JPH0587432B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0587432B2 JPH0587432B2 JP2076387A JP7638790A JPH0587432B2 JP H0587432 B2 JPH0587432 B2 JP H0587432B2 JP 2076387 A JP2076387 A JP 2076387A JP 7638790 A JP7638790 A JP 7638790A JP H0587432 B2 JPH0587432 B2 JP H0587432B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- frame member
- head pipe
- joint
- frame structure
- Prior art date
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- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は自動二輪車及び三輪車等を含む跨座型
車両用のフレーム構造に関する。
車両用のフレーム構造に関する。
背景技術
第4図に示すフレーム構造は例えば特開昭56−
17768号公報において開示されており、図示の如
く、フロントフオークを軸承するヘツドパイプ1
01に前端部にて結合した左右一対のメインパイ
プ102を有している。メインパイプ102は、
後輪103を軸支するスイングアーム104の前
端部を枢支するピボツト部105をその後端部に
具備しており、全長に亘つて一体的に形成されて
いる。
17768号公報において開示されており、図示の如
く、フロントフオークを軸承するヘツドパイプ1
01に前端部にて結合した左右一対のメインパイ
プ102を有している。メインパイプ102は、
後輪103を軸支するスイングアーム104の前
端部を枢支するピボツト部105をその後端部に
具備しており、全長に亘つて一体的に形成されて
いる。
上記のフレーム構造は、ヘツドパイプ101、
メインパイプ102及びステーなどの他の部材を
溶接により互いに接合することにより組み上げら
れるのであるが、溶接による残留応力の発生を完
全に防止することは難しく、車体の直進性に関与
するいわゆるキヤスター角や、フレーム剛性の要
素であるヘツドパイプ101の管中心とピボツト
部105との中心間距離等に歪による誤差を生じ
ることがある。この場合、フレーム構造の組立完
了後に特殊な装置を用いてフレーム構造全体とし
ての歪取り作業が必要となり、かかる歪取り作業
は長い時間と熟練を要することからフレーム製造
コストの増大を招来していた。
メインパイプ102及びステーなどの他の部材を
溶接により互いに接合することにより組み上げら
れるのであるが、溶接による残留応力の発生を完
全に防止することは難しく、車体の直進性に関与
するいわゆるキヤスター角や、フレーム剛性の要
素であるヘツドパイプ101の管中心とピボツト
部105との中心間距離等に歪による誤差を生じ
ることがある。この場合、フレーム構造の組立完
了後に特殊な装置を用いてフレーム構造全体とし
ての歪取り作業が必要となり、かかる歪取り作業
は長い時間と熟練を要することからフレーム製造
コストの増大を招来していた。
発明の概要
[発明の目的]
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであ
つて、その目的とするところはフレーム構造の精
度管理の容易化に寄与すると共に、軽量にして剛
性の大なるフレーム構造を提供することである。
つて、その目的とするところはフレーム構造の精
度管理の容易化に寄与すると共に、軽量にして剛
性の大なるフレーム構造を提供することである。
[発明の構成]
本発明による跨座型車両のフレーム構造は、フ
ロントフオークを回動自在に軸承するヘツドパイ
プの上方部に前端部を結合して後下方に向けて延
在する左右一対の第1フレーム部材と、 各々前記第1フレーム部材の後端部に同一断面
形状の突き合わせ溶接により結合して下方に向け
て延在し且つ後輪を軸支するスイングアームの前
端部を枢支するピボツト部を有する左右一対の第
2フレーム部材と、 前記突き合わせ溶接により結合した結合部近傍
で且つ前記第2フレーム部材上面に、前端部を突
き当て溶接により結合して後上方に向けて延在す
