JPH0587545B2 - - Google Patents
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- JPH0587545B2 JPH0587545B2 JP61031431A JP3143186A JPH0587545B2 JP H0587545 B2 JPH0587545 B2 JP H0587545B2 JP 61031431 A JP61031431 A JP 61031431A JP 3143186 A JP3143186 A JP 3143186A JP H0587545 B2 JPH0587545 B2 JP H0587545B2
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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- A61Q17/00—Barrier preparations; Preparations brought into direct contact with the skin for affording protection against external influences, e.g. sunlight, X-rays or other harmful rays, corrosive materials, bacteria or insect stings
- A61Q17/04—Topical preparations for affording protection against sunlight or other radiation; Topical sun tanning preparations
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/02—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by special physical form
- A61K8/0241—Containing particulates characterized by their shape and/or structure
- A61K8/0254—Platelets; Flakes
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- A—HUMAN NECESSITIES
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- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/19—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing inorganic ingredients
- A61K8/29—Titanium; Compounds thereof
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K2800/00—Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
- A61K2800/40—Chemical, physico-chemical or functional or structural properties of particular ingredients
- A61K2800/41—Particular ingredients further characterized by their size
- A61K2800/412—Microsized, i.e. having sizes between 0.1 and 100 microns
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K2800/00—Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
- A61K2800/40—Chemical, physico-chemical or functional or structural properties of particular ingredients
- A61K2800/60—Particulates further characterized by their structure or composition
- A61K2800/61—Surface treated
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- Dermatology (AREA)
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- Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
Description
背景技術および課題
本発明は雲母(マイカ)の表面に微粒子二酸化
チタンを被覆してなる紫外線遮へい顔料に関す
る。 従来、日焼け止め化粧品には、紫外線遮へい物
