JPH0588158B2 - - Google Patents

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JPH0588158B2
JPH0588158B2 JP2357686A JP2357686A JPH0588158B2 JP H0588158 B2 JPH0588158 B2 JP H0588158B2 JP 2357686 A JP2357686 A JP 2357686A JP 2357686 A JP2357686 A JP 2357686A JP H0588158 B2 JPH0588158 B2 JP H0588158B2
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JP
Japan
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corrosion
cutter
outer blade
blade
resistant coating
Prior art date
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JP2357686A
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JPS62181083A (ja
Inventor
Hiroshi Nakagawa
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Maxell Ltd
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Hitachi Maxell Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、電気かみそりの網目状外刃に係
り、腐食がとくに刃先部に起こるのを可及的に抑
制すべく改善したものである。
[従来の技術] 従来、この種の網目状外刃いおいてこの全面も
しくは内刃との摺動面側を外刃素地金属より耐食
性の良い他の金属または合金などで被覆して腐食
防止を図ることはよく知られている(文献不詳)。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、上記のようにして防食処理された外刃
も、例えば、防食メツキ層にひずみがあり、局部
腐食または孔食を起こすことが多々ある。この場
合、孔食を起こす部分、つまり孔食発生箇所が刃
先部分であると、たちまち切れ味が低下し、外刃
寿命を極端に短くするという難点があつた。
この発明はかかる問題点を解決するためになさ
れたもので髭の切断に直接関与する外刃の少なく
とも刃先部を不動態域とし、髭切断に関与しない
外刃の内刃との摺動面側のその他の箇所を腐食域
とする手段をとることにより、その腐食域を優先
的にかつ集中的に腐食させて刃先部の腐食をでき
るだけ遅延せしめ、もつて外刃寿命を長くするこ
とを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明は、上記目的を達成するために、次の
ような手段をとつた。すなわち、この発明は、外
刃素地金属よりも耐食性に優れる耐食被膜12を
全面、もしくは内刃との摺動面側のみに形成する
網目状外刃を前提とし、そのうえで、外刃の内刃
との摺動面側の刃先部4を除く他の箇所に、前記
耐食被膜12によつて覆われていない外刃素地金
属の露出部5を形成してなる。
上記外刃素地金属の露出部5を形成する手段と
しては、例えば、外刃を電鋳法によつて製造する
さい、第2図dに示すように外刃の内刃との摺動
面側のカウンタシンク3の開口縁に、小さい捨て
突部11を形成しておいて、この外刃の全面に耐
食被膜12をメツキあるいはスパツタ等で形成し
たのち前記捨て突部11を、外刃の内刃との摺動
面側に内刃もしくはその他の部材を摺接する等す
ることにより簡単に欠落、欠損させ、この欠落に
より当該箇所に外刃素地金属の露出部5を形成す
ればよい。
また、外刃素地金属の露出部5の他の形成方法
としては、外刃を上記と同様に電鋳法によつて製
造する工程途上で外刃のカウンタシンク3のみ
に、耐食被膜12を剥がれ易くする酸化被膜13
を形成しておいて、外刃の全面に耐食被膜12を
形成したのち第5図に示すように前記カウンタシ