るシート支持フレームと、 前記突き合わせ溶接により結合した結合部近傍
の少なくとも前記第1フレーム部材と前記ヘツド
パイプの下方部とを連結する連結部材とを有する
ことを特徴としている。
ロントフオークを回動自在に軸承するヘツドパイ
プの上方部に前端部を結合して後下方に向けて延
在する左右一対の第1フレーム部材と、 各々前記第1フレーム部材の後端部に同一断面
形状の突き合わせ溶接により結合して下方に向け
て延在し且つ後輪を軸支するスイングアームの前
端部を枢支するピボツト部を有する左右一対の第
2フレーム部材と、 前記突き合わせ溶接により結合した結合部近傍
で且つ前記第2フレーム部材上面に、前端部を突
き当て溶接により結合して後上方に向けて延在す
るシート支持フレームと、 前記突き合わせ溶接により結合した結合部近傍
の少なくとも前記第1フレーム部材と前記ヘツド
パイプの下方部とを連結する連結部材とを有する
ことを特徴としている。
[発明の作用]
かかる構成のフレーム構造においては、第1フ
レーム部材と第2フレームの突き合わせ溶接部が
同一の断面形状となつていることから、溶接部に
おける歪みの方向性がなくなり、溶接後の局部的
な応力集中を抑制すべく作用する。
レーム部材と第2フレームの突き合わせ溶接部が
同一の断面形状となつていることから、溶接部に
おける歪みの方向性がなくなり、溶接後の局部的
な応力集中を抑制すべく作用する。
また、ヘツドパイプの下方部と上記突き合わせ
溶接による結合部近傍を連結する連結部材を設け
ることで結合部を車両後方へ押す力を作用させる
と共に、上記結合部近傍第2フレーム部材上面に
結合したシート支持フレームにより結合部を車両
前方へ押す力を作用させることで、結合部におい
て作用する車両前後方向の力を打ち消すことがで
き、これにより、結合部に発生する応力を低減
し、結合部の疲労破壊等を防止することができ
る。
溶接による結合部近傍を連結する連結部材を設け
ることで結合部を車両後方へ押す力を作用させる
と共に、上記結合部近傍第2フレーム部材上面に
結合したシート支持フレームにより結合部を車両
前方へ押す力を作用させることで、結合部におい
て作用する車両前後方向の力を打ち消すことがで
き、これにより、結合部に発生する応力を低減
し、結合部の疲労破壊等を防止することができ
る。
実施例
以下、本発明の実施例としてのフレーム構造を
含む自動二輪車につき添付図面を参照しつつ説明
する。
含む自動二輪車につき添付図面を参照しつつ説明
する。
第1図は本発明の実施例としてのアルミニウム
製ダブルクレードルタイプのフレーム構造34を
備えた自動二輪車を示している。また、第2図な
いし第3図bはフレーム構造34の詳細を示す。
製ダブルクレードルタイプのフレーム構造34を
備えた自動二輪車を示している。また、第2図な
いし第3図bはフレーム構造34の詳細を示す。
第1図に示すように、シート4及び燃料タンク
5が、車体中央下部に配設されたエンジン6と共
にフレーム構造34によつて支持されている。
5が、車体中央下部に配設されたエンジン6と共
にフレーム構造34によつて支持されている。
フレーム構造34の前方にはアルミニウム合金
または鋼から成るヘツドパイプ35が設けられて
おり、ステアリング機構9やフロントフオーク1
0を介してフロントホイール11と連結してい
る。また、フレーム構造34の後部は後述するス
イングアームを介してリアホイール12と連結し
ている。
または鋼から成るヘツドパイプ35が設けられて
おり、ステアリング機構9やフロントフオーク1
0を介してフロントホイール11と連結してい
る。また、フレーム構造34の後部は後述するス
イングアームを介してリアホイール12と連結し
ている。
本実施例においては、フロントフオーク10を
回動自在に軸承するヘツドパイプ35と、ヘツド
パイプ35の上部及び下部を夫々担持する左右一
対の第1フレーム部材としてのメインパイプ36
(第2図において寸法Mcにて示される部分)及び
サブメインパイプ37と、左右のメインパイプ3
6間に介装され且つサブメインパイプ37と共に
メインパイプ36にその両端部が溶着されたステ
ー38と、ヘツドパイプ35及びサブメインパイ
プ37間に設けられたステー39等がフレーム構
造全体を組み立てる前に予め第1のブロツクとし
て製作される。尚、メインパイプ36はフレーム
構造全体としての上部をなす。ステー38には左
右一対のエンジンハンガー36aが設けられてお
