JPH0587351B2 - - Google Patents

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JPH0587351B2
JPH0587351B2 JP12290389A JP12290389A JPH0587351B2 JP H0587351 B2 JPH0587351 B2 JP H0587351B2 JP 12290389 A JP12290389 A JP 12290389A JP 12290389 A JP12290389 A JP 12290389A JP H0587351 B2 JPH0587351 B2 JP H0587351B2
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JP
Japan
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pid
mold
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constant
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JP12290389A
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JPH02303664A (ja
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Tetsuaki Kurokawa
Masanao Murayama
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、連続鋳造プロセスにおける湯面レベ
ルを適切に制御するための湯面レベル制御装置に
関する。 〔従来の技術〕 鉄鋼、アルミ合金等の連続鋳造においては、溶
融金属よりなる湯を上下が開放されたモールドの
上方から注入し、モールド側面から冷却してその
表面から一部を固化せしめ、下方からロールでは
さんで引き出しながら冷却することによつて連続
的に鋳造が行われる。 この連続鋳造プロセスにおいて、モールド内の
湯面レベルの制御状態が鋳片の品質を左右する重
要な要因であることは良く知られており、特に湯
面の変動量と変動速度とを低く抑えることが肝要
である(例えば特公昭63−16218号公報参照)。 制御の方式は一般にPID演算による定値制御に
よつており、特に比例動作(P)および積分動作
(I)を主体とした制御が行なわれている。 〔発明が解決しようとする課題〕 製品の品質および歩留りへの要求は年々厳しく
なつてきており、最近では安定時において発生す
る細かい持続振動が問題とされる様になつてき
た。 また、しばしば湯面の急上昇が発生するが、こ
の原因はノズル部分に付着したアルミナが剥離し
て開口面積が拡がるために流入量が急上昇するこ
とによつて起こる現象とされている。従来の制御
装置は湯面レベルを目標とするレベルに偏差無く
一致させることに主眼を置いて設計されており、
前述した様にP動作およびI動作を主体とした制
御となつているので、外乱が入るたびに湯面の急
上昇、下降が起こり、湯面変動速度の観点からは
好ましい制御とは言えない。 したがつて本発明の目的は、安定時の持続振動
がなく、かつアルミナ剥離等を原因とする外乱に
対して、湯面の変動量および変動速度が最小であ
る湯面レベル制御装置を提案することにある。 〔課題を解決するための手段〕 第1図は本発明に係る湯面レベル制御装置の原
理構成を表わす図である。図において、本発明の
連続鋳造プロセスの湯面レベル制御装置は、連続
鋳造用モールド50内の湯面レベルを検知する湯
面レベル検知手段10と、該湯面レベルと目標レ
ベル16との偏差にPID定数に基いてPID演算を
行なつて演算結果を操作量として出力するPID演
算手段12と、該操作量に応じて該モールド50
内へ注入される湯の量を増減する注入量増減手段
14とを具備する連続鋳造プロセスの湯面レベル
制御装置において、該モールド50、該湯面レベ
ル検知手段10、該PID演算手段12、および該
注入量増減手段14を含んで構成される制御ルー
プ内の線形要素の特性値と任意に定められたPID
定数とから該線形要素の特性を表現する関数Lを
算出する関数L算出手段20と、該制御ループ内
の非線形要素の特性を記述関数で表現する関数N
を算出する関数N算出手段22と、該関数Lと該
関数Nとから条件NL+1=0を常に満足しない
PID定数の領域を見い出す領域決定手段24と、
該PID定数の領域内各値の組において、所定の外
乱を与えたときの湯面変化のシミユレーシヨン演
算を行ない、湯面変動速度および湯面変動幅の最
も小さいPID定数の組を見い出す定数決定手段2
6とを具備することを特徴とするものである。 〔作用〕 後に詳述する様に、本発明者等は、安定時の持
続振動は制御ループ内の非線形要素が原因である
と推定し、記述関数の手法を用いてこの現象を説
明できることを見い出した。 この手法によれば、非線形要素の特性は記述関
数Nで近似され、一方、他の線形要素の特性を関
数Lとすれば持続振動の条件は NL+1=0 (1) で与えられる。つまり、(1)式を満足する振動数と
振幅が持続振動の振動数と振幅となる。逆に言え
ば領域決定手段24の定めるPID定数の組の領域
は持続振動を起こさないPID定数の組の領域とな
る。定数決定手段26は、さらにその中から外乱
に対する湯面変動速度および湯面変動幅が最小と
なるPID定数の組を見い出すので、持続振動を起
こさず、かつ外乱に対する湯面変動速度と湯面変
動幅が最小となるPID定数が見い出される。 〔実施例〕 第2図は本発明が適用される装置の概略を表わ
