−Kα〕の下記の格子間隔(d−値)
及び相対的線強度(強度)によつて特性決定され
る:
【表】
【表】
X線粉末回折図は、形態A,C及びEのそれと
は異なる。 比較例 3 粗製生成物を乾燥するため、減圧下に恒量にな
るまで120℃に加熱する以外は、比較例2により
操作する。3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパ
ン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウムがほとん
ど無水の結晶形(形態A)で得られる。生成物の
IR−スペクトルは、実施例1の出発原料と同一
である。 製剤例 1 有効成分として、結晶水を含む新規結晶形態の
3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1
−ジホスホン酸ジナトリウム(形態E)200mgを
含むゼラチンカプセルは、例えば下記のようにし
て製造することができる: 組成(カプセル1000個当たり) 有効成分 100g 乳糖粉末 100g 有効成分及び乳糖(微粉砕した)を相互に良く
混合する。得られた粉末を篩過し、0.20gずつゼ
ラチンカプセル中に充填する。 製剤例 2 結晶水を含む新規結晶形態の3−アミノ−1−
ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジ
ナトリウム(形態E)25mgを含む錠剤は、下記の
ようにして製造することができる: 成分(錠剤1000個当たり) 有効成分 25.0g 乳糖 100.7g 小麦澱粉 7.5g ポリエチレングリコール6000 5.0g タルク 5.0g ステアリン酸マグネシウム 1.8g 脱イオン水 適量 製 造 すべての固体成分をまずメツシユ幅0.6mmの篩
で篩過する。次いで、有効成分、乳糖、タルク、
ステアリン酸マグネシウム及び半量の澱粉を混合
する。澱粉の残りの半分を水40ml中に懸濁し、こ
の懸濁液を水100ml中のポリエチレングリコール
の沸騰溶液に添加し、混合物を必要に応じて水を
添加しながら造粒する。顆粒を一夜35℃で乾燥
し、メツシユ幅1.2mmの篩で篩過し、直径約6mm
で両面が凹面の錠剤に圧縮する。 製剤例 3 結晶水を含む新規結晶形態の3−アミノ−1−
ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジ
ナトリウム(形態E)100mgを含む錠剤は、下記
のようにして製造することができる: 成分(錠剤1000個当たり) 有効成分 100.0g 乳糖 50.7g 小麦澱粉 7.5g ポリエチレングリコール6000 5.0g タルク 5.0g ステアリン酸マグネシウム 1.8g 脱イオン水 適量 製 造 すべての固体成分をまずメツシユ幅0.6mmの篩
で篩過する。次いで、有効成分、乳糖、タルク、
ステアリン酸マグネシウム及び半量の澱粉を混合
する。澱粉の残りの半分を水40ml中に懸濁し、こ
の懸濁液を水100ml中のポリエチレングリコール
の沸騰溶液に添加し、混合物を必要に応じて水を
添加しながら造粒する。顆粒を一夜35℃で乾燥
し、メツシユ幅1.2mmの篩で篩過し、直径約6mm
で両面が凹面の錠剤に圧縮する。 製剤例 4 有効成分として結晶水を含む新規結晶形態の3
−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−
ジホスホン酸ジナトリウム(形態E)75mgを含む
錠剤は、下記のようにして製造することができ
る: 成分(錠剤1000個当たり) 有効成分 75.0g 乳糖 100.7g 小麦澱粉 7.5g ポリエチレングリコール6000 5.0g タルク 5.0g ステアリン酸マグネシウム 1.8g 脱イオン水 適量 製 造 すべての固体成分をまずメツシユ幅0.6mmの篩
で篩過する。次いで、有効成分、乳糖、タルク、
ステアリン酸マグネシウム及び半量の澱粉を混合
する。澱粉の残りの半分を水40ml中に懸濁し、こ
の懸濁液を水100ml中のポリエチレングリコール
の沸騰溶液に添加し、混合物を必要に応じて水を
添加しながら造粒する。顆粒を一夜35℃で乾燥
し、メツシユ幅1.2mmの篩で篩過し、直径約6mm
で両面が凹面の錠剤に圧縮する。
は異なる。 比較例 3 粗製生成物を乾燥するため、減圧下に恒量にな
るまで120℃に加熱する以外は、比較例2により
操作する。3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパ
ン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウムがほとん
ど無水の結晶形(形態A)で得られる。生成物の
IR−スペクトルは、実施例1の出発原料と同一
である。 製剤例 1 有効成分として、結晶水を含む新規結晶形態の
3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1
−ジホスホン酸ジナトリウム(形態E)200mgを
含むゼラチンカプセルは、例えば下記のようにし
て製造することができる: 組成(カプセル1000個当たり) 有効成分 100g 乳糖粉末 100g 有効成分及び乳糖(微粉砕した)を相互に良く