質として、有機系の紫外線吸収剤や二酸化チタ
ン、酸化亜鉛などの無機粉体が使用されてきた
が、有機系の紫外線吸収剤は皮膚への安全性や使
用する系での安定性などに問題があり、また二酸
化チタンなどの無機粉体は隠蔽力が大きく、皮膚
に塗布した場合の着色力が強いため厚化粧の状態
になり、自然な仕上がりが得られず、しかも皮膚
への付着力が強いため、化粧品にした場合に好ま
しい感触が得られないという問題があつた。 そこで、一般に広く使用されている顔料用の二
酸化チタンに比べて、隠蔽力、着色力が小さく、
その比表面積の大きさから紫外線遮へい効果が優
れている平均粒径10〜50nmの微粒子二酸化チタ
ンが有機紫外線吸収剤に代えて最近多く使用され
るようになつてきたが、粒径があまりにも小さい
ために分散がやや困難であり、また通常の二酸化
チタンと同様に粒子の形状が一定ではなく、しか
も皮膚への付着性が強すぎるため、皮膚に塗布し
たときに滑らかな感触や伸びが充分とはいいがた
かつた。 そのため、嘱びや感触を向上させる目的で、マ
イカ、セリサイトなどの扁平状鉱物、ナイロン、
ポリスチレン、エポキシなどの樹脂球状体、二酸
化チタン、シリカ、アルミナなどの無機球状体な
どを併用する方法が採用されているが、これらの
粒径が微粒子二酸化チタンの粒径と極端に異なる
ことや、粒子の形状、比重などの差が原因で均一
な混合が非常にしにくいという問題があつた。 本発明の概要 本発明は、平均粒径0.5〜100μmの雲母の表面
に、雲母に対して20重量%以下の被覆量でかつ干
渉による真珠光沢感、光輝感および隠蔽力が実質
上発現しない被覆厚みにおいて微粒子二酸化チタ
ンを被覆してなる紫外線遮へい顔料に関する。 詳細な説明 雲母に二酸化チタンを被覆した、真珠光沢を有
する雲母チタンがメイクアツプ化粧品などによく
使用されているが、それらは光輝感を出すのが目
的で、基材となる雲母の粒径、比表面積に合わせ
てシルバー色およびその他の干渉色が発現するよ
うに二酸化チタン被覆層の厚みを調整している。 したがつて、それらを透明感が要求されれる日
焼け止めフアンデーシヨンに使用すると、光輝感
が出て、かえつて不都合である。本発明の紫外線
遮へい顔料は、そのため、微粒子二酸化チタンの
被覆量を干渉色による真珠光沢感や光輝感が実質
上発現しない被覆量としたのが特徴である。 すなわち、微粒子二酸化チタンの被覆量を増す
と、真珠光沢感や光輝感が発現し、また、隠蔽力
も発現するようになるので、皮膚に対する隠蔽力
が必要とされる化粧品には、微粒子二酸化チタン
の被覆量が多いほど適しているが、日焼け止めフ
アンデーシヨンように透明感が要求されるような
化粧品には、隠蔽力がなく、真珠光沢感や光輝感
が実質上発現していない、微粒子二酸化チタンの
被覆量が少ないものが好ましい。 干渉による真珠光沢感や光輝感、隠蔽力などが
実質上発現しない微粒子二酸化チタンの被覆量
は、基材の雲母の種類や粒径などによつても多少
異なるが、一般に雲母に対して20重量%以下であ
る。そして、紫外線遮へい効果を発現するために
は、微粒子二酸化チタンの被覆量は、雲母に対し
て5重量%以上にするにが適している。 雲母表面に二酸化チタンを薄く被覆した紫外線
遮へい顔料の場合、それ自体は雲母特有の光輝感
が若干あるが、これらを流動パラフインなどに練
り込んだ場合、雲母の屈折率が約1.5で、媒体と
して用いる流動パラフインなどの屈折率と近いの
で透明性があり、また雲母の表面を被覆している
微粒子二酸化チタンは粒径が可視光の波長に対し
て充分に小さいので、可視光を透過し、透明感の
あるものに仕上がる。 したがつて、本発明の紫外線遮へい顔料は、従
来から存在する雲母の屈折率の高い二酸化チタン
の層を形成し、界面での光の反射、干渉を利用し
た真珠光沢感を有する雲母チタンとはその機能が
まつたく異なるものである。 本発明の紫外線遮へい顔料は、光輝感が出ない
ので、日焼け止めフアンデーシヨンに主原料とし
て多量に配合しても光輝感が出ず、また基材の雲
母に基づき扁平状なので伸びや感触が優れ、それ
自身紫外線遮へい効果を有するので、通常紫外線
遮へい剤として使用されている微粒子二酸化チタ
ンなどの添加の必要がなく、また添加するとして
も少量ですみ、伸びや感触を損なわない。 微粒子二酸化チタンの欠点の一つとして、微粒
子であるがゆえに分散がやや困難であることがあ
げられるが、本発明の紫外線遮へい顔料は、基材
の雲母に基づき粒径が大きいので、分散が容易で
あるし、微粒子二酸化チタンが基材の雲母上に凝
集することなく、あらかじめ分散した状態で析出
しているので、分散効率に起因する紫外線遮へい
効果の向上も期待できる。 また、疎水性物質の紫外線遮へい顔料は、扁平
状なので化粧品に仕上げて皮膚に塗布した場合、
皮膚表面を板状物質が覆うように広がるので、微
粒子二酸化チタン粉末による場合に比べて、皮膚
を紫外線から守る効果が一層向上する。 さらに、本発明の紫外線遮へい顔料の表面を疎
水化処理したものは、皮膚への感触が向上し、日
焼け止めフアンデーシヨンなどのメイクアツプ化
粧品に使用される流動パラフイン、ラノリン、ス
テアリン酸、脂肪アルコールなどに対して優れた
分散性を示し、また、基材が雲母なので、流動性
がよく、疎水化処理を行う際に凝集しにくいの
で、微粒子二酸化チタンを疎水化処理する場合に
