JPH0587570A - 水深計付き電子時計 - Google Patents

水深計付き電子時計

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JPH0587570A
JPH0587570A JP3274957A JP27495791A JPH0587570A JP H0587570 A JPH0587570 A JP H0587570A JP 3274957 A JP3274957 A JP 3274957A JP 27495791 A JP27495791 A JP 27495791A JP H0587570 A JPH0587570 A JP H0587570A
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雅一 市川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、水深計付電子時計において外装ケー
ス等に組み込まれた又は計時変化で発生する増幅回路の
オフセットの変動が原因による誤った水深表示の回避。 【構成】水深計付電子時計において、水深計測を行うた
めの計算式に必要な異なる2値の圧力メモリデータD
a,Dbと、外装ケース等に組み込まれた後に、再度ど
ちらか一方メモリデータと同一の圧力下でA/D変換値
Dcをとり、センサ情報データ処理回路50でメモリデ
ータとA/D変換値Dcを比較し、それを表示装置6に
表示する。 【効果】 外装ケース等に組み込まれた状態で増幅回路
のオフセットの確認が出来、且つ簡単に校正が可能であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水圧を検出する半導体
センサ組立作業又は計時的な変動による誤水深表示を防
止する水深計付き電子時計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の水深計付き電子時計の構成を図6
に基づいて説明する。1はピエゾ効果を利用した半導体
圧力センサであり、圧力Pに対し比例した電圧Vp出力
する。以下半導体圧力センサを圧力センサと呼ぶ)2は
センサ駆動回路であり、前記圧力センサ1に定電流を流
して駆動する駆動回路である。3は増幅回路であり、該
増幅回路3は感度調整及びオフセットの調整を行わず定
まった増幅増幅率を持っている。従ってセンサー電圧V
sは一定倍率に増幅され増幅電圧Vaとして出力され
る。4はA/D変換回路であり後述するマイクロコンピ
ュータ55のタイミング信号Sに同期して、前記増幅電
圧Vaを入力してA/D変換データDcを出力する。5
0はセンサー情報処理回路でりメモリ設定回路51、第
1のメモリであるメモリA52、第2のメモリであるメ
モリB53、データ選択回路54、センサ特性式算出で
あるマイクロコンピュータ55により構成されている。
メモリ設定回路51は、前記A/D変換回路4から端子
Iに入力される変換データDcを端子Cに入力される外
部制御信号Pcに従い、端子O1又は端子O2より出力
し、メモリA52又はメモリB53に記憶する。前記メ
モリ設定回路51の端子O1より変換データDcが出力
されると、その変換データDcはメモリA52にメモリ
データDaとして記憶される。一方、端子O2より変換
データDcが出力されると、変換データDcはメモリB
53にメモリデータDbとして記憶される。なおメモリ
A52及びメモリB53は不揮発性メモリであり前記メ
モリ設定回路51により記憶させられると電源を切って
もその内容は保持されてる。データ選択回路54は端子
Cに供給されているマイクロコンピュータ55の制御信
号により端子I1に入力されている変換データDc、又
は端子I2に入力されている変換データDa、又は端子
I3に入力されている変換データDbを選択的に端子O
より出力して、マイクロコンピュータ55に供給し、セ
ンサー情報データDjに変換し出力する。6は表示装置
であり、前記センサ情報データDjを入力し、その値を
表示する。
【0003】上記構成を有するセンサ信号処理装置の動
作説明をする。通常この動作はセンサや回路を時計外装
ケースに組み込む前に行なうものである。先ず水深デー
タを出力するためのセンサ特性式の算出方法について説
明する。ある一定の圧力P1(例えば絶対圧1気圧)を
センサ1に加え、この状態でメモリ設定回路51のC端
子に外部制御信号Pcを入力し前記A/D変換回路4か
ら出力されている変換データDcをメモリA52に記憶
する。次に圧力P1より高い圧力P2(例えば絶対圧6