り、メインパイプ36はこのステー38を介して
エンジン(図示せず)を支持している。また、ヘ
ツドパイプ35の機械加工は該第1のブロツクの
組み立てが完了した時点でなされる。なお、第1
フレーム部材としてのメインパイプ36について
は、上記の如くその前端部にてヘツドパイプ35
に結合して後下方に向けて延在している。
回動自在に軸承するヘツドパイプ35と、ヘツド
パイプ35の上部及び下部を夫々担持する左右一
対の第1フレーム部材としてのメインパイプ36
(第2図において寸法Mcにて示される部分)及び
サブメインパイプ37と、左右のメインパイプ3
6間に介装され且つサブメインパイプ37と共に
メインパイプ36にその両端部が溶着されたステ
ー38と、ヘツドパイプ35及びサブメインパイ
プ37間に設けられたステー39等がフレーム構
造全体を組み立てる前に予め第1のブロツクとし
て製作される。尚、メインパイプ36はフレーム
構造全体としての上部をなす。ステー38には左
右一対のエンジンハンガー36aが設けられてお
り、メインパイプ36はこのステー38を介して
エンジン(図示せず)を支持している。また、ヘ
ツドパイプ35の機械加工は該第1のブロツクの
組み立てが完了した時点でなされる。なお、第1
フレーム部材としてのメインパイプ36について
は、上記の如くその前端部にてヘツドパイプ35
に結合して後下方に向けて延在している。
サブメインパイプ37の前端部近傍にその上端
部が溶着された左右一対のダウンチユーブA40
(第2図において寸法Dcにて示される部分)は斜
め下方に伸長している。ただし、このダウンチユ
ーブA40はステー39とは連結されていない。
また、該両ダウンチユーブAにもエンジンハンガ
ーが設けられている。左右のダウンチユーブA4
0は該両ダウンチユーブA間に介装されたクロス
ステー41(第3図bに図示)と共に第2のブロ
ツクとして予め製作されている。
部が溶着された左右一対のダウンチユーブA40
(第2図において寸法Dcにて示される部分)は斜
め下方に伸長している。ただし、このダウンチユ
ーブA40はステー39とは連結されていない。
また、該両ダウンチユーブAにもエンジンハンガ
ーが設けられている。左右のダウンチユーブA4
0は該両ダウンチユーブA間に介装されたクロス
ステー41(第3図bに図示)と共に第2のブロ
ツクとして予め製作されている。
左右のダウンチユーブA40の下端部と合わせ
部42において且つインナーパイプ43を介して
例えば突き合わせ溶接によつて固着された左右一
対のダウンチユーブB44(第2図において寸法
Ddにて示される部分)は、ダウンチユーブA4
0と共にフレーム構造全体としての下部をなすダ
ウンチユーブ全体を構成するものである(但し、
合わせ部42及びインナーパイプ43は左側のも
ののみが示されている)。尚、合わせ部42は上
記ダウンチユーブ全体を分割してダウンチユーブ
A40とダウンチユーブB44とに分けるもので
ある。
部42において且つインナーパイプ43を介して
例えば突き合わせ溶接によつて固着された左右一
対のダウンチユーブB44(第2図において寸法
Ddにて示される部分)は、ダウンチユーブA4
0と共にフレーム構造全体としての下部をなすダ
ウンチユーブ全体を構成するものである(但し、
合わせ部42及びインナーパイプ43は左側のも
ののみが示されている)。尚、合わせ部42は上
記ダウンチユーブ全体を分割してダウンチユーブ
A40とダウンチユーブB44とに分けるもので
ある。
また、ダウンチユーブA40及びB44は、合
わせ部42が設けられた部位において直線状に形
成されている。合わせ部42は両ダウンチユーブ
A40及びB44の伸長方向に対して傾斜してお
り、該合わせ部における溶接長が比較的大きくな
つている。また、インナーパイプ43は両ダウン
チユーブA40およびB44にプラグ溶接によつ
て結合されている。また、該インナーパイプのプ
ラグ溶接は合わせ部42の突合せ溶接に先立つて
なされる。左右のダウンチユーブB44の前面部
にはリアホイール12を軸支するスイングアーム
21の前端部を枢支する為のピボツト部44aが
形成されたガセツト44bが固着されている。ま
た、ダウンチユーブB44の後面部にはステツプ
ホルダ22を取り付けるためのステー45が固着
されている。
わせ部42が設けられた部位において直線状に形
成されている。合わせ部42は両ダウンチユーブ
A40及びB44の伸長方向に対して傾斜してお
り、該合わせ部における溶接長が比較的大きくな