比べて、疎水化処理が非常に容易である。 本発明の紫外線遮へい顔料は、たとえば硫酸チ
タニル水溶液中に雲母の水懸濁液を添加し、熱加
水分解を行うことによつて得られる。 また、たとえば従来公知の硫酸チタニウムを用
いた方法(米国特許第3087828号明細書)や硫酸
チタンを数回に分けて熱加水分解することにより
二酸化チタンを多層コーテイングする方法(特開
昭60−11560号公報)などを用いることができる。
もちろん、四塩化チタンを出発原料に用い、加水
分解を行うことによつて微粒子二酸化チタンを雲
母の表面に被覆する方法も採用することができ
る。 基材の雲母としては、白雲母が不純物含有量が
少なく透明感があり表面平滑性も優れているので
適しているが、他の黒雲母やセリサイトなどの天
然雲母、フツ素四ケイ素雲母やテニオライトなど
の人工雲母も使用することができる。 本発明において、基材の雲母は平均粒径0.5〜
100μmのものを用いるが、これは雲母の平均粒径
が0.5μmより小さくなると化粧品に配合する際の
分散性が悪くなり、また雲母の平均粒径が100μm
より大きくなると化粧品の配合して皮膚に塗布し
たときにザラツキ感が生じて感触が悪くなるから
である。 本発明の紫外線遮へい顔料の製造の一例を述べ
ると、次の通りである。 まず、雲母の水懸濁液を撹拌しながらその中に
硫酸チタン水溶液を添加する。この場合、硫酸チ
タニル希薄水溶液中に雲母を添加してもよい。な
お、撹拌を続けながら加熱し、沸点に達した後、
この状態を少なくとも30分間以上保持する。ある
いは雲母の水懸濁液を撹拌しながら80℃以上に加
熱し、硫酸チタニル水溶液を添加し、その後、沸
点に達するまで加熱し、沸点に到達した後の状態
を30分間以上保持してもよい。沸点で30分間以上
硫酸チタニルの熱加水分解を行つた後、公知の方
法に従つて濾過、水洗し、乾燥する。必要があれ
ば焙焼する。 また、水洗濾過の前に水酸化ナトリウムなどの
適当なアルカリを用いて硫酸イオンの残留を防ぐ
目的で中和を行つてもよい。 より詳細に述べると、水−雲母−硫酸チタニル
の系において、これらが存在するそれぞれの好ま
しい濃度は次のとおりである。 硫酸チタニルの濃度は5〜25g/(TiO2換
算)が適当である。また硫酸チタニル中の全硫
酸/全TiO2(重量比)は1.5〜6.0のものである。
雲母の濃度は10〜300g/が好ましい。 濾過は公知の方法に従つて行い、その後、乾燥
する。得られた乾燥物はそのまま用いてもよい
し、必要によつては500〜900℃で30分〜5時間焙
焼する。 紫外線遮へい顔料の表面は親水性であるので、
表面を疎水化処理することにより、日焼け止めフ
アンデーシヨンなどのメイクアツプ化粧品に使用
される流動パラフイン、ラノリン、ステアリン
酸、脂肪アルコールどとなじみがよくなり、混合
時に優れた分散性を示し、できあがつた製品も伸
び、つきおよび肌ざわり感が向上する。 この目的に用いられる疎水性物質は、特に限定
がなく、公知のものであり、たとえばロウ、高級
脂肪酸、高級脂肪酸の多価金属塩、高級脂肪酸ト
リグリセリド、高級脂肪族アルコール、高級脂肪
族アルコール硫酸の多価金属塩やこれらの誘導体
などがある。 さらに、疎水性物質として、ペルフロロ高級脂
肪酸および高級脂肪アルコール、部分フツ素化高
級脂肪酸および高級脂肪アルコールなどの有機フ
ツ素化合物やポリシロキサン類、シラン類の有機
ケイ素化合物も使用することができる。特に有機
ケイ素化合物が好ましい。 以下、実施例を挙げて本発明をより詳細に説明
する。 実施例 1 (5%TiO2コート雲母の製造) 硫酸チタニル水溶液(全硫酸/全TiO2=1.7、
TiO2換算濃度=15g/)1の中に平均粒径
7μmの白雲母285gを添加し、撹拌しながら加熱
し、沸騰後さらに2時間この状態を維持した。生
成物を濾過し、水洗後、ケーキを分離し、110℃
で乾燥後、さらに800℃で2時間焙焼して、白雲
母の表面に微粒子二酸化チタンを白雲母に対して
5重量%被覆してなる紫外線遮へい顔料(5%
TiO2コート雲母)を製造した。 実施例 2 (10%TiO2コート雲母の製造) 白雲母135g/を添加する以外は実施例1と
同様にして、白雲母の表面に微粒子二酸化チタン
を白雲母に対して10重量%被覆してなる紫外線遮
へい顔料(10%TiO2コート雲母)を製造した。 実施例 3 (20%TiO2コート雲母の製造) 白雲母60g/を添加する以外は実施例1と同
様にして、白雲母の表面に微粒子二酸化チタンを
白雲母に対して20重量%被覆してなる紫外線遮へ
い顔料(20%TiO2コート雲母)を製造した。 実施例 4 (疎水化処理) メチルハイドロジエンポリシロキサン(信越シ
リコーン社製、商品名シリコーンオイルKF−99)
1gをアセトンで20倍に希釈した。この希釈液を
実施例1で得た紫外線遮へい顔料100gをV型混
合機で混合している中へスプレーを用いて添加し
た。添加終了後、約2時間混合し続けた。これを
150℃で2時間加熱し、非常に流動性の優れたポ
リシロキサン処理紫外線遮へい顔料を得た。 実施例 5 (紫外線遮へい効果の測定−1) 実施例1〜3で得られた紫外線遮へい顔料の光
学的性質を調べるため、以下の配合でニトロセル