気圧)を圧力センサに加え、この状態でメモリ設定回路
51の外部制御信号Pcを入力し前記A/D変換回路4
から出力されている変換データDcをメモリB53に記
憶する。
【0004】これは図6に示すように圧力P1のときの
変換データDcをメモリデータDaとしてメモリA52
に記憶し、圧力P2のときの変換データDcをメモリデ
ータDbとしてメモリB53に記憶したことになる。次
にマイクロコンピュータ55による、センサ特性式の算
出について説明する。マイクロコンピュータ55はデー
タ選択回路54の端子Cを制御して、メモリA52に記
憶されているメモリデータDa(圧力P1のときの変換
データDc)と、メモリB52に記憶されているメモリ
データDb(圧力P2のときの変換データDc)を読み
込み、α、βを計算しセンサ特性式(1)を決定する。
【0005】 Dj=α×Dc+β ・・・・(1) α=(P2−P1)/(Db−Da) β=P1−α×Da なお、このセンサ特性式(1)の決定は電源投入時、1
回だけ行えば良い。該センサ特性式(1)は、圧力セン
サに加わる圧力Pによって発生する変換データDcを表
示情報としてのセンサ情報信号Djに変換するものであ
る。そして一度センサ変換式(1)が決定されると、以
降変換データDcはデータ選択回路54を介してマイク
ロコンピュータ55に読み込まれ、センサ特性式(1)
によりセンサ情報信号にDj(圧力Pに等しい)を算出
して表示装置6に圧力として表示する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら時計外装
ケースに組み込んだ後、あるいはユーザーが長期に使用
した場合において水深精度の変動があった。つまりメモ
リA52に記憶されているメモリデータDa(圧力P1
のときの変換データDc)及びメモリB53に記憶され
ているメモリデータDb(圧力P2のときの変換データ
Dc)を書き込んだ時点と時計外装ケースに組み込み時
の応力等が原因で増幅回路3のオフセット値が変化した
ためであった。上記の現象を図3及び図4を用いて説明
する。図3は圧力PとA/D変換値Dcのグラフであ
り、L1は前記メモリデータDa,Dbを書き込んだと
きの直線。L2は外装ケースに組み込み時に増幅回路3
のオフセット値が”+”側に変化した場合の直線であ
る。Dkは圧力P1下でのオフセットズレ許容範囲であ
り、増幅回路3のオフセット値が多少ズレてもA/D変
換回路4が通常使用上全く問題無く水深計測を行える範
囲である。Dk1は許容範囲の下限値及びDk2は許容
範囲の上限値を示す。前記直線L1において圧力P1下
ではA/D変換値Dc(=メモリデータDa)はオフセ
ットズレ許容範囲Dk内にあるため、人間が潜水可能な
最高圧力Phに対するA/D変換値Dh1は、A/D変
換回路4が追従できる限界値であるDmaxを越えるこ
となく圧力測定を行うことができる。しかし前記直線L
2におけて圧力P1時のA/D変換値Da’は、オフセ
ットズレ許容範囲Dkの上限値Dk2を越えてしまって
いるため圧力Phの時には限界値Dmaxに至り測定が
できなくなってしまう。
【0007】同様に外装ケースに組み込み時増幅回路3
のオフセット値が”−”側に変化した場合を下記に示
す。図4は図3と同様に圧力PとA/D変換値Dcのグ
ラフであり、L1は前記メモリDa,Dbを書き込んだ
ときの直線。L4は外装ケースに組み込み時に増幅回路
3のオフセット値が”−”側に変化した場合の直線であ
る。該直線L4は圧力P1下においてオフセットズレ許
容範囲Dkの下限値Dk1を下回っている。又圧力P3
に至っても前記A/D変換値Dcが0であり、圧力P1
から圧力P3までの計測はまったくできないため、もし
潜水を行った場合センサ情報信号Djは実際より低い値
を示す。
【0008】しかし従来の水深計付き電子時計では、外
装ケースに組み込んだままオフセットを確認及び校正す
ることができなかった為、上記欠点が見逃されるケース
があり大変危険であった。
【0009】本発明の目的は、上記欠点を改善し、半導
体圧力センサや増幅回路等を外装ケースに組み込んだ後
でもオフセットのズレ量を確認できる水深計付電子時計
を提供する事である。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明に於ける構成は、次のようである。外部水圧を検
出する半導体圧力センサと、該半導体圧力センサを駆動
するためのセンサ駆動回路と、前記半導体圧力センサか
らの出力電圧を増幅する増幅回路と、該増幅回路のオフ
セット電圧を調整するための抵抗選択回路と、前記増幅