つている。また、インナーパイプ43は両ダウン
チユーブA40およびB44にプラグ溶接によつ
て結合されている。また、該インナーパイプのプ
ラグ溶接は合わせ部42の突合せ溶接に先立つて
なされる。左右のダウンチユーブB44の前面部
にはリアホイール12を軸支するスイングアーム
21の前端部を枢支する為のピボツト部44aが
形成されたガセツト44bが固着されている。ま
た、ダウンチユーブB44の後面部にはステツプ
ホルダ22を取り付けるためのステー45が固着
されている。
左右のダウンチユーブB44は該両ダウンチユ
ーブB間に介装されたクロスメンバ46と共に第
3のブロツクとして予め製作されたものである。
ーブB間に介装されたクロスメンバ46と共に第
3のブロツクとして予め製作されたものである。
ダウンチユーブB44の上端部は合わせ部49
において第1フレーム部材としてのメインパイプ
36の後端部に突き合せ溶接によつて固着されて
いる。ステー38は該合わせ部周辺においてダウ
ンチユーブB44の上端部にも溶着されており、
このようにすることによつて合わせ部49におけ
るメインパイプ36とダウンチユーブB44との
連結状態が強化されている。尚、ステー38とダ
ウンチユーブB44との溶接は合わせ部49の突
合わせ溶接に先立つて行われる。
において第1フレーム部材としてのメインパイプ
36の後端部に突き合せ溶接によつて固着されて
いる。ステー38は該合わせ部周辺においてダウ
ンチユーブB44の上端部にも溶着されており、
このようにすることによつて合わせ部49におけ
るメインパイプ36とダウンチユーブB44との
連結状態が強化されている。尚、ステー38とダ
ウンチユーブB44との溶接は合わせ部49の突
合わせ溶接に先立つて行われる。
ところで、これまでの説明においてメインパイ
プ36につきこれを第1フレーム部材と称した
が、これに対して、上記のダウンチユーブB44
の上半部分(第2図において寸法DBにて示した
部分)と、ピボツト部44aを含むガセツト44
bとの結合体を、第2フレーム部材と総称する。
すなわち、この第2フレーム部材はスイングアー
ム21を枢支するピボツト部44aを有し、第1
フレーム部材であるメインパイプ36の後端にそ
の前端にて接合し、全体として下方に向けて伸長
しているのである。
プ36につきこれを第1フレーム部材と称した
が、これに対して、上記のダウンチユーブB44
の上半部分(第2図において寸法DBにて示した
部分)と、ピボツト部44aを含むガセツト44
bとの結合体を、第2フレーム部材と総称する。
すなわち、この第2フレーム部材はスイングアー
ム21を枢支するピボツト部44aを有し、第1
フレーム部材であるメインパイプ36の後端にそ
の前端にて接合し、全体として下方に向けて伸長
しているのである。
第3図bに示すように、左右のダウンチユーブ
A40は下方に向うにつれて互いに近設するが如
く屈曲して形成されており、上述した左右の第2
フレーム部材が夫々具備するピボツト部44a同
士の車両左右方向における距離は両ダウンチユー
ブA40の下端部間の幅と略等しく狭くなされて
いる。よつて、左右一対のピボツト部44a(図
には左側のもののみが示されている)の車両左右
方向における距離は、第1フレーム部材としての
左右一対のメインパイプ36各々に対してエンジ
ン支持部として固着された2つのエンジンハンガ
ー36a同士間の距離よりも小となつている。す
なわち、前述したステツプホルダ廻りの幅寸法
が、左右のメインパイプ36のエンジン支持部間
の距離よりも小さいのである。
A40は下方に向うにつれて互いに近設するが如
く屈曲して形成されており、上述した左右の第2
フレーム部材が夫々具備するピボツト部44a同
士の車両左右方向における距離は両ダウンチユー
ブA40の下端部間の幅と略等しく狭くなされて
いる。よつて、左右一対のピボツト部44a(図
には左側のもののみが示されている)の車両左右
方向における距離は、第1フレーム部材としての
左右一対のメインパイプ36各々に対してエンジ
ン支持部として固着された2つのエンジンハンガ
ー36a同士間の距離よりも小となつている。す
なわち、前述したステツプホルダ廻りの幅寸法
が、左右のメインパイプ36のエンジン支持部間
の距離よりも小さいのである。
上述の如く、車体下部に位置するステツプホル
ダ廻りの幅寸法をメインパイプ36のエンジン支
持部間の距離よりも小とした構成の故、車体のス