混合する。得られた粉末を篩過し、0.20gずつゼ
ラチンカプセル中に充填する。 製剤例 2 結晶水を含む新規結晶形態の3−アミノ−1−
ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジ
ナトリウム(形態E)25mgを含む錠剤は、下記の
ようにして製造することができる: 成分(錠剤1000個当たり) 有効成分 25.0g 乳糖 100.7g 小麦澱粉 7.5g ポリエチレングリコール6000 5.0g タルク 5.0g ステアリン酸マグネシウム 1.8g 脱イオン水 適量 製 造 すべての固体成分をまずメツシユ幅0.6mmの篩
で篩過する。次いで、有効成分、乳糖、タルク、
ステアリン酸マグネシウム及び半量の澱粉を混合
する。澱粉の残りの半分を水40ml中に懸濁し、こ
の懸濁液を水100ml中のポリエチレングリコール
の沸騰溶液に添加し、混合物を必要に応じて水を
添加しながら造粒する。顆粒を一夜35℃で乾燥
し、メツシユ幅1.2mmの篩で篩過し、直径約6mm
で両面が凹面の錠剤に圧縮する。 製剤例 3 結晶水を含む新規結晶形態の3−アミノ−1−
ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジ
ナトリウム(形態E)100mgを含む錠剤は、下記
のようにして製造することができる: 成分(錠剤1000個当たり) 有効成分 100.0g 乳糖 50.7g 小麦澱粉 7.5g ポリエチレングリコール6000 5.0g タルク 5.0g ステアリン酸マグネシウム 1.8g 脱イオン水 適量 製 造 すべての固体成分をまずメツシユ幅0.6mmの篩
で篩過する。次いで、有効成分、乳糖、タルク、
ステアリン酸マグネシウム及び半量の澱粉を混合
する。澱粉の残りの半分を水40ml中に懸濁し、こ
の懸濁液を水100ml中のポリエチレングリコール
の沸騰溶液に添加し、混合物を必要に応じて水を
添加しながら造粒する。顆粒を一夜35℃で乾燥
し、メツシユ幅1.2mmの篩で篩過し、直径約6mm
で両面が凹面の錠剤に圧縮する。 製剤例 4 有効成分として結晶水を含む新規結晶形態の3
−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−
ジホスホン酸ジナトリウム(形態E)75mgを含む
錠剤は、下記のようにして製造することができ
る: 成分(錠剤1000個当たり) 有効成分 75.0g 乳糖 100.7g 小麦澱粉 7.5g ポリエチレングリコール6000 5.0g タルク 5.0g ステアリン酸マグネシウム 1.8g 脱イオン水 適量 製 造 すべての固体成分をまずメツシユ幅0.6mmの篩
で篩過する。次いで、有効成分、乳糖、タルク、
ステアリン酸マグネシウム及び半量の澱粉を混合
する。澱粉の残りの半分を水40ml中に懸濁し、こ
の懸濁液を水100ml中のポリエチレングリコール
の沸騰溶液に添加し、混合物を必要に応じて水を
添加しながら造粒する。顆粒を一夜35℃で乾燥
し、メツシユ幅1.2mmの篩で篩過し、直径約6mm
で両面が凹面の錠剤に圧縮する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 約24.1から約24.5重量%の含水率で結晶水を
含む結晶形態の、一般式(): の3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸ジナトリウム。 2 少なくとも飽和水溶液から結晶させることに
よつて得られ、その際約50℃〜約80℃で結晶形成
を行い、約18℃〜約25℃又は約35℃〜約40℃で乾
燥を行う特許請求の範囲第1項記載の3−アミノ
−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホ
ン酸ジナトリウム。 3 24重量%より少ない含水率を有する固体形態
の3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,
1−ジホスホン酸ジナトリウムに、約20℃〜約25
℃で、相対湿度約95%〜約99%の湿つた空気を作
用させることによつて得られる特許請求の範囲第
1項記載の3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパ
ン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウム。 4 X線粉末回折図[ギニール−ドーウオルフ
(uinier−de−Wolff)によるカメラ、X線源:銅
−Kα]の格子間隔(d−値)及び相対的線強度
(強度)を有する特許請求の範囲第1項〜第3項
のいずれか1項記載の結晶水を含む結晶形態の3
−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−
ジホスホン酸ジナトリウム。 【表】 【表】 【表】 5 約24.1から約24.5重量%の含水率で結晶水を
含む結晶形態の3−アミノ−1−ヒドロキシ−プ
ロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウム及び