回路の増幅電圧を一定の周期でA/D変換するA/D変
換回路と、該A/D変換回路からの異なる2つのA/D
変換データを記憶する第1のメモリと第2のメモリを有
すると共に、該2つのメモリに記憶されているデータを
基にして水深データを出力するためのセンサ特性式を算
出する第1の演算手段と、前記センサ特性式に従って前
記A/D変換回路からのA/D変換データを水深データ
に変換する第2の演算手段とを有するセンサ情報データ
処理回路と、該水深データを表示する表示手段を有する
水深計付き電子時計おいて、前記第1のメモリ又は第2
のメモリに記憶されているデータの一方と該メモリのデ
ータが記憶された時点と同一の圧力によるA/D変換デ
ータを比較し、該比較データを前記表示手段で表示する
ことを特徴とする。
【0011】
【実施例】以下図面により、本発明の水深計付き電子時
計について説明する。図1〜図5は、本発明に係わる水
深計付き電子時計の実施例を示すものである。図1はシ
ステムブロック図、図2は図1に示す構成図の増幅回路
3のオフセット量表示するための演算手段のフローチャ
アート図、図3と図4は図1に示す回路動作の圧力Pと
A/D変換値Dcを示すグラフ、図5はオフセット調整
用抵抗選択回路を示した回路図である。図1に於て、図
6と同一の要素には、同一番号を付し説明を省略する。
本発明の構成は次の通りである。
【0012】S1はデータ比較要求端子であり、前記マ
イクロコンピュータ55に入力されている。100はオ
フセット調整用抵抗選択回路であり、端子A、Bを介し
前記増幅回路3に接続されている。該オフセット調整用
抵抗選択回路100の構成は図5の如く101及び10
2はプルダウン抵抗であり、プルダウン抵抗101は片
側をグランドもう片側を”+”及びT1端子に接続され
ている。プルダウン抵抗102は片側をグランドもう片
側を”+”及びT2端子に接続されている。105、1
06及び107は2入力ANDゲートであり(以下AN
DゲートをANDと記載する)、該AND105の一方
の入力はT1端子に接続され、もう一方の入力はT2端
子に接続されている。AND106の一方の入力はイン
バータ103を介し(以下インバータをINVと記載す
る)T1端子に接続され、もう一方の入力はT2端子に
接続されている。AND107の一方の入力はT1端子
に接続され、もう一方の入力はINV104を介しT2
端子に接続されている。111,112及び113はト
ランスミッションゲート(以下トランスミッションゲー
トをTGと記載する)であり、コントロール信号が”
H”レベルで”ON”、”L”レベルで”OFF”とな
る。該TG111のコントロール信号は、前記AND1
05に接続され、一方の端子111aは端子Aに、他方
の端子111bは抵抗Rmを介し端子Bに接続されてい
る。TG112のコントロール信号は、前記AND10
6に接続され、一方の端子112aは端子Aに、他方の
端子112bは抵抗RSを介し端子Bに接続されてい
る。TG113のコントロール信号は、前記AND10
7に接続され、一方の端子113aは端子Aに、他方の
端子113bは抵抗Rbを介し端子Bに接続されてい
る。なお抵抗RS、抵抗Rb、抵抗Rmの抵抗値の関係
は、抵抗Rb>抵抗Rm>抵抗RSである。
【0013】上記構成を有する本発明による水深計付電
子時計の動作を図1、図2及び図3に基づいて説明をす
る。図1に示すデータ比較要求端子S1を”H”にする
とマイクロコンピュータ55はデータ選択回路54の端
子Cを制御し、メモリAの内容のデータDaを取り込
む。次にマイクロコンピュータ55は、タイミング信号
Sを出力し、圧力P1時の変換データDcを入力する。
更に下記に示すオフセット式(2)によりオフセット量
Dj1を算出し、
【0014】 Dj1 =α(Dc−Da) ・・・・(2) α =(P2−P1)/(Db−Da) 続いてマイクロコンピュータ55は下限値表示データ式
(3)及び上限値表示データ式(4)を算出する。 Dj2 =α(Da−Dk1) ・・・・(3) Dj3 =α(Dk2−Da) ・・・・(4) 上記オフセット式(2)によりオフセット量Dj1が正
になった場合マイクロコンピュータ55は表示装置6に
センサ情報信号Djとしてオフセット量Dj1及び上限
値表示データDj3を送る。又負になった場合マイクロ
コンピュータ55は表示装置6にセンサー情報信号Dj
としてオフセット量Dj1及び下限値表示データDj2
を送る。
【0015】もしオフセット量Dj1>上限値表示デー
タDj3の場合下記のような補正を行う。図3の示され