ロース塗料を調製した。 (塗料化条件) ニトロセルロース 32.0g (固形分20.8重量%) 試 料 2.0g アルミナビーズ 50g 顔料固形分重量/樹脂固形分重量=0.3 上記配合でマヨネーズびんに入れ、20分間ペイ
ントコンデイシヨナーで分散した。 比較のため、基材の雲母、微粒子二酸化チタン
(帝国化工社製、商品名MT−500B)および顔料
用アナターゼ型二酸化チタン(帝国化工社製)を
同量配合した試料を作製した。 (塗布条件) 隠蔽力試験紙に3ミル、セロフアン紙に1.5ミ
ルのアプリケーターで塗布した。 上記方法で製した隠蔽力試験紙の塗膜より色差
系でY値を測定し、表1に示した。 また、セロフアン紙の塗膜により、積分球付き
の分光光度計で光透過率を測定し、第1図に示し
た。 なお、表1では、実施例1の紫外線遮へい顔料
を「5%TiO2コート雲母」、実施例2の紫外線遮
へい顔料を「10%TiO2コート雲母」、実施例3の
紫外線遮へい顔料を「20%TiO2コート雲母」で
示す。また、第1図では、微粒子二酸化チタンの
被、覆量を「TiO2コート量」という表現で示す。
チタンを被覆してなる紫外線遮へい顔料に関す
る。 従来、日焼け止め化粧品には、紫外線遮へい物
質として、有機系の紫外線吸収剤や二酸化チタ
ン、酸化亜鉛などの無機粉体が使用されてきた
が、有機系の紫外線吸収剤は皮膚への安全性や使
用する系での安定性などに問題があり、また二酸
化チタンなどの無機粉体は隠蔽力が大きく、皮膚
に塗布した場合の着色力が強いため厚化粧の状態
になり、自然な仕上がりが得られず、しかも皮膚
への付着力が強いため、化粧品にした場合に好ま
しい感触が得られないという問題があつた。 そこで、一般に広く使用されている顔料用の二
酸化チタンに比べて、隠蔽力、着色力が小さく、
その比表面積の大きさから紫外線遮へい効果が優
れている平均粒径10〜50nmの微粒子二酸化チタ
ンが有機紫外線吸収剤に代えて最近多く使用され
るようになつてきたが、粒径があまりにも小さい
ために分散がやや困難であり、また通常の二酸化
チタンと同様に粒子の形状が一定ではなく、しか
も皮膚への付着性が強すぎるため、皮膚に塗布し
たときに滑らかな感触や伸びが充分とはいいがた
かつた。 そのため、嘱びや感触を向上させる目的で、マ
イカ、セリサイトなどの扁平状鉱物、ナイロン、
ポリスチレン、エポキシなどの樹脂球状体、二酸
化チタン、シリカ、アルミナなどの無機球状体な
どを併用する方法が採用されているが、これらの
粒径が微粒子二酸化チタンの粒径と極端に異なる
ことや、粒子の形状、比重などの差が原因で均一
な混合が非常にしにくいという問題があつた。 本発明の概要 本発明は、平均粒径0.5〜100μmの雲母の表面
に、雲母に対して20重量%以下の被覆量でかつ干
渉による真珠光沢感、光輝感および隠蔽力が実質
上発現しない被覆厚みにおいて微粒子二酸化チタ
ンを被覆してなる紫外線遮へい顔料に関する。 詳細な説明 雲母に二酸化チタンを被覆した、真珠光沢を有
する雲母チタンがメイクアツプ化粧品などによく
使用されているが、それらは光輝感を出すのが目
的で、基材となる雲母の粒径、比表面積に合わせ
てシルバー色およびその他の干渉色が発現するよ
うに二酸化チタン被覆層の厚みを調整している。 したがつて、それらを透明感が要求されれる日
焼け止めフアンデーシヨンに使用すると、光輝感
が出て、かえつて不都合である。本発明の紫外線
遮へい顔料は、そのため、微粒子二酸化チタンの
被覆量を干渉色による真珠光沢感や光輝感が実質
上発現しない被覆量としたのが特徴である。 すなわち、微粒子二酸化チタンの被覆量を増す
と、真珠光沢感や光輝感が発現し、また、隠蔽力
も発現するようになるので、皮膚に対する隠蔽力
が必要とされる化粧品には、微粒子二酸化チタン
の被覆量が多いほど適しているが、日焼け止めフ
アンデーシヨンように透明感が要求されるような
化粧品には、隠蔽力がなく、真珠光沢感や光輝感
が実質上発現していない、微粒子二酸化チタンの
被覆量が少ないものが好ましい。 干渉による真珠光沢感や光輝感、隠蔽力などが
実質上発現しない微粒子二酸化チタンの被覆量
は、基材の雲母の種類や粒径などによつても多少
異なるが、一般に雲母に対して20重量%以下であ
る。そして、紫外線遮へい効果を発現するために
は、微粒子二酸化チタンの被覆量は、雲母に対し
て5重量%以上にするにが適している。 雲母表面に二酸化チタンを薄く被覆した紫外線
遮へい顔料の場合、それ自体は雲母特有の光輝感
が若干あるが、これらを流動パラフインなどに練
り込んだ場合、雲母の屈折率が約1.5で、媒体と
して用いる流動パラフインなどの屈折率と近いの
で透明性があり、また雲母の表面を被覆している
微粒子二酸化チタンは粒径が可視光の波長に対し
て充分に小さいので、可視光を透過し、透明感の
あるものに仕上がる。 したがつて、本発明の紫外線遮へい顔料は、従
来から存在する雲母の屈折率の高い二酸化チタン
の層を形成し、界面での光の反射、干渉を利用し
た真珠光沢感を有する雲母チタンとはその機能が
まつたく異なるものである。 本発明の紫外線遮へい顔料は、光輝感が出ない
ので、日焼け止めフアンデーシヨンに主原料とし
て多量に配合しても光輝感が出ず、また基材の雲
母に基づき扁平状なので伸びや感触が優れ、それ
自身紫外線遮へい効果を有するので、通常紫外線
遮へい剤として使用されている微粒子二酸化チタ