薬学的に許容しうる担体材料を含む、カルシウム
及び/又はリン酸代謝障害の治療剤。 6 3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−
1,1−ジホスホン酸ジナトリウムを含水溶液か
ら少なくとも50℃で結晶を形成させるか、又は24
重量%より少ない含水率を有する固体形態の3−
アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジ
ホスホン酸ジナトリウムを水で処理し、それぞれ
の場合に生成物を単離し、15℃から60℃で乾燥す
ることを特徴とする約24.1から約24.5重量%の含
水率で結晶水を含む結晶形態の3−アミノ−1−
ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジ
ナトリウムを製造する方法。 7 3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−
1,1−ジホスホン酸ジナトリウムの約10%〜約
55%水溶液を約70℃〜約80℃で、3−アミノ−1
−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホン酸
ジナトリウムの飽和濃度まで濃縮し、約0℃〜5
℃に徐々に冷却することによつて結晶させるか、
又は始めは約70℃から約80℃までの3−アミノ−
1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホン
酸ジナトリウムの約35%〜45%水溶液を結晶形成
が開始するまで55℃より低くない温度に冷却し、
約20℃〜約25℃に徐々に冷却し、約35〜45容量%
(水の総量に対して)エタノールを添加し、約0
℃〜約5℃に徐々に冷却することによつて結晶化
を行う特許請求の範囲第6項記載の方法。 8 乾燥を約18℃〜約25℃又は約35℃〜約40℃で
実施する特許請求範囲第6項又は第7項記載の方
法。 9 減圧下に乾燥する特許請求の範囲第6項〜第
8項のいずれか1項記載の方法。 10 約5〜20mbarで乾燥する特許請求の範囲
第9項記載の方法。 11 24重量%より少ない含水率を有する固体形
態の3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−
1,1−ジホスホン酸ジナトリウムに、約20℃〜
約25℃で、相対湿度約95%〜約99%の湿つた空気
を、少なくとも32.2重量%の重量増加が起こるま
で(最初の含水率を考慮して)作用させ、次いで
空気の湿度を徐々に約35%〜約80%に低下させる
特許請求の範囲第6項記載の方法。 12 24重量%より少ない含水率を有する固体形
態の3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−
1,1−ジホスホン酸ジナトリウムとして、ほと
んど無水の3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパ
ン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウム又は180
℃に加熱して測定したとき約5〜約10重量%の含
水率の3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−
1,1−ジホスホン酸ジナトリウムを使用する特
許請求の範囲第6項又は第11項記載の方法。 13 X線粉末回折図[ギニール−ドーウオルフ
(uinier−de−Wolff)によるカメラ、X線源:銅
−Kα]の格子間隔(d−値)及び相対的線強度
(強度)を有する、約24.1から約24.5重量%の含
水率で結晶水を含む結晶形態の3−アミノ−1−
ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジ
ナトリウムを製造するための特許請求の範囲第6
項〜第12項のいずれか1項記載の方法。 【表】 【表】 14 3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−
1,1−ジホスホン酸の含水懸濁液又は溶液中に
必要量の水酸化ナトリウム水溶液を反応させ、生
成した3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−
1,1−ジホスホン酸ジナトリウムを、少なくと
も飽和含水溶液から結晶水を含む新規結晶形態で
生成させ、生成物を単離し、15℃から60℃で乾燥
することを特徴とする約24.1から約24.5重量%
の含水率で結晶水を含む結晶形態の3−アミノ−
1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホン
酸ジナトリウムを製造する方法。 15 中和が約35℃〜約85℃、結晶化が約50℃〜
約0℃で行われるように反応条件を選択する特許
請求の範囲第14項記載の方法。 16 24重量%より少ない含水率を有する固体形
態の3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−