ンク3部分のみの耐食被膜12を剥離して当該箇
所に外刃素地金属の露出部5を形成するようにし
てもよい。
[作用] しかるときは、外刃の内刃との摺動面側の素地
金属の露出部5が、刃先部4よりも優先的にかつ
集中的に腐食促進することになる。
[発明の効果] この発明の網目状外刃は、外刃の内刃との摺動
面側であつて刃先部4以外の箇所に、外刃素地金
属の露出部5を形成してなるものであるから、刃
先部4の腐食を回避することができ、切れ味をで
きるだけ長く確保することができて外刃寿命を長
くするという利点がある。
[実施例 1] 第1図はこの発明に係る網目状外刃の第1実施
例を示しており、この外刃は多数の毛導入孔1と
これを囲む断面皿形のリブ2を有し、リブ2の内
刃との摺動面側にはカウンタシンク3が形成さ
れ、リブ2の内刃との摺動面と毛導入孔2の内周
面との交わり部には刃先部4が形成されている。
そしてリブ2の内刃との摺動面とカウンタシンク
3との境界部に、外刃素地金属の露出部5を形成
している。
かかる外刃を電鋳法で製造する場合について説
明する。
まず、第2図aに示すように、導電性の電鋳母
型6の表面に、外刃の毛導入孔1に相当するパタ
ーンの電気絶縁膜7を形成する。この電気絶縁膜
7は、周知のように電鋳母型6の表面にホトレジ
ストを塗布あるいは貼付け、これをマスクを使っ
て光で部分的に露光し現像することによつて形成
される。次いで、電気絶縁膜7が形成された電鋳
母型6を電着槽(図示せず)に浸漬させて1次電
着を行つて、第2図bに示すごとく母型6の電気
絶縁膜7によつて覆われていない表面、すなわち
その母型6の導電表面に、断面山形の1次電着層
8を形成する。この1次電着層8は、従来の電鋳
外刃よりも1次電着量(電着厚さ)を少なくして
その山形の頂部付近が電気絶縁膜7の表面より高
く突出し、その山形のすそ部が電気絶縁膜7の表
面より低くなるように形成することによりその山
形の傾斜面と電気絶縁膜7との間に小さい凹溝9
を形成する。
次いで、上記母型6を水酸化ナトリウム等の水
溶液中で+電解して1次電着層8の表面に剥離処
理を行つたのち、ニツケル、またはニツケルとコ
バルトの合金などの2次電着を行つて第2図cに
示すごとく1次電着層8の表面上に外刃のリブ2
となる2次電着層10を形成する。この2次電着
により、上記凹溝9に、小さい捨て突部11が形
成される。
最後に、母型6を電着槽から引き上げて2次電
着層10を1次電着層8の剥離処理面から剥離す
れば、第2図dに示すごとく毛導入孔1と、カウ
ンタシンク3を有するリブ2とを有するととも
に、カウンタシンク3の開口縁に小さい突部11
を有する網目状外刃が得られる。
そして、この電鋳外刃は、第3図に示すように
その素地金属であるニツケル等よりも耐食性に優
れるロジウム、パラジウム、あるいはスズーコバ
ルト等のメツキでその全面に耐食被膜12を形成
する。しかるのち、この外刃を電気かみそりに組
み込み、内刃を外刃の内刃との摺動面側に対し摺
接させると、上記小さい捨て突部11がその内刃
との摺接により容易に掻き落とされ、第1図に示
すようにその欠落箇所に外刃素地金属の露出部5
が形成されるのである。
なお、上記捨て突部11を欠損、欠落させる他
の方法としては,外刃を電気かみそりに組み込む
前の段階で、外刃の内刃との摺動面側を適宜部材
で摺接して捨て突部11を落とし、露出部5を形
成することもできる。
この実施例によれば、外刃の電鋳にさいし1次
電着量を従来の電着量よりも僅かに少なくして1
次電着し、電鋳後1次電着により形成された小さ
い捨て突部11を欠落、欠損するという簡単な手
段で、外刃素地金属の露出部5が容易に形成され
る。また、1次電着量を少なくした分だけ、リブ
2の実質の厚みを増すことができて機械的強度に
優れる電鋳外刃を得ることもできる。
[実施例 2] つぎに、外刃の内刃との摺動面側のみに耐食被
膜を形成する第2実施例を挙げる。この場合は、
上記第1実施例の場合と同様に電鋳法で毛導入孔
1と、カウンタシンク3を有するリブ2とを有す
るとともに、カウンタシンク3の開口縁に小さい
突部11を有する網目状外刃を得たのち、この電
鋳外刃は、耐食性に優れたロジウム、パラジウ
ム、スズーコバルト、もしくは窒化チタン等の窒
化物の耐食被膜12をスパツタ等により、その内
刃との摺動面側のみに形成する。しかるのち第1
実施例の場合と同様に内刃の摺接手段等により捨