リム化が達成されて運転者の乗車姿勢の自由度が
増大して良好なる乗車フイーリングが得られると
共に、車体の取り廻し性の向上及びバンク角の増
大などの効果が奏されるのである。また、乗車フ
イーリングには関与せずにエンジン支持部として
作用する左右一対のメインパイプ36について
は、これ等の離間距離や断面寸法を増大すること
が出来る故、エンジン支持のための所望の剛性が
確保されるのである。
ダ廻りの幅寸法をメインパイプ36のエンジン支
持部間の距離よりも小とした構成の故、車体のス
リム化が達成されて運転者の乗車姿勢の自由度が
増大して良好なる乗車フイーリングが得られると
共に、車体の取り廻し性の向上及びバンク角の増
大などの効果が奏されるのである。また、乗車フ
イーリングには関与せずにエンジン支持部として
作用する左右一対のメインパイプ36について
は、これ等の離間距離や断面寸法を増大すること
が出来る故、エンジン支持のための所望の剛性が
確保されるのである。
なお、前述した如く、上記した左右一対の第2
フレーム部材の一部をなす両ダウンチユーブB4
4同士は、これらの間に介装されたクロスメンバ
46によつて互いに連結されている。かかる構成
により、両ダウンチユーブB44を含む第2フレ
ーム部材の剛性が増大し、ピボツト部44aに加
わるねじれ応力に対して有効なのである。また、
このクロスメンバ46を設けたことにより、上記
第1フレーム部材と第2フレーム部材との接合部
である合わせ部49についてもその剛性が大とな
つている。
フレーム部材の一部をなす両ダウンチユーブB4
4同士は、これらの間に介装されたクロスメンバ
46によつて互いに連結されている。かかる構成
により、両ダウンチユーブB44を含む第2フレ
ーム部材の剛性が増大し、ピボツト部44aに加
わるねじれ応力に対して有効なのである。また、
このクロスメンバ46を設けたことにより、上記
第1フレーム部材と第2フレーム部材との接合部
である合わせ部49についてもその剛性が大とな
つている。
一方、左右両ダウンチユーブB44の上端部に
はシート支持フレームとしてのシートレール50
の前端部が固着されており、該シートレールは斜
め後方に向けて伸長している。シートレール50
の略中間部とダウンチユーブB44との間にはシ
ート支持補助フレーム51及びサブリアステー5
2が設けられている。
はシート支持フレームとしてのシートレール50
の前端部が固着されており、該シートレールは斜
め後方に向けて伸長している。シートレール50
の略中間部とダウンチユーブB44との間にはシ
ート支持補助フレーム51及びサブリアステー5
2が設けられている。
第3図aに特に明らかなように、左右のシート
レール50及びシート支持補助フレーム51間に
はクロスメンバ53a及び53bが横架されてい
る。また、両シートレール50の各後端部間には
クロスパイプ54が横架されている。
レール50及びシート支持補助フレーム51間に
はクロスメンバ53a及び53bが横架されてい
る。また、両シートレール50の各後端部間には
クロスパイプ54が横架されている。
上記シートレール50、シート支持補助フレー
ム51及びサブリアステー52は、第4のブロツ
クとして予め組み立てられているものである。
ム51及びサブリアステー52は、第4のブロツ
クとして予め組み立てられているものである。
なお、上記したシート支持補助フレーム51及
びクロスメンバ53a,53bを設けたことによ
り、スイングアーム枢支用のピボツト部44aを
含む第2フレーム部材の一部をなすダウンチユー
ブB44とシート支持フレームとしてのシートレ
ール50との相互連結部の剛性が増大している。
また、これらシート支持補助フレーム51と、ク
ロスメンバ53a及び53bと、シートレール5
0とから成る結合体によつて、左右一対の第2フ
レーム部材自体の剛性が増大せしめられている。
びクロスメンバ53a,53bを設けたことによ
り、スイングアーム枢支用のピボツト部44aを
含む第2フレーム部材の一部をなすダウンチユー
ブB44とシート支持フレームとしてのシートレ
ール50との相互連結部の剛性が増大している。
また、これらシート支持補助フレーム51と、ク
ロスメンバ53a及び53bと、シートレール5
0とから成る結合体によつて、左右一対の第2フ
レーム部材自体の剛性が増大せしめられている。
フレーム構造34の全体を組み立てる場合は、
上記第1ないし第4のブロツクを順次溶着せし
め、最終的に合わせ部42及び49を溶着する。