ンなどの添加の必要がなく、また添加するとして
も少量ですみ、伸びや感触を損なわない。 微粒子二酸化チタンの欠点の一つとして、微粒
子であるがゆえに分散がやや困難であることがあ
げられるが、本発明の紫外線遮へい顔料は、基材
の雲母に基づき粒径が大きいので、分散が容易で
あるし、微粒子二酸化チタンが基材の雲母上に凝
集することなく、あらかじめ分散した状態で析出
しているので、分散効率に起因する紫外線遮へい
効果の向上も期待できる。 また、疎水性物質の紫外線遮へい顔料は、扁平
状なので化粧品に仕上げて皮膚に塗布した場合、
皮膚表面を板状物質が覆うように広がるので、微
粒子二酸化チタン粉末による場合に比べて、皮膚
を紫外線から守る効果が一層向上する。 さらに、本発明の紫外線遮へい顔料の表面を疎
水化処理したものは、皮膚への感触が向上し、日
焼け止めフアンデーシヨンなどのメイクアツプ化
粧品に使用される流動パラフイン、ラノリン、ス
テアリン酸、脂肪アルコールなどに対して優れた
分散性を示し、また、基材が雲母なので、流動性
がよく、疎水化処理を行う際に凝集しにくいの
で、微粒子二酸化チタンを疎水化処理する場合に
比べて、疎水化処理が非常に容易である。 本発明の紫外線遮へい顔料は、たとえば硫酸チ
タニル水溶液中に雲母の水懸濁液を添加し、熱加
水分解を行うことによつて得られる。 また、たとえば従来公知の硫酸チタニウムを用
いた方法(米国特許第3087828号明細書)や硫酸
チタンを数回に分けて熱加水分解することにより
二酸化チタンを多層コーテイングする方法(特開
昭60−11560号公報)などを用いることができる。
もちろん、四塩化チタンを出発原料に用い、加水
分解を行うことによつて微粒子二酸化チタンを雲
母の表面に被覆する方法も採用することができ
る。 基材の雲母としては、白雲母が不純物含有量が
少なく透明感があり表面平滑性も優れているので
適しているが、他の黒雲母やセリサイトなどの天
然雲母、フツ素四ケイ素雲母やテニオライトなど
の人工雲母も使用することができる。 本発明において、基材の雲母は平均粒径0.5〜
100μmのものを用いるが、これは雲母の平均粒径
が0.5μmより小さくなると化粧品に配合する際の
分散性が悪くなり、また雲母の平均粒径が100μm
より大きくなると化粧品の配合して皮膚に塗布し
たときにザラツキ感が生じて感触が悪くなるから
である。 本発明の紫外線遮へい顔料の製造の一例を述べ
ると、次の通りである。 まず、雲母の水懸濁液を撹拌しながらその中に
硫酸チタン水溶液を添加する。この場合、硫酸チ
タニル希薄水溶液中に雲母を添加してもよい。な
お、撹拌を続けながら加熱し、沸点に達した後、
この状態を少なくとも30分間以上保持する。ある
いは雲母の水懸濁液を撹拌しながら80℃以上に加
熱し、硫酸チタニル水溶液を添加し、その後、沸
点に達するまで加熱し、沸点に到達した後の状態
を30分間以上保持してもよい。沸点で30分間以上
硫酸チタニルの熱加水分解を行つた後、公知の方
法に従つて濾過、水洗し、乾燥する。必要があれ
ば焙焼する。 また、水洗濾過の前に水酸化ナトリウムなどの
適当なアルカリを用いて硫酸イオンの残留を防ぐ
目的で中和を行つてもよい。 より詳細に述べると、水−雲母−硫酸チタニル
の系において、これらが存在するそれぞれの好ま
しい濃度は次のとおりである。 硫酸チタニルの濃度は5〜25g/(TiO2換
算)が適当である。また硫酸チタニル中の全硫
酸/全TiO2(重量比)は1.5〜6.0のものである。
雲母の濃度は10〜300g/が好ましい。 濾過は公知の方法に従つて行い、その後、乾燥
する。得られた乾燥物はそのまま用いてもよい
し、必要によつては500〜900℃で30分〜5時間焙
焼する。 紫外線遮へい顔料の表面は親水性であるので、
表面を疎水化処理することにより、日焼け止めフ
アンデーシヨンなどのメイクアツプ化粧品に使用
される流動パラフイン、ラノリン、ステアリン
酸、脂肪アルコールどとなじみがよくなり、混合
時に優れた分散性を示し、できあがつた製品も伸
び、つきおよび肌ざわり感が向上する。 この目的に用いられる疎水性物質は、特に限定
がなく、公知のものであり、たとえばロウ、高級
脂肪酸、高級脂肪酸の多価金属塩、高級脂肪酸ト
リグリセリド、高級脂肪族アルコール、高級脂肪
族アルコール硫酸の多価金属塩やこれらの誘導体
などがある。 さらに、疎水性物質として、ペルフロロ高級脂
肪酸および高級脂肪アルコール、部分フツ素化高
級脂肪酸および高級脂肪アルコールなどの有機フ
ツ素化合物やポリシロキサン類、シラン類の有機
ケイ素化合物も使用することができる。特に有機
ケイ素化合物が好ましい。 以下、実施例を挙げて本発明をより詳細に説明
する。 実施例 1 (5%TiO2コート雲母の製造) 硫酸チタニル水溶液(全硫酸/全TiO2=1.7、
TiO2換算濃度=15g/)1の中に平均粒径
7μmの白雲母285gを添加し、撹拌しながら加熱
し、沸騰後さらに2時間この状態を維持した。生
成物を濾過し、水洗後、ケーキを分離し、110℃
で乾燥後、さらに800℃で2時間焙焼して、白雲
母の表面に微粒子二酸化チタンを白雲母に対して
5重量%被覆してなる紫外線遮へい顔料(5%
TiO2コート雲母)を製造した。 実施例 2 (10%TiO2コート雲母の製造) 白雲母135g/を添加する以外は実施例1と