て突部11を欠落させれば、外刃素地金属の露出
部5が外刃の内刃との摺動面側に形成される。
もつとも、スパツタにより外刃全面に耐食被膜
12を形成することもできる。外刃の表面側にも
耐食被膜12を形成すれば、その表面側も腐食し
にくくなり、肌触りも良好となることは言うまで
もない。
[実施例 3] 第4図は網目状外刃のカウンタシンク3に、外
刃素地金属の露出部5を形成する第3実施例を示
している。この実施例においても外刃は電鋳法に
よつて製造し、電鋳後、耐食被膜を形成するので
あるが、第1実施例のものと異なる点は、1次電
着層8の表面に施される剥離剤として、2次電着
層10の剥離にさいし2次電着層10側に移行
し、耐食被膜の形成加工時にはその耐食被膜のメ
ツキを剥がれやすくするという、亜セレン酸を使
用する点にある。
すなわち、第5図aに示すように電鋳母型6の
表面への電気絶縁膜7の形成、および1次電着工
程までは、第1実施例の場合と同様に行う。1次
電着後は、第5図bに示すように1次電着層8の
表面に剥離処理を施すのであるが、この剥離剤と
して亜セレン酸を使用する。この処理により1次
電着層8の表面に形成されたセレンの酸化被膜1
3は、第5図dに示すように2次電着層10を1
次電着層8から剥離するときに2次電着層10の
カウンタシンク3側に転移付着する。
ついで、電鋳外刃を防食メツキするに先立ち、
メツキの密着性を良くするために上記電鋳外刃に
超音波脱脂、あるいは電解脱脂等の前処理を施
す。この前処理が行われても前記セレンの酸化被
膜13は外刃のカウンタシンク3から剥がれない
で該カウンタシンク3に付着したまま残る。かく
して、ロジウム、パラジウム等の防食メッキを外
刃の全面に施して耐食被膜12を形成する。この
とき外刃のセレンの酸化被膜13が形成されたカ
ウンタシンク3では耐食被膜12との密着性が悪
いため、防食メツキ後カウンタシンク3部分のみ
の耐食被膜12はすぐに剥がれて、第4図に示す
ように外刃素地金属の露出部19がカウンタシン
ク3に形成されることになる。
因に、上記1次電着層8の表面に施される剥離
剤としては、一般に水酸化ナトリウム等が用いら
れるが、水酸化ナトリウムの酸化被膜は上記防食
メツキ前に行われる前処理により簡単に剥がれる
ため、防食メツキとの密着性が低下せず、防食メ
ツキを目的通り容易に剥がすことができないので
ある。
この実施例においても外刃の電鋳工程、防食メ
ツキ工程に特別な工程を加えることなく、外刃の
カウンタシンク3に外刃素地金属の露出部5を簡
単に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る電気かみそりの網目状の
外刃の第1実施例を示す一部断面図、第2図a,
b,c,dはその外刃の電鋳法による製造工程
図、第3図は電鋳後の外刃に防食メツキを施した
状態を示す断面図である。第4図は本発明の第3
実施例を示す外刃の一部断面図、第5図a,b,
c,dはその外刃の電鋳法による製造工程図であ
る。 1……毛導入孔、2……リブ、3……カウンタ
シンク、4……刃先部、5……外刃素地金属の露
出部、11……捨て突部、12……耐食被膜。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 多数の毛導入孔1と、毛導入孔1を囲むリブ
    2とを有してなる電気かみそりの網目状外刃にお
    いて、外刃の少なくとも内刃との摺動面側に耐食
    被膜12を、刃先部4以外の箇所に耐食被膜12
    で覆われていない外刃素地金属の露出部5を設け
    るように形成してあることを特徴とする電気かみ
    そりの網目状外刃。
JP2357686A 1986-02-05 1986-02-05 電気かみそりの網目状外刃 Granted JPS62181083A (ja)

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JP2357686A JPS62181083A (ja) 1986-02-05 1986-02-05 電気かみそりの網目状外刃

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JPS62181083A JPS62181083A (ja) 1987-08-08
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