す図である。 モールド500上方にはTDカー504に支持
されてタンデイツシユ502が設けられている。
タンデイツシユ502内の溶鋼はその底部に設け
られた浸漬ノズル508を経てモールド500へ
供給される。浸漬ノズル508上方の開口部50
6はストツパー140で塞がれる様になつてお
り、ストツパー140を上下することによつてモ
ールド500への流入量が増減される。ストツパ
ー140は接続部146を介してステツピングシ
リンダ142のピストン144に接続されてお
り、コントローラ120からの制御信号に基いて
ピストン144が上下することによりストツパー
140が上下し、流入量が調節される。モールド
500内の湯面の上方には電磁誘導を利用して湯
面を検知する湯面センサ100が設けられてお
り、検知された湯面レベルの信号はコントローラ
120へ入力される。コントローラ120は周知
のPIDコントローラである。計算機200は周知
のプロセス制御用コンピユータであり、最適な
PID値を計算してオンラインでコントローラ12
0へその値を供給するかまたは計算された結果が
オフラインでコントローラ120へ与えられる。 第3図は第2図の制御系をブロツク線図で表わ
したものである。ブロツク1200,1202,
1204内にはそれぞれコントローラ120の積
分動作、比例動作、微分動作の伝達関数が示され
ている。ブロツク1400内にはステツピングシ
リンダ142における時定数Tsの一次遅れの伝
達関数が示されており、ブロツク1402は接続
部146におけるヒステリシス性のガタを表わし
ている。ブロツク5000内のKはストツパー1
40の位置に対する流入量を表わす曲線の微係数
すなわち流量係数であり、ブロツク5002内は
モールド500の有効断面積をAとしたときのモ
ールド500の伝達関数である。ブロツク100
0内にはレベル計1000の伝達関数が示されて
いる。 したがつて、モールド500、湯面センサ10
0、コントローラ120、ステツピングシリンダ
142、ストツパー140を含んで構成される制
御ループ内の線形要素の一巡伝達関数L(s)は L(s)= Kp(1+1/TIs+TDs)・1/1+TSs・
K・1/As・1/1+TLs(2) で与えられる。したがつてこの式にs=jwを代
入して得られるwの関数L(w)が線形要素の周波数
特性を表わす複素関数となる。 記述関数法によれば、ブロツク1402で表わ
されるヒステリシスを有する摩擦負荷の場合の記
述関数は
【化】 となる(「自動制御」(丸善)伊藤正美著p205〜
209参照)。ただし、Xは入力信号の振幅であり、
2βはガタの幅である。 記述関数法におけるナイキスト線図の手法に従
つて、第2図に表わした装置についてこのL(w)と
−1/N(X)を複素平面上に表わすと第4図の
様になる。この2つの曲線の交点におけるwとX
の値がそれぞれ持続振動の周波数と振幅に相当す
る。次表はこの様な解析で得られた値と実際に観
測された持続振動の周期と振幅を表わしている。
〔発明の効果〕
以上述べてきたように本発明によれば、非線形
要素を原因とする持続振動の問題が解決され、か
つアルミナ剥離等を原因とする外乱に対して湯面
変動速度および変動幅を最小限にとどめることが
可能となり、製品の品質および歩留りが向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理構成を表わす図、第2図
は本発明の一実施例を表わす図、第3図は第2図
の制御系のブロツク線図、第4図は記述関数法に
よる解析を表わす図、第5図は持続振動を起こさ
ないPID定数の領域を表わす図、第6図は評価関
数Eを説明するための図。 図において、100……湯面センサ、140…
…ストツパー、142……ステツピングシリン
ダ、146……接続部、500……モールド、5
02……タンデイツシユ、508……浸漬ノズ
ル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 連続鋳造用モールド50内の湯面レベルを検
    知する湯面レベル検知手段10と、該湯面レベル
    と目標レベル16との偏差にPID定数に基いて
    PID演算を行なつて演算結果を操作量として出力
    するPID演算手段12と、該操作量に応じて該モ
    ールド50内へ注入される湯の量を増減する注入
    量増減手段14とを具備する連続鋳造プロセスの
    湯面レベル制御装置において、 該モールド50、該湯面レベル検知手段10、
    該PID演算手段12、および該注入量増減手段1
    4を含んで構成される制御ループ内の線形要素の
    特性値と任意に定められたPID定数とから該線形
    要素の特性を表現する関数Lを算出する関数L算
    出手段20と、 該制御ループ内の非線形要素の特性を記述関数
    で表現する関数Nを算出する関数N算出手段22
    と、 該関数Lと該関数Nとから条件NL+1=0を
    常に満足しないPID定数の領域を見い出す領域決
    定手段24と、 該PID定数の領域内各値の組において、所定の
    外乱を与えたときの湯面変化のシミユレーシヨン
    演算を行ない、湯面変動速度および湯面変動幅の
    最も小さいPID定数の組を見い出す定数決定手段
    26とを具備することを特徴とする連続鋳造プロ
    セスの湯面レベル制御装置。
JP12290389A 1989-05-18 1989-05-18 連続鋳造プロセスの湯面レベル制御装置 Granted JPH02303664A (ja)

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