同様にして、白雲母の表面に微粒子二酸化チタン
を白雲母に対して10重量%被覆してなる紫外線遮
へい顔料(10%TiO2コート雲母)を製造した。 実施例 3 (20%TiO2コート雲母の製造) 白雲母60g/を添加する以外は実施例1と同
様にして、白雲母の表面に微粒子二酸化チタンを
白雲母に対して20重量%被覆してなる紫外線遮へ
い顔料(20%TiO2コート雲母)を製造した。 実施例 4 (疎水化処理) メチルハイドロジエンポリシロキサン(信越シ
リコーン社製、商品名シリコーンオイルKF−99)
1gをアセトンで20倍に希釈した。この希釈液を
実施例1で得た紫外線遮へい顔料100gをV型混
合機で混合している中へスプレーを用いて添加し
た。添加終了後、約2時間混合し続けた。これを
150℃で2時間加熱し、非常に流動性の優れたポ
リシロキサン処理紫外線遮へい顔料を得た。 実施例 5 (紫外線遮へい効果の測定−1) 実施例1〜3で得られた紫外線遮へい顔料の光
学的性質を調べるため、以下の配合でニトロセル
ロース塗料を調製した。 (塗料化条件) ニトロセルロース 32.0g (固形分20.8重量%) 試 料 2.0g アルミナビーズ 50g 顔料固形分重量/樹脂固形分重量=0.3 上記配合でマヨネーズびんに入れ、20分間ペイ
ントコンデイシヨナーで分散した。 比較のため、基材の雲母、微粒子二酸化チタン
(帝国化工社製、商品名MT−500B)および顔料
用アナターゼ型二酸化チタン(帝国化工社製)を
同量配合した試料を作製した。 (塗布条件) 隠蔽力試験紙に3ミル、セロフアン紙に1.5ミ
ルのアプリケーターで塗布した。 上記方法で製した隠蔽力試験紙の塗膜より色差
系でY値を測定し、表1に示した。 また、セロフアン紙の塗膜により、積分球付き
の分光光度計で光透過率を測定し、第1図に示し
た。 なお、表1では、実施例1の紫外線遮へい顔料
を「5%TiO2コート雲母」、実施例2の紫外線遮
へい顔料を「10%TiO2コート雲母」、実施例3の
紫外線遮へい顔料を「20%TiO2コート雲母」で
示す。また、第1図では、微粒子二酸化チタンの
被、覆量を「TiO2コート量」という表現で示す。
【表】
【表】
表1におけるY/Y(%)は、(黒板上のY値/
白板上のY値)×100を示してており、隠蔽力を示
す指標となるものである。 表1から明らかなように、微粒子二酸化チタン
の被覆量(つまり、TiO2コート量)の増加に伴
つてY/Y(%)値が増加し、被覆量が20重量%
で微粒子二酸化チタンのY/Y(%)値とほぼ等
しくなるが、微粒子二酸化チタンは粒径が小さく
可視光を透過させるため隠蔽力を有しないので、
実施例1〜3で得られた紫外線遮へい顔料が実質
的に隠蔽力を発現しないものであることがわか
る。 また、第1図から明らかなように、微粒子二酸
化チタンの被覆量の増加に伴つて紫外領域(波長
390nm以下の部分)の透過率が小さくなつてい
て、本発明の実施例1〜3で得られた紫外線遮へ
い顔料が優れた紫外線遮へい効果を有することが
わかる。 実施例 6 (紫外線遮へい効果の測定−2) 実施例1で得られた紫外線遮へい顔料と、微粒
子二酸化チタン(MT−500B)および顔料用ア
ナターゼ型二酸化チタン(帝国化工社製)の二酸
化チタンの量を同一にして下記の配合〜を調
製し、実施例5と同様の方法で光透過率を測定し
た。その結果を第2図に示す。
白板上のY値)×100を示してており、隠蔽力を示
す指標となるものである。 表1から明らかなように、微粒子二酸化チタン
の被覆量(つまり、TiO2コート量)の増加に伴
つてY/Y(%)値が増加し、被覆量が20重量%
で微粒子二酸化チタンのY/Y(%)値とほぼ等
しくなるが、微粒子二酸化チタンは粒径が小さく
可視光を透過させるため隠蔽力を有しないので、
実施例1〜3で得られた紫外線遮へい顔料が実質
的に隠蔽力を発現しないものであることがわか
る。 また、第1図から明らかなように、微粒子二酸
化チタンの被覆量の増加に伴つて紫外領域(波長
390nm以下の部分)の透過率が小さくなつてい
て、本発明の実施例1〜3で得られた紫外線遮へ
い顔料が優れた紫外線遮へい効果を有することが
わかる。 実施例 6 (紫外線遮へい効果の測定−2) 実施例1で得られた紫外線遮へい顔料と、微粒
子二酸化チタン(MT−500B)および顔料用ア
ナターゼ型二酸化チタン(帝国化工社製)の二酸
化チタンの量を同一にして下記の配合〜を調
製し、実施例5と同様の方法で光透過率を測定し
た。その結果を第2図に示す。
【表】
線遮へい顔料
【表】
第2図において、1のワニスのみとは、ニトロ
セルロースのみの透過率を示し、2のアナターゼ
とは顔料用アナターゼ型二酸化チタンを配合した
配合の透過率を示し、3のMT−500Bとは微
粒子二酸化チタン(MT−500B)を配合した配
合の透過率を示し、4の5%コートマイカとは
実施例1の紫外線遮へい顔料(白雲母の表面に微
粒子二酸化チタンを5重量%被覆してなる紫外線
遮へい顔料)を配合した配合の透過率を示して
いる。 この第2図から明らかなように、二酸化チタン
量を同量にした場合、本発明の実施例1の紫外線
遮へい顔料は、顔料用アタナーゼ型二酸化チタン
や微粒子二酸化チタン(MT−500B)より、明
らかに紫外線遮へい効果が優れている。 次に本発明の紫外線遮へい顔料を配合してフア