このように、合わせ部42及び49をフレーム構
造組み立て作業の最終段階で溶接することによつ
て、フレーム構造を溶接で組み立てる際に生ずる
歪による製作誤差を吸収でき、特に図中θにて示
されるキヤスター角や、Lにて示されるフロント
フオーク回転中心とピボツト部44aとの中心間
距離が正確に寸法出しされるのである。
上記第1ないし第4のブロツクを順次溶着せし
め、最終的に合わせ部42及び49を溶着する。
このように、合わせ部42及び49をフレーム構
造組み立て作業の最終段階で溶接することによつ
て、フレーム構造を溶接で組み立てる際に生ずる
歪による製作誤差を吸収でき、特に図中θにて示
されるキヤスター角や、Lにて示されるフロント
フオーク回転中心とピボツト部44aとの中心間
距離が正確に寸法出しされるのである。
尚、合わせ部42及び49の溶着方法としては
各種の別実施例が考えられることは言うまでもな
い。
各種の別実施例が考えられることは言うまでもな
い。
上記したように、本発明によるフレーム構造に
おいては、フレーム構造を組み立てる前に上記合
わせ部その他にて分けられるいくつかのブロツク
部分に別けて製作する方式を採用しているため
に、フレーム構造の各部分を全て別個に製作して
管理する従来方式のものに比してフレーム構造の
精度管理や部品の在庫管理が簡素になつている。
おいては、フレーム構造を組み立てる前に上記合
わせ部その他にて分けられるいくつかのブロツク
部分に別けて製作する方式を採用しているため
に、フレーム構造の各部分を全て別個に製作して
管理する従来方式のものに比してフレーム構造の
精度管理や部品の在庫管理が簡素になつている。
また、ヘツドパイプの機械加工を上記ブロツク
部製作時に行い得るので、加工対象が比較的小さ
くて済み、機械加工が容易となつている。
部製作時に行い得るので、加工対象が比較的小さ
くて済み、機械加工が容易となつている。
発明の効果
以上詳述した如く、本発明による跨座型車両用
のフレーム構造においては,フロントフオークを
軸承するヘツドパイプとスイングアームを枢支す
るピボツト部とを連結するフレームを、フロント
フオークを回動自在に軸承するヘツドパイプの上
方部に前端部を結合して後下方に向けて延在する
左右一対の第1フレーム部材と、各々前記第1フ
レーム部材の後端部に同一断面形状の突き合わせ
溶接により結合して下方に向けて延在し且つ後輪
を軸支するスイングアームの前端部を枢支するピ
ボツト部を有する左右一対の第2フレーム部材と
により構成している。
のフレーム構造においては,フロントフオークを
軸承するヘツドパイプとスイングアームを枢支す
るピボツト部とを連結するフレームを、フロント
フオークを回動自在に軸承するヘツドパイプの上
方部に前端部を結合して後下方に向けて延在する
左右一対の第1フレーム部材と、各々前記第1フ
レーム部材の後端部に同一断面形状の突き合わせ
溶接により結合して下方に向けて延在し且つ後輪
を軸支するスイングアームの前端部を枢支するピ
ボツト部を有する左右一対の第2フレーム部材と
により構成している。
すなわち、第1フレーム部材と第2フレーム部
材の突き合わせ溶接部が同一の断面形状となつて
いることから、溶接部における歪みの方向性がな
くなり、溶接後の局部的な応力集中を抑制でき
る。従つて、かる結合部に引張り、圧縮あるいは
曲げ等の荷重が繰り返し加わつても、疲労限度の
向上により結合部の疲労破壊を防止できる。
材の突き合わせ溶接部が同一の断面形状となつて
いることから、溶接部における歪みの方向性がな
くなり、溶接後の局部的な応力集中を抑制でき
る。従つて、かる結合部に引張り、圧縮あるいは
曲げ等の荷重が繰り返し加わつても、疲労限度の
向上により結合部の疲労破壊を防止できる。
また、上記結合部の結合方式が第1フレーム部
材の外側面に第2フレーム部材を重ね合わせて溶
接したり、あるいは別部材を介して溶接結合する
というものではなく、直接両部材の端部を突き合
わせて溶接する方式であるため、車両の幅狭化及
びこれによるニーグリツプ特性の向上をも図るこ
とができる。
材の外側面に第2フレーム部材を重ね合わせて溶
接したり、あるいは別部材を介して溶接結合する
というものではなく、直接両部材の端部を突き合
わせて溶接する方式であるため、車両の幅狭化及
びこれによるニーグリツプ特性の向上をも図るこ
とができる。
また、上記第1フレーム部材と第2フレーム部
材の結合部を挟んで車両前後方向に延在するシー