たL3は外装ケースに組み込み時に増幅回路3のオフセ
ット値が”+”側に変化した場合の直線L2を校正した
ときの直線である。この場合の校正方法は、図5の抵抗
選択回路100において、通常端子T1及び端子T2に
は”H”レベルが供給されておりAND105のみ”
H”レベルが出力されておりTG111が”ON”状態
にある。よて端子A、B間は抵抗Rmが接続されてい
る。端子T1に供給されている”H”レベル側接続をカ
ットし”L”レベルにする。するとAND105は”
L”レベルになり、TG111は”OFF”する。代わ
りにAND106は”H”レベルになり、TG112
は”ON”し端子A,B間には抵抗RSが接続される。
つまり端子A,B間に抵抗RSを接続することで前記増
幅回路3のオフセット値が下がり直線L2が直線L3に
移動したことになる。直線L3の場合は圧力P1下での
オフセットズレ許容範囲Dk内にあり、人間が潜水可能
な圧力Phに至っても限界A/D変換値Dmaxを越え
ることなくA/D変換値Dh1’として圧力測定を行う
ことができる。
【0016】同様に外装ケースに組み込み時増幅回路3
のオフセット値が”−”側に変化し、下限値表示データ
Dj2>|オフセット量Dj1|の場合下記のような補
正を行う。図4の如くL5はL4は外装ケースに組み込
み時の応力等が原因で増幅回路3のオフセット値が”
−”側に変化した場合の直線L4を校正したときの直線
である。この場合の校正方法は、第5図の抵抗選択回路
100において、端子T2に供給されている”H”レベ
ル側接続をカットし”L”レベルにする。するとAND
105は”L”レベルになり、TG111は”OFF”
する。代わりにAND107は”H”レベルになり、T
G113は”ON”し端子A,B間には抵抗RSが接続
される。つまり端子A,B間に抵抗Rbを接続すること
で前記増幅回路3のオフセット値が上がり直線L4が直
線L5に移動したことになる。直線L5の場合は圧力P
1下でのオフセットズレ許容範囲Dk内にあり、A/D
変換値は0になることなくA/D変換値Da”として圧
力測定を行うことができる。
【0017】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、外装への組み込み時における増幅回路のオフ
セット擦れがあった場合でも、外装への組み込んだ状態
でオフセット擦れを確認することができ、かつ上記原因
による誤った水深計測を回避する水深計付き時計を提供
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回路構成図である。
【図2】本発明のフローチャート図である。
【図3】本発明の回路動作の圧力Pに対するA/D変換
値Dcを示すグラフである。
【図4】本発明の回路動作の圧力Pに対するA/D変換
値Dcを示すグラフである。
【図5】本発明のオフセット調整用抵抗選択回路図であ
る。
【図6】従来例の回路構成図である。
【符号の説明】
1 圧力センサ 2 センサ駆動回路 3 増幅回路 4 A/D変換回路 6 表示装置 50センサ情報データ処理回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部水圧を検出する半導体圧力センサ
    と、該半導体圧力センサを駆動するためのセンサ駆動回
    路と、前記半導体圧力センサからの出力電圧を増幅する
    増幅回路と、該増幅回路のオフセット電圧を調整するた
    めの抵抗選択回路と、前記増幅回路の増幅電圧を一定の
    周期でA/D変換するA/D変換回路と、該A/D変換
    回路からの異なる2つのA/D変換データを記憶する第
    1のメモリと第2のメモリを有すると共に、該2つのメ
    モリに記憶されているデータを基にして水深データを出
    力するためのセンサ特性式を算出する第1の演算手段
    と、前記センサ特性式に従って前記A/D変換回路から
    のA/D変換データを水深データに変換する第2の演算
    手段とを有するセンサ情報データ処理回路と、該水深デ
    ータを表示する表示手段を有する水深計付き電子時計お
    いて、前記第1のメモリ又は第2のメモリに記憶されて
    いるデータの一方と該メモリのデータが記憶された時点
    と同一の圧力によるA/D変換データを比較し、該比較
    データを前記表示手段で表示することを特徴とする水深
    計付き電子時計。
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