1,1−ジホスホン酸ジナトリウムを、少なくと
も新規結晶水含有結晶形態の形成に必要量の水
で、かつ最高でも3−アミノ−1−ヒドロキシ−
プロパン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウムの
飽和濃度の逆数から1だけ少ない値に相当する量
の水で処理する特許請求範囲第14項記載の方
法。 17 約2〜3倍の重量の水と攪拌する特許請求
範囲第16項記載の方法。 18 乾燥を約18℃〜約25℃又は約35℃〜約40℃
で実施する特許請求範囲第14項〜第17項のい
ずれか1項記載の方法。 19 水約18〜23容量部中の3−アミノ−1−ヒ
ドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホン酸10重
量部の懸濁液を、約65℃〜約85℃で、3−アミノ
−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホ
ン酸ジナトリウムの形成に必要な量、即ち約8.5
〜8.7容量部の約30%水酸化ナトリウム水溶液で
中和し、得られた溶液を約70℃〜約55℃に冷却
し、結晶形成が開始したら徐々に約20℃〜25℃に
冷却し、約7〜12容量部のエタノールを添加し、
徐々に約5℃〜0℃に再び冷却し、この温度で約
1〜15時間更に攪拌し、生成物を吸引濾過又は遠
心分離によつて単離し、合計約7.5〜12.5容量部
の約40〜60%水性エタノールを少しずつ用いて洗
浄するか、又は水約25〜37.5容量部中3−アミノ
−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホ
ン酸10重量部の懸濁液を、始めは約35℃で3−ア
ミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホ
スホン酸ジナトリウムの形成に必要な量、即ち約
8.5〜8.7容量部の約30%水酸化ナトリウム水溶液
で中和し、その際、その添加速度を、温度が約50
℃〜55℃に上昇するように調節し、結晶化が開始
したら徐々に約18℃〜約25℃に冷却し、生成物を
吸引濾過によつて単離し、合計約50〜75%の水性
エタノールを少しずつ用いて洗浄し、いずれの場
合にも約35℃〜約40℃で恒量になるまで乾燥する
特許請求の範囲第14項〜第18項のいずれか1
項記載の方法。 20 減圧下に乾燥する特許請求の範囲第14項
〜第19項のいずれか1項記載の方法。 21 約5〜20mbarで乾燥する特許請求の範囲
第20項記載の方法。 22 24重量%より少ない含水率を有する固体形
態の3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパン−
1,1−ジホスホン酸ジナトリウムとして、ほと
んど無水の3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパ
ン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウム、又は
180℃に加熱して測定したとき約5〜約10重量%
の含水率の3−アミノ−1−ヒドロキシ−プロパ
ン−1,1−ジホスホン酸ジナトリウムを使用す
る特許請求の範囲第16項又は17項記載の方
法。 23 X線粉末回折図[ギニール−ドーウオルフ
(uinier−de−Wolff)によるカメラ、X線源:銅
−Kα]の格子間隔(d−値)及び相対的線強度
(強度)を有する、約24.1から約24.5重量%の含
水率で結晶水を含む結晶形態の3−アミノ−1−
ヒドロキシ−プロパン−1,1−ジホスホン酸ジ
ナトリウムを製造するための特許請求の範囲第1
4項〜第18項のいずれか1項記載の方法。 【表】 【表】
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| CH376884 | 1984-08-06 | ||
| CH3768/84-0 | 1984-08-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6143196A JPS6143196A (ja) | 1986-03-01 |
| JPH058717B2 true JPH058717B2 (ja) | 1993-02-02 |
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ID=4263070
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60171301A Granted JPS6143196A (ja) | 1984-08-06 | 1985-08-05 | 新規結晶形態の3―アミノ―1―ヒドロキシ―プロパン―1,1―ジホスホン酸ジナトリウム、その製造方法並びにカルシウム及び/又はリン酸代謝障害治療剤 |
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|---|---|
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