ト支持フレームとヘツドパイプの下方部に連結さ
れる連結部材とを、共にかかる結合部の近傍に結
合したことにより、かかる結合部に加わる曲げ荷
重等に対する剛性のアツプが図れ、特に大荷重が
加わる車両制動時において、低剛性フレーム故に
発生する車体の振れ(ビビリ)等を防止できる。
材の結合部を挟んで車両前後方向に延在するシー
ト支持フレームとヘツドパイプの下方部に連結さ
れる連結部材とを、共にかかる結合部の近傍に結
合したことにより、かかる結合部に加わる曲げ荷
重等に対する剛性のアツプが図れ、特に大荷重が
加わる車両制動時において、低剛性フレーム故に
発生する車体の振れ(ビビリ)等を防止できる。
詳述すると、例えば高速走行中の車両を急ブレ
ーキ等により制動する場合、前輪を介してヘツド
パイプの下方向を車両後方へ曲げるような荷重
が、一方、搭乗者の慣性荷重等がシート支持部材
を介して上記結合部を車両前方へ押すように作用
し、第1フレーム部材と第2フレーム部材の結合
部は応力的に厳しい状況におかれる。
ーキ等により制動する場合、前輪を介してヘツド
パイプの下方向を車両後方へ曲げるような荷重
が、一方、搭乗者の慣性荷重等がシート支持部材
を介して上記結合部を車両前方へ押すように作用
し、第1フレーム部材と第2フレーム部材の結合
部は応力的に厳しい状況におかれる。
そこで、ヘツドパイプの下方部と上記結合部近
傍を連結する連結部材を設けることで結合部を車
両後方へ押す力を作用させると共に、上記結合部
近傍第2フレーム部材上面に結合したシート支持
フレームにより結合部を車両前方へ押す力を作用
させることで、結合部において作用する車両前後
方向の力を打ち消すことができ、以て結合部に発
生する応力を低減し、結合部の疲労破壊等を防止
することができる。
傍を連結する連結部材を設けることで結合部を車
両後方へ押す力を作用させると共に、上記結合部
近傍第2フレーム部材上面に結合したシート支持
フレームにより結合部を車両前方へ押す力を作用
させることで、結合部において作用する車両前後
方向の力を打ち消すことができ、以て結合部に発
生する応力を低減し、結合部の疲労破壊等を防止
することができる。
さらに、上記第1フレーム部材と第2フレーム
部材の結合部近傍に結合する、シート支持フレー
ムの前端部と連結部材の後端部を各々第2フレー
ム部材と第1フレーム部材に結合する構成にする
ことで、予め連結部材を結合した第1フレーム部
材(第1ブロツク)と、予めシート支持フレーム
を結合した第2フレーム部材とを結合するといつ
た手順を取ることができることから、予め第1フ
レーム部材と第2フレーム部材とを溶接結合した
後にかかる結合部近傍に別の溶接処理を施すが故
の結合部における熱の影響による歪みの発生等を
防止できる。
部材の結合部近傍に結合する、シート支持フレー
ムの前端部と連結部材の後端部を各々第2フレー
ム部材と第1フレーム部材に結合する構成にする
ことで、予め連結部材を結合した第1フレーム部
材(第1ブロツク)と、予めシート支持フレーム
を結合した第2フレーム部材とを結合するといつ
た手順を取ることができることから、予め第1フ
レーム部材と第2フレーム部材とを溶接結合した
後にかかる結合部近傍に別の溶接処理を施すが故
の結合部における熱の影響による歪みの発生等を
防止できる。
第1図は本発明の実施例としてのフレーム構造
を備えた自動二輪車の側面図、第2図、第3図a
及びbは第1図に示したフレーム構造の各々側面
図、平面図及び正面図、第4図は従来のフレーム
構造を含む自動二輪車の側面図である。 主要部分の符号の説明、4……シート、5……
燃料タンク、6……エンジン、34……フレーム
構造、35……ヘツドパイプ、36……メインパ
イプ、37……サブメインパイプ(連結部材)、
44……ダウンチユーブB、44a……ピボツト
部、46,53a,53b……クロスメンバ、5
0……シートレール、51……シート支持補助フ
レーム。
を備えた自動二輪車の側面図、第2図、第3図a
及びbは第1図に示したフレーム構造の各々側面
図、平面図及び正面図、第4図は従来のフレーム
構造を含む自動二輪車の側面図である。 主要部分の符号の説明、4……シート、5……
燃料タンク、6……エンジン、34……フレーム
構造、35……ヘツドパイプ、36……メインパ
イプ、37……サブメインパイプ(連結部材)、
44……ダウンチユーブB、44a……ピボツト
部、46,53a,53b……クロスメンバ、5