ンデーシヨンを調製した場合を実施例7および実
施例8で示す。なお、配合割合は重量部である。 実施例 7 (パウダーフアンデーシヨン) 成分〔A〕 タルク 20 実施例2の紫外線遮へい顔料 60 ステアリン酸亜鉛 5.0 着色顔料 5.0 成分〔B〕 流動パラフイン 6.0 ラノリン 5.0 モノオレイン酸ソルビタン 2.0 香 料 適 量 パウダーフアンデーシヨンの調製は、成分
〔A〕をヘンシエルミキサーで撹拌混合し、次に
成分〔B〕を加熱溶解し、これを成分〔A〕に加
え撹拌混合し、粉砕機で粉砕し、金皿にプレス成
型して製品化することによつて行つた。 上記のようにして調製されたパウダーフアンデ
ーシヨンは、フアンデーシヨンとしての一般的特
性を備え、かつ実施例2の紫外線遮へい顔料に基
づく優れた紫外線遮へい効果を有し、また皮膚に
塗布したときの感触、伸びとも良好であつた。 実施例 8 (油性フアンデーシヨン) 成分〔A〕 カルナウバロウ 2.0 セレシン 2.0 マイクロクリスタリンワツクス 2.0 流動パラフイン 25.0 シリコーンオイル 15.0 ラノリン 5.0 成分〔B〕 実施例3の紫外線遮へい顔料 20 タルク 10 着色顔料 5 顔料用二酸化チタン 10 油性フアンデーシヨンの調製は、成分〔A〕を
85℃以上に加熱溶解し、撹拌しながら、その中に
あらかじめ混合しておいた成分〔B〕を少しづつ
加えてよく分散させた。その後、70℃まで放冷
し、香料を適量加えて金皿に充填し、常温まで放
冷して製品化するとによつて行つた。 上記のようにして調製された油性フアンデーシ
ヨンは、フアーデンシヨンとしての一般的特性を
備え、かつ実施例3の紫外線遮へい顔料に基づく
優れた紫外線遮へい効果を有し、また皮膚に塗布
したときの感触、伸びとも良好であつた。
セルロースのみの透過率を示し、2のアナターゼ
とは顔料用アナターゼ型二酸化チタンを配合した
配合の透過率を示し、3のMT−500Bとは微
粒子二酸化チタン(MT−500B)を配合した配
合の透過率を示し、4の5%コートマイカとは
実施例1の紫外線遮へい顔料(白雲母の表面に微
粒子二酸化チタンを5重量%被覆してなる紫外線
遮へい顔料)を配合した配合の透過率を示して
いる。 この第2図から明らかなように、二酸化チタン
量を同量にした場合、本発明の実施例1の紫外線
遮へい顔料は、顔料用アタナーゼ型二酸化チタン
や微粒子二酸化チタン(MT−500B)より、明
らかに紫外線遮へい効果が優れている。 次に本発明の紫外線遮へい顔料を配合してフア
ンデーシヨンを調製した場合を実施例7および実
施例8で示す。なお、配合割合は重量部である。 実施例 7 (パウダーフアンデーシヨン) 成分〔A〕 タルク 20 実施例2の紫外線遮へい顔料 60 ステアリン酸亜鉛 5.0 着色顔料 5.0 成分〔B〕 流動パラフイン 6.0 ラノリン 5.0 モノオレイン酸ソルビタン 2.0 香 料 適 量 パウダーフアンデーシヨンの調製は、成分
〔A〕をヘンシエルミキサーで撹拌混合し、次に
成分〔B〕を加熱溶解し、これを成分〔A〕に加
え撹拌混合し、粉砕機で粉砕し、金皿にプレス成
型して製品化することによつて行つた。 上記のようにして調製されたパウダーフアンデ
ーシヨンは、フアンデーシヨンとしての一般的特
性を備え、かつ実施例2の紫外線遮へい顔料に基
づく優れた紫外線遮へい効果を有し、また皮膚に
塗布したときの感触、伸びとも良好であつた。 実施例 8 (油性フアンデーシヨン) 成分〔A〕 カルナウバロウ 2.0 セレシン 2.0 マイクロクリスタリンワツクス 2.0 流動パラフイン 25.0 シリコーンオイル 15.0 ラノリン 5.0 成分〔B〕 実施例3の紫外線遮へい顔料 20 タルク 10 着色顔料 5 顔料用二酸化チタン 10 油性フアンデーシヨンの調製は、成分〔A〕を
85℃以上に加熱溶解し、撹拌しながら、その中に
あらかじめ混合しておいた成分〔B〕を少しづつ
加えてよく分散させた。その後、70℃まで放冷
し、香料を適量加えて金皿に充填し、常温まで放
冷して製品化するとによつて行つた。 上記のようにして調製された油性フアンデーシ
ヨンは、フアーデンシヨンとしての一般的特性を
備え、かつ実施例3の紫外線遮へい顔料に基づく
優れた紫外線遮へい効果を有し、また皮膚に塗布
したときの感触、伸びとも良好であつた。
第1図は実施例1〜3で得られた紫外線遮へい
顔料の波長に対する光透過率を示すグラフであ
り、第2図は実施例1で得られた紫外線遮へい顔
料と市販の顔料用アナターゼ型二酸化チタンおよ
び微粒子二酸化チタンの波長に対する光透感率を
示すグラフである。
顔料の波長に対する光透過率を示すグラフであ
り、第2図は実施例1で得られた紫外線遮へい顔
料と市販の顔料用アナターゼ型二酸化チタンおよ
び微粒子二酸化チタンの波長に対する光透感率を
示すグラフである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 平均粒径0.5〜100μmの雲母の表面に、雲母
に対して5〜20重量%の被覆量でかつ真珠光沢
感、光輝感および隠蔽力が実質上発現しない被覆
厚みにおいて微粒子二酸化チタンを被覆してなる
紫外線遮へい顔料。 2 表面が疎水性物質で処理されている特許請求
の範囲第1項記載の紫外線遮へい顔料。 3 疎水性物質が有機ケイ素化合物である特許請
求の範囲第2項記載の紫外線遮へい顔料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3143186A JPS62187770A (ja) | 1986-02-14 | 1986-02-14 | 紫外線遮へい顔料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3143186A JPS62187770A (ja) | 1986-02-14 | 1986-02-14 | 紫外線遮へい顔料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62187770A JPS62187770A (ja) | 1987-08-17 |
| JPH0587545B2 true JPH0587545B2 (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=12331046
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3143186A Granted JPS62187770A (ja) | 1986-02-14 | 1986-02-14 | 紫外線遮へい顔料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62187770A (ja) |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| LU87030A1 (fr) * | 1987-10-28 | 1989-05-08 | Oreal | Utilisation en cosmetique de nouvelles substances a titre de reflecteurs du rayonnement infrarouge,compositions cosmetiques les contenant et leur utilisation pour la protection de l'epiderme humain contre le rayonnement infrarouge |
| JPH01143822A (ja) * | 1987-11-30 | 1989-06-06 | Shiseido Co Ltd | サンスクリーン化粧料 |
| JPH0517329A (ja) * | 1991-07-04 | 1993-01-26 | Teika Corp | 鱗片状顔料組成物、その製造方法および上記鱗片状顔料組成物を配合した化粧料 |
| JP3643144B2 (ja) * | 1995-08-04 | 2005-04-27 | メルク株式会社 | 新規な真珠光沢顔料およびその製造方法 |
| JP3745688B2 (ja) * | 2002-01-22 | 2006-02-15 | メルク株式会社 | 化粧用体質顔料およびその製造方法 |
| JP4836665B2 (ja) * | 2006-05-23 | 2011-12-14 | トピー工業株式会社 | 複合粉体及びその製造方法 |
| JP4979995B2 (ja) * | 2006-06-26 | 2012-07-18 | 日揮触媒化成株式会社 | ベージュ色の色相を呈する非干渉性のカラーフロップ粉体およびこれを配合してなる化粧料 |
| JP5558061B2 (ja) * | 2009-09-18 | 2014-07-23 | 日本メナード化粧品株式会社 | 固形粉末化粧料 |
| JP7003360B2 (ja) * | 2017-03-03 | 2022-01-20 | ポーラ化成工業株式会社 | 固形粉末化粧料 |
| CN107236237A (zh) * | 2017-06-30 | 2017-10-10 | 常州思宇环保材料科技有限公司 | 一种紫外屏蔽材料的制备方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS493824A (ja) * | 1972-05-04 | 1974-01-14 | ||
| JPS5265528A (en) * | 1975-11-26 | 1977-05-31 | Kansai Paint Co Ltd | Thermosetting powder coating composition for metallic finish |
| JPS6094464A (ja) * | 1983-10-21 | 1985-05-27 | メルク・パテント・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 薄片状顔料およびその製造法 |
-
1986
- 1986-02-14 JP JP3143186A patent/JPS62187770A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62187770A (ja) | 1987-08-17 |
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