0……シートレール、51……シート支持補助フ
レーム。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 フロントフオークを回動自在に軸承するヘツ
ドパイプの上方部に前端部を結合して後下方に向
けて延在する左右一対の第1フレーム部材と、 各々前記第1フレーム部材の後端部に同一断面
形状の突き合わせ溶接により結合して下方に向け
て延在し且つ後輪を軸支するスイングアームの前
端部を枢支するピボツト部を有する左右一対の第
2フレーム部材と、 前記突き合わせ溶接により結合した結合部近傍
でかつ前記第2フレーム部材上面に、前端部を突
き当て溶接により結合して後上方に向けて延在す
るシート支持フレームと、 前記突き合わせ溶接により結合した結合部近傍
の少なくとも前記第1フレーム部材と前記ヘツド
パイプの下方部とを連結する連結部材とを有する
ことを特徴とする跨座型車両用のフレーム構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7638790A JPH02270689A (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | 跨座型車両用のフレーム構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7638790A JPH02270689A (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | 跨座型車両用のフレーム構造 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58020498A Division JPS59145675A (ja) | 1983-02-09 | 1983-02-09 | 跨座型車両用のフレーム構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02270689A JPH02270689A (ja) | 1990-11-05 |
| JPH0587432B2 true JPH0587432B2 (ja) | 1993-12-16 |
Family
ID=13603921
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7638790A Granted JPH02270689A (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | 跨座型車両用のフレーム構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02270689A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5908521B2 (ja) * | 2014-03-31 | 2016-04-26 | 本田技研工業株式会社 | 車体フレーム構造 |
| JP5908522B2 (ja) * | 2014-03-31 | 2016-04-26 | 本田技研工業株式会社 | 車体フレーム構造 |
| JP7303839B2 (ja) * | 2021-03-12 | 2023-07-05 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2505695A1 (de) * | 1974-09-30 | 1976-04-22 | Bowles Fluidics Corp | Vorrichtung zum verspruehen eines fluids, insbesondere fluidischer oszillator |
| JPS5816966A (ja) * | 1982-06-28 | 1983-01-31 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車の車体フレ−ム |
-
1990
- 1990-03-26 JP JP7638790A patent/JPH02270689A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02270689A (ja) | 1990-11-05 |
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